JPH0198702A - かしめ方法 - Google Patents

かしめ方法

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Publication number
JPH0198702A
JPH0198702A JP25662687A JP25662687A JPH0198702A JP H0198702 A JPH0198702 A JP H0198702A JP 25662687 A JP25662687 A JP 25662687A JP 25662687 A JP25662687 A JP 25662687A JP H0198702 A JPH0198702 A JP H0198702A
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JP
Japan
Prior art keywords
bimetal
caulking
plate
ceramic
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25662687A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Tsumura
俊一 津村
Shigeru Tominaga
成 冨永
Ryuichi Sugita
杉田 隆一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Publication of JPH0198702A publication Critical patent/JPH0198702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、かしめ方法に係り、特に温度変化を受ける部
材のかしめ方法に関する。
〔従来の技術〕
セラミックスの電気的特性を利用するセラミックスヒー
タ等では、セラミックスに電極を接合する必要が生じる
場合がある。従来、技術として例えば第4図(a)及び
(b)に示すようにセラミックスヒーター13の電極部
にプラス側電極板16及びマイナス側電極板18を絶縁
マイカ17を介して金属保護管14の、かしめ部に一定
のがしめカを加える機械的締結が一般的に採用されてい
る。
ところで、ボイラー点火バーナ用セラミックスヒータに
本方法を用いた場合、電極部の接触抵抗が経時的に増加
するという問題がある。これは、点火バーナの点消火及
びボイラ運転中に、電極部の温度が常温から400℃程
度まで任意に変化し、金属保護管14の熱膨張係数がセ
ラミックス発熱体13の熱膨張係数より第5図に示すよ
うに約3倍高いため、ヒートサイクルにより、かしめ力
が低下し、接触抵抗が増加することが原因である。
一方、接触抵抗を安定に保持するセラミックスと金属の
接合法として、ろう新法等があるがセラミックス表面を
メタライズ化する必要があり製造工程の複雑化及び高コ
スト化という欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のかしめによるセラミックスと電極を接触させ
る方法においてはヒートサイクルによりかしめ力が低下
し、かしめにより接合した電極部の接触抵抗が増加する
という問題があった。
また電極部の信頼性を向上させる接合法として、ろう新
法筆があるが、製造工程の複雑化及び高コスト化という
欠点があった。
本発明の目的は、温度変化にかかわらず常に一定値以上
のかしめ力を有する信頼性の高い、かしめ方法を提供す
ることにあたる。
〔問題点と解決するための手段〕
上記問題点は一方の部材に変形を与え、該変形によって
生じる応力により該一方の部材を他方の部材に押し付け
るかしめ方法において、前記一方の部材を該他方の部材
に押し付ける面のすくなくとも一部にバイメタルを設け
たかしめ方法によって解決される。
作    用 上記の構成において、温度変化による一方及び他方の部
材の変形により、かしめによる押し付は力が減少しても
バイメタルの変形により押し付は力が発生し、かしめ力
の減少を少なくする。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第3図、第5図〜第8
図により説明する。まず、第1実施例を第1図〜第3図
、第5図により説明する。第1実施例はボイラ点火バー
ナ用のセラミックスイグナイタプラグの電極部かしめ方
法である。
第1実施例のイグナイタプラグは第1図(a)に示す形
状であり、セラミックス発熱体1の電極部23の両側に
マイナス側電極板5及びバイメタル7を介してプラス側
端子4を面接触させ、プラス側端子4と金属保護管3の
間に絶縁板8を挿入し。
マイナス側電極板5をテーパ板9を介してボルト10に
よりボルトしめすることにより、セラミックス発熱体1
とプラス側端子4及びマイナス側電極板5をかしめる構
造になっている。
電流の流れ方向は、プラス側端子4からバイメタル7を
介してセラミックス発熱体1の導電層24をコの字に流
れ、マイナス側電極板5、テーパ板9、ボルト10を通
って金属保護管3に流れる。
ところでイグナイタの通電及びボイラ火炉からの輻射熱
により、イグナイタ電極部の温度は通常常温から400
℃程度まで変化するが、バイメタル70作用により、温
度上昇に伴って第2図に示すようにバイメタル7は湾曲
し、みかけの厚さはhからh+yoに増加する。また、
バイメタル7に発生する応力は、バイメタルの種類、長
さ、厚さ、幅により決定される。従ってこれらを適切に
選定することにより、セラミックス発熱体1と金属保護
管3との熱膨張差によるかしめ力の低下を防止すること
が可能となり、温度変化に対し初期値以上の、かしめ力
をうろことができる。
第1実施例では耐熱温度を考慮して500℃まで使用可
能な第1表に示すF e −N i −M nとFe−
Niの組合せのバイメタルを使用している。
ここでバイメタルの形状を高さhを31111.長さ悲
を5mm、幅すを5+I1mとした場合の湾曲長さyo
及び発生応力Pの計算例を示す。バイメタルの湾曲係数
Kを14.6 X 10”” / ’C、ヤング率Eを
2.OX 10−’kg/cm”、加熱温度T”Cとし
て計算すると以下の式より yo=KTI2”/h P  =Ebh”KT/4Q 湾曲長さ0.12Tμm、発生応力0.45Tkgをえ
る。
第1実施例では、セラミックス発熱体1とステンレス鋼
を用いた金属保護管3の熱膨張係数差によってできるす
きまは、第5図のデータに基ずいて計算すると約0.0
7Tμmで、バイメタルの湾曲長さ0.12Tμmより
も小さいため、いかなる温度に対しても初期値以上のか
しめ力をうろことが可能となる。
第3図に従来かしめ法と第1実施例によるかしめ法で製
造したイグナイタプラグについて、繰返し加熱試験で評
価した結果を示す。本発明によるかしめ法を採用するこ
とにより、常温と500℃の繰返し加熱試験で抵抗増加
率は2%以下に抑えることが可能となり、信頼性が大幅
に向上することが分かった。
次に本発明の第2実施例を第6図に示す、第2実施例は
微粉炭焚用セラミックスインペラの接合に適用した例で
、セラミックスインペラ26とインペラ保持用金属管2
7どの間にバイメタル28を挿入した構成になっている
微粉炭焚ボイラでは非燃焼時と燃焼時でインペラ近傍温
度は、常温から600℃程度まで変化する。
インペラ保持用金属27の熱膨張率はセラミックスイン
ペラ26の熱膨張率の2〜3倍あるため、温度上昇に伴
ってセラミックスインペラ26とインペラ保持用金属管
27のすきまは縮まるがバイメタル28の作用により、
温度上昇に伴って第7図に示すようにバイメタル27の
湾曲は減少し、みかけの厚さはh+yoからhに減少す
るため、温度変化にかかわらずセラミックスインペラ2
6とインペラ保持用金属管27のすきまは、みかけと一
定に保持可能となる。
従って熱膨張差によるゆるみ、あるいは応力によるセラ
ミックの破損という問題はなくなる。
なお、第2実施例で用いたバイメタルは第7図に示すよ
うに常温で湾曲した形状を保持し温度上昇に伴って湾曲
が減少するよう2種金属を組み合わせて製造しており、
第1図及び第2図で示したバイメタルと温度変化に対し
て反対の作用をする。
従って、この2種類のタイプのバイメタルを使い分ける
ことにより、熱膨張率の異なる2種類以上の被締結部材
間のあらゆる接合に応用することが可能である。
次に本発明の第3実施例を第8図に示す、第3実施例は
円柱状のセラミックス発熱体の接合に適用した例で、セ
ラミックス発熱体30と電極端子31との間にバイメタ
ル33を、挿入した構成になっている。
〔発明の効果〕 本発明によれば、かしめ方法により押し付けられている
部材の面の一部にバイメタルを設けることにより温度変
化によって押し付は合う一方及び他方の部材の変形によ
るカルめ力が減少しても。
バイメタルの変形により押し付は力が発生し、かしめ力
の減少を少なくするので、温度変化によるかしめ力の変
化の少ない、かしめとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図はバイメ
タルの模式図、第3図は従来のかしめ法と本発明の実施
例のかしめ法の比較を示す図、第4図は従来のかしめ法
の一例を示す図、第5図はセラミック発熱体とステンレ
ス鋼の熱膨張係数を示す図、第6図は本発明の第2実施
例を示す図、第7図はバイメタルの他の模式図、第8図
は本発明の第3実施例を示す図である。 1・・・セラミックス発熱体・2・・・金属保護管5・
・・マイナス側電極・7・・・バイメタル8・・・絶縁
板・9・・・テーパ板・10・・・ボルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の部材に変形を与え、該変形によって生じる
    応力により該一方の部材を他方の部材に押し付けるかし
    め方法において、前記一方の部材を該他方の部材に押し
    付ける面のすくなくとも一部にバイメタルを設けたこと
    を、特徴とするかしめ方法。
  2. (2)前記一方の部材と、前記他方の部材の熱膨張率が
    異なることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  3. (3)前記バイメタルが、室温で湾曲しており、所定の
    温度でほぼ平面状なることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の方法。
  4. (4)前記他方の部材が電力により発熱するセラミック
    スであり、前記一方の部材が該セラミックスの一部を保
    護する金属管であり、前記バイメタルが前記セラミック
    スに電力を供給する電極板であることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方法。
JP25662687A 1987-10-12 1987-10-12 かしめ方法 Pending JPH0198702A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8588159B2 (en) 2002-04-30 2013-11-19 Harris Corporation Radio communication apparatus including the use of non-transmission information

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