JPH02108876A

JPH02108876A - 密閉型圧縮機

Info

Publication number: JPH02108876A
Application number: JP26171388A
Authority: JP
Inventors: Ryuji Watanabe; 隆二渡辺; Kiyoshi Tanaka; 清田中
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-10-18
Filing date: 1988-10-18
Publication date: 1990-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は冷蔵庫や冷凍ショーケース等に使用される密閉
型圧縮機に関する。

（ロ）従来の技術１給来、この種の密閉型圧縮機は実公昭５４−２９５２
３号公報等に開示されているように、−ｄｌｌに取付脚
を介して電動機部のステータを取り付け、他側に取付面
を形成して圧縮機部のシリンダブロックを装着したフレ
ームを備え、前記シリンダブロックを、鋼管と、この鋼
管の端面に接合され板金の折曲加工からなるアングルと
で構成し、このアングルの垂直面部の中央に前記鋼管の
ボアに相応した穴を設ける一方、水平面部をフレームの
取付面に固着することにより構成されていた。（ハ）発
明が解決しようとする課題しかしながら上記の構成によると、シリンダブロックを
構成する鋼管はアングルの水平面部上に固着されている
ため、この水平面部及び鋼管の肉厚分だけ圧縮機部の高
さ（長さ）が高くなるのを余儀なくされ、この分、シリ
ンダボアのセンター位置が高くなって圧縮機を思うよう
に小型にできないという問題があった。

本発明は、斯る点に鑑みなされたものであり、重量を増
加したりコストアップを来招することなく、シリンダブ
ロックのボアセンター位置をより電動機部側に近付けて
圧縮機部の高さ（長さ）を低減し圧縮機の小型化を促進
することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、一側に取付脚を介して電動機部のステータを
取り付け、他側に取付面を形成して圧縮機部のシリンダ
ブロックを装着したフレームを備えたものにおいて、前
記シリンダブロックを、鋼管と、この鋼管の端面に接合
された板金製の取付ステイとで構成し、この取付ステイ
には、前記鋼管のボアに相応した穴をその中央に有する
平面部と、穴の両側で平面部から直角に切り起こされた
取付片を形成し、この取付片をフレームの取付面に固着
することにより、シリンダブロックをフレームに装着し
たものである。

（ホ）作用本発明の密閉型圧縮機は上記の構成により、シランダブ
ロックのボアセンターを、最低でも取付片の肉厚骨だけ
電動機部側へずらすことができ、二の分圧縮機部の高さ
（長さ）を低減して圧縮機の小型化を促進できる。この
とき、シリンダブロック並びにフレームは板金製である
ため、コストが高騰したり重量が増加するようなことも
ない。

（へ）実施例以下１本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。

１は密閉ケース２内の上部に圧縮機部３を下部に電動機
部４を収納し、これら両機部３．４を回転軸５で連結し
てなる密閉型圧縮機である。６は板金の折曲加工により
平面路Ｙ字状に成形されたフレームである。このフレー
ムには、シリンダブロック７を装着する平坦な取付面８
と、この取付面の各Ｙ字型部で互いに角度を異にして下
方へ折り曲げられた３本の取付脚９，１０．１１と、前
記取付脚９．１０間の取付面８端部を下方へ折り曲げて
形成された７ランジ１２と、このフランジと取付面８と
がなすコーナ一部の中央を切り欠いて形成した切欠部１
３とが一体形成されている。

１４は前記フレーム６の取付面８の中央に装着された軸
受である。また、前記シリンダブロック７は、鋼管１５
と、この鋼管の端面に接合された板金製の取付ステイ１
６とで構成し、この取付ステイには、前記鋼管１５のボ
ア１７に相応した穴１８をその中央に有する平面部１９
と、穴１８の両側で平面部１９から直角に切り起こされ
た取付片２０を形成し、この取付片２０をフレームの取
付面８に固着することにより、シリンダブロック７はフ
レーム６に装着されている。尚、取付ステイ１６の取付
片２０はボア１７の下端面より上方位置で折曲加工され
る。そして、斯る圧縮機はフレーム６の取付脚９，１０
．１１に電動機部４のステータ１８をボルト１９で固着
すると共に、該フレームの切欠部１３にシリンダブロッ
ク７の一部が収容されるよう該ブロックの取付片２０を
取付面８のネジ穴２１にボルト締めすることにより、組
付けられている。また、前記シリンダブロック７のボア
１７内には回転軸５に連結されたボールジヨイント式の
ピストン２２が往復動可能に収納されている。

このように構成された密閉型圧縮機において、シリンダ
ブロック７の取付ステイ１６には、穴１８の両側で、し
かも、鋼管１５のポア１５下面より上方位置で平面部１
９から直角に切り起こされた取付片２０が形成されてお
り、この取付片をフレーム６の取付面８に固着するよう
にしているので、鋼管１５のボアセンターを少なくとも
取付片２０の肉厚骨下方へずらすことができ、更に、フ
レーム６には鋼管１５の一部を収容する切欠部１３を形
成したので、切欠部１３に収容された分だけシリンダブ
ロック７のボアセンターを下方へずらすことができ、こ
れらのことから、圧縮機部３の高さを低減して圧縮機の
小型化を促進できる。

また、シリンダブロック７の鋼管１５は、折曲加工され
た取付ステイ１６の取付片２０と直接に接合されていな
いため、シリンダブロック７のフレーム６へのボルト締
付時や溶接時に、ボア１７が応力歪みを受けるようなこ
とはない。

また、フランジ１２は取付脚９，１０間で角度を異にし
て折曲加工されているため、該フレームの剛性、特に水
平荷重に対する強度を高めることができ、該フレームの
変形を抑制して電動機部４のエアーギャプ寸法を維持す
ることができる。

更に、７ランジ１２は取付面８に対して直角に折り曲げ
られており、また、取付ステイ１６の取付片２０は平面
部１９から直角に切り起こされているため、組立時に７
ランジ１２とシリンダブロック７の平面部１９を当接さ
せることにより、該ブロックの位置決めを容易に行うこ
とができ、組立作業性を向上できる。

（ト）発明の効果以上のように本発明によれば、安価軽量といった板金フ
レームの利便性を生かしつつ、シリンダブロックのボア
センターを、最低でも取付片の肉厚分だけ電動機部側へ
ずらすことができ、この分圧縮機部の高さ（長さ）を低
減して圧縮機の小型化を促進できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す密閉型圧縮機の縦断面図
、第２図はフレームとシリンダブロック組立体の分解斜
視図、第３図は第シリンダブロックの側面図である。３・・・圧縮機部、４・・・電動機部、６・・・フレー
ム、７・・・シリンダブロック、８・・・取付面、９，
１０゜１１・・・取付脚、１５・・・鋼管、１６・・・
取付ステイ、１７・・・ボア、１８・・・穴、１９・・
・平面部、２０・・・取付片。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一側に取付脚を介して電動機部のステータを取り
付け、他側に取付面を形成して圧縮機部のシリンダブロ
ックを装着したフレームを備えたものにおいて、前記シ
リンダブロックを、鋼管と、この鋼管の端面に接合され
た板金製の取付ステイとで構成し、この取付ステイには
、前記鋼管のボアに相応した穴をその中央に有する平面
部と、穴の両側で平面部から直角に切り起こされた取付
片を形成し、この取付片をフレームの取付面に固着する
ことにより、シリンダブロックをフレームに装着したこ
とを特徴とする密閉型圧縮機。