JPH02101210A - 人工芝張設方法 - Google Patents

人工芝張設方法

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JPH02101210A
JPH02101210A JP25087588A JP25087588A JPH02101210A JP H02101210 A JPH02101210 A JP H02101210A JP 25087588 A JP25087588 A JP 25087588A JP 25087588 A JP25087588 A JP 25087588A JP H02101210 A JPH02101210 A JP H02101210A
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artificial turf
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Masaru Igai
猪飼 勝
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明生 服部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人工芝張りスポーツ競技場や人工芝張りゴル
フ練習場に実施して最適な人工芝張設方法に関する。
[従来の技術1 従来の人工芝張りスポーツ競技場(たとえばテニスコー
ト、スキー場等)や人工芝張りゴルフ練習場における人
工芝の張設は、たとえば第5図に示すように行われてい
た。第5図は、とくに人工芝張設面が勾配をもっている
場合を示している。
図において、1は土からなる下盤を示しており、この下
盤1上に直接人工芝2が張設され、該人工芝2が、釘や
目ぐしのような固定手段3によって下盤1表面上に固定
されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の人工芝張設方法には
以下のような問題点がある。
人工芝2を直接下盤1上に固定しているため、雨水等が
、固定手段3用の貫通孔から下盤1上に洩れ込み、洩れ
込んだ水が斜面に沿って流れる際、下盤1表面の土も一
緒に流してしまう。その結果、人工芝2裏面側の下盤1
表面上に、第6図に示すように、水の流れた跡が凹状の
くばみ4となって残る。このくぼみ4は、通常“ガレ″
と称されており、このようなガレ4ができると、下盤1
表面に凹凸ができるため、人工芝2の表面にも凹凸が生
じたり、張設した人工芝2が局部的にずれたり、人工芝
2の、上方から作用する力に対する抗力が局部的に大き
く変化したりするという問題を招く。
また、ガレ4が生じると、第7図に示すように、ガレ4
に沿って流れる水とともに、土も一緒に流れされてしま
い、ガレ4下流側に流されてきた土による盛り上がり5
が発生することがある。盛り上がり5が生じると、その
部分の人工芝2も持ち上げられてしまい、大きな隆起部
6発生の原因となる。
このような問題に対処するために、ガレ4が生じないよ
う、人工芝2張設前に下盤1の表面をアスファルト層あ
るいはコンクリート層で覆ってしまう方法も考えられる
が、施工費が急激に高くなるとともに、下盤1の表面が
斜面である場合特殊なローラ等が要求され工事がやりに
くいという問題がおる。スキー場やゴルフ練晋場では、
少なくとも4%以上の傾斜度をもたせることが多く、上
記の問題が顕著に現われる。また、テニスコート等にお
いても、水はけを狙って1%未満の僅かな傾斜度をもた
せることが多く、このような僅かな傾斜度であってもガ
レに起因する問題が発生する。
本発明は、上述の如き問題点に看目し、下盤表面層への
水の侵入を防止してガレの発生を防ぎ、それによって人
工芝にずれや凹凸が生じるのを防止することを目的とし
、しかもこれを、斜面であっても容易に施工できるよう
にするとともに安価に実施できるようにすることも目的
とする。
[課題を解決するための手段] この目的に沿う本発明の人工芝張設方法は、土からなる
下盤の表面層自身を固め、該固められた下盤表面層上に
実質的に全面にわたって、防水性を有するシート状物を
張設して固定し、該シート状物上に人工芝を接着により
張設する方法から成る。
ここで下盤の表面層自身を固める方法としては、たとえ
ば、表面層のある深さまで石灰を混合し、該石灰ととも
に表面層を固める方法、あるいは、ハニカム構造等の補
強材により、上面を押えて表面層を固めた状態に維持す
る方法等が適用できる。
また、防水性を有するシート状物としては、たとえば、
塩化ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル等からなるプラスチックフィルム又はシート、あ
るいは発泡させたプラスチックシート等を使用できる。
このシート状物を固められた下盤表面層上に固定する方
法としては、従来同様の釘や目ぐし等の手段によること
ができ、望ましくはその固定部上に、シートあるいはフ
ィルム片をパッチとして接着剤で貼りつけ、固定手段部
をシールするのがよい。
[作 用] このような表面層張設方法においては、下盤の表面層自
身が固められ、その上にシート状物が張設されるので、
シート状物は下盤表面層に強固に固定される。下盤を固
めるには、後)本の如く、混合された石灰を固めること
や、補強材等により表面を押えることにより、たとえ斜
面であっても容易に施工される。このシート状物上に、
人工芝が接着により張設されるが、シート状物が予め下
盤側に強固に固定されているので、それに接着される人
工芝も結局強固に固定される。人工芝の張設は接着によ
るので、従来の施工方法のような釘や目ぐしによる孔は
人工芝白身には無くなり、人工芝の表面側から裏面側に
洩れ込む水は大幅に小さく抑えられる。ただし人工芝は
、通常ロール状に巻かれたものや複数枚のシート状のも
のが順次張設されるので、継目からごく少量の水が裏面
側に洩れ込むかも知れない。しかし、たとえ水が裏面側
に侵入したとしても、シート状物が防水性を有する:b
のから成っているので、シート状物を通して下盤側に洩
れ込むことは略完全に防止される。
したがって、下盤表面層にガレが発生することはなく、
人工芝張設面に凹凸が生じたり、人工芝がずれたりする
ことは完全に解消される。
[実施例] 以下に、本発明の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図および第2図は、本発明の第1実施例に係る人工
芝張設方法が実施された、人工芝張りゴルフIiI!習
場の集球部(斜面部)を示している。図において、11
は盛土が施された下盤を示している。
下盤11の表面層12、たとえば30Cm程度の深さの
表面層12には、石灰13が混合され、該混合石灰13
が固まることにより表面層12自身が固められる。
固められた下盤表面層12の表面上に、実質的に仝而に
わたって、防水性を有するシート状物14が張設される
。シート状物14は、前述の如く、プラスチックフィル
ム、プラスチックシートあるいは発泡プラスチックシー
トから成っている。発泡プラスチックシートとする場合
には、人工芝面により弾力性をもたせることが可能とな
る。
シート状物14は、第2図に拡大して示すように、たと
えば釘や目ぐし等の固定具15により、固められた下盤
表面層12上に強固に固定される。そして、固定具15
を打ら込んだ部分には、フィルム片又はシート片16が
、パッチとして上から接着剤により貼りつけられている
このシート状物14上に人工芝17が張設される。
人工芝17は、植毛芝17aと基材17bとから成るが
、基+A17bの裏面が、接着剤又は両面テープにより
シー1〜状物14表面に接着される。望ましくは、人工
芝17のシート状物14への接着部は、固定具15の配
列部分に合わされる。
このような人工芝張設方法においては、石灰13によっ
て固められた下盤表面層12にシート状物14が固定さ
れるので、シート状物14は強固に支持、固定される。
石灰13の混合はごく簡単に行われ得るものであり、混
合深さの精度もそれ程要求されないので施工は極めて簡
単である。また、斜面であっても、石灰混合上の問題は
全くなく、混合した後は単に固まるのを待てばよい。
固められた下盤表面層12に、固定具15を介してシー
ト状物14が固定されるので、シート状物14も強固に
固定される。
人工芝17のシート状物14への固定は接着によるので
、人工芝17自身には孔はあけられず、基本的に、人工
芝17自身に裏面側への水侵入に対する防水性をもたせ
ることが可能になる。そして、人工芝17の継目等から
水が裏面側に洩れ込んだとしても、シート状物14が防
水性を有しているので、シート状物14からさらに下盤
11側に洩れ込むことが防止される。とくに、固定具1
5部分にパッチ16を当てることにより完全にシールさ
れ、そのバッチ16配列部分に、人工芝17とシート状
物14との接着部を合わせることにより、そのパッチ1
6部分を完全に密封できるので、シート状物14表面側
から裏面側への水の侵入は完全に防止される。
したがって、下盤11の表面にガレが発生することは皆
無となり、人工芝17張設面に凹凸が生じることはなく
なる。
このような作用、効果は、とくに従来ガレの生じやすか
った傾斜度の大ぎい斜面での人工芝°張設に本発明方法
を適用して得られるものであるが、傾斜度の小ざい斜面
、あるいは実質的に水平面での人工芝張設に本発明方法
を適用しても、略同様の効果が得られる。
らなみに、人工芝張りスキー場の傾斜度は、5〜35度
程度であり、人工芝張りゴルフ練習場の傾斜度は、2〜
10度程度であるが、このような大ぎな傾斜度を有する
場合に、特に効果がある。また、人工芝張りテニスコー
ト等の他の人工芝張りスポーツ競技場においても、度合
は小さいが、水はけ等を狙って0.15〜0.5度程度
の傾斜度をもたせることが多いが、このような小さな傾
斜度であっても、上記施工方法により確実にガレの発生
を抑えることができる。
次に、第3図および第4図に第2実施例を示す。
本実施例では、下盤21の表面層22を固めるのに、ハ
ニカム状に構成された補強trA23で下盤21を表面
から押圧し、下盤表面層22を固められた状態に維持す
る手法が採られる。そ他の施工部分は、実質的に第1実
施例と同等の手法による。
このような方法であっても、下盤表面層22自身が固め
られた状態に維持され、その上に張設された防水性を有
するシート状物14によって下盤21側への水の侵入が
防止される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の人工芝張設方法によると
きは、表面層自身を固めた下盤上に防水性を有するシー
ト状物を張設固定し、その上に人工芝を接着固定するよ
うにしたので、人工芝自身に固定用孔があけられること
がなくなり、人工芝裏面側に水が極めて侵入しにくくな
るとともに、人工芝裏面側に侵入した水もシート状物に
よって下盤側に侵入することが実質的に完全に防止され
、下盤表面にガレの生じることが完全に防止される。
その結果、人工芝張設面に凹凸が生じることが防止され
る。
また、本発明方法では、下盤表面層は単に固められるだ
けであるから、斜面であってもアスファルトやコンクリ
ート施工の場合のような困難性は伴わず、容易にかつ低
コストで実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る方法を実施した人工
芝張設部の縦断面図、 第2図は第1図の拡大部分断面図、 第3図は本発明の第2実施例に係る方法を実施した人工
芝張設部の縦断面図、 第4図は第3図の方法に用いるハニカム状補強材の拡大
部分平面図、 第5図は従来の人工芝張設部の縦断面図、第6図は第5
図の下盤表面に生じるガレの平面図、 第7図はガレが進行した場合の第5図の人工芝張設部の
状態を示す縦断面図、 である。 1.21・・・・・・下盤 2.22・・・・・・表面層 3・・・・・・・・・・・・石灰 4・・・・・・・・・・・・シート状物5・・・・・・
・・・・・・固定具 6・・・・・・・・・・・・バッチ 7・・・・・・・・・・・・人工芝 23・・・・・・・・・・・・補強材 時 許 出 願人 東し建設株式会社 第4 図 第6図 手 続 補 正 書 2、発明の名称  人工芝張設方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  大阪府大阪市北区中之島3丁目4番18号4
、代理人 住所 (〒107) 東京都港区赤坂1丁目7番5号 昭和ビル 7゜ 8゜ 補正の対象 (1)明細潮の発明の詳細な説明の欄 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容 明細型第6頁第8行目、 明細書用9貞第4.7行目、 明細書第10頁第1行目、 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、土からなる下盤の表面層自身を固め、該固められた
    下盤表面層上に実質的に全面にわたって、防水性を有す
    るシート状物を張設して固定し、該シート状物上に人工
    芝を接着により張設することを特徴とする人工芝張設方
    法。
JP25087588A 1988-10-06 1988-10-06 人工芝張設方法 Expired - Fee Related JP2632718B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008046912A1 (de) * 2006-10-20 2008-04-24 Trocellen Gmbh Polsterschicht unter kunstrasen und verfahren zum verlegen einer polsterschicht
NL2006851C2 (en) * 2011-05-26 2012-11-27 Grassproof B V Self-adhesive artificial grass.
JP2020094398A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社アストロ やり投てき用人工芝生敷設構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL2006851C2 (en) * 2011-05-26 2012-11-27 Grassproof B V Self-adhesive artificial grass.
JP2020094398A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社アストロ やり投てき用人工芝生敷設構造

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