JPH02104369A - 複合シリンジ−針シールド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はシリンジ装置に関し、さらに詳しくは、主に偶
発的な針の刺傷を防ぐための収縮可能な針ガードを有す
るシリンジ装置に関する。

発明の背景 今日、医療用または研究所で用いられているほとんどの
シリンジは一度だけの使用を意図した使い捨て商品とし
て販売されている。このような使い捨てのシリンジによ
り、シリンジを使用する個人およびそれらを使い捨てす
る人々のための潜在的な危険性が提起されている。エイ
ズ（ＡＩＤＳ）の襲来のため、使用したシリンジからの
偶発的な針の刺傷による感染の心配が増加し、この種の
事故による感染が蔓延する可能性を最小にするため多種
多様の装置が提案されてきた。

この問題に対するおるアプローチは、シリンジを使用し
た後、針を覆う伸張位置まで引っばることができ、個人
が針に偶発的に触れることを困難にする収縮可能なシー
ルドを提供することである。

このような構造の一般的な特徴は、その伸張位置までシ
ールドを引っ張った場合、異常な力をシールドに加える
以外は収縮する（したがって、針を覆う）ことができな
いようにロックされることである。

シリンジを使用した後に針が永久に覆われるという一般
的な要求を満たすために数多くのこのような構造が提案
されてきた。これらの構造の幾つかには、捩り止めＱｗ
ｓｉｔ−ｔｏ−１ｏｃｋ）機構およびその他に、シール
ドが充分に伸張すると自動的にロックされる等が挙げら
れる。これらの公知の装置は針シールドの多くの機能要
求を満たすが、多くの場合、標準のシリンジ構造の修飾
が要求される。

これは、現在のシリンジ製造用の成形装置においてすで
になされたかなりの投資のため、多くのシリンジ製造業
者にとっては非常に望ましくないことである。

さらに、シールドをシリンジに組み込む場合にある種の
操作上の問題が生じる。例えば、シールドが収縮した場
合、実質的にシリンジのバレルを覆うため、シールドの
みをつかみながら針を挿入しかつ除去できることが望ま
しい。これは、ニードルを捩りかつ押して（または引っ
張り）ルーア−上に配置（またはそれから除去）するこ
とを含み、幾つかの公知の構造でも取り扱いが困難であ
る。

さらに、′シールドの側面に開口またはスロットを有す
る構造が提案された。これは、シールドが伸張位置で歪
むと針が開口を通して拡がることができないため望まし
くない。

伸張位置に対する軸方向の移動に反応してロックする（
すなわち、何らの回転もなしで）それらの装置はある種
の固有の欠点を有する。この種の装置の主な欠点は、偶
発的でかつ不可逆的なロック（ｌｏｃｋ）の発生率が、
ロックするために回転を要するそれらの装置よりも大き
いことである。

その他の提案された装置は、小さい指により針先への接
近を妨げない開口シールドを有する。

発明の開示 かくして、本発明の目的は、標準のシリンジに対して最
小限の費用で付加できる記載したタイプの保護シールド
を提供することである。

本発明の他の目的は、針シールドの機能要求を満たしか
つ前記欠点を有しない比較的安価な保護シールドを提供
することである。

他の目的は、このようなシールドに必要なすべての機能
を果たし、製造の自動化工程に特に適するシリンジ用の
伸張可能な針シールドを提供することである。

本発明のさらに他の目的は、機能実用性および製造コス
トの両面で改良された標準のシリンジ用の伸張可能な針
シールドを提供することである。

さらに他の目的は、保護シールドおよびシリンジの安価
な組立方法を提供することである。

発明の概要 本発明においては、針シールドがシリンジバレル上で同
軸的に設けられる。該シールドは、針が暴露される収縮
位置とシールドが針を覆う伸張位置の間で、バレル上を
移動できる。１つの具体例においては、該シールドはそ
の遠位端近傍の側壁Ｉこ沿って開口を有する。引き金０
ｒｉｇｇｅｒ）部材はこの側壁開口内に配置されかつ柔
軟なヒンジによりシールドに回転可能に連結される。該
引き金部材は外側位置から内側位置にかけて移動でき、
内側位置にある場合に該部材が実質的に前端開口を覆う
ように成形されている。固定手段は引き金部材を内側位
置内で固定するｔ；めに設けられる。該固定手段は、針
が完全に包囲されかつ保護されるように側壁開口を選択
的に覆うために設けられる。

以下、添付図面を参照して本発明をさらに具体的に説明
する。

図面の簡単な説明 第１図は収縮位置にあるシールドと、通常のシリンジに
固定された本発明の好ましい具体例の針シールドおよび
カラーを示す部分断面図である。

第２図は伸張位置にあるシールドの拡大断面図である。

第３図はカラーおよびシールドの詳細を示す部分拡大断
面図である。

第４図は伸張位置まで引っ張られた、回転前のシールド
に関する第２図の４−４線に沿っＩ；断面図である。

第５図はロック位置までねじ込んだシールドを示す第２
図の４−４線に沿った断面図である。

第６図はカラーの好ましい具体例の斜視図である。

第７図はカラーの他の具体例の斜視図である。

第８図は第７図に示すカラーと、ロック位置にあるシー
ルドを示す正面断面図である。

第９図は大直径のバレルとともにに使用するためのカラ
ー構造を示す断面図である。

第１０図は収縮位置にあるシールドと、通常のシリンジ
に固定された本発明の第２の具体例の針シールドおよび
カラーを示す斜視図である。

第１１図は収縮位置にあるシールドと、本発明のさらに
他の具体例のシールドの断面図である。

第１２図は第１１図に示す具体例のシールドの部分斜視
図である。

第１３図は収縮位置にあるシールドと、第１１に示す具
体例の針シールドおよびカラーを示す部分断面側面図で
ある。

第１４図は収縮位置にありかつロックタブのない想像線
で示すシールドの一部分と、第１１図に示す具体例のカ
ラーの詳細を示す斜視図である。

＃１１５図は伸張位置にあるがロック位置にない想像線
で示すシールドの一部分と、第１１図に示す具体例のカ
ラーの斜視図である。

第１６図は伸張位置でかつロック位置にあるシールドの
一部分（想像線）を示す第１１図に示す具体例のカラー
の斜視図である。

第１７図は第３の具体例にしたがって伸張位置まで引っ
張られたが回転前であるシールドと、第１１図に示す具
体例の第１３図の略１７−１７線に沿った断面図である
。

第１８図は第３の具体例にしたがってロック位置までね
じ込まれたシールドを示す第１１図に示す具体例の第１
３図の略１８−１８線に沿った断面図である。

第１９図は本発明のさらに他の具体例のロック機構の詳
細およびシールドを示す部分拡大斜視断面図である。

第２０Ａ図、第２０Ｂ図および第２０Ｃ図は伸張位置に
あるシールドをロックするための順序を示す第１９図に
示す本発明のさらに他の具体例のシールドの断面図であ
る。

８２１図は第１９図に示す本発明の具体例のロック位置
にあるシールドを示す第２０Ｃ図の２１−２１線に沿っ
た部分拡大断面図である。

第２２図は本発明のさらに他の具体例のシールドのロッ
ク機構の詳細を示す部分拡大断面図である。

第２３図は第２２図の略２３−２３線に沿った断面図で
ある。

第２４図は伸張位置にあるがロック位置にないシールド
と、第２２図に示す本発明の具体例のロック機構の詳細
およびカラーを示す部分拡大断面図である。

第２５図は伸張位置でかつロック位置にあるシールドと
、第２２図に示す本発明の具体例のロック機構の詳細お
よびカラーを示す部分拡大断面図である。

発明の詳説 好ましい具体例において、本発明は通常のシリンジとと
もに用いることを意図するものであるが、本発明の保護
シールドは、両頭針を有する血液捕集管ホルダーのよう
な針を有するほぼ任意の医療または実験室用の装置とと
もに使用するために本発明の範囲を逸脱することなく修
飾してもよい。

したがって、前記のように、「シリンジ」なる用語は、
偶発的な刺傷からユーザーを保護することが望まれる、
針を有する任意の医療または実験用の装置を含むことを
意味する。

本発明の記載において、針先端から最も近い部分の端部
を「遠位端」まＩ；は「前端」と呼ぶ。該針先端から最
も遠い部分の端部を「近位端」と呼ぶ。

第１図〜第６図はフィンガー７ランジ１１を有する環状
バレル１０と、該バレル内でスライド可能なプランジャ
ー１２と、該プランジャー１２を押した時にそれを通し
てバレルの内容物が小出しされる針アセンブリとからな
る通常のシリンジを示す。該バレル１０は主に成形のた
めに大径近位端から小径遠位置端にかけて非常に僅かに
（図示せず）テーパーがついている。該針アセンブリは
針１４と、針の近位端にあるハブ１６とからなる。

標準的には、円錐形状のルーア−（ｌｕｅｒ）先端１７
とル−ア−・ロックスカート１８は、ル−ア−先端１７
を取り巻くルーア−・ロックスカート１８を有するバレ
ル１０の遠位端で一体成形される。

該ルーア−・ロックスカート１８の内面は、補助的に針
ハブ１６上のロックイヤー（ｅａｒ）　ｌ　６　Ａとネ
ジ嵌合するのに適した内部ネジ１８Ａを有していてもよ
い。ルーア−・ロックスカート１８の外面はバレル１０
の中心軸に平行な多数のリブ１９を有してもよい。

針シース２０は保護装置として針１４を覆う。

該針シース２０はハブ１９と摩擦嵌合し、針アセンブリ
をルーア−・ロックスカート１８から通常の方法で取り
外すために用いることができる。

これまで記載した構造は標準の使い捨て可能なシリンジ
の構造であり、本発明の一部分を構成するものではない
。

本発明の好ましい具体例にしたがって用いたカラーを符
号２２で示す（第２図および第６図）。前記のように、
カラー２２は異なった材料から作製された分離量として
示すが、該カラー（または機能同等物）は本発明の実質
的な修飾なしにバレル１０の一部分として一体成形して
もよいことが予期される。本具体例においては、該カラ
ー２２は６つの等間隔でかつ一体成形された同一の三角
形の突起２４を有すし、該各突起の先端は針から遠ざか
って拡がっている。各隣接した一対の突起２４間にはキ
ー溝２５が形成される。

三角形の突起２４は各々傾斜面２４Ａ、２４Ｂ。

側表面２５Ｃ１スロツト２６、および以下に詳述するよ
うに略円周状であり、キーのためのストップとして機能
するストップ面２７を有する。該スロット２６は内側に
傾斜した遠位面２６Ａを有する。突起２４の形状は必ず
しも三角形である必要はなく、後記の組立工程の間にキ
ーをキー溝に誘導するように他の形状を用いてもよいこ
とが予期される。後記のように、シールド４０が収縮位
置にある場合、戻り止め５０を保持するために突起２４
内にはスロット２６が形成される。各突起２４の遠位端
には、２つの壁２８，３０が針に向かって拡がっている
。各一対の壁２８，３．０の間には三角形のロックスロ
ット３１が形成され、それらは第４１ｍおよび第５図か
ら最も明らかなように断面がランプ形状である。第３図
、第４図および第５図に示すように、ロックスロット３
１の表面はキー溝のレベルに関して僅かに高く、すなわ
ち、ロックスロット３１でのバレル径はキー溝でのバレ
ル径より僅かに大きい。ロックスロットでの僅かなカラ
ー径の増大により、好ましい具体例におけるバレル１０
の僅かな長さ方向のテーパーから生じる針シールド（後
記の）とカラー２２の間の幾らかのゆるみが除去される
。これは、伸張位置でロックされる時にシールドの振れ
または遊びを防止するか少なくとも最小にする。各一対
の三角形の突起２４の間には球状の戻り止め３２が設け
られ、該戻り止め３２の遠位端は三角形の突起２４のベ
ースのちょうど前にある。

第３図に最も明らかに示すように、カラー２２の近位端
はルーア−・ロックスカート１８内のりブ１９に嵌合し
かつカラー２２をシリンジ上で保持するのに適した周辺
の剛性の内歯３４を有する。

カラー２２はポリカーボネート樹脂のような剛性の樹脂
材料から成形されるため、該カラーがルーア−・ロック
スカート１８上で押される場合、カラーの近位端が、ル
ーア−・ロックスカート１８のリブ１９を変形する剛性
歯を有するバレルの遠位端に隣接して嵌められ、シリン
ジバレル１０上の適所でカラーを永久的に保持するまで
、剛性歯３４の斜めの表面がリブ１９上に歯を移動させ
ることを可能にする。末な、円周方向の溝をルーア−・
ロックスカート１８の外表面に形成し、カラー２２の周
辺歯をその中で受けてもよい。これは、変形可能なリブ
１９が第３図に示す形状に常温成形する好ましい具体例
では必要であるが、ルーア−・ロックスカートの外面上
に成形されたリブを有しないシリンジの場合は望ましく
ない。カラー２２８よびバレル１０を機械的に固着させ
る代わりに、本発明の範囲において超音波溶接または接
着剤のような手段を用いてもよいが、このような技術は
、包含される付加的な工程および好ましい組立技術に関
して発生する他の問題のために一般的に不利である。キ
ー溝２５の範囲内で測定されたカラーの直径はカラー２
２に隣接したシリンジバレルの外径よりも大きい。

剛性歯３４はルーア−スカート１８の外面に充分噛み込
んでカラー２２の軸方向の移動を防止するが、カラーの
僅かな回転が生じる場合もある。

これを防止するため、ルーア−・ロックスカート１８の
外側上のすべてのリブ１９が変形しないように、歯は間
隙（図示せず）をもって成形してもよい。非変形リブ１
９は、バレルに関してのカラー２２の回転に抵抗する歯
３４の間隙内に落ち込む。

また、第７図および第８図に示すように、カラー２２の
内表面には、カラーの内側上に成形されたラグ３５を設
け、ルーア−・ロックスカート１８の外側上のリブ間で
嵌合するように適合させて網目リブ１９とのいかなる回
転移動をも防止してもよい。

針シールド４０は、その内面上で一体成形された３つの
キー４２を有する細長いプラスチックシリンダー（例え
ば、ポリプロピレンから作製された）からなる。シール
ド４０の近位端には端部リム４４が形成される。第２図
に示すように、端部リム４４はカラー２２の近位端に対
して接触するのに適し、シールド４０の前進移動を制限
する。

各キー４２は遠位の三角形の先端４６を有し、シールド
の遠位端から、シールドが第２図に示すような伸張位置
にある場合にカラー２２上の三角形の突起２４の遠位先
端から離れた位置まで拡がる。

端部リム４４は、各キー４２とともに一直線に並んだ３
つの切欠部分４５を有する。該切欠部分４５はキー４２
を成形するための加工を容易にするが、装置が組み立て
られた後は何ら機能目的を有しない。その近位端では、
キー４２は偏平な端面４８で終わる。収縮位置（第１図
）でのキー溝２５内の３つのキー４２に関しては、突起
２４の側表面２４Ｃに対するキー４２の端部間の接触に
よってシールド４０の回転移動が防止される。したがっ
て、シールド４０を保持しながら針にトルクを適用でき
、バレルＩＯをつかむことなしにシリンジに（またはシ
リンジから）針をねじ込む（または取り外す）ことがで
きる。これは、シールドがシリンジに対して自由に回転
する構造において実施できる。

戻り止め５０は、その遠位端に向かい、シールド４０の
内表面上に形成される。これらの戻り止め５０は等間隔
であり、三角形の突起のスロット２６内で受けられて収
縮位置にある（第１図）シーブを着脱可能に保持するの
に適する。好ましい具体例においては、図示するように
、戻り止め５０は好ましくは隣接するキー４２から約３
０°間隔をあけている。各戻り止め５０は傾斜した遠位
面５０Ａと該遠位面５０Ａよりさらに徐々に傾斜した近
位面５０Ｂを有する。

収縮位置においては、シールド４０の遠位端はカラー２
２の遠位端と同じ個所で終わる。シールド４０の前端上
には端部蓋５２（第２図参照）が配置される。線画５２
は弾性のグラスチック材料（ポ　・リアロマーのような
）から成形され、側壁５３と、実質的にシールド４０の
遠位端を閉じるためにカラー２２の遠位端と針シース２
０（第１図）の近位端の間に配置するのに適した端部壁
５４を有する。

側壁５３は図示するように成形されるため、端部蓋５２
は、側壁５３とシールド４０の遠位端での補助的な突起
５５の機械的な嵌合を結合することによりシールド４０
上で保持することができる。

端部壁５４は、シールド４０が最大限に接近するのに十
分小さく、シールド４０が収縮位置にある場合、針ハブ
１６のロックイヤー１６Ａが孔ヲ通して拡がり、針を収
けかつ取り外すことを可能にする中央の針孔を有する。

しかしながら、線孔は針シースの近位端が充分に通過で
きる程大きくはない。より小さい寸法の針孔の使用には
、小さい指を有する子供または個人が偶発的に針先端ｌ
コ触れる可能性を減少させる。端部蓋５２は、シールド
４０の遠位端をさらに剛性にし、落下した時またはその
他に硬い表面に衝突した時に変形に対して抵抗させる。

さらに、リム５およびその針シース２０の近位端とバレ
ルの遠位端の間の位置は、ルーア−先端１７上の針を取
り外すかまたは取り付ける場合、例えば、充填用および
注射用の針が異なるような場合に機能目的を果たす。針
をシリンジ上に取り付ける場合、シリンジは収縮位置に
あるシールド４０により保持される。保護シース２０の
近位端から突出した針ハブ１６は端部壁にある孔を通し
て挿入され、該針ハブ１６はルーア−先端１７上゛　　
にはめ込まれる。シースおよび針の通常の共同のレンチ
タブ（符号なし）を用い、針１４がシリンジ上に取り付
けられるまで、シースを捩るかまたは押すことによって
針ハブ１６を回転させてロックタブ１６Ａを内側ネジ１
８Ａにねじ込む。ハブ１６がルーア−先端１７上にねじ
込まれたので、針はシース２０に対して軸方向に移動す
る。突起２４の側面２４Ｃに対してキー４２を接触させ
ることによりシールド４０の回転が防止され、リム５４
は、それに対して針シース２０を押し付けることができ
る面を提供する。この特徴がなければ、針ハブ１６によ
ってシリンジルーア−先端上に加えられた力がシリンジ
をシールドの外に押し出すｔ；め、針を取り付けるかま
たは取り外す場合にユーザーはシールドのみしかつかむ
ことができない。

これは、針１５を取り外すかまたは取り付ける場合にユ
ーザーがシールド４０ではなくてバレル１０を忘れずに
つかまねばならないことを意味する。

端部壁５４は本発明を大径のシリンジバレルとともに使
用する場合に重要である。大径のシリンジバレル用の好
ましいタイプの構造を第８図および第９図に示し、その
中で２ｇ１図〜第６図の具体例に示すものと同様の部品
を識別するために同様の符号を用いている。第８図およ
び第９図においては、針１５およびハブ１６は第１図中
のものと同じであり、ルーア−先端１７およびルーア−
・ロックスカート１８も同様である。しかしながら、本
具体例におていては、カラー１２２は第９図に示すよう
に断面が■ビームを形成する環状の支柱１２８により支
持された２つの同軸スリーブ１２４．１２６を有する。

図示するように、端部蓋１５２は側１！１５３と、実質
的にバレル開口を覆い、シールドが伸張位置にある場合
に偶発的な針刺傷の危険性を非常に減少させる端部壁１
５４を有する。

装置は、好ましくは以下のように組み立てられる。

シールド４０を組み立てられたシリンジのバレル１０の
遠位端上に挿入し、第１図に示す収縮位置に移動させる
（針１４およびシース２０を除去しながら）。シールド
４０を収縮位置に保持しながらルーア−・ロックスカー
ト１８の上でかつシールド４０の内側にカラー２２を配
置する。カラー２２上の三角形の突起２４がシールド４
０上のキー４２の端部で三角形の先端４６に接触すると
、キー４６が隣接した三角形の突起２４０間に位置する
戻り止め３２を越えてキー溝内で位置決めされるまで、
カラー２２をルーア−・ロツクス力−Ｎ８上に押してシ
ールド４０を回転させる。ついで、カラー２２の近位端
がシリンジバレル上の遠位面３６に対して突き当たるま
でカラー２２を内側に押す。この位置で、第３図に示す
ように、３つの戻り止め５０を３つの突起２４のスロッ
ト２６内に嵌めこむ。シールド４０およびカラー２２を
シリンジ上で組み立てた後、端部蓋１４を該シールド４
０の上に配置する。最後に、針１４とシース２０をルー
ア−先端１７に取り付け、本発明のアセンブリを完成さ
せる。

また、最初にカラー２２を適当なキー溝２５内で位置決
めされたキー４２とともにシールド４０内に配置しても
よい。ついで、カラー２２の近位端がシリンジバレル１
０の遠位面に対して接触する収縮位置にシールド４０が
移動するにつれて、カラー２２をルーア−・ロックスカ
ート１８上に押し付けながらシールド４０およびカラー
２２をシリンジバレル上Ｏ上にはめ込む。さらに、組立
後に端部蓋５２が配置される開いたシールを用いた他の
組立方法を用いてもよい。

本発明のシリンジは通常の方法で用いてもよい。

針シース２０を針１４から取り除き、第１図に示すよう
にシールドが収縮位置にある間にシリンジの遠位端から
プランジャー１２を引っ張ることにより、薬剤をバレル
１０内に吸い込む。シリンジの内容物を患者に注入した
後、シールド４０を第２図に示すような伸張位置に前進
させる。すると、キー４２はカラー２２上の隣接する突
起２４間の球状の戻り止め３２を越えてキー溝２５内を
スラ・ｆドしく第４図）、シールド４０上の戻り止め５
０の遠位面５０Ａはスロット２６の面２６Ａ上にスライ
ドする。ユーザーはキー４２の面４８が球状の戻り止め
３２を飛び越すのを感じとることができ、それはシール
ド４０が完全に伸張した合図である。

シールドを伸張位置に不可逆的にロックするため、ユー
ザーは、一対の各ランプ２８．３０（第５図参照）の間
に形成されたロックスロット３１にキーが落ち込むまで
シールド４０を回転させ、隣接したランプ面２８（また
は３０）を越えてキー４２を移動させる。ランプ２８．
３０の配置のため、シールドは時計方向または反時計方
向に回転することによりロックできる。キー４２がロッ
クスロット３１内に位置決めされると、各キー４２の後
端４８は１つの三角形の突起２４の方形化ストップ面２
７と接触するため、シールド４０に過大の力を加えない
とシールド４０は収縮位置に戻ることができない。角キ
ー４２とロックスロット３１の間の連結関係のため、シ
ールド４０はもはや回転できず、したがって、該シール
ドは永久的ｊこ伸張位置でロックされる。

ある状態では、適所にロックすることなくシールド４０
を第２図に示すような位置まで伸張することが望ましい
。例えば、患者から遠く離れた位置でシリンジを満たす
場合、シリンジを満たした後でシース２０を交換すると
いうより、シリンジが患者の所に運ばれる間に一時的な
保護エレメントとして機能するようにシールド４０を伸
張することが望ましい。このような保護シールド４０の
使用はカラー２２上の球状の戻り止め３２により容易と
なる。これらの球状の戻り止め３２は三角形の突起２４
の間の各キー溝２５内に配置されるため、シールド４０
が伸張位置まで引っ張られると（第２図）各キー４２の
偏平な端面４８が１つの球状の戻り止め３２に対して接
触する。これは、シールドが伸張位置にある場合、充分
な力を加えない限り、シールド４０が収縮して球状の移
動止め３２を越えて移動することを防止する。したつが
って、この状態では、まずシールド４０が針のための一
時的なシースとして伸張し、ついで患者の注射実施のた
めの収縮位置に戻る。−旦、注射を実施すると、シール
ドは再び伸張し、回転によりロックされるため、シール
ドは収縮できない。

シールドを収縮位置でロックするというよりはシールド
４０を収縮位置に戻すことが望ましい場合、戻り止め５
０の緩慢な傾斜のついた面は、シールドを完全に収縮位
置に戻す前に該移動止めが方形化ストップ表面２７を越
えて押されることを可能にする。

さらに本発明の具体例を第１０図〜第１８図に示す。本
具体例においては、Ｌ形状の引き金部材５６がシールド
４０の遠位端または針端部に組み込まれている。引き金
部材５６により形成されたＬ形状の長さ方向の部位５８
は、好ましくはシールド４０の輪郭をたどるように湾曲
している。該引き金部材５６はヒンジウェブ６０によっ
てシールド４０に取り付けられているため、引き金部材
５６により形成されたし形状の横方向の部位６２はシー
ルド４０から外側に垂直に拡がる。該引き金部材５６は
、好ましくはシールド４０の型と合体され、好ましくは
、実質的に引き金部材５６の長さ方向の部位５８の小さ
い幅の延長部位であるヒンジウェブ６０を有する。シー
ルド５６を作製するために用いる材料は弾性であるため
、シールド４０に関して内側方向または外側方向に引き
金部材５６を回転させることにより、引き金部材５６は
ヒンジウェブ６０周囲の中央の円弧をたどって、損傷な
く、引き金部材５６の長さ方向の部位５８がシールド４
０の壁と一直線にある最初の静止位置から内側位置また
は外側位置に移動できる。

内側方向とは、引き金部材５６の長さ方向の部位５８が
ヒンジウェブ６０の周囲をシールド４０の内側に移動す
る時を規定する方向である。外側方向とは、引き金部材
５６の長さ方向の部位５８が］ヒンジウェブ６０の周囲
をシールド４０の外側に移動する時を規定する方向であ
る。第１１図は、留め金７０によってカラー保持リッジ
７２がゆるめられた後の引き金部材５６およびシールド
４０の相対位置と、外側位置にある引き金部材５６を示
す。

端部フランジ６４は、シールド４０の遠位端でシールド
の周囲から半径方向外方に突出している。

この端部７ランジ６４の延長部位６３は、静止位置にあ
る引き金部材５６の横方向の部位６２の真下でかつ好ま
しくはそれに平行に、シールド４０の表面からさらに突
串しているため、停止点が設けられ、引き金部材５６の
外側の移動を制限する。

シールド４０の内壁に沿ってヒンジウェブ６０の対向側
に一対の凹所（戻り止め）が配置されている。

前記のように、該凹所６６は引き金部材５６の内側方向
の移動を制限する。引き金部材５６の長さ方向の部位５
８の頂部には一対のロックイヤー６８が配置され、それ
らは凹所と一直線にある。ロックイヤー６８を有する引
き金部材５６の長さ方向の部位５８の全長は、ヒンジウ
ェブ６０から凹所６６の間で測定されたシールド４０の
内径より僅かに長い。引き金部材５６の長さ方向の部位
５８が水平（完全に内側）位置に対して内側に移動し、
シールド４０の針端部に拡がると、長さ方向の部位５８
のロックイヤー６８はシールド４０の内面上の凹所と嵌
合する。ロックイヤー６８および凹所６６は、イヤー６
８と凹所の嵌合が引き金部材５６のいかなる外側主たは
内側の移動をも防止する不可逆的なロック位置を提供す
るように成形される。

引き金部材５６は極端な内側位置でロックされるため、
通常シールド４０の開いた針端部は引き金部材５６のロ
ックされた長さ方向の部位５８により覆われる。このロ
ックされた部位は通常シールド４０の開いた針端部を覆
い、シールド４０の開放端を通して針先端と偶発的また
は故意に接触するのを防止する。引き金部材５６の長さ
方向の部位５８がロックされた限界まで内側に移動した
後、シールド４０の側面には開口６９が形成される。引
き金部材５６の横方向の部位６２が軸方向に移動してシ
ールド４０内の開口内に位置することにより、この開口
６９はふさがれる。今や、横方向の部位６２はシールド
４０の輪郭と一直線にあり、ユーザーが、再び配置され
た長さ方向の部位５８により一時的に覆いを取られた開
口６９を通して針先端に接触することを実質的に保護し
かつ防止する。

第１Ｏ図に示すように、シールド４０の輪郭をたどる長
さ方向の部位５８とともに引き金部材５６が初期位置に
あり、シールド４０が完全に収縮位置にあると、第１３
図に示すように留め金７０はカラー保持リッジ７２と嵌
合し、シールド４０がシリンジバレル１０に関して移動
することを防止する。本具体例の引き金部材５６が、こ
こに記載の任意の好ましいシールド・ロック機構ととも
に使用するのに容易に適し、シールドの開放端を保護す
るための付加的手段を示す。

−旦、留め金７０がカラー保持リッジ７２との嵌合から
解放されると、シールド４０はその伸張位置にスライド
できる。第１１図に示すように、引き金部材５６による
外側方向の移動はカラー２２の保持リッジから留め金７
０を解放し、シールド４０が伸張位置にスライドするこ
とを可能にする。引き金部材５８の外側方向の移動は、
横方向の部位６２が端部７ランジ６４の延長部６３によ
って妨げられるまで下に押すことにより達成できる。

前記のように、注射を行った後にシールド４０が完全な
伸張位置に維持されると、引き金部材５８はその極端に
内側の位置に移動できるため、ロックされたイヤー６８
は凹所６６に嵌合する。シリンジＩＯは、ロックされた
シールド４０およびロックされた引き金部材５６により
完全に保護された汚染された針とともに通常の方法で廃
棄できる。

第１２図は、個々にまたは引き金部材５６ととモニ用い
られ、シールド４０が伸張位置にロックされ、引き金部
材５６が針の前端から間隔をあけてシールド４０の開口
端を通して針との接近することを防止するシールド４０
の好ましい形態を一般的に示す。

第１４図〜第１８図は本発明によるカラー２２上に配置
されたシールドロック装置を示す。カラー２２の表面に
以下に詳説する幾つかの操作部材である。シールド４０
の内壁に沿って、キー４２、ロックタブ８２および固定
ブロック７６がある。

該キー４２はシールドの内壁の沿った針の平行な長さ方
向の径路をたどり、シールド４０がカラー２２に沿って
スライドするように誘導する。キー４２は、シールド４
０が完全な伸張位置になるまで、シリンジバレル！０（
カラーを有する）に関してシールド４０が回転するのを
防止する。キー４２は、好ましくはカラー２２の近位端
近傍に配置されたカラー２２の表面に設けられたキー溝
７４内にスライドする。キーブロック７３はカラー２２
の近位端近傍のキー溝７４に隣接して存在し、シールド
４０がカラー２２を通り越してスライドするように支持
し、後記のようにシールドが伸張位置でロックされる場
合（シールド４０に関してここで使用する「ロック」な
る用語はシールド４０とカラー２２の間でさらに直線的
移動または回転移動を防止することを意味する）、シー
ルド４０に近位的な移動を防ぐためのキー４２のストッ
プ先端を形成する。

本具体例において、シールド４０がキー４２とカラー２
２のキー溝７４の間の滑り接触により完全に伸張位置に
到達するまで、カラーに沿って完全な伸張位置に移動す
る間はシールドは回転できない。キー４２の長さはシー
ルド４２の長さより短いため、キーの近位端はシールド
４０が完全に延びた時にのみキー溝に存在する。こうな
ると、シールド４０は、もはやキー溝７４と嵌合したキ
ー４２によって案内されず、カラー２２およびシリンジ
バレル１０に関して自由に回転する。

ロック凹所７８はキー溝７４およびランプ８０に隣接し
て配置され、入口溝８４はカラー２２の近位端近傍に配
置される。シールド４０の内壁に沿ったキー４２、ロッ
クタブ８２および固定ブロック７６の相対位置、並びに
キー溝７４、キーブロック７３およびロック凹所の位置
は、シールド４０をカラー２２にロックするためのロッ
ク順序を指図する。ロックタブ８２はシールド４０の内
壁に沿って位置決めされるため、ロックタブ８２上の内
側に拡がる突起８３は入口溝８４と一直線に並び、シー
ルド４０が完全に延びる時点で溝８４と嵌合する。嵌合
した内側の突起、したがってシールド４０がさらに拡が
ることができないように入口溝８４が成形される。しか
しながら、ロックタブ８２が入口溝８４に配置される間
、入口溝８４は内側の突起８３およびシールド４０が収
縮位置に戻る（針の再露出）ことを防止しない（第１５
図）。

各々カラー２２およびシールド４０に沿って円周方向で
測定されたように、入口溝８４は、好ましくはロックタ
ブ８２の幅より広くない。

シールド４０を収線位置で不可逆的にロックするため、
ロックタブ８２の内側突起８３が入口溝８４を出て傾斜
ランプ８０を上がり、ロック凹所７８に落ち込むまでシ
ールドは時計方向に回転しない。この時点でキーの端部
はキー溝とずれを生じ、キーブロック７３の遠位端に隣
接して配置され、固定ブロック７６はキーブロック７３
の近位側面に隣接して配置され、カラーの回りでのシー
ルド４０の長さ方向の移動を防止する。シールドを収縮
するため、シールドはキーとキー溝７４が一直線に並ぶ
ように時計方向に回転しなければならず、ロック凹所７
８内で固定嵌合されるロックタブ８２の内側の突起８３
によって任意の回転が防止される。今や、シールドは伸
張位置でロックされ、シールド４０に過度の力を加えな
ければ収縮位置に戻ることができない。

第１５図において、キーアライメント・テーパー８８お
よびロックタブ挿入ランプ９０はカラー２２の下端に沿
って示され、キーをキー溝７４内に一直線に並べること
により本発明のアセンブリ内で補助し、最初にカラー２
２を越えてロックタブ８２挿入し、ついで入口溝８４に
挿入する。前記のように、固定ブロック７６はキー４２
の端部の上でかつ僅かにずれて配向される。該固定ブロ
ック７６はロックタブと組み合わせて作用させ、シール
ド４０がロック位置まで回転した時にシールド４０がカ
ラー２２から外れるのを防止する。シールド４０がロッ
ク位置まで回転した時、シールドのバレルの回りでの回
転によってロックタブ８２がロック凹所内に移動し、同
時に固定ブロック７６がその近位側上のキーブロック７
３に対して反時計方向に移動するため、キーブロック７
３は固定ブロック７６と干渉する。

本発明のさらに他の具体例を第１９図〜第２１図に示す
。キーブロック１００は、シリンジバレル１０の近位端
に取り付けられたカラーまたはシリンジバレルに直接固
定される（第１９図中の想像線で示す）。キーブロック
溝１０２はシールドの内５１１１０４に沿って配置され
、キーブロック１００を受は入れる。シールド１０４は
シリンジバレル１０に沿ってスライドでき、キーブロッ
ク１００により収縮位置（針が露出する）から伸張位置
（針が保護される）まで誘導される。ロック＊１０６は
キーブロック溝１０２に隣接して設けられる。

第２０Ｂ図に示すように、ロック溝１０６はキーブロッ
ク１００がロックできる位置にある時のみキーブロック
１００を受は入れる。キーブロック１０Ｏがロックでき
る位置にある時、シールド１０４は回転できるため、キ
ーブロック１００はロック溝１０６内に移動する。第２
０Ａ図に示すように、ロック溝１０６は、好ましくは、
ロックできる位置からロック溝１０６に入った時に、そ
れに対してキーブロック１００が嵌合するストップ壁１
０８によって部分的に規定されるロックできる位置で突
然始まる。

一対のスプリングバイアス（ｓｐｒｉｎｇ　ｂｉａｓｅ
ｄ）の　　　　−ストップランプ１１０，１１２はキー
ブロック溝１０２内に配置される。両方のランプは好ま
しくはシールド１０４の溝内に形成され、両方とも第１
９図に示すようにスプリングバイアスである。

ロックランプ１１０は２つの傾斜した面（ｊＪ１９図に
図示）、遠位面１１４および近位面１１６を有し、両方
の面は、シールドの壁１０４から内側に拡がりかつキー
プロック溝１０２の通常偏平な面から上側に拡がる１つ
のカスブリッジ１１８で連結される。キーブロック１０
Ｏは、シールド１０４が適当に移動するとロックランプ
１１０の傾斜した鏡面１１４または１１６に沿ってスラ
イドできる。ストップランプ１１２はロックランプｌ１
０に隣接して配置され、１つのランプ表面（近位の）お
よびフロントエツジ１２０を設けることにより、後記の
ようにキーブロック１００に関して単一方向への移動を
可能にする。ストップランプ１１２はロックランプ１１
０に隣接して配置されるため、シールド１０４が延びる
ようなロックできる位置をキーブロック１００が通過す
ることを防止する。シールド４０がシリンジに関して回
転すると、キーブロック１００が、ストップ壁１０８と
ストップランプ１１２のフロントエツジ１２０の間に横
にスライドするための充分な空間が存在する。

ストップランプ１１２の近位面１１６は、主に本発明の
アセンブリ中でシールド４０をシリンジのバレルに連結
する際に補助するのに有効である。

ストップランプ１１２の近位面はシリンジのアセンブリ
中でキーブロック１００がロックランプ１１０を通過す
るのを可能にする。さもなければ、ロックランプ１１０
は一方向ランプとして機能し、キーブロック１００がロ
ックランプ１１０を越えて通過するのに抵抗するため、
シールド１０４がカスブリッジ１１８を越えて通過する
のを防止する。キーブロック１００は最初に挿入される
と、ロックランプ１１０８よびストップランプ１１２の
近位面１１６の両方に沿って移動し、両方を押し下げる
。−旦、遠位面および近位面１１４、ｌ１６の遷移点に
より規定されるカスブリッジ１１８およびストップラン
プ１１２のフロントエツジ１２０を通過すると、キーブ
ロック１００は戻ることができず、シールド１０４は過
度の力を加えるなければシリンジバレルから外れない。

もし使用する前にシリンジが満たされ、移動されるとす
ると、移動の間に一時的に針を保護することが望ましい
。このような−時的な保護を設けるため、シールド１０
４は収縮位置から完全な伸張位置にかけて前方にスライ
ドされる。キーブロック１００はキーブロック溝１０２
内でロックランプ１１０の遠位面１１４に対して近位的
にスライドし、キーブロック１００がストップランプ１
１２のフロントエツジ１２０に接触するまでロックラン
プ１１０の遠位＠１１４を僅かに押し下げる。

この時点でキーブロック１００およびシールド４０はロ
ックできる伸張位置にあり、針は、収縮位置に自由にス
ライドできる周囲シールド１０４により保護される。

しかしながら、もしシリンジが永久的にロックされると
、シールド１０４はシリンジバレルＩＯの回りで回転す
るため、キーブロック１００はロック溝１０６内でロッ
クできる位置からロック位置に移動する。キーブロック
１００がロック溝１０６に入ると（第２０Ｃ図）、キー
ブロックはその上方にはねる弾性的性質のためにロック
ランプ１１０の遠位面１１４を出る（バレルに向かって
）。ついで、キーブロック１００は遠位面１１４の側端
、ストップ壁１０８、シールド本体１０４およびストッ
プランプ１１２の７０ントエツジによってすべての４つ
の側面上でロックされる。遠位面１１４の側壁はキーブ
ロック１００がキーブロック溝１０２に再び入るのを防
止するため、シールドが収縮位置に戻るのを防止する。

本発明のさらに他のシールドロック装置を第２２図〜第
２５図に示す。カラー１４０が設けられ、シリンジバレ
ル１０の遠位端に取り付けられる。

シールド１４４はその側壁に沿って組み込まれた溝１４
６を有する。線溝１４６は外表面１４８および２つの支
持壁１５０により規定される。外表面１４８は実質的に
シリンジバレル１０の表面に平行である。溝１４６上の
シールドの外表面１４８内に押し下げ可能なロックタブ
１５２が形成される。脈ロックタブ１５２は第１のヒン
ジウェブ１５６４によりシールド１４４に固定される。

第２のヒンジウェブ１５６はロックタブ１５２の近位端
上の第１のヒンジウェブ１５４に隣接しかつ平行に設け
られる。これらの２つのヒンジウェブ１５４、＋５６は
、好ましくはシールド１２４が形成される時に作製され
、シールド１４４を作製するのに用いられる同様の弾性
材料からなる薄くした（ｔｈｉｎｎｅｄ−ｏｕｔ）領域
から構成される。ロックタブ１５２は、ヒンジウェブ（
１５４，１５６）に平行でかつロックタブ１５２の近位
端に配置されるロックエツジ１５３を有する。ロックタ
ブ１５２は、通常、以下でさらに詳述するロック位置に
押し込まれるまで外面１４８の輪郭をたどる。第２４図
に示すように、リブ１５１はロックタブ１５２から外側
に突出し、タブ１５２をロック位置に押し込むためのて
こ作用点（ｌｅｖｅｒａｇｅ　ｐｏｉｎｔ）を提供する
。

ガイドキー１６４はカラー１４０から外側に拡がり、シ
リンジバレルの遠位端に直接取り付けられている。ガイ
ドキー１６４はカラー１４０の面から外側に拡がるブロ
ック状の突出であり、シリンジバレルに沿ったシールド
のスライド移動を制御しながら過度の半径方向の移動な
しに溝１４６内で長さ方向にスライドできるように成形
される。

ガイドキー１６４はその遠位の（針に近い）上端に沿っ
たロック７ランジ１６６を有する。該ロック７ランジ１
６６は溝１４６の内面に平行でかつそれから内側にあり
、カラー１４０と、ガイドキーの遠位面に隣接した突出
するロック７ランジの下側面（カラーに最も近い側面）
の間のロック空間１６８を規定する（第２４図）。

溝１４６の支持壁１５０内に配置されるのは、互いに溝
１４６に向かって内側に突出する一対の対向する保持フ
ック１７０である。該フック１７０は、好ましくはシー
ルド１４４の近位端近傍に配置される。まずシールド１
４４がシリンジバレル上に配置されると、ガイドキー１
６４は溝１４６内でスライドし、保持ホック１７０を通
過する。

該ホック１７０は溝１４６内にスプリングバイアスされ
、シールド１４４が一方向においてのみガイドキー１６
４を通過できるように成形され、カラー１４０のガイド
キー１６４が最初に保持フック１７０を通過した後にシ
ールド１４４はシリンジバレルから取り外すことはでき
ない。シールド１４４は収縮位置（針が露出する）から
伸張位ｉｔ（針が保護された）まで移動でき、以下にさ
らに詳述するようにロックされると伸張位置でとどまる
。

保持フック１７０はシールド１４４に沿って配置される
ため、シールド１４４が完全に伸びると、保持７ツク１
７０はガイドキー１６４の近位面に接触し、シールド１
４４がさらに伸張移動するのを防止する。

ロックタブ１５２のロックエツジ１５３はシールド１４
４内の溝１４６上に配置されるため、シールド１４４が
ロックできる位置にあると、ロックエツジ１５３はガイ
ドキー１６４のロック７ランジ１６６に関して重なる位
置にとどまる。

ついで、ロックタブ１５２は、ロックタブ１５２を続け
てシールドｔ４４の輪郭と一直線に並ばせる任意の壊れ
やすい個所を引き裂いてシリンジバレル１０に向かって
内側に押し下げられる。近位の重なるロックエツジ１５
３はロックフランジ１６６によって支持され、内側の力
をロックタブ１５２に対して遠位的に向け、両方のヒン
ジウェブ個所１５４．１５６でロックタブ１５２を曲げ
る。ヒンジウェブ１５４，１５６でロックタブ１５２を
曲げることにより、ロックエツジ１５３を遠位的に移動
させる。該ロックエツジ１５３はロック７ランジ１６６
を滑り終わって内側に折れ、カラー１４０上でロック７
ランジ１６６の内面と接触する。シールド材料の弾性的
性質により、ヒンジウェブを近位的にはね上げ、ロック
エツジ１５３をロック空間１６８内に移動させ、シール
ド１４４をカラー１４０に隣接した伸張位置でロックす
る。

もし、シールドを収縮位置に近位的に移動させて針を露
出させると、ロックタブ１５２のロックエツジ１５３は
ガイドキー１６４のロック空間１６８に接触し、バレル
の回りでシールがさらに近位的に移動するのを防止する
。シールドを収縮させるための移動により、ヒンジウェ
ブ１５４．１５６の作用に対してロックタブ１５２の遠
位部分を内側に押しやり、ロックフランジ１６６はその
中のロックエツジｉ５３を保持してそれがロック位置か
ら移動するのを防止する。ヒンジウェブ１５４．１５６
は、カラー１４０の面とロックタブ１５２の下側面が接
触するまでロックタブ１５２の遠位部分を内側に移動さ
せる。ロックできる位置でのロックタブ１５２を第２４
図に示し、ロック位置でのロックタブを第２５図に示す
。

【図面の簡単な説明】

第１図は収縮位置にあるシールドと、通常のシリンジに
固定された本発明の好ましい具体例の針シールドおよび
カラーを示す部分断面図、第２図は伸張位置にあるシー
ルドの拡大断面図、第３図はカラーおよびシールドの詳
細を示す部分拡大断面図、 第４図は伸張位置まで引っ張られた、回転前のシールド
に関する第２図の４−４線に沿った断面図、 第５図はロック位置までねじ込んだシールドを示す第２
図の４−４線１こ沿った断面図、第６図はカラーの好ま
しい具体例の斜視図、第７図はカラーの他の具体例の斜
視図、第８図は第７図に示すカラーと、ロック位置にあ
るシールドを示す正面断面図、 第９図は大直径のバレルとともにに使用するためのカラ
ー構造を示す断面図、 第１Ｏ図は収縮位置にあるシールドと、通常のシリンジ
に固定された本発明の第２の具体例の針シールドおよび
カラーを示す斜視図、 第１１図は収縮位置にあるシールドと、本発明のさらに
他の具体例のシールドの断面図である。 第１２図は第１１図に示す具体例のシールドの部分斜視
図、 第」３図は収縮位置にあるシールドと、第１１に示す具
体例の針シールドおよびカラーを示す部分断面側面図、 第１４図は収縮位置にありかつロックタブのない想像線
で示すシールドの一部分と、第１１図に示す具体例のカ
ラーの詳細を示す斜視図、第１５図は伸張位置にあるが
ロック位置にない想像線で示すシールドの一部分と、第
１１図に示す具体例のカラーの斜視図、 ！１６図は伸張位置でかつロック位置にあるシールドの
一部分（想像線）を示す第１１図に示す具体例のカラー
の斜視図、 第１７図は第３の具体例にしたがって伸張位置まで引っ
張られたが回転前であるシールドと、第１１図に示す具
体例の第１３図の略１７−１７線に沿った断面図、 第１８図は第３の具体例にしたがってロック位置までね
じ込まれたシールドを示す第１１図に示す具体例の第１
３図の略１８−１８線に沿った断面図、 第１９図は本発明のさらに他の具体例のロック機構の詳
細およびシールドを示す部分拡大斜視断面図、 第２０Ａ図、第２ＱＢ図および第２０Ｃ図は伸張位置に
あるシールドをロックするための順序を示す第１９図に
示す本発明のさらに他の具体例のシールドの断面図、 第２１図は第１９図に示す本発明の具体例のロック位置
にあるシールドを示す第２０Ｃ図の２１−２１線に沿っ
た部分拡大断面図、 第２２図は本発明のさらに他の具体例のシールドのロッ
ク機構の詳細を示す部分拡大断面図、第２３図は第２２
図の略２３−２３線に沿った断面図、 第２４図は伸張位置にあるがロック位置にないシールド
と、第２２図に示す本発明の具体例のロック機構の詳細
およびカラーを示す部分拡大断面図、第２５図は伸張位
置でかつロック位置にあるシールドと、第２２図に示す
本発明の具体例のロック機構の詳細およびカラーを示す
部分拡大断面図である。 図面中の主な符号はつぎのものを意味する。 バレル・・・１０．プランジャー・・・１２、針・・・
１４、カラー・・・２２．スロット・・・２６、ロック
スロット・・・３１．シールド・・・４０、キー・・・
４２゜特許出願人　シャーウッド・メディカル・カンパ
ニー代理人弁理士青　山　　葆はか１名 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）バレル上にあってその外面上に少なくとも１つの
   ロックスロットを有するシールド保持手段と、 針が露出する収縮位置とシールドが該針を覆う伸張位置
   の間で、該バレルおよび保持手段上を移動できる細長い
   針シールドとからなり、該シールドがその内面上に少な
   くとも１つの細長いキーを有し、該シールドがその伸張
   位置にある時に該キーが該ロックスロットの外側の径路
   内をスライドして該ロックスロット内にねじ込まれるこ
   とを特徴とする、針をその前端に取り付けるバレルとと
   もに用いるための針シールド装置。 （２）その内面上に少なくとも１つ以上の細長いキーを
   有する保護シールドを、ロックスロットおよび該ロック
   スロット間にあるキー溝を有する円筒状のカラー上に配
   置し、キーがキー溝内に落ち込むようにカラーに関して
   シールドを位置決めし、ついでカラーをシールドに固定
   することを特徴とするシリンジの製造方法。 （３）カラーに関して軸方向にシールドを移動させるこ
   とにより、シールドのキーをカラーのキー溝内に落ち込
   ませる請求項（２）記載の方法。 （４）シールドをシリンジの前端上に配置した後、シー
   ルドと、シリンジのバレルの間にカラーを挿入する請求
   項（３）記載の方法。 （５）バレル上にあってその外面上に少なくとも１つの
   ロックスロットを有するシールド保持手段と、 針が露出する収縮位置とシールドが該針を覆う伸張位置
   の間で、該バレルおよび該保持手段上を移動できる細長
   い針シールドとからなり、該シールドがその内面上に少
   なくとも１つの細長いキーを有し、該シールドがその伸
   張位置にある時に該キーが該ロックスロットの外側の径
   路内をスライドして該ロックスロット内にねじ込まれ、 該ロックスロットが、その少なくとも１つが、該シール
   ドを該バレルの回りで回転させる時にその上にキーが載
   ることができるランプ構造を有する一対の対向壁を有し
   、キーをロックスロットにねじ込んだ後にシールドが収
   縮するのを防止するための突出をロックスロットの後ろ
   に有することを特徴とする、針をその遠位端に取り付け
   る近位端または遠位端を有するバレルとともに用いるた
   めの針シールド装置。 （６）該各対向壁が、該キーを隣接したロックスロット
   内にどちらの方向でもねじ込むことができるようなラン
   プ構造を有する請求項（５）記載の装置。 （７）該シールドがその内面に戻り止めを有し、該シー
   ルド保持手段が、該戻り止めに接触して該シリーブを収
   縮位置に着脱可能に保持する請求項（５）記載の装置。 （８）該針がその近位端のハブと該針を囲む保護針シー
   スを有し、該シールドがその遠位端に端部壁を有し、該
   端部壁が、それを通して針のハブを突き通すには充分大
   きいが、それを通してシースの近位端を突き通すには充
   分大きくない、取り付けまたは取り外すための開孔を有
   し、 該シールドが、該シールド保持手段の近位端に接触して
   該シールドの前方移動または回転移動を制限する内側に
   拡がるリムを有する請求項（５）記載の装置。 （９）該シールド保持手段が該バレルから離れかつそれ
   に着脱可能であり、該シールド保持手段および該バレル
   上に、該支持手段の該バレルの回りでの回転を防止する
   ための連結手段を設ける請求項（５）記載の装置。 （１０）（ａ）遠位端および近位端を有するバレルと、
   該バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレル
   の遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）該バレルの遠位端に隣接し、遠位端および近位端
   を有しかつその外面に配置される複数のロックスロット
   を有するカラーであって、該各ロックスロットが、該カ
   ラーの遠位部位上の一対の対向壁とロックスロットの近
   位端に隣接した突起によって形成され、該一対の対向壁
   の少なくとも１つがランプ構造を有するカラーと、 （ｃ）針が露出する収縮位置とシールドが該針を覆う伸
   張位置の間で、該バレルおよびカラー上を長さ方向に移
   動できる細長い針シールドであって、該シールドがその
   内面上に細長いキーを有し、該キーが、該ロックスロッ
   トから円周方向に配置されたキー溝内で長さ方向にスラ
   イドし、該シールドが伸張位置にある時、該キーがラン
   プ構造を越えてロックスロットにねじ込まれる針シール
   ドとの組合せ。 （１１）該各対向壁が、該キーがランプ構造を越えてど
   ちらの方向でも該ロックスロットにねじ込まれるような
   ランプ構造を有し、 該シールドがその内面上に少なくとも１つの戻り止めを
   有し、該カラーが、該戻り止めに接触して該スリーブを
   その収縮位置内で保持する表面を有する請求項（１０）
   記載の組合せ。 （１２）該針がその近位端のハブと該針を囲む保護針シ
   ースを有し、該シールドがその遠位端に端部壁を有し、
   該端部壁が、それを通して針のハブを突き通すには充分
   大きいが、それを通してシースの近位端を突き通すには
   充分大きくない、取り付けまたは取り外すための開孔を
   有する請求項（１０）記載の組合せ。 （１３）針シールドが収縮位置にある時に針シールドの
   回転を防止するための手段を有し、 該シールドの回転を防止するための該手段が、該シール
   ドが伸張位置以外の任意の位置にある時に該シールドの
   該バレルの回りでの回転を防止する請求項（１０）記載
   の組合せ。（１４）該カラーが該バレルから離れ、該カ
   ラーを該バレルの遠位端に固定するための手段と、該カ
   ラーの該バレルの回りでの回転を防止するための該カラ
   ーおよびバレル上の連結手段を設ける請求項（１０）記
   載の組合せ。 （１５）該戻り止めを該突起上に押し上げて、シールド
   を伸びた未回転位置から収縮位置に戻すことができるよ
   うに該戻り止めの近位面が傾斜している請求項（１１）
   項記載の組合せ。 （１６）（ａ）遠位端および近位端を有するバレル、該
   バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレルの
   遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）該バレルの遠位端に隣接し、その上に遠位端およ
   び近位端を有する複数のロックスロットを有するカラー
   であって、該各ロックスロットが、各々ランプ構造の形
   態である一対の対向壁を有し、該カラーが外側に拡がる
   突起をロックスロットの近位端に有するカラーと、 （ｃ）針が露出する収縮位置とシールドが該針を覆う伸
   張位置の間で、該バレルおよび該カバー上を移動できる
   細長い針シールドであって、該シールドがその上に複数
   の細長いキーを有し、該各キーが傾斜端を有しかつ該突
   起間のキー溝内でスライドし、該シールドがその伸張位
   置にある時、該キーが１つの該ランプ構造を越えてロッ
   クスロットにねじ込まれる針シールドと、 （ｄ）該シールドを収縮位置に一時的に保持するための
   該シールド上の少なくとも１つの戻り止めとの組合せ。 （１７）該カラーが、該シールドが伸張位置に達する時
   に該キーの少なくとも１つの近位端に接触するように、
   その外面上で配置される少なくとも１つの戻り止めを有
   し、 該シールドが、該カラーに接触して該シールドの遠位的
   な移動を制限する内側に拡がるリムを、その近位端に有
   する請求項（１６）記載の組合せ。 （１８）針シールドが伸張位置以外の任意の位置にある
   時、針シールドの回転を防止するための手段を設けて該
   シールドの該バレルおよびカラーの回りでの回転を防止
   し、回転を防止するための該手段が、該シールドの内側
   上の突起とスライド可能に接触する該カラーの外面上に
   突起を有する請求項（１６）記載の針シールド装置。 （１９）遠位端および近位端を有するバレルと；該バレ
   ルの遠位端から拡がり、先端で終わる針と； 針先端が露出する収縮位置と針先端が覆われる伸張位置
   の間で、該バレル上を長さ方向に移動できるシールドと
   ； その上に少なくとも１つの長さ方向に拡がるキーを有す
   るシールドと； シールドが伸張位置にある時にシールドのバレルの回り
   での回転移動に応じてキーを受ける少なくとも１つのロ
   ックスロットを有するバレルの遠位端と； 該ロックスロットの近位端の突起であって、シールドが
   伸張位置にある時に突起の遠位面がキーの近位端の近位
   にあり、シールドが収縮位置にある時に突起の遠位面が
   キーの近位端の遠位にあるように該突起が遠位面を有し
   かつキーに関して長さ方向に配置される突起との組合せ
   であることを特徴とする医療装置。 （２０）（ａ）遠位端および近位端を有するバレル、該
   バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレルの
   遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）その上に少なくとも１つのキー溝と少なくとも１
   つのキーストップを有する該バレルの遠位端上のカラー
   であって、該キーストップが該カラーの回りに円周方向
   で位置決めされるカラーと、 （ｃ）針が露出する収縮位置と該シールドが該針を覆う
   伸張位置の間で、該バレルおよび該カバー上を移動でき
   る細長い針シールドであって、該シールドがそれから内
   側に突出する少なくとも１つの細長いキーを有し、該キ
   ーが近位のキー端部を有しかつ該キー溝内でスライドし
   、該シールドが完全に伸張している時、該キーが該キー
   溝内にあるような長さを該キーが有し、該シールドが該
   カラーの回りを回転できるようになりかつ該キーが該キ
   ー溝とずれるようになるため、該キーは該キーストップ
   に接触し、該シールドの収縮が防止され、該針が伸張位
   置にあるシールドにより保護される針シールドと、 （ｄ）該キーとキー溝間の再整列を防止するための手段
   であって、それにより、該シールドの伸張位置からの収
   縮を防止する手段との組合せ。 （２１）該シールドがさらにその上にロックタブを有し
   、該シールドが伸張位置でバレルとカラーの回りで回転
   する時に該ロックタブが保持溝と該カラー上のロックト
   ラックの間で移動できる請求項（２０）記載の組合せ。 （２２）該カラーが、保持溝とロックトラックの間で位
   置決めされた傾斜したランプ構造をその上に有する請求
   項（２１）記載の組合せ。 （２３）該シールドがバレルおよびカラーの回りで不可
   逆的な伸張位置に移動でき、キーの近位端がキーストッ
   プの遠位側面に接触し、固定ブロックがキーストップに
   対して近位的に配置され、ロックタブが傾斜したランプ
   構造上をロックトラックまで移動できる請求項（２０）
   記載の組合せ。 （２４）（ａ）遠位端および近位端を有するバレル、該
   バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレルの
   遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）針が露出する収縮位置と該シールドが該針を覆う
   伸張位置の間で、該バレル上を移動できる細長い針シー
   ルドであって、該針シールドがその遠位端近傍のシール
   ドの側壁内に配置される開口を有する針シールドと、 （ｃ）該開口を覆い、該開口内で少なくとも部分的に該
   開口内で位置決めされる引き金部材であって、該引き金
   部材がヒンジにより該シールドの該側壁に取り付けられ
   、該引き金機構が、該引き金部材が該開口内で該シール
   ド側壁と同一平面にある休止位置から、引き金部材がシ
   ールド内にある内側位置にかけて該ヒンジの回りで回転
   し、該引き金部材が、該引き金部材が該内側位置にあり
   時に引き金部材が該針シールドの該遠位端を少なくとも
   部分的に覆って該シールドの該遠位端を通して該針に接
   近するのを制限するように成形される引き金部材との組
   合せ。 （２５）該シールドが、該引き金部材を該内側位置内で
   ロックするための手段を有し、該引き金部材が、該引き
   金部材がその内側位置にある時に該シールド内の該開口
   を選択的に覆うための延長部分をその上に有する請求項
   （２４）記載の組合せ。 （２６）該シールドが、該バレルの遠位端上でカラーを
   選択的に接触させるための長さ方向に整列したランプ構
   造をその上にさらに有し、該シールドが収縮位置でバレ
   ルおよびカラーの回りで回転する時に該シールドが伸張
   位置内でロックされる請求項（２４）記載の組合せ。 （２７）該シールドが、それに沿って長さ方向に拡がる
   内側に向いたキーと、シールドの近位端に略隣接して配
   置されたロック手段と、バレルの遠位端に取り付けられ
   たカラーとを有し、 該カラーが、それを通して該キーを移動させるためのキ
   ー溝と、その中に該ロック手段を接触嵌合させるための
   ロックスロットとを有する請求項（２４）記載の組合せ
   。 （２８）（ａ）遠位端および近位端を有するバレル、該
   バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレルの
   遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）針が露出する収縮位置と該シールドが該針を覆う
   伸張位置の間で、該バレル上を移動できる細長い針シー
   ルドであって、該針シールドが細長いキー溝と、その内
   面に沿った隣接したロック溝とを有する針シールドと、 （ｃ）該バレルの遠位端に取り付けられたキーであって
   、該キーが該バレルから半径方向に外側に突出して該キ
   ー溝とスライド可能に接触し、該溝が、該シールドが伸
   張位置にある時にのみ該キーがその中に入るのを可能と
   し、該キーを該キー溝からロック溝内に移動させるため
   、該伸張したシールドが該シリンジバレルに関して回転
   できるキーと （ｄ）該キーが該ロック溝にある時に該シールドが該バ
   レルの回りで移動するのを防止するための押し込み可能
   なランプとの組合せ。 （２９）該キー溝がその中に少なくとも１つの長さ方向
   に整列したランプ構造を有し、該キーを該ロック溝内に
   整列させる助けをする請求項（２８）記載の組合せ。 （３０）（ａ）遠位端および近位端を有するバレルと、
   該バレル内でスライドできるプランジャーと、該バレル
   の遠位端に取り付けられる針とからなるシリンジと、 （ｂ）該バレルの遠位端に隣接し、該カラーの表面から
   外側に半径方向に突出するキーを有するカラーであって
   、該キーがその上に保持リッジを有するカラーと、 （ｃ）針が露出する収縮位置とシールドが該針を覆う伸
   張位置の間で、該バレルおよび該カバー上を移動できる
   細長い針シールドであって、該シールドが、該キー部材
   をスライド可能に接触させるその内面に沿って配置され
   る溝と、該シールドに移動可能に取り付けられるその上
   にロックエッジを有するロックタブとを有し、該ロック
   エッジが該溝内で回転可能に取り付けられ、該ロックタ
   ブが該シールドに沿って配置されるため、該ロックタブ
   が該溝内に選択的に回転可能に取り付けられる時に該ロ
   ックエッジが該保持リッジに嵌合して該シールドを収縮
   位置に保持する針シールドとの組合せ。 （３１）該溝がその中で拡がる位置決め手段をさらに有
   し、該ロックタブのロックエッジが該保持リッジに嵌合
   する時に該キーを選択的に嵌合させて該キーが該溝内で
   長さ方向に移動することを防止する請求項（３０）記載
   の組合せ。