JPH0198159A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型テープ力セント用アダプタを丙蔵する磁気
記録再生装置に関するものである。

従来の技術 従来の技術としては、たとえば、特開昭５９−１９３５
０２号公報に示されているような磁気記録再生装置があ
る。以下図面を参照しながら、上述した従来の磁気記録
再生装置について説明する。

第７図は、従来の磁気記録再生装置の斜視図、第８図お
よび第９図は第７図の装置内のアダプタ自動装着脱機構
の側面図である。第７図、第９図において、磁気記録再
生装置５０は、全面パネル５１にアダプタ（標準型テー
プ力セツ日用挿入口５２、天板５３に小型テープカセッ
ト用挿入口５４を有する。挿入口５４には、ｆａ５５が
背面側を軸支されて設けである。

また装ｆｆ５０には、第８図および第９図に示すアダプ
タ（標準型テープカセット）自動装着脱機構が設けであ
る。アダプタハウジング５６は、側板５７のＬ字状端面
ラックギヤ５８がピニオン５９により駆動されて、垂立
支持板６０の案内溝６１ａ、６１ｂ、６１ｃに案内され
る。

以上のように構成された従来の磁気記録再生装置につい
て、以下その動作について説明する。

小型テープカセット用アダプタ６２は、アダプタ（標準
型テープカセット）用挿入口５２から第８図の位置Ａに
あるアダプタハウジング５６内に挿入される。小型テー
プカセット用アダプタ６２が挿入されたアダプタハウジ
ング５６は、第８図に示す位置Ａとアダプタ（標準型テ
ープカセット）装着位置Ｂとの間を、側板６３に形成さ
れたランクギヤ５８と噛み合うピニオン５９により駆動
されて案内溝６１ａ、６１ｂ、６１ｃに案内され、第９
図に示す小型テーブカセント収納・取り出し位置Ｃを経
由して移動する。

位Ｈｃは、アダプタハウジング５６内に挿入された小型
テープカセット用アダプタ６２の小型テープカセット装
着位置が、天板５３の小型テープ力セント用挿入口５２
と対向しているので、この位置Ｃで小型テープカセット
の交換を行うことができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、標準型テープカセ
ットを装置に装着する場合、装置に挿入されているアダ
プタを装置から離脱して装置外で保管しなければならな
い。また小型テーブカセ・２トを使用する場合は、装置
から離脱しているアダプタを装置に挿入しなければなら
ない。

本発明は上記問題点に鑑み、小型テープカセットを装着
するアダプタを内蔵して操作性の向上を図った磁気記録
再生装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、標準型テープカセットと時開−形状をなし、標準型
テープカセットより小型の小型テープカセットを装着す
る時に用いられる小型テープカセット用アダプタを内蔵
するように構成し、標準型テープカセットが挿入される
標準型テープカセット挿入口と、小型テープカセットが
挿入される小型テープカセット挿入口と、前記標準型テ
ープカセットをテープ駆動装置に装着する第一の移動手
段と、前記小型テープカセットが収納された前記小型テ
ープカセット用アダプタをテープ駆動装置に装着する第
二の移動手段と、前記小型テープカセットを小型テープ
カセット用アダプタに装着する第三の移動手段という構
成を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、小型テープカセット用
アダプタが装置内に内蔵されているため、小型テープカ
セットを使用する場合、アダプタを装置外に離脱させる
必要がなく、操作性とともにアダプタの保守性が極めて
向上することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について図面
を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例における磁気記録再生装置
の斜視図、第２図から第６図は第１図の装置内のアダプ
タおよび標準型テープカセット装着脱機構の側面図であ
る。

第１図において装置ｌは全面パネル２に標準型テープカ
セット挿入口３と小型テープカセットを挿入口４を有す
る。また装置１内には第２図から第６図に示すアダプタ
１４、標準型テープカセット３０および小型テープカセ
ット２９の装着脱機構が構成されている。第２図から第
６図において、５は小型テープカセット２９を保持する
小型テープカセット用ホルダーである。アダプタ１４に
は小型テープカセットの磁気テープを、標準型テープカ
セットのテープ走行路に略略等しくなるように引き出す
引出し手段（図示せず）が構成されている。８は、一端
が小型テープカセット用ホルダー５の突起部６と長穴部
とが係合し、他端はアダプタ１４に植立した軸１０に回
動自在に支持されているアームである。９は、一端が突
起部７と係合して、他端は軸１１に回動自在に支持され
たアームである。さらに、この２本のアーム８，９は、
歯車１２．１３と弾性部材（図示せず）を介して一体的
に回動する。また歯車１２．１３の間には、歯車１２．
１３の回転方向を同方向に合わせるためのアイドラ・ギ
ヤ３１が設けである。垂立支持板２９にはアダプタ１４
の案内溝１７．１８と、標準型テープカセット用ホルダ
ー２０の案内溝２６゜２７が形成されている。溝１７．
１８はアダプタ１４からの突起部１５．１６と係合し、
一方、溝２６．２７は標準型テープカセット用ホルダー
２０からの突起部２１．２２と係合している。２４は、
一端がアダプタ１４の突起部１５と係合しており、アダ
プタ１４を小型テープカセットを挿入する位置からテー
プ駆動位置まで案内する小型テープカセット装着アーム
である。２５は、一端がアダプタ１４の突起部２１と係
合しており、標準型テーブカセント用ホルダー２０をカ
セット挿入位置からテープ駆動位置まで案内する標準型
テープカセット装着アームである。小型・標準型テープ
カセット装着アーム２４．２５の他端はシャーシ（図示
せず）に回動自在に支持された同期軸１９．２３に弾性
部材（図示せず）を介して一体的に支持されており、モ
ータ（図示せず）の動力で同期軸１９．２０と団背部材
を介して一体的に回動する。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下第１図から第６図を用いてその動作を説明する。

第２図、第３図において、小型テープカセット２９が、
小型テープカセット用挿入口４から装置１に挿入される
と、検出スイッチ（図示せず）が小型テープカセット２
９が小型テープカセット用ホルダー５に挿入されたこと
を検出する。これによりモータ（図示せず）の動力が歯
車１３に伝達され、歯車１３が反時計方向に回動する。

歯車１３の回転は、アイドラギヤ３１を介して歯車１２
に伝達され、歯車１２も反時計方向に回動する。歯車１
２．１３と弾性部材を介して、一体に構成されているア
ーム８．９も軸１０．１１を中心に回動する。小型テー
プカセット用ホルダー５の突起部６をアーム８の長穴部
が駆動し、小型テープカセット用ホルダー５の突起部７
をアーム９が駆動して、小型テープカセット２９をアダ
プタ１４に装着した第３図の状態となる。この状態で、
アダプタ１４内のテープ引出し手段（図示せず）により
小型テープカセットの磁気テープが、標準型テープカセ
ットのテープ走行路に略略等しくなるように引き出され
る。次に小型テープカセット装着アーム２４がモータ（
図示せず）から、の駆動力で同期軸１９と一体となって
反時計方向に回動する。小型テープカセット装着アーム
２４の回動は、小型テープカセット２９を収納したアダ
プタ１４の突起部１５を駆動し、アダプタ１４を第２図
の位置から第３図の位置に移動させる。この第３図の位
置が、小型テープカセット内の磁気テープを、シリンダ
（図示せず）に巻き付けて、記録・再生などの動作を行
うテープ駆動状態である。

次に、検出スイッチまたは、操作ボタン（図示せず）か
らテープ取り出し信号があると、上述した逆の動作を行
い、小型テープカセット２９を小型テープカセット挿入
口４の位置まで移動させる。

すなわち、小型テープカセット装着アーム２４が、モー
タからの駆動力で時計方向に回動し、アダプタ４を第３
図の位置から第２図の位置まで戻す。

第２図の位置で、歯車１３がモータからの駆動力で時計
方向に回動し、小型テーブカセント用ホルダー５を、小
型テープカセット挿入口４の位置まで持ち上げる。すな
わち、第１図の小型テープカセット２９を装置内外に出
し入れできる位置である。

次に、標準型テープカセットの装着脱について説明する
。第４図において、標準型テープ力七フ）３０が、標準
型テープカセット挿入口３がら装置１に挿入されると、
検出スイッチ（図示せず）が、標準型テープカセット３
０が標準型テープカセット挿入口に挿入されたことを検
出する。この検出信号により、モータ（図示せず）の駆
動力が、標準型テープカセット装着アーム２５に伝達さ
れて、シャーシ（図示せず）に回動自在支持された同期
軸２３と一体に反時計方向に回動する。標準型テープカ
セット装着アーム２５は、標準型テープカセット用ホル
ダー２０の突起部２１と係合しており、標準型テープカ
セット装着アーム２５が回転すると、標準型テープ力セ
ント用ホルダー２０は案内ｉＪ％’２６．２７に沿って
移動して第５図の状態になる。第５図は、標準型テープ
カセット３０内の磁気テープを、シリンダに巻き付けて
、記録・再生などの動作をするテープ駆動状態である。

検出スイッチまたは操作ボタン（図示せず）から、標準
型テーブカセント取り出し信号が入ると、上述した逆の
動作で、標準型テープカセット３０を収納した標準型テ
ープカセット用ホルダー２０を標準型テープカセット挿
入口３の位置まで戻す。

発明の効果 以上のように本発明は、装置に小型テープカセット用ア
ダプタを内蔵するように構成し、小型テープカセットを
小型テープカセット用アダプタに装着するための移動手
段と、小型テープカセットを収納した小型テープカセッ
ト用ホルダーを装置に装着するための移動手段と、標準
型テープカセットを収納した標準型テープカセット用ホ
ルダーを装置に装着するための移動手段とを設けること
により、標準型テープカセットを使用する場合、従来の
ようにアダプタを装置から離脱させる必要がなく、操作
性とともにアダプタの保守性を極めて向上させることが
できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
斜視図、第２図から第６図は第１図の装置内のアダプタ
および小型テープカセット、標準型テープカセットの装
着脱機構の側面図、第７図は従来の磁気記録再生装置の
斜視図、第８図および第９図は第７図内のアダプタ装着
脱機構の側面図である。 １・・・・・・磁気記録再生装置、２・・・・・・全面
パネル、３・・・・・・標準型テープカセット挿入口、
４・・・・・・小型テープカセット挿入口、５・・・・
・・小型テープカセット用ホルダー、８，９・・・・・
・アーム、１４・・・・・・アダプタ、２０・・・・・
・標準型テープカセット用ホルダー、２４・・・・・・
小型テープカセット装着アーム、２５・・・・・・標準
型テープカセット装着アーム、２８・・・・・・垂立支
持板。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　ほか１名実　２　図 第３図 第　６　図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 標準型テープカセットより小型の小型テープカセットを
   収納し前記標準型テープカセットのテープ走行路に略略
   等しくなるように前記小型テープカセット内の磁気テー
   プを引き出すテープ引出し手段を有する小型テープカセ
   ット用アダプタと、前記標準型テープカセットを挿入す
   る標準型テープカセット挿入口と、前記小型テープカセ
   ットを挿入する小型テープカセット挿入口と、前記標準
   型テープカセットをテープ駆動装置に装着する第一の移
   動手段と、前記小型テープカセット用アダプタを前記駆
   動装置に装着する第二の移動手段と、前記小型テープカ
   セット挿入口に挿入された前記小型テープカセットを前
   記小型テープカセット用アダプタに装着する第三の移動
   手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。