JPH02104850A - 吸音断熱天井の構築方法 - Google Patents

吸音断熱天井の構築方法

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JPH02104850A
JPH02104850A JP63257677A JP25767788A JPH02104850A JP H02104850 A JPH02104850 A JP H02104850A JP 63257677 A JP63257677 A JP 63257677A JP 25767788 A JP25767788 A JP 25767788A JP H02104850 A JPH02104850 A JP H02104850A
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JP
Japan
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sound
absorbing
heat
ceiling
insulating
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JP63257677A
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English (en)
Inventor
Akio Nakamura
彰男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T PII S SANPO HONSHA KK
YAESU SHOJI KK
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
T PII S SANPO HONSHA KK
YAESU SHOJI KK
Nitto Boseki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は吸音断熱効果のある天井の構築方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来から、ビル等の建造物内の吸音効果等を高めるため
、屋内天井下面に例えば鉱物質繊維製の吸音断熱板を収
り付ける方法が採用されているが、そのうち吸音断熱板
を取り付けると同時にコンクリートを施工する同時施工
法が種々提案されている。すなわち、その主なものとし
て、(イ)天井面形成板上にポリエチレンフィルム等の
不活性層を介して無機質繊維板を載置して、生コンクリ
ートを流し込む方法(特公昭61−34538号公報)
、(ロ)天井面形成板の上面に離型性のフィルムをコー
ティングし、その上に鉱物質繊維製吸音板を載置し、こ
の吸音板とコンクリート層を固着させる取付金具を配設
し、さらに、コンクリートに対する接着性を有する防水
剤を塗布した後に生コンクリートを流し込む方法(特公
昭62−18624号公報)がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら特公昭61−34538号の方法は、以下
のような欠点がある。すなわち、不活性層であるポリエ
チレンフィルムシート等の敷設時にシートが静電気によ
り手足にまつわりつき、またしわになり易くずれ易い。
そのため粘着テープで天井面形成板に仮止めする必要が
ある。また生コンクリートの硬化に必要なセメント液が
吸音断熱板に吸収されコンクリート層と断熱板の結合力
が低下する。また吸音断熱板とコンクリート層の結合に
は取付金具を必要とする。
また特公昭61−18624号の方法は、施工作業が煩
雑であり、取付金具により外観も悪くなり、施工費が高
くなる欠点がある。
[課題を解決するための手段及びその作用]本発明は、
上記の問題点を解消するためになされたものであり、天
井構築用型枠の天井面形成板の上面に、複数の吸音断熱
板を載置し、該吸音断熱板の少なくとも上面に防水接着
剤を塗布するとともに前記複数の吸音断熱板間の目地部
に前記防水接着剤を充填し、次に前記吸音断熱板の上面
に生コンクリートを流し込んで養生硬化した後、天井構
築用型枠を収り外すことを特徴とする吸音断熱天井の構
築方法である。そして本発明においては、吸音断熱板を
天井面形成板上面に載置した後、防水接着剤を塗布する
代りに、防水接着剤を予め塗布した吸音断熱板を天井面
形成板上面に載置して用いることもできる。
本発明に用いる吸音断熱板としては、スチレンフオーム
、ウレタンフオーム等からなる合成樹脂発泡板およびガ
ラス繊維、ロックウール等からなる無機質繊維板が軽量
であるために使用可能であるが、特に吸音性に優れた無
機質繊維板が好ましい。
次に防水接着剤は、防水性を与え、かつ主として吸音断
熱板に対して接着性を与えるが、コンクリートに対して
も接着性を与える熱可塑性樹脂エマルジョンおよび/ま
たは合成ゴムラテックスと、コンクリートに対して接着
性を与えるセメント混和剤とからなるものである。
熱可塑性樹脂エマルジョンとしては、塩化ビニール樹脂
、アクリル樹脂、酢酸ビニール樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニール樹脂等の各エマルジョンが用いられ、合成ゴムラ
テックスとしては、スチレン−ブタジェンゴムラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジェンゴムラテックス等を
使用することができる。
セメント混和剤は、耐アルカリ性無機骨材とセメント吸
着性無機骨材とを主成分として含むものが好ましく、特
に炭酸カルシウム微粉末と珪石粉末との混合物に消泡剤
と分散剤とを添加したものが好ましい。
上述の如く防水接着剤は主として吸音断熱板に対して接
着性を与える熱可塑性樹脂エマルジョンおよび/または
合成ゴムラテックスと、コンクリートに対して接着性を
与えるセメント混和剤とを含むので、この接着剤のアン
カー効果により吸音断熱板とその上に設けらノ′シるコ
ンクリ−トとは強固に接合される。また前記熱可塑性樹
脂や合成ゴムは防水性を有するので、施工時にコンクリ
ート・液が吸音断熱板中に浸出することもない7防水接
着剤の好ましい配合割合は、固形分含有量40〜70重
量%の熱可塑性樹脂エマルジョンおよび/または合成ゴ
ムラテックス30〜70重量%とコンクリ−I−混和剤
70〜30重量%である。
上述の如くコンクリート混和剤は例えば炭酸カルシウム
、珪石、消泡剤、分散剤から構成されるが、これらの配
合割合は炭酸カルシウム8〜18重量%、珪石15〜2
5重景%、消泡剤0.2〜0.5重皿%、分散剤2〜8
重景%であるのが好ましい。
防水接着剤には適宜水を加えてそのコンシスチンシーを
調整し、塗布性等を向上させることができる。
次に防水接着剤の塗布方法としては、天井面形成板の上
面に吸音断熱板をRaした後、防水接着剤を塗布する場
合は、吸音断熱板の上面にローラー等により防水接着剤
を塗布する。また防水接着剤の吸音断熱板間の目地部へ
の充填もヘラ等により行なわれる。
また予め工場等において吸音断熱板に防水接着剤を塗布
する場合は、吸音断熱板の上面のみまたは側面も含めて
機械装置等により塗布する。そしてこの吸音断熱板を天
井面形成板に載置し、さらに目地部に防水接着剤を充填
して乾燥させる。吸音断熱板の側面まで塗布しておくと
、施工現場での保管中あるいは施工中の降雨等による吸
音断熱板の吸水を防止することができる。また目地部の
封止のなめに防水接着剤を充填塗布する代りに、防水接
着剤を紙または布等に含浸して接着テープとして用いれ
ば便利であり、この態様も本発明に包含される。
なお、′本発明においては、逆1′字型廻り縁の一方の
水平部分を天井構築用型枠の天井面形成板の角部上面に
仮止めし、吸音断熱板を天井面形成板に載置する際に前
記廻り縁の垂直部分によって吸音断熱板の側面を保持し
、生コンクリート・を吸音断熱板の上面並びに天井構築
用型枠の梁形成板および壁面形成板の側部に流し込む際
に前記廻り縁の他方の水平部分を生コンクリートの中に
埋め込み、コンクリートの養生硬化後に天井構築用型枠
を取り外す際に廻り縁の前記一方の水平部分の前記仮止
めを解除することもできる。従来、L字型廻り縁が用い
られ、その水平部分を天井面形成板の角部上面に仮止め
し、その垂直部分によって吸音断熱板の側面を保持した
後、生コンクリートを流し込み、次いで前記水平部分の
仮止めを解除していたが、この方法では、廻り縁が経年
により脱落することが多かった。これに対して本発明に
おいて、逆T字型廻り縁を取り付けることにより、吸音
断熱天井構築後の吸音断熱板を所定位置に保持できるだ
けでなく、廻り縁がコンクリートと強固に接合するので
、廻り縁が経年により脱落することもない。
[実施例] 第1図に示すように、天井構築用型枠の天井面形成板2
aの角部上面に、逆T字型廻り縁3(例えばアルミニウ
ムなどの金属製やプラスチック製のものが用いられる)
の一方の水平部分3aを釘により仮止めした。次に吸音
断熱板1として、縦910m、横61ON、厚さ50馴
、密度1.20kg/rrt’のロックウール板を用い
、これを天井面形成板2a上に寸法割付に従って載置し
て敷き込み、廻り縁3の垂直部分3cによって吸音断熱
板1の側面を保持した。次に防水接着剤4を吸音断熱板
1の上面にローラーを用いて塗布した。さらに吸音断熱
板1.1間の目地部5の間隙および吸音断熱板1と、廻
り縁3の垂直部分3Cとの間の間隙にも防水接着剤4を
充填した後、約10分間乾燥処理しな。
ここで用いた防水接着剤4はエチレン−酢酸ビニール樹
脂エマルジョン60重量%、セメント混和剤40重量%
(このうち炭酸カルシウム微粉末15重量%、珪石粉末
20重量%、消泡剤0.5重量%、分散剤4.5重量%
)からなるものであった。
次に吸音断熱板1の上部並びに天井構築用型枠の梁形成
板2bおよび壁面形成板2Cの側部に配筋6をし、生コ
ンクリートをを流し込みコンクリート層7を形成した。
このコンクリートの流し込みにより、廻り縁3の他方の
水平部分3bがコンクリート層7の中に埋め込まれた。
そして養生硬化した後に天井構築用型枠(天井面形成板
2a、梁形成板2bおよび壁面形成板2C)を取り外し
吸音断熱天井を形成した。この吸音断熱天井においては
、セメント液の浸出もなく、吸音断熱板1とコンクリー
ト層7とが剥離することもなく、経時変化もなかった。
また廻り縁3により吸音断熱板1が所定位置に保持され
るとともに、廻り縁が経年により脱落することもなかっ
た。
上記実施例においては、廻り縁3を設けたが、これを設
けなくても、セメント液の浸出の防止および吸音断熱板
とコンクリート層との剥離防止が可能であり、本発明の
目的を達成することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、吸音断熱板の取付とコンクリ    
゛−ト施工とを同時にする天井の構築に際し、従来技術
において必要とした吸音断熱板とコンクリート層とを一
体的に固定する金具を必要とせず、また吸音断熱板の下
面に敷くフィルムシート等を必要としない。そして防水
接着剤によりセメント液の吸音断熱板への浸出を防ぐこ
とができる。また吸音断熱板とコンクリート層が前記防
水接着剤により一体的に結合するので剥離することがな
い。
従って、本発明によれば簡便な方法で、外観を損なわず
に吸音断熱天井を構築することができるので、その実用
上の価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により得られる吸音断熱天井の要部断
面図である。 1・・・・・・吸音断熱板、2a・・・・・・天井面形
成板、2b・・・・・・梁形成板、2C・・・・・・壁
面形成板、3・・・・・・廻り縁、3a、3b・・・・
・・水平部分、3C・・・・・・垂直部分、4・・・・
・・防水接着剤、5・・・・・・目地部、6・・・・・
・配筋、7・・・・・・コンクリート層。 代理人 弁理士  中 村 静 実 業1図 2C・壁面形成板 3 ・廻り縁 3a、3b・・・水平部分 3C・垂直部分 4  防水接着剤 5 ・ 目地部 6 ・配筋 7 ・・ コンクリート層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天井構築用型枠の天井面形成板の上面に、複数の
    吸音断熱板を載置し、該吸音断熱板の少なくとも上面に
    、防水接着剤を塗布するとともに前記複数の吸音断熱板
    間の目地部に前記防水接着剤を充填し、次に前記吸音断
    熱板の上面に生コンクリートを流し込んで養生硬化した
    後、天井構築用型枠を取り外すことを特徴とする吸音断
    熱天井の構築方法。
  2. (2)防水接着剤を予め塗布した複数の吸音断熱板を天
    井構築用型枠の天井面形成板の上面に載置し、前記吸音
    断熱板間の目地部に前記防水接着剤を充填し、次に前記
    吸音断熱板の上面に生コンクリートを流し込んで養生硬
    化した後、天井構築型枠を取り外すことを特徴とする吸
    音断熱天井の構築方法。
  3. (3)逆T字型廻り縁の一方の水平部分を天井構築用天
    井面形成板の角部上面に仮止めし、吸音断熱板を天井面
    形成板に載置する際に前記廻り縁の垂直部分によって吸
    音断熱板の側面を保持し、生コンクリートを吸音断熱板
    の上面並びに天井構築用型枠の梁形成板および壁面形成
    板の側部に流し込む際に前記廻り縁の他方の水平部分を
    生コンクリートの中に埋め込み、コンクリートの養生硬
    化後に天井構築用型枠を取り外す際に廻り縁の前記一方
    の水平部分の前記仮止めを解除することを特徴とする請
    求項(1)又は(2)に記載の吸音断熱天井の構築方法
JP63257677A 1988-10-13 1988-10-13 吸音断熱天井の構築方法 Pending JPH02104850A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068313A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Dow Kakoh Kk 断熱天井スラブ構築用型枠の構造及び断熱天井スラブの構築方法

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JP2009068313A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Dow Kakoh Kk 断熱天井スラブ構築用型枠の構造及び断熱天井スラブの構築方法

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