JPH0196604A - 光導波路およびその製造方法 - Google Patents

光導波路およびその製造方法

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JPH0196604A
JPH0196604A JP25363087A JP25363087A JPH0196604A JP H0196604 A JPH0196604 A JP H0196604A JP 25363087 A JP25363087 A JP 25363087A JP 25363087 A JP25363087 A JP 25363087A JP H0196604 A JPH0196604 A JP H0196604A
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JP
Japan
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refractive index
waveguide
core
film
optical
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JP25363087A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Imoto
克之 井本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光の伝搬方向に屈折率分布を有する光導波路お
よびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
光フアイバ通信の進展に伴い、光デバイスには。
(1)大量生産性、(2)高信頼性、(3)結合の無調
整化、(4)自動組立、(5)低損失化などが要求され
るようになり、これらの課題を解決するために導波路型
の光デバイスが注目されるようになってきた。
従来、導波路型光デバイスを構成する光導波路には第7
図に示すようなものが知られている(大魚、木村:光通
信、p、142.昭和56年11日発行、コロナ社)、
これらの光導波路はその厚み方向および幅方向に階段状
、あるいは連続的な屈折率分布をもっているが、光の伝
搬方向には一定の屈折率である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第7図に示した光導波路はいずれも光信号の伝搬方向(
光導波路の長さ方向)に対して一定の屈折率特性をもっ
ている。そのため、光信号の伝搬につれて、光信号ビー
ムを収束させたり、あるいは拡散させたりするような機
能がない。このような機能がないために、従来は光導波
路の途中にレンズを設けることが考えられている。しか
し、収差が小さく、所望の焦点距離のものを制御性良く
作ることは極めてむずかしかった。そのため1個別の光
部品を組合せて構成した光デバイスに比し。
導波路型光デバイスの光学特性(伝送損失、チャネル間
のアイソレーション、など)は劣っており、まで実用化
までにはいたっていない。
本発明の目的は上記従来法の問題点を解決することがで
きる光導波路構成およびその製造方法を提供することに
ある。その結果、低損失化、高機能化を実現できると共
に、光デバイスの小形化も達成することができる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、低屈折率層(屈折率nb)の上に、光信号
の伝搬方向に沿って屈折率nc(nc>nb)が連続的
に変化したコア導波路を形成し、上記導波路上全体に屈
折率がncx (net<nc )のクラッド膜を形成
することにより達成される。上記コア導波路の屈折率n
cの勾配は、光信号の伝搬方向に沿って単調増大、単調
減少、あるいは増大と減少の両方が混在したもの、など
からなる。コア導波路は、直線導波路9曲線導波路、折
れ曲がり導波路、Y字型分岐導波路、方向性結合器型導
波路、などを含む。上記コア導波路の屈折率分布形成方
法は、高温熱処理によって屈折率が変化する膜を、予め
低温によって形成しておき、その後。
高温熱処理として、たとえば、光信号の伝搬方向に沿っ
てCOzレーザビームの照射時間、あるいは照射光量を
変える方法を用いる。その結果、光信号の伝搬方向に沿
って屈折率を連続的に変化させることができる。上記コ
ア導波路用の膜は、たとえば、低温ケミカルベーパデポ
ジション(低温CVD)、低温蒸着、低温スパッタリン
グ、などによって形成される。
〔実施例〕
本発明は、本発明者が初めて見い出した新しい現象を利
用することによって達成されるものである6すなわち、
本発明者は、390’Cに加熱されたシリコン基板上に
、モノシランS i H4(Nzで4%に希釈されたガ
ス) 、Nip OXガスを流してシリコン基板上に1
0数μmのシリケートガラス膜を形成させた。また、上
記ガスにホスフィンPH8(N2で1%に希釈されたガ
ス)を混合して ・ホスホシリケートガラス膜を形成さ
せた。上記シリケートガラス膜、あるいはホスシリケー
トガラス膜にCOxレーザ光源の光出力(約10W)を
Ge製レンズで約6mφのビームスポットサイズに絞っ
て照射したところ、第1図に示すように、レーザビーム
の照射時間によって上記膜の屈折率(測定波長0.63
 μm)が変化することを見い出した。これは、膜の厚
み測定結果から、照射時間の増大に伴って膜のち密度が
向上し、膜厚減少によって生じたものであることがわか
った。すなわち、これらの結果は、照射時間(あるいは
照射光量)を調節することによって屈折率とほぼ連続的
に変えることができることを示している。第1図の結果
を利用した本発明の光導波路の製造方法を第2図に示す
。まず同図a、bにおいて、基板1 (屈折率ns) 
 の上に低屈折率層2(屈折率nb、たとえば厚さ約1
0μmのシリケートガラス膜)を形成させた。その後、
上記低屈折率層2の上に、前述のように、390℃の温
度でホスホシリケートガラス膜のコア層3(屈折率n(
’ 。
nc’>nb)を約8μm形成させた6次に、上記コア
層3の上にco″2レーザビーム照射光を矢印6方向に
移動させた。その場合の移動速度Vと照射光量によって
、COxレーザビームを照射されたコア層3の屈折率分
布nc(Z)は第3図(a)〜(d)のように変えられ
る。
次に上記コア層3にホトリソグラフィ、ドライエツチン
グなどのプロセスにより、第2図c、dに示すような光
導波路をパターニングして第3図に示したような屈折率
分布nc(Z)  をもったコア10を得る。その後、
第2図e、fに示したように、上記コア10を含む全体
の導波路上にクラッド層4(屈折率ncI* ncg<
nc )を形成させる。このクラッド層4は第2図aの
COzレーザビーム照射光によるコア層3の上昇温度よ
りも低い温度で形成させる。これは、コア10の屈折率
分布がクラッドM4を形成時に変化しないようにさせる
ためである。
第4図は本発明の光導波路の別の実施例を示したもので
ある。これはクラッド層4の厚みが薄い場合の光導波路
である。
次に本発明の光導波路を用いた光デバイスの実施例につ
いて示す。
第5図は本発明のY分岐導波路の実施例を示したもので
ある。(a)は上面図、(b)は側面図、(Q)は光伝
搬方向の屈折率分布を示したも9である。Y分岐部付近
のコアの屈折率が連続的に低くなっている。このように
連続的に低くしておくと、矢印9−1方向からコア10
−3内を伝搬してきた光信号は8で示した付近で光強度
の分布がコア内で拡がりをもつようになり、分岐導波路
のコア10−1.10−2へ低損失で分岐される。
従来方法ではこの分岐部での放射損9反射損が大きくな
り、結果的に低損失ではなかった。また分岐角度θを大
きくできなかったので、分岐導波路側に、たとえば半導
体光素子や光ファイバなどを接続しようとすると、光導
波路を非常に長くしなければならないという問題点があ
った。これに対して1本発明ではθを大きくとれるので
、光導波路長が短かくでき、結果的に低損失化をはかる
ことができる。
第6図は本発明の分岐結合器の実施例を示したものであ
る。これは導波路10−3に入−射した光信号9−1を
導波路10−1.10−2に等分配に分岐する光デバイ
スである。従来、このような光デバイスを実現しようと
すると、ミキシング部11が非常に長くなり、結果的に
損失が増大していた。ミキシング部11を短かくするた
めに、この部分にテーパ部を設けることが考えられてい
るが、この場合には放射損が増大し、同様に損失が増大
していた。また分岐角θを大きくすると1等分配特性が
実現しにくくなるので、0を小さくしていたが、θを小
さくすると、分岐導波路1〇−1と1O−2の間隔が狭
くなり、たとえば半導体光素子を上記導波路の端面に接
続することがむずかしかった。これに対して、本発明の
ように、ミキシング部11のコアの屈折率分布を連続的
に小さくなるように構成しておくと、この部分での光の
ミキシングが容易となる。その結果、ミキシング部11
の長さを短かくすることができる。また。
分岐角θも大きくできるので、半導体光素子などの実装
も容易となる。
本発明は上記実施例に限定されない、まず、低屈折率層
2.コア3.クラッド層4の材質は、5iOzのガラス
(B、P、Ti、Geなどの酸化物のドーパントを少な
くとも1つ含んだもの)、アルカリ金属イオン、アルカ
リ土類金属イオンを含んだガラス、などでもよい、基板
には、S i O*基板、Si基板、GaAs基板、な
どを用いることができる。クラッド層4はガラス以外に
プラスチック、およびガラスとプラスチックの組合せた
もの、などを用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コアの屈折率を光信号の伝搬方向に対
して連続的に変化した分布の光導波路を提供することに
より、低損失化、小形化、高性能化を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は低温CVD膜のCOxレーザビーム照射による
屈折率変化特性図、第2図は本発明の光導波路の製造方
法を説明するための平面図および断面図、第3図は本発
明の光導波路のコアの屈折率分布特性図、第4図は本発
明の光導波路の別の実施例を示す平面図および断面図、
第5図および第6図は本発明の光導波路を利用した光デ
バイスの実施例を示す平面図、断面図および屈折率変化
曲線図、第7図は従来の光導波路の製造工程を示第 1
 図 Cozt寸’:t−゛−ムf′)照射時間t (Sec
)第3図 (b) 第4図 (久) VJ 5 図 (L)(b) (女4ph立享N雪どコア 冨6図 (al、ン                 (bン
  、)1夕乏1(C) 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低屈折率層(屈折率n_b)の上に、光信号の伝搬
    方向に沿つて屈折率(n_c、n_c>n_b)が連続
    的に変化したコア導波路を形成し、該導波路上全体に屈
    折率がn_c_l(n_c_l<n_c)のクラッド膜
    が形成された光導波路。 2、コア導波路膜として、膜形成温度よりも高い温度で
    熱処理することによつて屈折率が変化する膜からなる第
    1項記載の光導波路。 3、コア導波路用膜を形成し、パターニングを行う前に
    、該膜に光信号伝搬方向に沿つて熱エネルギを加えてい
    くことによつて、コア導波路用膜の屈折率を光信号伝搬
    方向に沿つて連続的に変化させるようにした光導波路の
    製造方法。 4、光導波路の光信号伝搬方向に沿つて順次加えていく
    熱エネルギの量を連続的に変化させるようにした第3項
    記載の光導波路の製造方法。 5、熱エネルギとしてCO_2レーザビーム光を用いた
    ことを特徴とする第3および第4項記載の光導波路の製
    造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1324645A1 (fr) * 2001-12-13 2003-07-02 Commissariat A L'energie Atomique Dispositif optique et procédé optique pour le déplacement de particules

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111941A (ja) * 1982-12-02 1984-06-28 ウエスタ−ン・エレクトリツク・カムパニ−,インコ−ポレ−テツド 光学デバイスおよびその製造法
JPS602906A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フイルタ付光導波路の製造方法
JPS61273506A (ja) * 1985-05-30 1986-12-03 Mitsubishi Rayon Co Ltd 線状照明装置

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