JP4557353B2 - グリッドブラスト装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変圧器ケースの表面にグリッドブラスト処理を行なうグリッドブラスト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から塩害地域に用いられる変圧器ケースは、重防錆処理されている。この重防錆処理としては、一般に亜鉛メッキを行なっている。この場合、製缶加工により変圧器ケースを製作した後、高温で溶けた亜鉛を収容する亜鉛槽にこの変圧器ケースを漬けて亜鉛メッキするため、変圧器ケースが熱により歪むことがあり、且つ亜鉛の固まりが変圧器ケースの表面に付着したまま冷え固まることがあった。そのため、溶融亜鉛メッキした後に変圧器ケースの歪み取りを行なったり、表面の平面度が要求される部分に付着した亜鉛の固まりを削り取ったりする作業が必要になり、大規模な設備を必要とし、コストアップする問題点があった。
【0003】
一方、防錆処理として金属溶射、特に亜鉛・アルミ溶射が重防錆処理として有効であることはよく知られている。金属溶射を行なう場合、アーク溶射工法がよく実施されている。このアーク溶射工法は、電気アークによって発生したアーク中で溶融した金属をエアーによって吹き付けて変圧器ケースにアンカー効果で付着させる工法で、変圧器ケースの表面はRz>50、Sm<3(RzはJIS(B0601)で定義される十点平均粗さを表し、Smは粗面の凹凸間のピッチを表す。)の粗面形成が必要とされている。この条件を満たさない場合の溶射膜は耐久性に劣り、剥がれ落ちの原因となり、その製品の防錆処理性能の劣化を招くことになる。
【0004】
被処理物の粗面形成を行なう従来のグリッドブラスト処理では、通常エアーブラストと呼ばれる圧縮空気で鋼粒よりなるグリッド粒を吹き飛ばし、被処理物の表面にぶっつけて表面の粗面形成を行なう。この作業は、人手によることが多く、防塵処理を施したブースの中で顔面の保護を施して行なうため、非常に困難で、安全性に乏しい問題点がある。
【0005】
この問題点を解決するため、下記のようにして自動的にグリッドブラスト処理を行なうグリッドブラスト装置もある。
【0006】
このグリッドブラスト装置は、図6に示すように環状をなすコンベア1にその周方向に所定の間隔で回転軸2が垂直向きで回転自在に支持されている。これら回転軸2には、これを回転させる歯車3が取付けられている。これら回転軸2の下端には、被処理物である変圧器ケース4が底部4aを上向きにした逆さの状態で回転軸2の下端に吊り手段5で回転自在に吊下げ支持されるようになっている。
【0007】
このようなコンベア1で変圧器ケース4が吊下げられて搬送されるルートの途中には、グリッドブラスト処理を行なうためのブース6が設置されている。このブース6の前後の面は、観音開きの開閉扉7で開閉自在に閉じられていて、変圧器ケース4が当たって押されると自動的に開かれて、変圧器ケース4がブース6内に入ったり、ブース6から出ることができるようになっている。ブース6の上面には、回転軸2を通過させるスリット8が横断して形成されている。このスリット8は、回転軸2の通過を妨げないようにして図示しないシャッター部材で閉じられていて、グリッド粒が外に飛び出さないようになっている。
【0008】
図7(A)(B)に示すように、ブース6内の中央には被処理物である変圧器ケース4が達したときに、コンベア1による移送が一時停止されるようになっている。この状態では、ブース6内の中央に変圧器ケース4がその底部4aを上向きにした逆さの状態で、回転軸2の下端に吊り手段5で吊下げ支持されている。ブース6の外面には、被処理物である変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面上に並んで上下に位置を違えて2つのグリッド粒投射装置9,10が取付けられている。これらグリッド粒投射装置9,10は、例えば鋼粒よりなる多数のグリッド粒を所要の投射パターンで飛ばして被処理物である変圧器ケース4に当てて、グリッドブラスト処理を行なうようになっている。
【0009】
これらグリッド粒投射装置9,10は、図7(A)におけるA−A断面への投射パターン9a,10aが図8に示すように上下方向に長さをそれぞれ持っていて、これら投射パターン9a,10aが一部で重なって上下に位置がずれるようになっている。このようにグリッド粒投射装置9,10を配置すると、被処理物である変圧器ケース4の上側の面や下側の面にもグリッドブラスト処理を行なうことができる。
【0010】
また、ブース6内の中央には被処理物である変圧器ケース4が達して、コンベア1による移送が一時停止されると、この変圧器ケース4を支持している回転軸2に設けられている歯車3がモータの如き回転手段11の出力軸12の歯車13に噛み合って、回転軸2が回り、変圧器ケース4が回って、変圧器ケース4の全周にグリッドブラスト処理が行なわれるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような図7(A)(B)に示す構造のグリッドブラスト装置で、被処理物である変圧器ケース4のグリッドブラスト処理を行なうと、変圧器ケース4は図9(A)あるいは(B)に示すように外周に放射状に縦向きに張り出した多数の放熱フィンよりなる突起物14が突設されているので、変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面上に並んだグリッド粒投射装置9,10からのグリッド粒の流れ15は図10に示すように正面で対向する突起物14に沿って進み、このため該正面で対向する突起物14の両側面をグリッドブラスト処理することができない問題点があった。
【0012】
本発明の目的は、縦向きの放熱フィンが表面に突設されている変圧器ケースでも、該縦向きの放熱フィンの両側面に有効にグリッド粒を当ててグリッドブラスト処理を行なうことができるようにしたグリッドブラスト装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、放熱フィンが外周に突設された変圧器ケース(4)をその底部(4a)を上向きにした状態で吊下げて回転させつつその表面に多数のグリッド粒を投射して変圧器ケース(4)の表面のグリッドブラスト処理を行なうグリッドブラスト装置を改良するものである。
【0014】
本発明に係わるグリッドブラスト装置においては、変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)上に、上下に位置を違えて配置されて変圧器ケース(4)の上面及び下面にそれぞれグリッド粒を投射するように設けられた第1及び第2のグリッド粒投射装置(9)及び(10)と、変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)の両側にあって垂直方向に位置を同じにし、且つ変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)に対して所定の角度(θ)だけ内向きに傾斜した方向に沿って前記変圧器ケース(4)の放熱フィンの両側面にグリッド粒を投射するように設けられた第3及び第4のグリッド粒投射装置(16)及び(17)とが設けられる。
【0015】
上記第1及び第2のグリッド投射装置(9)及び(10)はそれぞれ、上下方向に長さを有する投射パターン(9a)及び(10a)を有して該第1及び第2のグリッド投射装置の投射パターン(9a)及び(10a)が一部で重なり合って上下に位置がずれた状態で並ぶように、第1及び第2のグリッド投射装置(9)及び(10)が設けられ、第3及び第4のグリッド投射装置(16)及び(17)は、上下方向に長さを有する投射パターン(16a)及び(17a)を有して、前記面(18)上に位置する変圧器ケースの中心から左右に等距離(L)を隔てた位置に向けてグリッド粒を投射するように設けられている。
【0016】
このように変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)の両側にあって垂直方向に位置を同じにし、且つ変圧器ケースを垂直方向に縦断する面(18)に対して所定の角度(θ)だけ内向きに傾斜した方向に沿って変圧器ケース(4)の放熱フィンの両側面に、上下方向に長い投射パターンでグリッド粒を投射する第3及び第4のグリッド粒投射装置(16)及び(17)を設けて、これら第3及び第4のグリッド投射装置(16)及び(17)が、変圧器ケースを垂直方向に縦断する面(18)上に位置する変圧器ケースの中心から左右に等距離(L)を隔てた位置に向けてグリッド粒を投射するようにしておくと、変圧器ケースがその垂直な軸線を中心に回転する際に2つのグリッド粒投射装置(16,17)から投射されるグリッド粒を変圧器ケースの外周で傾斜状態にある放熱フィンの両側面に当てることができるので、縦向きの放熱フィンの両側面のグリッドブラスト処理を行なうことができる。
【0017】
また本発明のグリッドブラスト装置では、変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)上に上下に位置を違えて配置されて変圧器ケース(4)の上面及び下面にそれぞれグリッド粒を投射する第1及び第2のグリッド粒投射装置(9)及び(10)をも設けたので、変圧器ケースの上下の面のグリッドブラスト処理も同時に行なうこともできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は本発明に係るグリッドブラスト装置における実施の形態の一例を示したもので、図1は本例のグリッドブラスト装置の平面図、図2は本例のグリッドブラスト装置の縦断面図、図3は本例で用いているグリッド粒投射装置の構成を示す斜視図、図4は図1におけるB−B断面へのグリッド粒の投射パターン図、図5は水平方向にずらして配置されたグリッド粒投射装置の被処理物に対する指向状態を示す説明図である。
【0019】
本例のグリッドブラスト装置でも、前述した図6の従来例と同様に環状をなすコンベア1にその周方向に所定の間隔で回転軸2が垂直向きで回転自在に支持され、これらの回転軸2の下端に吊り手段5で被処理物である変圧器ケース4が吊下げ支持され、このようなコンベア1による変圧器ケース4の搬送ルートの途中に設置されたブース6内に被処理物である変圧器ケース4がこのブース6の前後の開閉扉7を押し開いて運び込まれ、運び出されるようになっている。
【0020】
ブース6の外面には、変圧器ケース4に対してグリッドブラスト処理を行なう第1及び第2のグリッド粒投射装置9及び10の他に、さらに第3及び第4のグリッド粒投射装置16及び17が配置されている。
【0021】
第1及び第2のグリッド粒投射装置9及び10は、前述したと同様に被処理物である変圧器ケース4の上下の面に対向するように配置されている。これらグリッド粒投射装置9,10の図1におけるB−B断面への投射パターン9a,10aは、図4に示すように上下方向に長さをそれぞれ持っていて、一部で重なって上下に位置がずれるようになっている。
【0022】
第3及び第4のグリッド粒投射装置16及び17は、それぞれ上下に長い投射パターンをもっていて、垂直方向に位置を同じにし且つ被処理物である変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面18の両側にあって該面18に対して所定の角度θで内向きに傾斜した向きで変圧器ケース4の水平方向に異なる部分に対向するように水平方向に位置を異にして配置されている。即ち、これらグリッド粒投射装置16,17の図1におけるB−B断面への投射パターン16a,17aは、図4に示すように上下方向に長さをそれぞれ持っていて、図5に示すように変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面18上の変圧器ケース4の中心から左右にLなる距離、例えば50〜150mm 離れた位置を投射する向きで変圧器ケース4の水平方向に異なる部分を投射するようになっている。
【0023】
これらグリッド粒投射装置9,10,16,17の構造の一例を図3にて説明する。即ち、これらグリッド粒投射装置9,10,16,17は、環状のケース19を備え、該ケース19の外周の一部に周方向に放射口20が開口されている。本例では、該ケース19が縦向きに設置されているので、放射口20は縦向きに開口されている。ケース19内の中心には、環状ロータ21が回転自在に配置されていて、図示しない外部の回転軸で回転駆動されるようになっている。環状ロータ21の外周には、該ケース19の外周面に近接する長さを持った多数の羽根22が放射状に突設されている。環状ロータ21には、隣り合う羽根22の間の各部分に開口部23がそれぞれ設けられている。環状ロータ21内には、外部のホッパー24からグリッド粒が供給されるようになっている。
【0024】
各グリッド粒投射装置9,10,16,17のホッパー24には、共通のリザーブタンク25から配管26,27,28,29を経てグリッド粒30が供給されるようになっている。
【0025】
配管26,27,28,29の先端には、グリッド粒30の供給・停止の制御を行なうゲート弁機構31がそれぞれ設けられている。このゲート弁機構31は、各配管26,27,28,29の先端の開閉を行なう弁体32と、この弁体32の開閉を行なう図示しないシリンダーとで構成されている。
【0026】
ブース6内の下部に落下したグリッド粒30は、スクリューコンベア33で下部タンク34に回収されるようになっている。下部タンク34内のグリッド粒30は、エレベータ35で上部タンク36に運ばれるようになっている。上部タンク36内のグリッド粒30は、スクリューコンベア37でリザーブタンク25に供給されるようになっている。
【0027】
このようなグリッドブラスト装置では、グリッド粒投射装置9,10,16,17から図4に示すような投射パターン9a,10a,16a,17aとなるように被処理物である変圧器ケース4にグリッド粒の流れ15を投射してグリッドブラスト処理を行なう。この場合、グリッド粒投射装置9,10は変圧器ケース4の主として上下の部分に対してグリッドブラスト処理を行なう。グリッド粒投射装置16,17は、変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面18の両側で該変圧器ケース4の水平方向に異なる部分を投射するようになっているので、変圧器ケース4がその垂直な軸線を中心に回転する際にこれら2つのグリッド粒投射装置16,17から投射されるグリッド粒の流れ15が傾斜状態の突起物14の側面に当たり、しかも一方のグリッド粒の流れ15が突起物14の一方の側面に当たり、他の位置で他方のグリッド粒の流れ15が突起物14の他方の側面に当たり、縦向きの突起物14の両側面のグリッドブラスト処理を行なうことができる。この際に、2つのグリッド粒投射装置16,17が変圧器ケース4を垂直方向に縦断する面18の両側にあって該面18に対して所定の角度θで内向きに傾斜した向きで変圧器ケース4の水平方向に異なる部分に対向するように配置されていると、これらグリッド粒投射装置16,17の相互間隔が拡がっても縦向きの突起物14の両側面に有効にグリッド粒30が当たってグリッドブラスト処理を行なうことができる。
【0028】
グリッドブラスト処理に使用されたグリッド粒30はブース6の下部で回収され、スクリューコンベア33、エレベータ35、スクリューコンベア37で循環されて繰り返し使用されるようになっている。
【0029】
【発明の効果】
本発明においては、変圧器ケースを垂直方向に縦断する面の両側にあって垂直方向に位置を同じにし、且つ変圧器ケースを垂直方向に縦断する面に対して所定の角度だけ内向きに傾斜した方向に沿って、上下方向に長い放射パターンで変圧器ケースの放熱フィンの両側面にグリッド粒を投射する第3及び第4のグリッド粒投射装置を設けて、これら第3及び第4のグリッド投射装置が、変圧器ケースを垂直方向に縦断する面上に位置する変圧器ケースの中心から左右に等距離を隔てた位置に向けてグリッド粒を投射するようにしたので、変圧器ケースがその垂直な軸線を中心に回転する際に第3及び第4のグリッド粒投射装置から投射されるグリッド粒を変圧器ケースの外周で傾斜状態にある放熱フィンの側面に当てることができ、縦向きの放熱フィンの両側面のグリッドブラスト処理を行なうことができる。
【0030】
また本発明のグリッドブラスト装置では、変圧器ケースを垂直方向に縦断する面上に、上下に位置を違えて配置されて変圧器ケースの上面及び下面にそれぞれグリッド粒を投射する第1及び第2のグリッド粒投射装置を設けたので、変圧器ケースの上下の面のグリッドブラスト処理をも同時に行なうことができ、外周に放熱フィンが突設されている変圧器タンクの表面のブラスト処理を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るグリッドブラスト装置における実施の形態の一例を示した横断平面図である。
【図2】 本例のグリッドブラスト装置の縦断面図である。
【図3】 本例で用いているグリッド粒投射装置の構成を示す斜視図である。
【図4】 本例のグリッドブラスト装置での図1におけるB−B断面へのグリッド粒の投射パターン図である。
【図5】 水平方向にずれて配置されたグリッド粒投射装置の被処理物に対する指向状態を示す説明図である。
【図6】 従来のグリッドブラスト装置の概略構成を示す斜視図である。
【図7】 (A)(B)は従来のグリッドブラスト装置の一例を示した平面図及び縦断面図である。
【図8】 従来のグリッドブラスト装置での図7(A)におけるA−A断面へのグリッド粒の投射パターン図である。
【図9】 (A)(B)は従来の変圧器ケースの2種の例を示す斜視図である。
【図10】 従来のグリッド粒投射装置におけるグリッド粒の流れの被処理物に対する指向状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンベア
2 回転軸
3 歯車
4 変圧器ケース(被処理物)
5 吊り手段
6 ブース
7 開閉扉
8 スリット
9,10 グリッド粒投射装置
9a,10a 投射パターン
11 回転手段
12 出力軸
13 歯車
14 突起物
15 グリッド粒の流れ
16,17 グリッド粒投射装置
16a,17b 投射パターン
18 縦断する面
19 ケース
20 放射口
21 環状ロータ
22 羽根
23 開口部
24 ホッパー
25 リザーブタンク
26〜29 配管
30 グリッド粒
31 ケート弁機構
32 弁体
33 スクリューコンベア
34 下部タンク
35 上部タンク
36 スクリューコンベア

Claims (1)

  1. 放熱フィンが外周に突設された変圧器ケース(4)をその底部(4a)を上向きにした状態で吊下げて回転させつつその表面に多数のグリッド粒を投射して前記変圧器ケース(4)の表面のグリッドブラスト処理を行なうグリッドブラスト装置において、
    前記変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)上に、上下に位置を違えて配置されて前記変圧器ケース(4)の上面及び下面にそれぞれグリッド粒を投射するように設けられた第1及び第2のグリッド粒投射装置(9)及び(10)と、
    前記変圧器ケース(4)を垂直方向に縦断する面(18)の両側にあって垂直方向に位置を同じにし、且つ前記変圧器ケースを垂直方向に縦断する面(18)に対して所定の角度(θ)だけ内向きに傾斜した方向に沿って前記変圧器ケース(4)の放熱フィンの両側面にグリッド粒を投射するように設けられた第3及び第4のグリッド粒投射装置(16)及び(17)と
    を具備し、
    前記第1及び第2のグリッド投射装置(9)及び(10)は、上下方向に長さを有する投射パターン(9a)及び(10a)を有して該第1及び第2のグリッド投射装置の投射パターン(9a)及び(10a)が一部で重なり合って上下に位置がずれた状態で並ぶように、前記第1及び第2のグリッド投射装置(9)及び(10)が設けられ、
    前記第3及び第4のグリッド投射装置(16)及び(17)は、上下方向に長さを有する投射パターン(16a)及び(17a)を有して、前記面(18)上に位置する変圧器ケースの中心から左右に等距離(L)を隔てた位置に向けてグリッド粒を投射するように設けられていること、
    を特徴とするグリッドブラスト装置。
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