JPH0195193A - 潤滑油組成物 - Google Patents

潤滑油組成物

Info

Publication number
JPH0195193A
JPH0195193A JP62250635A JP25063587A JPH0195193A JP H0195193 A JPH0195193 A JP H0195193A JP 62250635 A JP62250635 A JP 62250635A JP 25063587 A JP25063587 A JP 25063587A JP H0195193 A JPH0195193 A JP H0195193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
oil
group
alkyl group
organosiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62250635A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Miyake
三宅 晴久
Masayuki Tamura
田村 正之
Hitoshi Kato
均 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP62250635A priority Critical patent/JPH0195193A/ja
Publication of JPH0195193A publication Critical patent/JPH0195193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特定の含フツ素オルガノシロキサンを炭化水
素系潤滑油に配合してなる潤滑油組成物に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来より、機械、プラスチック等の分野の摺動部位の摩
耗を低減させるため、鉱油、ポリα−オレフィンをはじ
めとして種々の潤滑油が使用されているが、近年の省エ
ネルギー指向や、長期使用化への要請等に対応する、よ
り高性能の潤滑油の開発が要望されている。通常、潤滑
油には特性を向上させる種々の添加剤が混合されている
この目的にポリテトラフルオロエチレンやフッ化黒鉛を
潤滑油へ添加することが広く研究され一部実用化されて
おり、これらはすぐれた性能を示すものの潤滑油に溶解
しない固体を使用しているため使用範囲に制限があった
また、最近パーフルオロアミドやパーフルオロカルボン
酸等のフッ素系化合物を添加する方法[ASLE Tr
ans、 、 27. (4’) 、 380 (’1
984)および石油学会誌29. (2)、 +83(
1986)コも試みられたが、炭化水素系潤滑油への溶
解性が不十分であったり、金属を腐蝕する等の欠点があ
り、実用化には至っていない。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は、鉱油やポリα−オレフィン等の炭化水素系
潤滑油の潤滑性能を改善すべく鋭意検討した結果、ポリ
フルオロアルキル基を含有するオルガノシロキサンを配
合することによリ、潤滑性能が向上することがわかった
。しかしながら、この含フツ素オルガノシロキサンはメ
チル基等の通常のアルキル基を含有するものではエステ
ル系潤滑油への溶解性が悪く、潤滑性能の改善効果が小
さいという新たな問題点があることがわかった。この問
題点を解決すべくさらに検討を進めた結果、アルキル基
として長鎖のアルキル基を含有する含フツ素オルガノシ
ロキサンを採用することにより、溶解性が改善され、潤
滑性能が著しく向上したエステル系潤滑油が得られるこ
とを見い出し本発明に至ったものである。
すなわち、本発明はポリフルオロアルキル基と炭素数5
〜22の長鎖アルキル基を併用するオルガノシロキサン
を炭化水素系潤滑油に配合してなることを特徴とする潤
滑油組成物に関するものである。
本発明における炭化水素系潤滑油としては、パラフィン
系やナフテン系等の鉱油又はポリα−オレフィン等のオ
レフィン重合体合成油あるいは塩素パラフィンと芳香族
環との縮合体合成 −油を基油とするものであればいか
なるものも使用することができる。
この炭化水素系潤滑油に配合する本発明におけるオルガ
ノシロキサンとしては、潤滑性能向上に役立つポリフル
オロアルキル基を必須の基として含有するものである。
ポリフルオロアルキル基(分岐又は直鎖状パーフルオロ
アルキル基あるいは、このパーフルオロアルキルのフッ
素原子の一部が塩素原子や水素原子で置換されたアルキ
ル基)としては、炭素数1〜20、好ましくは3〜14
のパーフルオロアルキル基ガ好ましく用いられる。パー
フルオロアルキル基の炭素数がこれより小さいと潤滑特
性向上効果が小さく、多いと炭化水素系潤滑油への溶解
性が充分でなくなるため好ましくない。ポリフルオロア
ルキル基とSiOとの結合基は、アルキレン基やフェニ
レン基が好ましい。アルキレン基としては、−CL−、
(CHa)z−、(CL)3−、 (C)+2)4−。
き、製造上(CH2)2が好ましい。
本発明におけるオルガノシロキサンは、前記ポリフルオ
ロアルキル基とともに長鎖アルキル基を必須の基として
含有することが重要である。すなわち、ポリフルオロア
ルキル基とメチル基を併有する通常の含フツ素オルガノ
シロキサンでは、炭化水素系潤滑油への溶解性が不十分
であり、潤滑性能向上効果を得ることができない。本発
明者の検討によれば、前記溶解性不良は、ポリフルオロ
アルキル基中のフッ素含有量に対して、これ以外のアル
キル基(以下単に非フツ素アルキル基という)の含有量
が不足する場合におこることがわかった。一方、非フツ
素アルキル基がメチル基であっても、ポリフルオロアル
キル基の炭素数又はフッ素含有量を減らすことにより溶
解性は改善されるが、逆にポリフルオロアルキル基によ
る潤滑性能効果が低下することがわかった。本発明にお
けるオルガノシロキサンは、非フツ素アルキル基として
メチル基等の他に長鎖アルキル基を含有しているため、
フッ素含有量を減らすことなく、すなわち潤滑性能向上
効果を維持したまま、溶解性も優れるものである。
長鎖アルキル基としては、炭素数5〜22の直鎖、分岐
、又は環状構造を含む非フツ素アルキル基であり、8〜
18の直鎖状の非フツ素アルキル基が溶解性に優れ、よ
り好ましい。ポリフルオロアルキル基や長鎖アルキル基
はそれぞれ炭素数が異なる基を併用してもよい。さらに
、本発明におけるオルガノシロキサン中には、前記ポリ
フルオロアルキル基、長鎖アルキル基の他に、炭素数1
〜4の非フツ素アルキル基、水素、アリール基等を含有
してもよい。
好適なオルガノシロキサンとしてはオルガノシロキサン
中のフッ素含有量1〜50重量%、好ましくは3〜40
重量%、長鎖アルキル基を含むアルキル基含有量30〜
80重量%、好ましくは35〜70重量%、SiO含有
量50重世%以下、好ましくは40重量%以下の組成範
囲で規定されるものが用いられる。
これよりフッ素含有量が少なかったり、アルキル基含有
量がこの範囲より多いと潤滑性向上効果が小さい。また
、フッ素含有量が多すぎたり、アルキル基含有量が少な
すぎたりSiOが多すぎると潤滑油への溶解性が不良と
なり好ましくない。
オルガノシロキサンと炭化水素系潤滑油の混合割合は、
重量部基準でオルガノシロキサン/潤滑油= 0.05
/99.95〜99.0/ 1. Oの範囲で任意に決
められるが、炭化水素系潤滑油の特性を活かすため、よ
り好ましくは0.1 /99.9〜20/80の割合が
採用される。
本発明の潤滑油組成物には、各種用途に応じて、通常潤
滑油に添加される粘度指数向上剤、流動点降下剤、酸化
防止剤、清浄分散剤、極圧添加剤、摩擦調整剤、油性向
上剤、さび止め添加剤、消泡剤、着色剤等の化合物を添
加してもよい。
本発明の潤滑油組成物は、輸送用機器や、各種機械の潤
滑油として、あるいは作動油、緩衝、グリース基油、熱
媒体等として用いることができる。
[作用] 本発明において、ポリフルオロアルキル基と長鎖アルキ
ル基を併有するオルガノシロキサンは、長鎖アルキル基
により潤滑油への溶解性を付与され、ポリフルオロアル
キル基はその表面張力を著しく低下する作用を有する。
それ故、本潤滑油組成物は通常の潤滑油に比較して、表
面張力が低いため、摺動面への浸透性およびなじみ性が
著しく向上するうえ、油切れを防止するものと考えられ
る。
さらに、シロキサン主鎖の金属面への吸着等も考えられ
、潤滑特性が向上するものと考えられる。
[実施例] 実施例1〜5、比較例1〜2 ポリα−オレフィン系潤滑油、フロイル947P(関東
化成工業製) IOCに種々のオルガノシロキサン1g
を加え室温で溶解性を測定した。結果を第1表に示す。
実施例6、比較例3 実施例1.3.5のオルガノシロキサン0,2gをフロ
イル947P 10gに溶解した潤滑油■〜■及び潤滑
油■(フロイル947P) 10gについてウイルヘル
ミー法でその表面張力を測定した。又、潤滑特性(摺動
面への潤滑油の浸透性)を評価した。結果な一第2表に
示す。
第2表 [発明の効果] 本発明は、ポリフルオロアルキル基と長鎖アルキル基を
併有するオルガノシロキサンを含有する炭化水素系潤滑
油に関するものであり、潤滑油の表面張力が著しく低下
し、摺動面への浸透性やなじみ性が向上するという効果
を有する。
また、油切れを防止する効果も有する。さらに、オルガ
ノシロキサン含量が高い場合には、耐熱性や耐薬品性が
向上するという効果も認められる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリフルオロアルキル基と炭素数5〜22の長鎖ア
    ルキル基を併用するオルガノシロキサンを炭化水素系潤
    滑油に配合してなることを特徴とする潤滑油組成物。
JP62250635A 1987-10-06 1987-10-06 潤滑油組成物 Pending JPH0195193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62250635A JPH0195193A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 潤滑油組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62250635A JPH0195193A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 潤滑油組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0195193A true JPH0195193A (ja) 1989-04-13

Family

ID=17210787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62250635A Pending JPH0195193A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 潤滑油組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0195193A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102276A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Agency Of Ind Science & Technol 炭化水素基変性フルオロシリコーン添加潤滑剤
JPH08127787A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 液状組成物
JP2016537470A (ja) * 2013-11-22 2016-12-01 アシュランド・ライセンシング・アンド・インテレクチュアル・プロパティー・エルエルシー 低減された表面張力を有するギアオイルおよびエンジンオイル
US11434447B2 (en) 2013-11-22 2022-09-06 Valvoline Licensing and Intellectual Property, LLC Silicone modified lubricant

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102276A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Agency Of Ind Science & Technol 炭化水素基変性フルオロシリコーン添加潤滑剤
JPH08127787A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 液状組成物
US5583095A (en) * 1994-10-28 1996-12-10 Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. Liquid compositions
JP2016537470A (ja) * 2013-11-22 2016-12-01 アシュランド・ライセンシング・アンド・インテレクチュアル・プロパティー・エルエルシー 低減された表面張力を有するギアオイルおよびエンジンオイル
JP2020002377A (ja) * 2013-11-22 2020-01-09 アシュランド・ライセンシング・アンド・インテレクチュアル・プロパティー・エルエルシー 低減された表面張力を有するギアオイルおよびエンジンオイル
US11434447B2 (en) 2013-11-22 2022-09-06 Valvoline Licensing and Intellectual Property, LLC Silicone modified lubricant

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2411159A (en) Lubricant
US3752764A (en) Functional fluid compositions
TW200900499A (en) Lubricant composition and lubricating system using same
JP4220599B2 (ja) 潤滑油組成物
RU2134289C1 (ru) Смазка и способ ее получения
Uerdingen Ionic liquids as lubricants
JP3918520B2 (ja) 含油軸受用潤滑剤組成物
JPS6224479B2 (ja)
JPH0195193A (ja) 潤滑油組成物
US5384057A (en) Compositions and process of using in refrigeration
CN108611156A (zh) 一种氧化石墨烯型氟聚醚油脂添加剂及其制备方法
Murphy et al. Structural guides for synthetic lubricant development
US6767872B2 (en) Elastohydrodynamic and boundary lubricant and method of lubricating
JPH0195195A (ja) 潤滑油組成物
JPH07102276A (ja) 炭化水素基変性フルオロシリコーン添加潤滑剤
KR20230130678A (ko) 저전단 강도 기유의 제조 방법
Brown Jr Methyl alkyl silicones. A new class of lubricants
JP2006328127A (ja) 潤滑剤組成物
JPH01188591A (ja) 潤滑油組成物
JP2910165B2 (ja) 冷凍機用潤滑油組成物
Zhang et al. Effects of lubricating‐oil additives on the friction and wear properties of polymers and their composites sliding against steel under oil‐lubricated conditions
US3702823A (en) Fluorosilicone lubricants containing 2-nitromesitylene
US2418358A (en) Lubricating oil
Schiefer Trifluoropropyl halophenyl substituted silicone copolymers—a new class of wide temperature range lubricants
CA1221677A (en) Extreme pressure additive for use in metal lubrication