JPH02109950A - ゲランガムとゼラチンの混合物 - Google Patents

ゲランガムとゼラチンの混合物

Info

Publication number
JPH02109950A
JPH02109950A JP1145528A JP14552889A JPH02109950A JP H02109950 A JPH02109950 A JP H02109950A JP 1145528 A JP1145528 A JP 1145528A JP 14552889 A JP14552889 A JP 14552889A JP H02109950 A JPH02109950 A JP H02109950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelatin
gellan gum
gel
mixture
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1145528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2823241B2 (ja
Inventor
Carol L Wolf
キヤロル エル.ウオルフ
William M Lavelle
ウイリアム エム.ラヴエツレ
Ross C Clark
ロス シー.クラーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH02109950A publication Critical patent/JPH02109950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2823241B2 publication Critical patent/JP2823241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L89/00Compositions of proteins; Compositions of derivatives thereof
    • C08L89/04Products derived from waste materials, e.g. horn, hoof or hair
    • C08L89/06Products derived from waste materials, e.g. horn, hoof or hair derived from leather or skin, e.g. gelatin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/269Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of microbial origin, e.g. xanthan or dextran
    • A23L29/272Gellan
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/275Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of animal origin, e.g. chitin
    • A23L29/281Proteins, e.g. gelatin or collagen
    • A23L29/284Gelatin; Collagen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゲランガム(Ge1lan Gum )とゼラチンの配
合については既に記述されており、例えば米国特許第4
.517,216号(シム(Shill))はゲル強度
の相乗的増加を示す重量比5:1ないし1:5の混合物
について記述している。ゲランガムとゼラチンのコアセ
ルベートについては、チルバース(Chilvers)
外、カーボハイドレート・ボリマース (Carbohydrate  Po1ysers )
 (1987年)、1巻(2号)、及びケルコ・ビュリ
タン(KeIc。
bulletin) 、rゲラン・ガム・イン・マイク
ロエンキャブシュレーシッン(Gellan Gus+
 inMicroencapsulation )J 
 (1983年刊)、CD31に記述されている。
この発明の1つの具体化は、重量比1:20ないし1:
50のゲランガムとゼラチンさの乾燥混合物である。
この発明の他の具体化は、48.94ないし71’、3
0 !!量%の前記混合物、0.0ないし15.44重
量%の一価もしくは二価カチオン又はそれらの組合せ、
及び28.70ないし35.62重量%の封鎖剤(se
questrant)を含む乾燥混合組成物である。
他の具体化は、33.433ないし62. l O6重
量%の前記ゲランガム−ゼラチン混合物、0.401な
いし9.784重量%の一価もくしは二価カチオン又は
それらの組合せ(52,0ないし262.0ミリモルの
範囲のイオン濃度を与える十分量のカルシウム、マグネ
シウム、カリウム及びナトリウムが推奨される。)、2
4.336ないし24.995重量%の封鎖剤、及び1
2.498ないし32.448重景型O酸(最終ゲルp
Hを3.5ないし5.0にするための)を含む乾燥混合
組成物である。
他の具体化は、6.51ないし30.078重量%の前
記ゲランガム−ゼラチン混合物、I O,035ないし
89,518重量%の砂糖、0.042ないし8.80
21i量%の一価もしくは二価カチオン又はそれらの組
合せ(52,0ないし262.0ミリモルの範囲の濃度
を与える十分量のカルシウム、マグネシウム、カリウム
及びナトリウムが推奨される。)、2.62ないし21
.894重量%の封鎖剤、及び1.31ないし29.1
92重量%の酸(最終ゲルpHを3.5ないし5.0に
するための)を含む乾燥混合組成物である。
この発明の更に別の具体化は、すべての乾燥成分である
ゲランガム、ゼラチン、砂糖、イオン、酸及び封鎖剤と
の混合物を製造する工程、前記混合物に沸騰水道水を添
加し、2ないし20分間撹拌して溶解する工程、及び冷
却してゲルを形成する工程を含む乾燥混合物からゲラン
ガム−ゼラチンゲルを製造する方法である。
この発明の更に別の具体化は、ゲランガム、ゼラチン、
封鎖剤、及びイオンとの乾燥混合物を製造する工程、前
記混合物を水道水に添加し、2ないし20分間撹拌しな
がら加熱して溶解する工程、及び冷却してゲルを形成す
る工程を含むゲランガム、ゼラチンゲルの製造方法であ
る。
この発明の更に別の具体化は、ゲランガム、ゼラチン、
砂糖、イオン、酸(1又は複数)、及び封鎖剤との乾燥
混合物を製造する工程、前記混合物を水道水に添加し、
2ないし20分間撹拌しながら加熱して溶解する工程、
及び冷却してゲルを形成する工程を含むゲランガム−ゼ
ラチンゲルの製造方法である。
この発明の更に別の具体化は、ゲランガムとゼラチンと
の混合物を製造する工程、前記混合物を脱イオン水中で
加熱し混合することにより溶解する工程、一価及び/又
は二価イオンと任意に砂糖と酸又は塩基とを添加して最
終ゲルpHを3.0ないし9.0にする工程、及び冷却
してゲルを形成する工程を含むゲランガム−ゼラチンゲ
ルの製造方法である。水道水を脱イオン水のかわりに使
用する場合、ゲル化剤の溶解を実現するため封鎖剤を含
ませるのが望ましい。
この発明の更に別の具体化は、■:6ないし1:133
の比率のゲランガムとゼラチンを含むpH3,0ないし
9.0のゲルである。
ゲランガムは脱アシル化及び部分的に脱アシル化された
ゲランガム並びに米国特許第4,326,052号(カ
ン(Kang)外)及び第4,503,084号(ベア
ード(Baird)外)に示されたようなその透明化さ
れた形態を意味し、前記文献は参考としてここに組み入
れる。従って、ここで定義するように、「ゲランガム」
はその天然形!!(すなわち、十分にアシル化された)
を除く。
ゼラチンは典型的には水中で動物の皮、肘、靭帯及び/
又は骨を煮沸することによりコラーゲンから得られる水
溶性タンパク質の混合物である。
ゲランガムに関する参照はガムと水の有効量及び任意に
砂糖、脂肪、ヒドロコロイド、タンパク質、着色剤及び
香味剤、並びにグリコールを含む追加の無機又は有機溶
媒を含む水性単相又は二相系であることは当業者に理解
されるであろう。
ゲランガムとゼラチンの混合物は、乾燥混合物として又
は水溶液を配合することにより、又は2つのうち1つを
他の水溶液に添加することにより製造することができる
。ゲルはゲランガムとゼラチン粒子の両方を溶解するた
め、沸騰水を添加して2ないし20分間混合し、次いで
熱水溶液を冷却することにより好便に形成される。
この発明の混合物は全溶液の0.5ないし4.1重量%
、好ましくは1.24ないし2.06重量%の範囲の量
で使用される。
多くの応用において、ゲランガム−ゼラチンゲルは冷蔵
の必要が無く、これは冷蔵しなければならないゼラチン
ゲルに対して著しい利点である。
ゲランガム−ゼラチン混合物は一連の有用なゲル性の工
業及び食品生産物の製造に使用することができる。典型
的なゲル性の食品生産物は加工された野菜、果実、肉と
魚、アスビック、ペットフード、水と牛乳を基材とする
デザート、シロップ及びトッピングを含む。一般にこれ
らのゲル性の生産物は食品成分と溶解したゲランガム−
ゼラチン混合物の水性組成物を製造することにより作ら
れる。ゲル化は少なくとも75°Cで2ないし60分間
加熱し、次いで組成物を室温まで冷却することにより実
現される。
使用するゲランガムとゼラチンの比率と使用水準に基づ
いて、使用する食品成分の種類と量、生地の有用な範囲
を決めることができる。
所望の適当なゲル強度、生地、ゲル化の様式などは個別
の最終使用に支配される。ここに示した試薬の種類と量
を変更すること、及び個別の問題を解決し又は所望の最
終生産物を実現することは当業者が到達しうる技術的範
囲内にあると考えられる。
ゲランガムとゼラチンの組合せは特別な生地の必要要求
を持つゲルの製造に使用することができる。多くの食品
生産物はこのコロイドの組合せの多様性を利用すること
ができる。デザートゲル、他の酸性化したゲル、製菓及
び多くの他のゲル基材食品は、第1表に記述したような
成分を変動させることにより得られる生地の利益を得る
ことができる。
罪J二表 ゲランガム−ゼラチンゲル ゲランガム ゼラチン(タイプ八 又はB、50〜300 ブルーム(bloo…) 砂糖 イオンーー価 二価 封鎖剤 一条一丑一 水和時間 加熱時間 水和温度 加熱温度 H 全溶液の0.03〜0.25% 全溶液の0.18〜4.0% 全溶液の0.0〜40.0% 0.0250+++M 0.0−16.0mM 全溶液の0.50〜1.50% −1−」L−一− 2−60分 2−60分 20−100°C 75−100°C 3、O−9,0 所望の特性の輪郭を持つゲルは生地輪郭分析(Text
ure Profile Analysis(TPA)
 )を行うことにより決めることができる。TPAは数
種のゲル生地特性を同時に測定する生地測定法である。
インストロン・420トユニバーサル・テスティング・
インストルメント(Instron 4201 Uni
versalTesting Instrument)
で生地パラメータを測定し、分析用データをヒユーレッ
ト−パラカード・86B・コンピューター(Hewle
tt−Packard 86BCompu ter)に
移送する。この発明に最も関連する5つの生地特性を以
下に説明する(第1図も参照)。
モジュラスはカー変形曲線の最初の傾斜である。
それは少量圧縮した場合、試料が如何に行動するかの基
準であり、通常知覚される最初のゲルの硬さと密接に関
連する。単位は単位面積当たりの力にュートン/平方メ
ートル又はボントーカ(I!。
bf)/平方インチ)である。
硬度は圧縮の最初の周期の間の最大の力であり、最もし
ばしば破壊強度と関連する。硬度は力の単位にュートン
又はfbf)で表される。
脆性は破壊又は亀裂する点を明示するものであり、ゲル
を破壊するのに要する歪みのパーセントとして測定され
る。圧縮周期の極めて初期に破壊するゲルはより遅く破
壊するそれよりもろく、従って脆性値が小さいほどゲル
はよりもろい。
弾性は試料が如何に「ゴム状」であるかを示す。
それは最初の圧縮周期の後の試料の高さの元の試料の高
さに対する比率であり、これを百分率で表す。試料がそ
の元の高さに完全に戻る場合、弾性は100%である。
凝集性は試料の内部構造が如何に破壊するかの基準であ
る。強い内部構造の試料は高い凝集性値を持ち、それは
パーセントで表される。
TPAはボーン・エム・シー(Bourne、 M、 
C,)著、テクスチュア・プロファイル・アナリシス(
Texture Profile Analysis)
 、フード・テクノロジー(Food Technol
ogy) (1978年)、32巻(7号)、62ペー
ジに記述されている。
改良されたゼラチンのデザートゲルは明示された量のゲ
ランガム、ゼラチン、砂糖、−価と二価イオン、封鎖剤
及び酸(1又は複数)(第2表)を含む乾燥混合物(プ
ロトコル1による)から製造することができる。ゼラチ
ンゲル組成にゲランガムの添加は固化、溶融、タフニン
グ(ゲルが時間と共により高いモジュラスを表す現象;
エージング効果)、及び室温安定性を改良する。ゼラチ
ンゲルにゲランガムの添加により現れる特別な改良につ
いては以下に説明する。この混合物の代表的な組成を1
00%ゼラチンの対照と共に第3表に示す。
部」1 ゲランガム−ゼラチンゲル:乾燥混合物第1人 を辷1グ→鋤凪倉羨四域 ゲランガム1 砂糖 一価イオン 二価イオン 封鎖剤 水道水 条件 水和時間 水和温度 pH 全溶液の0.04〜0.06% 全溶液の0.0〜20.00% 50250mM 12mM 全溶液の0.50〜1.50% 82% 「囲 2−20分0 75−100°C 3,5−5,0 水道水 砂糖 ゼラチン(200ブトム) クエン酸カリウム アジピン酸 クエン酸・−水和物 硫酸カルシウム 香料 ゲランガム 合計 81.82 15、12 1.42 0.71 0.57 0.18 0、C8 0,05 J利乳 100.00 490ローの透過率 〉85% 230.00 42.50 4、oo 2、oo 1.60 0.50 0.22 0.15 J」乳 281.12 81.19 15.00 1.45 1.23 0.74 0.17 0.11 0.05 0.05 100.00 4刀、oo 42.50 4.10 3.50 2.10 0.50 0.28 0.15 四坦 281.12 82.11 230.00 15.1?  42.50 1.66  4.65 0.36  1.00 0.64  1.80 o、oo   o、o。
o、oo   o、o。
O,050,15 準 岨匁 100.00 280.10 本 ゲランガムのゼラチンに対する比率1:50ないし
1:20 ** 水和時間はバッチの大きさによる。
a、改」J」口号征代 5°Cに保った場合、ゲランガム−ゼラチンゲルは10
分で固化するのに対してゼラチン対照は40分で固化し
た。20°Cに保った場合、ゲランガム−ゼラチンゲル
は15分で固化するのに対してゼラチン対照は6時間で
固化しなかった。
b、攻泉皇起太耀遭 75°Cより高い温度で10分間保った場合ゲランガム
−ゼラチンゲルは?容融しなかった。ゼラチン対照は約
5FCで2.5分で溶融した。
C6良された固化強度の 現 ゲランガムのゼラチンゲルへの添加は固化強度を改良す
る。5°Cで1時間半の冷蔵後、ゲランガム−ゼラチン
ゲルのモジュラス値は0.56N/nfであり、これは
ゼラチン対照の0.18N/rrrの3倍であった。
d、減沙山犬ノ≧≦罎仁外汰栗 ゼラチンに配合したゲランガムはゼラチンゲルに対する
時間のタフニング効果をやわらげる。
10日間の間ゲルを5°Cに保った場合、ゲランガム−
ゼラチンゲルは硬さが12%減少したが、ゼラチンゲル
は9%増加した。
e、改 された室温安 性 ゲランガムは冷蔵下で十分固化した後、室温で固化が終
わるゼラチンゲルの安定性に僅かな増加を与える。最初
の6時間に、モジュラスと硬度における減少量はゼラチ
ン対照におけるよりゲランガム−ゼラチンゲルにおいて
少ない。
従って、ゲランガム−ゼラチンゲルは典型的な市販のゼ
ラチンゲルに対して次の利点を持つ。
a、速い固化時間 す、室温固化 C0遅い溶融時間 d、完全強度固化の速い発現 e、エージングのタフニング効果の減少f、冷蔵固化後
の室温安定性の改良 ゲル生地の変動は明示した量のゲランガム、ゼラチン、
砂糖、−価と二価イオン、及び酸(第2表)を配合する
ことにより実現することができる(プロトコル2による
)。
ゲランガム、ゼラチン、砂糖、イオン濃度及びpHの相
対及び絶対値を変えることにより生ずる効果は変動する
ので、所望の輪郭をつくるための試行錯誤的検討は冗長
になる可能性がある。コンピユータ化した数学的手段を
この課題を容易にするために利用することができる。こ
れらの変数の間の相互作用を計算する公知の数学式はテ
ーラ−・セコンド・オーダー・エキスパンション(Ta
ylorSecond 0rder Expansio
n)である。テーラ−式を計算するコンピュータプログ
ラムが推奨される。
そのようなプログラムはレスポンス・サーフエース・メ
ソドロジー(Response 5urface Me
thodology(R5M) )  (フォーモスト
ーマツタケッソン・リサーチ・アンド・デベロップメン
ト・センター(Foremost McKesson 
Re5earch & DevelopmentCen
ter )、6363 ・クラーク・アベニュー(C1
ark Ave、) 、ダブリン(Dublin) 、
カリフォルニア(California))である。
次の一般的ガイドラインは所望の効果を実現するために
どの要因を変動させることができるかの決定を助けるた
めに使用することができる。
盟久旦!門q殖果 ゼラチンはモジュラス、硬度、脆性、及び弾性に正に影
響する。従って、ゼラチンの系への添加はこれらの特性
を増加する。ゼラチンは凝集性に影響しないように見え
る。
ゲランガムはモジュラスに正の効果を持ち、又脆性に負
の効果を持つ。より多くのゲランガムを系に添加すると
、モジュラスは増加する一方ゲルはよりもろくなる。ゲ
ランガムは硬度、弾性又は凝集性に影響しないように見
える。
硬度はpHによって正に影響される。ρ11が高い程(
7,0まで)、ゲルは硬くなる。pHはモジュラス、脆
性及び弾性にも正に影響するが、硬度に対する程強くな
い。凝集性はpHによって負に影響され、すなわち最大
の凝集性は最小のpH水準で得られる。
砂糖は硬度と弾性に、及びより低い程度で脆性に正に影
響する。又、それはゲルの凝集性に負に影響する。
カリウムは硬度に、及びより低い程度で弾性に正に影響
する。それらは凝集性に強く及びモジュラスに弱く、そ
れぞれ負に影響する。脆性はカリウム水準により影響さ
れるように見えない。
叉匹祖ユ1几皇処末 TPA分析を用いて得られた結果の特別な例として、ゼ
ラチン(タイプ・A/200・ブルーム(type A
/200 Bloom)  )  1.8%、ゲランガ
ム0.04%、pH4,1、砂IJ!15%及びカリウ
ム65mMを用いてゲルを製造した。次にゼラチンとゲ
ランガムの水準を変動させた。R3Mによる測定により
予言された結果は次のように要約される。
1) モジュラスはゲランガムとゼラチンの水準を別々
に及び−緒に上げることにより増加する。ゲランガムと
ゼラチンを一緒に添加した場合、いずれか1つを単独に
添加する場合よりモジュラスに強い効果を与えるように
見える。
2)硬度はゼラチンの水準によりもっとも強く影響され
る。ゲランガムは硬度に対する効果は少ないように見え
る。ゲランガムの水準を増加すると(0,06%まで)
、硬度の所与の水準を保つためより多くのゼラチンを必
要とする。
3) ゼラチンの水準を増加するとゲルの脆性は減少す
るが、主な影響はゲランガムによる。ゲランガムはゲル
の脆性を増加する強い傾向を持つ。従って、ゲランガム
の水準が高い程、ゲルはもろい。
4) ゲランガムの水準を増加すると弾性は減少し、一
方ゼラチンを増加すると弾性は増加する。系のゼラチン
の水準が高い程、弾性の減少に必要とされるゲランガム
の水準は低い。従って、より高い水準においては、ゲラ
ンガムとゼラチンは弾性に対して拮抗的効果を持つよう
に見える。
5)凝集性は2つの条件、すなわち低いゼラチン水準に
組み合わせた高いゲランガム、及び低いゲランガム水準
に組み合わせた高いゼラチン水準により改良される。こ
れは他の拮抗的関係のように見える。
この系におけるカリウムの効果を評価するためゼラチン
1.8%、pH4,1及び砂IJ!15%に固定した。
各々の予言された反応についての観察は次の通りである
l) 最低のモジュラス値(0,80)は20mMない
し140sFjのカリウム水準と0.075%以下のゲ
ランガムで生じた。
2)弾性の最適条件は50mMより小さいが90mMよ
り大きいカリウムの水準と0ないし0.07%のゲラン
ガムの値に近い。
3) カリウム値が高い程、凝集性は低い。12%の値
がカリウムOmMで実現される。カリウム801以下で
は、ゲランガムは凝集性に効果はないように見える。
砂糖とpl+の関係は、ゼラチン1.8%、ゲランガム
0.04%及びカリウム65mMに保ち、2つの要因を
変動させることにより分析することができる。
pl+の効果 1) 最低のモジュラスには末端のpH3と7で到達す
る。pH5で最も高いモジュラスが得られる。
2)  pHが低い程ゲルは軟らかくなる。砂糖ハ硬度
により強く影響する。
3)一般に、すべての砂糖の水準において、pHが低い
程ゲルはもろくない。
pH4,1で、2及び15%の砂糖水準における脆性は
約70%である。最ももろいゲルは砂t!ilO%以下
でpH6〜7で生ずる。
4) ゲルはpHが末端の3と7の場合、砂糖の水準が
低い程弾性が高い。pH5で、系の弾性を維持するため
により多(の砂糖を必要とする。
5) 最も凝集性の少ないゲルはp)15と7の間で認
められる。砂糖はこの系における凝集性に影響するよう
に見えない。
低いpHはモジュラス、弾性及び凝集性を改良する一方
硬度と脆性に不利に影響する。ρ114.1で、硬度と
凝集性は砂糖の水準を変更することにより改良される。
砂$J! 15% l)砂1!15%、pH4,1におけるモジュラスは1
、ON/ldである。0.3ON/%の値に到達するた
めには、pl+は3.0以下に低下させなければならな
い。砂糖の水準の変化はモジュラス値に相違を生じない
2)硬度値は7.01bt以上である。硬度を減少させ
るためには、pH(を低下させなければならない。
3)砂tJ!15%、pH4,1における脆性は約70
%である。脆性値を改良するためには、pHは3.0に
低下させなければならない。
4) 弾性値はpuを下げることにより上げることがで
きる。
5) 凝集性値もpHを下げることにより上げることが
できる。
砂IIし踵 1)  pH4,l、砂tJ! 2%におけるモジュラ
スは1. ON/%であり、砂$115%の場合と差異
はない。
2) 砂糖を15%から2%に変化させると、硬度は6
.01b、から4.51b、に低下する。ここでは砂V
!j濃度は支配的な要因である。砂糖2%で、硬度はp
Hを約6.5に上げることにより増加することができる
3)砂糖の水準が低い程、低いpHにおけるゲルをもろ
くなくするように見える。低い砂糖の水準においては、
低い脆性は高い砂糖水準におけるより広いpl+範囲(
3,0〜3.5)で実現される。
4) 弾性は砂糖の水準を低くすると低下する。弾性を
改良するには、pHを3.0以下にするか又は7.0以
上にするか又は砂糖の水準を増加しなければならない。
5)凝集性は砂糖の水準を低くすることにより改良され
る。12%の凝集性水準はpi(を約3.5に低くする
ことにより到達することができる。
このような「無糖」系は砂糖15%のゲルより軟らかく
、弾性が低く、もろくなく、凝集性に富むゲルを創造す
る。モジュラスは砂糖含量により変化しないが、pHに
強く影響される。
これらの分析に基づいて、次の結論を引き出すことがで
きる。
l) ゼラチン、ゲランガム、砂糖、カリウム、及び酸
と塩基(pH)で製造したゲルの生地特性は、各々の成
分により特有な影響を受ける。全体として、ゼラチンは
その水準を増加すると、モジュラス、硬度、脆性及び弾
性を増強することによりゲル生地に最も影響を与える。
ゲランガムの添加はゲルの硬さ(モジュラス)を改良す
るが、一方その脆性を増加する。ゲランガムのモジュラ
スと脆性に対する効果はゼラチンのそれより強い。ゲラ
ンガムとゼラチンはモジュラスに対して僅かに相乗的効
果を示すが、脆性はゲランガムが支配的である拮抗的相
互作用の結果である。
2)  pHは硬度に強(影響するように見える。pH
が高い程ゲルは硬い。pHは低い程度で他の生地パラメ
ータに影響を与える。モジュラスと凝集性は低いpH水
準(3,0)で増加し、pH水準が高い程(7,0)、
ゲルは弾性に富みもろくなくなる。
3) 砂糖は3つの生地パラメータに強い影響を与える
。砂tJ!4度の増加は硬度と弾性を改良し、方凝集性
を減少する。
4)低い程度で、砂糖の添加はゲルをよりもろくなくす
る。
5) カリウムの水準が高い程、硬く凝集性の少ないゲ
ルを生ずる。カリウムの添加はモジュラスと弾性値を僅
かに増加するが、脆性に対する影響は少ないように見え
る。
この発明の次の実施例により更に明確にされるが、前記
実施例は例証するためであって限定するためのものでは
ない。
別記せぬ限り、温度は摂氏で示す。
プロトコル1 すべての乾燥成分(第3表と実施例1を参照)を−緒に
混合し、500mfのガラスビーカーに注入した。水道
水を加熱して沸騰させ、秤量し乾燥成分に添加した。溶
液をゼラチンが溶解するまで(約2分間)ゴム製へらで
撹拌した。
ゲルを第3表とプロトコル1に従って製造し評価し、次
の結果が得られた。
餅 ゲルはpH4,5ないし4.8の範囲にある。ゲルの透
明性はより高いpH水準で改良された。
肚 すべての場合、ゲランガム−ゼラチンゲルはゼラチン単
独に比べて著しく改良された固化を示した。
1雌 ゲランガムを含むゲルはゼラチン対照より高い温度(5
0°C以上)で著しく安定である。ゲランガムゲルは7
9°Cの平均最高温度を持ち、10分間加熱した後溶融
したものはなかった。ゼラチンゲルは45°Cの平均温
度で3分以内に溶融した。
閏但鬼爽 ゲランガム−ゼラチンゲルは1時間以内にゼラチン対照
のそれの3倍のモジュラス値を発現し、次いで17時間
後に安定化した。
タフニング 10日間にわたってゲランガムゲルは硬さ(モジュラス
)が減少する一方硬度は増加した。この行動はゼラチン
対照で観察されるそれと反対であった。
室温安定性 室温でゲルの固化が終わる6時間の間に、ゲランガム−
ゼラチンゲルはゼラチン対照より遅い速度で崩壊した。
氷医皮址快 ゲル組成は、炭酸カルシウム50ないし350ppmの
水硬度の変化により影響を受けそうもないことが、TP
Aと透明性データにより示された。
透明性 高透明性ゲランガム−ゼラチンゲルは490nHにおけ
る透過率が85.6%の透明性を有していた。
正規のゲランガム−ゼラチンゲルは72. O0%の透
過率が測定され、ゼラチン対照は91.00%の透過率
が測定された。
プロトコル2 実施例2〜4に示すゲルは次のように製造し評価した。
財料 ■) ケルコゲル(KELCOGEL)−透明化し脱ア
シル化したゲランガム 2) ゼラチン(アトランティック タイプ Al2O
2ブルーム) 3)砂糖(顆粒状) 4)ゲル化イオン(KCjl! 、 CaC1z  ・
21hO)5)  pH(0,1N IIcj2又は0
. I N Na0tlで調節)6)水(脱イオンした
水道水) 方丈 1) 指示した量のゲランガム、ゼラチン及び砂糖を乾
燥混合した。
2)225gの脱イオンした水道水を、風袋を秤量した
熱カップに添加した。
3)乾燥混合物を撹拌しながら水に添加した。冷溶液を
15分間混合した。
4) 混合物を撹拌しなから75°Cで15分間加熱し
た。
5)加熱時間が終わる頃、指示した量のイオンを添加し
、pHを必要により調節した。
6)熱カップを再び秤量し、熱水を添加して全溶液重量
を301gにした。
7)溶液を30秒間混合し、次いで十分に脂を塗った型
に注入した(各ゲルについて6回繰り返し)。
8)型を室温で30分間保ち、次いで4℃で22〜26
時間冷蔵した。
裏履桝主 く弾性に富むゲルの製造と評 極めて硬く高度に弾性に富むゲルを、ゼラチン3.85
%、ゲランガム0.075%、砂糖10%及びカリウム
75mMを、pH5,0で配合して製造した。
この配合物はモジュラス2.7N/n?、高度37.1
4zb、、脆性78.6%、弾性78.88%、及び凝
集性16.18%のゲルとなった。
3つの成分を一定に保ち(砂$1!10%、カリウム7
5mM、pH5)、ゲランガムの量をOないし0.15
%、ゼラチンを1.3ないし3.0%に変動させた場合
、各々の生地パラメータは、ゼラチンとゲランガム水準
の変化を増加すると著しく変化させることができる。R
5M予言的モデルは次の生地範囲は実現可能なことを示
している。
1、2〜2.6N/ポのモジュラス値、4.0〜20.
0zb、の硬度値、56〜72%の脆性、24〜60%
の弾性、及び5.25〜11.25%の凝集性の値は到
達可能である(第2〜6図参照)。
ゼラチン3%をpH7,0でゲランガム0.15%、砂
tJ! 20%、及びカリウム150mMと配合し、高
い跪性値(もろくないゲル)の極めて硬いゲルを作った
。このゲルはモジュラス2.ON/rd、硬度30.3
:M!b、、脆性79.82%、弾性78.60%、及
び凝集性18.04%であった。
3つの成分を一定に保ち(ゼラチン3.0%、ゲランガ
ム0.15%、砂IJ!!20%) 、pHを3.0な
いし7.0、カリウムを0ないし150n+Mに変動さ
せた場合、R3Mモデルは2.0〜2.8N/ポのモジ
ュラス値、16〜304!bfの硬度値、64〜78%
の脆性、35〜75%の弾性、及び6〜18%の凝集性
の値を予測する(第7〜11図参照)。
■ ゼラチン1.3%をpH3,0でゲランガム0.15%
(砂糖及びイオン無添加)と混合した。生成するゲルは
極めて弱いが高度に′a集性と弾性に富む。
ゲルはモジュラス値0.16N/ボ、硬度値0.751
!。
b2、脆性79.15%、弾性38.85%、及び凝集
性値43.40%であった。
砂糖とゲランガムの水準をそれぞれ0ないし20%及び
0ないし0.15%に変動させ、ゼラチン、カリウム、
及びpHを前記の値に一定に保つ場合、第12〜16図
に記載したようなゲル生地の範囲が実現される。モジュ
ラス値は0〜0.45 N7M、硬度値は0.8〜4.
OZb、、脆性は67〜77%、弾性は37〜45%、
及び凝集性は20〜40%の範囲にわたった。
プロトコル3 ゲランガム−ゼラチンゲルとゼラチン対照ゲル(実施例
5〜10)を、次のように製造し評価した。
林料              侠朋氷準1)ゲラン
ガム(透明化した)        0.05χ2)セ
ラチン(アトランティック タイプ A/200  ブ
ルーム)         1.65χ3)砂$1(顆
粒状)            15.00χ4)ゲル
化イオン:KCl          37mMCaC
l t  ・211zOB、4mM5)pH(0,5N
 HCl2で調節)4.16)水(脱イオンした水道水
)      1002にする方法 1) 指示した量のゲランガム、ゼラチン及び砂糖を乾
燥混合した。
2)225gの脱イオンした水道水を風袋を秤量した熱
カップに添加した。
3)乾燥混合物を撹拌しながら水に添加した。冷溶液を
15分間混合した。
4)混合物を撹拌しながら75℃で15分間加熱した。
5)加熱時間が終わる頃、指示した量のイオンを添加し
、pHを必要により調節した。
6) 熱カップを再び秤量し、熱水を添加して全溶液重
量を301gにした。溶液を30秒間混合した。
すべての実施例においてJELL−0ストロベリー・ゼ
ラチン・デザート(Strawberry Ge1at
inDessert )  (ゼネラル・フード・コー
ポレーション(General Food Corp、
) )  (ゼラチン約1.20〜1.75%)を市販
品対照として使用した。それは包装の指示に従って作っ
た。
ゲル溶液を伸長する接着テープの縁を持つ16X150
mのガラス製試験管に注入した。ゲルは試験管のガラス
製縁の約1.3cm(1/2インチ)上に伸びた。充満
させた試験管は指定した低温(0℃〜10°C)の冷蔵
庫内に置いた。注入後30分ないし8時間の時間間隔で
、テープの縁を除き、ゲルの上部を薄く切り取って固化
を評価した。3個の鉛散弾(プルーム・ゲロメーター(
Bloom Gelometer)より入手)を15.
2c+a(6インチ)の距離から表面に落とした。落ち
た散弾がゲル表面から侵入しない場合、固化していると
決定した。
製造方法の差異から、ゲランガム−ゼラチンゲルの始発
内部温度63.2°C1一方JELL−0のそれは42
.4°Cであった。ゲランガム−ゼラチンゲルは0°C
と5°Cで30分間で、又10°Cで40分間で固化し
た。JELL−0はO″Cと5°Cて40分間で、又1
0″Cで50分間で固化した。
冷蔵しないで固化するデザートゲルを実施例4に記述し
たように製造した。ゲランガム−ゼラチンは15℃で1
時間で固化し、これに対してJBLL−0は1−1/2
時間で固化した。20″C及びそれ以上では、JELL
−0は8時間で固化しないのに対して、ゲランガム−ゼ
ラチンゲルは20°Cで3時間、及び23°Cで6時間
で固化した。30°Cではいずれのゲルも8時間で固化
しなかった。
ル 20−2のゲル)8液を50−lのビーカーに注入し、
プラスチックのラップでおおい、5°Cで冷蔵した。2
4時間後、冷却したゲルを60mjl!の冷水道水を入
れたビーカー中に置いた。3個の鉛散弾(プルーム・ゲ
ロメーターにより入手)をゲル表面に約0.6 c+a
 (1/ 4インチ)離して置いた。
2個で一組のビーカーを200°Cに調節した熱板上に
置いた。3個の鉛散弾の内2個がゲル表面から侵入した
時間と温度を溶融点と決定した。
JELL−0は42°Cで平均溶融温度で溶融するのに
3分を要した。ゲランガム−ゼラチンゲルは40°Cの
平均温度で溶融するのに6・1/2分を要した。溶融時
間の大きな差は、ゼラチンゲルへのゲランガムの添加が
通常の温度条件下でゲル安定性に利することを示してい
る。
ゲル溶液を十分に脂を塗ったリング状型(アクリル製、
4.Ocm(1,5インチ)の高さのプラスチック製の
ふたと底カバーを持つリング)に注入し、直ちに5°C
の冷蔵庫内に置いた。■、2.4.6.17.24.4
8及び72時間の間隔でゲルを冷蔵庫から取り出し、固
化の強度をTPAで評価した。
測定した5つのTPA特性の内、モジュラスが最もゲル
固化強度の指標となった。1時間で、ゲランガム−ゼラ
チンゲルは0.32N/rrfのモジュラスを発現した
のに対して、ゼラチン対照とJELL−〇はそれぞれ0
.18及び0.14N/nfであった。
72時間にわたって、ゲランガム−ゼラチンゲル、ゼラ
チンゲル及びJELL−0は、それぞれ硬さが44%、
83%及び93%まで増加した。
ゲランガム−ゼラチンゲルは、ゼラチン対照又はJEL
L−0より高い初期の硬さを示し、又残留強度の展開は
小さかった。
ゲル溶液を十分に脂を塗ったリング状型に注入し、室温
に30分間放置し、次いで2°Cで24時間冷蔵した。
24.72時間、7.14及び21日にわたって生地の
変化を評価するため、TPA特性の測定を行った。
定量化因子としてモジュラスの変化を使用し、2 ’C
に保ったゲランガム−ゼラチンゲルは10%のモジュラ
スの変化により全時間にわたってタフネスが減少し、一
方JELL−0ゼラチンデザート対照では9%増加した
ゲル溶液を十分に脂を塗ったリング状型に注入し、室温
に30分間放置し、次いで2°Cで冷蔵した。24時間
後、すべてのゲルを冷蔵庫から取り出し計数器上に置い
た。ゲルをリング状型から取り出し底板上に静置した。
室温におけるゲル安定性を決定するため、型から除いた
直後及びl、2.6.8.24及び48時間後にTPA
特性を測定した。
硬さは最初の1時間に両方のゲルで劇的に減少し、2な
いし8時間に僅かに増加し、24時間まで一定に留まり
、48時間までにほぼ始発の硬さの値まで回復した。硬
度はほぼ同じパターンで追随したが、最後の硬度は始発
より大幅に高かった。
モジュラスと硬度における減少量は、最初の6時間にお
いては、JELL−0ゲルよりゲランガム−ゼラチンゲ
ルが少なかった。モジュラスの減少はJELL−0の4
2%に対して、ゲランガムゼラチンゲルでは37%であ
った。硬度はJELL−〇で64%減少したのに対して
、ゲランガム−ゼラチンゲルでは58%減少した。ゲラ
ンガムはゼラチンゲルの安定性に対して僅かな保護効果
を与えた。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的生地輪郭データを示すグラフ、第2図は
ゲランガム−ゼラチンゲルのモジュラスの範囲を示すグ
ラフ、 第3図はゲランガム−ゼラチンゲルの硬度の範囲を示す
グラフ。 第4図はゲランガム−ゼラチンゲルの脆性の範囲を示す
グラフ、 第5図はゲランガム−ゼラチンゲルの弾性の範囲を示す
グラフ、 第6図はゲランガム−ゼラチンゲルの凝集性の範囲を示
すグラフ、 第7図はゲランガム−ゼラチンゲルのモジュラスの範囲
を示すグラフ。 第8図はゲランガム−ゼラチンゲルの硬度の範囲を示す
グラフ。 第9図はゲラウカグ為−ゼラチンゲルの脆性の範囲を示
すグラフ。 tJSio図はゲランガム−ゼラチンゲルの弾性の範囲
を示すグラフ、 第11図はゲランガム−ゼラチンゲルの凝集性の範囲を
示すグラフ、 第12図はゲランガム−ゼラチンゲルのモジュラスの範
囲を示すグラフ、 第13図はゲランガム−ゼラチンゲルの硬度の範囲を示
すグラフ、 第14図はゲランガム−ゼラチンゲルの脆性の範囲を示
すグラフ、 第15図はゲランガム−ゼラチンゲルの弾性の範囲を示
すグラフ、 第16図はゲランガム−ゼラチンゲルの凝集性の範囲を
示すグラフである。 ケルコゲル ト豐ミq?力の99曽丹 図面の浄書(内容に変更なし2 ケルコゲル ″!55ヤミ9)印99匂合 ケルコゲル ?>5臀ス9〕つ99史介 5臀τ9〕の99史〉 吻達9> @ rye q q史≧ ケルコゲル 5豐ギ9〕の999≧ ケルコゲル qうト物樗93ワ999≧ ケルコゲル qさ5豐達9〕中99φに ケルコゲル ケルコゲル 芥5−よg T!1 r5 t;p c>9≧5吻壬9
〕の999≧ 手続補正書 (1)別紙の通り、 正式図面1通を提出致します。 平成1年8月15日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重量比が1:20ないし1:50のゲランガムとゼ
    ラチンとの混合物。 2、48.94ないし71.30重量%の請求項1記載
    の混合物、0.0ないし15.44重量%の一価もしく
    は二価カチオン又はそれらの組合せ、及び28.70な
    いし35.62重量%の封鎖剤を含む乾燥混合組成物。 3、33.433ないし62.106重量%の請求項1
    記載の混合物、0.401ないし9.784重量%の一
    価もしくは二価カチオン又はそれらの組合せ、24.3
    36ないし24.995重量%の封鎖剤、及び12.4
    98ないし32.448重量%の酸を含む乾燥混合組成
    物。 4、6.51ないし30.078重量%の請求項1記載
    の混合物、10.035ないし89.518重量%の砂
    糖、0.042ないし8.802重量%の一価もしくは
    二価カチオン又はそれらの組合せ、2.62ないし21
    .894重量%の封鎖剤、及び1.31ないし29.1
    92重量%の酸を含む乾燥混合組成物。 5、ゲランガム、ゼラチン、砂糖、イオン、酸(1又は
    複数)、及び封鎖剤との混合物を製造する工程、前記混
    合物に沸騰水道水を添加し、2ないし20分間撹拌しな
    がら溶解する工程、及び冷却してゲルを形成する工程を
    含む乾燥混合物からゲランガム−ゼラチンゲルを製造す
    る方法。 6、ゲランガム、ゼラチン、封鎖剤、及びイオンとの乾
    燥混合物を製造する工程、前記混合物を水道水に添加し
    、2ないし20分間撹拌しながら加熱して溶解する工程
    、及び冷却してゲルを形成する工程を含むゲランガム−
    ゼラチンゲルの製造方法。 7、ゲランガム、ゼラチン、砂糖、イオン、酸、及び封
    鎖剤との乾燥混合物を製造する工程、前記混合物を水道
    水に添加し、2ないし20分間撹拌しながら加熱して溶
    解する工程、及び冷却してゲルを形成する工程を含むゲ
    ランガム−ゼラチンゲルの製造方法。 8、ゲランガムとゼラチンとの混合物を製造する工程、
    前記混合物を脱イオン水中で加熱し混合することにより
    溶解する工程、一価及び/又は二価イオンと任意に砂糖
    と酸又は塩基とを添加して最終ゲルpHを3.0ないし
    9.0にする工程、及び冷却してゲルを形成する工程を
    含むゲランガム−ゼラチンゲルの製造方法。 9、ゲランガムとゼラチンとの混合物を製造する工程、
    前記混合物を水道水と封鎖剤中で加熱し混合することに
    より溶解する工程、一価及び/又は二価イオンと任意に
    砂糖と酸又は塩基とを添加して最終ゲルpHを3.0な
    いし9.0にする工程、及び冷却してゲルを形成する工
    程を含むゲランガム−ゼラチンゲルの製造方法。 10、0.5ないし4.1重量%又は1:20ないし1
    :50の比率のゲランガム及びゼラチンの混合物を含む
    pH3.0ないし9.0のゲル。
JP1145528A 1988-06-09 1989-06-09 ゲランガムとゼラチンの混合物 Expired - Lifetime JP2823241B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/204,449 US4876105A (en) 1988-06-09 1988-06-09 Gellan gum/gelatin blends
US204,449 1988-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109950A true JPH02109950A (ja) 1990-04-23
JP2823241B2 JP2823241B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=22757926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145528A Expired - Lifetime JP2823241B2 (ja) 1988-06-09 1989-06-09 ゲランガムとゼラチンの混合物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4876105A (ja)
EP (1) EP0345885B1 (ja)
JP (1) JP2823241B2 (ja)
CA (1) CA1337391C (ja)
DE (1) DE68924371T2 (ja)
HK (1) HK1007097A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031113A1 (fr) * 1994-05-11 1995-11-23 Kabushiki Kaisha Kibun Shokuhin Agent gelifiant comprenant de la gelatine modifiee par agar-agar, et aliment contenant ledit agent
JPH0920649A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Sanei Gen F F I Inc 基材組成物
JP2011030503A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Nippon Meat Packers Inc コラーゲン補給用のゲル状食品

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5190778A (en) * 1990-05-23 1993-03-02 Merck & Co., Inc. Foam-stabilized malt beverage
US5196220A (en) * 1990-05-23 1993-03-23 Merck & Co., Inc. Foam-stabilized malt beverage
DK0494417T3 (da) * 1991-01-10 1996-05-13 Basf Corp Fremgangsmåde til tværbinding af gelatine og til inkorporering af et materiale deri
BE1005742A3 (nl) * 1992-03-09 1994-01-11 Tessenderlo Chem Nv Hydrocolloide dispersie voor voedingen.
US5300151A (en) * 1992-06-10 1994-04-05 Atlantic Richfield Company Method of cleaning a tubular with hardened layer gelatin pig
NZ260540A (en) * 1993-05-21 1995-03-28 Rhone Poulenc Inc Fining agent for brewing comprising gellan gum and gelatin, use in removal of fines from beer
US5534286A (en) * 1994-06-01 1996-07-09 Monsanto Company No-fat gellan gum spread
US5654027A (en) * 1995-06-06 1997-08-05 Nutrasweet Company Concentrated gellan gum dispersion for use in fluid gel applications
US5641532A (en) * 1995-12-15 1997-06-24 The Procter & Gamble Company Beverages having stable flavor/cloud emulsions in the presence of polyphosphate-containing preservative systems by including gellan gum
US5750175A (en) * 1996-04-22 1998-05-12 Hubbell; Brenda C. Gel textured honey product
US5679334A (en) * 1996-08-14 1997-10-21 Bath & Body Works, Inc. Gel air freshener and method of making the same
WO1999033924A1 (en) * 1997-12-26 1999-07-08 Warner-Lambert Company Gelatine compositions
US6607776B1 (en) * 2000-04-11 2003-08-19 Indiana Soybean Board, Inc. Protein enhanced gelatin-like dessert
US6669977B2 (en) 2001-03-01 2003-12-30 Kraft Foods Holdings, Inc. Gelatin extender
US20040052852A1 (en) * 2001-09-25 2004-03-18 Michael Farber Carbohydrate-based delivery system for creatine and other bioactive ingredients
US7067150B2 (en) * 2002-04-16 2006-06-27 Scepter Holdings, Inc. Delivery systems for functional ingredients
US20080160086A1 (en) * 2004-02-19 2008-07-03 Scepter Holdings, Inc. Delivery Systems For Calcium
US20100221381A1 (en) * 2006-12-12 2010-09-02 Clabber Girl Corporation (an Indiana Corporation) Methods for producing an alginate crosslink coating of a wet ingredient
US20090155427A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Clabber Girl Corporation Alginate crosslink coating of an edible alcohol
US20110129588A1 (en) * 2009-11-30 2011-06-02 Metropolis Industries, Llc Process for preparation of a gelatinous food product containing alcohol
EP2925791B1 (en) * 2012-12-03 2017-03-22 Colgate-Palmolive Company Manufacturing processes for gellan gum-based fluid gels
GB201519646D0 (en) 2015-11-06 2015-12-23 Bubble Lab Ltd Toiletry products
GB201612820D0 (en) 2016-07-25 2016-09-07 Bubble Laboratories Ltd Toiletry products
WO2019168909A1 (en) * 2018-03-01 2019-09-06 Rich Products Corporation Moisture-retentive composition
CN109122857A (zh) * 2018-08-08 2019-01-04 华南理工大学 一种常温成型原味椰汁糕及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259152A (ja) * 1984-03-05 1985-12-21 メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド ゲランゴム/ゼラチンブレンド類
JPS6437259A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Sanei Kagaku Kogyo Kk Gelatin capsule

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4546002A (en) * 1984-02-24 1985-10-08 General Foods Corporation Cold-water-soluble gelatin powders
EP0275234A3 (en) * 1987-01-13 1989-07-26 Ciba-Geigy Ag Layers for photographic materials

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259152A (ja) * 1984-03-05 1985-12-21 メルク エンド カムパニ− インコ−ポレ−テツド ゲランゴム/ゼラチンブレンド類
JPS6437259A (en) * 1987-07-31 1989-02-07 Sanei Kagaku Kogyo Kk Gelatin capsule

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031113A1 (fr) * 1994-05-11 1995-11-23 Kabushiki Kaisha Kibun Shokuhin Agent gelifiant comprenant de la gelatine modifiee par agar-agar, et aliment contenant ledit agent
JPH0920649A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Sanei Gen F F I Inc 基材組成物
JP2011030503A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Nippon Meat Packers Inc コラーゲン補給用のゲル状食品

Also Published As

Publication number Publication date
HK1007097A1 (en) 1999-04-01
EP0345885A2 (en) 1989-12-13
EP0345885A3 (en) 1990-10-03
US4876105A (en) 1989-10-24
DE68924371T2 (de) 1996-03-28
EP0345885B1 (en) 1995-09-27
JP2823241B2 (ja) 1998-11-11
DE68924371D1 (de) 1995-11-02
CA1337391C (en) 1995-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02109950A (ja) ゲランガムとゼラチンの混合物
US3892870A (en) Artificial fruit and process therefor
BRPI0115606B1 (pt) produto de confeitaria congelado compósito compreendendo múltiplos componentes
US3510315A (en) Egg product
JPH0231935B2 (ja)
EP0154510A2 (en) Gellan gum/gelatin blends
DK157522B (da) Fremgangsmaade til formning af formfaste foderprodukter
EA031696B1 (ru) Полутвердый пищевой концентрат в виде пасты или геля
JPS6214751A (ja) ゲル化剤組成物
US3266906A (en) Algin gel and gelatin composition having high bloom strength and process
JP2022515777A (ja) 食用製品
US20080206419A1 (en) Process for Producing Konjac Product
WO2014020717A1 (ja) 球状ゲルおよびその製造方法
US4675195A (en) Stable banana product
IE780372L (en) Textured food product.
JP2012157278A (ja) 球状ゲルおよびその製造方法
US2865761A (en) Dietary gel composition
EP2096933A1 (en) Edible composition comprising a cheese ingredient and method of manufacturing such composition
JP2719976B2 (ja) 発泡ゲル状食品及びその製造法
JP6446183B2 (ja) ゲル状食品の製造方法
JPS63129969A (ja) コンニャクゼリ−の製造方法
WO2024204216A1 (ja) チーズとその製造方法
EP3071051A1 (en) Improved gelatine composition
US20040047965A1 (en) Milk product and process for its prouduction
JPH08154600A (ja) ゼリー及びその製法