JPH0199006A - プラスチツク光フアイバの製法 - Google Patents

プラスチツク光フアイバの製法

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JPH0199006A
JPH0199006A JP62256281A JP25628187A JPH0199006A JP H0199006 A JPH0199006 A JP H0199006A JP 62256281 A JP62256281 A JP 62256281A JP 25628187 A JP25628187 A JP 25628187A JP H0199006 A JPH0199006 A JP H0199006A
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JP
Japan
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spinning
fiber
optical fiber
polymer
weight
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Pending
Application number
JP62256281A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
Yoshihiro Nishihara
良浩 西原
Yoshihiro Uozu
吉弘 魚津
Masaaki Oda
正昭 小田
Toshinori Kanekawa
金河 俊儀
Teruhiko Sugimori
輝彦 杉森
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチック系光ファイバの新規な製法に関す
るものである。
し従来の技術〕 プラスチック系光ファイバは特公昭53−21660号
公報、同55−42261号公報に示される如く、透明
性良好なプラスチックを芯成分とし、鞘として、芯を形
成するプラスチックの屈折率よりも低い屈折率を有する
プラスチックを用いトルーコンシュケート溶融紡糸法に
て作られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した如く、プラスチック系光ファイバは溶融紡糸法
で作られているため、溶融紡糸工程でのプラスチックの
熱分解を妨ぐことか難しく光伝送効率の高いプラスチッ
ク光ファイバヲ作るには難点があること、更には光ファ
イバを作シ得るプラスチックは非結晶性ポリマーであり
溶融紡糸時におけるポリマーの延糸性が十分でないため
、細繊度の光ファイバを作ることは極めて難しく、また
多糸条紡糸法にて光ファイバを作ることも極めて難しい
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者等は細繊度のプラスチック系光ファイバ
を効率よく作る方法について検討した結果、湿式紡糸法
にて光ファイバを作ること圧よりその目的を達成しうろ
ことを見出し本発明を完成した。
本発明の要旨とするところは透明性良好な重合体を良溶
媒に溶解した紡糸原液を凝固浴中に紡出して付形し、失
透しないように乾燥処理し、必要により鞘層を形成する
ことを特徴とするプラスチック光ファイバの製法にある
本発明を実施するに際してプラスチック光ファイバを形
成するに際して用いるポリマーとしてはポリメチルメタ
クリレート(n=+49)、メチルメタクリレートを主
成分とするコポリマー(n =1.47〜1.50 )
、ポリスチレン(n=1.58)、スチレンを主成分と
するコポリマー(n=1.5Q〜1.S S )、スチ
レン・アクリロニトリル/コポリマー(n=1.56)
、ポリ4−メチルペンテン1(n:=1.46)、エチ
レン/酢ビコポリマー(n=1.46〜1.50 )、
ポリカーボネー)(n=1.so〜i、57 )、ポリ
クロロスチレン(n=1.61)、ポリ塩化ビニリデン
(n=1.53)、ポリ酢酸ビニル(n=1.47)、
メチルメタクリレート/スチレン、ビニルトルエン又#
′1a−y’チルスチレン/無水マレイン酸三元コポリ
マー又は四元コポリマー(n=1.50〜1.58)、
ポリジメチルシロキサン(n==140)、ポリアセタ
ール(n=1.48)、ポリテトラフルオロエチレン(
n=145)、ポリ7ツ化ビニリデン(n= +42 
)、ポリトリフルオロエチレン(n= +40 )、パ
ーフルオロプロピレン(n=1.54)、およびこれら
7ツ化エチレンの二元系、又は三元系コポリマー(n=
1.35〜1.40)、ポリフッ化ビニリデンとポリメ
チルメタクリレ−・ト・ブレンドポリ−r −(n =
 1.42〜1.46 )、一般式cH2=C(OH3
)OOORfで表わされるフッ化メタクリレートを主成
分とするコポリマーで、基Rfが(CH2)n(OF2
)nHであるコポリマー(n = 1.37〜t42)
、Rfが(OH2)tn(OF2)nF のもの(n=
1.37〜1.40 )、Rfが0H−(OF、)2 
のもの(n = 1.38 )、Rfが0(OF3)、
のもの(n=1.36)、Rfが01(20F20HF
OF3 のもの(n=1.40)、Rfが0H20FC
OF3)、、のもの(n=1.37)、およびこれらの
フッ化メタクリレートのコポリマー(n= 1.36〜
1.40)、およびこれらのフン化メタクリレートとメ
チルメタクリレートコポリマー(n=1.37〜1.4
3 )、一般式0H2= 0H−a o o R/rで
表わされるフッ化アクリレートを主成分とするポリマー
、但しRf’が(OH2)m (CF2 )nFのもの
(n= 1.37〜L40 )、Rf’が(CH2)m
(CF2)+1)Iのもの(n=1.37〜1.41 
)、Rf’がCH2CF20HF−OF5のもの(n=
1.41)、rr’rが0H(CH,)2のもの(n=
 1.58 )およびこれらフン化アクリレートコポリ
マー(n=1.36〜1.4?)、およびこれらフッ化
アクリレートと前記フン化メタクリレートコポリマー(
n=1.36〜t41)、およびこれらフッ化アクリレ
ートとフン化メタクリレートとメチルメタクリレートコ
ポリマー(n=1.57〜L43)、一般弐〇H2=O
F−C0OR’tで表わされる2−フルオロアクリレー
トを主成分とするポリマー、およびそのコポリマー(n
= 1.57〜1.42 )、(ただし、式中frはO
H3、(CH2)m(CF2)nF、  (OH2)m
(OF2)nH。
CH2CF2CHFCF3、c(cp’5)2  を示
す)などを例示することができる。
本発明によって作られるプラスチック光ファイバは芯−
鞘構造を形成しており、芯形成用ポリマーの屈折率n、
と鞘形成用ポリマーの屈折率n2  とは n 、n 2≧0.01 なる関係を満足するよう前記ポリマーを組合せ選定する
のがよい。
本発明を実施するに際し透明性良好なポリマーを溶解し
紡糸原液を作るに際して用いる良溶媒としては、アセト
ン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、ベ
ンゼン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、プ
ロピオン酸メチル等が挙げられる。
凝固浴としては水、メタノール、エタノール等の貧溶媒
を主体とするもの或いは上記良溶媒とこれら貧溶媒との
混合溶媒が用いうる。この中で一番良いのがアセトン(
良溶媒)−水(貧溶媒)の組合わせである。
また上記紡糸原液中のポリマー濃度としては重合体の分
子量と濃度との関係から一義的に規定するのは困難であ
るが、5〜50重量%、好しくは10〜45重量%の範
囲に選定することが好ましい。
濃度が5重量%以下及び50重量%以上の時は乾燥工程
で光フアイバ同士が接着したシ、凝固後の繊維が透明化
しなくなったシする不都合が生じ易い。
上記紡糸原液中のポリマー濃度は通常5〜50%、好し
くけ5〜35%の範囲がよい。
本発明を実施するに際して用いる紡糸法としては紡糸ノ
ズルが凝固液中に浸漬された状態で紡糸を行なう湿式紡
糸法、紡糸ノズル面が凝固液面より浮いた状態で紡糸す
る乾−湿式紡糸法を用いるのがよい。
本発明によ)透明性良好な光ファイバを得るためK特に
重要となるのは乾燥工程である。湿式紡糸及び乾−湿式
紡糸法により形成した凝固糸は乾燥前は不透明であるこ
とが多い。この凝固糸をなるべく早く乾燥することが透
明な光ファイバを得るためには不可欠である。そのため
紡糸工程において凝固浴通過後すぐに乾燥工程を設ける
ことが必要不可欠となる。またこの乾燥が遅くなると乾
燥しても不透化したままである場合が多いので留意を要
する。
鞘層の形成は芯ファイバを乾燥処理することKxシ得た
透明ファイバの外周に芯材を構成する重合体の屈折率よ
シも0.01以上低い屈折率を有する樹脂、とくに光硬
化性樹脂被覆し硬化処理することによって鞘層を形成す
る方法、凝固浴中に或いは洗浄剤中に光フアイバ鞘層形
成ポリマーを溶解ないし分散させておいて湿った状態で
凝固した芯ファイバの外周に鞘をつける方法等を用いる
ことができる。
〔効果〕
従来用いられてきた溶融紡糸法によっては製造困難であ
った細繊度の元ファイバが、多糸条紡糸法で製造できし
かも鞘層をつけた状態での光ファイバの集合方法を工夫
することにより独立した光ファイバや配列度が高く集合
された集合ファイバが得られる。また湿式紡糸のために
ノズルのホール数を増やすことは容易であるので、多す
い化が従来の溶融紡糸法による光ファイバの製造に比べ
ずつと容易である。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 ポリメタクリル酸メチルをアセトンに溶解し、ポリマー
濃度30重量%の紡糸原液を調製したこの紡糸原液’1
i20tl:’に保温したスピンタンクから孔径60μ
m 孔数150の紡糸ノズルを用いアセトン50重量部
、水50重量部からなる温度20Cの凝固浴を用いて湿
式紡糸を行なうことにより芯形成用の凝固糸とした。
こうして得た凝固糸を熱風を送シ込み温度80Cに保っ
た乾燥筒を通し乾燥しつつ1.5倍に延伸し透明なポリ
メタクリル酸メチルの糸が得られた。
この透明な糸t 1.1,2.2−テトラハイドロパー
フルオロデシルメタクリレート92 重i%、1.6−
ヘキサンジオールジアクリレート5重量%、1−ヒドロ
キシシクロへキシルフェニルケトン3重量%からなる紫
外線硬化樹脂よシなる鞘形成浴に浸漬してその紫外線硬
化樹脂樹脂の付着した糸の束を紫外線照射装置中を通し
て鞘層の硬化処理を行ったところ150本の光ファイバ
が集合した集合光ファイバが得られた。
なおこの紫外線硬化樹脂の硬化後の屈折率は1.378
であった。
またこの集合光ファイバの平均直径は750μであり3
0crn当りの白色光透過率は31%であった。
実施例2 ポリメタクリル酸メチルをアセトンに溶解し、濃度25
重量%の紡糸原液を得た。
この紡糸原液を用いて実施例1と同様の方法で紡糸して
凝固糸となし、直ちに乾燥処理して透明な糸とした。こ
の透明な糸の集合体を2,2゜2−トリフルオロエチル
アクリレート80重量%、2,2.2−トリフルオロエ
チルメタクリレートの重合体12重量%、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレート5 :i!E t%、1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン3重量%から
なる紫外線硬化樹脂よりなる鞘形成浴に浸漬した後紫外
線照射処理し、鞘層を硬化せしめ150本の光ファイバ
を集合した集合光ファイバを得た。
この集合光ファイバは30Cm当りの白色光透過率は2
8%であった。
比較例 実施例1で用いた紡糸原液をアセトン/水=1=1(重
量比)からな多温度20Cに保った凝固浴を用いて湿式
紡糸を行なった。
こうして得た凝固糸を室温下で1.5倍延伸すると糸は
白化してしまった。
実施例3 フェニルメタクリレート100重量部K n −オクチ
ルメルカプタン0.03重量部、2.2’−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.05重量部か
らなる単量体混合物を酸素不存在下65Cで4時間加熱
重合し、後120Cで2時間加熱処理しポリフェニルメ
タクリレートを得た。
このポリフェニルメタクリレートをアセトンに溶解し、
濃度30重量%の紡糸原液を調製した。
この紡糸原液Q20 t:’に保温したスピンタンクか
ら孔径100μm、孔数100の紡糸ノズルを用いアセ
トン30重量部、水70重量部からなる温度20Cの凝
固浴中に紡出して湿式紡糸を行なった。
こうして得た凝固糸を熱風を送シ込み温度を80Cに保
った乾燥筒を通し乾燥しつつ1.25倍に延伸し透明な
ポリフェニルメタクリレートの糸が得られた。
この透明な糸をポリメチルメタクリレートをクロロホル
ムに溶解し濃度25重量%の鞘形成用コーティング溶液
に浸漬し、そのコーテイング液のついた糸を乾燥筒中で
乾燥した。すると光フアイバ100本が集合された集合
ファイバが得られた。
この集合ファイバは30−当シの白色光透過率は26%
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明性良好な重合体を良溶媒に重合体濃度5〜50%と
    なるように溶解した紡糸原液を凝固浴中に紡出して付形
    し、失透しないように乾燥処理し、必要により鞘層を形
    成することを特徴とする光ファイバの製法。
JP62256281A 1987-10-13 1987-10-13 プラスチツク光フアイバの製法 Pending JPH0199006A (ja)

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