JPH0210681B2 - - Google Patents

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JPH0210681B2
JPH0210681B2 JP60024543A JP2454385A JPH0210681B2 JP H0210681 B2 JPH0210681 B2 JP H0210681B2 JP 60024543 A JP60024543 A JP 60024543A JP 2454385 A JP2454385 A JP 2454385A JP H0210681 B2 JPH0210681 B2 JP H0210681B2
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JP
Japan
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cleaning liquid
tank
cleaning
liquid supply
regeneration
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Kazuo Katsuyama
Junichi Tsugane
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SURIIBONDO KK
TORINITEI KOGYO KK
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SURIIBONDO KK
TORINITEI KOGYO KK
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使用済の洗浄液を回収して蒸溜手段
により再生させる洗浄液の再生方法に関する。
〔技術的背景〕
従来、例えば自動車整備工場において自動車の
ブレーキを洗浄する場合には、洗浄液供給タンク
から圧送される洗浄液を洗浄ガンから噴射させて
被洗浄物となるブレーキドラムに吹き掛けたり、
あるいは一定量の洗浄液を貯留した洗浄容器内に
被洗浄物を浸漬させた後に、ブラシや布切れ等で
被洗浄物の表面を磨いて汚れを落とすという作業
を行つている。
ここで、前記の如く洗浄ガンを使用する場合に
は、該洗浄ガンから噴射された洗浄液を使い捨て
にして、そのまま工場廃水として処理していたか
ら、大量の洗浄液を消費してランニングコストが
嵩むと同時に、廃水処理のための大がかりな装置
が必要となつて設備費も嵩むという重大な欠点を
有していた。
また、被洗浄物を洗浄容器内に貯留した洗浄液
に浸漬する場合には、洗浄液が直ぐに汚染されて
度々その交換作業を行わなければならず、洗浄作
業の能率が極めて悪いという欠点を有していた。
また、使用済の汚れた洗浄液を再生して再使用し
ようとすれば、洗浄液を貯留した洗浄容器を一々
運んで再生処理装置のタンクに移し換えなければ
ならないという面倒があつた。
そこで本発明者は、ランニングコスト及び設備
費の大幅な低減と、作業能率の大幅な向上を図る
ために、第5図に示す如く、洗浄ガン51から噴
射されて被洗浄物(図示せず)に吹き掛けられた
洗浄液を、該被洗浄物の真下に置かれる受皿52
で直接回収して再生タンク53に供給し、該再生
タンク53内に貯留された使用済の洗浄液をヒー
タ54により加熱して蒸発させ、その蒸気を冷却
管55を通じて冷却し液化させてから洗浄液供給
タンク56に送給し、該洗浄液供給タンク56内
に貯留された洗浄な洗浄液を前記洗浄ガン51か
ら再び噴射されて循環使用する新規な洗浄装置を
開発した。
然しながら、この洗浄装置にあつては、再生タ
ンク53内の洗浄液を加熱して蒸発させ、その蒸
気を冷却管55を通じて液化させて洗浄液供給タ
ンク56内に送給する再生時において、該冷却管
55で互いに連通接続された再生タンク53及び
洗浄液供給タンク56を各々密閉状態に維持しな
ければならないから、このときに洗浄液供給タン
ク56内の洗浄液を洗浄ガン51から噴射させる
ことができず、したがつて再生作業と洗浄作業と
を交互に間歇的に行わざるを得ず、使用済の洗浄
液を蒸溜する再生時には洗浄作業を中断しなけれ
ばならなかつた。
そこで、極力その再生時間を短縮することが要
請され、そのためにはヒータ54の温度を高く設
定して洗浄液を短時間で大量に蒸発させればよい
のであるが、この場合には再生タンク53内の圧
力の圧力をP(Kg/cm2)、容積をV(m3)とし、PV
>0.04になると、該タンクは労働衛生安全施行例
第1条第5項第2号で規定する第一種圧力容器と
なり、安全基準上の特別な規制を受けることとな
るから、前記洗浄装置をこの規制を受けない簡便
な装置とするためには、再生タンク53が例えば
その容積V=0.02(m3)の場合、P=2(Kg/cm2
を超えないようにヒータ54の温度制御を行う必
要がある。
ところが、本発明者の実験によれば、この条件
に従つて15の洗浄液を再生する場合には、蒸発
開始から完了まで3時間以上を要し、実用に供し
ないことが判明した。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、上述の諸事情に鑑みなされた
もので、再生タンク内に回収して貯留された使用
済の洗浄液を極めて簡便な手段により短時間に蒸
発させて再生時間を大幅に短縮し、洗浄作業の中
断時間を短縮させることを目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、本発明は、洗浄液
供給タンク内に貯留された清浄な洗浄液を使用し
て被洗浄物を洗浄すると共に、洗浄に使用された
洗浄液を再生タンクに回収し、その洗浄を終了し
て次なる洗浄を開始する前に、洗浄液供給タンク
と再生タンクを密閉状態にして、再生タンク内に
回収した使用済の洗浄液を加熱・蒸発させ、その
洗浄液の蒸気を再生タンクと洗浄液供給タンクと
の間に接続された冷却管を通じて冷却し液化させ
てから洗浄液供給タンク内に送給することによ
り、当該洗浄液供給タンク内に再び清浄な洗浄液
を貯留するようにした洗浄液の再生方法におい
て、再生タンク内に回収した使用済の洗浄液を加
熱・蒸発させると共に、その洗浄液の蒸気を冷却
管を通じて冷却し液化させて洗浄液供給タンク内
に送給する際に、蒸気の発生と空気の膨張による
再生タンク内の圧力上昇に伴つて洗浄液供給タン
ク内の圧力が所定の圧力まで達すると、当該洗浄
液供給タンク内の空気を一時的に放出させて再生
タンク内を減圧するようにしたことを特徴とす
る。
〔発明の作用〕
本発明方法によれば、再生タンク内に貯留され
た使用済の洗浄液を加熱して蒸発させ、該洗浄液
の蒸気を冷却管を通じて冷却し液化させて洗浄液
供給タンクに送給する際に、蒸気の発生及び空気
の膨張によつて再生タンク内の圧力が上昇する
が、これに伴つて該再生タンクに前記冷却管を介
して連通せられる洗浄液供給タンク内の圧力も上
昇し、該洗浄液供給タンク内が所定の圧力に達し
たときに該タンク内の空気が一時的に放出されて
前記再生タンク内が減圧されるように成されてい
るから、該再生タンク内における洗浄液の蒸発速
度の低下が防止され、再生時間が大幅に短縮され
ることとなる。
したがつて、洗浄液供給タンク内に清浄な洗浄
液を補給する時間が短縮されて、その洗浄液を循
環使用して行う洗浄作業の作業能率を著しく向上
する。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本発明方法を使用した洗浄装置のフロ
ーシート図、第2図はその外観を示す正面図、第
3図はその要部を示す正面図、第4図はその電気
系統図である。
図中、1は上部に受皿2が着脱自在に載設され
ると共に、下部にキヤスタ3が固設されて移動可
能になされた函形容器で成る本体であつて、該本
体1の内部には、前記受皿2を通じて回収された
使用済の洗浄液を貯溜し蒸発させる再生タンク4
と、該再生タンク4から放出された洗浄液の蒸気
を液化する冷却機構5と、該冷却機構5によつて
液化された洗浄液を貯溜する洗浄液供給タンク6
とが収納配設されている。
7は前記洗浄液供給タンク6内の洗浄液を所定
の液圧で噴射する洗浄ガンであつて、洗浄液供給
タンク6に接続された洗浄液供給ホース8の先端
に連結されている。
受皿2は、例えばステンレス鋼板等をプレス加
工して所要の深さを有する無蓋函形容器に成形さ
れ、その左右側面に夫々把手9,9と支脚10,
10が固設されると共に、その底部中央に排水口
11が穿設されている。そして、該排水口11が
受皿2の下方に配設された再生タンク4の上部に
送水管12を介して連結されている。なお、13
は排水口11を閉塞するゴム栓である。
再生タンク4には、受皿2から送水管12を通
じて供給された洗浄液を加熱して蒸発させるため
のヒータ14と、タンク内における洗浄液の貯溜
量が減少したときにヒータ14への通電を遮断し
て空吹きを防止するフロートスイツチ15が内装
されると共に、該フロートスイツチ15が作動し
なかつたときに再生タンク4の温度上昇を検知し
てヒータ14への通電を遮断するサーモスタツト
16が配設されている。なお、17は受皿2から
再生タンク4内に洗浄液が供給される洗浄液回収
時に該再生タンク4内の空気を抜く排気管、18
は再生タンク4の底部に沈澱した洗浄液中の石綿
粉塵、砂等を堆積させる沈澱物採取容器、19は
該採取容器18を再生タンク4の下部に取り付け
る取付金具、20は再生タンク4内の洗浄液を抜
き取る水抜栓である。
冷却機構5は、前記再生タンク4の上部と洗浄
液供給タンク6の上部とを連通して接続する冷却
管21と、該冷却管21のコイル部21aに冷風
を吹き掛ける冷却フアン22とから構成されてい
る。コイル部21aは、第3図に示すように下方
に向かつて徐々に大径化する截頭円錐形になるよ
うな螺旋状に巻回して形成され、その一端が逆止
弁23を介して前記再生タンク4の上部に接続さ
れた蒸気送給管24に連結されると共に、その他
端が洗浄液供給タンク6の上部に直接接続されて
おり、該コイル部21aの上方に冷却フアン22
が配設されている。
洗浄液供給タンク6の上部には、該タンク6内
を加圧して内部に貯溜された洗浄液を所定の液圧
(例えば0.3〜0.7Kg/cm2)で洗浄ガン7に圧送さ
せる圧縮エア供給管25が圧力調整弁26を介し
て接続されており、該圧縮エア供給管25は本体
1の側面に固設されたエアジヨイントを介して圧
縮エア供給源(いずれも図示せず)に接続される
ように成されている。
28は、前記再生タンク4のヒータ14を加熱
することによる蒸気の発生及び空気の膨張によつ
て洗浄液供給タンク6内が所定の圧力に達したと
き自動的に開弁する圧力調整弁であつて、再生タ
ンク4、洗浄液供給タンク5及び冷却管21の容
積の総和が例えば40(0.04m3)のとき、洗浄液
供給タンク内の圧力が1Kg/cm2に達したとき開弁
するように設定されている。
また、洗浄液供給タンク6の底部には、洗浄ガ
ン7に洗浄液を圧送する洗浄液供給管29が接続
され、該供給管29と、洗浄ガン7に連結される
洗浄液供給ホース8とが、本体1の側面に配設さ
れた洗浄ホースジヨイント30を介して接続され
ている。
洗浄ガン7は、そのノズル31の先端に掃除用
ブラシ32が固設され、引金33を引いて洗浄液
を噴射させるように成されている。
34は本体1の正面に配設された洗浄/再生切
換操作レバー35によつて開閉される3連バルブ
であつて、該3連バルブ34の各バルブが、夫々
受皿2から再生タンク4に洗浄液を供給する送水
管12と、再生タンク4の排気管17と、洗浄液
供給タンク6に接続された圧縮エア供給管25と
に介装され、洗浄作業時には前記切換操作レバー
35を洗浄側に回動させて全バルブを開放し、洗
浄液再生時には再生側に回動させて閉塞するよう
に成されている。
なお、36及び37はそれぞれ再生タンク4及
び洗浄液供給タンク6内の洗浄液の貯溜量を表示
する液量計、38は前記圧縮エア供給管25に介
装された圧力調整弁26の調整を行う圧力調整ノ
ブ、39は前記圧縮エア供給管25を介して洗浄
液供給タンク6に送給される圧縮エアの空気圧を
表示する圧力計、40はヒータ14に通電させる
ヒータスイツチ、41はヒータ14の通電状態を
表示するパイロツトランプ、42は冷却フアン2
2をヒータ14に通電されているときに駆動させ
る連動側と通電の有無に関係なく常時駆動させる
単独側に切り換える切換スイツチであり、夫々が
本体1の正面に設けられた操作パネル43が配設
されている。
第4図は、洗浄液の再生を行う電気系統図であ
つて、図中、Rはリレー、RaはリレーRのa接
点、Mは冷却フアン22の駆動モータである。
ここで、ヒータスイツチ40をオンすると、再
生タンク4が空でなければフロートスイツチ15
はオン状態にあるから、リレーRが導通し接点
Raがとじて回路Aが自己保持される。
このとき、回路Bの接点Raも閉じるから、冷
却フアン22の切換スイツチ42が連動側rに接
続されていれば、ヒータスイツチ40をオンする
と同時にモータMが駆動されて冷却フアン22が
回転される。
なお切換スイツチ42が単独側tに接続されて
いれば、ヒータスイツチ40のオンオフに関係な
く冷却フアン22は常に回転駆動される。
また回路Cの接点Raが閉じるから、ヒータ1
4及びパイロツトランプ41が導通し、ヒータ1
4が加熱されると共にハイロツトランプ41が点
灯する。
そして、再生タンク4の洗浄液が蒸発して空に
なると、フロートスイツチ15がオフとなりリレ
ーRが復帰せられて、冷却フアン22の駆動及び
ヒータ14の加熱が停止され、パイロツトランプ
41が消灯される。
なお、フロートスイツチ15が作動しなかつた
場合には、サーモスタツト16が再生タンク4の
温度上昇を検知してモータ14への通電を遮断す
る。
以上が本発明方法を使用した洗浄装置の一例構
成であり、次に該洗浄装置を使用した洗浄方法及
び本発明による洗浄液の再生方法について説明す
る。
例えば自動車のブレーキを洗浄する場合には、
まず自動車(図示せず)をリフトアツプして、洗
浄されるブレーキの下方に受皿2が位置するよう
に本体1を押して移動させる。
次いで、洗浄/再生切換操作レバー35を洗浄
側に回動して3連バルブ34を開放すると共に、
圧力調整ノブ38を調整して例えば0.3〜0.7Kg/
cm2程度の圧縮エアを圧縮エア供給管25から洗浄
液供給タンクへ供給すると、該タンク6内の洗浄
液は、洗浄液供給管29及び洗浄液供給ホース8
を介して洗浄ガン7へ圧送される。
そして、洗浄ガン7の引金33を引いてノズル
31から洗浄液を噴射させ、前記ブレーキに洗浄
液を吹き掛けると共に、ノズル31の先端に取り
付けられた掃除用ブラシ32で該ブレーキの表面
を磨いて、付着した石綿粉塵や砂等の汚れをおと
す。このようにして、ブレーキに吹き掛けられて
流れ落ちる汚染された洗浄液は、受皿2内に直接
受けて回収される。
このとき、受皿2に設けられた排水口11と再
生タンク4とを連結する送水管12と、再生タン
ク4の排気管17に介装された3連バルブ34は
夫々開放されているから、受皿2内に回収された
洗浄液は送水管12を通じて再生タンク4内に供
給され貯留される。そして、該洗浄液内に含まれ
た石綿粉塵、砂等が経時と共に再生タンク4の底
部に沈澱していき、これが採取容器18内に堆積
せられて採取され、該採取容器18を適時取り替
えることにより再生タンク4内の沈澱物が除去さ
れる。
次に、再生タンク4に回収された洗浄液を本発
明方法により再生する場合は、洗浄/再生切換操
作レバー35を再生側に回動して3連バルブ34
を閉成させる。
そして、ヒータスイツチ40をオンすると、リ
レーRが作動してヒータ14が加熱されると共
に、切換スイツチ42が連動側rに接続されてい
れば冷却フアン22が回転駆動されることとな
る。
このとき、再生タンク4に接続された送水管1
2と排気管17は3連バルブにより閉成されてい
るから、ヒータ14が加熱されて再生タンク4内
の洗浄液が蒸発すると、その蒸気は再生タンク4
内の圧力によつて蒸気送給管24を通じて冷却管
21内に送給される。
この冷却管21は、そのコイル部21aの表面
に冷却フアン22から冷風が吹き掛けられて冷却
されているから、該冷却管21内に送給された洗
浄液の蒸気が液化されて洗浄液供給タンク6に供
給され、該タンク6内に貯溜されることとなる。
この際、洗浄液の蒸気により再生タンク4の空
気が加熱されて膨張し、また再生タンク4、洗浄
液供給タンク6及び冷却管21は密閉状態に維持
されているから、洗浄液の蒸気及び膨張した空気
により再生タンク4内の圧力が経時的に上昇して
該再生タンク4内での洗浄液の蒸発が徐々に妨げ
られるようになると同時に、洗浄液供給タンク6
内の圧力が上昇する。
しかし、洗浄液供給タンク6内の圧力が上昇し
て1Kg/cm2に達すると、圧力調整弁28が一時的
に開放されて洗浄液供給タンク6内の空気が放出
されるから、該洗浄液供給タンク6に冷却管21
を介して連通された再生タンク4内が減圧されて
蒸発速度の低下が防止され、洗浄液の再生時間が
短縮される。
そして、再生タンク4内の洗浄液が蒸発して所
定液量以下に減少すると、フロートスイツチ15
がオフされてヒータ14への通電が停止される。
このとき、冷却フアン22の切換スイツチ42
が連動側rに接続されていれば冷却フアン22の
駆動も停止され、単独側tに接続されていれば冷
却フアン22は回転し続けることとなる。
なお、フロートスイツチ15が故障時により作
動しなかつた場合には、再生タンク4に配設され
たサーモスタツト16が温度の異常な上昇を検知
してヒータ14への通電を停止するので、再生タ
ンク4の空炊きを防止することができる。
上記の如く、汚れた洗浄液を蒸溜によつて再生
した後に再び洗浄作業を行うには、ヒータ14が
冷えたことを確認してから、洗浄/再生切換レバ
ー35を洗浄側に回動して3連バルブ34を開放
して、前述した手順を繰り返せばよい。
なお、上記実施例の説明においては、洗浄液供
給タンク6内の空気を放出させる手段として、予
め開放圧力を設定した圧力調整弁28を用いた場
合についてのみ説明したが、本発明はこれに限る
ものではなく、例えば経時的な圧力変化を予め測
定しておき、タイマ等を用いて一定の時間が経過
したときに開放される圧力調整弁等を用いてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明方法によれば、再生
タンク内に貯留された使用済の洗浄液を加熱して
蒸発させ、該洗浄液の蒸気を冷却管を通じて冷却
し液化させて洗浄液供給タンクに送給する際に、
蒸気の発生及び空気の膨張によつて再生タンク内
の圧力が上昇するが、これに伴つて該再生タンク
に前記冷却管を介して連通せられる洗浄液供給タ
ンク内の圧力も上昇し、該洗浄液供給タンク内が
所定の圧力に達したときに該タンク内の空気が一
時的に放出されて前記再生タンク内が減圧される
ように成されているから、該再生タンク内におけ
る洗浄液の蒸発速度の低下が防止され、再生時間
が大幅に短縮されるという優れた効果を有し、ま
た再生時間が短縮されることにより、洗浄作業の
作業能率を向上することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を使用した洗浄装置のフロ
ーシート図、第2図はその外観を示す正面図、第
3図はその要部を示す正面図、第4図はその電気
系統図、第5図は従前の洗浄装置のフローシート
図である。 符号の説明、1……本体、2……受皿、4……
再生タンク、5……冷却機構、6……洗浄液供給
タンク、7……洗浄ガン、14……ヒータ、21
……冷却管、21a……コイル部、22……冷却
フアン、28……圧力調整弁、34……3連バル
ブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 洗浄液供給タンク6内に貯留された清浄な洗
    浄液を使用して被洗浄物の洗浄を行うと共に、洗
    浄に使用された洗浄液を再生タンク4に回収し、
    その洗浄を終了して次なる洗浄を開始する前に、
    洗浄液供給タンク6と再生タンク4を夫々密閉状
    態にして、再生タンク4内に回収した使用済の洗
    浄液を加熱・蒸発させ、その洗浄液の蒸気を再生
    タンク4と洗浄液供給タンク6との間に接続され
    た冷却管21を通じて冷却し液化させてから洗浄
    液供給タンク6内に送給することにより、当該洗
    浄液供給タンク6内に再び清浄な洗浄液を貯留す
    るようにした洗浄液の再生方法において、再生タ
    ンク4内に回収した使用済の洗浄液を加熱・蒸発
    させると共に、その洗浄液の蒸気を冷却管21を
    通じて冷却し液化させて洗浄液供給タンク6内に
    送給する際に、蒸気の発生と空気の膨張による再
    生タンク4内の圧力上昇に伴つて洗浄液供給タン
    ク6内の圧力が所定の圧力まで達すると、当該洗
    浄液供給タンク6内の空気を一時的に放出させて
    再生タンク4内を減圧するようにしたことを特徴
    とする洗浄液の再生方法。 2 再生タンク4、洗浄液供給タンク6及び冷却
    管21内の容積の総和をV(m3)、洗浄液供給タン
    ク6内の圧力をP(Kg/cm2)とし、その圧力がP
    =0.04/Vで求められる値以下の所定の圧力に達
    すると、当該洗浄液供給タンク6内の空気を一時
    的に放出させる前記特許請求の範囲第1項記載の
    洗浄液の再生方法。 3 洗浄液供給タンク6内の圧力が所定の圧力に
    達した時に自動的に開弁する圧力調整弁28によ
    つて、当該洗浄液供給タンク6内の空気を放出さ
    せる前記特許請求の範囲第1項記載の洗浄液の再
    生方法。
JP2454385A 1985-02-13 1985-02-13 洗浄液の再生方法 Granted JPS61185301A (ja)

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