JPH02109402A - アンテナの融雪構造 - Google Patents

アンテナの融雪構造

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JPH02109402A
JPH02109402A JP26139988A JP26139988A JPH02109402A JP H02109402 A JPH02109402 A JP H02109402A JP 26139988 A JP26139988 A JP 26139988A JP 26139988 A JP26139988 A JP 26139988A JP H02109402 A JPH02109402 A JP H02109402A
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JP
Japan
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radome
antenna
bag
hot air
snow
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Pending
Application number
JP26139988A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Ogata
緒方 史明
Masaaki Mikuni
雅明 三国
Satoru Fukui
覚 福井
Fumio Watanabe
文夫 渡辺
Shinichi Nomoto
真一 野本
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Fujitsu Ltd
KDDI Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 パラボラアンテナ、グレゴリアンアンテナ、カセグレン
アンテナ等の着雪を防止するための融雪構造に関し、 レードーム表面への着雪を効率良く融雪することのでき
るアンテナの融雪構造を提供することを目的とし、 アンテナの一次放射器及びアンテナ主方向にビームを形
成する反射鏡を含む電波放射系全体を袋状レードームで
包み、袋状レードームの内部に熱の対流を生じさせる温
風発生器を設けてなるアンテナの融雪構造において、前
記袋状レードームの内部空間をアンテナ主方向に対して
前後に二分し、上下に開口部を有するように隔壁シート
を設け、前記温風発生器を袋状レードームのアンテナ主
方向側内面と前記隔壁シートの間の空間を温風が上昇す
るように設けて構成する。
産業上の利用分野 本発明はパラボラアンテナ、グレゴリアンアンテナ、カ
セグレンアンテナ等の着雪を防止するための融雪構造に
関する。
近年、反射鏡口径が0.6〜1.8m程度の比較的小口
径のパラボラアンテナ、グレゴリアンアンテナ、カセグ
レンアンテナ等が高利得で鋭いビーム特性が得られる等
の観点から衛星放送、衛星通信等に広く使用されるよう
になってきた。
パラボラアンテナは回転放物面を反射鏡面として用い、
その焦点に一次放射器を設けたものであり、カセグレン
アンテナ及びグレゴリアンアンテナは放物面を用いた主
反射鏡の他に副反射鏡を有し、副反射鏡に双曲面を用い
たものがカセグレンアンテナ、副反射鏡に楕円面を用い
たものがグレゴリアンアンテナである。−次放射器ある
いは副反射鏡等による放射特性の劣化を避けるため、次
放射器あるいは副反射鏡等をアンテナの主放射(ビーム
)の外側に配置するようにしたオフセット形のものも使
用されている。
これらのアンテナは一般に屋外に設置されるが、−次放
射器や反射鏡等に着雪があると電波放射特性が劣化する
ため、着雪防止対策をとる必要がある。
従来の技術 着雪防止対策としては、従来は反射鏡の裏面や他の電波
放射系構成部品の表面にヒートバッドを貼着し、ヒート
バッドの熱により融雪するようにしていた。しかし、こ
の対策は、ヒートバッド貼着面のみが発熱により温めら
れるため、部品に温度むらが生じ、熱歪みが発生したり
、ヒートバッド内のヒータ線の発熱容量が決まっている
ため、発熱量の変更が困難である等の欠点を有していた
このため、−次放射器及び反射鏡等の電波放射系全体を
袋状のレードームで覆い、これらへの着雪を防止するよ
うにしていた。また、このようにアンテナを袋状のレー
ドームで覆った場合、レードームのアンテナ主方向側の
傾斜角度がその構成上一般に緩いため、この部分への着
雪が多いとともに、この部分はアンテナの主方向(ビー
ム形成方向)にあり、この部分への着雪が特に電波放射
特性に悪影響を与えることから、本発明者等は、袋状レ
ードームの内部空間に温風発生器を設けて、その内部で
温風を対流せしめ、レードーム表面を温めて融雪するよ
うにしたアンテナの融雪構造を先に提案した。
発明が解決しようとする課題 袋状レードームのアンテナ主方向側表面への着雪を効率
的に融かすためには、温風発生器により吹き出されたば
かりの熱い空気がレードームの前側(アンテナ主方向側
)内面に沿って上昇してレードームの前側を融雪し、放
熱により温度が低下した空気が反射鏡に沿って下降し、
再度温風発生器により吹き出されるように循環するのが
好ましい。
しかし、従来の構成によると、上述のような効率的な循
環を行うことができない場合がある。例えば、温風発生
器により吹き出された温風はレードーム内面に沿って上
昇中に放熱により冷やされてそれ以上上昇できなくなり
、レードームの内部空間の下の方でのみ循環してしまう
ような場合であり、このような場合、熱の対流がレード
ームの上部まで至らないために、融雪が十分に行えない
ことがあるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、レードーム表面の着雪を効率良
く融雪することのできるアンテナの融雪構造を提供する
ことである。
課題を解決するための手段 第1図は本発明の詳細な説明図である。アンテナの一次
放射器1及びアンテナ主方向にビームを形成する反射鏡
2を含む電波放射系全体を袋状レードーム3で包む。反
射鏡2のビーム形成側の袋状レードーム3で包囲した空
間内に、ビーム形成方向に対して前後に部分し、上下に
開口l55a、5bを有するように隔壁シート5を設け
る。温風発生器4を、温風が前記袋状レードーム3の前
側(アンテナ主方向側)内面と隔壁シート50間の空間
を上昇するように設けることにより、上述した課題を解
決する。
尚、アンテナ主方向にビームを形成する反射鏡とは、カ
セグレンアンテナやグレゴリアンアンテナの如く複数の
反射鏡を有するものにあっては主反射鏡を意味している
作   用 本発明によれば、温風発生器により吹き出された温風は
、レードームのアンテナ主方向側内面と隔壁シートで囲
まれた空間内を上昇し、熱放射によりレードームのアン
テナ主方向側外面の着雪を融雪しながら上側開口部に至
り、反射鏡と隔壁シートで囲まれた空間内を降下し、温
風発生器に吸引され循環する。すなわち、隔壁シートに
より袋状レードーム内部での空気の循環が乱れることが
なくなり、温風発生器により吹き出された熱い空気が常
にレードームのアンテナ主方向側内面を通過するように
なるから、この部分の融雪が効率的に行えるようになる
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
ことにする。
第2図は本発明をオフセット形グレゴリアンアンテナに
適用した場合の一部断面側面図、第3図は第2図のI[
[−I線断面図である。
10は電波反射面10aを有するパラボラ反射鏡、即ち
主反射鏡であり、主反射鏡10は取付部12を介して支
持フレーム14に取り付けられている。16は一次放射
器であり、−次放射器16は支持フレーム14のサイド
ステー20に取り付けられている。サイドステー20の
先端部には副反射鏡22が取り付けられている。
24はロープ等により伸縮可能な開口24aを有し、−
次放射器16及び反射鏡10.22等全体を覆っている
袋状レードームであり、袋状レードーム24は例えば、
表面をポリエステルでコーティングしたガラス織布等の
防水性のシートを縫製して形成されている。
袋状レードーム24の内部には隔壁シート26が一体縫
製されている。隔壁シート26は電波放射特性に影響を
与えずらいテフロン布等で形成され、第3図に示される
ように、その上下に開口部28a、28bを有するよう
にその両脇が袋状レードーム24に縫い付けられている
。隔壁シート26の下端部には、凹n26a、26a、
26bが形成され、凹部26a、26aには紐26Cが
取り付けられている。
アンテナに袋状レードーム24を被せ、隔壁シート26
の凹部26a、26a1及び26bをサイドステー20
.20及び−次放射器16に合わせて、@壁シート26
の紐26cを結んだ後に、袋状レードーム24の開口2
4aをローブで縛って支持フレーム14に固定するよう
になっている。
支持フレーム14のサイドステー20の下側には、温風
発生器30が取り付けられている。
温風発生器30は送風用のファン30a及びヒータ30
bからなり、温風を一次放射器16の下部から袋状レー
ドーム24の前面(アンテナの主放射側)部分の内面に
吹きつけるように設けられている。
温風は隔壁シート26と袋状レードーム24の前面部分
の内面に沿って上昇し、上側開口部28aを経て主反射
鏡10と隔壁シート26に沿って降下しファン30aに
吸引される。すなわち、空気は隔壁シート26の周囲を
第2図矢印Cのように循環し、温風発生器30により吹
き出された直後の温かい空気により、袋状レードーム2
4の特に前側部分が温められる。袋状レードーム24の
主反射鏡10の裏側部分には、断熱材32が設けられて
おり、後方からの放熱を少なくし、効率良く前面側に放
熱できるようにしている。
温風発生器30のオン・オフ制御は、例えば温度センサ
をサイドステー20に取り付け、アンテナの周囲の温度
が下限温度(例えば2℃)以下のときに作動し、温度が
上限温度(例えば10℃)以上のときに停止するように
したり、あるいは降雪検知器を袋状レードーム24の外
に設けて降雪時のみ温風発生器30を作動するようにす
る。
上述した本発明一実施例の構成によれば、−次放射器1
6や反射鏡10.22等全体を袋状レードーム24で覆
っているから、これらへの着雪が確実に防止され、また
、隔壁シート26により常に温かい空気が袋状レードー
ム24の前側内面を通過するようになり、その途中で放
熱により温度が低くなっても隔壁シート26に沿って上
昇を続けるからその対流が乱れることが少なくなり、融
雪むらを起こすことも少なくなる。これにより、電波放
射特性に悪影響を与える袋状レードーム24の前面(ア
ンテナ主方向側表面)の着雪を効率的に融かすことがで
きるようになる。
さらに、融雪のための発熱体は温風発生器30のヒータ
30bのみなのでその保守や修理が容易であり、その交
換も容易なので、アンテナの設置場所の積雪条件等に応
じて発熱能力の変更を容易に行うことができる。
尚、上記構成を有するアンテナの融雪構造は、強度上及
び取り付は作業性の点で比較的小型(主反射鏡10口径
が0.6〜1.8m程度)のアンテナに適している。
以上、図示実施例について説明したが、本発明は上記実
施例のB様のみに限定されるものではなく、例えば、袋
状レードームの形状等に変更を加えることができる。ま
た、本発明は他の形式のグレゴリアンアンテナ、パラボ
ラアンテナ、カセグレンアンテナ等にも適用することが
できる。
発明の効果 本発明は以上詳述したように、電波放射系全体を袋状レ
ードームで包むので、電波放射系構成部品への着雪を確
実に防止できるとともに、袋状レードーム内部に上下に
開口部を有するように隔壁シートを設け、温風が袋状レ
ードーム前側(アンテナ主方向側)内面と隔壁シートの
間の空間部を上昇するようにしたから、常に温かい空気
が袋状レードームの前側内面を通過するようになり、電
波放射特性に悪影響を与える袋状レードームのアンブナ
主方向側表面の着雪を効率的に融雪することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、 第2図は本発明一実施例の一部断面側面図、第3図は第
2図のIII−III線断面図である。 1・・・−次放射器、 2・・・反射鏡、 3・・・袋状レードーム、 4・・・温風発生器、 5・・・隔壁シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 アンテナの一次放射器(1)及びアンテナ主方向にビー
    ムを形成する反射鏡(2)を含む電波放射系全体を袋状
    レードーム(3)で包み、袋状レードーム(3)の内部
    に熱の対流を生じさせる温風発生器(4)を設けてなる
    アンテナの融雪構造において、 前記袋状レードーム(3)の内部空間をアンテナ主方向
    に対して前後に二分し、上下に開口部(5a、5b)を
    有するように隔壁シート(5)を設け、前記温風発生器
    (4)を袋状レードーム(3)のアンテナ主方向側内面
    (3a)と前記隔壁シート(5)の間の空間を温風が上
    昇するように設けたことを特徴とするアンテナの融雪構
    造。
JP26139988A 1988-10-19 1988-10-19 アンテナの融雪構造 Pending JPH02109402A (ja)

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