JPS6057241B2 - アンテナの着雪防止装置 - Google Patents

アンテナの着雪防止装置

Info

Publication number
JPS6057241B2
JPS6057241B2 JP644680A JP644680A JPS6057241B2 JP S6057241 B2 JPS6057241 B2 JP S6057241B2 JP 644680 A JP644680 A JP 644680A JP 644680 A JP644680 A JP 644680A JP S6057241 B2 JPS6057241 B2 JP S6057241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
exhaust
snow
radome
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP644680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56104501A (en
Inventor
隆弥 斉藤
憲一 鹿子嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP644680A priority Critical patent/JPS6057241B2/ja
Publication of JPS56104501A publication Critical patent/JPS56104501A/ja
Publication of JPS6057241B2 publication Critical patent/JPS6057241B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/02Arrangements for de-icing; Arrangements for drying-out ; Arrangements for cooling; Arrangements for preventing corrosion

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアンテナの反射鏡やレードームに雪が付着する
ことを防止しかつ除雪するための装置に関する。
一般に、アンテナの反射鏡面上に着雪した場合には、利
得や交さ偏波識別度等のアンテナ特性に大きな劣化が生
する。
特に使用周波数が高くなればその影響は著しい。従つて
、アンテナの反射鏡面の着雪を防止することが必要とさ
れる。ところで、従来では主反射鏡や1次放射器の着雪
を防止するため、第1図に示すようにアンテナの主反射
鏡1の鏡面上に誘電体板(レードーム)9が装着されて
いる。従つて、降雪があればレードーム9の表面に雪が
付着し、これが融け去るまでの間中、アンテナの電気的
特性は劣化したままとなるという問題点があつた。
また、付着した雪を強制的に融かすため、レードーム中
にヒータを備えた構造のものもあるが、このようなもの
ではヒータの消費電力および金属性ヒータによるアンテ
ナ放射特性の劣化が問題となる。また、衛星通信用アン
テナ等では放射ビーム方向2を高仰角にする必要があり
、この場合には第1図に示す構成のものでは積雪し易く
なる欠点がある。従来の装置の他の例を第2図に示す。
この装置では主反射鏡1の裏面に融雪用ヒータ11を装
着している。この方式は大口径アンテナに用いられるが
、ヒータ11の消費電力が非常に大きく (開口径10
Trl、程度で約100KVA)、その電力設備等を含
めると、アンテナ系としては非常に不経済となる九色が
あつた。また、この装置を電気的特性が優れたオフセッ
ト形アンテナに装備した場合の例を第3図に示す。
このようなオフセット形アンテナの場合には上述の九色
に加えて、その鏡面形状によつて融雪後の排水が問題と
なる。さらに、融雪用ヒータ11を用いた場合は発熱に
より主反射鏡面が変形し、アンテナの放射特性が劣化す
る原因となる等の欠点があつた。本発明は従来のものに
見られた上記の如き欠点を除去するため、強制空冷形の
大電力増幅装置に組み合せて用いるアンテナにおいて、
大電力増幅装置冷却後の排熱風を排風ダクトによつてア
ンテナの周辺部に導き、該排風ダクトの排気孔から排熱
風をアンテナの着雪防止対象部、例えば主反射鏡面やレ
ードーム面に対して排出することによつて、該対象部に
付着する雪を排熱風の熱で融かし、着雪によるアンテナ
の電気的特性劣化を経済的かつ効果的に防止するように
したもので、以下図面について詳細に説明する。
第4図乃至第7図は本発明の第1の実施例で、本発明を
オフセット形アンテナに適用した場合について示してい
る。
なお、図中第1図乃至第3図に示す従来例と同一構成部
分は同一符号をもつて表わす。すなわち、1はアンテナ
の主反射鏡、2は放射ビーム方向、3は強制空冷形の大
電力増幅装置(HPA)、4はHPA3内の大電力増幅
管の冷却用空気吸入ダクト、5は大電力増幅管冷却後の
大容量の排熱風を主反射鏡1の周辺部に導く排風ダクト
、6は排風ダクト5の中途に設けた前記排熱風を大気中
に放出する排風ダクト、7は排風ダクト5と6の分岐点
に設けられた排風方向切換弁、8は排風ダクト5の先端
に設けられた排気孔で、この排気孔8は第5図及び第7
図に示す如く扁平長方形状をなして主反射鏡1の一周縁
部に沿つて彎曲し、大量の熱風を符号12に示す如くア
ンテナの主反射鏡面に沿つて均一かつ強力に吹き付ける
構造となつている。次に、上記の如く構成された本発明
装置の動作.を説明すると、まず、晴天時においては排
風ダクト5中の排風方向切換弁7は排気孔8側を遮断し
ている。
このため、大電力増幅管冷却用空気は、HPA3の空気
吸入ダクト4から入りHPA3で大電力増幅管を冷却し
た後、排風ダクト6へ流出.し、その先端で大気中に放
出される。つぎに、降雷時においては、排風ダクト5中
の排風方向切換弁7を駆動し、HPA3から排出される
大電力増幅管冷却後の排熱風を排気孔8の方に導く。従
つて、排熱風は排気孔8から主反射鏡1の鏡面に吹一き
付けられる。ここで、大電力増幅管冷却前後の空気の温
度差は4鍍以上あり、特に管球冷却用吸気に室内空気を
用いた場合には、排風温度は60Cから70℃となる。
また、HPA3の排気風量は約12イ/分以上であり、
排気孔8の開口面域を相当大きくとつても十分の風量が
得られる。このため、小形のアンテナ、例えば10Wt
の主反射鏡を有するものの場合には1.2イ/d以上の
均一した熱風が得られ、これにより鏡面部への降雪は十
分に融雪させることができ、かつ融雪後の鏡面上の水滴
も吹き飛ばし、或いは蒸発・乾燥効果により除去するこ
とができるのである。第8図乃至第10図は本発明の第
2の実施例易で、オフセット形アンテナにレードーム9
を設けた場合を示す。
この実施例においては、排気孔8がレードーム9の前方
内側に連結され、排気孔8から排出される排熱風がレー
ドーム9の内面に向つて吹き付けられるようになつてい
る。10はレードーム9の後方に設けられた排風孔であ
る。
この実施例によれば、排気孔8から排出される排熱風が
レードーム9の内面に吹き付けられその内面に沿つて後
方に流れ排風孔10から排出されるので、レードーム9
の外面の積雪をレードーム9の内側から高熱で熱し、融
雪除去するものである。この場合、レードーム9の中央
部を膨出させておくことにより、融雪後の水滴は自然に
レードーム9上から落下させることができる。さらにこ
の実施例の場合にはアンテナの主反射鏡に直接に熱風を
吹き付けないので、主反射鏡に加熱による変形が生ぜず
、その電気的性能を低下させない利点がある。その他の
構成、作用、効果は前記実施例と同様である。第11図
及び第12図は本発明の第3の実施例を示すもので、本
発明をパラボラ形のアンテナに適用したものである。
この実施例によれば、アンテナの主反射鏡1が垂直に近
い状態に設置され、排気孔8もこれに対応する向きに設
けられている点を除いて、他の構成、作用、効果は前記
第1の実施例と同様であるが、主反射鏡1が垂直に近い
状態にあるため、主反射鏡1に付着した雪は熱風によつ
て多少とも融ければ鏡面から離れて自然落下するので、
本発明の効果はより有効である。第13図乃至第15図
は本発明の第4の実施例を示すもので、本発明をレード
ーム付パラボラ形のアンテナに適用したものである。こ
の実施例によれば、アンテナの主反射鏡1及びレードー
ム9が垂直に近い状態に設置され、排気孔8もこれに対
応する向きに設けられている点を除いて、他の構成、作
用、効果は前記第2の実施例と同様であるが、レードー
ム9が垂直に近い状態にあるため、レードーム9の外面
に付着した雪は、レードーム9の内面からの加熱によつ
て多少とも融ければレードーム9の外面から離れて自然
落下するので、本発明の効果は一層有効となる。なお、
前記各実施例においてはHPA3からの排熱風はアンテ
ナの前面(主反射鏡面またはレードームの内面)へ吹き
付ける構造としているが、HPA3からの排熱風はアン
テナの主反射鏡1の裏面に吹き流し、主反射鏡1を暖め
、融雪する構造としてもよい。また、本発明は前記実施
例の様な開口面アンテナのみならず、線状アンテナ、フ
エーズド・アレーアンテナ等にも同様に使用できる。
また、同様にカセグレンアンテナなどのような副反射鏡
を有するアンテナに対しては、排風ダクトを分岐させて
主反射鏡および副反射鏡に排熱風を導き、両者を同時に
融雪することも可能である。以上説明した如く、本発明
によれば強制空冷形の大電力増幅装置と組み合せて用い
るアンテナにおいて、大電力増幅装置冷却後の排熱風を
排風ダクトによつてアンテナの周辺部に導き、該排風ダ
クトの排気孔から排熱風をアンテナの着雪防止対象部に
対して排出することによつて、該対象部に付着する雪を
排熱風の熱で融かし除去するので、着雪によるアンテナ
の電気的特性劣化を防止でき、また、従来の融雪装置の
欠点である消費電力の増加はなく、経済的であるばかり
でなく、ダクトで熱風を導くのみであるので、信頼性も
高い等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は従来の着
雪防止装置の説明図、第2図は他の従来の着雪防止装置
の説明図、第3図は更に他の従来の着雪防止装置の説明
図、第4図乃至第7図は本発明の第1の実施例を示すも
ので、第4図は装置全体の概略を示す側面図、第5図は
同平面図、第6図は排風ダクト先端部の拡大斜視図、第
7図は第6図の■−■線矢視方向の断面図、第8図乃至
第10図は本発明の第2の実施例を示すもので、第8図
は本発明装置のアンテナ部分の側面図、第9図は同平面
図、第10図は第9図X−X線矢視方向の断面図、第1
1図及び第12図は本発明の第3の実施例を示すもので
、第11図は装置全体の概略を示す側面図、第12図は
要部の正面図、″第13図及び第15図は本発明の第4
の実施例を示すもので、第13図は装置全体の概略を示
す側面図、第14図は要部の正面図、第15図は第14
図のx■−XV線矢視方向の断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 強制空冷形の大電力増幅装置と組み合せて用いるア
    ンテナにおいて、大電力増幅装置冷却後の排熱風をアン
    テナの周辺部に導く排風ダクトと該排風ダクトから前記
    排熱風をアンテナの着雪防止対象部に排出する排気孔と
    からなるアンテナの着雪防止装置。 2 排風ダクト中に排風方向切換弁を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のアンテナの着雪防止
    装置。
JP644680A 1980-01-23 1980-01-23 アンテナの着雪防止装置 Expired JPS6057241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP644680A JPS6057241B2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 アンテナの着雪防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP644680A JPS6057241B2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 アンテナの着雪防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56104501A JPS56104501A (en) 1981-08-20
JPS6057241B2 true JPS6057241B2 (ja) 1985-12-13

Family

ID=11638634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP644680A Expired JPS6057241B2 (ja) 1980-01-23 1980-01-23 アンテナの着雪防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6057241B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8021293B2 (en) 2006-01-13 2011-09-20 Olympus Medical Systems Corp. Medical treatment endoscope
US8617054B2 (en) 2006-01-13 2013-12-31 Olympus Medical Systems Corp. Medical treatment endoscope
US8092371B2 (en) 2006-01-13 2012-01-10 Olympus Medical Systems Corp. Medical treatment endoscope
US8439828B2 (en) 2006-01-13 2013-05-14 Olympus Medical Systems Corp. Treatment endoscope
US9308049B2 (en) 2006-01-13 2016-04-12 Olympus Corporation Medical treatment endoscope
US8556805B2 (en) 2006-01-13 2013-10-15 Olympus Medical Systems Corp. Rotational force transmission mechanism, force-attenuating apparatus, medical device, and medical instrument-operation mechanism
US9289112B2 (en) 2006-01-13 2016-03-22 Olympus Corporation Medical treatment endoscope having an operation stick formed to allow a procedure instrument to pass
US9173550B2 (en) 2006-01-13 2015-11-03 Olympus Corporation Medical apparatus
CN102969556B (zh) * 2012-11-29 2016-01-20 贵州振华天通设备有限公司 卫星天线喇叭口面除湿器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56104501A (en) 1981-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4259671A (en) Antenna deicing apparatus
ES2868348T3 (es) Cubiertas de aislamiento de señal y reflectores para antena
US3351947A (en) Shrouded parabolic antenna structure
US6064344A (en) Removal of water on a satellite cover using pressurized air
JPS6057241B2 (ja) アンテナの着雪防止装置
US2679003A (en) Heater system for microwave antennas
WO1997011505A9 (en) De-icing of satellite antenna with cover
US5353037A (en) System for deicing dish mounted antennae
US6195056B1 (en) Thermally insulated satellite reflector assembly with non-embedded heater assembly
Kawaguchi et al. Application of phased-array antenna technology to the 21 GHz broadcasting satellite for rain-attenuation compensation
JPH02109402A (ja) アンテナの融雪構造
US11936110B2 (en) Reflector antenna heating system
US20080007470A1 (en) Satellite dish de-icing system
JPS58151702A (ja) 送風機を使用したパラボラアンテナのデアイシング方式
US5844526A (en) Thermally insulated satellite reflector assembly
JPH01254003A (ja) レフレクタアンテナ
JPH01138802A (ja) 雪害防止機能付きパラボラアンテナ
JP2558024B2 (ja) アンテナホーンの融雪構造
JPS642041Y2 (ja)
JPH0344683B2 (ja)
JP2680363B2 (ja) アンテナ装置
JP3641023B2 (ja) パラボラアンテナの融雪用ヒータ
JPS635601A (ja) 平面アンテナ
ITMI952043A1 (it) Copertura dell'apertura per un'antenna a microonde
JP2002368510A (ja) 融雪装置