JPH02109685A - ギャのショットピーニング方法 - Google Patents

ギャのショットピーニング方法

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JPH02109685A
JPH02109685A JP26216788A JP26216788A JPH02109685A JP H02109685 A JPH02109685 A JP H02109685A JP 26216788 A JP26216788 A JP 26216788A JP 26216788 A JP26216788 A JP 26216788A JP H02109685 A JPH02109685 A JP H02109685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gears
shot peening
gear
shot
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26216788A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kawakami
稔夫 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ギヤ表面に鋼あるいは鋳鉄のショツト粒(
0,5〜1.0閣φの小球)を衝突させ、ギヤ表面だけ
を冷間加工硬化し、残留圧縮応力を生じさせるようなギ
ヤのショットピーニング方法に関する。
(従来技術) 従来、上述例のギヤのショットピーニング(shgtp
eening )方法としては、例えば、第2図に示す
如き方法がある。
すなわち、駆動源としてのモータ51の回転軸52に連
結した原動ギヤ53を設ける一方、回転柱54と回転盤
55とを一体連結したワーク台56を設け、このワーク
台56下端に取付けな従動ギヤ57を上述の原動ギヤ5
3に噛合させている。
また、例えば、4輪駆動車等の動力伝達手段として用い
られる対で噛合うドライブピニオン58とリングギヤ5
9との異径ワークを設け、上述のドライブピニオン58
を回転柱54に支持させる一方、上述のリングギヤ59
を回転盤55に支持させ、前述のモータ51の駆動によ
り各ギヤ53゜57およびワーク台56を介して上述の
ドライブピニオン58およびリングギヤ59を回転させ
ながら、単一のショットピーニング装ff60のショッ
ト投射部より投射されるショツト粒61・・・を、上述
のドライブピニオン58、リングギヤ59の歯面に衝突
させて、2つのワーク58.59を同時にショットピー
ニング処理する方法である。
この従来方法においては2つのワーク58.59を同時
処理することができるので、処理時間の短縮を図ること
ができる利点がある反面、次のような問題点があった。
つまり、上述の従来方法においてはドライブピニオン5
8とリングギヤ59とを同一駆動源としての単一のモー
タ51で回転制御している関係上、ワーク径の大きいリ
ングギヤ59の周速度が、ワーク径の小さいドライブピ
ニオン58の周速度と比軸して必然的に速くなり、被投
射面のカバレージ(coverage、ショツト粒が実
際に物理的接触した表面の面積とギヤ歯面全体の表面積
との比)はリングギヤ59の方がドライブとニオン58
に対して低くなり、両ギヤ58.59間において加工後
の表面硬さに大幅な差異が生じ、これらギヤ58.59
を対で噛合わせて駆動する場合に、表面硬さの小さいギ
ヤ(この場合はカバレージが低いリングギヤ59)が損
傷しなり或はドライブピニオン58がオーバピーニング
状態となって、かえって疲労強度の低減をきなす等の問
題点があった。
(発明の目的) この発明は、対で噛合う複数のギヤを同時に、しかも、
カバレージおよび表面硬さ(強度)が同等となるように
処理することができるギヤのショットピーニング方法の
提供を目的とする。
(発明の構成) この発明は、対で噛合う半径の異なる複数のギヤを同志
円上に独立支持し、上記複数のギヤの周速度をそれぞれ
に設けた各回転手段により所定の周速度に各々調整した
状態で、単一のショットピーニング装置により、同時に
ショットピーニング処理するギヤのショットピーニング
方法であることを特徴とする。
(発明の効果) この発明によれば、上述の各回転手段によりそれぞれに
独立して回転制御される複数のギヤの周速度を互に等し
く設定してショットピーニングするので、単一のショッ
トピーニング装置から投射されるショツト粒のカバレー
ジ(C0VeraQe )が複数のギヤ間で略等しくな
り2、この結果複数の被加工ギヤの表面硬さ(強度)を
同等にすることができる効果があり、ショットピーニン
グ加工後のギヤを対で噛合わせて駆動しても、これらギ
ヤの損傷を確実に防止することができる効果がある。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はギヤのショットピーニング方法を示し、第1図に
おいて、上下に離間配設されたアッパテーブル1とロア
テーブル2とを有するワーク公転用のターンテーブル3
を設け、このターンテーブル3の所定箇所には対で噛合
う半径の異なる複数のギヤすなわちドライブピニオン4
とリングギヤ5とを独立支持するワーク台としての回転
柱6と、回転盤7とを同志円上に配設している。
上述の回転柱6は、その下端小径部6aをロアテーブル
2のボス部7にベアリング8.8を介して可回動に支持
し、この小径部6a下面にはロアテーブル2の下方に位
置するように従動ギヤ9を一体的に形成している。
また、前述のドライブピニオン4を独立自転駆動させる
ための第1モータ10を設け、この第1モータ10の回
転軸11に連結した原動ギヤ12を、上述の従動ギヤ9
に噛合させている。
一方、前述の回転盤7はその下部に筒軸13を介して従
動ギヤ14を一体形成し、各テーブル1゜2間に位置す
る従動ギヤ14および筒軸13の下部をベアリング15
.16により可回動に支持している。
そして、前述のリングギャラを独立自転駆動させるため
の第2モータ17を設け、この第2モータ17の回転軸
18に連結した原動ギヤ19を、上述の従動ギヤ9に噛
合させている。
しかも、上述のドライブピニオン4の周速度と、リング
ギャラの周速度とが互に等しくなるように、各モータ1
0,17の回転数、各ギヤ12.9間のギヤ比、各ギヤ
19.14間のギヤ比を適正に設定している。
例えば、第1モータ10の回転数N1を第2モ−タ17
の回転数N2に対して、N1 >N2に設定する。
また、上述の回転柱6外周と筒軸13内周との間のショ
ツト粒流下空間20に対応するロアテーブル2には、該
空間20内と連通して、ショツト粒21・・・を下方へ
導出する複数のショット抜き22・・・を形成している
さらに上述の回転柱6、回転盤7の斜め上方には、ショ
ツト粒21・・・をこれらワーク台上のドライブピニオ
ン4、リングギヤ5に向けて投射する投射器23を配設
している。
なお、上述の投射器23は、そのインペラのコントロー
ルゲージの角度をショツト粒21・・・がドライブピニ
オン4側に対してリングギャラ側に多く当るように設定
することが推奨される。
第1図に示す装置を用いてドライブピニオン4およびリ
ングギヤ5を同時にショットピーニング処理するには、
上述のドライブピニオン4を回転柱6に、またリングギ
ャラを回転板7にそれぞれ独立して支持させ、第1モー
タ10および第2モータ17をそれぞれ駆動して、各駆
動系を介して上述のドライブピニオン4とリングギャラ
とを互に等しい周速度で回転(自転)させながら、投射
器23から所定の投射速度、投射ショット密度、投射角
でショツト粒21・・・を投射し、該ショツト粒21・
・・を上述のドライブピニオン4、リングギヤ5の歯面
に衝突させると、これら各ギヤ4.5の歯面は加工硬化
を起こし、残留応力が生じて、疲労強度が増す。
このように上述の各モータ10,17によりそれぞれに
独立して回転制御される2つのギヤ、つまりドライブピ
ニオン4とリングギヤ5との周速度を互に等しく設定し
てショットピーニングするので、単一の投射器23から
投射されるショツト粒21のカバーレージが各ギヤ4.
5間で略等しくなり、この結果、これらギヤ4.5の表
面硬さ(強度)を同等にすることができる効果があり、
ショットピーニング加工後において上述のドライブピニ
オン4とリングギヤ5とを対で噛合わせて駆動しても、
これらギヤ4.5の損傷を防止することができる効果が
ある。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の複数のギヤは、実施例のドライブピニオン4
とリングギャラとに対応し、 以下同様に、 回転手段は、第1モータ10および第2モータ17に対
応し、 ショットピーニング装置は、投射器23に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではなく、上述の投射器23はエアプラストによるもの
と、遠心力を利用するものとの何れであってもよいこと
は云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はギヤのショットピーニング方法を示す断面図、 第2図は従来のショットピーニング方法を示す断面図で
ある。 4・・・ドライブピニオン 5・・・リングギヤ10・
・・第1モータ   17・・・第2モータ23・・・
投射器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対で噛合う半径の異なる複数のギヤを同芯円上に
    独立支持し、 上記複数のギヤの周速度をそれぞれに設け た各回転手段により所定の周速度に各々調 整した状態で、単一のショットピーニング 装置により、同時にショットピーニング処 理する ギヤのショットピーニング方法。
JP26216788A 1988-10-17 1988-10-17 ギャのショットピーニング方法 Pending JPH02109685A (ja)

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JP26216788A JPH02109685A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 ギャのショットピーニング方法

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JP26216788A JPH02109685A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 ギャのショットピーニング方法

Publications (1)

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JPH02109685A true JPH02109685A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17371994

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JP26216788A Pending JPH02109685A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 ギャのショットピーニング方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366110A (en) * 1990-11-29 1994-11-22 Kabushiki Kaisha Ace Denken Game token dispenser
JP2001260028A (ja) * 2000-03-22 2001-09-25 Daihen Corp グリッドブラスト装置

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