JPH0199505A - 固形粉体化粧料充填容器及びその製造方法 - Google Patents

固形粉体化粧料充填容器及びその製造方法

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JPH0199505A
JPH0199505A JP25855387A JP25855387A JPH0199505A JP H0199505 A JPH0199505 A JP H0199505A JP 25855387 A JP25855387 A JP 25855387A JP 25855387 A JP25855387 A JP 25855387A JP H0199505 A JPH0199505 A JP H0199505A
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powder cosmetic
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Keiji Jinbo
圭治 神保
Akira Hiraoka
平岡 章
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Kanebo Ltd
Key Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、固形粉体化粧料充填容器、詳しくは、白粉、
ファンデーション等の粉体化粧料の固形体を中皿に保持
してなる固形粉体化粧料充填容器と、この固形粉体化粧
料充填容器の製造方法に関する。
[従来の技術] 粉体化粧料を充填した容器としては、金属製又は合成樹
脂製の中皿に、粉体化粧料基剤を中皿に充填してプレス
するプレス方法、又は、溶剤を用いてスラリー状化した
粉体化粧料基剤を中皿に流し込み、溶剤を揮散させるこ
とにより固化させる流しこみ方法によって、粉体化粧料
を充填したものが知られている。
ところが、プレス方法は粉体化粧料基剤が飛散しやすく
、ロスが多いばかりでなく作業環境の悪化を招くという
欠点や、プレス時の押圧力によって中皿が変形する恐れ
がある。また、流し込み方法は溶剤の揮散によって固化
した化粧料の表面に陥没やひび割れができたり、或は固
化した化粧料全体が収縮して中皿から脱落してしまうと
いう欠点がある。
そこで、近時は、粉体化粧料を固化して形成した固形体
を金属製又は合成樹脂製の中皿に配し、この固形体を上
方から押圧することにより、固形粉体化粧料を中皿に充
填保持させてなる固形粉体化粧料充填容器、及び、この
ような固形粉体化粧料充填容器の製造方法が提案されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のようにして製造された固形粉体化粧料充填容器に
おいては、固形体を押圧する力が弱いと、コンパクトの
携帯時に固形粉体化粧料が中皿から離脱してしまう。こ
れを防ぐためには固形体を中皿に強く押圧する必要があ
るが、このように固形体を強く押圧すると、固形粉体化
粧料が極度に堅く固まってしまうので、落した時にひび
割れが生じやすくなる。
上記に鑑みて、本発明は、固形粉体化粧料が、中皿にし
っかりと保持されて容易に離脱しないと共に落してもひ
び割れをしない程度に堅くない固形粉体化粧料充填容器
、及び、このような固形粉体化粧料充填容器を確実に製
造することができる方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る固形粉体化粧料充填容器は、金属製の中皿
の内部に、内周面上端において内方へ略水平に突出した
突縁を有する合成樹脂製の ′枠体を密嵌し、この枠体
の内部に、粉体化粧料よりなる平板状の固形体を、その
周面が前記枠体及び中皿底部に圧接するように配したも
のである。
また、本発明に係る粉体化粧料充填容器製造方法は、内
周面上端において内方へ略水平に突出した突縁を有する
合成樹脂製の枠体を上下逆にして載置し、適当な手段に
より粉体化粧料を固化して外形が前記枠体よりも若干小
さく厚さが前記枠体よりも若干大きくなるよう形成した
平板状の固形体を前記枠体の内部に配置し、この枠体の
上方に金属製の中皿を上下逆に位置させ、この中皿を下
方に押圧して、中皿を枠体に密嵌させると共に固形体を
上下方向に圧縮して枠体及び中皿に密着させるものであ
る。
[作用] 本発明に係る固形粉体化粧料充填容器においては、金属
製の中皿の内部に合成樹脂製の枠体を密嵌しているので
中皿と枠体とは離脱しない。
また、粉体化粧料よりなる平板状の固形体は、枠体の内
部に、その周面が前記枠体及び中皿底部に圧接するよう
に配されているので、枠体及び中皿から離脱しない。
本発明に係る固形粉体化粧料充填容器の製造方法による
と、外形が枠体よりも若干小さく厚さが枠体の高さより
も若干大きい平板状の固形体を上下方向に圧縮し、これ
を左右方向に広がらせて、枠体及び中皿に密着させてい
るので、粉体化粧料は枠体ひいては中皿にしっかりと保
持される。
[実施例] 以下、固形粉体化粧料充填容器1の一実施例を第1図〜
第2図に基づいて説明する。
符号lOは粉体化粧料を収納する中皿を示し、この中皿
10はコンパクトAにおける化粧料収納室Bの内部に装
着される。中皿10は、金属、例えば、アルミニウムに
より形成されており、略矩形の皿状であって、四隅が円
弧状である。中皿10には、底部上面において浅い扁平
な凹部14が多数設けられていると共に、周壁12の内
面において内方へ突条1Bが突設されている。
中皿10の内部には合成樹脂よりなる枠体20が配され
ている。この枠体20は、その外形が中皿IOの中空内
部の形状と略等しく、その外周面は中皿10の周壁12
の内周面に密接している。枠体20の外周面には環状の
凹溝24が設けられており、この凹溝26の内部に中皿
10の突条14が嵌入している。以上のようにすること
により、枠体2oは中皿10に密嵌されているが、必ず
しも突条14及び凹溝26は設けなくてもよい。
枠体20は、その内周面の上端において内方へ略水平に
突出した突縁24を有している。この突縁24はその断
面が直角三角形状であって、その枠体20の内側はど上
方に傾斜した斜面をなしている。
枠体20の内方には粉体化粧料よりなる固形体30が後
述の方法によって圧入されている。固形体30の上面は
前記枠体20の上端面と同一平面であると共に、固形体
30の外周面は枠体20の内周面に、固形体30の下面
は中皿10の底部上面にそれぞれ密接している。この場
合において、固形体30の上面の周部が枠体20の突縁
24の下面に密接しており、固形体30は枠体20ひい
ては中皿10から離脱することが妨げられる。
なお、前記実施例のように、中皿10の底部に凹部14
を設けた場合には、この四部14に固形体30の下部の
一部が入り込んでおり、固形体30は中皿lOから一層
離脱しにくくなっている。
以下、固形粉体化粧料充填容器lの製造方法を第3図〜
第5図に基づいて説明する。
まず、枠体20を上下逆にして平板状の治具50の上面
に載置し、枠体20の突縁24の上面を治具50の上面
と当接させる。
この枠体20に固形粉体化粧料を挿入することになるが
、この固形体30を形成する方法は特に限定されるもの
ではなく、その−例として、特願昭節62−44488
号に示す方法によればよい。すなわち、図示はしないが
、両側が開口すると共に、これらの開口部が透過膜材で
閉塞された成型枠の内部に、溶剤を加えて生成したスラ
リー状物を充填した後、成形枠の内部を加熱空気を通過
させつつ、スラリー状物の溶剤を加熱空気の排出側から
透過膜材を介して外部に気化させながら吸引する。
上記のようにして、粉体化粧料を固化し、外形が枠体2
0の高さよりも若干小さく、厚さが枠体20の高さより
も若干大きい平板状の固形体3゜を形成する。
このようにして形成した固形体30を枠体2oの内部の
略中央に配置し、固形体30の上方に中皿10を上下逆
にして載置する(第3図)。この場合において、中皿1
0は、その周壁12の突条1Bが枠体20の下端(第3
図及び第4図における上方側)に当接し、枠体2oに保
持されている(第4図)。
このようにした後、中皿10の底部を第4図の矢印に示
すように周知のプレス手段により押圧する。このように
すると、中皿10の周912の突条16が枠体20の凹
溝2Bに嵌入すると共に、周壁12の内周面が枠体20
の外周面と密接し、中皿1゜は枠体20に密嵌される。
また、固形体3oは、中皿10の底部及び下方に位置す
る治具5oによって押圧されるので、固形体30の周部
が外方へ広がって、中皿10の底部の上面(第4図にお
ける下側)及び枠体20の内周面に密接する。
このようにして、固形粉体化粧料は中皿1oの内部に充
填されると共に、しっかりと保持される。
[発明の効果] 本発明に係る固形粉体化粧料充填容器においては、中皿
に充填された固形粉体化粧料は、その周面が前記枠体及
び中皿底部に圧接するように配されているので、容易に
中皿から離脱しないと共に、強く押圧されないで中皿に
保持されているので、落してもひび割れがしない程度の
適度の堅さである。
本発明に係る固形粉体化粧料充填容器の製造方法による
と、容易に゛中皿から離脱しないと共に、落してもひび
割れがしない程度の適度の堅さを有する固形粉体化粧料
充填容器を確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第一の発明の一実施例である粉体化粧料充填
容器の断面図、 第2図は、第1図の粉体化粧料充填容器の−部欠截分解
斜視図、 第3図〜第5図は、第二の発明の一実施例ある粉体化粧
料充填容器の製造方法を示す断1図であって、 第3図は、枠体の内部の固形体に中皿を配置する工程、 第4図は、中皿を押圧する工程、 第5図は、中皿を枠体に密嵌した状態をそぞれ示してい
る。 [符号の説明] 1・・・・・・粉体化粧料充填容器 10・・・・・・中皿     20・・・・・・枠体
24・・・・・・突縁     30・・・・・・固形
体50・・・・・・治具 特許出願人   鐘 紡 株 式 会 紀伊産業株式会 代  理  人     弁理士  蔦  1) 璋ほ
か2 2i口のf″6. Sl 、:内ζに:万なし)で 茄 亙 第1図 は 比−− 第5図 手続補正書、ヵ、) 1.事件の表示 昭和62年特許願第258553号 2、発明の名称 固形粉体化粧料充填容器及びその製造方法3、補正をす
る者 事件との関係  特許出願人 東京都墨田区墨田五丁目17番4号 鐘紡株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付   昭和62年12月240(発
送臼:昭和63年1月26日) 6、補正の対象  代理権を証明する書面及び図面。 7、補正の内容  別紙のとおり、委任状及び願書に最
初に添付した図面の浄書(内容に変更なし)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属製の中皿の内部に、内周面上端において内方へ
    略水平に突出した突縁を有する合成樹脂製の枠体を密嵌
    し、この枠体の内部に、粉体化粧料よりなる平板状の固
    形体を、その周面が前記枠体及び中皿底部に圧接するよ
    うに配したことを特徴とする固形粉体化粧料充填容器。 2、内周面上端において内方へ略水平に突出した突縁を
    有する合成樹脂製の枠体を上下逆にして載置し、適当な
    手段により粉体化粧料を固化して外形が前記枠体よりも
    若干小さく厚さが前記枠体よりも若干大きくなるよう形
    成した平板状の固形体を前記枠体の内部に配置し、この
    枠体の上方に金属製の中皿を上下逆に位置させ、この中
    皿を下方に押圧して、中皿を枠体に密嵌させると共に前
    記固形体を上下方向に圧縮して枠体及び中皿に密着させ
    ることを特徴とする固形粉体化粧料充填容器の製造方法
JP25855387A 1987-10-14 1987-10-14 固形粉体化粧料充填容器及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH066086B2 (ja)

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