JPH0210236Y2 - - Google Patents

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JPH0210236Y2
JPH0210236Y2 JP9531684U JP9531684U JPH0210236Y2 JP H0210236 Y2 JPH0210236 Y2 JP H0210236Y2 JP 9531684 U JP9531684 U JP 9531684U JP 9531684 U JP9531684 U JP 9531684U JP H0210236 Y2 JPH0210236 Y2 JP H0210236Y2
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JP
Japan
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ladder
winding drum
ladder hook
protrusion
hook
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JP9531684U
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JPS6111893U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ベネツシヤンブラインドのスラツト
を支持しかつ傾斜させるためのラダーコードを備
えたスラツト傾動装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、ラダーコードを構成する一対の垂下コー
ドの各頂端を摩擦部材を介して結合し、この摩擦
部材を含む垂下コードを巻取ドラムの周面に輪を
なしてゆるく置いたベネツシヤンブラインドが提
案されている(特公昭39−12438)。しかしこのベ
ネツシヤンブラインドは摩擦部材の摩擦係数が長
期間の使用により変化することがあるため、所定
の操作を行つてもスラツトの傾斜角度を一定角度
に維持することができない場合があつた。
この点を改良するために、巻取ドラムに一定の
摩擦力を有するラダーフツクを回動自在に嵌入
し、熱可塑性合成繊維で形成するラダーコードの
一対の垂下コードの各頂端を互いに溶着して結合
し、この溶着部分をラダーフツクの周面に設けた
狭隘部に押込んで垂下コードをラダーフツクに係
止させたスラツト傾動装置が知られている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のスラツト傾動装置は、簡便に一対の
垂下コードの頂端が結合でき、かつラダーフツク
に係止できる利点を有する反面、溶着部分の長さ
及び太さがバラツキ易い。この長さのバラツキが
あると、複数本のラダーコードの長さが不均一と
なり、ブラインドの重要な基準であるスラツトの
ヘツドボツクスに対する平行性が損なわれ、しか
も溶着による垂下コードの結合強度が一定しない
等の問題点があつた。また太さのバラツキ、特に
溶着部分の太さが細くなると、ラダーフツクの周
面に設けた狭隘部で垂下コードが係止できなくな
る問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決するもので、巻取
ドラムに一定の摩擦力を有するラダーフツクを回
動自在に嵌入し、ラダーコードを構成する一対の
垂下コードの各頂端を互いに引揃えた状態で挟着
片により挟着して結合し、かつこの挟着片を、ラ
ダーフツクの周面に設けた2つの係止部の間に配
置して、巻取ドラムが回動するとき各スラツトが
その最大遮光位置に至るまでラダーコードがラダ
ーフツクと一体に回動するように構成したもので
ある。
なお、ラダーフツクの側面に凸部を設け、かつ
この側面に対向する巻取ドラムの軸受に突起を設
け、巻取ドラムが回動するとき各スラツトが最大
遮光の得られる位置で、凸部を上記突起に係止さ
せ、スラツトの過度の傾斜を防止することが好ま
しい。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図ないし第3図に示すように、ヘツドボツ
クス10の中に軸受11が固定される。この軸受
11は合成樹脂で成形され、一対の側壁12,1
3と両者を連絡する底板14を有する。一対の側
壁12,13の中央には、その中央部において対
向する位置に透孔15,15が穿設される。また
軸受11の底板14には、ラダーコード16が挿
通される長方形の開口17及び昇降コード18が
挿通される開口19が穿設される。また側壁13
の下部には突起20が設けられる。
前記軸受11の透孔15,15には巻取ドラム
21が回動自在に挿入される。この巻取ドラム2
1は駆動軸22により回動する(第1図)。また
軸受11の側壁12及び13の間の巻取ドラム2
1には、短円筒状のラダーフツク23が一定の摩
擦力をもつて回動自在に嵌入される。即ちこのラ
ダーフツク23は合成樹脂で成形され、下部に軸
方向の切れ目24が一定幅で形成され、常時はラ
ダーフツク23自身のもつ弾性力により巻取ドラ
ム21の周面に嵌合され、一体に回動する。
このラダーフツク23の上部周面には一対の係
止部26,26が設けられる。この係止部26,
26の中央には、その中央部において対向する位
置に透孔27,27が穿設される。またラダーフ
ツク23の軸受11の側壁13に対向する面に
は、凸部28が設けられる。更にラダーフツク2
3の全周面にわたつてフランジ29,29が形成
される。前述したラダーコード16は一対の垂下
コード16a,16bで構成され、両者の頂端は
それぞれフランジ29,29の間及び透孔27,
27を通して、係止部26,26の間に引出され
る。
引出された垂下コード16a及び16bの各頂
端は、第4図及び第5図に示すように、断面ハー
ト型の金属製の挟着片30の管状部31,31に
引揃えて挿通され、挟着片30をかしめて挟着さ
れる。第4図に示した状態で垂下コード16a及
び16bの重ね合わせの長さは、図外のスラツト
の平行性及び水平性を確認しながら決められる。
この挟着は、先ず挟着片30を仮締めして上記確
認がなされた後、本締めして行われるため、常に
所望の重ね合わせを行うことができる。かしめた
挟着片30は透孔27の外径より大きく、係止部
26,26の間で固定される。
[作用] このように構成されたスラツト傾動装置は、駆
動軸22により、例えば巻取ドラム21を時計針
方向に回転させると、ラダーフツク23は摩擦力
によつて巻取ドラム21と一体に同方向に回転す
る。このときラダーコード16の挟着片30は係
止部26に係止するため、垂下コード16a及び
16bはそれぞれ確実に上昇及び下降する。巻取
ドラム21が半回転すると、ラダーフツク23の
凸部28が軸受11の側壁13の突起20に突当
る。このため巻取ドラム21が更に回転しても、
ラダーフツク23は突起20によりその回転が抑
制され、巻取ドラム21との間にスリツプを生じ
る。巻取ドラム21を時計針と反対方向に回転し
たときも同様にスリツプが生じる。これにより図
外のスラツト同士は、互いに重なり合つて最適な
遮光度が得られる状態で確実に停止し、スラツト
の最大傾斜角度を設定することができる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、従来のラ
ダーコードの溶着による結合と異なつて、ラダー
コードの垂下コードの各頂端を互いに引揃えた状
態で挟着片により挟着して結合することにより、
ブラインドに取付けられる複数本のラダーコード
の長さを容易に均一化してスラツトを水平に支持
することができ、しかも一対の垂下コードを一定
の高い強度で結合することができる。また挟着片
をラダーフツクの周面に設けた2つの係止部の間
に配置することにより、ラダーフツクが回動する
ときにはラダーフツク上でラダーコードがスリツ
プすることなく、確実に移動してスラツトを傾斜
させることができる。
特に、ラダーフツクの周面に凸部を設け、巻取
ドラムが回動するときこの凸部が巻取ドラムの軸
受の突起に係止するように構成すれば、スラツト
の過度の傾斜を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置の構成を示す第2図
AA線断面図、第2図はその一部正面図、第3図
はそのラダーフツクの平面図、第4図及び第5図
はその挟着片の挟着前後を示す拡大斜視図であ
る。 10:ヘツドボツクス、11:軸受、16:ラ
ダーコード、16a,16b:垂下コード、2
1:巻取ドラム、23:ラダーフツク、26:係
止部、30:挟着片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヘツドボツクス中に固定された軸受に回動自
    在に軸承された巻取ドラムに、一定の摩擦力を
    もつて回動自在に嵌入されたラダーフツクを備
    え、ラダーコードを構成する一対の垂下コード
    の頂端を互いに結合して上記ラダーフツクの周
    面に輪をなして係止するスラツト傾動装置にお
    いて、 上記一対の垂下コードを、各頂端を互いに引
    揃えた状態で挟着片により挟着して結合し、か
    つこの挟着片を、上記ラダーフツクの周面に設
    けた2つの係止部の間に配置して上記ラダーフ
    ツクに係止するように構成したことを特徴とす
    るスラツト傾動装置。 2 ラダーフツクの側面に凸部を設け、かつこの
    側面に対向する巻取ドラムの軸受に突起を設
    け、この凸部は巻取ドラムが回動するとき、所
    定の位置で上記突起に係止するように構成した
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスラツ
    ト傾動装置。
JP9531684U 1984-06-27 1984-06-27 スラツト傾動装置 Granted JPS6111893U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9531684U JPS6111893U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 スラツト傾動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9531684U JPS6111893U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 スラツト傾動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6111893U JPS6111893U (ja) 1986-01-23
JPH0210236Y2 true JPH0210236Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30654386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9531684U Granted JPS6111893U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 スラツト傾動装置

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JP (1) JPS6111893U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0273066U (ja) * 1988-11-25 1990-06-04
JPH0735116Y2 (ja) * 1989-12-14 1995-08-09 エスエム工業株式会社 ラダーコードの取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6111893U (ja) 1986-01-23

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