JPH0199054A - 感光性樹脂凸版の製版方法 - Google Patents
感光性樹脂凸版の製版方法Info
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- JPH0199054A JPH0199054A JP25688487A JP25688487A JPH0199054A JP H0199054 A JPH0199054 A JP H0199054A JP 25688487 A JP25688487 A JP 25688487A JP 25688487 A JP25688487 A JP 25688487A JP H0199054 A JPH0199054 A JP H0199054A
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Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は感光性樹脂凸版の製版方法に関し、特に寸法安
定性に優れた感光性樹脂凸版を製版するのに好適な方法
に関するものである。
定性に優れた感光性樹脂凸版を製版するのに好適な方法
に関するものである。
(ロ)従来の技術
感光性樹脂凸版は支持体上に光硬化型樹脂を塗布し、そ
の後ネガフィルムを通して活性光線を照射することによ
り光硬化型樹脂の所定の部分を硬化させ、未硬化の部分
を洗浄、除去することによって製版されている。このよ
うにして得られる感光性樹脂凸版は、例えば第1図に示
す如く、支持体(1)上に直接レジスト画像(2)が形
成されてなるものである。このような感光性樹脂凸版は
、支持体(1)とレジスト画像(2)との接着力に劣り
、取り扱い時又は印刷時にレジスト画像(2)が脱落し
易いという欠点があった。
の後ネガフィルムを通して活性光線を照射することによ
り光硬化型樹脂の所定の部分を硬化させ、未硬化の部分
を洗浄、除去することによって製版されている。このよ
うにして得られる感光性樹脂凸版は、例えば第1図に示
す如く、支持体(1)上に直接レジスト画像(2)が形
成されてなるものである。このような感光性樹脂凸版は
、支持体(1)とレジスト画像(2)との接着力に劣り
、取り扱い時又は印刷時にレジスト画像(2)が脱落し
易いという欠点があった。
このため、第2図に示す如く、支持体(1)とレジスト
画像(2)とを、レジスト画像(2)と同種の硬化した
光重合性樹脂で形成された基体N(3)を介して一体化
した感光性樹脂凸版が用いられている。この感光性樹脂
凸版は次のような方法で製版されている。即ち、活性光
線透過性を有する合成樹脂製フィルムよりなる支持体と
液状の光重合性樹脂とネガフィルムとを積層し、支持体
側及びネガフィルム側の両側より活性光線を照射して、
支持体側に存在する光重合性樹脂を一定の厚みに亙って
均一に硬化し基体層を形成すると共にネガフィルム側の
光重合性樹脂の所定部分を硬化させてレジスト画像を得
るという方法である。この方法によれば、基体層を形成
する樹脂とレジスト画像を形成する樹脂とは完全に一体
化しており、且つ基体層は支持体の全面で接着している
ため、レジスト画像が取り扱い時又は印刷時に脱落する
ことが少ない。
画像(2)とを、レジスト画像(2)と同種の硬化した
光重合性樹脂で形成された基体N(3)を介して一体化
した感光性樹脂凸版が用いられている。この感光性樹脂
凸版は次のような方法で製版されている。即ち、活性光
線透過性を有する合成樹脂製フィルムよりなる支持体と
液状の光重合性樹脂とネガフィルムとを積層し、支持体
側及びネガフィルム側の両側より活性光線を照射して、
支持体側に存在する光重合性樹脂を一定の厚みに亙って
均一に硬化し基体層を形成すると共にネガフィルム側の
光重合性樹脂の所定部分を硬化させてレジスト画像を得
るという方法である。この方法によれば、基体層を形成
する樹脂とレジスト画像を形成する樹脂とは完全に一体
化しており、且つ基体層は支持体の全面で接着している
ため、レジスト画像が取り扱い時又は印刷時に脱落する
ことが少ない。
ところで、印刷の際、感光性樹脂凸版は版胴に固定して
用いられる。従来より、版胴への固定は接着剤を用いて
行われている。しかし、接着剤による固定は、−旦接着
してしまうと位置の修正が困難になる等の煩わしさがあ
り、また感光性樹脂凸版を取り替える際に版胴に残った
接着剤を清掃しなければならないということがあった。
用いられる。従来より、版胴への固定は接着剤を用いて
行われている。しかし、接着剤による固定は、−旦接着
してしまうと位置の修正が困難になる等の煩わしさがあ
り、また感光性樹脂凸版を取り替える際に版胴に残った
接着剤を清掃しなければならないということがあった。
そこで、把持器等を用いて機械的に感光性樹脂凸版を版
胴に固定することが試みられている。この固定手段を用
いる場合には、感光性樹脂凸版を若干緊張させて固定す
る必要がある。しかるに、前記の方法で得られた感光性
樹脂凸版の支持体は、合成樹脂製のフィルムであり寸法
安定性が悪く、固定時に歪んだり又は長時間緊張させて
おくと応力緩和により弛んだりするということがあり、
使用することができなかった。
胴に固定することが試みられている。この固定手段を用
いる場合には、感光性樹脂凸版を若干緊張させて固定す
る必要がある。しかるに、前記の方法で得られた感光性
樹脂凸版の支持体は、合成樹脂製のフィルムであり寸法
安定性が悪く、固定時に歪んだり又は長時間緊張させて
おくと応力緩和により弛んだりするということがあり、
使用することができなかった。
このため、−足寸法安定性の良好な磁気性金属板に感光
性樹脂凸版を固定し、この磁気性金属板を版胴に機械的
に固定する方法が現在行われている。この方法によれば
、版胴への固定が機械的に行われ、感光性樹脂凸版の版
胴への装着及び取外しが容易に行なえるという利点があ
る。しかし、この方法は磁気性金属板と感光性樹脂凸版
との固定に接着剤を用いて行わなければならず、結局−
旦接着してしまうと位置の修正が困難になる又は磁気性
金属板に残った接着剤を清掃しなければ感光性樹脂凸版
を取り替えることができないという、版胴に直接接着剤
で固定する場合と同様の欠点を惹起するに至る。
性樹脂凸版を固定し、この磁気性金属板を版胴に機械的
に固定する方法が現在行われている。この方法によれば
、版胴への固定が機械的に行われ、感光性樹脂凸版の版
胴への装着及び取外しが容易に行なえるという利点があ
る。しかし、この方法は磁気性金属板と感光性樹脂凸版
との固定に接着剤を用いて行わなければならず、結局−
旦接着してしまうと位置の修正が困難になる又は磁気性
金属板に残った接着剤を清掃しなければ感光性樹脂凸版
を取り替えることができないという、版胴に直接接着剤
で固定する場合と同様の欠点を惹起するに至る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
このようなことから、本発明者は支持体として寸法安定
性の良好な金属箔を用いることを試みた。
性の良好な金属箔を用いることを試みた。
しかし、金属箔は活性光線を透過しないため、従来と同
様の方法即ち支持体側からも活性光線を照射して光重合
性樹脂を硬化させて基体層を得るという方法を採用する
ことはできなかった。
様の方法即ち支持体側からも活性光線を照射して光重合
性樹脂を硬化させて基体層を得るという方法を採用する
ことはできなかった。
そこで、本発明者は活性光線を透過しない金属箔製支持
体を用いた場合であっても、従来と同様に基体層を形成
させる方法を種々検討した結果、本発明に到達したもの
である。
体を用いた場合であっても、従来と同様に基体層を形成
させる方法を種々検討した結果、本発明に到達したもの
である。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用即ち本発明
は、金属箔製支持体と液状の光重合性樹脂よりなる第一
層とを積層し、該第一層に活性光線を照射することによ
り該第一層を硬化させて基体層とし、該基体層と液状の
光重合性樹脂よりなる第二層とを積層し、ネガフィルム
を通して活性光線を照射することにより該第二層の所定
部分を硬化させてレジスト画像形成性層とし、その後該
レジスト画像形成性層を洗浄することにより該レジスト
画像形成性層中の未硬化の光重合性樹脂を除去してレジ
スト画像形成性層を形成することを粗面化する感光性樹
脂凸版の製版方法に関するものである。
は、金属箔製支持体と液状の光重合性樹脂よりなる第一
層とを積層し、該第一層に活性光線を照射することによ
り該第一層を硬化させて基体層とし、該基体層と液状の
光重合性樹脂よりなる第二層とを積層し、ネガフィルム
を通して活性光線を照射することにより該第二層の所定
部分を硬化させてレジスト画像形成性層とし、その後該
レジスト画像形成性層を洗浄することにより該レジスト
画像形成性層中の未硬化の光重合性樹脂を除去してレジ
スト画像形成性層を形成することを粗面化する感光性樹
脂凸版の製版方法に関するものである。
本発明においては、まず金属箔製支持体と液状の光重合
性樹脂よりなる第一層とを積層する。積層の方法は、金
属箔製支持体上にバーコーターやロールコータ−等で液
状の光重合性樹脂を塗布する方法やバーコーター等で液
状の光重合性樹脂を所定の厚みにした後その上に金属箔
製支持体を配置する方法等が用いられる。金属箔製支持
体としては、アルミニウム箔製、鉄箔製、銅箔製、ニッ
ケル箔製のものが用いられる。液状の光重合性樹脂は、
紫外線等を照射することにより硬化するものであって、
−船釣に不飽和基を持つポリマー又はプレポリマーと光
重合性モノマー又はオリゴマーと光重合開始剤とその他
溶剤や重合抑制剤や色材等よりなるものである。具体的
には、ポリビニルアルコール又はセルロース誘導体とグ
リコール類をメタクリル酸でエステル化して得た多官能
性モノマーとその他アントラキノン類等の光重合開始剤
等よりなるもの、アルコール可溶性ナイロンとN、N′
−メチレンビスアクリルアミドの如き多官能性モノマー
とその他重合開始剤等よりなるもの等が用いられる。
性樹脂よりなる第一層とを積層する。積層の方法は、金
属箔製支持体上にバーコーターやロールコータ−等で液
状の光重合性樹脂を塗布する方法やバーコーター等で液
状の光重合性樹脂を所定の厚みにした後その上に金属箔
製支持体を配置する方法等が用いられる。金属箔製支持
体としては、アルミニウム箔製、鉄箔製、銅箔製、ニッ
ケル箔製のものが用いられる。液状の光重合性樹脂は、
紫外線等を照射することにより硬化するものであって、
−船釣に不飽和基を持つポリマー又はプレポリマーと光
重合性モノマー又はオリゴマーと光重合開始剤とその他
溶剤や重合抑制剤や色材等よりなるものである。具体的
には、ポリビニルアルコール又はセルロース誘導体とグ
リコール類をメタクリル酸でエステル化して得た多官能
性モノマーとその他アントラキノン類等の光重合開始剤
等よりなるもの、アルコール可溶性ナイロンとN、N′
−メチレンビスアクリルアミドの如き多官能性モノマー
とその他重合開始剤等よりなるもの等が用いられる。
金属箔製支持体と液状の光重合性樹脂よりなる第一層を
積層した後、第一層側から紫外線の如き活性光線を照射
する。これにより、第一層を硬化させて基体層を得る。
積層した後、第一層側から紫外線の如き活性光線を照射
する。これにより、第一層を硬化させて基体層を得る。
この基体層上にはレジスト画像が形成されるため、基体
層表面が粗面となっているのが好ましい。これは、基体
層とレジスト画像との接着が強固となるからである。基
体層表面を粗面化する方法としては、第一層に活性光線
を照射する際、活性光線不透過性網目模様が印刷された
フィルムを通して照射する方法がある。この方法により
、網目模様に対応する第一層の部分が若干未硬化になる
ため、活性光線照射後基体層を洗浄すれば網目模様に微
細な凹部が形成され、基体層表面が粗面となる。また、
第一層に活性光線を照射する際、第一層の表面(金属箔
製支持体の不存在表面)に予めエアーホーニング法や液
体ホーニング法で粗面化されたフィルムを密着させてお
く方法がある。この方法により、基体層にフイルムの粗
面が転写されて基体層の表面が粗面となるのである。
層表面が粗面となっているのが好ましい。これは、基体
層とレジスト画像との接着が強固となるからである。基
体層表面を粗面化する方法としては、第一層に活性光線
を照射する際、活性光線不透過性網目模様が印刷された
フィルムを通して照射する方法がある。この方法により
、網目模様に対応する第一層の部分が若干未硬化になる
ため、活性光線照射後基体層を洗浄すれば網目模様に微
細な凹部が形成され、基体層表面が粗面となる。また、
第一層に活性光線を照射する際、第一層の表面(金属箔
製支持体の不存在表面)に予めエアーホーニング法や液
体ホーニング法で粗面化されたフィルムを密着させてお
く方法がある。この方法により、基体層にフイルムの粗
面が転写されて基体層の表面が粗面となるのである。
次に、この基体層と液状の光重合性樹脂よりなる第二層
とを積層する。積層の方法は、基体層上にバーコーター
等で液状の光重合性樹脂を塗布してもよいし、液状の光
重合性樹脂をバーコーター等で所定の厚みにした後その
上に基体層及び金属箔製支持体を配置する方法等が用い
られる。液状の光重合性樹脂としては、第一層を形成す
るのに用いた光重合性樹脂が用いられる。この場合、第
一層を形成する光重合性樹脂と第二層を形成する光重合
性樹脂とは同一の種類のものを用いるのが好ましい。同
一種類のものであると、第一層を硬化して得られる基体
層と第二層を硬化して得られるレジスト画像との親和性
が良好で基体層とレジスト画像との接着力が強固になる
からである。
とを積層する。積層の方法は、基体層上にバーコーター
等で液状の光重合性樹脂を塗布してもよいし、液状の光
重合性樹脂をバーコーター等で所定の厚みにした後その
上に基体層及び金属箔製支持体を配置する方法等が用い
られる。液状の光重合性樹脂としては、第一層を形成す
るのに用いた光重合性樹脂が用いられる。この場合、第
一層を形成する光重合性樹脂と第二層を形成する光重合
性樹脂とは同一の種類のものを用いるのが好ましい。同
一種類のものであると、第一層を硬化して得られる基体
層と第二層を硬化して得られるレジスト画像との親和性
が良好で基体層とレジスト画像との接着力が強固になる
からである。
第二層を積層した後、第二層とネガフィルムとを重ね合
わせて、このネガフィルムを通して活性光線を第二層に
照射する。これにより、ネガフィルムの画像部に対応す
る第二層の部分が硬化し、−8= 非画像部に対応する部分が未硬化となっているレジスト
画像形成性層が得られる。
わせて、このネガフィルムを通して活性光線を第二層に
照射する。これにより、ネガフィルムの画像部に対応す
る第二層の部分が硬化し、−8= 非画像部に対応する部分が未硬化となっているレジスト
画像形成性層が得られる。
この後、レジスト画像形成性層をアルカリ水溶液、水、
アルコール、界面活性剤等で洗浄することにより、未硬
化の部分が除去される。そして、硬化した部分は洗浄し
ても除去されず、そのまま残りレジスト画像となる。
アルコール、界面活性剤等で洗浄することにより、未硬
化の部分が除去される。そして、硬化した部分は洗浄し
ても除去されず、そのまま残りレジスト画像となる。
以上の方法によって、第2図に示した如き態様の感光性
樹脂凸版が得られる。
樹脂凸版が得られる。
(ホ)実施例
液状の光重合性樹脂(旭化成工業側製、商品名APR)
をバーコーターで厚さ1.5n+に調整しながら第一層
を作成すると共に、そこに厚さ0.2nのアルミニウム
箔を積層した。そして、第一層側から紫外線ランプ(波
長370μ)を用いて距離200mで、紫外線を150
秒間照射した。このようにして、アルミニウム箔製支持
体の表面に基体層が形成された。
をバーコーターで厚さ1.5n+に調整しながら第一層
を作成すると共に、そこに厚さ0.2nのアルミニウム
箔を積層した。そして、第一層側から紫外線ランプ(波
長370μ)を用いて距離200mで、紫外線を150
秒間照射した。このようにして、アルミニウム箔製支持
体の表面に基体層が形成された。
更に、この基体層の上に第一層を作成した時と同様の液
状の光重合性樹脂(旭化成工業■製、商品名APR)を
バーコーターで厚さ0.1vaとなるように塗布し、ネ
ガフィルムを重ねて、紫外線ランプ(波長370μ)を
用いて距離2oo11で、紫外線を300秒間照射した
。このようにして、基体層上にレジスト画像形成性層を
形成した。
状の光重合性樹脂(旭化成工業■製、商品名APR)を
バーコーターで厚さ0.1vaとなるように塗布し、ネ
ガフィルムを重ねて、紫外線ランプ(波長370μ)を
用いて距離2oo11で、紫外線を300秒間照射した
。このようにして、基体層上にレジスト画像形成性層を
形成した。
この後、洗浄液(旭化成工業■製、商品名W−6)を用
いて10分間洗浄して、レジスト画像形成性層から未硬
化の光重合性樹脂を除去し、レジスト画像を得た。
いて10分間洗浄して、レジスト画像形成性層から未硬
化の光重合性樹脂を除去し、レジスト画像を得た。
このようにして得られた感光性樹脂凸版は、寸法安定性
の良好なアルミニウム箔性支持体の上に基体層が接着さ
れ、更に基体層の上にレジスト画像が密着したものであ
った。従って、この感光性樹脂凸版は寸法安定性に優れ
ているため、版胴や強磁性金属板にネジ等で固定しても
、歪んだり弛んだりすることがなく、またレジスト画像
も基体層に強固に接着しているため脱落することもなが
った。
の良好なアルミニウム箔性支持体の上に基体層が接着さ
れ、更に基体層の上にレジスト画像が密着したものであ
った。従って、この感光性樹脂凸版は寸法安定性に優れ
ているため、版胴や強磁性金属板にネジ等で固定しても
、歪んだり弛んだりすることがなく、またレジスト画像
も基体層に強固に接着しているため脱落することもなが
った。
(へ)発明の詳細
な説明したように、本発明の製版方法を採用すれば、支
持体として活性光線不透過性の金属箔を用いていながら
、基体層を持つ感光性樹脂凸版を得ることができるとい
う効果を奏する。そして、本発明の製版方法で得られた
感光性樹脂凸版は、基体層とレジスト画像とが光重合性
樹脂の硬化により形成されているため、基体層とレジス
ト画像との密着力に優れており、また基体層が寸法安定
性の良好な金属箔製支持体と全面に亙って接着している
ので、全体として寸法安定性の良好なものである。
持体として活性光線不透過性の金属箔を用いていながら
、基体層を持つ感光性樹脂凸版を得ることができるとい
う効果を奏する。そして、本発明の製版方法で得られた
感光性樹脂凸版は、基体層とレジスト画像とが光重合性
樹脂の硬化により形成されているため、基体層とレジス
ト画像との密着力に優れており、また基体層が寸法安定
性の良好な金属箔製支持体と全面に亙って接着している
ので、全体として寸法安定性の良好なものである。
従って、本発明の方法により得られた感光性樹脂凸版を
用いて印刷すれば、レジスト画像が印刷中に脱落するの
を防止することができ、更に本発明の方法により得られ
た感光性樹脂凸版は寸法安定性に優れているため、接着
剤や磁気性金属板を用いることなく版胴に機械的固定手
段で直接且つ正規の位置に確実に固定することができる
。また、接着剤を用いていないので感光性樹脂凸版の取
り付は作業が簡単になり、しかも接着むらによる感光性
樹脂凸版の浮き上がりがなくなり版面の精度−11= 度が向上するという効果を奏する。
用いて印刷すれば、レジスト画像が印刷中に脱落するの
を防止することができ、更に本発明の方法により得られ
た感光性樹脂凸版は寸法安定性に優れているため、接着
剤や磁気性金属板を用いることなく版胴に機械的固定手
段で直接且つ正規の位置に確実に固定することができる
。また、接着剤を用いていないので感光性樹脂凸版の取
り付は作業が簡単になり、しかも接着むらによる感光性
樹脂凸版の浮き上がりがなくなり版面の精度−11= 度が向上するという効果を奏する。
第1図及び第2図は感光性樹脂凸版の横断面図である。
Claims (5)
- (1)金属箔製支持体と液状の光重合性樹脂よりなる第
一層とを積層し、該第一層に活性光線を照射することに
より該第一層を硬化させて基体層とし、該基体層と液状
の光重合性樹脂よりなる第二層とを積層し、ネガフィル
ムを通して活性光線を照射することにより該第二層の所
定部分を硬化させてレジスト画像形成性層とし、その後
該レジスト画像形成性層を洗浄することにより該レジス
ト画像形成性層中の未硬化の光重合性樹脂を除去してレ
ジスト画像を形成することを特徴とする感光性樹脂凸版
の製版方法。 - (2)第一層を形成する液状の光重合性樹脂と第二層を
形成する液状の光重合性樹脂とが同一種類である特許請
求の範囲第(1)項記載の感光性樹脂凸版の製版方法。 - (3)第一層を硬化させる際、第一層の金属箔製支持体
の不存在表面を粗面化する特許請求の範囲第(1)項記
載の感光性樹脂凸版の製版方法。 - (4)第一層の金属箔製支持体の不存在表面を粗面化す
る方法として、活性光線不透過性網目模様を有するフィ
ルムを通して、活性光線を照射することにより第一層を
硬化させる方法を用いる特許請求の範囲第(3)項記載
の感光性樹脂凸版の製版方法。 - (5)第一層の金属箔製支持体の不存在表面を粗面化す
る方法として、該不存在表面に粗面化されたフィルムの
表面を密着させ、活性光線を照射することにより第一層
を硬化させる方法を用いる特許請求の範囲第(3)項記
載の感光性樹脂凸版の製版方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25688487A JPH0199054A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 感光性樹脂凸版の製版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25688487A JPH0199054A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 感光性樹脂凸版の製版方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199054A true JPH0199054A (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=17298750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25688487A Pending JPH0199054A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 感光性樹脂凸版の製版方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0199054A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008064812A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sony Corp | パターン構造体及びパターン形成方法 |
JP2011064950A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷用凸版およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP25688487A patent/JPH0199054A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008064812A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sony Corp | パターン構造体及びパターン形成方法 |
JP2011064950A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷用凸版およびその製造方法 |
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