JPS63300485A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型テープカセット用アダプタを内蔵する磁気
記録再生装置に関するものである。

従来の技術 従来の技術としては、例えば特開昭５９−１９３５０２
公報に示されているような磁気記録再生装置がある。以
下図面を参照しながら、上述した従来の磁気記録再生装
置について説明する。

第５図は従来の磁気記録再生装置の斜視図、第６図及び
第７図は第５図の装置内のアダプタ自動装着脱機構の側
面図である。第５図〜第７図において、磁気記録再生装
置２６は、前面パネル２７にアダプタ（標準型テープカ
セット）用挿入口２８、天板２９に小型テープカセット
用挿入口３０を有する。

挿入口３０には、扉３１が背面側を軸支されて設けであ
る。

又装置２６には、第６図及び第７図に示すアダプタ（標
準型テープカセット）自動装着脱機構が設けである。ア
ダプタハウジング３２は、側板３３のＬ字状端面のラッ
クギヤ３４をピニオン３５により駆動されて、垂立支持
板３６の案内溝３７ａ・３７ｂ・３７ｃに案内される。

以上のように構成された従来の磁気記録再生装置につい
て、以下その動作について説明する。

小型テープカセット用アダプタ３８は、アダプタ（標準
型テープカセット）用挿入口２８から第６図の位置Ａに
あるアダプタハウジング３２内に挿入される。小型テー
プカセット用アダプタ３８が挿入されたアダプタハウジ
ング３２は、第６図に示す位置Ａとアダプタ（標準型テ
ープカセット）装着位置Ｂとの間を、側板３３に形成さ
れたラックギヤ３４と噛み合うピニオン３５により駆動
されて案内溝３７ａ・３７ｂ・３７ｃに案内され、第７
図に示す小型テープカセ７）収納・取出し位置Ｃを経由
して移動する。

位置Ｃは、アダプタハウジング３２内に挿入された小型
テーブカセント用アダプタ３８の小型テープカセット挿
入位置が、天板２９の小型テープカセット用挿入口３０
と対向しているので、この位置Ｃで小型テープカセット
の交換を行うことができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、標準型テープカセ
ットを装置に装着する場合、装置に挿入されているアダ
プタを装置から離脱して装置外で保管しなければならな
い、又小型テープカセットを使用する場合は、装置から
離脱しているアダプタを装置に挿入しなければならない
。

本発明は上記問題点に鑑み、小型テープカセットを装置
するアダプタを内蔵して操作性の向上を図った磁気記録
再生装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、標準型テープカセットと略同一形状をなし、標準型
テープカセットより小型の小型テープカセットを装置す
る時に用いられる小型テープカセット用アダプタを内蔵
するように構成し、標準型テープカセットが挿入される
標準型テープカセット挿入口と、小型テープカセット用
アダプタが出入りする小型テープカセット用アダプタ出
入り口と、標準型テープカセットが標準型テープカセッ
ト挿入口に挿入された第１の位置から標準型テープカセ
ットを装置に装着する第２の位置へ標準型テープカセッ
トを移動させる第１の移動手段と、小型テープカセット
を小型テープカセット用アダプタに収納又は取り出し可
能な如く小型テープカセット用アダプタの一部を小型テ
ープカセット用アダプタ出入り口から突出させた第３の
位置から、標準型テープカセットが移動する経路を妨げ
ない装置内の第４の位置を経て小型テープカセット用ア
ダプタを装置に装着する第２の位置へ小型テープカセッ
ト用アダプタを移動させる第２の移動手段という構成を
備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、小型テープカセット用
アダプタが装置に内蔵されているため、小型テープカセ
ットを使用する場合アダプタを装置外に離脱させる必要
がなく、操作性とともにアダプタの保守性が極めて向上
することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、図
面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
斜視図、第２図及び第３図は第１図の装置内のアダプタ
及び標準型テープカセットの装着脱機構の側面図、第４
図は同装着脱機構の平面図である。

第１図において装置１は前面パネル２に標準型テープカ
セット挿入口３とアダプタ出入り口４とアダプタ装着脱
機構を操作するアダプタスイッチ５を有する。又装置１
内には第２図〜第４図に示すアダプタ及び標準型テープ
カセットの装着脱機構が構成されている。第２図〜第４
図において、６はアダプタホルダーでアダプタ７と一体
となっている。８は標準型テープカセットホルダーであ
る。垂立支持板９にはアダプタ案内溝１１ａ・ｌｌｂと
標準型カセットホルダー案内溝１２ａ・１２ｂが形成さ
れている。アダプタホルダー６にはピン１３ａ・１３ｂ
が植設されていて、ピン１３ａはアダプタ摺動アーム１
５の長溝１７と係合している。アダプタホルダー６は、
アダプタ摺動アーム１５が位置固定されたアダプタ同期
軸１８を中心に回動すると、ピン１３ａが長溝１７を摺
動するとともにアダプタ案内溝１１ａ・ｌｌｂに沿って
摺動案内される。同様に、標準型テープカセットホルダ
ー８にはピン１９ａ・１９ｂが植設されていて、ピン１
９ａはカセットホルダー摺動アーム２１の長溝２３と係
合している。標準型テープカセットホルダー８は、カセ
ットホルダー摺動アーム２１が位置固定されたホルダー
同期軸２４を中心に回動すると、ピン１９ａが長溝２３
を摺動するとともに標準型カセットホルダー案内溝１２
ａ・１２ｂに沿って摺動案内される。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下第１図から第４図を用いてその動作を説明する。

第２図において、標準型テープカセット２５が標準型テ
ープカセット挿入口３から装置１に挿入された実線で示
す位置で標準型テープカセットホルダー８を押し込むと
、検出スイッチ（図示せず）が標準型テープカセットホ
ルダー８に標準型テープカセット２５が挿入されたこと
を検出する。これにより、カセットホルダー摺動アーム
２１が駆動源（図示せず）により第２図の実線で示す位
置から破線で示す位置までホルダー同期軸２４を中心に
反時計方向に回動する。この時、標準型テープカセット
ホルダー８に植設されたピン１９ａとカセットホルダー
摺動アーム２１の長溝２３との係合により、標準型テー
プカセットホルダー８は破線で示す位置まで標準型カセ
ットホルダー案内溝１２ａ−１２ｂに沿って案内され、
標準型テープカセット２５が装置１に装着される。この
時、アダプタホルダー６と一体となったアダプタ７は標
準型テープカセット２５の装着経路を妨害しない第２図
の装置１内の二点鎖線で示す位置にある。

小型テープカセット（図示せず）を装置１に装着する場
合は、装置１から標準型テープカセット２５を取り出し
た後に装置ｌの前面パネル２のアダプタスイッチ５を押
すと、アダプタ摺動アーム１５が駆動源（図示せず）に
より第２図の二点鎖線で示す位置から第３図の実線で示
す位置までアダプタ同期軸１８を中心に時計方向に回動
する。この時、アダプタホルダー６に植設されたピン１
３ａとアダプタ摺動アーム１５の長溝１７との係合によ
りアダプタホルダー６及びアダプタ７は、第３図の実線
で示すアダプタホルダー６及びアダプタ７の一部がアダ
プタ出入り口４から突出する位置までアダプタ案内溝１
１ａ・ｌｌｂに沿って移動する。ここで小型テープカセ
ット（図示せず）をアダプタ７に装着すると、検出スイ
ッチ（図示せず）が小型テープカセット（図示せず）の
アダプタ７への装着を検出して、アダプタ７内のループ
形成装置（図示せず）が小型テープカセット（図示せず
）のテープループを標準型テープカセット２５内のテー
プループと略同−ループにする。ここで再度アダプタス
イッチ５を押すと、アダプタ摺動アーム１５が駆動源（
図示せず）により第３図の実線で示す位置から破線で示
す位置までアダプタ同期軸１８を中心に反時計方向に回
動し、アダプタホルダー６に植設されたピン１３ａとア
ダプタ摺動アーム１５の長溝１７との係合により、アダ
プタホルダー６及びアダプタ７は第２図の二点鎖線で示
す位置を経て第３図の破線で示す位置までアダプタ案内
溝１１ａ−１１ｂに沿って案内され小型テープカセット
（図示せず）が装置１に装着されて、小型テープカセッ
ト（図示せず）の記録又は再生が行われる。

記録又は再生の終った小型テープカセット（図示せず）
を交換する場合は、再びアダプタスイッチ５を押すと第
３図の破線で示す位置にあるアダプタ摺動アーム１５が
駆動源（図示せず）により実線で示す位置までアダプタ
同期軸１８を中心に時計方向に回動する。これによりア
ダプタホルダー６及びアダプタ７がアダプタ案内溝１１
ａ・ｌｌｂに沿って実線で示す位置まで案内され、小型
テーブカセント（図示せず）の交換を行うことができる
。

第３図の実線で示す位置にあるアダプタ出入り口４から
突出したアダプタ７に小型テープカセット（図示せず）
が装着されていない時にアダプタスイッチ５を押すと、
アダプタ摺動アーム１５が駆動源（図示せず）により第
３図の実線で示す位置からアダプタ同期軸１８を中心に
反時計方向に回動し第２図の二点鎖線で示す位置で停止
する。これによりアダプタホルダー６及びアダプタ７が
第３図の実線で示す位置から第２図の二点鎖線で示す位
置までアダプタ案内溝１１ａ・ｌｌｂに沿って案内され
る。この位置は標準型テープカセット２５の装着経路を
妨害しないため、標準型テープカセット２５を装置１に
挿入装着できる。

発明の効果 以上のように本発明は、装置に小型テープカセット用ア
ダプタを内蔵するように構成し、小型テープカセット用
アダプタを装置に装着するための移動手段と標準型テー
ブカセントを装置に装着するための移動手段とを設ける
ことにより、標準型テープカセットを使用する場合、従
来のようにアダプタを装置から離脱させる必要がなく、
操作性とともにアダプタの保守性を極めて向上させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
斜視図、第２図及び第３図は第１図の装置内のアダプタ
及び標準型テープカセットの装着脱機構の側面図、第４
図は同装着脱機構の平面図、第５図は従来の磁気記録再
生装置の斜視図、第６図及び第７図は第５図内のアダプ
タ自動装着脱機構の側面図である。 １・・・・・・磁気記録再生装置、２・・・・・・前面
パネル、３・・・・・・標準型テープカセット挿入口、
４・・・・・・アダプタ出入り口、５・・・・・・アダ
プタスイッチ、６・・・・・・アダプタホルダー、７・
・・・・・アダプタ、８・・・・・・標準型テープカセ
ットホルダー、９・１０・・・・・・垂立支持板、ｌｌ
ａ・ｌｌｂ・・・・・・アダプタ案内溝、１２ａ・１２
ｂ・・・・・・標準型カセットホルダー案内溝、１３ａ
・１３ｂ・１４ａ・１４ｂ・・・・・・ピン、１５・１
６・・・・・・アダプタ摺動アーム、１７・・・・・・
長溝、１８・・・・・・アダプタ同期軸、１９ａ・１９
ｂ・２０ａ・２０ｂ・・・・・・ピン、２１・２２・・
・・・・カセットホルダー摺動アーム、２３・・・・・
・長溝、２４・・・・・・ホルダー同期軸、２５・・・
・・・標準型テープカセット。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名３−−−−
１ｊｌｌチーフカビット挿入口４−−アゾアク出入９０ ３−一−アグ７タスイヅチ ６−−アダアタホルダー 第　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 標準型テープカセットと略同一形状をなし、前記標準型
   テープカセットより小型の小型テープカセットを装置す
   る時に用いられる小型テープカセット用アダプタを内蔵
   するように構成し、前記標準型テープカセットが挿入さ
   れる標準型テープカセット挿入口と、前記小型テープカ
   セット用アダプタが出入りする小型テープカセット用ア
   ダプタ出入り口と、前記標準型テープカセットが前記標
   準型テープカセット挿入口に挿入された第１の位置から
   前記標準型テープカセットを装置に装着する第２の位置
   へ前記標準型テープカセットを移動させる第１の移動手
   段と、前記小型テープカセットを前記小型テープカセッ
   ト用アダプタに収納又は取り出し可能な如く前記小型テ
   ープカセット用アダプタの一部を前記小型テープカセッ
   ト用アダプタ出入り口から突出させた第３の位置から、
   前記標準型テープカセットが移動する経路を妨げない前
   記装置内の第４の位置を経て前記小型テープカセット用
   アダプタを前記装置に装着する第２の位置へ前記小型テ
   ープカセット用アダプタを移動させる第２の移動手段と
   を備え、前記標準型テープカセットを前記装置に装着す
   る場合には、前記小型テープカセット用アダプタを前記
   第４の位置にあるように構成したことを特徴とする磁気
   記録再生装置。