JPH02109856A - 食品充填袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は食品充填袋に係り、フィルム製その他の耐水性
袋について、袋口の付近に袋自体により対応間隔を狭く
した充填通路を設け、袋口を内側に敗回巻込んで、前記
の充填通路の外面を横切らせた可剥保護片つきの接着剤
層に、可剥保護片を剥がせて貼り付けて耐圧強度を着し
く良好とし、袋内部に充填した食品が流動物であっても
漏れ出しが殆んど無い充填ができるようにするものであ
る。

（従来の技術） 実開昭５６−７５１４６号公報に袋口の付近からその袋
の両側に接して中心方向に下がり、袋の中心部に狭い充
填通路を形成するｔＢ着線を施してなる袋体が記載され
ている。しかしこの構成では袋の耐圧性を高めて充填し
た流動性食品の漏れ出しを可友釣に防ぐことができない
。

（発明が解決しようとする問題点・発明の目的）本発明
はスープのよ）な流動性食品、又は粉状、粒状などの流
動性をもった食品の充填を容易にするともに、充填した
流動性食品を袋自体の接着機能により耐圧性を高めてｉ
ｔ鎖できるようにすることを解決しようとする課題とし
、本発明の目的とするものである。

（問題、αを解決するための手ｐ２） 本考案の食品充填袋は前項に述べた目的に合致させたも
ので、具体的には袋口２の付近から、袋１の両１ｌ１３
．３に接して中心力向に傾斜形で下がって袋中６部に対
応間隔を狭くした充填通路７を形成してから再び両縁に
向かって傾斜形で下がるほぼ対称状の溶着線５．５を施
し、溶着Ｒ５，５の下面部に充填空所８を形成すると共
に、前記の袋口２を数回巻込んで接着する接着剤Ｊ’ｌ
１４を前記の充填通路７の外面を横切らせ、かつ可剥保
護片１５を貼って設けたことを特徴とする食品充填袋に
係り、耐圧性に優れ、充填物がスープその他の汁気の多
いものであっても、ｅ、分の洩れ出しを殆んど完全に防
ぐことができる進歩性がある。

本考案の好適な実施例を次に説明する。

（実施例） 第１図は自由に拡げることができる袋口２をもつ樹脂フ
ィルム、若しくは耐水紙で形成した袋１を示し、袋口２
以外の両側３．３及び底ＷＩ４は漏水しないように密封
されている。

本発明はこのようなＲ１の袋口２より少し下がった両側
３．３に接して中心力向に傾斜形ａで下かって中心部に
対応間隔を狭くした充填通路７を形成し、その通路の巾
をそのまま保持する縦線すを施してから、接縦、＠ｂの
下端から再び両側３．３に接続されるまで傾斜形ｃ’ｃ
’下がる溶着ＩＱ５．５をほぼ対称形に施して、袋口２
のｆ１近に充填、取出し部６を設け、充填通路７及び溶
着［５，５の下方から底側４までに袋口２と同じ巾の充
填空所３を構成する。溶着線５．５の外側（充填通路７
の外側）は本発明の作用上関係がない部分であるから溶
着線５．５と同じに面溶着して置くこともできる）。

袋口にの両面には、第３図によって明らかにしたように
折れにくい袋口保持片１１、ｌｌａを袋口２の両側外面
に貼り、若しくは９！１と同じ材料で隆条形に一体形成
し、−側の保持片１１に感圧性の接着剤層１２を設け、
該接着剤層１２に可剥保護片１３を貼る。

溶着線５．５には縦線す、ｂを施さなくても充填通路７
を形成できる。即ち上側の傾斜形ａの部分と下側の傾斜
形Ｃの部分とを直接に接続しておいても、充填、取出し
部６、充填通路７及び充填空所８が形成される。

本実施例は袋１の一側の面において、充填通路７の外面
を横切らせた感圧性の接着剤層１４を設け、該接着剤層
１４に可剥保護片１５を貼る。接着剤層１４は前記の接
着剤層１２の反対側の面に設ける。

袋口２に添って袋口保持片１１、ｌｌａが設けてあれば
、それらの保持片が袋口２の柔弱性を補強する。さらに
１方の袋口保持片１１に接着剤層１２と可剥保護片１３
が設けであると、充填後１こ袋口保持片ＩＬ１１ａ（袋
口保持片１１ａは設けないで置くことらできる）を芯に
して第６図のように袋口２を内側に祈り曲げてから可剥
保護片１３を外し取り、さらに１７図のように袋口２を
折り曲げ、接着剤層１２を袋１の一方の外面に接着して
袋口２を閉じることができる。充填通路７の外面を？ｉ
ｌｉのる接着剤層１４は、第７図の折曲げ部２１を芯に
して第８図のように袋口２を数回同じ方向に巻き込み、
適時に可剥保護片１５を剥がし取って、新たに出来た折
曲げ部２２の内面を、可剥保護紙１５を剥がし取った接
着剤層１４に接着する。

さらに別に添付された粘着テープ２３を第９．１０図の
ように鉢巻き状に接合することもできる。

（発明の作用及び効果） 本発明は袋口２の付近から、袋１の両側３．３に接して
中心方向に傾斜形で下がって袋中心部に対応間隔を狭く
した充填通路７を形成してから再び両縁に向かって傾斜
形で下がるほぼ対称状の溶着線５．５を施し、溶着線５
．５の下面部に充填空所８を形成すると共に、前記の袋
口２を数回巻込んで接着する接着剤層１４を前記の充填
通路７の外面を横切らせ、かつ可剥保護片１５を貼って
設けたことを特徴とし、可剥保護片１５を剥がし、袋口
２を内側へ数回内側に巻込むとその巻込み外面が接着剤
層１４に接着し、溶着線５．５によって袋口２及び充填
空所８より中を狭められた充填通路７を外面をから圧迫
する。

しかして流体圧力は通路の断面積に反比例する法則によ
り、中が狭められた充填通路７は、それより中が大きい
充填空所８より流体圧力の影響が少なく、しかも袋口２
の内側への第６図〜第８図に示された数回の巻込みによ
り厚みと直線保形性を生じ、溶着線５．５の外側と内側
（充填通路７）が、厚さと直線保形性のもとに接着剤１
１４に接着されるため、充填空所８にスープ等の液性食
品が充填され、袋１の外面から充填空所に外部から圧力
を加えても充填通路７の膨らみは殆んどなく、圧力の加
わり方も充填空所８に比べて小さく、充填空所８の充填
食品が充填通路７及び前記の巻込みによる迷路を通って
袋口２から漏れることは殆んどなく、耐圧性に優れた食
品充填を施すことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発明の
食品保存袋の正面図、第２図は溶着線５．５を明瞭にし
た袋１の一部切欠正面図、第３図は第１図Ａ−Ａ＃９Ｉ
切断側面図、第４図は拡大平面図、Ｐｔ５Ｓ図は第１図
Ｂ−Ｂ線切断拡大平面図、第６〜９図は袋口２の折り曲
げと溶着とを順次に説明した断面図、第１０図は充填物
充填後の袋１の斜視図である。 ａ→傾斜形　ｂ−＋縦線　Ｃ＋傾斜形 １→袋　２→袋口　３→両側　４→底側５．５→溶着＃
ｌ　７→充項通路 ８→充項空所　１４→接着剤層 １５→可剥保護片　２１→折曲げ部 ２２→折曲げ部 出願人　柳瀬ワ　イ　チ株式会社 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 袋口２の付近から、袋１の両側３、３に接して中心方向
   に傾斜形で下がつて袋中心部に対応間隔を狭くした充填
   通路７を形成してから再び両縁に向かつで傾斜形で下が
   るほぼ対称状の溶着線５、５を施し、溶着線５、５の下
   面部に充填空所３を形成すると共に、前記の袋口２を数
   回巻込んで接着する接着剤層１４を前記の充填通路７の
   外面を横切らせ、かつ可剥保護片１５を貼つて設けたこ
   とを特徴とする食品充填袋。