JPH02101380A - キユポラ - Google Patents

キユポラ

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JPH02101380A
JPH02101380A JP25119388A JP25119388A JPH02101380A JP H02101380 A JPH02101380 A JP H02101380A JP 25119388 A JP25119388 A JP 25119388A JP 25119388 A JP25119388 A JP 25119388A JP H02101380 A JPH02101380 A JP H02101380A
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melting
smelting section
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Mikio Umeda
梅田 幹夫
Ryuji Oshibe
押部 龍司
Yoshikazu Hirose
吉一 広瀬
Takao Ishii
隆夫 石井
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はキュポラに関し、特に壁部の外面を水冷するよ
うにしたキュポラに関する。
従来の技術 水冷式のキュポラは、その炉体の壁部を上下方向の筒状
の鋼板などで形成し、この壁部の外面を水冷するように
構成されている。炉体は、下側から順に、湯溜部、溶解
部、予熱部などにより構成されている。溶解部と予熱部
とはわずかな隙間をおいて配置され、炉体の熱変形を吸
収するためのジャバラなどの伸縮継手により、Tiいに
連結されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、このように伸縮継手を用いただけのものでは、
炉体の自由な熱変形を許容することから、特に炉体の径
方向の凹凸などの熱変形が生じると、その部分の冷却性
能が低下するという問題点を有する。また、熱変形にも
とづく応力により、炉体を構成する鋼板の溶接部に過大
な力が作用しやすいという欠点もある。さらに、伸縮継
手としてジャバラなどを用いたものでは、熱変形により
伸びきってしまうと元の状態への回復が困難であるとい
う欠点もある。
このような熱変形を防止するものとして、従来、炉体の
外面をリブで補強したものも提案されているが、このリ
ブの存在によりかえって冷却が不均一になるという新た
な問題点が生じる。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、炉体の冷却
性能を損ねることなしに、その熱変形を防止できるよう
にすることを目的とする。
課題を解決するための手段 −Iユ記目的を達成するため本発明は、筒状の溶解部と
、この溶解部との間にわずかな隙間をおいてこの溶解部
の上方に配置された筒状の予熱部とを備え、1j11記
溶解部の上端を、一端側が架構に取付けられたばね装置
により上方へ引張って支持したものである。
作用 このような構成であると、熱変形を受けやすい溶解部を
ばね装置により引張って支持したため、このばね装置の
ばね力により熱変形が防止される。
また、ばね力を調整することによって、熱変形の防止力
が適正なものとなる。また溶解部にばばね装置との連結
部のみを設けるだけでよいため、その冷却性能が阻害さ
れることもない。
実施例 第1図において、1はキュポラの炉体であり、下側から
順に、それぞれ筒状の湯溜部2、溶解部3および予熱部
4を有している。この炉体1は。
各部とも多数の鋼板を溶接することにより構成されてい
る。5は風箱、6は羽1」、7は湯出し口である。また
8はキュポラの架橋であり、予熱部4を支持している。
炉体1は水冷構造とされている。すなわち、予熱部4は
二重構造のウォータージャケソ1〜9をその外周に有し
、このウォータージャケット9には給排水管10が連通
されている。溶解部3は、その外周に」二段水受1】と
下段水受12とを有している。
第2図にも示すように、」二段水受11は、その底部1
3と溶解部3の壁体14との隙間から、壁体14の外面
に沿って冷却水15を流下可能とされている。この冷却
水15は、溶解部3の壁体14を冷却した後に、下段水
受12にて受けられ、この下段水受12に新たに供給さ
れる冷却水とともに、さらに下段水受12の底部と壁体
14との隙間からこの壁体14に沿って流下可能である
。16.17は各水受1.1.12への給水管である。
第2図にも示すように、溶解部3と予熱部4との間には
、炉体1の熱膨張に対応した隙間18が形成されている
。溶解部3の上端にはブラケット19が設けられ、この
ブラケット19を利用して、溶解部3と予熱部4との間
の伸縮継手としてのジャバラ体20が取付けられている
。前述の上段水受11は。
ターンバックル21によって、ブラケット19から吊下
げ支持されている。
ブラケット19と架構8との間には斜め方向のばね装置
22が設けられ、炉体1の周方向に複数のばね装置22
によって、溶解部3の上端に引張力が付Ij、されてい
る。すなわち、架構8を構成する工形鋼の下面には、ト
ラニオン構造の連結ブラケット23が取付けられており
、この連結ブラケット23には、ボルトを利用した一対
のガイド捧24の一端側が、このガイド棒24の軸方向
に移動可能なように貫通している。25はガイド棒24
の抜止めナツトであり1回り止めが施されている。両ガ
イド捧24の他端側には、ばね座26が、このガイド捧
24の軸方向に移動可能なように取付けられており、ガ
イド捧24を構成するボルトの頭部27がこのばね座2
6のための抜止めとして利用されている。
炉体1の溶解部3のブラケッl−19にはトラニオン支
持部28を介して連結棒29が取付けられており。
この連結棒29には、ターンバックル30を介してねじ
捧31が取付けられている。35はターンバックル30
のためのロックナラ1〜である。ねじ捧31は、ばね座
26の中央部を軸方向に移動自在に貫通して、その先端
部が連結ブラケット23の近傍にまで達している。32
はばね座で、連結ブラケット23とばね座26との間に
おけるガイド捧24に案内されて、このガイド捧24の
軸方向に移動自在である。ねじ棒31は、その先端部が
ばね座32の中央部を軸心方向に移動自在に貫通してい
る。ねじ捧31の先端には抜止めナツト33が取付けら
れ、この抜止めナツト33には回り止めが施されている
。両ばね座26.32どうしの間には、圧縮コイルばね
34が配置されている。
このような構成において、炉体1の溶解部3を所定位置
に設置FFする際には、架橋8とブラケット19との間
に設けられたばね装置22のターンバックル30を操作
して、溶解部3と予熱部4との隙間18の寸法が所定値
となるように、圧縮コイルばね34のばね力を調整する
。これにより、溶解部3には。
所定の引張力が付与される。
キュポラの稼動時に溶解部3に熱応力が作用しても、こ
の熱応力は溶解部3を引張っているばね装置22に吸収
されることになる。これにより、溶解部3における熱変
形の発生が防止される。また、ばね装置22を取付ける
ためのブラケット19は溶解部3の上端にのみ設置され
、このため溶解部3の外面にはリブなどの構造物は存在
しない、したがって溶解部3の冷却が不均一になること
がなく。
また上段水受11から流下する冷却水15の流れが阻害
されることもない。
キュポラをある程度稼動させたなら、ターンバックル3
0を再操作し、隙間18の寸法を再調整して、熱変形の
発生を確実に防止する。
発明の効果 以上述べたように本発明によると、炉体における溶解部
の上端をばね装置により上方へ引張って支持したため、
溶解部における熱変形の発生をこのばね装置の引張力に
よって防止することができるのみならず、溶解部はその
外面にリブなどの構造物髪設ける必要がなく、その上端
にばね装置を連結するだけでよいため、その冷却が不均
一になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にもとづくキュポラの全体断面図、第2
図は第1図におけるばね装置の拡大断面図、第3図は第
2図のばね装置におけるZ方向の矢視断面図である。 3・・・溶解部、4・・・予熱部、8・・・架構、18
・・・隙間、19・・ブラケット、22・・ばね装置。 代理人   森  本  義  弘 第7図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、筒状の溶解部と、この溶解部との間にわずかな隙間
    をおいてこの溶解部の上方に配置された筒状の予熱部と
    を備え、前記溶解部の上端を、一端側が架構に取付けら
    れたばね装置により上方へ引張って支持したことを特徴
    とするキュポラ。
JP25119388A 1988-10-05 1988-10-05 キユポラ Expired - Fee Related JP2692898B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109001A (ja) * 1990-08-27 1992-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン伸差の吸収方法
CN103451430A (zh) * 2013-08-15 2013-12-18 长沙有色冶金设计研究院有限公司 用于处理低品位多金属物料的富氧熔炼炉
CN104329935A (zh) * 2014-10-28 2015-02-04 永兴县荣鹏金属有限公司 一种改进型新型鼓风炉

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CN104329935B (zh) * 2014-10-28 2015-11-11 永兴县荣鹏金属有限公司 一种改进型鼓风炉

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