JPH0210610B2 - - Google Patents

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JPH0210610B2
JPH0210610B2 JP59128456A JP12845684A JPH0210610B2 JP H0210610 B2 JPH0210610 B2 JP H0210610B2 JP 59128456 A JP59128456 A JP 59128456A JP 12845684 A JP12845684 A JP 12845684A JP H0210610 B2 JPH0210610 B2 JP H0210610B2
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JP59128456A
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JPS619027A (ja
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Hiroyuki Hashimoto
Nobuo Iizuka
Akira Suzuki
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Publication date
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Publication of JPS619027A publication Critical patent/JPS619027A/ja
Publication of JPH0210610B2 publication Critical patent/JPH0210610B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアマチユア無線用通信機に関する。
(従来技術) 従来のアマチユア無線用通信機においては受信
信号中のコードが待ち受けコードと一致しないと
きに、スケルチが解除されないようにしたアマチ
ユア無線用通信機はなかつた。
(発明の目的) 本発明は上記にかんがみなされたもので、受信
信号中のコードが待ち受けコードと一致したとき
に、スケルチが解除されるアマチユア無線用通信
機を提供することを目的とする。
(発明の構成) 第1図は本発明の構成を示すための機能ブロツ
ク図である。
1は通信機本体であり、送信部2、受信部3、
アンテナ切替部4、周波数シンセサイザ部5、送
信部2と受信部3とに電源を選択的に供給して送
信と受信とを切替える送受信切替手段6、マイク
ロホン7の出力を増幅する音声信号増幅器8、受
信部3からの音声信号を受けて増幅する音声信号
増幅器11とを備えており、送信部2は音声信号
増幅器8の出力を変調信号として周波数シンセサ
イザ部5の発振出力を変調して送信するように、
また受信のとき周波数シンセサイザ5の出力を局
部発振出力として受信信号周波数を中間周波数に
変換して受信するように構成してある。なお、1
2はアンテナを、13はスピーカを示している。
マイクロホン7にはプツシユ・トウ・トーク
(push to talk、PTTと略称する)スイツチ14
が装着してある。
さらに待ち受けのための群コードを記憶する群
コード記憶手段23と、群コード記憶手段23の
記憶群コードと受信した入力データ中の群コード
との一致検出出力でコード・スケルチ手段26の
スケルチを解除する群コード比較手段24と、プ
ツシユ・トウ・トークスイツチ14の状態とコー
ドスケルチ手段26の状態とを判別する判別手段
17と、判別手段17の出力を受けてコードスケ
ルチ状態中にプツシユ・トウ・トークスイツチ1
4がオン状態にされたときは受信状態維持のまま
コードスケルチを解除し、コードスケルチ解除状
態中にプツシユ・トウ・トークスイツチ14がオ
ン状態にされたときはプツシユ・トウ・トークス
イツチ14のオン状態中通信機を受信側から送信
側へ制御する制御手段16とを設けた。
(発明の作用) 以上の如く構成された本発明のアマチユア無線
用通信機において、群コード記憶手段23に予め
交信相手と取り決めた群コードを記憶させてお
く。
送受信切替手段6は通常、受信側に切替わつて
いて、周波数シンセサイザ5の発振周波数により
定まる設定受信周波数の電波の受信が行なわれ
る。
受信した入力データ中の群コードは群コード比
較手段24において群コード記憶手段23に記憶
されている記憶群コードと比較され、一致が検出
される。両群コードの一致が検出されると群コー
ド比較手段24の出力によりコードスケルチ手段
26のコードスケルチは解除される。
また、コードスケルチ手段26がコードスケル
チ状態中のときにプツシユ・トウ・トークスイツ
チ14がオン状態にされたときはコードスケルチ
は解除される。この状態では制御手段16により
送受信切替手段6が受信状態に維持される。また
コードスケルチが解除されているときに、プツシ
ユ・トウ・トークスイツチ14がオン状態にされ
ると送受信切替手段6は送信側に切替えられ、送
信が可能となる。
(発明の実施例) つぎに本発明を実施例により具体的に説明す
る。
第2図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。
送信部2Aはマイクロホン7の出力を増幅する
音声信号増幅器8、音声信号増幅器8の出力と後
述するモデム41で変調された出力データを入力
とする変調信号切替手段10、変調信号切替手段
10の出力を変調信号として周波数シンセサイザ
5の発振出力を変調する変調器31、変調器31
の出力を増幅する高周波増幅器32、高周波増幅
器32の出力を電力増幅してアンテナ切替部4を
介してアンテナ12に供給する高周波電力増幅器
33を備えており、マイクロホン7からの音声信
号またはモデム41からの出力を送信する。
受信部3Aはアンテナ切替部4を介して供給さ
れた被変調波を受信し増幅する高周波増幅器3
4、周波数シンセサイザ5の発振出力と高周波増
幅器34の出力とを混合して中間周波信号に変換
する混合器35、混合器35の出力すなわち中間
周波信号を増幅する中間周波増幅器36、中間周
波増幅器36の出力を復調する復調器37、復調
器37の出力をミユートするミユート手段12
0、ミユート手段120を介して出力された音声
信号を増幅してスピーカ13を駆動する音声信号
増幅器11、復調出力を受けて所定レベル以下で
あるかを検出することにより空チヤンネルである
かを検知する比較器39を備えており、復調器3
7の出力はモデム41に供給してある。
一方、80はマイクロコンピユータであつて、
基本的にはCPU81、ROM82、RAM83、
入力ポート84、出力ポート85およびタイマ8
6から構成してある。
また101はコールサインコード設定指示、設
定コードAの設定指示、設定コードBの設定指示
の選択をするスイツチからなるコード選択手段、
102はテンキースイツチからなりコールサイ
ン、設定コードを設定するコード設定手段、11
5はスイツチからなり設定コードを待ち受け用に
使用をするべく選択する群コード選定手段、11
8はスイツチからなり通信機を自動的に相手の通
信機と回線接続するかを指定するシステム動作状
態設定手段、119は発呼を指示するスイツチか
らなる発呼設定手段、124はロータリエンコー
ダとアツプダウンカウンタを用いて周波数データ
を設定する周波数データ設定手段であり出力は後
述する周波数データ記憶エリア122に設定され
る。161は設定された周波数データが何に対応
するものかを指示する周波数データ選択設定手段
であり、スタートチヤンネル周波数、15の周
波数データに対応するかが指定される。129は
スイツチからなり、空チヤンネルの捜索のとき空
チヤンネルとして優先的に所定の周波数データを
選択すべきことを指定する優先選択状態設定手
段、134はスイツチからなり、優先選択状態設
定手段129と逆に空チヤンネルの捜索のとき空
チヤンネルとして所定の周波数データを選択すべ
きでないことを指定する選択排除状態設定手段、
139はリセツトスイツチ、148はスタートチ
ヤンネル周波数と空チヤネル周波数との入れ替え
を指示するリバース設定手段、150は群コード
をスケルチコードとしてスケルチの解除を自動的
に行なわしめることを指示するコードスケルチ設
定手段である。
ROM82にはCPU81を制御するプログラム
が書き込まれており、入力ポート84にはコード
選択手段101の出力、コード設定手段102の
出力、群コード選定手段115の出力、システム
動作状態設定手段118の出力、発呼設定手段1
19の出力、周波数データ設定手段124の出
力、周波数データ選択設定手段161の出力、優
先選択状態設定手段129の出力、選択排除状態
設定手段134の出力、リセツトスイツチ139
の出力、リバース設定手段148の出力、コード
スケルチ設定手段150の出力、PTTスイツチ
14の出力、シリアル/パラレル変換器42で変
換したモデム41の復調出力データ、比較器39
の出力が供給してある。CPU81はROM82に
記憶しているプログラムにしたがつて入力ポート
84に供給されている信号、データを必要なとき
に読み込み、RAM83に記憶し、演算、比較、
データ処理を行ない、またタイマ86により設定
される時間入力状態が続いたか等の判定を行な
い、演算、比較、処理、判定結果にしたがつて、
出力ポート85を介してデータ表示器112、コ
ールサイン表示器114、空チヤンネルサーチ表
示器126、回線接続表示器146、コードスケ
ルチ表示器151に表示信号を、周波数シンセサ
イザ5に周波数データ(分周比)を、送受信切替
手段6に切替信号を、変調信号切替手段10に切
替信号を、パラレル/シリアル変換器40を介し
て出力データをモデム41に、ミユート手段12
0にミユート制御信号を、それぞれ必要に応じて
ラツチして、またはラツチせず出力する。
上記の如く構成された本実施例において、例え
ば144MHz帯(144.520MHz〜145.780MHz)の送
受信をし、チヤンネルを20kHzステツプとする。
この場合、チヤンネル数は64チヤンネルとなる。
なお、第2図に示したブロツク図をさらに機能
ブロツク図として示したのが第3図である。
以下、本発明の一実施例の作用を第3図ととも
に第4図〜第6図に示したフローチヤートにした
がつて説明する。
まず、本発明のアマチユア無線用通信機を動作
させると、特別の操作を行なわない場合は受信状
態になる。
プログラムをスタートさせるとコード選択手段
101によつてコールサインコードを設定するこ
とが選択されているかが検出される(ステツプ
a1)。コード選択手段101はコールサインコー
ド、設定コードA、Bの設定することが指定で
き、後刻述べる如くコールサインコード設定指示
のときにマイクロコンピユータ80からの信号に
より設定コードAの設定状態に制御されることが
可能に構成してある。また設定コードA、Bは所
謂群コードとしても機能させかつコードスケルチ
のコードとしても機能させるため設定コードと表
示しているが、以下群コードA、Bと表示する。
また、コールサインコード等の設定はコード設
定手段102により設定される。このため例えば
コード設定手段102の4回の押圧によりアスキ
ーコードの1文字を指示し、かつ初めの2回の押
圧されたコード設定手段102が示す値を加算し
て7単位アスキーコードの上位3ビツトに対応す
る16進数を、次の2回の押圧されたコード設定手
段102が示す値を加算して7単位アスキーコー
ドの下位4ビツトに対応する16進数をそれぞれ示
すものとする。
ステツプa1においてコールサインコードを設定
することが選択されているときはコールサインの
桁数を設定するべくRAM83内に設けられた第
2のカウントエリア(以下、カウントエリアをカ
ウンタと記す)104がクリアされ(ステツプ
a2)、ついで押圧されたコード設定手段102の
押圧回数がアスキーコードの1文字に対応させる
べく計数するためRAM83内に設けられた第1
のカウンタ103がクリアされる(ステツプa3)。
ついでコード設定手段102から供給されたキー
スイツチ出力はアスキーコードに変換するために
前記した2回の押圧された値の加算をするコール
サインコード演算手段106にロードされ(ステ
ツプa4)、ついで第1のカウンタが“+1”され
る(ステツプa5)。ステツプa4〜a5がアスキーコ
ード1文字に対応する回数繰り返される(ステツ
プa6)。ついで入力コードがアスキーコードに変
換され(ステツプa7)、変換されたアスキーコー
ドがRAM83内に設けたコールサインコード記
憶エリア107に記憶され、この記憶内容は符号
演算手段113を介してコールサイン表示器11
4に表示される(ステツプa8)。ついで第2のカ
ウンタ104が“+1”され(ステツプa9)、ス
テツプa3〜a9がコールサインの桁に対応する回数
繰返される(ステツプa10)。ステツプa10におい
て第2のカウンタ104の計数値がコールサイン
の桁数に対応する値になつたときはコールサイン
コード記憶エリア107にコールサインコードが
完全に記憶された状態であり、RAM83内に設
けたコールサインコード設定状態記憶エリア10
8にフラグがセツトされる(ステツプa11)。つい
でコード選択手段101のコールサインコード選
択が解除され群コードAの設定をする位置が選択
される(ステツプa12)。
ステツプa12に続いてコード選択手段101に
おいて群コードの設定をすることが選択されてい
るかが検出される(ステツプa13)。
本実施例においては群コードは群コード(A)、(B)
の2つの群コードの設定ができる場合を例示して
いるが、2つの群コードに限る必要はない。
ステツプa1においてコールサインコードを選択
することが選択されていないときは、ステツプa1
に続いてステツプa13が実行される。
ステツプa13において、群コードの設定をする
ことが選択されていると、RAM83内に設けら
れて群コードの桁数を計数する第3のカウンタ1
05がクリアされ(ステツプa14)、選択された群
コードが群コード(A)であるかが検出される(ステ
ツプa15)。ステツプa15において群コード(A)が選
択されていることが検出されたときは、入力コー
ドがRAM83内に設けられた第1の群コード記
憶エリア109にロードされ(ステツプa16)、第
3のカウンタ105が“+1”され(ステツプ
a17)、設定された群コード(A)がデータ表示選択手
段111を介してデータ表示器112に表示され
る(ステツプa18)。ステツプa18につづいて第3
のカウンタ105の計数値が群コードの桁数に達
するまでステツプa16〜a18が繰り返され、第3の
カウンタ105の計数値が群コードの桁数に達す
ると(ステツプa19)、つぎにステツプa13が実行
される。したがつて第1の群コード記憶エリア1
09に設定された群コード(A)が記憶された状態と
なる。
ステツプa15において選択された群コードが群
コード(A)でないときは群コード(B)であり、この場
合はステツプa15に引き続いて、ステツプa16〜a19
と同様なステツプa20〜a23が実行される。この結
果、RAM83内に設けられた第2の群コード記
憶エリア110に設定された群コード(B)が記憶さ
れた状態となる。
ステツプa13において、群コードの設定をする
ことが選択されていないときは群コード(A)を待ち
受け用に使用するべく群コード選定手段115に
より選定されているかが検出される(ステツプ
a24)。群コード選定手段115により群コード(A)
が選定されているときは群コード(A)が第1の群コ
ード記憶エリア109に記憶されているかが検出
される(ステツプa25)。
ステツプa25において第1の群コード記憶エリ
ア109に群コード(A)が記憶されているときは
RAM83内に設けられた群コード(A)選定許可記
憶エリア116のフラグを反転させる(ステツプ
a26)。群コード(A)選定許可記憶エリア116のフ
ラグがステツプa26においてセツトされたときは
データ表示器112に特定の表示たとえば小数点
の如き表示とともに設定されている群コード(A)が
表示され(ステツプa27)、群コード(A)選定許可記
憶エリア116のフラグがステツプa26において
リセツトされたときはデータ表示器112に特定
の表示たとえば小数点の如き表示が消灯されると
ともに設定されている群コード(A)が表示される
(ステツプa27)。
ついで群コード(B)を待ち受け用に使用するべく
群コード選定手段115により選定されているか
が検出される(テスツプa28)。
ステツプa24において群コード(A)が選定されて
いないとき、ステツプa25において群コード(A)が
設定されていないときはステツプa24、a25につづ
いてステツプa28が実行される。
ステツプa28において群コード(B)が選定されて
いるときはステツプa25と同様に群コード(B)が第
2の群コード記憶エリア110に記憶されている
かが検出される(ステツプa29)。
ステツプa29において第2の群コード記憶エリ
ア110に群コード(B)が記憶されているときは
RAM83内に設けられた群コード(B)選定許可記
憶エリア117のフラグを反転させる(ステツプ
a30)。群コード(B)選択許可記憶エリア117のフ
ラグがステツプa30においてセツトされたときは
データ表示器112に特定の表示たとえば小数点
の如き表示とともに設定されている群コード(B)が
表示され(ステツプa31)、群コード(B)選定許可記
憶エリア117のフラグがステツプa30において
リセツトされたときはデータ表示器112に特定
の表示たとえば小数点の如き表示が消灯されると
ともに設定されている群コード(B)が表示される
(ステツプa31)。また群コード(A)および(B)の両方
が選定された状態にすることもできることはステ
ツプa24〜a30から明らかであろう。
ステツプa31につづいて発呼ルーチンが実行さ
れる。またステツプa28において群コード(B)が選
定されていないとき、ステツプa29において群コ
ード(B)が設定されていないときはステツプa28
a29につづいて発呼ルーチンが実行される。
以上から明らかな如く、コールサインコード、
群コード(A)、(B)の設定がなし得る。また群コード
(A)、(B)は設定されて記憶されていてもステツプ
a24、a28において選定されなかつたときは待ち受
け用等に用いられないのである。
つぎに発呼ルーチンを第5図により説明する。
発呼ルーチンにおいては、通信機を自動的に相
手の通信機と回線接続するかを指定するシステム
動作状態設定手段118が設定されているかが検
出される(ステツプb1)。ステツプb1においてシ
ステム動作状態設定手段118が設定されていな
いときは発呼ルーチンを飛ばして後記する送受信
ルーチンが実行される。ステツプb1においてシス
テム動作状態設定手段118が設定されていると
きはステツプb1に続いて発呼設定手段119が設
定されているかが検出される(ステツプb2)。ス
テツプb2において発呼設定手段119が設定して
いないときは発呼ルーチンを飛ばして送受信ルー
チンが実行される。ステツプb2において発呼設定
手段119が設定されているときはステツプb2
続いてコールサインが設定されているかが検出さ
れる(ステツプb3)。コールサインが設定されて
いるかはコールサインコード設定状態記憶エリア
108にフラグが立つているかにより検出され
る。ステツプb3においてコールサインが設定され
ていないときは発呼ルーチンを飛ばして送受信ル
ーチンが実行される。したがつてコールサインが
設定されていないときは発呼の状態にならず相手
側とリンクされることもない。ただし、コールサ
インが設定されていなくてもシステム上の問題は
ない。
ステツプb3においてコールサインが設定されて
いるときは、ステツプb3につづいてミユート手段
120が動作状態すなわちミユートオンの状態に
設定される(ステツプb4)。ステツプb4において
ミユーテイングがかけられるので、空き回線を捜
しているときは受信状態になるが音声はミユート
される。ステツプb3についで回線が接続されてい
るかが検出される(ステツプb5)。回線が接続さ
れているか否かの検出はRAM83内に設けられ
た回線接続記憶エリア121にフラグがセツトさ
れているかをチエツクすることにより行なわれ
る。ステツプb5において回線接続されているとき
は後述する再発呼の状態になり、これは発呼ルー
チンを少なくとも1回行なうことにより生ずる状
態である。
ステツプb5において回線が接続されていない状
態のときは、RAM83内に設けられた周波数デ
ータ記憶エリア122に記憶させてある周波数デ
ータが、RAM83内に設けられたスタートチヤ
ンネルデータ記憶エリア(以下Sチヤンネルデー
タ記憶エリアと記す)123にロードされる(ス
テツプb6)。なお、ここで周波数データ記憶エリ
ア122にはステツプb6以前において、交信する
相手側との間で打合せた周波数データがロータリ
エンコーダ等からなる周波数データ設定手段12
4により設定されており、この設定データが周波
数データ記憶エリア122に記憶されている。
ステツプb6に引きつづいて待ち受け状態が禁止
される(ステツプb7)。待ち受け状態の禁止は
RAM83内に設けた待ち受け状態記憶エリア1
25のフラグをリセツトすることにより行なわれ
る。ステツプb7につづいて空チヤンネルサーチ表
示器126が点灯され空チヤンネルサーチ中であ
ることが表示される(ステツプb8)。なお、空チ
ヤンネルの表示は光による表示の他に音声による
表示(例えばビープ音)を行なつてもよい。
また、RAM83内に設けられた1データ記憶
エリア127および2データ記憶エリア128に
各別に予め設定した周波数データたとえば12
を優先的に通話チヤンネルとして選択する優先選
択状態設定手段129が設定されているかが検出
される(ステツプb9)。ステツプb9において優先
選択状態設定がなされているときは周波数データ
1が周波数データ記憶エリア122にロードされ
(ステツプb10)、第1のタイマ130の計時が開
始される(ステツプb11)。ここで周波数シンセサ
イザ5は周波数データ記憶エリア122に記憶さ
れている周波数データによりその出力周波数や設
定される。したがつて受信周波数(受信のとき)、
送信周波数(送信のとき)が設定されることにな
る。ステツプb11についで、周波数データ記憶エ
リア122にロードされている1周波数データに
対応する周波数の受信信号が所定レベル以下かが
比較器39からなる空チヤンネル検出手段132
により検出され(ステツプb12)、受信信号レベル
が所定レベル以下であることが第1のタイマ13
0の設定時間継続しているかが検出される(ステ
ツプb13)。ステツプb13においてステツプb12にお
ける受信信号レベルが所定レベル以下であること
が第1のタイマ130の設定時間継続したときは
1周波数データに対応する周波数は空回線である
と判定されて、後述するステツプb27を実行する。
またステツプb12において受信信号レベルが所
定レベルを越えているか、またはステツプb13
おいて受信信号レベルが所定レベル以下であるこ
とが第1のタイマ130の設定時間継続しないと
きは、ステツプb12についで、周波数データ2
周波数データ記憶エリア122にロードされ(ス
テツプb14)、第1のタイマ130の計時が開始さ
れる(ステツプb15)。ステツプb15についで、周
波数データ記憶エリア122にロードされている
2周波数データに対応する周波数の受信信号が所
定レベル以下かが検出され(ステツプb16)、受信
信号レベルが所定レベル以下であることが第1の
タイマ130の設定時間継続しているかが検出さ
れる(ステツプb17)。ステツプb17においてステ
ツプb16における受信信号レベルが所定レベル以
下であることが第1のタイマの設定時間継続した
きは2周波数データに対応する周波数は空回線で
あると判定されて、後述するステツプb27を実行
する。またステツプb16において受信信号レベル
が所定レベルを超えているか、またはステツプ
b17において受信信号レベルが設定レベル以下で
あることが第1のタイマ130の設定時間継続し
ないときは、ステツプb16についでランダム周波
数発生手段133にて発生させた周波数データが
周波数データ記憶エリア122にロードされ(ス
テツプb18)、ついで周波数データ記憶エリア12
2の記憶周波数データが増加させられる(ステツ
プb19)。
ステツプb9において優先選択状態設定手段12
9が設定されていないときは、ステツプb9につい
でステツプb18が実行される。この場合は優先選
択をすべき周波数データかの選択がなされないこ
とになる。
ステツプb19についで、RAM83内に設けた3
データ記憶エリア(図示せず)および4データ記
憶エリア(図示せず)に各に予め設定した周波数
データたとえば34を通話チヤンネルとして選
択することを排除する選択排除状態設定手段13
4が設定されているかが検出される(ステツプ
b20)。ステツプb20において選択排除状態設定が
なされているときは、周波数データ記憶エリア1
22に記憶されている周波数データが周波数デー
3に一致しているかが周波数データ比較手段1
38によつて検出される(ステツプb21)。ステツ
プb21において周波数データ記憶エリア122に
記憶されている周波数データが周波数データ3
ないときは、ついで周波数データ4に一致してい
るかが同様に検出される(ステツプb22)。ステツ
プb22において周波数データ記憶エリア122に
記憶されている周波数データが周波数データ4
ないときはステツプb22についで周波数データ記
憶エリア122に記憶されている周波数データに
対応する周波数が、RAM83内に設けられた設
定範囲内周波数データ記憶エリア135に記憶さ
せてあるアマチユアバンド内の周波数であるかが
検出される(ステツプb23)。ステツプb21〜b22
介してステツプb23が実行されるときはステツプ
b19において周波数データ記憶エリア122に記
憶されている周波数データは選択排除する周波数
に対応していないことになる。
ステツプb20において選択排除状態設定手段1
34が設定されていないときは、ステツプb20
続いてステツプb23が実行される。この場合は選
択排除をすべき周波数データかの判断がなされな
いことになる。
ステツプb23において周波数データ記憶エリア
122に記憶されている周波数データに対応する
周波数がアマチユアバンド内の周波数であるとき
は第1のタイマ130の計時が開始され(ステツ
プb24)、ついで受信信号レベルが所定レベル以下
であるかが検出され(ステツプb25)、受信信号レ
ベルが所定レベル以下であることが第1のタイマ
130の設定時間継続したかが検出される(ステ
ツプb26)。ステツプb26において受信信号レベル
が所定レベル以下であることが第1のタイマ13
0の設定時間継続したときはステツプb19におい
て周波数データ記憶エリア122に記憶されてい
る周波数データに対応する周波数が空回線である
ことになる。また、ステツプb26についで周波数
データ記憶エリア122に記憶されている周波数
データを、RAM83内に設けられた空チヤンネ
ルデータ記憶エリア136にロードする(ステツ
プb27)。ステツプb27についでSチヤンネルデー
タ記憶エリア123に記憶されていた周波数デー
タが周波数データ記憶エリア122にロードされ
る(ステツプb28)。
ここでステツプb13またはステツプb17を通して
ステツプb28が実行されるときは空チヤンネルデ
ータ記憶エリア136に記憶されるのは周波数デ
ータ1または2であり、ステツプb20〜b27を介し
てステツプb28が実行されるときは空チヤンネル
データ記憶エリア136に記憶される周波数デー
タは周波数データ34であることはない。ま
た、ステツプb5を通してステツプb28が実行され
るときは回線接続がなされていた状態で再びステ
ツプb28においてSチヤンネルデータ記憶エリア
123に記憶されていた周波数データを周波数デ
ータ記憶エリア122にロードすることになり、
再発呼を意味している。
ステツプb28についで周波数データ記憶エリア
122にロードされた周波数データに対応する周
波数の受信信号レベルが所定レベル以下かが検出
され(ステツプb29)、所定レベルを超えていると
きはPTTスイツチ14がオン状態かが検出され
る(ステツプb30)。ステツプb30において、PTT
スイツチ14がオン状態のとき、ステツプb29
おいて受信信号レベルが所定レベル以下のときは
空回線の捜索が終了したとして、空チヤンネルサ
ーチ表示器126が消灯される(ステツプb31)。
ここでステツプb30を経由してステツプb31が実行
されるときは受信信号レベルが所定値以上である
が、強制的に発呼を行なわせることになる。なお
ステツプb29において受信信号レベルが所定レベ
ル以下かが検出されるのはスタートチヤンネルが
空回線であるかをこの時点で確認するためであ
る。
ステツプb21、b22、b23において周波数データ記
憶エリア122に記憶されていた周波数データが
周波数データ3と一致していたとき、周波数デー
4と一致していたとき、アマチユアバンド外の
周波数に対応するものであるとき、ステツプb25
において受信信号レベルが所定レベルを超えてい
たときは、ステツプb21、b22、b23、b25についで
PTTスイツチ14がオン状態かが検出され(ス
テツプb32)、PTTスイツチ14がオン状態でな
いときはリセツトスイツチ139がオン状態かが
検出される(ステツプb33)。ステツプb33におい
てリセツトスイツチ139がオフ状態にあるとき
はステツプb33についでステツプb19が実行され
る。
ステツプb32においてPTTスイツチ14がオン
状態のとき、ステツプb33においてリセツトスイ
ツチ139がオン状態のときは発呼を中止させる
ことが指示されている場合であり、ステツプb32
b33についでSチヤンネルデータ記憶エリア12
3に記憶されている周波数データが周波数データ
記憶エリア122にロードされ(ステツプb34)、
後述するステツプb51が実行される。ステツプb30
においてPTTスイツチ14がオン状態でないと
きはステツプb30についでリセツトスイツチ13
9がオン状態かが検出され(ステツプb35)、リセ
ツトスイツチ139がオン状態でないときはステ
ツプb35についでステツプb29が実施される。ステ
ツプb35においてリセツトスイツチ139がオン
状態のときは発呼を中止させることが指示されい
る場合であり、ステツプb35についで後述するス
テツプb51が実行される。
ステツプb31についで空チヤンネルデータ記憶
エリア136に記憶されている周波数データが出
力データエンコード手段141にロードされ(ス
テツプb36)、ついでコード選択手段101により
選択されている群コード(A)が出力データエンコー
ド手段141にロードされ(ステツプb37)、さら
にコールサインコード記憶エリア107に記憶さ
れているコールサインデータが出力データエンコ
ード手段141にロードされる(ステツプb38)。
ついで出力データエンコード手段141において
ロードされたデータはたとえばハーゲルバーガコ
ードにエンコードされる(ステツプb39)。したが
つてステツプb37においてはコールサインコード、
群コードおよび空チヤンネル周波数データがエン
コードされることになる。
ステツプb39についで、送信部2はデータ送信
状態に設定すなわち出力エンコード手段141の
出力をパラレル/シリアル変換手段40で変換し
た出力が送信部に導かれ(ステツプb60)、通信機
は送受信切替手段6が送信状態に設定され(ステ
ツプb41)、ついで同期データ発生器144で発生
させた同期データが送信される(ステツプb42)。
ステツプb42についで、ステツプb39においてエン
コードされた出力データが引き続いて送信される
(ステツプb43)。したがつてステツプb43の実行に
よつて空チヤンネル周波数データを含むデータで
Sチヤンネル周波数データに対応する周波数を変
調し、送信される所謂発呼が行なわれる。
ステツプb43についで、送信状態が解除されて
送受信切替手段6は受信状態に戻され(ステツプ
b44)、さらにデータ送信状態が解除され(ステツ
プb45)たうえで、空チヤンネルデータ記憶エリ
ア136に記憶されている周波数データが周波数
データ記憶エリア122にロードされる(ステツ
プb46)。したがつてここにおいて通信機は捜索さ
れた空チヤンネル受信周波数に設定されて、相手
側からの送信を待ち受ける状態に設定されること
になる。ステツプb46についで、データ表示器1
12に空チヤンネルデータ記憶エリア136に記
憶されている周波数データに対応する周波数の表
示がなされる(ステツプb47)。ステツプb47につ
いで、回線接続記憶エリア121にフラグがセツ
トされる(ステツプb48)。ステツプb48において、
送信側において一方的に受信側と回線接続できた
ものとしたことになる。ステツプb48についで、
回線接続表示器146が点灯される(ステツプ
b49)。ステツプb49についで第3のタイマ147
の計時が開始される(ステツプb50)。第3のタイ
マ147の設定時間はこの設定時間内に相手側か
ら入力が無いとき回線接続がなされなかつたもの
とする時間に設定してある。
ステツプb50についで、リバース状態設定手段
148の出力状態を記憶するべくRAM83内に
設けられたリバース状態記憶エリア149のフラ
グがリセツトされる(ステツプb51)。リバース状
態記憶エリア149は周波数データ記憶エリア1
22に記憶されている周波数データが空チヤンネ
ルに対応する周波数データか、Sチヤンネルに対
応する周波数データかを示すことになる。
ステツプb51についで待ち受け状態記憶エリア
125のフラグがセツトされ、待ち受け状態禁止
が解除され(ステツプb52)、ついでコードスケル
チ設定手段150によるコードスケルチの設定が
なされているかが検出される(ステツプb53)。ス
テツプb53においてコードスケルチの設定がなさ
れていないときはステツプb53についでミユート
手段120によるミユーテイングが解除され(ス
テツプb54)、送受信ルーチンが実行される。この
状態において空チヤンネル周波数データに対応す
る周波数の受信が行なえることになる。ステツプ
b53においてコードスケルチの設定がなされてい
るときはステツプb53についてコードスケルチ表
示器151が点灯され(ステツプb56)たのち送
受信ルーチンが実行される。この状態においては
ミユートされた状態が維持されているため受信は
行なえないことになる。
また、ステツプb34、ステツプb35についでステ
ツプb51が実行されるときは、ステツプb26〜b50
ステツプb31〜b50が飛ばされた状態であり、空チ
ヤンネルの捜索を強制的に解除し、強制的に発呼
を中止させた場合を示している。
つぎに送受信ルーチンを第6図により説明す
る。
送受信ルーチンに入るとPTTスイツチ14が
オンかが検出される(ステツプc1)。ステツプc1
においてPTTスイツチ14がオン状態のときは、
コードスケルチの設定がなされているかが検出さ
れ(ステツプc2)、ステツプc2においてコードス
ケルチの設定がなされているときはコードスケル
チの設定解除がなされ(ステツプc3)、ついでコ
ードスケルチ表示器151が消灯され(ステツプ
c4)、ミユート手段120によるミユーテイング
が解除され(ステツプc5)たのち、送受信ルーチ
ンを終り、再びスタートに戻される。
ステツプc1〜c5の実行がなされるときはPTT
スイツチ14をオフ状態にすることにより受信が
可能となる。
ステツプc2においてコードスケルチが設定され
ていないときはステツプc2についでステツプb1
同様にシステム動作状態設定手段118が設定さ
れているかが検出される(ステツプc6)。ステツ
プc6においてシステム動作状態設定手段118が
設定されていないときは送信状態に設定され(ス
テツプc7)、ついでPTTスイツチ14の状態がオ
ンかが検出される(ステツプc8)。ステツプc8
おいてPTTスイツチ14がオン状態のときはス
テツプc7が実行される。したがつてステツプc8
おいてPTTスイツチ14がオン状態のときはス
テツプc8においてPTTスイツチ14がオフ状態
になるまで送信が行なわれる。この場合はシステ
ム動作状態下における送信でなく、従来のアマチ
ユア無線用通信機による場合の送信である。ステ
ツプc8においてPTTスイツチ14がオフ状態の
ときは送信状態が解除され(ステツプc9)、送受
信ルーチンが終了し、再びスタートに戻される。
ステツプc6においてシステム動作状態設定手段
118が設定されているときは、ステツプc6につ
いで、RAM38内に設けられた特定周波数デー
タ記憶エリア152に予め設定されかつアマチユ
アバンド外の周波数に対応する特定周波数データ
が、空チヤンネルデータ記憶エリア136に記憶
されている周波数データに代つて出力データエン
コード手段141にロードされ(ステツプc10)、
ついで群コード(A)が出力データエンコード手段1
41にロードされ(ステツプc11)、さらにコール
サインコード記憶エリア107に記憶されている
コールサインデータが出力データエンコード手段
141にロードされ(ステツプc12)て、出力デ
ータエンコード手段141にてエンコードされる
(ステツプc13)。
ステツプc13についで、送信部2がデータ送信
状態に設定され(ステツプc14)、通信機が送信状
態に設定され(ステツプc15)、同期データが送信
され(ステツプc16)、つづいてステツプc13にお
いてエンコードされた出力データが送信される
(ステツプc17)。この送信の終了によつてデータ
送信状態が解除される(ステツプc18)。ステツプ
c10〜c17により特定周波数データ記憶エリア15
2に予め設定されていた周波数データが空チヤン
ネルデータに代つてエンコードされ、周波数デー
タ記憶エリアに記憶されている周波数データに対
応する周波数で送信されることになる。この送信
を受信した相手側は後述する如くコードスケルチ
が解除される。
ステツプc18の実行終了により送信が可能とな
る。ステツプc18につづいて、第2のタイマ15
3の計時が開始される(ステツプc19)。ステツプ
c19についでPTTスイツチ14がオフ状態かが検
出され(ステツプc20)、PTTスイツチ14がオ
フ状態でないときは第2のタイマ153の設定時
間が経過するのを待つ(ステツプc21)。ステツプ
c21において第2のタイマ153の設定時間が経
過したときはステツプc14と同様にデータ送信状
態に設定され(ステツプc22)、同期データが送信
され(ステツプc23)、ステツプc36における特定
チヤンネルデータ記憶エリア152に記憶されて
いる周波数データを空チヤンネルデータとしてエ
ンコードした出力データが送信され(ステツプ
c24)、データ送信状態が解除され(ステツプ
c25)、第2のタイマ153がリセツトされ(ステ
ツプc26)、ついで再びステツプc19が実行される。
したがつてc19〜c26により第2のタイマ153の
設定期間経過のとき毎に送信が一時中断されて出
力データの送信が繰返されることになる。また、
送信が行なわれている間はステツプc26により第
2のタイマ153がリセツトされた状態となり新
たに第2のタイマ153の計時が繰り返されるこ
とになる。
ステツプc20においてPTTスイツチ14がオフ
状態のときは交信の意志を無くしている状態であ
り、ステツプc20につづいてステツプc22〜c25と同
様に出力データの送信がなされ(ステツプc27
c30)、ついで送信状態が解除され(ステツプ
c31)、第3のタイマ147の計時が開始され(ス
テツプc32)たのち、送受信ルーチンを終了し、
再びスタートへ戻される。ステツプc2からステツ
プc32までが送信のルーチンである。
ステツプc1においてPTTスイツチ14がオフ
状態のときは、ステツプc1についで回線接続記憶
エリア121にフラグがセツトされているかが検
出される(ステツプc33)。ステツプc33において
フラグがセツトされているときすなわち回線接続
がされているときは、ステツプc33についでリセ
ツトスイツチ139がオン状態になされているか
が検出される(ステツプc34)。ステツプc34にお
いてリセツトスイツチ139がオフすなわちリセ
ツトされていないときはステツプc34についで入
力データが在るかが検出される(ステツプc35)。
前記した如く本実施例においては通常は受信状態
である。ステツプc35において相手側からの出力
データを受信したときは、ステツプc35についで
入力データはシリアル/パラレル変換手段42で
パラレルデータに変換され、入力データデコード
手段155でデコードされ(ステツプc36)、群コ
ード(A)が選定されている状態であるかが検出され
(ステツプc37)、群コード(A)が選定された状態の
ときは入力データ中の群コードが群コード(A)と一
致するかがコード比較手段156によつて検出さ
れる(ステツプc38)。ステツプc37において群コ
ード(A)が選定されている状態でないとき、ステツ
プc38において入力データ中の群コードが群コー
ド(A)と一致しないときは、ステツプc37、c38につ
いで群コード(B)が選定されている状態であるかが
検出され(ステツプc39)、群コード(B)が選定され
た状態のときは入力コード中の群コードが群コー
ド(B)と一致するかが検出される(ステツプc40)。
ステツプc39において群コード(B)が選定されてい
る状態でないとき、ステツプc40において入力デ
ータ中の群コードが群コード(B)と一致しないとき
は、ステツプc39、c40についで第3のタイマ14
7の設定時間が経過したかが検出される(ステツ
プc41)。またステツプc35において入力データが
無いときはステツプc35についでステツプc41が実
行される。ステツプc37〜c40にて明らかな如く待
ち受けは群コード(A)および(B)にて行なわれてい
る。
したがつて、リセツト指示がなされておらず、
入力データが無いときおよび入力データがあつて
も入力データ中の群コードが選定された状態にあ
る群コードと一致しないときは第3のタイマ14
7の設定時間経過すれば、ミユート手段120に
よるミユーテイングがなされる(ステツプc42)。
ステツプc42についで、Sチヤンネルデータ記憶
エリア123に記憶されている周波数データを周
波数データ記憶エリア122にロードし、通信機
は空チヤンネル周波数の受信状態からSチヤンネ
ルデータ記憶エリア123に記憶されていたデー
タ(ステツプb6にて相手側と打合せたSチヤンネ
ルデータ)に対応した周波数の受信状態になされ
る(ステツプc43)。ついでコードスケルチが設定
されているかが検出され(ステツプc44)、コード
スケルチが設定されていないときはミユート手段
120によるミユーテイングが解除され(ステツ
プc45)、回線接続記憶エリア121のフラグがリ
セツトされる(ステツプc46)。ステツプc44にお
いてコードスケルチが設定されているときはステ
ツプc44についでステツプc46が実行される。ステ
ツプc46についで回線接続表示器146が消灯さ
れ(ステツプc47)、送受信ルーチンを終り、再び
スタートへ戻される。
またステツプc34においてリセツトスイツチ1
39がオン状態にあるときすなわちリセツト指示
がされているときは、ステツプc34についでステ
ツプc46が実行される。
ステツプc33において回線接続記憶エリア12
1のフラグがリセツトされているときは、リバー
ス状態設定手段148が設定されているかが検出
される(ステツプc76)。ステツプc38において入
力データ中の群コードが群コード(A)と一致すると
き、ステツプc40において入力データ中の群コー
ドが群コード(B)と一致するときはステツプc38
c40に続いて第3のタイマ147の計時を開始さ
せ(ステツプc75)、ついでステツプc76を実行す
る。ステツプc75の計時の開始により第3のタイ
マはリセツトされて再び最初から計時がなされる
ことになる。
ステツプc76においてリバース状態設定手段1
48が設定されているときはリバース状態記憶エ
リア149のフラグの状態が検出される(ステツ
プc48)。リバース状態記憶エリア149のフラグ
がセツトされているときは、空チヤンネルデータ
記憶エリア136に記憶されている周波数データ
が周波数データ記憶エリア122にロードされ
(ステツプc49)。リバース状態記憶エリア136
のフラグがリセツトされているときは、Sチヤン
ネルデータ記憶エリア123に記憶されている周
波数データか周波数データ記憶エリア122にロ
ードされ(ステツプc50)、ステツプc49、c50につ
いでリバース状態記憶エリア136のフラグの状
態を反転させる(ステツプc51)。ステツプc48
おいてリバース状態記憶エリアのフラグがリセツ
トされているときは周波数データ記憶エリア12
2には空チヤンネルデータが、フラグがセツトさ
れているときは周波数データ記憶エリア122に
はSチヤンネルデータが記憶されており、ステツ
プc49、c50の実行により周波数データ記憶エリア
122の記憶内容が空チヤンネルデータとSチヤ
ンネルデータとが入れ替えられることになる。し
たがつて回線接続が送信側からみてなされた筈で
あるにもかかわらず相手側がでて来ない様な場
合、再びSチヤンネルデータに対応する周波数に
戻つているか等が検知できる。また、ステツプ
c51において周波数データ記憶エリア122の記
憶内容(空チヤンネルデータかまたはSチヤンネ
ルデータか)に対応した状態にリバース状態記憶
エリア149の内容が設定されることになる。
ステツプc51についで入力データが在るかが検
出され(ステツプc52)、入力データが無いときは
送受信ルーチンを終り、再びスタートに戻され
る。ステツプc76においてリバース状態設定手段
148が設定されていないときは、ステツプc76
についでステツプc52が実行される。ステツプc52
において入力データが在るときは入力データがデ
コードされ(ステツプc53)、ついで群コード(A)が
選定されている状態であるかが検出され(ステツ
プc54)、群コード(A)が選定されている状態のとき
は入力データ中の群コードは群コード(A)と一致す
るかが検出される(ステツプc55)。ステツプc55
において入力データ中の群コードが群コード(A)と
一致するときは、データ表示手段112に群コー
ド(A)が表示され(ステツプc58)、ついでシステム
動作状態に設定されているかが検出される(ステ
ツプc60)。
ステツプc54において群コード(A)が選択されて
いる状態でないとき、ステツプc55において入力
データ中の群コードが群コード(A)と一致しないと
きは、ステツプc54、c55についで群コード(B)が選
択されている状態かが検出され(ステツプc56)、
群コード(B)が選択されている状態のときは入力デ
ータ中の群コードが群コード(B)と一致するかが検
出される(ステツプc57)。ステツプc57において
入力データ中の群コードが群コード(B)と一致する
ときはステツプc57についで、データ表示器11
2に群コード(B)が表示され(ステツプc59)、ステ
ツプc56、c57についでステツプc60が実行される。
ステツプc56、c57において群コード(B)が選択され
た状態でないとき、入力データ中の群コードが群
コード(B)と一致しないときは、ステツプc56、c57
についで、送受信ルーチンを終り、再びスタート
に戻される。
ステツプc71において、入力データ中の周波数
データが特定データであるかが検出され、特定デ
ータであるときはステツプc71についでc70が実行
され、特定データでないときはステツプc60が実
行される。
ステツプc60において、システム動作状態に設
定されているときは、ステツプc60についで入力
データ中の空チヤンネルデータに対応する周波数
がアマチユアバンド内の周波数であるかが検出さ
れる(ステツプc61)。ステツプc61において入力
データ中の空チヤンネルデータに対応する周波数
がアマチユアバンド内の周波数でないときは、ス
テツプc61についで送受信ルーチンを終り、再び
スタートに戻される。
ステツプc61において入力データ中の空チヤン
ネルデータに対応する周波数がアマチユアバンド
内の周波数であるときは、入力データ中の空チヤ
ンネルデータはRAM83内に設けられかつ受信
状態に引き込まれたくない周波数に対応する5
波数データが記憶してある5データ記憶エリア
(図示せず)の周波数データに一致するかが検出
され(ステツプc62)、一致しないときは回線接続
記憶エリアのフラグの状態が検出され(ステツプ
c63)、一致するときは送受信ルーチンを終り、再
びスタートに戻される。
ステツプc63において回線接続記憶エリア12
1のフラグがリセツトされているときすなわち回
線接続がなされていないときは、周波数データ記
憶エリア122周波数データをSチヤンネルデー
タ記憶エリア123にロードし(ステツプc64)、
ついで入力データ中の空チヤンネル周波数データ
を空チヤンネル記憶エリア123に記憶させ、こ
の周波数データを周波数データ記憶エリア122
に転送する(ステツプc65)。この結果入力データ
中の空チヤンネルデータに対応する周波数に引き
込まれることになる。ステツプc65についでデー
タ表示器112に入力データ中のコールサインが
表示される(ステツプc66)。
ステツプc66についで、リバース状態記憶エリ
ア149のフラグをリセツトし(ステツプc67)、
ついで回線接続記憶エリア121のフラグをセツ
トし(ステツプc68)、回線接続表示手段146を
表示状態にし、第3のタイマ147の計時を開始
させる(ステツプc69)。
またステツプc69についで、コードスケルチが
設定されているかがが検出され(ステツプc70)、
コードスケルチが設定されていないときは送受信
ルーチンを終り、再びスタートに戻される。ステ
ツプc63において回線接続記憶エリア121のフ
ラグがセツトされているときは、ステツプc63
ついでステツプc70が実行される。またステツプ
c60においてシステム動作状態に設定されていな
いときは、送受信ルーチンを終り、再びスタート
に戻される。
ステツプc70においてコードスケルチが設定さ
れているときはコードスケルチの解除がなされ
(ステツプc72)、コードスケルチ表示器151を
消灯させ(ステツプc73)、ミユート手段120に
よるミユーテイングを解除し(ステツプc74)、つ
いで送受信ルーチンを終り、スタートに戻され
る。
そこでコードスケルチは受信のときにおいて
は、入力データがあり、群コードが送信されて来
た群コードと一致し、システム動作状態に関係な
くかつ入力データ中の空チヤンネル周波数データ
が特定データであるとき、入力データがあり、群
コードが送信されてきた群コードと一致し、シス
テム動作状態であり、入力データ中の空チヤンネ
ル周波数データに対応する周波数がアマチユアバ
ンド内の周波数でありかつ周波数5に対応する周
波数データでないときに、コードスケルチが解除
されてミユーテイングが解除されることになる。
なお、ステツプc33〜c74〜c76は受信のルーチン
である。
また、第3図において、157は周波数関係の
制御を行なうための周波数データ制御手段を示
し、158は発呼動作ルーチンにおける制御を行
なうための発呼動作制御手段を示し、159はデ
ータ出力時における出力データのエンコード等を
制御するデータ出力制御手段を示し、160はデ
ータが入力されたときにおける入力データのデコ
ード等を制御するデータ入力制御手段を示してい
る。
本発明の一実施例においては、送受信ルーチン
において、PTTスイツチ14をオン状態にした
とき、コードスケルチが設定されておれば(ステ
ツプc2)、ステツプc2に引き続いてステツプc3
c5が実行され、コードスケルチが解除されること
になる。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、空通話チヤ
ンネルを自動的に通話チヤンネルとすることがで
きる。また受信のときにのみコードスケルチが働
き群コードが一致しなければスケルチが解除され
ることはない。さらに、PTTスイツチの押圧に
よりコードスケルチは解除されて送信動作の前に
群コードにかかわらず受信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すための機能ブロツ
ク図。第2図は本発明の一実施例を示すブロツク
図。第3図は第2図に示したブロツク図の説明に
供する機能ブロツク図。第4図〜第6図は本発明
の一実施例の作用の説明に供するフローチヤー
ト。 1……通信機本体、2……送信部、3……受信
部、4……アンテナ切替部、5……周波数シンセ
サイザ、6……送受信切替手段、7……マイクロ
ホン、13……スピーカ、16……制御手段、1
7……判別手段、23……群コード記憶手段、2
4……群コード比較手段、26……コードスケル
チ手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送信のとき搬送波発振器としてかつ受信のと
    き局部発振器として作用する周波数シンセサイザ
    と、プツシユ・トウ・トークスイツチとを備えた
    アマチユア無線用通信機において、待ち受けのた
    めの群コードを記憶する群コード記憶手段と、記
    憶手段の記憶群コードと受信した入力データ中の
    群コードとの一致検出出力でコードスケルチ手段
    のスケルチを解除する群コード比較手段と、プツ
    シユ・トウ・トークスイツチの状態とコードスケ
    ルチ手段の状態を判別する判別手段と、判別手段
    の出力を受けてコードスケルチ状態中にプツシ
    ユ・トウ・トークスイツチがオン状態にされたと
    きは受信状態維持のままコードスケルチを解除
    し、コードスケルチ解除状態中にプツシユ・ト
    ウ・トークスイツチがオン状態にされたときはプ
    ツシユ・トウ・トークスイツチのオン状態中通信
    機を受信側から送信側へ制御する制御手段とを備
    えてなることを特徴とするアマチユア無線用通信
    機。
JP59128456A 1984-06-23 1984-06-23 アマチユア無線用通信機 Granted JPS619027A (ja)

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