JPH02107278A - スキー用安全締具 - Google Patents

スキー用安全締具

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JPH02107278A
JPH02107278A JP1207098A JP20709889A JPH02107278A JP H02107278 A JPH02107278 A JP H02107278A JP 1207098 A JP1207098 A JP 1207098A JP 20709889 A JP20709889 A JP 20709889A JP H02107278 A JPH02107278 A JP H02107278A
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JP
Japan
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sliding plate
notch
ski
notches
longitudinal
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Application number
JP1207098A
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English (en)
Inventor
Jean-Claude Brischoux
ジャン―クロード ブリシユー
Gilles Renaud-Goud
ジル ルノー グー
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/005Ski bindings with means for adjusting the position of a shoe holder or of the complete binding relative to the ski

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2の主要部分(すなわちスキー板の上面に固定
された長手方向滑動板と、該滑動板上に長手方向に可動
に取り付けられるとともに該滑動板上で複数個の異なる
長手方向位置の1に固定できる本体とからなるスキー用
安全締具に関するものである。
靴の前部を保持する爪先保持部または該靴の後部を保持
する踵保持部に関連して、各種のスキー用安全締具が既
に知られている。これらの安全締具は、爪先保持部また
は踵保持部を所定の長さを有するスキー靴に適合させる
とともに靴底を該2の締具間に挾持する力の強さを調節
するために、該締具本体を長手方向に調節できるように
するものである。これらの安全締具において、スキー板
上に固定される滑動板は、少なくともその長さの一部分
にわたって、長手方向に互に間隔をおいて設けられた一
連の切り欠きからなる一種のラックを有し、該切り欠き
は、それぞれ、締具本体が該滑動板上で占める長手方向
の異なる位置を規定する。該滑動板と接触し、かつその
上を滑動する台座を構成する締具本体の下部に可動に取
り付けられた鎖錠手段がこれら切り欠きと共働する。該
鎖錠手段は該締具本体を該滑動板上で長手方向に滑動さ
せる際、該滑動板に形成した一連の切り欠きに対向して
長手方向に移動できるよう配設された少なくとも1の歯
を担持する。該鎖錠手段は、その歯が常に滑動板の切り
欠きの方向へ押圧されるよう、また該締具本体を滑動板
上の所望の長手方向位置に固定するために切り欠きの1
内に嵌入できるようばねにより弾性的に付勢される。さ
らに、該鎖錠手段の歯をそれが係合する該切り欠きから
外して、締具本体の長手方向位置の調節を変更したい場
合、その戻しばねの作用に抗して該鎖錠部材を作動可能
にする部材を該鎖錠手段に設ける。このような安全締具
は1例えばフランス特許第2454822号明細書に記
載されている。
安全締具の滑動板は、その製造および包装時に締具本体
を付は加えてもよく、この場合、スキー板上に滑動板を
ネジで固定することが該締具の組立に必要な最初の作業
となる。しかしながら、スキー板が既に所定位置に固定
された滑動板を有するということもあり得る。
この場合には、締具本体のみを滑動板上に取り付けるこ
とが必要となる。上述した2の場合、滑動板上の適宜な
長手方向位置で締具本体の調節を行なうためには、該本
体を該滑動板上で滑動させることが必要であり、かつこ
の作業では、滑動中に、滑動板に設けられて調節用ラッ
クを構成する切り欠きの前方を歯が邪魔することなく通
過できるよう該鎖錠手段を持ち上げて保持することが必
要となる。
したがって、組立作業者は一方の手で滑動板と係合した
締具本体を把んでこれを長手方向に滑動させるとともに
、他方の手で適宜な工具を用いて該鎖錠手段を持ち上げ
ることが必要であり、しかもこれを該本体が該滑動板上
を滑動する間ずっと行なう必要がある。したがって、こ
の作業は組立作業者にとって便利なものではなく、また
更に締具本体を最終長手方向位置に設定する作業は自動
的には行なわれない。
本発明は1組み立ておよび長手方向位置の調節をいちじ
るしく簡略化し得る手段を備えた安全締具を提供して、
締具本体が滑動している間、スキー板の長さにかかわら
ず、スキー板上で靴が占めるべき位置に正確に対応する
長手方向位置に締具本体を自動的に停止させることによ
り、前述の欠点を取り除くことを目的とする。
この目的のために、本発明のスキー用安全締具はスキー
板に固定した長手方向の滑動板と;スキー板上に取り付
けられるべき靴の一端部を保持するための顎部および該
顎部の付勢機構を担持する本体と;該滑動板上で複数個
の異なる長手方向位置の1において該本体を固定する手
段とを含み、該本体は該滑動板上を長手方向に滑動可能
に取り付けられ、また該固定手段は、該本体と該滑動板
とを構成する2の部材の1上に、長手方向に一線整列さ
れて、該滑動板上で該本体が占拠できる異なる長手方向
位置をそれぞれ規定するラックを形成する一連の切り欠
き、および、上記2部材のうちの他方上で、弾性的に付
勢される鎖錠部材は該一連の切り欠きに対向する少なく
とも1の歯を含み、該鎖錠部材の歯は、該切り欠きの1
内に嵌合し、該本体を該滑動板上の所望の位置に固定す
ることができるよう該切り欠きに向かって弾性的に押圧
され、該ラックの切り火きが取り外し可能な詰め栓によ
り閉止されていることを特徴とするものである。
以下に、非限定的な例として、本発明の各種実施態様を
添付の図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図に示す本発明のスキー用安全締具は
、スキー板3上に靴2の後端(第4図)を保持するため
の踵保持部1である。
該踵保持部1は、その前部分に、靴2を保持する顎部と
該顎部の付勢機構とを担持する本体4を含む。該本体4
はその下部において台座5と一体になっており、この台
座上で長手方向に滑動可能である0本体4の下部には長
手方向中空部6が設けられ、この中に戻りばねを構成す
る圧縮ばね7が収容されている。
該圧縮ばね7は、その前端において、本体4の衝止部を
構成する横断方向面8に支承され、また、その後端にお
いて、中空部6内に滑動可能に収容されたピストン9に
支承される。
該踵保持部1はさらに任意の適宜な手段、たとえばねじ
によりスキー板3の上部水平面に固定される滑動板11
を含む6該滑動板11は金属板からなり、この金属板は
最初から締具本体4の台座5と組み合わせてもよく、あ
るいは締具本体4の取り付けに先立ってスキー板上に固
定してもよい、いずれにせよ台座5と滑動板11は側方
の遊びを最少限にして互に嵌合するとともに台座を長手
方向に滑動できるよう、したがってスキー板に固定され
た滑動板11に対して本体4を滑動できるよう構成され
る。図示の非限定的な実施態様において、滑動板11は
、スキー板3の上方長手方向隆起部3a上に固定される
プラットホームを構成する。この長手方向隆起部は長方
形断面を有し、したがってスキー板3より幅が狭い。滑
動板11を構成するプラットホームの幅は隆起部3aよ
り広いがスキー板3よりは狭く、したがってその長手方
向両縁部11aは隆起部3aの長手方向両縁部より僅か
に突き出ているが、スキー板3の両側面3b、3cには
達しない。さらに、滑動板を構成するプラットホーム1
1上を滑動する台座5は横に伏せたC字状断面を有する
。言い換えれば、台座5は上部水平芯部5aを有し、こ
の芯部は、その長手方向両縁に沿って、下方へ延びる2
の垂直短翼板5bによって終端し、この短翼板自体は、
その下端において、互の方向すなわち締具の長手方向垂
直対称面に向かって延びる2の水平短翼板5Cを介して
延び出ている。したがって、台座5の両側において2の
短翼板5b、5cは溝を構成し、滑動板11を構成する
プラットホームの長手方向縁部11aがこの溝と緊密に
嵌合する。
踵保持部1の長手方向位置を調節するために、該滑動板
11は、その中央部において長手方向に一線整列させた
一連の切り欠き12からなるラックを有する。該切り欠
き12は滑動板11を貫通する孔でもよく、あるいは第
1図ないし第4図に示すように滑動板の厚みの一部のみ
に設けられた凹部でもよい。該切り欠き12は種々の形
状とすることができ。
特に平面で見た場合、横断方向に延びた長方形とするこ
とができる。踵保持部1の台座5上に横断方向軸の回り
で枢動可能に取り付けられた鎖錠部材13がこれら切り
欠き12と係合する。該鎖錠部材13はその下面に滑動
板11の切り欠き12に嵌合する少なくとも1の歯14
を担持する。図示の非限定的な実施態様において、第5
図から明らかなように、鎖錠部材13は横断方向に一線
整列させた2の歯14を担持する。しかしながら、とり
わけ−変形態様において、該鎖錠部材13は長手方向に
一線整列させた一連の複数個の歯を担持しても良い。該
鎖錠部材13はその下歯部14が常に下方に押圧される
よう弾性的に付勢される。この実施態様において、該鎖
錠部材13の弾性的付勢は戻りばね7により確実に行な
われてピストン9を後方へ押圧し。
このピストンが鎖錠部材13の前方分岐部13aの端部
と接触する。したがって、該鎖錠部材13は図において
常に時計方向に付勢される。
踵保持部1の長手方向位置の調節を容易にするため、滑
動板11は、組み立てる前に。
切り欠き12のすべてを詰め栓15により塞いだ状態で
引き渡される。該詰め栓15の各々は切り欠き12の開
口部を実質上完全に閉止し、かつその上面が滑動板を構
成するプラットホーム11の上面とほぼ一致するような
形状および寸法を有する。組立作業者が該踵保持部1を
所望の長手方向位置に置いてこれを固定しようとする場
合には、該長手方向位置に対応する詰め栓15を切り欠
き12から取り外す。この目的のためには、該切り欠き
と係合し、かつ該詰め栓15を切り欠きの外へ飛び出さ
せ得る任意の工具を使用することができる。この実施態
様において、滑動板11は5の異なる長手方向位置に対
応して5の連続する切り欠きを有するものとする。また
、踵保持部1を長手方向の中央位置に固定するものとす
る。したがって組立作業者は第1図に示すように中央切
り欠き12内にある詰め栓15を前以って取り外したと
仮定する。
この作業が完了すると、組立作業者は片一方の手で本体
4を滑動板上で左から右へ滑動させる。この運動中に、
鎖錠部材13の歯14が該滑動板11の上面を滑動し、
かつ、第2図に示すように、中央切り欠きより左方に位
置して詰め栓15により閉止された最初の2の切り欠き
の上を難なく通過するので、該鎖錠部材は常に持ち上げ
られたままになっている。本体4が十分に右方へずれて
鎖錠部材13の歯14が詰め栓15を取り除いた中央切
り欠き12の上方に位置すると、戻りばね8の作用によ
り鎖錠部材13が時計方向に揺動し、それに続いて該鎖
錠部材13の歯14は該切り欠き12に嵌合できる。こ
の瞬間9から締具1は第3図に示すように所望の長手方
向位置に固定される。この位置において鎖錠部材13は
固定され、前方分岐部13aを介して、ピストン9の後
方衝止部を形成する。
しかしながら、踵保持部1の本体4は、靴の装着時に、
第4図に示すように、戻りばね8をより一層圧縮しなが
ら、台座5に対して自由に滑動することができる。
図かられかるように、鎖錠部材13は、歯14の後方に
おいて、上方に延びるとともに、その端部が該踵保持部
1の後方から到達可能な後方分岐部13bを有する。そ
の結果、該鎖錠部材13の後方分岐部13bと台座5と
の間に係合する適宜な工具により、該後方分岐部13b
を持ち上げ、かつ該鎖錠部材13全体を反時計方向に傾
動させることができ、これにより歯14を切り欠き12
から係合解除し、かつ、必要に応じて、該踵保持部1の
長手方向位置を変更させるために該踵保持部を長手方向
に改めて滑動させ得るということになる。
第6図はスキー板3と一体の共通滑動板11上に取り付
けられる2の安全締具、すなわち前述の踵保持部1と爪
先保持部16とを示す。この爪先保持部16は公知の形
式のものであり、踵保持部1の台座5と同様な台座17
と一体である。踵保持部1および爪先保持部16の台座
5,17は、それぞれ、共通滑動板11の後部分11b
および前部分11C上に滑動可能に嵌合される。なお、
これら前後2部分は幅の狭い中央部分lidを介して相
互に接続される。この中央部分lidは、締具1,16
を初めにスキー板に対して垂直方向(矢印f)に動かし
1次いで踵保持部1については後方(矢印fl)へ、ま
た爪先保持部16については前方(矢印f2)へ長手方
向に動かして該締具を嵌合可能とするために設けられる
ものである。この目的のために、該中央部分lidの幅
は2の台座5,17のC字状断面の端部を構成する2の
水平短翼板間に画定される開口の幅より狭くされる。
爪先保持部16の長手方向位置の調節は、滑動板11の
前部分11cの長手方向縁部11aに設けられる一連の
切り欠き18により行なわれる。該切り欠きは、縁部1
1aに通ずる垂直の切り込みによって構成され、この切
り込みは上面が該前部分lieの上面とほぼ一致する詰
め栓19により埋められる。
鎖錠部材21は爪先保持部16の台座17上で長手方向
軸22の周りにヒンジ連結によって取り付けられ、ばね
23により下方に付勢される。該鎖錠部材21は、その
下面に、側方切り欠き18の1と嵌合するための歯24
を担持する。また、該鎖錠装W21は例えばねじ回し等
の適宜な工具により外部からこれを持ち上げ可能にする
外方分岐部21aを含む。
踵保持部1の場合のように、爪先保持部16の所望の長
手方向位置は、対応する側方切り欠き18から最初の位
置にある詰め栓19を取り外すことにより予め決められ
る。
第6図においては、5の側方切り欠き18があるものと
し、かつ所望の長手方向位置は鎖錠部材21の歯24が
最前部の切り欠きの直後に位置する切り欠き18と係合
する位置に対応するものとする。
第9図および第10図は、踵保持部1の長手方向位置を
決定する切り欠き12と係合する詰め栓15の一実施態
様の拡大図であり、該切り欠き12は滑動板11の上面
に形成された平行六面体状の切り込みにより構成される
。各詰め栓15はほぼT字状をしており、その平行六面
体状の上傾部15aは、横方向の長さがこれを収容する
切り欠き12の長さより少し短い。このため、該頭部1
5aの前面15bは切り欠き12に対向する前面と共に
空間を形成し、この空間には該切り欠き12から詰め栓
15を取り外すためのテコとして用いることができるね
じ回し等の工具25の端部を挿入することができる。詰
め栓15の頭部15aは、その下部において、該詰め栓
15を保持するために切り欠き12を下方へ伸び出させ
る対応下方孔12a内に嵌り込む突起部15cを介して
延びている。特に、切り欠き12から詰め栓15を取り
外し容易にするため、該詰め栓15の頭部15aは、工
具25挿入用のくぼみを画定するその前面15bとその
下面との間に工具25の端部の進入を容易にする面取り
部15dを有するのが好ましい。
第11図および第12図に示す本発明の変形実施態様に
おいて、切り欠き12は滑動板11を貫通して形成され
、平行六面体を画定する。該切り欠き12内には、厚さ
が切り欠き12の深さにほぼ等しく、かつ幅が該切り欠
きの幅に等しいほぼ平行六面体状の詰め栓27が嵌入す
る。しかしながら、その長さは切り欠き12の長さより
短く、シたがってその前面27aの1と切り欠き12の
対向前面との間に空間が画成され、この空間内に、該切
り欠き12から詰め栓27を外方へ飛び出させるため工
具25の端部を嵌入させることができる。また、前面2
7aは、その下部で。
工具25の先端の進入を容易にする面取り部27bを有
するとよい。
第13図および第14図に示す変形実施態様において、
側方切り欠き18と嵌合する詰め栓19はその高さが滑
動板11の厚みにほぼ等しい平行六面体のブロックから
なる。さらに、該詰め栓190幅は切り欠き18の幅に
等しく、したがって該詰め栓は切り欠き内に嵌合させる
ことによりきっちりと保持される。またさらに、滑動板
11の部分11cの上面とほぼ同一面をなす詰め栓19
の上部前面19aは、側方切り欠き18の底部と接触す
る箇所において、詰め栓19を取り除くために使用する
工具25の先端の挿入を可能にするため面取り部19b
を有するとよい。
上記の説明において、切り欠き12.18および対応す
る詰め栓15,19.27は平行六面体状であるのが好
ましいとしたが、この形状は限定的なものではなく、他
の形状特に角柱状または円筒状としてもよいことは言う
までもない。
第15図および第16図は、前記の詰め栓による調節方
法を従来の長さ調節方法と組み合わせた他の変形例を示
す。
締具1は滑動板30を介して台座5′上に取り付けられ
、この滑動板に沿って長手方向に滑動可能である。
滑動板30は台座5′に一体的に固設される。
締具1の滑動板30に沿った長手方向の移動は、該滑動
板上における締具の初期位置を調節可能にする手段によ
り制御される。該調節手段はマイクロメーターねじ31
により構成され、その頭部は滑動板と一体の筒部32に
保持され、またそのねじ切りを施した部分は締具本体1
の雌ねじ溝部(不図示)内に嵌め込まれる。
この構造は当業者には既知のものである。
この手段は限定的なものではなく、例えば滑動板30に
より担持される一連の切り欠きの1と噛合する歯を有す
る鎖錠部材を用いてもよい、これは当業者にとって実施
可能な範囲である。
スキーを行なうとき、長さ調節手段により規定される初
期位置から、締具を、ばねの戻り力に抗して、滑動板に
沿って後方に移動させることができる。これは当業者に
既知のことである。
台座5″自体は、第6図に関連して記載した台座5と類
似のものであり、スキー板3の滑動板11と協働する。
上述のように、滑動板11は詰め栓15により閉止され
る一連の切り欠き12を有する。
第15図は切り欠き36から引き抜がれた詰め栓35を
示す。
図示の変形例において、台座5′はその前部分に栓が取
り除かれた切り欠き、すなわち切り欠き36と係合する
ための歯34を担持する鎖錠部材33を有する。
該鎖錠部材33は例えば可撓性を有する薄板38からな
り、これは台座5′の長手方向スロット39のレベルで
、該台座5′の上面に合わせて取り付けられる。薄板3
8はその後部において台座に接続されるのが好ましい。
さらに該薄板は第16図に示すように歯34が台座の下
面下に突出するよう弾性的にプレストレスを与えられる
スキー板3への締具1の取り付けは以下のようにして行
なわれる。スキーヤ−の体格に応じ、組立作業者は取り
外すべき詰め栓15(例えば詰め栓35)を決定し、前
述したようにして該詰め栓を引き外す0台座5′を滑動
板11と係合させ、かっ鎖錠部材33の歯34が開いた
切り欠き36内に落ち込むまで締具を滑動させる。これ
により締具の概略設定が行なわれる。
長手方向位置の調節はネジ31に作用を及ぼすことによ
り実施される。
したがって、切り欠き15により、例えば各種寸法の靴
について、概略調節が行なわれ、次いで最終調節は締具
に適した他の長さ調節手段により行なわれる。
のちほど、スキー板上で締具を大幅に移動する必要があ
る場合には、組立作業者は切り欠き36から鎖錠部材3
3を外し、次いで所望の新たな長手方向位置に対応する
詰め栓12を引き抜く。
また必要に応じて、最初の切り欠き36を詰め栓12に
より再び閉止する。
もちろん、以上の記載は例示に過ぎず1本発明の範囲を
逸脱しない限り他の諸実施態様を採用することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、所望の長手方向位置に締具本体を最終的に配
置する前に、スキー板に固定された滑動板と係合する本
発明の踵保持部の本体を示す要部縦断側面図。 第2図および第3図は、所望の調節位置まで長手方向に
移動中の踵保持部を示す第1図と同様の要部縦断側面図
。 第4図は、スキー板上へ靴を固定した後の踵保持部を示
す第1図と同様の要部縦断側面図。 第5図は、第1図ないし第4図に示す鍾保持部の後面図
。 第6図は、共通の滑動板によりスキー板上に取り付けら
れた2の安全締具、すなわち爪先保持部および踵保持部
の斜視図。 第7図は、第6図の爪先保持部の鎖錠部材の取り付は状
態を示す横断方向垂直部分断面図。 第8図は、第6図の爪先保持部の鎖錠部材を示す斜視図
。 第9図は、滑動板の切り欠きに嵌入した詰め栓を含む滑
動板の一部を示す垂直拡大縦断面図。 第10図は、第9図に示した詰め栓の斜視図。 第11図は、滑動板の切り欠きに嵌スした詰め栓の一変
形実施態様を示す要部垂直縦断面図。 第12図は、第11図に示した詰め栓の斜視図。 第13図は、詰め栓を含む切り欠きが形成されている長
手方向縁部における滑動板の周辺部を示す拡大垂直横断
面図。 第14図は、第13図に示した詰め栓の斜視図。 第15図および第16図は1本発明の他の変形実施態様
を示す斜視図。 [主要部分の符号の説明〕 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・締具本体11・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・滑動板11a・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長手方向縁
部12、18◆            切り欠き2a 13.21 15.19,27 5a 15b、27a 15d、19b 下方孔 鎖錠部材 歯部 詰め栓 上頭部 前面 面取り側面 FIG、4 FIG、5 FIG、9 FIG、 I I a FIG、 10 FIG、I2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スキー板に固定した長手方向の滑動板(11)と;
    前記スキー板上に取り付けられるスキー靴の一端部を保
    持するための顎部と前記顎部の付勢機構とを担持し、前
    記滑動板(11)上を長手方向に滑動可能に取り付けら
    れる本体(4)と;複数個の異なる長手方向位置の1に
    おいて前記滑動板(11)上で前記本体(4)を不動固
    定する手段とを含み、前記不動固定手段は、前記本体(
    4)と前記滑動板(11)とを構成する2の部材の1上
    に、長手方向に一線整列されて、前記本体(4)が前記
    滑動板(11)上で占拠できる異なる長手方向位置をそ
    れぞれ決定するラックを形成する一連の切り欠き(12
    )、および、前記2部材のうちの他方上で、弾性的に付
    勢されるとともに前記一連の切り欠き(12)に対向す
    る少なくとも1の歯部(14)を備えた鎖錠部材(13
    、21)を含み、前記鎖錠部材(13)の歯部は、前記
    切り欠き(12)の1内に嵌合して、所望の長手方向の
    位置において前記滑動板(11)上で前記本体(4)を
    不動固定するよう前記切り欠き(12)の方向へ弾性的
    に押圧されるスキー用安全締具において、 前記ラックの切り欠き(12、18)は取り外し可能な
    詰め栓(15、19、27)により閉止されることを特
    徴とするスキー用安全締具。 2、前記各々の詰め栓(15、19、27)は、それが
    収容される切り欠き(12、18)を完全に埋めること
    を特徴とする請求項1に記載のスキー用安全締具。 3、前記各々の詰め栓(15、19、27)は、それが
    収容される切り欠き(12、18)を部分的に埋めるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスキー用安全締具。 4、前記詰め栓(15、19、27)が前記切り欠き(
    12、18)と同一の幅を有し、かつ摩擦嵌合により該
    切り欠き内に保持されることを特徴とする請求項1、2
    または3に記載のスキー用安全締具。 5、前記切り欠き(12、18)および前記詰め栓(1
    5、19、27)の各々が平行六面体状であることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のスキー
    用安全締具。 6、平行六面体状の前記切り欠き(12)が前記滑動板
    (11)内で水平横断方向に延び、また前記詰め栓(1
    5)が、前記切り欠き(12)の深さにほぼ等しい厚み
    で、かつ該切り欠きの長さよりも短い長さの平行六面体
    ブロックで構成されることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか1に記載のスキー用安全締具。 7、平行六面体状の前記各詰め栓(15、27)が、そ
    の前面(15b、27a)の1とその下面との間に面取
    りした側面(15d)を有することを特徴とする請求項
    6に記載のスキー用安全締具。 8、前記各々の切り欠き(12)が、前記滑動板(11
    )の厚み部分内に配置され、かつ下方孔(12a)を介
    して下方へ伸び出る切り込みにより構成され、かつ前記
    各々の詰め栓(15)はT字形をしており、前記切り欠
    き(12)内に収容されるその平行六面体状の頭部(1
    5a)は該切り欠き(12)に通じる前記下方孔(12
    a)に嵌入する突起部(15c)を介して伸び出ること
    を特徴とする請求項6または7に記載のスキー用安全締
    具。 9、前記各々の切り欠き(12)が、前記滑動板(11
    )の厚み部分一杯に穿設されることを特徴とする請求項
    6または7に記載のスキー用安全締具。 10、平行六面体状の前記切り欠き(18)が、前記滑
    動板(11)の長手方向縁部(11a)に形成した垂直
    方向切り込みで構成され、また前記詰め栓(19)が、
    前記切り込み(18)の高さにほぼ等しい高さと、該切
    り込みの幅に等しい幅の平行六面体状ブロックで構成さ
    れることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に
    記載のスキー用安全締具。 11、平行六面体状の前記各々の詰め栓(19)が、そ
    の上部水平方向面と前記切り欠き(18)の底部に接触
    する垂直方向面との間に面取りした側面(19b)を有
    することを特徴とする請求項10に記載のスキー用安全
    締具。
JP1207098A 1988-08-17 1989-08-11 スキー用安全締具 Pending JPH02107278A (ja)

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