JPH0210825B2 - - Google Patents

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JPH0210825B2
JPH0210825B2 JP57032623A JP3262382A JPH0210825B2 JP H0210825 B2 JPH0210825 B2 JP H0210825B2 JP 57032623 A JP57032623 A JP 57032623A JP 3262382 A JP3262382 A JP 3262382A JP H0210825 B2 JPH0210825 B2 JP H0210825B2
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compounds
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Hiromoto Nagase
Yasuo Sato
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた殺虫効果を有する一般式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる新規な尿素誘導体に関する。 これまで殺虫効果を有する尿素誘導体として、
種々のN―(2,6―ジハロゲノベンゾイル)―
N′―(置換フエニル)尿素誘導体が報告されて
いる(特公昭52−18255,特公昭53−43952,特公
昭54−900,米国特許第3748356号,特開昭55−
31092等)が、その殺虫効果はまだ満足すべきで
もない。これらのうち特公昭52−18255,特公昭
53−43952および特公昭54−900(後二者は前者の
分割)には、、N―(2,6―ジフルオロベンゾ
イル)―N―(3―フルオロ―4―クロロフエニ
ル)尿素等本発明化合物〔〕に類似した化合物
が記載されているが、本発明の化合物〔〕の具
体的記載はなく、しかもNび―置換フエニル環状
3位若しくは4位又は3及び4位に1個又は2個
の置換基を示すものが活性が最大であるとの記載
もある。本発明者等は各種尿素誘導体及びその殺
虫活性作用について種々検討していたところフエ
ニル環上の2位にフツ素原子,4位に塩素原子ま
たは臭素原子を有する化合物〔〕の合成に成功
し、これが意外にも既知の構造類似化合物よりも
優れた殺虫作用および殺卵作用を有し、又環境に
及ぼす影響の少ないことを知見し、これらの知見
に基づきさらに鋭意研究を続けた結果、本発明を
完成した。 即ち、本発明は (1) 式〔〕で表わされる尿素誘導体、 (2) 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる化合物と2,6―ジフルオロベン
ゾイルイソシアネートとを反応させることを特
徴とする式〔〕で表わされる尿素誘導体の製
造法、 (3) 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる化合物と2,6―ジフルオロベン
ズアミドとを反応させることを特徴とする式
〔〕 で表わされる尿素誘導体の製造法、 (4) 式〔〕で表わされる尿素誘導体を含有する
ことを特徴とする殺虫組成物に関する。 本発明で特に注目すべきは化合物〔〕の高い
殺虫,殺卵作用であり既知の類似化合物に比べ、
より低薬量で十分な効果を示す。従つて投下薬量
が少量で済み経済的利点に加えるに環境に及ぼす
影響も少ない。 また本発明化合物〔〕は即効性に優れるとと
もに、植物体内への浸透移行性があり、既知の類
似化合物に見られない優れた特徴を有している。
一般に既知類似化合物は昆虫体内へ経口的に摂取
されて殺虫活性を示すとされている(特公昭52−
18255,特公昭53−43952,特公昭54−900J.Agr.
Food.Chem.21 348(1973))が本発明化合物
〔〕は昆虫体表面に施用しても高い殺虫効果を
発揮する。 本発明化合物〔〕は温血動物に対する毒性が
低い(〔〕X=cl,Br共にDimilin(N―(2,
6―ジフルオロベンゾイル)―N′―(4―クロ
ロフエニル)尿素)とほぼ同等以上)ので畜舎等
に用い体外寄生虫の駆除に安全に利用することが
できる。 本発明化合物〔〕は衛生害虫、植物寄生昆虫
の防除に有効である。 より詳しくは、本発明化合物ならびにそれを含
有する製既はたとえば、ナガメ(Eurydema
rugosa),イネクロカメムシ(Scotinophara
lurida),ホソヘリカメムシ(Riptortus
clavatus),ナシグンバイ(Stephanitis nashi),
ヒメトビウンカ(Laodelphax stiatellus),ツマ
グロヨコバイ(Nephotettix cincticeps),ヤノ
ネカイガラムシ(Unaspis yanonensis),ダイズ
アブラムシ(Aphis glycines),ニセダイコンア
ブラムシ(Lipaphis pseudobrassicae),ダイコ
ンアブラムシ(Brevicoryn brassicae),ワタア
ブラムシ(Aphis gossypii)等の半翅目害虫、た
とえばハスモンヨトウ(Spodoptera litura),コ
ナガ(Plutella xylostella),モンシロチヨウ
(Pieris rape crucivora),ニカメイガ(Chilo
suppressalis),タマナギンウワバ(Plusia
nigrisigna),タバコガ(Helicovorpa assulta),
アワヨトウ(Leucania separata),ヨトウガ
(Mamestra brassicac),コカクモンハマキ
(Adoxophyes orana),ワタノメイガ(Syllepta
derogata),コブノメイガ(Cnaphalocrocis
medinalis),ジヤガイモガ(Phthorimaea
operculella)等の鱗翅目害虫、たとえばニジユ
ウヤホシテントウムシ(Epilachna
vigintioctopunotata),ウリハムシ
(Aulacophora femralis),キスジノミハムシ
(Phyllotreta striolata),イネドロオイムシ
(Oulema orgzae),イネゾウムシ
(Echinocnemus squamous)等の鞘翅目害虫、
たとえばイエバエ(Musca domestica),チカイ
エカ(Culex pipiens pallens),ウシアブ
(Tabonus trigonus),タマネギバエ(Hylemya
antiqua),タネバエ(Hylemya platura)等の
双翔目害虫、たとえばトノサマバツタ(Locusta
migratoria),ケラ(Gryllotalpa africana)等
の直翅目害虫、たとえばチヤバネゴキブリ
(Blattella germanica),クロゴキブリ
(Periplaneta fuliginosa)等のゴキブリ目害虫、
たとえばイネシンガレセンチユウ
(Aphelenchoides besseyi)等の線虫などの防除
に特に有効である。 本発明の化合物〔〕を殺虫剤として使用する
にあたつては、一般の濃薬のとりうる形態、即
ち、化合物〔〕の1種又は2種を使用目的によ
つて適当な液体の担体に溶解するか分散させ、ま
た適当な固体担体と混合するか吸着させ、乳剤,
油剤,水和剤,粉剤,粒剤,錠剤,噴霧剤,軟膏
などの剤型として使用する。これらの製剤は必要
ならば、乳化剤,懸濁剤,展着剤,浸透剤,湿潤
剤,粘漿剤,安定剤などを添加してもよく、自体
公知の方法で調製することができる。 殺虫殺ダニ剤中の有効成分の含有割合は使用目
的によつて異なるが、乳剤,水和剤などは10〜90
重量%程度が適当であり、油剤,粉剤などとして
は0.1%〜10重量%程度が適当であり、粒剤とし
ては1%〜20重量%程度が適当であるが、使用目
的によつては、これらの濃度を適宜変更してもよ
い。なお、乳剤,水和剤などは使用に際して、水
などで適宜希釈増量(たとえば100〜100000倍)
して散布するのがよい。 使用する液体担体としては、例えば水,アルコ
ール類(たとえば、メチルアルコール,エチルア
ルコール,エチレングライコールなど),ケトン
類(たとえば、アセトン,メチルエチルケトンな
ど),エーテル類(たとえば、ジオキサン,テト
ラヒドロフラン,セルソルブなど),脂肪族炭化
水素類(たとえば、ガソリン,ケロシン,灯油,
燃料油,機械油など),芳香族炭化水素類(たと
えば、ベンゼン,トルエン,キシレン,ソルベン
トナフサ,メチルナフタレンなど),ハロゲン化
炭化水素類(たとえば、クロロホルム,四塩化炭
素など),酸アミド類(たとえば、ジメチルホル
ムアミドなど),エステル類(たとえば、酢酸エ
チルエステル,酢酸ブチルエステル,脂肪酸のグ
リセリンエステルなど),ニトリル類(たとえば、
アセトニトリルなど)などの溶媒が適当であり、
これらの1種または2種以上の混合物を使用す
る。固体担体としては、植物性粉末(たとえば大
豆粉,タバコ粉,小麦粉,木粉など),鉱物性粉
末(たとえばカオリン,ベントナイト,酸性白土
などのクレイ類,滑石粉,ロウ石粉などのタルク
類,珪藻土,雲母粉などのシリカ類など)さらに
アルミナ,硫黄粉末,活性炭なども用いられ、こ
れらの1種又は2種以上の混合物を使用する。 また、軟膏基剤しては、たとえばポリエチレン
グライコール,ベクチン、たとえばモノステアリ
ン酸グリセリンエステル等の高級脂肪酸の多価ア
ルコールエステル、たとえばメチルセルローズ等
のセルローズ誘導体、アルギン酸ナトリウム,ベ
ントナイト,高級アルコール、たとえばグリセリ
ン等の多価アルコール,ワセリン,白色ワセリ
ン,流動パラフイン,豚脂,各種植物油,ラノリ
ン,脱水ラノリン,硬化油,樹脂類等の1種また
は2種以上あるいはこれらの各種界面活性剤その
他を添加したもの等を適宜選択することができ
る。 また、乳化剤,展着剤,浸透剤,分散剤などと
して使用される界面活性剤としては、必要に応じ
て石けん類,ポリオキシアルキルアリールエステ
ル類(例、ノナール ,竹本油脂KK製),アル
キル硫酸塩類(例、エマール10 ,エマール40
,花王アトラスKK製),アルキルスルホン酸
塩類(例、ネオゲン ,ネオゲンT ,第一工業
製薬KK製:ネオペレツクス ,花王アトラス
KK製),ポリエチレングリコールエーテル類
(例、ノニポール85 ,ノニポール100 ,ノニポ
ール160 ,三洋化成KK製),多価アルコールエ
ステル類(例、トウイーン20 ,トウイーン80
,花王アトラスKK製)などが用いられる。
又、本発明化合物〔〕と例えば他種の殺虫剤
(ピレスリン系殺虫剤,有機リン系殺虫剤,カル
バメート系殺虫剤,天然殺虫剤など),殺ダニ剤,
殺線虫剤,除草剤,植物ホルモン剤,植物発育調
節物質,殺菌剤(たとえば銅系殺菌剤,有機塩素
系殺菌剤,有機硫黄系殺菌剤,フエノール系殺菌
剤など),共力剤,誘引剤,忌避剤,色素,肥料
などを配合し、混合使用することも可能である。 化合物〔〕は例えねば一般式〔〕で表わさ
れるアニリン誘導体と、2,6―ジフルオロベン
ゾイルイソシアネートとを反応させることにより
製造することができる。反応は一般に適当な溶媒
中で行うのが望ましく、例えば、ベンゼン,トル
エン,キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロル
メタン,クロロホルム,四塩化炭素等のハロゲン
化炭化水素、エチルエーテル,ジオキサン,テト
ラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル
等のニトリル類、酢酸エチル等のエステル類、石
油エーテル,石油ベンジン,ヘキサン等の炭化水
素類等の不活性溶媒中で行われる。一般に反応温
度は、0゜〜120℃,好ましくは10゜〜50℃である。
反応時間は5分〜24時間で進行するが通常20分〜
2時間で反応は終了する。反応の終了は薄層クロ
マトグラフイー等で確認することができる。2,
6―ジフルオロベンゾイルイソシアネートは化合
物〔〕に対して当モルないし1.2倍モル用いて
もよい。 さらに、本発明化合物〔〕は化合物〔〕と
2,6―ジフルオロベンヅアミドとを反応させる
ことによつて製造することができる。 化合物〔〕は、2,6―ジフルオロベンヅア
ミドに対して当モルら1.2倍モル量用いてもよい。 反応は一般に溶媒中で行うのが好ましく、例え
ば、ベンゼン,トルエン,キシレン,ヘキサン,
ジクロメタン,四塩化炭素等の不活性溶媒が用い
られる。反応温度は、0゜〜150℃の範囲で適宜選
びうるが好ましくは50゜〜150℃である。反応は1
〜24時間で完結する。その終了は薄層クロマトグ
ラフイー等によつて確認するとができる。反応終
了後、反応混合物を自体公知の手段、例えば結晶
化、沈澱、抽出、濃縮、クロマトグラフイー等に
よつて単離,精製することができる。出発物質と
して使用される化合物〔〕,〔〕等の原料化合
物は既に公知の方法によつて製造できる。 次に実施例,試験例によつて本発明を記載する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるべきも
のではない。 実施例 1 N―2,6―ジフルオロベンゾイル―N′―2
―フルオロ―4―クロロフエニル尿素(化合物
No.1) 2―フルオロ―4―クロロアニリン1.6gをト
ルエン50mlに溶かし室温下撹拌しながら、2,6
―ジフルオロベンゾイルイソシアネート2.0gを
滴下した。30分間撹拌後、n―ヘキサン50mlを加
え不溶物を取し、少量のn―ヘキサンで洗浄す
ると粗晶3.2gが得られた。(融点194−196℃)こ
れをアセトンから再結晶すると標記化合物の無色
針状結晶2.6gが得られた。融点198−199℃ 元素分析値 計算値(%) C,51.16;H,2.45;N,8.52 実測値(%) C,51.07;H,2.40;N,8.41 IR(ヌジヨール)νcm-1 max 3220 3120 1720 1700 実施例 2 N―2,6―ジフルオロベンゾイル―N′―2
―フルオロ―4―ブロモフエニル尿素(化合物
No.2) 2―フルオロ―4―ブロモアニリン2.1gをト
ルエン50mlに溶かし室温下撹拌しながら、2,6
―ジフルオロベンゾイルイソシアネート2.0gを
滴下した。30分間撹拌後、n―ヘキサン50mlを加
え不溶物を取し少量のn―ヘキサンで洗浄する
と粗晶3.7gが得られた。(融点190−192℃)これ
をアセトンから再結晶すると、標記化合物の無色
針状結晶3.0gが得られた。融点195−196℃ 元素分析値 計算値(%) C,45.07;H,2.16;N,7.51 実測値(%) C,45.07;H,2.11;N,7.44 IR(ヌジヨール)νcm-1 max 3230 3120 1715 1695 実施例 3 N―2,6―ジフルオロベンゾイル―N′―2
―フルオロ―4―クロロフエニル尿素(化合物
No.1) 2,6―ジフルオロベンヅアミド2.0g,2―
フルオロ―4―クロロフエニルイソシアネート
2.2g,キシレン100mlとからなる混合物を20時間
加熱還流した。反応終了後冷却し析出した結晶を
取し、さらにアセトンから再結晶した。収量
3.0g,融点198−199℃。得られた化合物は実施
例1にて、得られた標品と混融しても融点降下は
認められなかつた。 実施例 4 乳剤 化合物No.1 20重量% ジメチルホルムアミド 75 〃 ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニ
ポール85 ) 5 〃 を含有する乳剤(上記成分を混合して製造した。) 実施例 5 水和剤 化合物No.2 25重量% リグニンスルホン酸ナトリウム 5重量% ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニ
ポール85 ) 5 〃 クレイ 65 〃 を含有する水和剤(上記成分を混合して製した) 実施例 6 粒剤 化合物No.1 2重量% リグニンスルホン酸ナトリウム 5 〃 ベントナイト 93 〃 の混合物を水を加えて練り合せ製造した粒剤。 実施例 7 粉剤 化合物No.2 5重量% クレイ 95 〃 なる成分を混合して製造した粉剤。 試験例 1 ハスモンヨトウ(Spodoptere litura)に対す
る効果 a) 供試化合物(化合物No.1,No.2)および対
照化合物〔(1)N―2,6―ジフルオロベンゾイル
―N′―4―クロロフエニル尿素(以下化合物A
と略称する)(2)N−2,6―ジクロロベンゾイル
―N′―2,4―ジクロロフエニル尿素(以下化
合物Bと略称する)(3)N―2,6―ジクロロベン
ゾイル―N′―3―フルオロ―4―クロロフエニ
ル尿素(以下化合物Cと略称する)(4)N―2,6
―ジフルオロベンゾイル―N′―3―フルオロ―
4―クロロフエニル尿素(以下化合物Dと略称す
る)(5)N―2,6―ジフルオロベンゾイル―
N′―3,4―ジクロロフエニル尿素(以下化合
物Eと略称する)〕を実施例5と同様な処方によ
つて水和剤とし、この0.4および2ppmの水稀釈液
(展着剤ダイン 0.03%添加)20mlをポツト栽培
したダイス実生苗(発芽後14日)にスプレーチエ
ンバー内でスプレーガン(噴圧1Kg/cm2)を用い
で散布した。散布2時間後に本葉2枚を切り取
り、それぞれ1枚ずつアイスクリームカツプ(径
6cm,深さ4cm)中に収め、3令幼虫10頭を放
ち、放虫後カツプを室内(25℃)に置き、96時間
後の死亡虫数を調べた。試験は2反復で試験結果
は死亡率で表1()に表示した。 b) 供試化合物(化合物No.1,No.2)および対
照化合物A〜E(実施例4と同様に処方された乳
剤)の10および50ppmの水稀釈液(展着剤ダイン
,0.03%添加)20mlを金網中の3令幼虫10頭に
散布した。散布30分後に幼虫を金網中から取り出
しダイス葉を入れたアイスクリームカツプに移し
放置時間を48時間にかえる以外(a)の調査法と同じ
方法で死亡虫数を調べた。試験は2反復で試験結
果は死亡率(%)で表1()に表示した。 なお、試験例1〜3の死亡率は下記の式によつ
て算出した。 死亡率(%)=100−生育成虫数/供試幼虫数×100
【表】
【表】 試験例 2 ニカメイガ(Chilo suppressalis)に対する効
果 供試化合物(化合物No.1,No.2)および対照化
合物A〜E(実施例5と同様に処方された水和剤)
の0.4および2ppmの水稀釈液を試験例1(a)と同じ
方法で調製し、各薬液中にイネ芽出し(草丈2
cm)10本を30分間浸漬した。処理イネ芽出しをガ
ラス容器(径2cm,深さ5cm)に移し、その容器
内に3令幼虫を10頭放ち、アルミ箔で蓋をして室
内(25℃)に置き、放虫4日後の死亡虫数を調べ
た。試験は2反復で試験結果は死亡率(%)で表
2に表示した。
【表】 試験例 3 コナガ(Plutella xylosuella)に対する効果 供試化合物(化合物No.1,No.2)および対照化
合物A〜E(実施例5と同様に処方された水和剤)
の50ppmの水稀釈液を試験例1(a)と同じ方法で調
製し、20mlをポツト栽培した甘日大根の実生苗
(発芽後25日)に試験例1(a)と同じ方法で散布し
た。散布2時間後に本葉を2枚切り取り、1枚ず
つアイスクリームカツプに収め、2令幼虫10頭を
放ち、放虫後カツプを室内(25℃)に置き、48時
間後の死亡虫数を調べた。試験は2反復で試験結
果は死亡率(%)で表3に表示した。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる尿素誘導体。 2 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる化合物と2,6―ジフルオロベンゾ
    イルイソシアネートとを反応させることを特徴と
    する式 〔式中、Xは前記と同意義を示す〕で表わされる
    尿素誘導体の製造法。 3 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる化合物2,6―ジフルオロベンズア
    ミドとを反応させることを特徴とする式 〔式中、Xは前記と同意義を示す〕で表わされる
    尿素誘導体の製造法。 4 式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を示す〕 で表わされる尿素誘導体を含有することを特徴と
    する殺虫組成物。
JP3262382A 1982-03-01 1982-03-01 新規な尿素誘導体、その製造法および殺虫組成物 Granted JPS58148847A (ja)

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CA000422174A CA1238650A (en) 1982-03-01 1983-02-23 Urea derivatives, their production and use
KR1019830000807A KR840003610A (ko) 1982-03-01 1983-02-28 요소 유도체의 제조방법
DE8383101994T DE3360337D1 (en) 1982-03-01 1983-03-01 Urea derivatives, their production and use
US06/471,191 US4564639A (en) 1982-03-01 1983-03-01 N-(2,6-Difluorobenzoyl-N-'-(2-fluoro-4-halophenyl)urea
EP83101994A EP0088343B1 (en) 1982-03-01 1983-03-01 Urea derivatives, their production and use
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JPS54900A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Dynic Corp Display label preventing rubber deterioration
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JPS58148847A (ja) 1983-09-05

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