JPH0195222A - イグナイタプラグ構造 - Google Patents

イグナイタプラグ構造

Info

Publication number
JPH0195222A
JPH0195222A JP25153687A JP25153687A JPH0195222A JP H0195222 A JPH0195222 A JP H0195222A JP 25153687 A JP25153687 A JP 25153687A JP 25153687 A JP25153687 A JP 25153687A JP H0195222 A JPH0195222 A JP H0195222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
flame
heating element
ceramic
flame holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25153687A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Tsumura
俊一 津村
Ryuichi Sugita
杉田 隆一
Ikuhisa Hamada
幾久 浜田
Tadahisa Masai
政井 忠久
Yoshio Saito
斉藤 由男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP25153687A priority Critical patent/JPH0195222A/ja
Publication of JPH0195222A publication Critical patent/JPH0195222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は点火装置のイグナイタプラグに係り、特に点火
失敗を防ぎ、信頼性の南い点火を可能とするイグナイタ
プラグ構造に関するものである。
(2)従来の技術 第6図に工業用油焚バーナの点火トーチと主バーナの配
置の一例、第7図に点火トーチの先端部の一例を示す、
尚、両図共(a)は側面図、(b)は正面図である。主
バーナを燃焼させる際には先ずパルスイグナイタ26等
の点火源で点火トーチ20に点火し、次に点火トーチ2
0の火炎により主バーナに点火後、燃焼させる。
従来点火トーチ20の点火源として上述のパルスイグナ
イタ26を用いているが、これは第8図に示すように電
極36a、36b間に生ずる火花放電を利用したもので
ある。ところがこのパルスイグナイタは、点火Si域が
狭い、放電電極36a。
36b間に異物が付着すると放電不能となる。また点火
プラグ3)の寿命は金属の劣化等の影響から、点火回数
4000回程度と非常に短いという問題がある。
内、第6図、第7図において、19はエアレジスタ、2
1は主バーナ用フレームディテクタ、22は主バーナ用
インペラ、23はバーナスロート、24は主バーナ用燃
料ノズル、25は点火トーチ用スリーブ、27は点火ト
ーチ用インペラ、28は点火トーチ用燃料噴射口、29
は点火トーチ用フレームディテクタ、30は点火トーチ
用燃料パイプ、32は保炎リング、33は主バーナであ
る。
また第8図において、34はバーナノズル、35はパル
スイブナイフ、37は噴霧状態の燃料、40は燃焼用空
気である。
最近パルスイブナイフに代わるイグナイタとしてセラミ
ックスヒータを応用した第9図に示すようなセラミック
スイブナイフ38が開発されている。39はセラミック
ス発熱体である。セラミックスイブナイフ38はパルス
イブナイフに比較して着火頭載が2倍程度広い止同時に
着火に必要な時間は半分以下と優れた着火特性を有して
いる。
またセラミックスイブナイフ3.8は先端発熱部が耐熱
性に優れているため、イグナイタプラグの寿命はパルス
イブナイフの約10倍とバーナ点火源として借れた特性
を有している。
ところがパルスイブナイフ及びセラミックスイブナイフ
の共通した問題点として、点火トーチ構造等の影響によ
りイグナイタ点火部近傍の空気流速が速(なると着火性
が著しく悪くなるという欠点があった0通常セラミック
ス・Cブナイタで空気流速20m/sの条件下で燃料へ
点火する場合、第9図で示す従来形状のセラミックスイ
ブナイフ38の最低必要発熱温度はLPG燃料で900
℃である。ところが第5図に示すように、点火バーナ形
状変化に伴いセラミックスイブナイフ38の最低必要発
熱温度が上昇し、空+;X?X速5Qm、/sではLI
’Gで1050℃となり、空気流速20/3の時に比較
し150℃も高い温度が必要なことが分かった。
尚、空気流速は点火トーチのサイジング及び燃料の燃焼
に必要な空気量から決まる値であり、点火トーチ径の制
約等により、i−常1・−す別で10〜50m/sの範
囲にある。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来技術の点火ンマであるパルスイブナイフは、着
火性が悪く、寿命も短いという点で問題があった。
また上記パルスイブナイフの欠点を解決しうるセラミッ
クスイブナイフにおいても、セラミックス発熱体近傍の
空気流速に応じて必要発熱温度が変化し寿命低下に繋が
るという問題があった。
本発明の目的は、空気流速に係わらず、常に一定の発熱
温度で安定した点火が可能な信頼性の高いイグナイタブ
ラグ構造を促供することにある。
(4)問題点を解決するための手段 上記目的は、セラミックス等の発熱体を赤熱させて燃料
に点火するイグナイタブラグにおいて、該イグナイタプ
ラグ先端部に安定した火炎を保持する保炎機能を有する
突起あるいは保炎リングを設置することによZつ、達成
される。
(5)作用 一般にセラミックス発熱体等の高温物体による点火では
、点火に必要な物体表面温度は燃焼用空気の温度や圧力
が低いほど、丈だ流速が大きいほど裔くなる。
本発明では、セラミックスイブナイフプラグ先端部のセ
ラミックス発熱体近傍に保炎機能を有する突起あるいは
保炎リングを設置することにより、点火トーチ内を通過
する燃焼用空気の流速の大小に係わらず、セラミックス
発熱体近傍に流速0〜5 m / sの、点火に通した
低流速領域が形成されるので、燃焼用空気流速が高い場
合でも、セラミックス発熱体の温度を上げる必要がなく
なり、点火の信頼性が著しく向上する。
尚、上記した燃焼用空気温度及び圧力は流速に比較して
点火に必要な物体表面温度に与える影響は小さく、また
セラミックス発熱体の初期温度設定は常温、大気圧中、
すなわち最も厳しい条件で実施するため問題とならない
(6)発明の実施例 ボイラ点火トーチ用のセラミックスイグナイタブラグ構
造に関する本発明の実施例を第1図(a)。
(b)及び第2図(a)、 (bl、第3図(al、 
(b)を用いて説明する。
本実施例のイグナイタプラグは第1図(alに示すよう
な形状であり、セラミックス発熱体1の74極部にプラ
ス側電極端子2及びマイナス側電極端子3を接合し、絶
縁スリーブ5を介して端子側保護管4で固定し、保炎リ
ング7を設置した保護スリーブ6を端子側保護管4に固
定した構造となっている。
電流は、プラス側電極端子2から第1図Q))に示すセ
ラミックス発熱体1の窩電屑43府コの字に流れ、マイ
ナス側電極端子3を通って金属保護管4に流れるや尚、
セラミックス発熱体1の先端部を研削し高抵抗化した構
造となっており、電力印加時は先端の発熱部41のみ9
00〜1)00℃に赤熱するようになっている。
本実施例では、保護スリーブ6をセラミックス発熱体1
の先端部まで延長し、発熱部41の近傍に保炎リング7
を設置している。さらに燃料及び燃焼用空気が発熱部4
1に供給さ;l’1.るように保護スリーブ6中間部を
空洞となるm造にしている。
保炎リング7は第2図(a)、 (b)あるいは第3図
(a)。
(b)に示すような形状のものを設置しているが、保炎
リング7の後流側に点火に最適な低流速の渦流を形成す
るために保炎リングエツジ部角度(θ)8を本実施例で
は45@としている。θが鋭角である程渦流は形成され
易く、逆にθ>90’では渦流は殆ど形成されない。
第2図に示す保炎リング7は内周部に等rL1隔に突部
7aを形成するのに対し、第3図に示J−保炎リング7
は円形の内周面となっている。
尚、42は電極部、44は絶縁JJ、45は充填材を示
す。
第4図に本発明のセラミックスイグナイタプラグを点火
トーチに設置した状態を示す。該点火トーチは燃料とし
てり、 P Gを用い、p)J)燃焼用空気と混合され
、混合気14として供給される。尚、トーチ径はφ40
と小さいために、通常点火トーチ用保炎板lO近傍を5
Qm/sという高流速で混合気が1遇する。
点火シーケンスとしζは、セラミックス発熱体12に電
力を印加し、発熱体先端部を900−1000℃に赤熱
させた後、所定量の混合気14を点火トーチ9内に供給
する。混合気14の一部がセラミックスイグナイタプラ
グ1)の保炎リング13を通過すると、保炎リング1)
の後流部に点火に最適な低流速の渦流15が形成される
と同時に、保炎Mi、10後流にセラミックス発熱体1
2からの熱エネルギにより火炎が瞬時に形成される。
次にこれが点火トーチ9内に供給された他の混合気に連
続的に着火し点火トーチ全体の点火が完了する。16は
保護スリーブである。
第5図に本発明における、セラミックス発熱体の必要発
熱温度の比較結果を示す。同じ点火条件で比較した結果
第9図に示すような従来型のセラミックスイグナイタで
は発熱温度1050℃必要であったのか、本発明のセラ
ミックスイグナイタでは900℃で点火可能なことが分
かった。この結果より、本発明のセラミックスイグナイ
タを用いれば、混合気あるいは空気の流速条件に係わら
ず、低い発熱温度で常時安定した火炎を形成することが
可能なことが分かった。すなわち、安全率を見込んでも
発熱温度を950〜1000℃に設定すれば良く、設定
温度を発熱体の使用限界温度(1200℃)に近づけて
寿命を低下させるという問題はなくなった。
またセラミックスイグナイタプラグの保護スリーブを延
長したことにより、結果としてセラミックス発熱体の折
損防止用の保護カバーを兼用したことになり、セラミッ
クスブナイタを取り扱う上での操作性が著しく向上した
(7)発明の効果 本発明によれば、セラミックスイグナイタプラグ自身に
自己保炎機能を持たせることにより、点火バーナ構造等
による空気流速変化の影響を受けることがなくなるので
、発熱体の低い赤熱温度で常時安定した点火が可能とな
る。
また発熱体の設定温度を低く設定できるため、発熱体の
寿命を長く保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るイグナイタプラグの構
造を示すものであり、同図(a)は全体の縦断面図、同
図(b)は要部の縦断面図である。 第2図、第3図は保炎リングの具体的な構造を示し、両
図とも(a)は正面図、(blは縦断側面図である。 第4図は本発明になるイグナイタブラグを点火トーチに
組み込んだ実施例を示す縦断面図である。 第5図は従来タイプと本発明のそれぞれのイグナ・イタ
プラグを用いて点火実験をした結果を説明するための図
である。 第6図(a)、 (b)は事業用油バーナの側面図及び
正面図である。 第7図(a)、 (blは第6図の点火トーチの側面図
及び正面図である。 第8図は従来のパルスイグナイタの概念図である。 第9図は従来のセラミックスイグナイタの概念図である
。 第2図 (a〕                    (b
)第3図 (a)                    (b
ノバノ 第5図 第6図 (a〕 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス等の発熱体を赤熱させて燃料に点火
    するイグナイタプラグにおいて、該イグナイタプラグ先
    端部に保炎機能を有する保炎部を設けたことを特徴とす
    るイグナイタプラグ構造。
  2. (2)前記保炎部は突起部であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載のイグナイタプラグ構造。
  3. (3)前記保炎部は保炎リングであることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載のイグナイタプラグ構造
  4. (4)前記保炎リングのエッジ部角度θを0<θ≦90
    ゜とすることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記
    載のイグナイタプラグ構造。
JP25153687A 1987-10-07 1987-10-07 イグナイタプラグ構造 Pending JPH0195222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25153687A JPH0195222A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 イグナイタプラグ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25153687A JPH0195222A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 イグナイタプラグ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0195222A true JPH0195222A (ja) 1989-04-13

Family

ID=17224273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25153687A Pending JPH0195222A (ja) 1987-10-07 1987-10-07 イグナイタプラグ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0195222A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1183075A (en) Ignition system for post-mixed burner
DE69722394D1 (de) Gasbrenner und gasheizgerät
US3843311A (en) Lantern with igniter
JPS61119918A (ja) ボイラ用直接点火型バーナ装置
JPH0195222A (ja) イグナイタプラグ構造
JPH08135967A (ja) パイロットバーナ及びそれを利用したパイロットバーナ兼用ガスノズル
JP2006118725A (ja) パイロットバーナ
JPH1068510A (ja) 燃料噴射ガン
US4628832A (en) Dual fuel pilot burner for a furnace
US3339617A (en) Burner
SU1011953A1 (ru) Запальна горелка
EP0382893B1 (en) A free-flame atmospheric detector
US3431057A (en) Gas fueled igniter
JPS6391433A (ja) 微粉炭・搬送気体の点火装置
US11946641B2 (en) Spark ignited pilot for gas burner
JPH04214107A (ja) ガスバーナ
KR200232725Y1 (ko) 소둔로 메인버너의 파이럿버너
KR910007495Y1 (ko) 곤로용 버너
JPH01142327A (ja) こんろ用バーナ
JPS6222741Y2 (ja)
US2097460A (en) Spark plug
KR910007496Y1 (ko) 곤로용 버너
JPH0311582Y2 (ja)
JPS63259321A (ja) コンロバーナ
JPH02254225A (ja) パイロットガスバーナ