JPH0196496A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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Publication number
JPH0196496A
JPH0196496A JP62251158A JP25115887A JPH0196496A JP H0196496 A JPH0196496 A JP H0196496A JP 62251158 A JP62251158 A JP 62251158A JP 25115887 A JP25115887 A JP 25115887A JP H0196496 A JPH0196496 A JP H0196496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibacterical
agent
molded
added
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP62251158A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tsukahara
塚原 仁
Keiko Kurokawa
圭子 黒河
Toshimitsu Tsukui
利光 津久井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0196496A publication Critical patent/JPH0196496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は室内を冷暖房する空気調和機や室内空気を循環
させる循環扇等の送風装置に関する。
(ロ)従来の技術 室内を密画状態にして空気調和機で冷暖房したり、温風
暖房機と併用して循環扇を運転して暖房加湿すると、か
びが空気調和機や循環扇のエアーフィルター、吹出・吸
込グリル、ファン、ファンケーシング等に発生し、この
かびが室内へ吹出されるため、室内にいる人が喘息など
の呼吸器系疾患にかかり、健康を害する問題がおきてい
る。
このため、実開昭61−7729号公報で提示したよう
に一般市販品の防かび剤を空気調和機の吹出部にスプレ
ーで塗布することを試みたが、空気調和機の吹出壁に付
着する結露水で防かび剤が流れ落ち、防かび効果が持続
しない欠点を有していた。
この対策として、防かび剤を合成樹脂に含ませることが
特開昭62−106231号公報で提示されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記公報で提示の装置では防かび剤を合成樹脂に単に含
ませているたけであるため、合成VJ4 詣成形量の表
面及び内部に存在している防かび剤が徐々に飛散して消
失するため防かび効果の寿命が短い問題点を有していた
本発明はかかる問題点を解決した送風装置を提供するも
のである。
(二〉問題点を解決するための手段 本発明は室内空気流と接触する吹田グリルやエアーフィ
ルター等の合成樹脂成形品に抗菌剤と包接化合物とを添
加するようにしたものである。
(*)作用 かびの発生を防止する防菌効果やかびを殺す殺菌効果を
有する抗菌剤としては、多種類のかびや細菌に有効なも
のが好ましく、且つ合成樹脂の成形温度200〜250
°Cよりも熱分解温度が高いものでなければならず、こ
の点を考慮すると、ジフェニルエーテル類である2−4
−4’)ジクロロ−2′ヒドロキシジフエニルエーテル
〔cIIH?Qso*〕、N−ハロアルキルチオ類であ
るN−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタルイミド
(CSH4C1,FNOIS )やN、N−ジメチル−
N′−フェニル−N′−フルオロジクロロメチルチオス
ルファミド(csn1*C1zFNzOzS* )やN
−1−ジクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド[
C5HsC1sNOzS〕、ベンズイミダゾール類であ
る2−(4チアゾリル)ベンズイミダゾールCC+。H
,N、S )や2−(メトキシ−カルボニルアミノ ール( C*H*NsOz 〕、有機砒素類である10
−10’オキシビスフエノキシアルシン( CaJ+a
AzOs ]が適しており、これら抗菌剤を1種類又は
2〜3種類併用しても良い。
以下に抗菌剤で死滅するかびと細菌の種類と死滅させる
ための最低濃度を示す。
(以下、余白) 一方、包接化合物としては、アルミナシリカ含水金属塩
類が好ましく、例えば銅イオンや銀イオンや亜鉛イオン
を有するアルミナシリカ含水金属塩(Me”/n041
20x ・xSi02・yHtO(但し、Meは(u”
Ag” r Zn” ] )が適している。この金属塩
を上述した抗菌剤と一緒に合成樹脂材に溶かし込むこと
により、この金属塩のアルミナシリカの包接作用によっ
て抗菌剤がこの金属塩で包み込まれて外部への放出量が
少なく抑えられるため、抗菌剤の寿命が伸びる。
しかも、この金属塩自体も金属イオン((u++。
Ag+1. Znゝ)により上記表で示したかびと細菌
を死滅させる抗菌効果を有しており、抗菌剤の抗菌効果
にプラスされて抗菌効果が増大する。
尚、金属塩は銅イオンや銀イオンや亜鉛イオンが触媒と
して働いて空気中の酸素をアルミナシリカ中にとり入れ
活性酸素を放出することにより抗菌効果を更に発揮する
と予想きれる。
そして、これら抗菌剤と包接化合物とをABS樹脂やポ
リプロピレン樹脂やポリスチレン樹脂等の合成樹脂材中
に0.2〜4.0%4t%添加し、空気調和機の吹出・
吸込グリルやファンやファンケーシング等を抗菌剤入り
の合成樹脂材で金型成形したり、抗菌剤入りの合成樹脂
材を溶融して織布や不織布の形にしてエアーフィルター
のネットを製作する。
尚、エアーフィルターのネットとして、ポリプロピレン
樹脂の不織布を用いるようにすれば、ポリプロピレン樹
脂そのものが有する親油性と、繊維が互いに絡み合って
空隙を作る不織布の形状とから油が吸着され易くなり、
厨房室や機械切削加工工場で使用される空気調和機や循
環扇のエアーフィルターとして用いれば食用油詣や加ニ
オイルのミストが循環空気から除去きれる。かかるエア
ーフィルターのネットに防かび剤を塗布すると油の吸着
性が悪くなると共にポリプロピレン樹脂は結晶性樹脂で
ある為に防かび剤の付着力が弱く、ネットの洗浄時に防
かび剤が洗い落とされる不具合さかあるが、本発明の如
く抗菌剤と包接化合物とをポリプロピレン樹脂中に添加
すればこのような不具合さはない。
(へ)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第1図に
おいて、(1〉は空気調和機の本体(2)の前面に取り
つけられた前面パネルで、吸込グリル(3)と、風向変
更羽根(4)付きの吹出グリル(5)とが設けられてい
る。
第2図は第1図のn−m’腺で切断した空気調和機の断
面図であり、本体(2)のケーシング(6)内には冷房
時に蒸発器として、暖房時に凝縮器として作用する熱交
換器(7)と、吸込グリル(3)よりエアーフィルター
(8)及び熱交換器(7)を介して吸込まれた室内空気
を吹出グリル(5)から吹き出させるクロスフローファ
ン(9)と、室内空気を吸込グリル(3)より吹出グリ
ル(5)へ導くファンケーシング(10)と、冷房時に
熱交換器(7)から滴下されるドレン水を受けるドレン
パン(11)とが設けられている。
そして、ケーシング(6)、前面パネル(1)、クロス
フローファン(9)、ファンケーシング(10)、風向
変更羽根(4)は2−4−4・トリクロロ−2・ヒドロ
キシジフェニルエーテルとN−(フルオロジクロロメチ
ルチオ)−フタルイミドの物質からなる抗菌剤を0.6
〜2.0吐%添加したABS樹脂やポリプロピレン樹脂
やポリスチレン樹脂との合成樹脂から成形され、エアー
フィルター(8)のネット(12)は抗菌剤を0.6〜
2 、 Owt%添加したポリプロピレン樹脂の不織布
で成形きれ、ドレンパン(11)は抗菌剤を0.6〜2
.0wt%添加した発泡スチロールから成形されている
このように室内空気流と接触する合成樹脂成形品に抗菌
剤と包接化合物とを添加したので、かかる成形品の表面
や内部に練り込まれている抗菌剤と包接化合物が放出す
ることにより、冷房時に結露水が付着する吹田グリル(
5)や風向変更羽根(4)及びドレン水が溜まるドレン
パン(11)、並びに暖房加湿時に湿気をおびるケーシ
ング(6)、前面パネル(1)、吸込クリル(3)、ク
ロスフローファン(9)、ファンケーシング(10)、
エアーフィルター(8)のネット(12〉にかびや細菌
が発生することはない。
しかも、抗菌剤は包接化合物で包み込まれた状態で合成
樹脂材中に練り込まれているため、抗菌剤が外部へ短期
間で放出するのが抑制され、抗菌効果が半永久的に発揮
きれる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、前面パネルや吸込・吹出グリル、並び
に本体ケーシング、ファンケーシング、クロスフローフ
ァン、エアーフィルター等の室内空気流と接触する合成
樹脂成形品に抗菌剤と包接化合物とを添加したので、こ
れら合成樹脂成形品が冷房時に結露水やドレン水で濡れ
たり、暖房加湿時に湿気をおびてもこれら成形品に練り
込まれている抗菌剤と包接化合物とでかびや細菌が発生
するのを防止でき、且つ抗菌剤は包接化合物で包み込ま
れた状態で練り込まれているため、抗菌剤が外部へ短期
間で多量に散失することがなく、半永久的に抗菌効果を
発揮することができる。
特に本発明を頻繁に水洗いされるエアーフィルターのネ
ットに適用すれば抗菌効果が半永久的に持続きれるため
、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は空気調和
機の斜視図、第2図は第1図のII−IF’線で切断し
た空気調和機の断面図である。 (1)・・・前面パネル、 (3)・・・吸込グリノ呟
 (4)・・・風向変更羽根、 (5)・・・吹出グリ
ノ呟 (6)・・・本体ケーシング、(9)・・・クロ
スフローファン、(10)・・・ファンケーシング、(
11)・・・ドレンパン、(12)・・・エアーフィル
ターのネットであって、これらは合成樹脂成形品である

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)室内空気流と接触する合成樹脂成形品に抗菌剤と
    包接化合物とを添加したことを特徴とする送風装置。
  2. (2)合成樹脂成形品がエアーフィルターのネットであ
    る特許請求の範囲第1項記載の送風装置。
  3. (3)抗菌剤がジフェニルエーテル類、N−ハロアルキ
    ルチオ類、ベンズイミダゾール類、有機砒素類のいずれ
    か1種又は2種以上の物質である特許請求の範囲第1項
    記載の送風装置。
  4. (4)包接化合物がアルミナシリカ含水金属塩である特
    許請求の範囲第1項記載の送風装置。
JP62251158A 1987-10-05 1987-10-05 送風装置 Pending JPH0196496A (ja)

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Citations (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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