JPH0198933A - トーションバー式トルク検出装置 - Google Patents
トーションバー式トルク検出装置Info
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- JPH0198933A JPH0198933A JP25457287A JP25457287A JPH0198933A JP H0198933 A JPH0198933 A JP H0198933A JP 25457287 A JP25457287 A JP 25457287A JP 25457287 A JP25457287 A JP 25457287A JP H0198933 A JPH0198933 A JP H0198933A
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はトーションバーの両端の捩れ角を検出すること
により、トーションバーに加わるトルクを検出し、特に
自動車の電動パワーステアリングのトルク検出用に適し
たトーションバー式トルク検出装置に関するものである
。
により、トーションバーに加わるトルクを検出し、特に
自動車の電動パワーステアリングのトルク検出用に適し
たトーションバー式トルク検出装置に関するものである
。
(従来の技術)
従来、自動車のパワーステアリングは主に油圧によりハ
ンドルの操舵力を支援するものが殆んどであった。しか
し近年パワーステアリングに対し、低速では軽く回り、
高速では重い感触を味わえる、滑めらかな操舵力支援が
要求されて来て居り、油圧式では、これらの要求にきめ
細く対応できず、これを解決するために、ハンドル操舵
力をトルクセンサで検出し、これと速度センサの信号を
基にして、マイコン等の電気制御装置が電動モータを制
御して、操舵力を補助する電動パワーステアリングが実
用化されつつある。
ンドルの操舵力を支援するものが殆んどであった。しか
し近年パワーステアリングに対し、低速では軽く回り、
高速では重い感触を味わえる、滑めらかな操舵力支援が
要求されて来て居り、油圧式では、これらの要求にきめ
細く対応できず、これを解決するために、ハンドル操舵
力をトルクセンサで検出し、これと速度センサの信号を
基にして、マイコン等の電気制御装置が電動モータを制
御して、操舵力を補助する電動パワーステアリングが実
用化されつつある。
この電動パワーステアリング用のトルクセンサとして、
主にトーションバー式のものが、提案されていて、代表
的なものとして、ポテンショメータ式とホール素子方式
の2つがある。ポテンショメータ方式はその固定子側と
回転子側をトーションバーの両端に固定し、捩れ角を抵
抗変化で検出する。また約4回転するハンドル軸にポテ
ンショメータを取り付けるため、回転するポテンショメ
ータ回路を外部にとり出すためにスリップリングで電気
的に接続している。
主にトーションバー式のものが、提案されていて、代表
的なものとして、ポテンショメータ式とホール素子方式
の2つがある。ポテンショメータ方式はその固定子側と
回転子側をトーションバーの両端に固定し、捩れ角を抵
抗変化で検出する。また約4回転するハンドル軸にポテ
ンショメータを取り付けるため、回転するポテンショメ
ータ回路を外部にとり出すためにスリップリングで電気
的に接続している。
また、ホール素子式はトーションバーの一端に永久磁石
を置き、トーションバーの他端にホール素子を取り付け
、捩れ角によりホール素子に加わる磁界強度が変わるよ
うにし、この変化をホール素子で検出する。この場合、
ホール素子の出力信号が小さいので、アンプをホール素
子近くに置く。
を置き、トーションバーの他端にホール素子を取り付け
、捩れ角によりホール素子に加わる磁界強度が変わるよ
うにし、この変化をホール素子で検出する。この場合、
ホール素子の出力信号が小さいので、アンプをホール素
子近くに置く。
またホール素子、アンプはハンドル軸と共に4回転する
ので、この回転回路を外部へ取り出すためスリップリン
グで電気的に接続している。
ので、この回転回路を外部へ取り出すためスリップリン
グで電気的に接続している。
(発明が解決しようとする問題点)
上記トルクセンサで、ポテンショメータ式は抵抗膜上を
回転子がすべるため、抵抗膜を劣化させる欠点を持ち、
また、この部分の接触不良が発生する欠点を持つ。また
スリップリングの部分でも接触不良を発生する欠点を持
つ。
回転子がすべるため、抵抗膜を劣化させる欠点を持ち、
また、この部分の接触不良が発生する欠点を持つ。また
スリップリングの部分でも接触不良を発生する欠点を持
つ。
また、ホール素子式は、永久磁石の劣化の問題、ホール
素子の出力が弱いため、電気ノイズの影響を受は易いと
いう問題、使用部品(半導体)の許容温度制限からセン
サを自動車のエンジンルームのような温度条件の苛酷な
環境に置けないという欠点、スリップリング部の接触不
良等の欠点を持つ。これらの欠点は人命にも影響しかね
ない重大な事故をひき起す可能性がある。
素子の出力が弱いため、電気ノイズの影響を受は易いと
いう問題、使用部品(半導体)の許容温度制限からセン
サを自動車のエンジンルームのような温度条件の苛酷な
環境に置けないという欠点、スリップリング部の接触不
良等の欠点を持つ。これらの欠点は人命にも影響しかね
ない重大な事故をひき起す可能性がある。
本発明の目的は、信頼性が高く、機械的に強固で、長寿
命のセンサを得るにある。このため、センサを回転する
ハンドル軸に取り付けるときスリップリング等の接触部
をなくする。また、広い温度範囲で使用できる部品を使
用し、また検出信号レベルを大きくし、電気ノイズの影
響を受けないセンサを得ることにある。
命のセンサを得るにある。このため、センサを回転する
ハンドル軸に取り付けるときスリップリング等の接触部
をなくする。また、広い温度範囲で使用できる部品を使
用し、また検出信号レベルを大きくし、電気ノイズの影
響を受けないセンサを得ることにある。
また、トルクが零のときの検出信号出力零点ドリフトが
温度的にも、経年的にも変化の少ないトルクセンサを得
ることにある。
温度的にも、経年的にも変化の少ないトルクセンサを得
ることにある。
また本発明の目的はトーションバーの捩れ角が小さく十
分大きな検出信号出力振巾が得られる高感度、低ドリフ
トのセンサを得ることにある。
分大きな検出信号出力振巾が得られる高感度、低ドリフ
トのセンサを得ることにある。
また、構成が簡単で、使用部品数が少なく、組立時間が
短い、量産時の製造コストが低い、大量生産に適したト
ルクセンサを得ることにある。
短い、量産時の製造コストが低い、大量生産に適したト
ルクセンサを得ることにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は静止した環状コイルと、それをとり囲み、その
内径部が開放されて、磁気通路が完成しない中空、環状
固定子鉄心と、この固定子鉄心の内径開放部に互いに回
転自在なドーナツ円板状磁性体の第1、第2の回転磁極
を置いて、上記コイルの磁気通路を完成させ、また第1
、第2回転磁極の相対向面には各々歯が切ってあり、こ
れらの歯の山と谷をガタのある状態で噛合わす。同軸上
に同様な環状コイルと中空環状鉄心と第3、第4の回転
磁極から成るユニットを従続して置き、トルク検出用ト
ーションバーの入力軸に第1の回転磁極を固定し、第4
の回転磁極をトーションバーの出力軸に固定する。又、
第2の回転磁極と第3の回転磁極は回転自在な内側回転
筒に固定され、これらは同時に同期して回転する。この
内側回転筒はスプリングにより常に一定方向の回転力が
与えられていて、第2の回転磁極と第3の回転磁極の歯
が第1の回転磁極と第4の回転磁極の歯を一定方向に押
さえつける構造となっている。
内径部が開放されて、磁気通路が完成しない中空、環状
固定子鉄心と、この固定子鉄心の内径開放部に互いに回
転自在なドーナツ円板状磁性体の第1、第2の回転磁極
を置いて、上記コイルの磁気通路を完成させ、また第1
、第2回転磁極の相対向面には各々歯が切ってあり、こ
れらの歯の山と谷をガタのある状態で噛合わす。同軸上
に同様な環状コイルと中空環状鉄心と第3、第4の回転
磁極から成るユニットを従続して置き、トルク検出用ト
ーションバーの入力軸に第1の回転磁極を固定し、第4
の回転磁極をトーションバーの出力軸に固定する。又、
第2の回転磁極と第3の回転磁極は回転自在な内側回転
筒に固定され、これらは同時に同期して回転する。この
内側回転筒はスプリングにより常に一定方向の回転力が
与えられていて、第2の回転磁極と第3の回転磁極の歯
が第1の回転磁極と第4の回転磁極の歯を一定方向に押
さえつける構造となっている。
(作 用)
上記構成に於いて、トルクが零のとき、第1、第2の回
転磁極歯同志が密着状態、第3、第4の回転磁極の歯同
志が密着状態にあり、このとき、両方のコイルの磁気抵
抗が最小となり、両コイルの自己インダクタンスは最大
となる。一方、正方向トルクが加わると、第1、第2の
回転磁極の歯間に空隙ができ、第3、第4の回転磁極の
歯同志は密着状態になるため、前者のコイルの自己イン
ダクタンスは減少する。
転磁極歯同志が密着状態、第3、第4の回転磁極の歯同
志が密着状態にあり、このとき、両方のコイルの磁気抵
抗が最小となり、両コイルの自己インダクタンスは最大
となる。一方、正方向トルクが加わると、第1、第2の
回転磁極の歯間に空隙ができ、第3、第4の回転磁極の
歯同志は密着状態になるため、前者のコイルの自己イン
ダクタンスは減少する。
また、負方向トルクが加わると、第1、第2の回転磁極
の歯同志は密着状態、第3、第4の回転磁極の歯間に空
隙ができ、後者のコイルの自己インダクタンスは減少す
る。
の歯同志は密着状態、第3、第4の回転磁極の歯間に空
隙ができ、後者のコイルの自己インダクタンスは減少す
る。
かくして、本センサの2つのコイルの自己インダクタン
スの変化を検出することによって、トーションバーに加
わるトルクを検出することができる。
スの変化を検出することによって、トーションバーに加
わるトルクを検出することができる。
(実 施 例)
本発明の実施例を第1図に示し、また、その主要構成部
品の立体図を第2図に示す。また第1図のA−Aの一定
半径の円周方向より回転磁極を見た展開図を第3図に示
す。
品の立体図を第2図に示す。また第1図のA−Aの一定
半径の円周方向より回転磁極を見た展開図を第3図に示
す。
第1図の静止している環状コイル14の回りを静止して
いる中空環状固定子鉄心10.11と、固定子鉄心10
.11の内側に置かれた回転可能なドーナツ円板状の第
1の回転磁極6と第2の回転磁極7とがとり囲み、コイ
ル14の磁気通路を形成する。
いる中空環状固定子鉄心10.11と、固定子鉄心10
.11の内側に置かれた回転可能なドーナツ円板状の第
1の回転磁極6と第2の回転磁極7とがとり囲み、コイ
ル14の磁気通路を形成する。
第1、第2の回転磁極6,7の相対向する側面には第2
図に示すように12個の歯が切ってあり、これらの歯は
、第3図の展開図のように噛み合っている。
図に示すように12個の歯が切ってあり、これらの歯は
、第3図の展開図のように噛み合っている。
以上の組立、構成と全く同様な組立構成として、環状コ
イル17の回りを静止している固定子鉄心12゜13と
回転可能なドーナツ円板状の第3の回転磁極8と第4の
回転磁極9とがとり囲み、コイル17の磁気通路を形成
する。第3、第4の回転磁極8゜9の相対向する面にも
12個の歯が切ってあり、これらの歯は第3図の展開図
のように噛み合っている。
イル17の回りを静止している固定子鉄心12゜13と
回転可能なドーナツ円板状の第3の回転磁極8と第4の
回転磁極9とがとり囲み、コイル17の磁気通路を形成
する。第3、第4の回転磁極8゜9の相対向する面にも
12個の歯が切ってあり、これらの歯は第3図の展開図
のように噛み合っている。
第1の回転磁極6は中空円筒状の非磁性体の第1の回転
筒1の上に固定され、この第1の回転筒1は固定子鉄心
10の内径面を滑って自由に回転できる。同様に第4の
回転磁極9は第2の回転筒2の上に固定され、この回転
筒2は固定子鉄心13の内径面を滑って自由に回転でき
るようになっている。また第2の回転磁極7と第3の回
転磁極8は共に内側回転筒3に固定され、この内側回転
筒3は固定子鉄心11.12の内径面を滑って自由に回
転できるようになっている。
筒1の上に固定され、この第1の回転筒1は固定子鉄心
10の内径面を滑って自由に回転できる。同様に第4の
回転磁極9は第2の回転筒2の上に固定され、この回転
筒2は固定子鉄心13の内径面を滑って自由に回転でき
るようになっている。また第2の回転磁極7と第3の回
転磁極8は共に内側回転筒3に固定され、この内側回転
筒3は固定子鉄心11.12の内径面を滑って自由に回
転できるようになっている。
第1の回転筒1と内側回転筒3の間にスプリング4が介
在し、回転筒1に対し回転筒3が左回転与える。
在し、回転筒1に対し回転筒3が左回転与える。
同様にして、第2の回転筒2と内側回転筒3の間にスプ
リング5が介在し、回転筒2に対し、内側回転筒3が左
回転(第1の回転筒1より第2の回転筒2への軸方向か
ら見て反時計方向に回転)するような回転力を与える。
リング5が介在し、回転筒2に対し、内側回転筒3が左
回転(第1の回転筒1より第2の回転筒2への軸方向か
ら見て反時計方向に回転)するような回転力を与える。
第1図の回転筒1はトーションバー21の入力軸22の
上に固定され1回転筒2はトーションバー21の出力軸
23にフレキシブル、カップリング24を介して固定さ
れる。
上に固定され1回転筒2はトーションバー21の出力軸
23にフレキシブル、カップリング24を介して固定さ
れる。
固定子鉄心10.11.12.13は各々接着材で密着
接合され、ケース20で覆われる。
接合され、ケース20で覆われる。
本センサの主要部品の中、回転筒1と2と3、回転磁極
6と7と8と9.固定子鉄心1oと11と12と13は
各々同一形状の同一種類の部品を使う。これらの部品は
大量生産に適するように加圧成形品として生産される。
6と7と8と9.固定子鉄心1oと11と12と13は
各々同一形状の同一種類の部品を使う。これらの部品は
大量生産に適するように加圧成形品として生産される。
この場合、上記部品のための成形用金型は3種類で良い
。回転筒1,2.3は固定子鉄心の内径面との滑すマサ
ッを小さくするためテフロン等の摩擦係数の小さいプラ
スチック成形品または、非磁性金属成形品を用いる。回
−転磁極6,7,8.9と固定子鉄心10.11.12
.13は磁性粉材料を加圧成形し、それを焼結して製造
する方式のフェライトコア、ダストコア、焼結磁性合金
等の成形品で製造することが可能である。
。回転筒1,2.3は固定子鉄心の内径面との滑すマサ
ッを小さくするためテフロン等の摩擦係数の小さいプラ
スチック成形品または、非磁性金属成形品を用いる。回
−転磁極6,7,8.9と固定子鉄心10.11.12
.13は磁性粉材料を加圧成形し、それを焼結して製造
する方式のフェライトコア、ダストコア、焼結磁性合金
等の成形品で製造することが可能である。
これらの部品は第2図に示した方法で簡単に数分間で組
立てら九最後に接着材で接着すれば完成する。
立てら九最後に接着材で接着すれば完成する。
第1図の環状コイル14が作る磁束は磁束通路として、
固定子鉄心11→固定子鉄心10→第1の回転磁極6→
第2の回転磁極7→固定子鉄心11を周回する磁気回路
を通る。この磁気回路中に固定子鉄心10と第1の回転
磁極6の間、固定子鉄心11と第2の回転磁極7の間に
は空隙があるが、磁極6゜7が固定子鉄心内を回転した
ときこの空隙部の磁気抵抗の変動が、磁気回路中のこれ
以外の全磁気抵抗値に比し無視できる程小さく設計する
。
固定子鉄心11→固定子鉄心10→第1の回転磁極6→
第2の回転磁極7→固定子鉄心11を周回する磁気回路
を通る。この磁気回路中に固定子鉄心10と第1の回転
磁極6の間、固定子鉄心11と第2の回転磁極7の間に
は空隙があるが、磁極6゜7が固定子鉄心内を回転した
ときこの空隙部の磁気抵抗の変動が、磁気回路中のこれ
以外の全磁気抵抗値に比し無視できる程小さく設計する
。
同様にして、環状コイル17が作る磁束は磁束通路とし
て、固定子鉄心13→固定子鉄心12→第3の回転磁極
8→第4の回転磁極9→固定子鉄心13を周回する磁気
回路を通る。
て、固定子鉄心13→固定子鉄心12→第3の回転磁極
8→第4の回転磁極9→固定子鉄心13を周回する磁気
回路を通る。
さて、第1図の半径一定の円周A−A断面から見た回転
磁極6,7,8.9の展開図である第3図は、トーショ
ンバー21に加わっているトルクが零のときの回転磁極
6,7,8.9の歯の噛合い状態を示す図で第1の回転
磁極6の歯面の下側に第2の回転磁極7の歯間の上側が
密着しており、第4の回転磁極9の歯面の下側に第3の
回転磁極8の歯間の上側が密着した状態になっている。
磁極6,7,8.9の展開図である第3図は、トーショ
ンバー21に加わっているトルクが零のときの回転磁極
6,7,8.9の歯の噛合い状態を示す図で第1の回転
磁極6の歯面の下側に第2の回転磁極7の歯間の上側が
密着しており、第4の回転磁極9の歯面の下側に第3の
回転磁極8の歯間の上側が密着した状態になっている。
これらの歯が密着するようにスプリング4は第1の回転
磁極6の歯を下方向へ、第2の回転磁極7の歯を上方向
へ動かす力を加わえる。同時にスプリング5は第4の回
転磁極9の歯を下方向へ、第3の回転磁極8の歯を上方
向へ動かす力を加ねえる。
磁極6の歯を下方向へ、第2の回転磁極7の歯を上方向
へ動かす力を加わえる。同時にスプリング5は第4の回
転磁極9の歯を下方向へ、第3の回転磁極8の歯を上方
向へ動かす力を加ねえる。
第3図のトルク二〇の状態から、トーションバー21に
正方向のトルクが加わると、入力軸22と出力軸23間
に相対的な捩れ角変位が発生し、これが第1の回転筒1
と第2の回転筒2に回転角度変位をもたらす。これによ
り、第3図で、回転筒1が上方へ、回転筒2が下方へ相
対的に変化する。第2の回転筒2が下方へ変位するとこ
の上に固定した第4の回転磁極9の歯を下方に変位させ
、第3の回転磁極8の歯を密着状態で下方へ変位させる
。
正方向のトルクが加わると、入力軸22と出力軸23間
に相対的な捩れ角変位が発生し、これが第1の回転筒1
と第2の回転筒2に回転角度変位をもたらす。これによ
り、第3図で、回転筒1が上方へ、回転筒2が下方へ相
対的に変化する。第2の回転筒2が下方へ変位するとこ
の上に固定した第4の回転磁極9の歯を下方に変位させ
、第3の回転磁極8の歯を密着状態で下方へ変位させる
。
これは第3の回転磁極8と内側回転筒3により強固に結
合した第2の回転磁極7の歯も下方へ同じたけ変位させ
る、また第1の回転筒1が上方へ移動すると、この上に
固定した第1の回転磁極6の歯をスプリング4の力に逆
って上方へ変位させる、かくして第1の回転磁極6の歯
間下側と第2の回転磁極7の歯面上側面に空隙が発生し
、その空隙長δはトーションバー21の捩れ角に比例す
るので、δはトーションバーに加わる正方向のトルクに
比例することになる。
合した第2の回転磁極7の歯も下方へ同じたけ変位させ
る、また第1の回転筒1が上方へ移動すると、この上に
固定した第1の回転磁極6の歯をスプリング4の力に逆
って上方へ変位させる、かくして第1の回転磁極6の歯
間下側と第2の回転磁極7の歯面上側面に空隙が発生し
、その空隙長δはトーションバー21の捩れ角に比例す
るので、δはトーションバーに加わる正方向のトルクに
比例することになる。
かくして正方向トルクが加わると、コイル14の磁気回
路中の第1の回転磁極6と第2の回転磁極7の歯間に空
隙ができ、磁気抵抗が増加し、該コイル14の自己イン
ダクタンスLを減少させる。今、この歯間の対向空隙面
積をSとし、歯数をnとすの式で表現できることは周知
である。
路中の第1の回転磁極6と第2の回転磁極7の歯間に空
隙ができ、磁気抵抗が増加し、該コイル14の自己イン
ダクタンスLを減少させる。今、この歯間の対向空隙面
積をSとし、歯数をnとすの式で表現できることは周知
である。
コイル14の磁気回路中のこの空隙部以外の全磁気抵抗
をR6とすれば、コイル14の巻数をNとしたとき、コ
イル14の自己インダクタンスLは■式で与えられる。
をR6とすれば、コイル14の巻数をNとしたとき、コ
イル14の自己インダクタンスLは■式で与えられる。
一方、正方向のトルクが加わったとき、第3の回転磁極
8と第4の回転磁極9の歯同志は密着状態のままで、空
隙長δ=Oで変位するので、コイル17の自己インダク
タンスLは(0式のδ=Oと置反対に負方向のトルクが
加わると、第3図で、第1の回転筒1が下側へ、第2の
回転筒2が上方へ相対的に変位する。この相対変位は第
1の回転磁極6と第2の回転磁極7の歯間を密着状態に
し、第3の回転磁極8と第4の回転磁極9の歯間にスプ
リング5の力に逆って、空隙長δを発生せしめる。この
δはトーションバー21に加わる負方向のトルクに比例
することになる。
8と第4の回転磁極9の歯同志は密着状態のままで、空
隙長δ=Oで変位するので、コイル17の自己インダク
タンスLは(0式のδ=Oと置反対に負方向のトルクが
加わると、第3図で、第1の回転筒1が下側へ、第2の
回転筒2が上方へ相対的に変位する。この相対変位は第
1の回転磁極6と第2の回転磁極7の歯間を密着状態に
し、第3の回転磁極8と第4の回転磁極9の歯間にスプ
リング5の力に逆って、空隙長δを発生せしめる。この
δはトーションバー21に加わる負方向のトルクに比例
することになる。
かくして、負方向のトルクが加わると、コイルリ、コイ
ル17の自己インダクタンスLはω式で与えられ、空隙
長δ (負トルクに比例)の増加と共に、Lの値は減少
する。
ル17の自己インダクタンスLはω式で与えられ、空隙
長δ (負トルクに比例)の増加と共に、Lの値は減少
する。
さて、4回転するハンドル軸と同軸にあるトーションバ
ー21が回転中、トーションバーにトルクが加わり、一
定の捩れ角変位があると、このトルクに比例した空隙長
δの空隙が歯間に発生し、0)式のコイルの自己インダ
クタンスがトーションバーの回転角に無関係にコイルよ
り得られる。
ー21が回転中、トーションバーにトルクが加わり、一
定の捩れ角変位があると、このトルクに比例した空隙長
δの空隙が歯間に発生し、0)式のコイルの自己インダ
クタンスがトーションバーの回転角に無関係にコイルよ
り得られる。
また、このコイルは静止して居り、スリップリング等の
接触部なしに外部へ電気接続できる。
接触部なしに外部へ電気接続できる。
第3図に於いて、今、トーションバーの捩れ角が大きく
なり過ぎ、例えば正トルクの場合、第1の回転磁極6の
歯間下側と第2の回転磁極7の歯面上側の空隙長と、第
1の回転磁極6の歯面上側と第2の回転磁極7の歯間下
側の空隙長と等しくなる制限トルク値以上になると、コ
イル14の自己インダクタンスLは再び増加し始める不
都合が生じる。したがって、この制限トルク値以上にな
るとき、トーションバー21の捩れ角がこれ以上になら
ない捩れ角制限機構を設けることが必要であるが、自動
車のパワーステアリングの場合、捩れ角過大危険防止の
ため、この制限機構はトーションバーに設けられている
のが普通である。
なり過ぎ、例えば正トルクの場合、第1の回転磁極6の
歯間下側と第2の回転磁極7の歯面上側の空隙長と、第
1の回転磁極6の歯面上側と第2の回転磁極7の歯間下
側の空隙長と等しくなる制限トルク値以上になると、コ
イル14の自己インダクタンスLは再び増加し始める不
都合が生じる。したがって、この制限トルク値以上にな
るとき、トーションバー21の捩れ角がこれ以上になら
ない捩れ角制限機構を設けることが必要であるが、自動
車のパワーステアリングの場合、捩れ角過大危険防止の
ため、この制限機構はトーションバーに設けられている
のが普通である。
トルクによって変化するコイル14.17の自己インダ
クタンスLの値を電子回路で検出し、その出力からトル
クに略比例した直流電圧信号を得ることができる。この
電子回路の一実施例を第4図に示す。
クタンスLの値を電子回路で検出し、その出力からトル
クに略比例した直流電圧信号を得ることができる。この
電子回路の一実施例を第4図に示す。
第4図で、発振器25からの交流電圧出力Vsを前記コ
イル14の端子15と抵抗26の一端と同期整流回路2
8の基準入力端子Rに接続する。コイル14の端子16
とコイル17の端子18とを接続し、同期整流回路28
のS十入力端子に接続する。抵抗26の他端と抵抗27
の一端を接続し、同期整流回路28のS−入力端子に接
続する。コイル17の端子19と抵抗27の他端をアー
スに接続する。抵抗26と27の抵抗値を等しくすると
、S−入力端子の電圧は常にVs/2になる。
イル14の端子15と抵抗26の一端と同期整流回路2
8の基準入力端子Rに接続する。コイル14の端子16
とコイル17の端子18とを接続し、同期整流回路28
のS十入力端子に接続する。抵抗26の他端と抵抗27
の一端を接続し、同期整流回路28のS−入力端子に接
続する。コイル17の端子19と抵抗27の他端をアー
スに接続する。抵抗26と27の抵抗値を等しくすると
、S−入力端子の電圧は常にVs/2になる。
同期整流回路28はS十入力端子とS−入力端子間の電
位差が基準入力端子Rに加えられる交流電圧と同相のと
き正の、逆相のとき負の電位差振巾に比例して直流電圧
をその出力端子29に出力する周知の同期整流回路であ
る。
位差が基準入力端子Rに加えられる交流電圧と同相のと
き正の、逆相のとき負の電位差振巾に比例して直流電圧
をその出力端子29に出力する周知の同期整流回路であ
る。
今、トルクが零のとき、コイル14とコイル17の8十
入力端子に加わる電圧はVs/2となり、S十。
入力端子に加わる電圧はVs/2となり、S十。
S−入力端子間の電位差はOvとなり、出力端子29に
はOvの直流出力電圧が現られれる。
はOvの直流出力電圧が現られれる。
また、正のトルクが加わると、コイル14の自己インダ
クタンスLが、■式のように変化し、空隙しかし、コイ
ル17の自己インダクタンスLは−Vs/2から増大し
始め、出力端子29に正の直流電圧が発生する。
クタンスLが、■式のように変化し、空隙しかし、コイ
ル17の自己インダクタンスLは−Vs/2から増大し
始め、出力端子29に正の直流電圧が発生する。
反対に、負のトルクが加わると、コイル14の自の自己
インダクタンスLが■式のように変化し、出力端子29
に負の直流電圧が発生する。
インダクタンスLが■式のように変化し、出力端子29
に負の直流電圧が発生する。
この出力端子29のトルク検出出力信号は電動パワース
テアリングの制御装置に取り込まれる。
テアリングの制御装置に取り込まれる。
一般に加圧成形品で製造される回転磁極コア、固定子鉄
心コア部品の個別寸法のバラツキを小さく管理すること
は、高温焼結の製造工程上困難である。
心コア部品の個別寸法のバラツキを小さく管理すること
は、高温焼結の製造工程上困難である。
一方、本実施例で部品の寸法精度が問題になる箇所とし
て、固定子鉄心と回転磁極との回転部空隙を極力小さく
なるように組立てる必要があるが、これは、第1の回転
磁極と第2の回転磁極間及び第3の回転磁極と第4の回
転磁極間のスラスト方向距離を任意に変えて組立てれる
ので、この回転部空隙を部品のバラツキに無関係に一定
値に管理して組立てることができる利点を持っている。
て、固定子鉄心と回転磁極との回転部空隙を極力小さく
なるように組立てる必要があるが、これは、第1の回転
磁極と第2の回転磁極間及び第3の回転磁極と第4の回
転磁極間のスラスト方向距離を任意に変えて組立てれる
ので、この回転部空隙を部品のバラツキに無関係に一定
値に管理して組立てることができる利点を持っている。
(他の実施例)
本発明の他の実施例を第5図に示し、また、第5図のA
−A断面図の一部を第6図に示す。
−A断面図の一部を第6図に示す。
第5図の実施例では、第1図の実施例の構成要素である
第2の回転磁極7と第3の回転磁極8とを一諸にして、
中間回転磁極30で置き換え、第1図の固定子鉄心11
と12とを一諸にして、T形固定子鉄心33で置き換え
、第1図の固定子鉄心10.13を各々L形固定子鉄心
31.32で置き換えている。
第2の回転磁極7と第3の回転磁極8とを一諸にして、
中間回転磁極30で置き換え、第1図の固定子鉄心11
と12とを一諸にして、T形固定子鉄心33で置き換え
、第1図の固定子鉄心10.13を各々L形固定子鉄心
31.32で置き換えている。
第5図の実施例の上記以外の構成要素は第1図のそれと
全く同じであるので第1図と同一の符号を各構成要素に
つけて示した。
全く同じであるので第1図と同一の符号を各構成要素に
つけて示した。
また、中間回転磁極30は内側回転筒3の上に固定され
る。
る。
また、第1図の実施例では固定子鉄心10.11゜12
、13と回転磁極6,7,8.9間の各磁気通路は軸端
平面の微小長空隙部で得ていたが、第5図の実施例では
、固定子鉄心31.33.32と回転磁極6.30.9
間の各磁気通路は円周面の空隙部で得ている。
、13と回転磁極6,7,8.9間の各磁気通路は軸端
平面の微小長空隙部で得ていたが、第5図の実施例では
、固定子鉄心31.33.32と回転磁極6.30.9
間の各磁気通路は円周面の空隙部で得ている。
第5図の実施例の作用は第1の実施例と全く同じで、ト
ーションバー21の捩れ角に応じて、コイル14.17
の自己インダクタンスLが変化する。
ーションバー21の捩れ角に応じて、コイル14.17
の自己インダクタンスLが変化する。
この第5図の実施例は、構成部品の磁気コア成形部品の
種類が増えることと、固定子鉄心と回転磁極間の円周部
空隙長を小さくするために、これらコア成形部品の個別
寸法のバラツキを小さく管理する必要があるが、センサ
ーを小形化することができ、第6図に示すように中間回
転磁極30の両側に歯を切っており、この部分を一体化
したため剛性が強くなり、高精度化を計ることができ、
組立時間を短縮することができる等の利点がある。
種類が増えることと、固定子鉄心と回転磁極間の円周部
空隙長を小さくするために、これらコア成形部品の個別
寸法のバラツキを小さく管理する必要があるが、センサ
ーを小形化することができ、第6図に示すように中間回
転磁極30の両側に歯を切っており、この部分を一体化
したため剛性が強くなり、高精度化を計ることができ、
組立時間を短縮することができる等の利点がある。
本発明によりば、トルク=Oのとき、δ=Oとなり、コ
イルのLは■式から回転磁極の歯間の対向空隙面積Sに
無関係である。したがって本センサの機械ガタにより、
面積Sが変わってもコイル14、17の自己インダクタ
ンスLは一定値N2/Roで変化しない利点を持つ。
イルのLは■式から回転磁極の歯間の対向空隙面積Sに
無関係である。したがって本センサの機械ガタにより、
面積Sが変わってもコイル14、17の自己インダクタ
ンスLは一定値N2/Roで変化しない利点を持つ。
こ−でR6は略鉄心コア材の磁気抵抗であるから、R,
は両コイルで略同じ温度特性を示す。したがって、第4
図の同期整流器28のS十入力端子には常にVs/2の
電圧が加わり、その出力端子29はOvと変わらず、ト
ル920時の零点ドリフトは発生しない。
は両コイルで略同じ温度特性を示す。したがって、第4
図の同期整流器28のS十入力端子には常にVs/2の
電圧が加わり、その出力端子29はOvと変わらず、ト
ル920時の零点ドリフトは発生しない。
また、第1の回転筒1、第2の回転筒2の位置が第3図
のトルク=Oの状態にあるとき、例えば、スプリング4
,5の力が弱くなり、第2、第3の19一 回転磁極7,8が同一の小距離だけ下方向へ移動しても
1回転磁極6と7の歯面間および回転磁極8と9の歯面
間に同一の長さの空隙ができるのでコイル14と17の
自己インダクタンスは常に同じ値となり、出力端子29
はOvから変化せず、零点ドリフトは発生しない利点を
持つ。
のトルク=Oの状態にあるとき、例えば、スプリング4
,5の力が弱くなり、第2、第3の19一 回転磁極7,8が同一の小距離だけ下方向へ移動しても
1回転磁極6と7の歯面間および回転磁極8と9の歯面
間に同一の長さの空隙ができるのでコイル14と17の
自己インダクタンスは常に同じ値となり、出力端子29
はOvから変化せず、零点ドリフトは発生しない利点を
持つ。
また、トーションバー21の捩れ角が小さいときでも、
十分大きな検出信号が得られる。最大トルク時の歯と歯
の間の空隙長δをδ。とすれば、空隙長δがOからδ、
まで変化するとき、■式のLを略直線的にδに比例して
変化するようにするには、 の関係にすれば良い。0式の条件で設計すればδまで略
直線的に変化する。0式はδ。が非常に小さくても満足
するように鉄心コアの磁気抵抗R8と歯対向空隙全面積
nSを実用的な範囲で設計することが可能である。 δ
1の最小値を制限する要因は回転磁極の歯の加工精度だ
けで決まり、トルク=0の状態で歯同志が密着するとき
の空隙長をいかにOに近づけれるかで決まる。
十分大きな検出信号が得られる。最大トルク時の歯と歯
の間の空隙長δをδ。とすれば、空隙長δがOからδ、
まで変化するとき、■式のLを略直線的にδに比例して
変化するようにするには、 の関係にすれば良い。0式の条件で設計すればδまで略
直線的に変化する。0式はδ。が非常に小さくても満足
するように鉄心コアの磁気抵抗R8と歯対向空隙全面積
nSを実用的な範囲で設計することが可能である。 δ
1の最小値を制限する要因は回転磁極の歯の加工精度だ
けで決まり、トルク=0の状態で歯同志が密着するとき
の空隙長をいかにOに近づけれるかで決まる。
このように非常に小さいδ、でも■式の条件を満足させ
れば、大きな検出信号が得られる。この根拠はトルク二
〇のとき、歯間の空隙長δをOにするようにスプリング
によって歯同志を密着させるようにしている本発明の原
理に依るものである。
れば、大きな検出信号が得られる。この根拠はトルク二
〇のとき、歯間の空隙長δをOにするようにスプリング
によって歯同志を密着させるようにしている本発明の原
理に依るものである。
また、回転するトーションバーに対し、静止しているコ
イルから電気配線が可能なため、スリップリング等の電
気的接触部なしに外部へ電気接続できる利点がある。
イルから電気配線が可能なため、スリップリング等の電
気的接触部なしに外部へ電気接続できる利点がある。
また構成が簡単で、センサを構成する部品は受動部品だ
けであり、半導体のような能動部品はないので広い温度
範囲で使用でき、扱う信号レベルも大きいので電気ノイ
ズの影響を受けず信頼性の高い、機械的に強固な寿命の
長いセンサが得られが得られる。
けであり、半導体のような能動部品はないので広い温度
範囲で使用でき、扱う信号レベルも大きいので電気ノイ
ズの影響を受けず信頼性の高い、機械的に強固な寿命の
長いセンサが得られが得られる。
また、本発明のトルクセンサの第1の回転筒、第2の回
転筒を自由な状態に解放すると、スプリングの圧力によ
り、これらの回転筒が歯同志が密着状態を揃い、自動的
にトルク二〇の位置へ第1、第2の回転筒の回転角を揃
えるので、この状態でトルク二〇トーションバーへ固定
すれば良く、取付組立も容易である利点がある。
転筒を自由な状態に解放すると、スプリングの圧力によ
り、これらの回転筒が歯同志が密着状態を揃い、自動的
にトルク二〇の位置へ第1、第2の回転筒の回転角を揃
えるので、この状態でトルク二〇トーションバーへ固定
すれば良く、取付組立も容易である利点がある。
第1図は本発明の一実施例図、第2図はその主要構成部
品の立体図、第3図はその円周方向展開図、第4図は本
発明のトルクセンサ用電子回路の一実施例図、第5図は
本発明の他の実施例図、第6図はその断面図である。 1・・・第1の回転筒 2・・・第2の回転筒3・
・・内側回転筒 4,5・・・スプリング6〜9
・・・回転磁極 10〜13・・・固定子鉄心14
、17・・・コイル 21・・・トーションバー
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
品の立体図、第3図はその円周方向展開図、第4図は本
発明のトルクセンサ用電子回路の一実施例図、第5図は
本発明の他の実施例図、第6図はその断面図である。 1・・・第1の回転筒 2・・・第2の回転筒3・
・・内側回転筒 4,5・・・スプリング6〜9
・・・回転磁極 10〜13・・・固定子鉄心14
、17・・・コイル 21・・・トーションバー
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- ドーナツ円板状の側面に多数の歯を持ちトルク検出用ト
ーシヨンバーの入力軸と共に回転する第1の回転磁極、
前記第1の回転磁極と同一形状で歯同志が噛合された第
2の回転磁極、前記第1の回転磁極と同一形状で前記第
2の回転磁極と一体となって同軸上を回転する第3の回
転磁極、前記第1の回転磁極と同一形状で前記第3の回
転磁極と歯同志が噛合され前記トーシヨンバーの出力軸
と共に回転する第4の回転磁極、前記第1の回転磁極お
よび前記第4の回転磁極に対し前記第2の回転磁極およ
び前記第3の回転磁極から一定方向の回転力を与える装
置、前記第1の回転磁極および前記第2の回転磁極を磁
気回路の一部とする第1の環状コイル、前記第1の環状
コイルを囲み前記第1の回転磁極および第2の回転磁極
と微小空隙で磁気回路を形成する第1の静止環状鉄心、
前記第3の回転磁極および前記第4の回転磁極を磁気回
路の一部とする第2の環状コイル、前記第2の環状コイ
ルを囲む前記第3の回転磁極および前記第4の回転磁極
と微小空隙で磁気回路を形成する第2の静止環状鉄心か
ら成り、前記トーションバーの捩れ角に応じて前記第1
、第2の回転磁極または前記第3、第4の回転磁極の歯
間の空隙長が変化することにより前記第1、第2の環状
コイルのインダクタンスが変化するようにしたことを特
徴とするトーシヨンバー式トルク検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25457287A JPH0198933A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | トーションバー式トルク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25457287A JPH0198933A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | トーションバー式トルク検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0198933A true JPH0198933A (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=17266908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25457287A Pending JPH0198933A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | トーションバー式トルク検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0198933A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373521B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2003-02-25 | 주식회사 만도 | 차량용 토크감지장치 |
US8776619B2 (en) | 2011-11-18 | 2014-07-15 | Bourns, Inc. | Small angle sensor for measuring steering shaft torque |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115903A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-11 | Mayekawa Mfg Co Ltd | Measuring device for relative displacement angle in rotating condition |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP25457287A patent/JPH0198933A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115903A (en) * | 1980-02-18 | 1981-09-11 | Mayekawa Mfg Co Ltd | Measuring device for relative displacement angle in rotating condition |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100373521B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2003-02-25 | 주식회사 만도 | 차량용 토크감지장치 |
US8776619B2 (en) | 2011-11-18 | 2014-07-15 | Bourns, Inc. | Small angle sensor for measuring steering shaft torque |
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