JP2000208670A - パッケ―ジ基板およびそれを用いた電子装置 - Google Patents

パッケ―ジ基板およびそれを用いた電子装置

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JP2000208670A
JP2000208670A JP11005337A JP533799A JP2000208670A JP 2000208670 A JP2000208670 A JP 2000208670A JP 11005337 A JP11005337 A JP 11005337A JP 533799 A JP533799 A JP 533799A JP 2000208670 A JP2000208670 A JP 2000208670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号線路における不整合の生じにくいパッケ
ージ基板を提供する。 【解決手段】 第1の分布定数線路3と第2の分布定数
線路5を接続する第1のビアホール7と、第1の接地電
極4と第2の接地電極6を接続する第2のビアホール1
1、12で形成されるフィードスルー部を容量性に設定
し、端面電極8に接続される第2の分布定数線路5を誘
導性に設定する。 【効果】 フィードスルー部の容量性と第2の分布定数
線路の誘導性で端面電極で発生する浮遊容量を打ち消し
て、信号線路における不整合を生じにくくし、高周波特
性の劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッケージ基板お
よびそれを用いた電子装置、特に高周波の信号を扱うチ
ップ部品を搭載するパッケージ基板およびそれを用いた
電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信機器の小型化や使用周波数の
高周波化にともなって、パッケージ基板に設けられた高
周波信号入出力用の信号線路の不整合が原因で、そのパ
ッケージ基板を用いた電子装置の高周波特性を劣化させ
る可能性が高くなってきており、パッケージ基板の信号
線路の不整合の改善が必要となってきている。
【0003】図5に、従来のパッケージ基板を示す。図
5に示したパッケージ基板1において、基体2の一方主
面2aにはストリップ状の第1の分布定数線路3が形成
され、その周囲にはギャップg1およびg2を介して第
1の分布定数線路3に近接して第1の接地電極4が形成
されている。ここで、第1の分布定数線路3の特性イン
ピーダンスは、設計や測定における基準となる特性イン
ピーダンス、例えば50オームに合わせられている。ま
た、基体2の他方主面2bにはストリップ状の第2の分
布定数線路5が形成され、その周囲にはギャップg3お
よびg4を介して第2の分布定数線路5に近接して第2
の接地電極6が形成されている。ここで、ギャップg1
は第1の分布定数線路3の側縁方向における第1の接地
電極4との間のギャップを、ギャップg2は第1の分布
定数線路3の長手方向における第1の接地電極4との間
のギャップを示している。また、ギャップg3は第2の
分布定数線路5の側縁方向における第2の接地電極6と
の間のギャップを、ギャップg4は第2の分布定数線路
5の長手方向における第2の接地電極6との間のギャッ
プを示している。そして、第1の分布定数線路3と第2
の分布定数線路5は、その一端同士が互いに対向して形
成され、第1のビアホール7で接続されている。さら
に、第2の分布定数線路5の他端は、基体2の端面に形
成されたはんだ付け用の端面電極8に接続されている。
そして、第1の分布定数線路3と第1のビアホール7と
第2の分布定数線路5と端面電極8とで信号線路を構成
している。
【0004】ここで、第1の分布定数線路3は、第1の
接地電極4との関係で見ればコプレーナ線路となり、第
2の接地電極6との関係で見ればマイクロストリップ線
路となる。また、第2の分布定数線路5も同様に、第2
の接地電極6との関係で見ればコプレーナ線路となり、
第1の接地電極4との関係で見ればマイクロストリップ
線路となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に、図5に示した
パッケージ基板1のA−A断面図、すなわち信号線路に
沿った断面図を示す。図6において、第1の分布定数線
路3から第1のビアホール7と第2の分布定数線路5を
経由して端面電極8までを、s1、s2、s3、s4の
4つの領域に分けている。ここで、領域s1は基体2の
一方主面2a側に形成された第1の分布定数線路3を、
領域s3は基体2の他方主面2b側に形成された第2の
分布定数線路5を、領域s2は第1の分布定数線路3と
第2の分布定数線路5を接続するフィードスルー部を、
領域s4は端面電極8を示している。
【0006】図7に、図5に示したパッケージ基板1の
信号線路部分の等価回路を、第1の分布定数線路3から
端面電極8までを、s1、s2、s3、s4の4つの領
域に分けて示す。図7において、領域s2のLは第1の
ビアホール7のインダクタンス成分を、C2は第1の分
布定数線路3と第1の接地電極4との間のギャップg2
に形成された浮遊容量を、C4は第2の分布定数線路5
と第2の接地電極6との間のギャップg4に形成された
浮遊容量を示している。そして、領域s4のC8は端面
電極8およびそれに付着するはんだとその周囲に存在す
る接地電極との間に形成される浮遊容量を示している。
【0007】このように、パッケージ基板1において
は、第1のビアホール7の部分が比較的大きなインダク
タンス成分Lとなり、さらにその両端において浮遊容量
C2、C4を有し、さらに第2の分布定数線路5の他端
にも浮遊容量C8を有することになる。そのため、たと
え第2の分布定数線路5を第1の分布定数線路3と同じ
基準となる特性インピーダンスに設定してあっても、領
域s2や領域s4の影響で信号線路全体に不整合が生じ
てしまうという問題がある。そして、この信号線路の不
整合は、この構造を有するパッケージ基板の高周波特性
を劣化させ、ひいてはそのパッケージ基板を用いた電子
装置の高周波特性を劣化させる原因になるという問題が
ある。
【0008】本発明は上記の問題点を解決することを目
的とするもので、信号線路における不整合の生じにくい
パッケージ基板およびそれを用いた電子装置を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパッケージ基板は、絶縁体からなる基体
と、該基体の一方主面に形成された第1の分布定数線路
と、前記基体の他方主面に形成された第2の分布定数線
路と、前記第1の分布定数線路の一端と前記第2の分布
定数線路の一端を互いに接続するフィードスルー部と、
前記基体の端面に形成されるとともに前記第2の分布定
数線路の他端に接続された端面電極とからなり、前記フ
ィードスルー部は、前記第1の分布定数線路の一端に近
接して第1の接地電極を形成し、前記第2の分布定数線
路の一端に近接して第2の接地電極を形成し、前記第1
の分布定数線路の一端と前記第2の分布定数線路の一端
を接続する第1のビアホールを形成し、該第1のビアホ
ールに近接して前記第1の接地電極と前記第2の接地電
極を接続する第2のビアホールを形成し、前記第1のビ
アホールと前記第2のビアホールで第3の分布定数線路
を形成してなり、前記フィードスルー部を容量性に設定
するとともに、前記第2の分布定数線路を誘導性に設定
してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明のパッケージ基板は、前記第
2の分布定数線路の特性インピーダンスを、前記第1の
分布定数線路の特性インピーダンスより高く設定してな
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明のパッケージ基板は、前記第
3の分布定数線路の特性インピーダンスを、前記第1の
分布定数線路の特性インピーダンスより低く設定してな
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明のパッケージ基板は、前記フ
ィードスルー部の容量値を、前記端面電極の浮遊容量に
一致させてなることを特徴とする。
【0013】また、本発明の電子装置は、上記のいずれ
かに記載のパッケージ基板を用いたことを特徴とする。
【0014】このように構成することにより、本発明の
パッケージ基板によれば、信号線路における不整合を生
じにくくし、高周波特性の劣化を防止することができ
る。
【0015】また、本発明の電子装置においては、高周
波特性の劣化を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のパッケージ基板
の一実施例を示す。図1において、図5と同一もしくは
同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0017】図1に示したパッケージ基板10におい
て、フィードスルー部には第1のビアホール7に近接し
て、第1の接地電極4と第2の接地電極6を接続する第
2のビアホール11および12が設けられている。ま
た、基体2の他方主面2bには、第2の分布定数線路1
3が、一端と他端の間において、その幅をステップ状に
狭くして形成されている。さらに、端面電極8の両側に
は、第2の接地電極6に接続してはんだ付け用の端面接
地電極14および15が設けられている。
【0018】ここで、図2に、図1に示したパッケージ
基板10のB−B断面図を、すなわちフィードスルー部
の断面図を示す。図2において、C11は第1のビアホ
ール7と第2のビアホール11との間に分布的に形成さ
れる容量を、C12は第1のビアホール7と第2のビア
ホール12との間に分布的に形成される容量を示してい
る。これより、パッケージ基板10においては、フィー
ドスルー部の第1のビアホール7は、図7に示したよう
な単なる集中定数的なインダクタンスではなく、第1の
ビアホール7を主線路とし、第2のビアホール11、1
2を接地電極とする第3の分布定数線路とみなせること
が分かる。そして、第1のビアホール7と第2のビアホ
ール11、12の間隔を変えることによって、その特性
インピーダンスを比較的自由に設定することができる。
【0019】図3に、パッケージ基板10の線路部分の
等価回路を示す。図3において、図7と同一もしくは同
等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0020】図3において、フィードスルー部である領
域s2の、図7ではインダクタンス成分Lとなっていた
部分が、第1のビアホール7を主線路とし、第2のビア
ホール11、12を接地電極とした第3の分布定数線路
16に置き換わっている。そして、第3の分布定数線路
16の特性インピーダンスは、第1のビアホール7と第
2のビアホール11、12との間隔を小さくすることに
よって、基準となる特性インピーダンスである第1の分
布定数線路3の特性インピーダンスよりも低く設定して
ある。そのため、領域2を集中定数的に見ると、容量が
接地電極との間に設けられている状態とほぼ等価にな
る。すなわち、フィードスルー部である領域s2は容量
性となる。
【0021】一方、領域s3の第2の分布定数線路13
の特性インピーダンスは、線路幅を狭くして基準となる
特性インピーダンスである第1の分布定数線路3の特性
インピーダンスよりも高く設定されている。そのため、
領域s3は集中定数的には直列にインダクタが設けられ
ている状態とほぼ等価になる。すなわち、領域s3の第
2の分布定数線路13は誘導性となる。
【0022】その結果、集中定数的に見れば、領域s2
は容量性に、領域s3は誘導性に見え、領域s4の浮遊
容量C8を加えると、領域s2からs4の間で2つの並
列の容量と1つの直列のインダクタからなるπ型のロー
パスフィルタ回路を構成していることになる。
【0023】このように構成されたパッケージ基板10
の信号線路においては、領域s4の浮遊容量C8を、領
域s3のインダクタと領域s2の容量とである程度打ち
消すことができ、信号線路全体の不整合を改善すること
ができる。特にπ型のローパスフィルタ回路に形成する
ことによって、整合する周波数帯域、例えば反射損失が
−20dB以下の周波数帯域を広くすることができ、信
号線路を比較的高い周波数まで整合の良い状態に維持す
ることができる。そして、信号線路の不整合を改善する
ことによって、パッケージ基板10自身の高周波特性の
劣化を防止することができる。
【0024】次に、パッケージ基板10においては、フ
ィードスルー部である領域s2を集中定数的に見た場合
の容量の値については特に定義しなかったが、これを領
域s4の浮遊容量C8の容量の値と等しくしてもよい。
この場合、これに応じて領域s3を集中定数的に見た場
合のインダクタの値を決定することによって、特定の周
波数において領域s4の浮遊容量C8を完全に打ち消す
ことが可能になる。そして、これによって、信号線路が
ある程度まで整合する周波数帯域をさらに広げることが
でき、より高い周波数までパッケージ基板の高周波特性
の劣化を防止することができる。
【0025】ところで、パッケージ基板10において
は、第3の分布定数線路16の特性インピーダンスを第
1の分布定数線路3の特性インピーダンスよりも低く設
定することによって、フィードスルー部である領域s2
を集中定数的に容量性に見えるようにしている。しか
し、第3の分布定数線路16の両端に形成される浮遊容
量C2とC4の容量が大きければ、第3の分布定数線路
16の特性インピーダンスが基準の特性インピーダンス
である第1の分布定数線路3の特性インピーダンスと同
じか、あるいは少し高くても領域s2は集中定数的に容
量性に見える。そのため、第3の分布定数線路16の特
性インピーダンスは、必ずしも第1の分布定数線路3の
特性インピーダンスより低くなくても構わないものであ
る。
【0026】なお、パッケージ基板10において、第1
のビアホールの数を1つとしたが、これは1つに限られ
るものではなく、対向して形成された第1の分布定数線
路3の一端と第2の分布定数線路13の一端との間で2
つ以上形成しても構わないものである。また、第2のビ
アホールの数も2つに限られるものではなく、第3の分
布定数線路16の特性インピーダンスをどのような値に
するかによって、1つであっても、3つ以上であっても
構わないものである。また、第1のビアホールと第2の
ビアホールとの間隔も、同じく第3の分布定数線路16
の特性インピーダンスをどのような値にするかによっ
て、自由に決定されるものである。
【0027】また、パッケージ基板10においては、領
域s3の第2の分布定数線路13を一端と他端の間にお
いて、その幅をステップ状に狭くして形成しているが、
線路の幅を変えずに線路と接地電極との間隔を広げるこ
とによって特性インピーダンスを高くしても構わないも
のである。さらに、線路の幅あるいは線路と接地電極と
の間隔の変化する部分をテーパー状に形成することもで
き、これによって第2の分布定数線路13自身の特性的
な不連続性を低減することができ、信号線路全体の整合
をさらに良くすることができるものである。
【0028】図4に、本発明の電子装置の一実施例の断
面図を示す。図4において、図1と同一もしくは同等の
部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0029】図4において、電子装置20は、パッケー
ジ基板10の一方主面に形成された第1の接地電極4の
略中央部に、半導体チップ21を搭載し、半導体チップ
21と第1の分布定数線路3をワイヤー22で接続し、
さらに、半導体チップ21とワイヤー22と第1の分布
定数線路3の全体をカバー23で覆って構成されてい
る。
【0030】このように構成された電子装置20におい
て、半導体チップ21はワイヤー22を介してパッケー
ジ基板10の信号線路と接続されている。そして、パッ
ケージ基板10の信号線路は、第1の分布定数線路3か
ら端面電極8までの間が不整合が少なくなるように形成
されているため、半導体チップ21からパッケージ基板
10の端面電極8までの間においても不整合が少なく、
電子装置20全体としての高周波特性の劣化を防止する
ことができる。
【0031】なお、電子装置20においては、半導体パ
ッケージに1つの半導体チップを搭載して構成している
が、2つ以上の半導体チップを搭載して構成しても構わ
ないものである。また、パッケージ基板に搭載するチッ
プは半導体チップに限るものではなく、受動素子を形成
した誘電体チップや多層誘電体チップなど、別のチップ
であっても構わないものである。
【0032】
【発明の効果】本発明のパッケージ基板によれば、絶縁
体からなる基体の一方主面に第1の分布定数線路を形成
し、他方主面に第2の分布定数線路を形成し、第1およ
び第2の分布定数線路の一端同士をフィードスルー部で
接続し、基体の端面に第2の分布定数線路の他端に接続
して端面電極を形成してなり、さらにフィードスルー部
が、第1および第2の分布定数線路の一端同士を接続す
る第1のビアホールと、第1の分布定数線路の一端に近
接して形成された第1の接地電極と、第2の分布定数線
路の一端に近接して形成された第2の接地電極とを接続
する第2のビアホールからなり、そのフィードスルー部
を容量性に設定するとともに、第2の分布定数線路を誘
導性に設定して構成することによって、信号線路の不整
合を改善し、高周波特性の劣化を防止することができ
る。
【0033】また、フィードスルー部の容量値を端面電
極の浮遊容量に一致させることによって、信号線路の不
整合をさらに改善し、より高い周波数まで高周波特性の
劣化を防止することができる。
【0034】また、本発明の電子装置によれば、本発明
のパッケージ基板を用いることによって高周波特性の劣
化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパッケージ基板の一実施例を示す透視
斜視図である。
【図2】図1のパッケージ基板のB−B断面図である。
【図3】図1のパッケージ基板の信号線路の等価回路で
ある。
【図4】本発明の電子装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図5】従来のパッケージ基板を示す透視斜視図であ
る。
【図6】図5のパッケージ基板のA−A断面図である。
【図7】図5のパッケージ基板の信号線路の等価回路で
ある。
【符号の説明】
2…基体 2a…一方主面 2b…他方主面 3…第1の分布定数線路 4…第1の接地電極 5、13…第2の分布定数線路 6…第2の接地電極 7…第1のビアホール 8、14、15…端面電極 10…パッケージ基板 11、12…第2のビアホール 16…第3の分布定数線路 20…電子装置 g1、g2、g3、g4…ギャップ s1、s2、s3、s4…信号線路の領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体からなる基体と、該基体の一方主
    面に形成された第1の分布定数線路と、前記基体の他方
    主面に形成された第2の分布定数線路と、前記第1の分
    布定数線路の一端と前記第2の分布定数線路の一端を互
    いに接続するフィードスルー部と、前記基体の端面に形
    成されるとともに前記第2の分布定数線路の他端に接続
    された端面電極とからなり、 前記フィードスルー部は、前記第1の分布定数線路の一
    端に近接して第1の接地電極を形成し、前記第2の分布
    定数線路の一端に近接して第2の接地電極を形成し、前
    記第1の分布定数線路の一端と前記第2の分布定数線路
    の一端を接続する第1のビアホールを形成し、該第1の
    ビアホールに近接して前記第1の接地電極と前記第2の
    接地電極を接続する第2のビアホールを形成し、前記第
    1のビアホールと前記第2のビアホールで第3の分布定
    数線路を形成してなり、 前記フィードスルー部を容量性に設定するとともに、前
    記第2の分布定数線路を誘導性に設定してなることを特
    徴とするパッケージ基板。
  2. 【請求項2】 前記第2の分布定数線路の特性インピー
    ダンスを、前記第1の分布定数線路の特性インピーダン
    スより高く設定してなることを特徴とする、請求項1に
    記載のパッケージ基板。
  3. 【請求項3】 前記第3の分布定数線路の特性インピー
    ダンスを、前記第1の分布定数線路の特性インピーダン
    スより低く設定してなることを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載のパッケージ基板。
  4. 【請求項4】 前記フィードスルー部の容量値を、前記
    端面電極の浮遊容量に一致させてなることを特徴とす
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載のパッケージ基
    板。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のパ
    ッケージ基板を用いたことを特徴とする電子装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6958667B2 (en) 2003-03-18 2005-10-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic chip component
JP2012186724A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Mitsubishi Electric Corp フィルタ回路
JP2016174130A (ja) * 2015-03-18 2016-09-29 Nttエレクトロニクス株式会社 半導体ic用パッケージ、マザーボード及び電気信号処理装置

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