JPH0197914A - 顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル - Google Patents

顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル

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Publication number
JPH0197914A
JPH0197914A JP62255614A JP25561487A JPH0197914A JP H0197914 A JPH0197914 A JP H0197914A JP 62255614 A JP62255614 A JP 62255614A JP 25561487 A JP25561487 A JP 25561487A JP H0197914 A JPH0197914 A JP H0197914A
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JP
Japan
Prior art keywords
frictional resistance
disk
fine movement
cylindrical member
screw shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP62255614A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ogiwara
孝志 荻原
Kesao Isono
磯野 今朝男
Masahide Katagiri
片桐 正秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to DE8888116642T priority patent/DE3879603T2/de
Priority to KR1019880013074A priority patent/KR910005549B1/ko
Priority to EP88116642A priority patent/EP0311096B1/en
Priority to US07/254,923 priority patent/US4919001A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル
に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、w4微鏡のステージ送り機構の中で、粗微動両方のハ
ンドルを併せ持つものは、粗動ハンドルを回した時は、
減速歯車機構が作用せずに歯車支持部材と一体に運動す
る状態即ち直結状態となって送りネジ軸が回転せしめら
れ、微動バンドルを回した時は、歯車支持部材が固定さ
れて減速歯車機構が作用する状態即ち減速状態となって
送りネジ軸が回転せしめられるように構成されている。
ところで、上記歯車支持部材を完全に固定してしまうと
、粗動が不可能になるのみならず、微動の場合は、送り
ネジ軸の回転が外部から止められた時(ステージがスト
ッパにより止まった時)にトルクの逃げ場がなく、歯車
の噛み合い部分及びその他の部位に過負荷を生じてしま
う、そこで、従来は弾性押圧部材を用いて歯車支持部材
に摩擦抵抗を付与し、粗動の場合は該摩擦抵抗に抗して
歯車支持部材を減速歯車(この時回転しない)と一体に
運動せしめ、微動の場合は上記摩擦抵抗により歯車支持
部材を固定して減速歯車を回転せしめると共に、送りネ
ジ軸の回転が外部から止められた時は粗動、微動何れの
場合も歯車支持部材を上記摩擦抵抗に抗して回転せしめ
、減速歯車を介して各反対のハンドル即ち微動ハンドル
及び粗動ハンドルを空回りさせて上記過負荷を防止して
いた。
ところが、この摩擦抵抗が大きいと微動が確実に行われ
るが、大き過ぎると粗動の際に必要なトルクが大きくな
って操作しづらいとLlう問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、微動が確実に行われると
共に、粗動の際に必要なトルクが軽減されるようにした
ものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明による
ステージ送り用粗微動共軸ハンドルは、基台に枢支され
且つステージ支持部材に螺合せしめられた送りネジ軸と
、該送りネジ軸に回転可能に嵌装されていて一端部に円
板が固定された筒状部材と、該筒状部材に回転可能に嵌
装されていて前記円板を包囲する外周壁を有する微動ハ
ンドルと、前記円板に枢着された中間歯車を有していて
前記微動ハンドルと前記送りネジ軸との間に介在せしめ
られた減速歯車機構と、前記筒状部材の他端部と前記基
台との間に介在せしめられた弾性押圧部材によって前記
筒状部材に摩擦抵抗を付与する第1摩擦抵抗付与機構と
、前記円板と前記微動ハンドルの外周壁内面との間に介
在せしめられた弾性押圧部材よって前記円板に摩擦抵抗
を付与する第2摩擦抵抗付与機構と、前記円板に固定さ
れた他の円板の偏心部位に枢着された粗動ハンドルとか
ら構成されていることにより、微動の際に歯車支持部材
である前記円板及び筒状部材の固定に必要な摩擦抵抗が
二つの摩擦抵抗付与機構から得られるようにして、第1
摩擦抵抗付与機構で付与すべき摩擦抵抗が従来よりも小
さくなるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図示した一実施例に基づき本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明による粗微動共軸ハンドルの一実施例の
断面図、第2図及び第3図は夫々第1図■−■線及び1
1線に沿う断面図である。
lは顕微鏡本体に固定されたコの字形の基台、2は基台
1の両側壁1a、lb間にベアリング3及びブツシュ4
を介して回転可能に支持され且つ多条のネジ部2aを有
する送りネジ軸、5は基台l上に摺動可能に配置され且
つ送りネジ軸2に螺合せしめられていてその上端部にス
テージ6が連結されるようになっているステージ支持部
材であって、送りネジ軸2の回転によりステージ支持部
材5は第1図左右方向に送られるようになっている。2
b及び2cは夫々送りネジ軸2の左右端部近くに貫通固
着されたピン、5aはステージ支持部材5に貫通固着さ
れたピンであって、ステージ支持部材5が送りネジ軸2
の左右端部近くに移動した時夫々ピン2b及び2cにピ
ン5aが係合することにより送りネジ軸2の回転を止め
てステージ支持部材5のそれ以上の送りを止めるように
なっている。
7は送りネジ軸2の右突出端部に回転可能に嵌装されて
いて左端・部にフランジ7aが形成され且つ右端部に円
板8が固着された筒状部材、9は筒状部材7に回転可能
に嵌装されていて右端部にのみ歯部が形成された筒状歯
車、lOは筒状歯車9に嵌着されていて円板8を包囲す
る外周壁10aを有する微動ハンドル、tabは筒状部
材7に嵌合し且つ固定されていて筒状歯車9及び微動ハ
ンドル10の左方移動を防止しているリングである。
尚、筒状歯車9の右方移動は円板8によって防止されて
いる。11は円板8に枢着された歯車、12は歯車11
の軸の左端部に固着され且つ筒状歯車9と噛合せしめら
れた歯車、13は送りネジ軸2の右突出端部先端に固着
され且つ歯車11と噛合せしめられた歯車であって、歯
車9.12.11.13は夫々ノ歯数Z+ 、ZS 、
Zs 、Z4 はZ+ <Zz 、ZS <24 とす
ることにより歯車減速機構を構成している。14は右側
内縁部が筒状部材7に回転可能に嵌装され且つ筒状部材
7のフランジ7aに樹脂ワッシャ15を介−して右側か
ら係合していると共にブツシュ4のネジ部4aに軸方向
に進退可能に螺合せしめられ且つ所望位置にてネジ部4
aにネジ固定され得るホルダ、16はホルダ14内にて
樹脂ワッシャ17を介して筒状部材7のフランジ7aと
ブツシュ4の内側端面との間に介在せしめられたスプリ
ングであって、これらがフランジ7aを樹脂ワンシャ1
5を介してホルダ14の右側内縁部に押接せしめること
により筒状部材7に対して摩擦抵抗を付与する第1摩擦
抵抗付与機構Aを構成しており、ホルダ14を進退せし
めることにより摩擦抵抗を調整し得るようになっている
18は円板8の周縁部に円板8の径方向に進退可能に螺
着されたプランジ中、19はプランジャ18の先端内に
円板8の径方向に移動可能に保持されたボール、20は
プランジ中18の後端に円板8の径方向に進退可能に螺
着されたネジ、21はネジ20とボール19との間に介
在せしめられたスプリングであって、これらがボール1
9を微動ハンドル10の外周部内面に押接せしめること
により円板8及び筒状部材7に対して摩擦力を付与する
第21!!lal抵抗付与機構Bを構成しており、ネジ
20を進退せしめることにより摩擦抵抗を調整し得るよ
うになっている。尚、本実施例の場合、第2摩擦抵抗付
与機構は円板8の周縁部に同一の角度間隔をおいて三組
設けられているが、これは円板8と微動ハンドル10の
外周壁10aとの偏心による摩擦抵抗のバラツキが生じ
ないようにしたものである。芯出し精度が十分高ければ
二組でもよいし、その他の数の組でも良いことは言うま
でもない。
ここで、送りネジ軸2を回転させるのに必要なトルク(
ステージ6を駆動するのに必要なトルク)をTl 1第
1摩擦抵抗付与機構Aによって筒状部材7に与えられた
摩擦抵抗に抗して筒状部材7を回転させるのに必要なト
ルクをTt、第2摩擦抵抗付与機構B全体によって円板
8及び筒状部材7に与えら′れた摩擦抵抗に抗して円板
8及び筒状部材7を回転させるのに必要なトルクをT、
とすれば、微動が確実に行われるのに必要な条件は下記
の通りである。
TI<Tよ+T、     ・・・・−・・・・・・・
−・・ (11Tt>Tx         ・・・・
−・・−・・・−(2122は微動ハンドルlOの外周
壁10a内に位置し且つ円板8にネジ等により固定され
た他の円板、23は円板22の偏心部位に枢着された粗
動ハンドルである。
次に本実施例の作動原理について説明する。まず、粗動
の場合は、粗動ハンドル23を把持して円板22.8を
送りネジ軸2の中心軸0.のまわりに回転せしめる。す
ると、この時のトルクは歯車11.13を介して送りネ
ジ軸2に伝達されるが、この時歯車11はその中心軸o
8の回りには回転せず、歯車13と同位置で接触したま
ま即ち歯車13と一体となって中心軸O1のまわりに回
転して送りネジ軸2を回転せしめる。従って、円板22
の回転数をR1とすると、送りネジ軸2の回転数もR1
となり、粗動が得られる。
ここで、円板8の回転により筒状部材7も回転するが、
この時第1摩擦抵抗付与機構Aによる摩擦抵抗に抗して
筒状部材7を回転させるのに必要なトルクがT:である
から、粗動に必要な回転トルりT、は、T、>T、  
十’i’、となる。ところが、上記条件式(1)から明
らかなように、TI <Ttであった従来例に比べてT
オの値を小さく設定できるので、必要なトルクT、は軽
減される。
又、粗動を行っていてステージ6が停止した場合に更に
粗動ハンドル23によって円板22,8を回すと、送り
ネジ軸2及び歯車13が停止しているので、歯車11は
中心軸0.の回りに回転しながら中心軸0.の回りに遊
星運動を行う、そして、歯車11のトルクは歯車12.
9を介して微動ハンドル10へ伝達され、その結果微動
ハンドル10が空転して各歯車の噛み合い部分及びその
他の部位への過負荷を防止する。
次に微動の場合、は、微動ハンドル10を把持して送り
ネジ軸2の中心軸0.のまわりに回転せしめる。すると
、筒状部材7及び円板8は第1及び第2摩擦抵抗付与機
構A及びBにより付与された摩擦抵抗により回動停止と
なっているので、この時のトルクは歯車9.12.11
.13を介して送りネジ軸2に確実に伝達され、送りネ
ジ軸2を回転せしめる。従って、微動ハンドル10の回
転数をR1とすると、上述の如く歯車9.12,11.
13の歯数がZ+ 、Zl、Zs、Za  (Z+<Z
l 、  Zs <Za )であるから、送りネジ軸2
の回転数Rtは、 Z *  Z a となり、R1<R1となる、か(して、微動が確実に行
われる。
又、微動を行っていてステージ6が停止した場合に更に
微動ハンドル10を回すと、送りネジ軸2及び13が停
止しているので、歯車9から歯車12へ伝達されたトル
クは円板8.22を中心軸01のまわりに回転させる(
この時歯車12は中心軸O1のまわりに遊星運動を行う
、)トルクに変換され、その結果円板8.22が空転し
て各歯車の噛み合い部分及びその他の部位への過負荷を
防止する。
〔発明の効果〕 上述の如く、本発明によるステージ送り用粗微動共軸ハ
ンドルによれば、微動が確実に得られると共に、粗動の
際に必要なトルクが軽減されるという実用上重要な利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるW4微鏡のステージ送り用粗微動
共軸ハンドルの一実施例の断面図、第2図及び第3図は
夫々第1図n−n線及びm−m線に沿う断面図である。 1・・・・基台、2・・・・送りネジ軸、3・・・・ベ
アリング、4・・リプッシュ、5・・・・ステージ支持
部材、6・・・・ステージ、7・・・・筒状部材、8.
22・・・・円板、9・・・・筒状歯車、10・・・・
微動ハンドル、11.12.13・・・・歯車、14・
・・・ホルダ、15.17・・・・樹脂ワッシャ、16
.21・・・・スプリング、18・・・・プランジャ、
19・・・・ボール、20・・・・ネジ、23・・・・
粗動ハンドル。 1−2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基台に枢支され且つステージ支持部材に螺合せしめられ
    た送りネジ軸と、該送りネジ軸に回転可能に嵌装されて
    いて一端部に円板が固定された筒状部材と、該筒状部材
    に回転可能に嵌装されていて前記円板を包囲する外周壁
    を有する微動ハンドルと、前記円板に枢着された中間歯
    車を有していて前記微動ハンドルと前記送りネジ軸との
    間に介在せしめられた減速歯車機構と、前記筒状部材の
    他端部と前記基台との間に介在せしめられた弾性押圧部
    材によって前記筒状部材に摩擦抵抗を付与する第1摩擦
    抵抗付与機構と、前記円板と前記微動ハンドルの外周壁
    内面との間に介在せしめられた弾性押圧部材によって前
    記円板に摩擦抵抗を付与する第2摩擦抵抗付与機構と、
    前記円板に固定された他の円板の偏心部位に枢着された
    粗動ハンドルとから構成された、顕微鏡のステージ送り
    用粗微動共軸ハンドル。
JP62255614A 1987-10-09 1987-10-09 顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル Pending JPH0197914A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62255614A JPH0197914A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル
DE8888116642T DE3879603T2 (de) 1987-10-09 1988-10-07 Koaxialer grob-/feinversteller zur bedienung eines mikroskoptisches.
KR1019880013074A KR910005549B1 (ko) 1987-10-09 1988-10-07 현미경의 스테이지 이송용 조미동 공용축 핸들
EP88116642A EP0311096B1 (en) 1987-10-09 1988-10-07 Coarse/fine adjustment coaxial handle for feeding microscope stage
US07/254,923 US4919001A (en) 1987-10-09 1988-10-07 Coarse/fine adjustment coaxial handle for feeding microscope stage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62255614A JPH0197914A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル

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JPH0197914A true JPH0197914A (ja) 1989-04-17

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JP62255614A Pending JPH0197914A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 顕微鏡のステージ送り用粗微動共軸ハンドル

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