JPH0195601A - ストリップ線路の直流阻止回路 - Google Patents

ストリップ線路の直流阻止回路

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JPH0195601A
JPH0195601A JP62254341A JP25434187A JPH0195601A JP H0195601 A JPH0195601 A JP H0195601A JP 62254341 A JP62254341 A JP 62254341A JP 25434187 A JP25434187 A JP 25434187A JP H0195601 A JPH0195601 A JP H0195601A
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JP
Japan
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strip conductor
strip
capacitor
width
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP62254341A
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English (en)
Inventor
Katsuya Hatsuka
初鹿 勝也
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く本発明の産業上の利用分野〉 本発明は、ストリップ線路の直流成分の伝送を阻止する
ストリップ線路の直流阻止回路に関する。
〈従来技術〉(第8図) 電子機器のうち特にマイクロ波等の高い周波数を扱う掘
器では、その信号伝送路として、構成が容易で量産性お
よび信頼性が高いことからストリップ線路が多く用いら
れている。
ストリップ線路を用いて電子回路を構成する場合、半導
体(トランジスタ、ダイオード、IC等)に与えるバイ
アス電流、電圧等の直流成分を阻止するために、ストリ
ップ導体の途中を溝状に切断し、この切断部をまたぐよ
うにコンデンサを接続して直流阻止回路を構成しており
、これによって必要な交流信号のみを伝送することがで
きる。
このような目的で使用されるコンデンサとしては、特に
マイクロ波等の高周波において損失の少ない誘電材で矩
形平板状に形成され、誘導損失分の少ないチップ型のコ
ンデンサが多く用いられている。
第8図は、このようなコンデンサを用いたマイクロスト
リップ線路の直流阻止回路の一例を示す図である。
図において、このマイクロストリップ線路は、所定厚の
誘電体基板1の一方面(底面)に接地導体2が形成され
、他方面(上面)には所定幅のストリップ導体3がエツ
チング等によって形成されている。
このストリップ線路の特性インピーダンス2゜は、この
誘電体基板1の材質(誘電率)や厚さおよびストリップ
導体の幅Wによって、例えば500等に予め決められて
いる。
ストリップ導体3は、その長平方向と直交するスリット
状の切断部4によって切離されており、この切断部4を
はさむストリップ導体3の一方の端部3aには、直流阻
止用のコンデンサ5が取付けられている。
このコンデンサ5は矩形平板状に形成され、その厚さ方
向に金蒸着等による電極面5a、5bが設けられており
、一方の電極面5aをストリップ導体3の一方の端部3
aの上面に当接するように、導電性接着材(図示せず)
等によって接着固定されている。
コンデンサ5の他方の電極面5bには、リボン状の接続
板6の一端側6aが圧着されており、接続板6の他端側
6bは、切断部4をはさむストリップ導体3の他方の端
部3bの上面に接着固定されている。
したがって、このストリップ線路を伝送される信号のう
ちバイアス電源等からの直流成分は、コンデンサ5で阻
止され、交流成分(高周波成分)のみが伝送されること
になる。
く本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のようなストリップ線路で、マイク
ロ波帯だけでなく、数10MHzから数10GHzまで
の広帯域な信号を少な(\減衰量で伝送するためには、
コンデンサ5は、その最低信号周波数(例えば20MH
z)に対応した大きな容量値(例えば1000pF)も
つ必要があるが、前記のようなコンデンサ5で、大きな
容量値を得ようとする場合、−辺の大きさが比較的大き
い(例えば−辺が1.5ミリ程度)コンデンサを使用す
るか多数のコンデンサを並列使用しなければならない(
厚さを薄くすることには限界がある)。
ところが、マイクロ波等の高周波帯まで良好な誘電率を
示す基板材質は限られており(テフロン等)、この基板
を用いてストリップ線路による電子回路をできるだけ小
さく構成しようとすると、ストリップ導体3の幅は、非
常に細い(例えば誘電率εr=2.2、厚さ0.254
ミリのテフロン基板で50Ωのストリップ線路を形成し
ようとするとストリップ導体の幅は0.75ミリとなる
)ものとなり、ストリップ導体3の幅よりもコンデンサ
5の一辺の方が大きくなってしまう。また、並列使用で
はストリップ導体3の幅をその接続部分だけ拡げなけれ
ばならない= このように、ストリップ導体に、その幅よりも大きな電
極面が接続されると、その部分のストリップ導体の幅が
広くなったことと等価になってしまい、ストリップ線路
の特性インピーダンスが著るしく異なるものとなり、高
い周波数帯での挿入摸失や反射減衰量(リターンロス)
等の特性が著るしく悪化して広帯域な伝送特性を得るこ
とができないという問題があった。
本発明は、この問題を解決したストリップ線路の直流阻
止回路を提供することを目的としている。
く前記問題点を解決するための手段〉 前記問題点を解決するために、本発明のストリップ回路
の直流阻止回路では、ストリップ導体を切断する切断部
に、このストリップ導体の長さ方向にほぼ沿ってこのス
トリップ導体を溝状に切断する縦走部を形成し、ストリ
ップ導体幅より厚さの薄い平板状のコンデンサをこの縦
走部に沿って立て、縦走部をはさむストリップ導体に、
電極面をそれぞれ電気接続している。
く作用〉 したがって、コンデンサの接続によってストリップ導体
の幅が広がることなく、直流成分の阻止と広帯域な伝送
を行なうことができる。
く本発明の実施例〉(第1〜3図) 以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は、本発明をマイクロストリップ線路に適用した
直流阻止回路を示す斜視図であり、第2図は、第1図の
上面図である。第3図は、第2図の■−■断面図である
このマイクロストリップ線路は、特性インピーダンスz
0が50Ωになるように厚さ0.254ミリのテフロン
からなる誘電体基板10によって形成されており、その
下面には接地導体11が全面に形成されている。
誘電体基板10の上面には、幅が0.75ミリのストリ
ップ導体12が形成されており、このストリップ導体1
2は、その途中を溝状の切断部13によって切離されて
いる。
この切断部13は第2図に示すように、ストリップ導体
12の長手方向と直交して側方からストリップ導体12
を切断する横断部13aと、ストリップ導体12の幅中
心で、その長手方向と平行にストリップ導体12を切断
する縦走部13bとがクランク状に所定の@(斜えば0
.15ミリ)で連続して形成されている。
この縦走部13bには、その切断方向に沿って矩形平板
状のコンデンサ15が立てられている。
このコンデンサ15は、このストリップ線路に20MH
z〜数10GHzの広帯域な信号を伝送するために必要
な容量(例えば’100OpF>を有しており、その−
辺の寸法は前述したようにほぼ1,5ミリであり、その
厚さは0.2ミリ程度である。
コンデンサ15の厚さ方向の両面には、金蒸着等によっ
て電極面16.16が形成されており、この電極面16
.16の下端部は、切断部13の縦走部13bをまたぐ
ようにして、この縦走部13bをはさむストリップ導体
12の端部12a112a上面に当接してりる。
電極面16.16の下端部には、それぞれ断面り字状の
接続片17.17の直立部17a、17aが圧管されて
おり、その水平部17b、17bは、ストリップ導体1
2の端部12a、12aの上面に導電性接着材(図示せ
ずン等によって電気的に接続されている。
したがって、このマイクロストリップ線路には、コンデ
ンサ15によって直流成分の信号が阻止され、交流成分
のみが伝送されることになる。
なお、コンデンサ15の取付によって、このストリップ
導体12の幅は拡がらず、特性インピーダンスの変化は
少なく低い周波数から高い周波数の信号が効率よく伝送
される。
次に上記の実施例のストリップ線路と、上記実施例と同
一のストリップ導体幅で同一のコンデンサ15を用いた
従来のストリップ線路の周波数に対する挿入損失および
反射減衰量の実理結果を第4図、第5図に示す。
第4図は、周波数に対2するこの伝送路の挿入損失の変
化を示すグラフであり、破線Aで示す従来回路の挿入損
失が高周波領域<10G〜20GH2)で大゛きく変化
しているのに対し、実線Bで示す本実施例の回路では、
大きな変化はなく一定の傾きで損失が増加しているのみ
である。
なお、この損失の増加は、ストリップ線路自体の挿入損
失であり、本実施例の回路では、コンデンサ15の実装
による損失は非常に少ない。
また、第5図は周波数に対するこの伝送路の反射減衰量
を示すグラフであり、伝送路の特性インピーダンスの5
0Ωに対する整合状態を示すものである。
この図において、破線Cで示す従来回路の反射減衰量が
、2GHz付近からほぼ単調に大きく減少(グラフでは
上昇)しているのに対し、実?JDで示す本実施例の回
路では、数ケ所で反射減衰量の減少がみられるが、その
ピーク値でも平均で563はど従来回路より改善されて
おり、その間の周波数帯では、大きな反射減衰量が得ら
れている。
なお、周波数の低い部分(20〜80MHzまでの部分
)では、本実施例の回路および従来回路とも、反射減衰
量が少なく示されているが、これは、コンデンサ15の
容量値(1000pF)に起因するものである。
く本発明の他の実施例〉(第6〜7図)なお、上記実施
例では、ストリップ導体12の切断部13にこのストリ
ップ導体と平行な縦走部13bを形成していたが、これ
は、第6図に示すように、ストリップ導体22の長手方
向に沿って斜めに切断する縦走部23を形成して、この
縦走部23をまたぐようにコンデンサ25を立てるよう
にしてもよ一\。
さらに、コンデンサの容量値を増加させて、さらに低い
周波数の信号までを伝送する場合、第7図<8)に示す
ように、ストリップ導体32を長い縦走部33bで切断
して、2つのコンデンサ35.35をこの縦走部33b
に沿って立て、2倍の容量値を得ることも可能である。
また、第7図(b)に示すように、ストリップ導体42
の端部42a142bを凹凸状に切断する切断部43を
形成して、2つの縦走部43b143bにそれぞれコン
デンサ45.45を立てるようにしても2倍の容量値が
得られる。また、第7図(a)と第7図(1))の方法
を併用してさらに多くのコンデンサを並列接続して、大
きな容量値を得ることもできる。
なお、上記実施例では、50Ω系のテフロン基板による
マイクロストリップ線路に本発明を適用しているが、他
の基板や他の特性インピーダンスのストリップ線路ある
いは他のストリップ線路(例えば遮へい形ストリップ線
路等)についても同様に適用できる。
く本発明の効果〉 以上のように、本発明のストリップ線路の直流阻止回路
では、ストリップ導体を切断する縦走部に沿って平板状
のコンデンサを立てるように接続しているため、ストリ
ップ導体の等価的な幅の拡がりがなく、線路の特性イン
ピーダンスに対する不整合が抑制され、広帯域な伝送特
性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図の上面図、第3図は第2図のlll−1断面図であ
る。 第4図および第5図は、本実施例の回路と従来回路の周
波数に対する特性を示すグラフである。 第6図、第7図(a)および第7図(b)は、本発明の
他の実施例を示す上面図である。 13・・・・・・切断部、131)・・・・・・縦走部
、15・・・・・・コンデンサ、16・・・・・・電極
面。 特許出願人     アンリツ株式会社代理人  弁理
士  早 川 誠 志 第3図 第4図 周波数□ (Hz)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  所定幅のストリップ導体を切断部によつて電気的に切
    離し、前記ストリップ導体の幅より小なる厚さを有し該
    厚さ方向に電極面を有する平板状のコンデンサを前記切
    断部に介装して、直流成分の伝送を阻止するストリップ
    線路の直流阻止回路であって、 前記切断部は、前記ストリップ導体をその長さ方向にほ
    ぼ沿つて溝状に切断する縦走部を有し、前記コンデンサ
    は、前記縦走部に沿つて立てられ、前記電極面は前記縦
    走部をはさむストリップ導体にそれぞれ電気接続されて
    いることを特徴とするストリップ線路の直流阻止回路。
JP62254341A 1987-10-08 1987-10-08 ストリップ線路の直流阻止回路 Pending JPH0195601A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876268B2 (en) * 2001-07-20 2005-04-05 Robert Bosch Gmbh Capacitive finger coupling element on a silicon support for coupling a strip line structure
JP2008309590A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp ノズル検査装置およびノズル検査方法

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US6876268B2 (en) * 2001-07-20 2005-04-05 Robert Bosch Gmbh Capacitive finger coupling element on a silicon support for coupling a strip line structure
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