JPH0197251A - 無結節網及びその製造方法 - Google Patents

無結節網及びその製造方法

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JPH0197251A
JPH0197251A JP25295787A JP25295787A JPH0197251A JP H0197251 A JPH0197251 A JP H0197251A JP 25295787 A JP25295787 A JP 25295787A JP 25295787 A JP25295787 A JP 25295787A JP H0197251 A JPH0197251 A JP H0197251A
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JP
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strand
strands
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string
bent
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Application number
JP25295787A
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English (en)
Inventor
Jiro Maruyama
丸山 慈朗
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Hakodate Fishing Net & Chandlery Manufacturing Co Ltd
Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
Original Assignee
Hakodate Fishing Net & Chandlery Manufacturing Co Ltd
Hakodate Seimo Sengu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、漁網などに使用される無結節網及びその製造
方法に関するものである。
[従来技術] 一般にこの種の無結節網としては2本撚又は3本撚のス
トリングを貫通させて形成することが多く、特に3本撚
ストリングの無結節網としては、例えば特開昭60−1
10959号公報及び特開昭60−139860号公報
にl1il示されたものが周知である。
前者の無結節網はその明細書及び図面の記載から明らか
なように、貫通部において異なる方向からきた各3本の
ストリングが進行方向にそのまま貫通して貫通部が形成
され、後者の無結節網は異なる方向からきた3本のスト
リングの内、1本のストリングが中央部で相互に引掛け
るように半回転した引掛部を形成し、その引掛部を中心
において、他の各2本のストリングが井桁状に貫通交叉
した構成になっている。
[発明が解決しようとする問題点] 前記従来例の前者の貫通部においては、いずれのストリ
ングも単に進行方向に貫通するのみであるため、貫通部
の保持は糸脚の撚強度によってのみなされているため、
貫通部においてずれが生じ易いばかりでなく、貫通部の
ずれ、即ち目ずれが生ずるために目切れが生じ網地とし
ての強度が劣ると云う問題点を有している。
又、後者の貫通部においても、各1本のストリングが引
tl)部を形成しているために、前者のような目ずれは
生じ難い構成であるが、その引掛部におけるストリング
が駒形を形成してクロスしている関係上、引っ張り強度
に弱く、やはり網地としての強度が劣ると云う問題点を
有している。
[問題点を解決するための手段〕 前記問題点を解決するための具体的手段として本発明は
、3本撚貫通式無結節網において、異なる方向からきた
各3本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、夫々
各3本の内の各2本のストランドが略十字交叉を行って
進行方向に貫通し、他の各1本のストランドが前記略十
字交叉を外側から抱え込むようにして進行方向とは異な
る方向に屈折し、相互に最初とは異なる前記十字貫通し
た各2本のストランドと組んで次の交叉部に向かう交叉
構造を備えたことを特徴とする無結節網及び、前記十字
交叉を1本のストランドとし外側から抱え込むストラン
ドを2本とした無結節網を提供すると共に、3本撚貫通
式無結節網の製造方法において、各貫通部間の撚数が偶
数回の場合、異なる方向からきた各3本撚のストランド
が貫通部で交叉するに当り、一方の3本撚の各ストラン
ドは進行方向への2回の貫通と異なる方向への2回の屈
折を夫々行い、他方の3本撚のストランドはその内の1
本が2回の貫通と屈折とを行い、他の2木は貫通のみの
繰返によって網目を形成することを特徴とする無結節網
の!Il造方法、又は各貫通部間の撚数が奇数回の場合
、異なる方向からきた各3本撚のストランドが0通部で
交叉するに当り、一方の3本撚の各ストランドは進行方
向への2回の貫通と異なる方向への1回の屈折及び進行
方向への1回の貫通とを繰り返して行い、他方の3本撚
のストランドはその内の2本が2回の貫通と1回の屈折
及び進行方向への1回の貫通とを繰り返して行い、他の
1本は貫通のみの繰返によって網目を形成することを特
徴とする無結節網の製造方法、更には3本撚貫通式無結
節網の製造方法において、各貫通部間の撚数が偶数回の
場合、異なる方向からきた各3本撚のストランドが貫通
部で交叉するに当り、一方の3本撚の各ストランドの内
1本のストランドは進行方向への貫通のみを行い、他の
1本のストランドは1回の貫通と異なる方向への2回の
屈折を行い、更に他の1本のストランドは屈折の繰り返
しを行い、他方の3本撚のストランドはその内の2本が
2回の屈折と1回の貫通とを行い、他の1本は屈折のみ
を繰り返して行うことによって網目を形成することを特
徴とする無結節網の製造方法、並びに各貫通部間の撚数
が奇数回の場合、異なる方向からきた各3本撚のストラ
ンドが貫通部で交叉するに当り、一方の3本撚のストラ
ンドの内の2本のストランドは進行方向への1回の貫通
と異なる方向への2回の屈折とを繰り返して行い、他の
1本のストランドは屈折のみを行い、他方の3本撚のス
トランドはその内の1本が貫通のみの繰返を行い、他の
1本のストリングは2回の屈折と1回の貫通とを繰り返
して行い、更に他の1本は屈折のみを繰り返しで行うこ
とによって網目を形成することを特徴とする無結節網の
製造方法とを提供するものであり、これらによって目ず
れ及び目切れの生じない無結節網となるのである。
[実施例] 次に本発明を図示の実施例に基き更に詳しく説明すると
、第1〜3図に示した第1実施例において、1は網地で
あり、該網地の網目は異なる方向からきた3本撚のスト
リングによって貫通部2が形成され、全体として所定広
さの網地が形成される。そこで、前記貫通部2の゛一つ
について説明すると、異なる方向からきた3本撚ストリ
ング3.4が相互に貫通して貫通部を形成するのである
が、一方の3本撚ストリング3a、3b、3Cの内の2
本のストリング3a、3bと、他方の3本撚ストリング
4a、4b、4cの内の2本のストリング4a、4bと
が貫通部において進行方向に略十字状を呈して貫通し、
他の各1本のストリング3C,4Cは前記略十字状を呈
して貫通した貫通部を夫々外側から抱き込むようにして
進行方向とは別の方向に屈折させ、先に略十字状に貫通
した夫々最初の3本撚ストリングとは相互に異なるスト
リングと撚合わさって、次の貫通部を形成するために糸
脚として撚られるようになっている。
前記貫通部の構成は、網地全体に共通するものであるが
、前記3本撚のストリングの走りは、糸脚部分の偶数撚
と奇数撚とで異なってくる。その偶数回数の場合を第2
図に示しである。この実施例の場合は2回撚を示しであ
る。例えば、3本撚のストリング3.4とが貫通部2を
形成した後のストリングの走りについて、先ず3本撚の
ストリング4について説明すると、貫通部2において進
行方向にそのまま貫通したストリング4a、4bは他方
のストリング3Cと共に2回撚されて次の貫通部に向か
う、この貫通部においてストリング4a、3cは進行方
向にそのまま貫通し、他方からぎた1本のストリングと
撚られながら次の貫通部に向かう。又この貫通部で屈折
したストリング4bは他方からきた2本のストリングと
撚られながら次の貫通部に向かう。そして更に、ストリ
ング4a、3cと他方からきた1本のストリングは貫通
部において、ストリング3Cと他方からきた1本のスト
リングとが進行方向に貫通し、ストリング4aは屈折し
て更に他方からきた2本のストリングと撚られながら更
に次の貫通部に向かうのである。
3本撚ストリングの内、最初に屈折したストリング4C
は他方からきた2本のストリング3a。
3bと共に撚られて次の貫通部に向かっているが、その
貫通部においても史に屈折して更に他方からきた2本の
ストリングと撚られて次の貫通部に向かう。そして、そ
の1通部においては他方の1木のストリングと共に進行
方向に貫通し、他方からきた1本のストリング4bと一
緒になってその次の貫通部に向かう。この他方からきた
1本のストリング4bは、2番目に屈折したものであり
、この貫通部において屈折して再びストリング4cと出
会うことになり、これら両ストリング4b、4Cは次の
貫通部で揃って進行方向に貫通する。この両ストリング
4b、4cが貫通する貫通部においては、3番目に屈折
したストリング4aが芸でも屈折して出会うことになり
、再び最初の組をなす3本撚ストリング4となるのであ
る。
次に、3本撚ストリング3について説明すると、r1通
する2本のストリング3a、3bは最後まで進行方向に
貫通するものであり、屈折するストリング3Cのみが屈
折と貫通とを2回ずつ繰り返すのである。このような組
み合わせによって貫通部が形成され無結節の網地が編組
されるのである。
これらのストリングの走りを、表にすると次のにうにな
る。
上記衣から明らかなように、4a〜4c及び3cは、2
回の貫通と2回の屈折とを繰り返し、3a及び3bは貫
通のみの繰り返しである。
次に、糸脚部分が奇数撚の場合を第3図につぃて説明す
る。この奇数撚は3回撚の場合である。
貫通部2の構成は前記と同一であるが、奇数回撚の場合
は、屈折後のストリングの走りが第2図のものとは相違
するのである。
即ち、貫通部において2本のストリング4a。
4bが進行方向に貴通し、他方からきた1本のストリン
グ3Cと撚られて次の貫通部に向かい、その貫通部にお
いてストリング4bが屈折し、更にその次の貫通部にお
いてストリング4aが屈折する点では前記と同じである
。そこで最初の貫通部で屈折したストリング4Gは屈折
して他方からきた2本のストリング3a、3bと撚られ
て次の貫通部に向かうが、ぞの貫通部においてはストリ
ング3bが屈折し、ストリング4Cはストリング3aと
共に進行方向にそのまま貫通し、他の方向からきた1本
のストリングと撚られて次の貫通部に向かい、屈折した
ストリング3bは他方からきた2本のストリングと撚ら
れて次の貫通部に向かうのである。そして、前記ストリ
ング4cは次の貫通部において屈折し、更に他の方向か
らきた2本のストリングと撚られて次の貫通部と、更に
その次の1通部において進行方向に貫通するのである。
又、2番目に屈折するストリング4b、及び3番目に屈
折するストリング4aにおいても同様の走りをするので
ある。そして、前記偶数回撚の時と同じように各ストリ
ング4a、4b、4cが再会して3本撚ストリング4と
なるのである。この奇数回撚の場合は、屈折してから1
回の貫通が入ることで偶数回とはストリングの走りが相
3nlるのである。
更に、3本撚ストリング3について説明すると、1本の
ストリング3aは最後まで貫通し、2本のストリング3
b、3Cとが屈折と貫通とを一定の周IIで繰り返すの
である。これらの奇数回撚のストリングの走りも表で示
すと次の通りである。
上記表から明らかな通り、4a〜4C及び3b。
3Cは2回の貫通、1回の屈折、1回の貫通及び1回の
屈折の繰り返しであり、3aは貫通の繰り返しである。
次に、第4〜6図に示した第2実施例について説明する
。この実施例において11は網地であり、該網地の網目
は異なる方向からきた3本撚のストリングによって貫通
部12が形成され、全体として所定広さの網地が形成さ
れる点では前記第1実施例と同一である。そこで、前記
貫通部12の一つについて説明すると、異なる方向から
きた3本撚ストリング13.14が相互に貫通して貫通
部を形成するのであるが、一方の3本撚ストリング13
a、13b、13Cの内の1本のストリング+38と、
他方の3本撚ストリング14a、 14b、 14Cの
内の1本のストリング14aとが貫通部において進行方
向に略十字状を呈して貫通し、他の各2本のストリング
13b、 13c、 14b、 14cは前記略十字状
を呈して貫通した貫通部を夫々外側から抱き込むように
して進行方向とは別の方向に屈折させ、先に略十字状に
貫通した夫々最初の3本撚ストリングとは相互に異なる
ストリングと撚合わさって、次の貫通部を形成するため
に糸脚として撚られるようになっている。
前記貫通部の構成は、網地全体に共通するものであるが
、前記3本撚のストリングの走りは、糸脚部分の偶数撚
と奇数撚とで異なってくる。その偶数回数の場合を第5
図に示してあ、る。この実施例の場合は2回撚を示しで
ある。例えば、3本撚のストリング13.14とが貫通
部12を形成した後のストリングの走りについて、先ず
3本撚のストリング14について説明すると、貫通部1
2において進行方向にそのまま貫通したストリング14
8は他方のストリング13b、 13cと共に2回撚さ
れて次の貫通部に向かい、この貫通部においてもそのま
ま進行方向に貫通するのである。従って、ストリングリ
ング14aは、最後まで屈折することなく貫通を繰り返
すのである。前記貫通部12で屈折した両ストリング1
4b、14Cは他方の十字貫通したストリング13aと
撚合わさって次の貫通部に向かい、その貫通部において
ストリング14bは十字貫通し、ストリング14cは他
方からきたストリングと共に屈折する。蘇で十字貫通し
たストリング14bは他の方向からきた2本のストリン
グと共に更に次の貫通部に向かい、その貫通部において
ストリング14bは屈折し、更に文法の貫通部でも屈折
する。
従ってストリング14bは1回の貫通と2回の屈折とを
繰り返すのである。前記屈折したストリング14Gは次
の貫通部においても屈折し、最後まで屈折を繰り返すの
である。
次に、3本撚ストリング13について説明すると、貫通
したストリング13aは次の貫通部で屈折し、更に次の
貫通部でも屈折してから、その次の貫通部において貫通
するのである。従って、ストリング13aは1回の貫通
と2回の屈折とを繰り返すのである。ストリング13b
は屈折した後に、次に貫通部でも屈折し、更に次の貫通
部では貫通するものであるため、結局前記ストリング1
3aと同様に1回の貫通と2回の屈折とを繰り返すので
ある。
そして、ストリング13Cのみが最後まで屈折を繰り返
すのである。このような組み合わせによって貫通部が形
成され無結節の網地が編組されるのである。
これらのストリングの走りを、表にすると次のようにな
る。
上記表から明らかな通り、14aは貫通の繰り返しであ
り、14bと13a、 13bは1回の貫通と2回の屈
折とを繰り返し、140及び13Gは屈折の繰り返しで
ある。
次に、糸脚部分が奇数撚の場合を第6図について説明す
る。この奇数撚は3回撚の場合である。
貫通部12の構成は#i配と同一であるが、奇数回撚の
場合は、屈折後のストリングの走りが第5図のものとは
相違するのである。
即ち、貫通部において1本のストリング14aが進行方
向に貫通し、他方からきた2本のストリング13b、 
13cと撚られて次の貫通部に向かい、その貫通部にお
いて屈折し、更にその次の貫通部においても屈折する。
従って、ストリング14aは1回の貫通と2回の屈折と
を繰り返すのである。
最初の貫通部で屈折したストリング14b、 14cは
屈折して他方からきた1本のストリング13aと撚られ
て次の貫通部に向かうが、その貫通部においてはストリ
ング13aが進行方向に貫通し、ストリング14b、 
14cは共に屈折する。そして、次の貫通部において、
ストリング14bは屈折するがストリング14cは進行
方向にそのまま貫通し、更にその次の貫通部で屈折する
。従って、ストリング14bは屈折を繰り返して行い、
ストリング14Cは前記ストリング14aと同様に1回
の貫通と2回の屈折とを繰り返すのである。
更に、3本撚ストリング13について説明すると、1木
のストリング13aは最後まで貫通し、2本のストリン
グ13bは1回の貫通と2回の屈折とを繰 ′り返すの
である。そして、ストリング13C(まIIまで屈折を
繰り返すのである。
これらの奇数回撚のストリングの走りも表で示ずと次の
通りである。
上記衣から明らかな通り、14a 、 14c 、 1
3bは1回の貫通と2回の屈折とを繰り返し1,14b
 、 13cは屈折のみの繰り返しであり、13aは貫
通のみの繰り返しである。
いずれの編網手段によっても、貫通部において異なる方
向からきた夫々3本撚のストリングが、その内の各2本
又は各1本が十字状の貫通をし、その十字状の貫通部分
を他の各1本又は各2本が外側から抱き込むようにして
進行方向とは異なる方向に屈折して、網目の貫通部分が
形成され、それらの連続によって無結節網が形成される
のである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る無結節網は、3本撚r
1通式無結節網において、立なる方向からきた各3本撚
のストランドが貫通部で交叉するに当り、夫々各3本の
内の各2本のストランドが略十字交叉を行って進行方向
に貫通し、他の各1本のストランドが前記略十字交叉を
外側から抱え込むようにして進行方向とは異なる方向に
屈折し、相互に最初とは異なる前記十字貫通した各2本
のストランドと組んで次の交叉部に向かう交叉構造にす
るか又は、夫々各3本の内の各1本のストランドが略十
字交叉を行って進行方向に貫通し、他の各2本のストラ
ンドが前記略十字交叉を外側から抱え込むようにして進
行方向とは異なる方向に屈折し、相互に最初とは異なる
前記十字貫通した1本のストランドと組んで次の交叉部
に向かう交叉構造にすることによって、貫通部に無理の
ない構造となり、特に十字状の貫通とそれを外側から抱
え込む構造とによって、貫通部が小さく且つ強度的に優
れたものとなり、目ずれが生じないばかりでなく目切れ
も生じないと云う優れた効果を秦する。
更に、本発明に係る3本1!!貫通式無結節網の製造方
法においては、各貫通部間の撚数が偶数回の場合、異な
る方向からきた各3本撚のストランドが貫通部で交叉す
るに当り、一方の3本撚の各ストランドは進行方向への
2回の貫通と異なる方向への2回の屈折を夫々行い、他
方の3本撚のストランドはその内の1本が2回の貫通と
屈折とを行い、他の2本は貫通のみの繰返によって網目
を形成するようにするか、又は、各貫通部間の撚数が奇
数回の場合、一方の3本撚の各ストランドは進行方向へ
の2回の貫通と異なる方向への1回の屈折及び進行方向
への1回の貫通とを繰り返して行い、他方の3本撚のス
トランドはその内の2本が2回の貫通と1回の屈折及び
進行方向への1回の貫通とを繰り返して行い、伯の1本
は貫通のみの繰返によって網目を形成するようにしたこ
とによって、貫通部の構成が簡単になり、しかもストラ
ンドの走りに無理がないため、強度的に優れた無結節網
が能率良く編網できると云う優れた効果を奏する。
更に又、各貫通部間の撚数が偶数回の場合、異なる方向
からきた各3本撚のストランドが1通部で交叉するに当
り、一方の3本撚の各ストランドの内1本のストランド
は進行方向への貫通のみを行い、他の1本のストランド
は1回の0通と異なる方向への2回の屈折を行い、更に
他の1本のストランドは屈折の繰り返しを行い、他方の
3本撚のス1〜ランドはその内の2本が2回の屈折と1
回の貫通とを行い、他の1本は屈折のみを繰り返して行
うことにようにするか、又は、各貫通部間の撚数が奇数
回の場合、異なる方向からきた各3本撚のストランドが
貫通部で交叉するに当り、一方の3本撚のストランドの
内の2本のス1〜ランドは進行方向への1回の貫通と異
なる方向への2回の屈折とを繰り返して行い、他の1木
のストランドは屈折のみを行い、他方の3本撚のストラ
ンドはその内の1本が貫通のみの繰返を行い、他の1本
のストリングは2回の屈折と1回の貫通とを繰り返して
行い、更に他の1本は屈折のみを繰り返して行うことに
よって網目を形成することによって、前記と同様の効果
を奏すると共に、各網目間の撚数を自由に変更すること
ができ、網目の大きさを任意に設定できると云う優れた
効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例の無結節網の貫通部を
承り展開図、第2図は同実施例の網目間の先願撚数が偶
数回の場合のストリング走りを説明するための網地の略
示的平面図、第3図は同実施例の網目間の先願撚数が奇
数回の場合のストリング走りを説明するための網地の略
示的平面図、第4図は第2実施例の無結節網の貫通部を
示す展開図、第5図は同実施例の網目間の先願撚数が偶
数回の場合のストリング走りを説明するための網地の略
示的平面図、第6図は同実施例の網目間の先願撚数が奇
数回の場合のストリング走りを説明するための網地の略
示的平面図である。 1.11・・・・・・無結節網の網地 2.12・・・・・・1通部 3.4.13.14・・・・・・3本撚のストリング3
a、3b、3c、4a、4b14c、13a113b 
、 13c 、 14a 、 14b 、 14cm・
・・・−ストリング特許出願人  函館製網船具株式会
社 1コを−二2 第3図 第5図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3本撚貫通式無結節網において、異なる方向から
    きた各3本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、
    夫々各3本の内の各2本のストランドが略十字交叉を行
    って進行方向に貫通し、他の各1本のストランドが前記
    略十字交叉を外側から抱え込むようにして進行方向とは
    異なる方向に屈折し、相互に最初とは異なる前記十字貫
    通した各2本のストランドと組んで次の交叉部に向かう
    交叉構造を備えたことを特徴とする無結節網。
  2. (2)3本撚貫通式無結節網において、異なる方向から
    きた各3本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、
    夫々各3本の内の各1本のストランドが略十字交叉を行
    つて進行方向に貫通し、他の各2本のストランドが前記
    略十字交叉を外側から抱え込むようにして進行方向とは
    異なる方向に屈折し、相互に最初とは異なる前記十字貫
    通した1本のストランドと組んで次の交叉部に向かう交
    叉構造を備えたことを特徴とする無結節網。
  3. (3)3本撚貫通式無結節網の製造方法において、各貫
    通部間の撚数が偶数回の場合、異なる方向からきた各3
    本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、一方の3
    本撚の各ストランドは進行方向への2回の貫通と異なる
    方向への2回の屈折を夫々行い、他方の3本撚のストラ
    ンドはその内の1本が2回の貫通と屈折とを行い、他の
    2本は貫通のみの繰返によって網目を形成することを特
    徴とする無結節網の製造方法。
  4. (4)3本撚貫通式無結節網の製造方法において、各貫
    通部間の撚数が奇数回の場合、異なる方向からきた各3
    本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、一方の3
    本撚の各ストランドは進行方向への2回の貫通と異なる
    方向への1回の屈折及び進行方向への1回の貫通とを繰
    り返して行い、他方の3本撚のストランドはその内の2
    本が2回の貫通と1回の屈折及び進行方向への1回の貫
    通とを繰り返して行い、他の1本は貫通のみの繰返によ
    つて網目を形成することを特徴とする無結節網の製造方
    法。
  5. (5)3本撚貫通式無結節網の製造方法において、各貫
    通部間の撚数が偶数回の場合、異なる方向からきた各3
    本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、一方の3
    本撚の各ストランドの内1本のストランドは進行方向へ
    の貫通のみを行い、他の1本のストランドは1回の貫通
    と異なる方向への2回の屈折を行い、更に他の1本のス
    トランドは屈折の繰り返しを行い、他方の3本撚のスト
    ランドはその内の2本が2回の屈折と1回の貫通とを行
    い、他の1本は屈折のみを繰り返して行うことによって
    網目を形成することを特徴とする無結節網の製造方法。
  6. (6)3本撚貫通式無結節網の製造方法において、各貫
    通部間の撚数が奇数回の場合、異なる方向からきた各3
    本撚のストランドが貫通部で交叉するに当り、一方の3
    本撚のストランドの内の2本のストランドは進行方向へ
    の1回の貫通と異なる方向への2回の屈折とを繰り返し
    て行い、他の1本のストランドは屈折のみを行い、他方
    の3本撚のストランドはその内の1本が貫通のみの繰返
    を行い、他の1本のストリングは2回の屈折と1回の貫
    通とを繰り返して行い、更に他の1本は屈折のみを繰り
    返して行うことによって網目を形成することを特徴とす
    る無結節網の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038853A (ja) * 1989-06-02 1991-01-16 Hakodate Seimo Sengu Kk 無結節網
JP2016523324A (ja) * 2013-06-27 2016-08-08 プファイファー イゾファー アクチェンゲゼルシャフト 岩石及び岩石斜面を固定する網
JP2016526617A (ja) * 2013-06-27 2016-09-05 プファイファー イゾファー アクチェンゲゼルシャフト 四辺形の網目を有する編組みされた網

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