JPH02110381A - ガスレートセンサ - Google Patents

ガスレートセンサ

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JPH02110381A
JPH02110381A JP63263637A JP26363788A JPH02110381A JP H02110381 A JPH02110381 A JP H02110381A JP 63263637 A JP63263637 A JP 63263637A JP 26363788 A JP26363788 A JP 26363788A JP H02110381 A JPH02110381 A JP H02110381A
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JP
Japan
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sensor
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gas rate
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sensor output
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JP63263637A
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Yukinobu Nakamura
中村 之信
Tomoyuki Nishio
西尾 友行
Masayuki Ikegami
池上 雅幸
Takahiro Gunji
貴浩 郡司
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮亙九児 本発明は、センサ本体に作用する角速度を検出するガス
レートセンサに関する。
従来技術 一般に、ガスレートセンサは、密閉したケーシング内で
ノズル孔から感温素子対に向かってガス流を噴出させて
おき、外部からそのセンサ本体に角速度運動が加わって
ガス流が偏向したときに感温素子対に生ずる感温出力の
差に応じたセンサ出力をとり出して、そのときセンサ本
体に作用する角速度の向きおよび大きさを検出するよう
にしている。
しかして、この種のガスレートセンサにあっては、それ
がガス流の偏向によりP5温素子対における放熱量の変
化の微差を感知して角速度を検出するようにしたもので
あるので、外部温度の変化がガスレートセンサの感度に
大きく影響して、その検出精度を低下させてしまうもの
となっている6また、ガスレートセンサにあってはその
製造上の理由からして角速度が何ら作用していないとき
にも固有の出力を生ずることが否めず、そのためガスレ
ートセンサ出力のオフセット補正を行なわせる必要があ
るものとなっているが、そのガスレートセンサにおける
角速度が作用していないときのオフセットの対象となる
センサ出力自体が温度の影響を受けて変化するものとな
っている。
そのため従来では、外部温度の影響を受けることがない
ように、ガスレートセンサをヒータにより強制加熱して
内部温度を温度センサにより検出しながらそれが常に一
定となるような温度調整手段をとるようにしている。
しかしこのような温度調整手段をとるのでは。
ヒータ電源を投入してからセンサ内部の温度が所定に立
ち上がって安定するまでのあいだ、ガスレートセンサの
感度およびオフセラ1−出力値が変動して正確なセンサ
出力を得ることができないものになってしまっている。
また、温度調整をしているにもかかわらず、検出精度の
高いセンサ出力を生じさせるのに適切な温度調整とはい
いがたい部分が多分に存在している実状である。
ユ皓 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、センサ内
部の温度変化に追従した適切なオフセット補正、感度補
正を適宜なして、温度変化の影響が除去された高精度な
センサ出力を得ることができるようにしたガスレートセ
ンサを提供するものである。
l戊 本発明はその目的達成のため、ノズル孔から感温素子対
に向けて噴出されたガス流に対して角速度が作用したと
きに生ずるガス流の偏向にもとづいて前記感温素子対に
生じた感温出力の差に応じたセンサ出力を生ずるガスレ
ートセンサにおいて、センサ内部の温度を検出する手段
と、角速度が作用していないときのセンサ出力値をその
とき検出された温度とともに、電源オフ時にもその記憶
内容を保持することができるメモリに記憶する手段と、
その後における角速度の作用時に、そのとき検出された
温度に対応して前記メモリに記憶保持されているセンサ
出力値を読み出して、そのときのセンサ出力の補正を行
なわせる手段とをとるようにしている。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。
第2図に、本発明に係るガスレートセンサ本体の一構成
例を示している。
同図の構成にあって、ケーシングlは一端が閉塞され、
他端が開放された筒状のものからなっており、その間右
端の周縁にはフランジ2が形成されている。また、その
ケーシング1の横断面形状は円周上を等分した3箇所が
内方に向かって突出した隆起条となっており、それらの
隆起条と当接するセンサ本体4との間に軸方向の流路3
が形成されている。
また、ケーシング1内に収納されるセンサ本体4は、ホ
ルダ部5と首部6と筒体部7とから構成されており、そ
のホルダ部5によってケーシング1内に封じ込められた
ガスをシールドするようにしている。ホルダ部5内には
ポンプ室8が形成されており、そのポンプ室8内にはピ
エゾプレート9からなるダイアフラム式のポンプが設け
られ、そのポンプ作用によってガスが吐出口10から流
路3内に送り出されるようになっている。
流路3内に送り出されたガスは、筒体部7の端面の中央
部分に形成されたノズル孔11およびその周囲に複数形
成された整流孔12からその筒体部7の内部に形成され
たセンサ室13内に層流として噴出され、そのセンサ室
13の先方に設けられた感温素子対として設けられた一
対のヒートワイヤ14a、14b部分を通過したのちに
ポンプ室8に戻って再びポンプ作用によって流路3内に
送り出されるようになっている。
一対のヒートワイヤ14a、14bは、第3図に示すよ
うに、ノズル孔11の中心tiAo−〇に対して左右対
象となるように配設されており、ガスレートセンサ本体
に何ら横方向の角速度が作用しないときにはノズル孔1
1から噴出されたガスがその中心線○−○に沿ってまっ
すぐ流れて各ヒートワイヤ14a、14bに均等に当た
り、その各ヒートワイヤ14a、14bに対する放熱量
を等しくしている。
また、ガスレートセンサ本体に横方向の角速度ωが作用
すると、その大きさに応じてノズル孔11から噴出され
たガス流が図中点線で示すように偏向して各ヒートワイ
ヤ14a、14bのところにおいて中心@O−○からの
ずれεを生じ、そのためガス流が一方のヒートワイヤ1
4aに多く当たって各ヒートワイヤ14a、14bに対
する放熱量に差異をきたすことになる。その放熱量の差
異にもとづく各ヒートワイヤ14a、14bにおける各
感温出力の差に応じたセンサ出力が増幅回路15により
増幅されて外部に取り出され、そのセンサ出力の極性お
よび大きさによってガスレートセンサ本体に作用する角
速度ωの向きおよび大きさが検出されるようになってい
る。
なお、増幅回路15の回路基板16がケーシング1のフ
ランジ2部分に取り付けられている。図中、17はガス
レートセンサ本体を支持する支持筒である。
このように構成されたガスレートセンサ本体にあっては
、そのセンサ出力が温度に依存するものとなっており、
各ヒートワイヤ14a、14bの温度Tに対する抵抗値
をあられす関数をそれぞれR+(T) 、 Rz(T)
とすると、センサ出力Xは次式によって与えられる。
X=  (Rz(T)  /R+(T)  )  −1
・・・ (1)理想的には、R+(T) =R2(T)
となるように。
各ヒートワイヤ14a、14bに温度−抵抗特性が同一
のものを使用すれば、ガスレートセンサ本体に角速度が
何ら作用しないときには前記(1)式からセンサ出力X
が雰となって、その出力補正を行なわせる必要がない。
しかし実際は、製造上の問題などからして特性が同一の
ヒートワイヤ14a、14bを一対に設けることが困難
で、第4図に示すように、各ヒートワイヤ14a、L4
bの温度−抵抗特性がばらついてしまう。
そのため、ガスレートセンサ本体に角速度が作用しない
ときにもセンサ出力Xが零にならなくなってしまい、ま
た各ヒートワイヤ14a、14bにおける温度の変化に
対する抵抗の変化率がそれぞれ異なって角速度の検出誤
差を生じてしまうことになる。
しかして本発明では、特に、一対に設けられる各ヒート
ワイヤ14a、14bにおける温度−抵抗特性がばらつ
いている場合、その特性のばらつきに応じて、センサ出
力Xの温度補償を以下のようにしてEk適に行なわせる
ようにしている。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、ガスレートセ
ンサ本体18を自動車に搭載して、そのセンサ出力Xか
ら車両の進行方向の変化量を求めるような場合、ガスレ
ートセンサ本体18内に温度センサ19(第2図参照)
を設けてその内部湿度Tを検出するようにするとともに
、ガスレートセンサ本体18に角速度が作用していない
状態を検出するために1例えば車速センサ20を設けて
車両の停止状態を検出することができるようにし、CP
U、制御用ROMおよびRAMからなる信号処理装置i
21において、車速センサ20の出力信号Vから車両の
停止状態が検出されたときに、温度センサ19により検
出されたガスレートセンサ本体18の内部温度Tおよび
センサ出力Xoを読み込んで、記憶装!I22にセンサ
出力XO値をそのときの内部温度Tとともに記憶させ、
その後における車両の走行時に温度センサ19によって
検出されたガスレートセンサ本体18の内部温度Tに対
応して記憶装置22に記憶されているセンサ出力Xo値
を読み出して、そのときのガスレートセンサ本体18の
センサ出力Xのオフセット補正を演算処理によって行な
わせて、オフセット補正されたセンサ出力X’  (X
’ =X−Xo)を生じさせるようにしている。
記憶装=22としては、ガスレートセンサの電源オン時
に過去のオフセットデータが利用できるように、電源オ
フ時にも記憶内容を保持することができる不揮発性のメ
モリまたは電源バックアップ用の電池が内蔵されたメモ
リなどからなっている。
ガスレートセンサ本体18における内部温度Tに対する
センサ出力xO値の記憶は複数のサンプリング温度ごと
に行なわれ、各サンプリング温度ごとにおけるセンサ出
力XO値を逐次更新させながら記憶装!i!!22に記
憶させるようにして、ガスレートセンサ本体18におけ
る特性の経年変化に対処させるようにしている。
しかして本発明によれば、ガスレートセンサ本体18に
角速度が何ら作用していないときのセンサ出力XO値を
オフセット値として、ガスレートセンサ本体18に角速
度が作用しているときのセンサ出力X値のオフセット補
正を行なわせる際に、ガスレートセンサ本体18におけ
る内部温度Tの変化に追従した適切なオフセット値を設
定して、オフセット補正を精度良く行なわせることがで
きるようになる。
またその際1本発明では、ガスレートセンサ本体18の
内部温度Tに応じたオフセット値を学習機能によって実
際に即した最適値に設定するようにしているため、常に
高精度なセンサ出力X′を得ることができるようになる
1u長 以上1本発明によるガスレートセンサにあっては、角速
度が作用していないときのセンサ出力値をそのとき検出
されたセンサ内部の温度とともに。
W1imオフ時にもその記憶内容を保持することができ
るメモリに記憶し、その後における角速度の作用時に、
そのとき検出されたセンサ内部の温度に対応してメモリ
に記憶保持されているセンサ出力値を読み出して、その
ときのセンサ出力の補正を行なわせるようにしたもので
、センサ内部の温度変化に追従した最適なセンサ出力の
補正を行なわせることができるという優れた利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図はガスレートセンサ本体の構成例を示す平断面図、第
3図はガスレートセンサ本体に角速度が加わったときの
ガス流の偏向状態を示す図、第4図はガスレートセンサ
本体における一対のヒートワイヤにおける各温度−抵抗
特性を示す特性図である。 第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ノズル孔から感温素子対に向けて噴出されたガス流に
    対して角速度が作用したときに生ずるガス流の偏向にも
    とづいて前記感温素子対に生じた感温出力の差に応じた
    センサ出力を生ずるガスレートセンサにおいて、センサ
    内部の温度を検出する手段と、角速度が作用していない
    ときのセンサ出力値をそのとき検出された温度とともに
    、電源オフ時にもその記憶内容を保持することができる
    メモリに記憶する手段と、その後における角速度の作用
    時に、そのとき検出された温度に対応して前記メモリに
    記憶保持されているセンサ出力値を読み出して、そのと
    きのセンサ出力の補正を行なわせる手段とをとるように
    したことを特徴とするガスレートセンサ。
JP63263637A 1988-10-19 1988-10-19 ガスレートセンサ Expired - Fee Related JPH0614065B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5272077A (en) * 1975-12-05 1977-06-16 Hitachi Ltd Positioning system
JPS59180609U (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 カネコ計測工業株式会社 温度補正機能を持つ測長器
JPS6034311U (ja) * 1984-07-16 1985-03-08 三菱重工業株式会社 油圧圧下式圧延機
JPS63243763A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Tamagawa Seiki Co Ltd ガスレ−トセンサ

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