JPH02112505A - 斜面における人工芝張設方法 - Google Patents

斜面における人工芝張設方法

Info

Publication number
JPH02112505A
JPH02112505A JP26269988A JP26269988A JPH02112505A JP H02112505 A JPH02112505 A JP H02112505A JP 26269988 A JP26269988 A JP 26269988A JP 26269988 A JP26269988 A JP 26269988A JP H02112505 A JPH02112505 A JP H02112505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
slope
artificial turf
holes
laid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26269988A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Igai
猪飼 勝
Akio Hattori
明生 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Construction Co Ltd
Original Assignee
Toray Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Construction Co Ltd filed Critical Toray Construction Co Ltd
Priority to JP26269988A priority Critical patent/JPH02112505A/ja
Publication of JPH02112505A publication Critical patent/JPH02112505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、斜面を有する地盤上への人工芝張設方法に関
し、とくに、斜面を有するスポーツ競技場やスポーツ練
習場などの斜面への人工芝張設に適用して最適な方法に
関する。
[従来の技術] 近年、スポーツ競技場やスポーツ練習場等(以下単にス
ポーツ競技場等という)において、斜面への人工芝張設
施工が増えつつある。たとえばグラススキー場(グラス
スキーとは近年盛んになってきたスポーツで、草地ある
いは人工芝張り若しくはプラスチックシート張りなどの
傾斜地において、ローラを多数備えた滑走具を用いて滑
走するスポーツをいう。)等においては、広大な斜面に
多口の人工芝が張設される。
このようなスポーツ競技場等において斜面に人工芝を張
設する場合、次のような問題がある。
(イ)自然の草地などの傾斜面を利用する場合、表面の
小石等を取除く必要がある。小石等があると、人工芝の
小石に接する部分が圧迫され、人工芝の切裂き、破損の
原因になる。
(2)−見してわかるような地表の凹みや凸起は、なら
して平坦にする必要がある。グラススキー場等に凹みが
あると、その凹みにグラススキー先端が沈み、突きささ
る等のおそれを生じる。また、凹みは、その部分の人工
芝に切り裂きゃ破損を生じさせる原因になる。ざらに凸
起は、人工芝を浮き上がらせ、浮き上がった部分の人工
芝に亀裂や破損を生じやすくし、かつ摩耗を生じやすく
する。
fJ  地盤の表面に水が流れる場合、その水の流れた
跡が凹状にへこみ(一般に″ガリ″と称されている)、
上記の凹みがある場合と同じような状況を招く。
このような問題に対し、従来の施工方法の範囲内では、
次のような対策が考えられる。
(A>斜面の地盤表面をコンクリート舗装あるいはアス
ファルト舗装し、その上に人工芝を張設する方法。
(B)斜面の土を地盤改良して、転圧しながら整地した
上に人工芝を張設する方法。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記(A>のコンクリート舗装あるいは
アスファルト舗装による場合は、まず、舗装を行わない
場合に比べ急激に施工コストが増大するという問題を招
く。また、傾斜が急であると舗装は技術上の困難性を伴
ない、とくにアスファルト舗装にあっては、特殊な舗装
機械を要するので、とくにコスト高になる。さらに、こ
のような舗装による方法では、自然の水の移動経路等が
大きく変わってしまうので、環境の変動が大きい。
また、前記(B)の方法では、スキー場のように広い面
積を整地し、あるいは地盤改良することは、特別の施工
技術を要するという問題がある。
また整地した地盤上に直接人工芝を張設するこの方法に
おいては、とくに寒地では凍結防止のための地盤改良が
不可欠になり、施工コストの増大を強いられることにな
る。
さらに、整地した斜面に人工芝を張設し固定するための
一般的な方法は、たとえば第4図に示すように、傾斜地
盤1の表面上に人工芝2を直接おるいは下張り材3を介
して敷き広げ、逆Lノ字形の串状固定具4を打ち込み人
工芝2を固定する方法である。しかしこのような方法で
は、串状固定具4を打ち込んだ所から水が侵入し、侵入
した水が比較的集中した流れで地盤1の表面上を流れる
ので、前述の如きガリを生じやすいという問題がある。
本発明は、上記従来の施工方法あるいは従来の技術範囲
で考えられる施工方法における問題点に着目し、斜面に
張設された人工芝の表面に凹凸が発生せず、かつ環境の
変動も伴わず、しかも比較的ラフな整地で容易にかつ低
コストで施工可能な、斜面における人工芝張設方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的に沿う本発明の斜面における人工芝張設方法は
、斜面をなす地盤の表面を平坦にならすとともに異物を
除去して整地し、整地された地盤上に、多数の厚み方向
の貫通孔を有する台状部材を、互に隣接させかつ表面が
整地された地盤の表面と実質的に同じ平坦な斜面に形成
されるよう多数敷設して固定し、該台状部材の表面によ
って形成される斜面上に人工芝(クツション材付も含む
)を張設する方法から成る。
[作  用] このような方法では、人工芝は地盤表面に直接的に張設
されるのではなく、多数敷設された台状部材の表面(台
状部材の天板表面)によって形成される斜面上に張設さ
れるので、地盤自身はラフな整地でよく、しかも地盤改
良の必要はなくなる。
また、台状部材には多数の貫通孔が設けられており、該
貫通孔を通して人工芝側から侵入してきた水は地盤内へ
と浸透するので、自然の水の移動状態は変化せず、環境
の変動は生じない。さらに、地盤表面側へと侵入する水
は、多数の貫通孔を通して流入するので、地盤表面上で
局部的に集中した流れにはなりにくくガリも生じにくい
。たとえガリが生じたとしても、地盤表面と人工芝との
間には台状部材が介在するので、ガリが直接的に人工芝
に悪影響を及ぼすことはなく、人工芝を支持する斜面の
凹凸発生は防止される。発生したガリは、適当な時期に
人工芝および台状部材を一時的に除去し、地盤表面を整
地することによって容易に修復される。
[実施例] 以下に、本発明の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る方法を実施した人工
芝張設斜面の縦断面を示している。
本発明方法では、まず、スポーツ競技場等の人工芝を張
設しようとする地@11の斜面をなす表面12が、所定
の傾斜磨を保ちつつ平坦にならされる。
同時に、木の切株、小木の茂み、大きな石等の異物が取
除かれ、大まかに整地される。
整地された地盤11上に、多数の台状部材13が、互に
隣接され、その表面が実質的に地盤表面12と同じ平坦
な斜面に形成されるよう、敷設される。
台状部材13は、たとえば第2図に示すように、四角形
の天板部14と四隅の脚部15から構成され、多数の厚
み方向の貫通孔16を有するものから成る。
脚部15を貫通する孔11は、後述の固定具挿通用の孔
で、その他の孔16は、人工芝側から地盤11側に水を
逃がすための孔である。天板部14上面には、少なくと
も2ケ所以上、孔のない表面が平滑な部分18が形成さ
れている。台状部材13の大きさは、天板部14の一辺
が30〜180cm程度のものが適当である。
この台状部材の形状は、とくに限定されず、多数の貫通
孔を有し、地盤11上に固定可能で、かつ敷き並べたと
きに人工芝張設用の斜面が形成できるものであればよい
。たとえば第3図に示すように、全体として6角形状で
、天板部と脚部が同じ厚みを有する台状部材19でもよ
い。第3図の例では、20が固定具用孔、21が水通過
用孔、22が表面平滑部分をそれぞれ示している。
さらに台状部材の材質についてもとくに限定されず、プ
ラスチック成形品の他、金属製、木製のものでもよく、
さらには、地盤11への固定用くい等が付設されている
ものであってもよい。
台状部材13は、その天板部14の端縁が互に隣接する
ように敷設され、敷設後の各天板部14表面で形成され
る斜面は、おおむね平滑とされ、孔17を挿通される串
状固定具23を介して台状部材13が地盤11上に固定
される。
しかる後、敷設された台状部材13上に、人工芝24が
張設される。人工芝24は、たとえば接着剤25により
、天板部14の表面平滑部分18に接着固定される。こ
の場合、接着剤として感圧型の接着テープを用いること
は、施工を簡単にするので好ましい。また、人工芝24
としては、透水性人工芝、たとえば人工芝の基布を透水
性のものから構成して雨水等が直接通過できるようにし
た人工芝を用いるのが望ましい。
このような人工芝張設方法においては、地盤11の表面
はラフな整地であっても、その上に多数の台状部材13
を敷設するので、人工芝張設面は、容易に望ましい平坦
な斜面に形成される。
そして張設された人工芝24から透過してきた雨水等は
、台状部材13の多数の貫通孔16を通して地盤11の
表面に達する。地表に達した水の一部は地盤11内に浸
透し、他は地表と台状部材13の天板部14間の空隙を
地表に沿って流れる。台状部材13にはその略仝面にわ
たって貫通孔16が穿設されているので、人工芝24側
からの水は集中することなく比較的均一に地盤11の表
面に達する。したがって水は地盤11内に浸入しやすく
なり、かつ人工芝張設前の自然の水の流れも実質的に損
われない。また、一部の水が地表に沿って流れたとして
も、人工芝24側から均一に流入してくるので、集中し
た角状の流れにはなりにくく、ガリも生じにくい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の斜面における人工芝張設
方法によるとぎは、次のような種々の効果が得られる。
(イ)台状部材を敷設しその上に人工芝を張設するよう
にしたので、地盤表面はラフな整地でよく、かつ寒地に
あっても地盤改良の必要がなくなり、施工を簡単化でき
るとともにコストダウンをはかることができる−0 ■ 台状部材により平滑な斜面を形成できるので、ラフ
な整地でありながら凹凸のない人工芝張設面を実現でき
、しかも台状部材の表面は地盤表面の変化に対し直接的
な影響を受けないので、平坦な望ましい人工芝張設面を
長期間維持することができる。
Q) 台状部材に多数の貫通孔を設け、人工芝表面側か
ら浸透してきた水をそのまま地盤内へと逃がし、人工芝
張設前と実質的に同じ水の流れ経路を確保できるように
したので、地盤表面に舗装を行う場合に比べ環境の変化
がなく、望ましい環境保全を実現できる。
0 ざらに、人工芝および台状部材を地盤表面から容易
に除去可能であるので、たとえ地盤表面にガリが生じた
場合にあっても、上記除去により容易に地表をならすこ
とができ、メンテナンスも簡単にかつ低コストで行い得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る方法を実施した人工芝
張設斜面の縦断面図、 第2図は第1図の人工芝張設に用いた台状部材の斜視図
、 第3図は別の実施例を示す台状部材の斜視図、第4図は
従来の人工芝張設斜面の縦断面図、である。 11・・・・・・・・・・・・地盤 12・・・・・・・・・・・・地盤表面13.19・・
・・・・台状部材 14・・・・・・・・・・・・天板部 15・・・・・・・・・・・・脚部 16.21・・・・・・貫通孔 17.20・・・・・・固定具用孔 18.22・・・・・・平滑部分 23・・・・・・・・・・・・固定具 24・・・・・・・・・・・・人工芝(クツション材付
も含む)25・・・・・・・・・・・・接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、斜面をなす地盤の表面を平坦にならすとともに異物
    を除去して整地し、整地された地盤上に、多数の厚み方
    向の貫通孔を有する台状部材を、互に隣接させかつ表面
    が整地された地盤の表面と実質的に同じ平坦な斜面に形
    成されるよう多数敷設して固定し、該台状部材の表面に
    よって形成される斜面上に人工芝を張設することを特徴
    とする斜面における人工芝張設方法。
JP26269988A 1988-10-20 1988-10-20 斜面における人工芝張設方法 Pending JPH02112505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26269988A JPH02112505A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 斜面における人工芝張設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26269988A JPH02112505A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 斜面における人工芝張設方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02112505A true JPH02112505A (ja) 1990-04-25

Family

ID=17379367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26269988A Pending JPH02112505A (ja) 1988-10-20 1988-10-20 斜面における人工芝張設方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02112505A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538928A (ja) * 1991-08-07 1993-02-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用暖房装置
US5967224A (en) * 1996-08-30 1999-10-19 Keihin Corporation Vehicle heating apparatus
JP2023047798A (ja) * 2021-09-27 2023-04-06 第一ビニール株式会社 人工芝の排水性支持台

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367303A (ja) * 1986-09-10 1988-03-26 株式会社ニキパイオニア 人工芝用枕木パネル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367303A (ja) * 1986-09-10 1988-03-26 株式会社ニキパイオニア 人工芝用枕木パネル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538928A (ja) * 1991-08-07 1993-02-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用暖房装置
US5967224A (en) * 1996-08-30 1999-10-19 Keihin Corporation Vehicle heating apparatus
JP2023047798A (ja) * 2021-09-27 2023-04-06 第一ビニール株式会社 人工芝の排水性支持台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5064308A (en) Gravity drainage system for athletic fields and method therefor
US3625011A (en) Drainage system
US6048282A (en) Line system for playing field
US20050042032A1 (en) Method of constructing a multi-layered athletic field
CA2237046C (en) Sports field line marking system
NZ214569A (en) Rapid-draining artificial turf playing field
GB2425545A (en) Decking with artificial grass or other non-slip surface
JPH02112505A (ja) 斜面における人工芝張設方法
GB2108183A (en) Edging Unit
US20200002900A1 (en) Artificial turf field apparatus and methods
JP2008136442A (ja) 給水装置およびそれを用いた植物保護方法ならびにブロック舗装枠体への水分供給方法
JP2005210906A (ja) 雑草抑止テープ及び雑草抑止方法
JPH07180103A (ja) 透水ブロックを用いた駐車場
EP1084303B1 (en) Line system for playing field
KR200254952Y1 (ko) 수목의 수분 공급 장치
JPS63236801A (ja) ブロツクタイルの保持枠
KR200370304Y1 (ko) 미끄럼 방지용 돌기가 형성된 투수성 보도블록
CN218951880U (zh) 一种用于风景园林的生态步道结构
KR102610073B1 (ko) 블록 구조물
JPH0860632A (ja) 歩道の舗装端部の防草構造
RU2096551C1 (ru) Спортивная площадка
DE102018130488A1 (de) Anordnung von miteinander verbundenen Rasenkantensegmenten
AU771811B2 (en) Line system for playing field
GB2410038A (en) Sloping ground foothold or step
JPH0419052Y2 (ja)