JPH02107043A - 同一対地複数回線設定制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 同一対地に対して、伝送容量の大きい呼について複数回
線を設定する為の同一対地複数回線設定制御方式に関し
、 端末装置から１回の発信操作により、複数回線の設定を
行わせることを目的とし、 発信側の端末装置からの発信要求によって、交換網を介
して或いは専用線を介して前記発信側の端末装置を収容
した交換機と着信側の端末装置を収容した交換機との間
に回線を設定するシステムに於いて前記発信要求に付加
されたユーザ・ユーザ情報に、複数回線設定要求情報を
付加して送出し、前記交換機に、前記複数回線設定要求
情報の識別手段を設け、該識別手段により前記発信側の
端末装置からユーザ・ユーザ情報に付加した複数回線設
定要求情報を識別した時に、該複数回線設定要求情報に
より指示された回線数に従って、前記交換機から前記着
信側の端末装置を収容した交換機に対して発信し、前記
交換機間に複数回線を設定するように構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、同一対地に対して、伝送容量の大きい呼につ
いて複数回線を設定する為の同一対地複数回線設定制御
方式に関するものである。

ｌ５ＤＮ（統合サービス・ディジタル網）に於いては、
５４Ｋｂｐ　ｓのＢチャネルと、１６ＫｂｐｓのＤチャ
ネルとを組合せて、２Ｂ＋Ｄをユーザと交換網との間の
ベーシックインタフェースとし、又３８４ＫｂｐｓのＨ
，チャネル、１．５４４ＭｂｐｓのＨｌチャネル等のＨ
チャネルを一次群インタフェースとしている。このよう
な構成に於いて、データ速度等に対応してチャネルを有
効利用することが望ましいものである。

〔従来の技術〕

ｌ５ＤＮに於けるＢ１チャネルと８２チヤネルとＤチャ
ネルとからなる２Ｂ＋Ｄのベーシックインタフェースに
於いて、Ｂｌチャネルにより６４Ｋｂｐ　ｓの音声信号
、Ｂ２チャネルにより６４Ｋｂｐｓのデータ等をそれぞ
れ異なる対地に伝送できるものである。又同一対地に伝
送する場合は、Ｂ　ｌ　＋　８２チヤネル設定の為に、
２回の発信操作を必要とするものである。

又ＨＯチャネルは、６Ｂチヤネルに相当し、又Ｈ，チャ
ネルは、４Ｈ，チャネルに相当する。テレビ会議や高速
データ伝送に於いては、このようなＨチャネルを用いる
ことになる。例えば、１．ＩＭ　ｂ　ｐ　ｓの伝送速度
を必要とする場合、Ｈ，チャネルでは余分が生じるから
、Ｈ，チャネルを３チャネル分使用すれば良いことにな
る。この場合、ＨＯチャネルを３チャネル分設定する為
に、３回の発信操作を必要とするものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のように、Ｈ，チャネルを３チャネル分必要とする
場合に、Ｈ，チャネルを使用すれば、１回の発信操作で
済むことになるが、ＨＯチャネルの１チヤネル分が遊ぶ
ことになるから不経済である。従って、前述のように、
Ｈ，チャネルを３チャネル分設定する為に、３回の発信
操作を行うことになる。その為、発信操作が煩雑となる
欠点があった。

本発明は、端末装置から１回の発信操作により、複数回
線の設定を行わせるこ・とを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の同一対地複数回線設定制御方式は、ユーザ・ユ
ーザ情報を利用することにより、端末装置から１回の発
信操作で複数回線の設定を可能とするものであり、第、
１図を参照して説明する。

発信側の端末装置ｌからの発信要求によって、交換網４
を介して或いは専用線５を介して、前記発信側の端末装
置１を収容した交換・機２と、着信側の端末装置６を収
容した交換機３との間に回線を設定するシステムに於い
て、端末装置１から送出す、る発信要求に付加されたユ
ーザ・ユーザ情報に、複数回線設定要求情報を付加する
。又交換機２．３に複数回線設定要求情報の識別手段７
を設け、交換機２の識別手段７により端末装置１からユ
ーザ・ユーザ情報に付加した複数回線設定要求情報を識
別した時に、この複数回線設定要求情報により指示され
た回線数に従って、交換機２から着信側の端末装置６が
収容された交換機３に対して発信し、交換機２．３間に
複数回線を設定するものである。

〔作用〕

発信側の端末装置１は、テレビ会議や高速データ等の伝
送速度に対応して必要とする回線数を含む複数回線設定
要求情報を、ユーザ・ユーザ情報に付加して発信要求を
交換機２に送出する。

ユーザ・ユーザ情報は、ユーザ間で制御情報等を授受す
る為のものであり、交換機ではトランスペアレントなも
のであるが、このユーザ・ユーザ情報を識別する識別手
段７を交換機２．３に設けて、ユーザ・ユーザ情報に付
加された複数回線設定要求情報を識別し一１指示された
回線数に従って、専用線５を介して着信側の交換機３に
、又は交換ｙ４４を介して着信側の交換機３に発信する
。それにより、交換機２，３間に指示された回線数の回
線が設定されるから、端末装置１．６間でその複数回線
を用いて通信を行うことができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の詳細な説明図であり、１１１６は端末
装置、１２．１３は構内交換機（ＰＢＸ）、１４はｌ５
ＤＮ公衆網等の交換網、１５は専用線、１７，１９．２
１はネットワーク部、１８．２０．２２はプロセッサ等
からなる中央制御装置である。端末装置１１．１６が第
１図に於ける端末装置１，６に対応し、構内交換機１２
゜１３が第１図に於ける交換機２，３に対応し、中央制
御装置１８．２０による複数回線設定要求情報の識別処
理により、第１図に於ける識別手段７を実現している。

端末装置１１から端末装置１６に対して発信する場合、
端末装置１１から構内交換機１２に対して発信要求を送
出する。これはＤチャネルを用いて行うことができる。

その場合に、ユーザ・ユーザ情報に、複数回線設定要求
情報を付加する。この複数回線設定要求情報は、回線設
定数や回線のスロットマツプ等を含むものであり、テレ
ビ会議等の通信種別の入力により、端末装置１１に於い
て自動的に設定するように構成することも可能であり、
又キーボード等から、回線設定数や回線のスロットマツ
プ等を入力して複数回線設定要求情報を形成することも
可能である。

構内交換機１２の中央制御装置１８は、発信要求に付加
されている着信側の端末装置１６の番号等により、その
着信側の端末装置１６の収容構内交換機１３を識別し、
且つ回線設定要求情報を識別する。そして、回線設定数
に従って構内交換機１３に専用線１５を使用する為に発
信するか、又は専用線１５に空きがない時は、交換網１
４を介して構内交換機１３に発信する。このような構内
交換機１２からの発信は、共通線信号方式を用いて行う
ことができる。

端末装置１１が、例えば、Ｈｏチャネルを３チヤネル分
を必要とする時、回線設定数を「３」とし、１回線の伝
達能力を３８４Ｋｂｐｓとした複数回線設定要求情報を
ユーザ・ユーザ情報に付加して発信要求を構内交換機１
２に送出することになる。それによって、構内交換機１
２は、Ｈ０チャネルを３チャネル分設定する為に、着信
側の構内交換機１３に対して３回発信を行って、３回線
を設定するものである。

第３図は端末装置１１から構内交換機１２に対して発信
要求を行った時のユーザ・ユーザ情報を示し、オクテツ
ト１はユーザ・ユーザ情ｔａ別子、オクテツト２は内容
長（オクテツト長）、オクテツト３はプロトコル識別子
を示す。又オクテツト４は複数回線設定要求識別子で、
この識別子により複数回線設定要求の有無を表示する。

又オクテツト５は回線設定数で、前述のように、データ
伝送速度等に対応した回線数を設定する。又オクテツト
６以降オクテツトｍまでは、回線のスロットマツプとそ
の回線の伝達能力とを設定するもので、スロットマツプ
によりチャネル番号等を指定し、伝達能力により伝送速
度や非制限ディジタル情報等の情報タイプ等を指定する
。

又発信要求には、前述のユーザ・ユーザ情報と共に、着
信側の端末装置１６の端末番号等が含まれているもので
あるから、構内交換機１２に於いては、発信要求を解析
して出方路を選択して発信する。又ユーザ・ユーザ情報
に複数回線設定要求情報が付加されているか否か、前述
のオクテツト４の複数回線設定要求識別子により判定す
る。複数回線設定要求情報が付加されている場合は、オ
クテツト５の回線設定数を読取り、措定された回線設定
数に対応するオクテツト６以降の内容を識別し、回線設
定数に従った発信を繰り返す。

又第４図は構内交換機１２から端末装置１１へ回線設定
結果の応答のユーザ・ユーザ情報を示すものであり、通
常は、ユーザ・ユーザ情報はユーザ間で設定するもので
あるが、複数回線設定に於いては、構内交換機１２．１
３からユーザ（端末装置１１．１６）への複数回線設定
応答に利用するものである。即ち、オクテツト１はユー
ザ・ユ−ザ情報要素識別子、オクテツト２は内容長（オ
クテツト長）、オクテツト３はプロトコル識別子、オク
テツト４は複数回線設定応答識別子、オクテツト５は回
線設定数、オクテツト６以降は回線のスロットマツプを
示す。

複数回線設定要求に従って構内交換機１２が複数回線を
設定すると、中央制御装置１日の制御により、ユーザ・
ユーザ情報のオクテツト４の複数回線設定応答識別子に
より複数回線設定要求に対する応答であることを示し、
オクテツト５により設定された回線数を示し、オクテツ
ト６以降により設定された第２の回線以降のスロットマ
ツプを示す。これによって、発信側の端末装置１１は、
所望の回線数が設定されたか否か識別することができる
。

第５図は本発明の実施例のシーケンスチャートを示し、
端末装置１１から発信要求としてセットアンプ・メツセ
ージ５ＥＴＵＰを送出する。このセットアツプ・メツセ
ージ５ＥＴＵＰには、着信側の端末装置１６の番号等を
含むと共に、ユーザ・ユーザ情報に、第３図に示すよう
に、回線設定数等を含む複数回線設定要求情報を付加す
る。

構内交換機１２は、中央制御装置１８により発信要求を
解析する。即ち、セットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰ
の着信側端末装置１６の番号等により、着信側構内交換
機１３を識別し、又ユーザ・ユーザ情報を解析して、複
数回線設定要求情報を識別し、例えば、専用線１５が総
て使用中の場合に、交換網１４にセットアツプ・メツセ
ージ５ＥＴＵＰ　１を送出する。

交換網１４では、例えば、中央制御装置２２等によりセ
ットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰＩに対する応答メツ
セージ５ＥＴＵＰＡＣＫＩを返送し、且つ着信側構内交
換機１３にセットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰＩを送
出する。着信側構内交換機１３は、中央制御装置２０の
制御により、セットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰＩに
対する応答メツセージ５ＥＴＵＰＡＣＫ　１を返送する
。

構内交換機１２は、複数回線設定要求情報の回線設定数
がＮの場合、順次セットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰ
２．　　・・・５ＥＴＵＰＮを送出し、交換網１４はそ
れに対する応答メツセージ５ＥＴＵＰＡＣＫ２．　　・
・・５ＥＴＵＰＡＣＫＮを返送し、又着信側構内交換機
１３にセットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰ２．　　・
・・５ＥＴＵＰＮを送出し、着信側構内交換機１３は、
それに対する応答メツセージ５ＥＴＵＰＡＣＫ２．　　
・・・５ＥＴＵＰＡＣＫＮを返送する。

ユーザ・ユーザ情報は、交換機１２．１３及び交換網１
４に対してトランスペアレントのものであるから、着信
側の構内交換機１３は、最初のセットアツプ・メツセー
ジ５ＥＴＵＰＩのユーザ・ユーザ情報に付加された複数
回線設定要求情報を識別することができるので、回線設
定数Ｎに相当するセントアップ・メツセージが到来する
まで、着信側の端末装置１６の呼出しを保留する。

構内交換機１３は、最終のセットアツプ・メツセージ５
ＥＴＵＰＮを受付けると、端末装置１６にセットアツプ
・メツセージ５ＥＴＵＰを送出する。端末装置１６は、
このセットアツプ・メツセージ５ＥＴＵＰに対して接続
メツセージＣ０ＮＮ（ＣＯＮＮＥＣＴ）を送出する。構
内交換機１３はこの接続メツセージＣ０ＮＮに対して応
答メツセージＣ０ＮＮＡＣＫを返送すると共に、交換網
１４に接続メツセージＣ０ＮＮを送出し、交換網１４も
構内交換機１２に接続メツセージＣ０ＮＮを送出する。

構内交換機１２は、端末装置１１に対して接続メツセー
ジＣ０ＮＮを送出する時、ユーザ・ユーザ情報に、第４
図に示すように、設定された複数回線に関する情報を付
加する。そして、端末装置１１から応答メツセージＣ０
ＮＮＡＣＫを送出することにより、複数回線を介して端
末装置１１゜１６間で通信が行われる。

又通信終了により、例えば、端末装置１１から解放要求
メツセージＤＩＳＣ（ＤＩＳＣＮＮＥＣＴ）を送出する
と、構内交換機１２から解放確認メツセージＲＥＬ　（
ＲＥＬＥＡＳＥ）が端末装置１１に返送されるから、端
末装置１１は構内交換機１２に解放完了メツセージＲＥ
ＬＣＯＭ　（ＲＥＬＥＡＳＥ　　ＣＯＭＰＬＥＴＥ）を
送出する。又構内交換機１２は端末装置１１からの解放
要求メツセージＤｉｓｃを受信すると、着信側の構内交
換機１３に解放要求メツセージＤｉｓｃを送出する。こ
の構内交換機１３は、端末装置１６に解放要求メツセー
ジＤｉｓｃを送出し、端末装置１６は解放確認メツセー
ジＲＥＬを構内交換機１３に送出し、構内交換機１３か
ら端末装置１６に解放完了メツセージＲＥＬＣＯＭを送
出して、総ての処理が完了する。

複数回線設定要求情報を識別した発信側の構内交換機１
２に於いて、交換ｙ４１４又は着信側の構内交換機１３
に、回線設定数に対応したセットアツプ・メソセージ５
ＥＴＵＰＩ〜５ＥＴＵＰＮを連続的に送出し、それらに
対して、総て回線設定が可能の場合は、応答メツセージ
５ＥＴＵＰＡＣＫ１〜５ＥＴＵＰＡＣＫＮをまとめて一
つの応答メツセージとして返送するように制御すること
も可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、発信側の端末装置１か
らユーザ・ユーザ情報に複数回線設定要求情報を付加し
た発信要求を１回送出することにより、交換機２の識別
手段７によって複数回線設定要求情報を識別し、回線設
定数に対応して着信側の交換機３又は交換ｙＩ４に発信
を行って回線設定を行うものであるから、同一対地との
間のテレビ会議や高速データ伝送を必要とする時に、端
末装置から１回の発信操作により、所望の回線数を設定
して通信を行うことができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の詳細な
説明図、第３図及び第４図はユーザ・ユーザ情報の説明
図、第５図は本発明の実施例のシーケンスチャートであ
る。 １．６は端末装置、２，３は交換機、４は交換網、５は
専用線、７は識別手段である。 ビット８ ユーザ ユーザ゛情報の説明図 本究明の実施例のシーケンスチャート 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発信側の端末装置（１）からの発信要求によって、交換
   網（４）を介して或いは専用線（５）を介して前記発信
   側の端末装置（１）を収容した交換機（２）と着信側の
   端末装置（６）を収容した交換機（３）との間に回線を
   設定するシステムに於いて、 前記発信要求に付加されたユーザ・ユーザ情報に、複数
   回線設定要求情報を付加して送出し、前記交換機（２）
   に、前記複数回線設定要求情報の識別手段（７）を設け
   、 該識別手段（７）により前記発信側の端末装置（１）か
   らユーザ・ユーザ情報に付加した複数回線設定要求情報
   を識別した時に、該複数回線設定要求情報により指示さ
   れた回線数に従って、前記交換機（２）から前記着信側
   の端末装置（６）を収容した交換機（３）に対して発信
   し、前記交換機（２、３）間に複数回線を設定する ことを特徴とする同一対地複数回線設定制御方式。