JPH0193662A - 車両用無段変速機の変速制御方法 - Google Patents

車両用無段変速機の変速制御方法

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Publication number
JPH0193662A
JPH0193662A JP62249590A JP24959087A JPH0193662A JP H0193662 A JPH0193662 A JP H0193662A JP 62249590 A JP62249590 A JP 62249590A JP 24959087 A JP24959087 A JP 24959087A JP H0193662 A JPH0193662 A JP H0193662A
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JP
Japan
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speed
change
gear ratio
engine
acceleration
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Pending
Application number
JP62249590A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Ishikawa
義和 石川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8888309157T priority patent/DE3867196D1/de
Publication of JPH0193662A publication Critical patent/JPH0193662A/ja
Priority to US07/581,393 priority patent/US5166877A/en
Priority to CA000616155A priority patent/CA1337827C/en
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/421Motor capacity control by electro-hydraulic control means, e.g. using solenoid valves

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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用無段変速機の変速比を無段階に制御す
る方法に関する。
(従来の技術) 従来、無段変速機の変速制御では、(a)エンジン回転
数が目標値となるように、(b)エンジン回転数の変化
速度が目標値となるように、(C)変速比が目標値とな
るように制御を行うことが一般的に行われていた。
しかし、この制御方法では、エンジンの余裕馬力から予
測される加速度を考慮していないため、以下の問題があ
った。すなわち、上記制御方法では変速比の変化量が必
要以上あるいは以下となる傾向があり、低速時において
、(a)変速比「大」側への変速制御時に変速比変化速
度が小さいことによる変速遅れとそれによる違和感(応
答性悪化)が生じたり、(b)変速比「小」側への変速
制御時にエンジン回転数の吹き上がりに伴う燃費の悪化
および不快感の発生があったり、(c)変速比「大」側
への変速制御時に変速比の変化速度が小さいことに伴う
エンジン回転数のハンチングが生じたり、(d)減速時
の過変速による効率低下に伴う燃費の悪化が生じたりす
る。
このようなことから、本出願人は、変速比変化速度を、
予測加速度に対応する成分と、エンジン回転数の目標変
化速度に対応する成分との和として演算し、その変速比
変化速度を制御値とすることにより、上記問題を解決す
る方法を提案した(例えば、特願昭61−193395
号、特願昭61−193396号等)。
(発明が解決しようとする問題) しかしながら、上記制御方法において、例えば、平坦路
走行を基準に変速比変化速度を演算すると、登板路走行
や降坂路走行のときなどに走行負荷が異なるため、エン
ジン回転が目標回転数から外れてしまうという問題があ
る。具体的には、登板路走行においてはエンジン回転数
が目標値より低くなり、降坂路走行においては目標値よ
り高くなる傾向がある。
本発明はこのようなことに鑑み、登板路や降板゛ 路等
の影響を少なくするように、変速比変化速度を補正して
演算できる変速制御方法を提供することを目的とする。
口0発明の構成 (問題を解決するための手段) この目的達成の手段として、本発明の変速制御方法は、
エンジンの余裕馬力から演算される予測加速度9゜と、
運転者の加、減速意志を示す指標から得られるエンジン
回転数の目標変化速度向〇と、実車速■と、実加速度9
と、実エンジン回転数Nとを求め、これらの値を用いて
次式%式%: から、変速比変化速度Iを算出し、この変速比変化速度
■を制御値として、無段変速機の変速比制御を行うよう
に構成している。
(作用) 上記制御方法を用いると、予測加速度に対応する成分(
l、)と、エンジン回転数の目標変化速度に対応する成
分(IN)と、予測加速度と実加速度との差から登板路
・降板路等の影響を補正する成分(Δ■)との和として
変速比変化速度lが演算され、変速比の変化速度が適正
となり、且つ、登板路・降板路等の影響を受けることが
なくなる。
なお、ここで上記各成分は、 1a = CIX (N/V” )XV。
IN =C2X (1/V)XN。
Δi =C3X (N/V2)X (”Q’o −V)
であり、定数CI + C2、C3はこれら各成分毎に
重み付けを行うための定数である。
(実施例) 以下、図面に基づいて、本発明の好ましい実施例−につ
いて説明する。
第1図は本発明の方法により変速制御される無段変速機
の油圧回路を示し、無段変速機Tは、入力軸1を介して
エンジンEにより駆動される定吐出量型油圧ポンプPと
、車輪Wを駆動する出力軸2を有する可変容量型油圧モ
ータMとを有している。これら油圧ポンプPおよび油圧
モータMは、ポンプPの吐出口およびモータMの吸入口
を連通させる第1油路LaとポンプPの吸入口およびモ
ータMの吐出口を連通させる第2油路Lbとの2本の油
路により油圧閉回路を構成して連結されている。
また、エンジンEにより駆動されるチャージポンプ10
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3.3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋がる第5および第6油路Le、Lfが接続されたシ
ャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉口路に接
続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3位
置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油圧
差に応じて作動し、第1および第2油路La、Lbのう
ち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに低
圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより高
圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6によ
り調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリー
フバルブ7により調圧される。
さらに、第1および第2油路La、Lb間には、両油路
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
路Lgには、図示しない開閉制御装置によって、この油
路の開度を制御する可変絞り弁からなるクラッチ弁5が
配設されている。
このため、クラッチ弁5の絞り量を制御することにより
油圧ポンプPから油圧モータMへの駆動力伝達を制御す
るクラッチ制御を行わせることができる。
)記油圧モータMの容量制御を行って無段変速機Tの変
速比の制御を行わせるアクチュエータが、リンク機構4
5により連結された第1および第2変速用サーボバルブ
30.50である。なお、この油圧モータMは斜板アキ
シャルピストンモータであり、変速用サーボバルブ30
.50により斜板角の制御を行うことにより、その容量
制御がなされる。
変速用サーボバルブ30.50の作動はコントローラ1
00からの信号を受けてデユーティ比制御されるソレノ
イドバルブ151.152により制御される。このコン
トローラ100には、車速V、エンジン回転数Ne、ス
ロットル開度θth、油圧モータMの斜板傾斜角θt、
r、車両の加速度つを示す各信号が入力されており、こ
れらの信号に基づいて所望の走行が得られるように上記
各ソレノイドバルブの制御を行う信号が出力される。
以下に、上記各サーボバルブ30.50の構造およびそ
の作動を第2図を併用して説明する。
このサーボバルブは、無段変速機Tの閉回路からシャト
ルバルブ4を介して第5油路Leに導かれた高圧作動油
を、第5油路Leから分岐した高圧ライン120を介し
て導入し、この高圧の作動油の油圧力を用いて油圧モー
タMの斜板角を制御する第1変速用サーボバルブ30と
、連結リンク機構45を介して該第1変速用サーボバル
ブ30に連結され、このバルブ30の作動制御を行う第
2変速用サーボバルブ50とからなる。
第1変速用サーボバルブ30は、高圧ライン120が接
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと向
応に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに向応で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと向応のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
35により塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
上記ピストン部32aにより仕切られて形成された左シ
リンダ室35には、油路31bを介して接続口31aに
接続された高圧ライン120が繋がっており、ピストン
部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン1
20からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
スプール部材34の先端部には、スプール孔32dに密
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
ピストン部材32には、スプール部材34の右方向移動
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方向移動に応じて凹部34bを
介して右シリンダ室35を左シリンダ室36に連通し得
る連絡路32Cが穿設されている。
この状態より、スプール部材34を右動させると、ラン
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120からの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、ピストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
次に、スプール部材34を左動させると、凹部34bが
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面積の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
また、スプール部材32を途中で停止させると、左右両
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部材32は油圧フローティング状態となって、その位置
に停止する。
このように、スプール部材34を左右に移動させること
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力を利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク39を介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
Mtをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
スプール部材34はリンク機構45を介して第2変速用
サーボバルブ50に連結されている。このリンク機構4
5は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本のア
ーム47aおよび47bを有した第1リンク部材47と
、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部にビ
ン結合された第2リンク部材48とからなり、アーム4
7aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプール
部材34の右端部にビン結合されるとともに、第2リン
ク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ50
のスプール部材54にビン結合されている。このため、
第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が上下
動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール部材
34が左右に移動される。
第2変速用サーボバルブ50は、2本の油圧ライン10
2.104が接続されるボート51a。
51bを有したハウジング51と、このハウジング51
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されたスプール部材54
とからなり、スプール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54aの下方にこれと同窓に延びたロ
ッド部54bとからなる。ピストン部54aは、ハウジ
ング51に上下に延びて形成されたシリンダ孔51c内
に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシリンダ室内
を上および下シリンダ室52.53に分割する。ロッド
部54bは、シリンダ孔51cと同窓で下方に延びたロ
ッド孔51dに嵌挿される。
なお、ロッド部54bにはテーパ面を有する凹部54e
が形成されており、この凹部54e内にトップ位置判定
スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプー
ル部材54の上動に伴いテーパ面に沿ってスプール58
aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比が
最小になったか否かを検出することができるようになっ
ている。
また、上記ピストン部54aにより2分割されて形成さ
れた上および下シリンダ室52および53にはそれぞれ
、油圧ライン102および104がボー)51’a、5
1bを介して連通しており、両油圧ライン102.10
4を介して供給される作動油の油圧および両シリンダ室
52.53内においてピストン部54aが油圧を受ける
受圧面積とにより定まるピストン部54aへの油圧力の
大小に応じて、スプール部材54が上下動される。
このスプール部材54の上下動はリンクfii45を介
して第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34に
伝えられて、これを左右動させる。すなわち、油圧ライ
ン102,104を介して供給される油圧を制御するこ
とにより第1変速用サーボバルブ30のスプール部材3
4の動きを制御し、ひいてはピストン部材32を動かし
て油圧モータMの斜板角を制御してこのモータMの容量
制御を行って、変速比を制御することができるのである
。具体的には、第2変速用サーボバルブ50のスプール
部材54を上動させることにより、第1変速用サーボバ
ルブ30のピストン部材32を右動させて斜板角を小さ
くし、油圧モータMの容量を小さくして変速比を小さく
させることができる。
ボート51aから上シリンダ室52内に繋がる油圧ライ
ン102の油圧は、チャージポンプ1゜の吐出油をチャ
ージ圧リリーフバルブ12により調圧した作動油が油圧
ライン101,102を介して導かれたものであり、ボ
ート51bから下−シリンダ室53に繋がる油圧ライン
104の油圧は、油圧ライン102から分岐したオリフ
ィス103aを有する油圧ライン103の油圧を、デユ
ーティ比制御される2個のソレノイドバルブ151.1
52により制御して得られる油圧である。ソレノイドバ
ルブ151はオリフィス103aを有する油圧ライン1
03から油圧今イン104への作動油の流通量をデユー
ティ比に応じて開閉制御するものであり、ソレノイドバ
ルブ152は油圧ライン104から分岐する油圧ライン
105とオリフィス106aを介してドレン側に連通ず
る油圧ライン106との間に配され、所定のデユーティ
比に応じて油圧ライン104からドレン側への作動油の
流出を行わせるものである。
このため、油圧ライン102を介して上シリンダ室52
にはチャージ圧リリーフバルブ12により調圧されたチ
ャージ圧が作用するのであるが、油圧ライン104から
は上記2個のソレノイドバルブ151.152の作動に
より、チャージ圧よりも低い圧が下シリンダ室53に供
給される。ここで、上シリンダ室52の受圧面積は下シ
リンダ室53の受圧面積よりも小さいため、上下シリン
ダ室52,53内の油圧によりスプール部材54が受け
る力は、上シリンダ室52内の油圧Puに対して、下シ
リンダ室53内の油圧がこれより低い所定の値PJ (
Pu>Pjl)のときに釣り合う、このため、ソレノイ
ドバルブ151,152により、油圧ライン104から
下シリンダ室53に供給する油圧を上記所定の値PJよ
り大きくなるように制御すれば、スプール部材54を上
動させて油圧モータMの斜板角を小さくして変速比を小
さくすることができ、下シリンダ室53に供給する油圧
をPJより小さくなるように制御すれば、スプール部材
54を下動させて油圧モータMの斜板角を大きくして変
速比を大きくすることができる。
上記両ソレノイドパルプ151,152はコントローラ
100からの信号により駆動制御されるものであり、こ
のことから分かるように、コントローラ100からの信
号により、第1および第2変速用サーボバルブ30.5
0の作動を制御し、油圧モータMの容量の制御、ひいて
は変速比の制御がなされる。
ここで変速比1(=入力回転数/出力回転数)は、エン
ジン回転数をN、車速をVとしたときには、第(1)式
で表される。
第(1)式でC′は定数である。また第(1)式を時間
tで微分して変速比変化速度Iを求めると、第(2)式
%式% 第(2)式でエンジン回転数の変化速度内を、エンジン
回転数の目標変化速度内。、加速度9を予測加速度つ◎
とし、C=1/Cとすると、 となる、すなわち、変速比変化速度lは、予測加速度9
oに対応する成分1.(=−CXN/V2×90)と、
エンジン回転数の目標変化速度向◎に対応する成分■N
 (=C×1/vx自0)との和で与えられることにな
る。予測加速度9oは、次の第(イ)式〜第(7)式か
ら得られる。
すなわち、エンジンE単体の出力P、は、路面抵抗をR
μ、空気抵抗をRa、エンジンEの余裕馬力をPaとし
たときに Pe=R+Ra+Pa        −IAJで表さ
れる。この第(4)式から余裕馬力PaはPa=Pe−
(Rμ+Ra)     =(5)となる。
また余裕馬力Paは、車両総重量なW、エンジン回転総
重量をΔWとしたときに、第(6)式でも表される。
この第(61式および前記第(51式からである。
したがって、予測加速度9oは、エンジンEの余裕馬力
Paから演算可能であり、余裕馬力Paは第15)式か
ら求められる。一方、エンジン回転数の目標変化速度内
◎は、運転者の加、減速の意志を示す指標たとえば目標
エンジン回転数N、および実際のエンジン回転数Nの差
ΔNを演算し、走行フィーリングおよび燃料消費の観点
から前記差ΔNに応じた目標変化速度内◎を予め定めた
テーブルを準備しておくことにより得られる。
ところが、このようにして第e)式により求めた変速比
変化速度lにおいて、その予測加速度9゜に対応する成
分1.は、エンジンEの余裕馬力のみを考慮しているだ
けで、例えば登板路・降板路等を走行する場合等での走
行負荷(抵抗)の変動を考慮していない、このため、第
(3)式の変速比変化速度lに基づいて変速制御を行う
と、登板路では走行負荷が大きいためエンジン回転数が
目標回転数より低くなり、降板路では目標回転数より高
くなる傾向がある。
このようなことから、本変速制御においては、上記のよ
うな目標回転数とのずれを、予測加速度9oと実際の加
速度9との差を用いて補正するようにしており、変速比
変化速度lは次式により求められる。
・・・髄 ここで、CI + C2* C3は各成分に重み付けを
与える定数である。
すなわち、本変速制御において用いられる変速比変化速
度Iは、予測加速度9oに対応する成分1m  (= 
 Ct XN/V2XVo )と、エンジン回転数の目
標変化速度内。に対応する成分t。
(=C2X 1 /V X自◎)と、走行負荷の変動等
に対応して予測加速度成分を補正する成分ΔI(=Cs
 X (N/V” ) X (’Q’o  Q) )と
の和から演算される。このとき、各成分の定数を異なら
せることにより、各成分に重み付けを行い、実際の車両
に合致した適正な変速特性が得られるように調整される
上記のような変速比変化速度lの演算およびこの演算さ
れた変速比変化速度lに基づく変速比の制御は、コント
ローラ100によりなされるのであるが、この制御内容
を第3図のフローチャートを用いて説明する。
まず、第1ステツプS1で、エンジン回転数Nおよび車
速Vがよみこまれ、第2ステツプS2で、余裕馬力Pa
が演算される。この余裕馬力Paの演算は、第(9式に
基づいておこなわれるが、エンジン単体出力Peは例え
ば第4図で示すようなマツプにより得られる。すなわち
、第4図では、エンジン回転数Nを横軸とし、添字1〜
13を付して示す複数の吸気負圧Pi””’P13をパ
ラメータとして、縦軸にエンジン単体出力Peが示され
ており、゛エンジン回転数Nと吸気負圧とでエンジン単
体出力Peが定まる。
ところで、こうして得られたエンジン単体出力Peは、
ミッション効率とは無関係に定めたものであり、正確な
エンジン出力を求めるには、この出力Peを、変速比1
で定まる変速比係数とエンジン単体出力Peおよびエン
ジン回転数Nで定まるミッション効率との積η−により
補正する必要がある、このため、第2ステツプS2で演
算される余裕馬力Peは、第4図で得られた出力を上記
効率η翼により補正した値が用いられる。
これによりエンジンEの余裕馬力Paが求められ、その
結果、第3ステツプS3で第(7)式から予測加速度9
゜が得られる。そこで、次の第4ステツプS4では、変
速比変化速度の予測加速度成分l、が演算される。
第5ステツプS5では、エンジン回転数の目標変化速度
自0が求められる。すなわち、第5図で示すように、目
標エンジン回転数N、と実際のエンジン回転数Nとの差
ΔNに対応した目標変化速度自0が予め求められており
、この差ΔNに応じた目標変化速度自◎が算出される。
これに基づいて、第6ステツプS6では、変速比変化速
度Iのエンジン回転数目標変速速度肉◎に対応する成分
1、が演算される。
ついで第7ステツプS7において、予測加速度の補正成
分ΔIが演算される。この演算は、第6図のサブルーチ
ンは示すようにしてなされる。ここでは、車速Vを微分
して実加速度つを算出し、既に算出した予測加速度とこ
の実加速度との差(Vo  V)を算出する0次いで、
すでに読み込んだエンジン回転数N、車速Vおよび予め
重み付けされて設定されている定数03とを用いて、補
正成分Δlが、上記の式(Cs X (N/ V” )
 X(Qo  Q))から演算される。
以上のようにして、各成分1alN+Δlが算出される
と、第8ステツプS8において、第四式に示したように
これら各成分が加えられて変速度変化速度lが演算され
、この演算値!を制御値として、コントローラ100に
よりソレノイドバルブ151,152の作動制御が行わ
れる。
このようにして変速度変化速度lが演算される時に、第
(5)式で求めた余裕馬力Paに基づいて第■式により
得られる予測加速度toが平坦路基準であった場合で、
登・降板路走行や追い風・向かい風等により走行負荷が
変動したような場合でも、変速比変化速度lは補正成分
Δlにより補正されるため、この変速制御に際してエン
ジン回転数が目標エンジン回転数より上昇あるいは下降
するということがなくなる。
以上の実施例においては、油圧ポンプと油圧モータとか
らなる無段変速機を用いる場合を示したが、本発明の制
御方法はこのような無段変速機だけでなく、他の形式の
無段変速機に用いても良いのは熱論である。さらに、変
速比の制御装置としても、本例のように電気的なコント
ローラによりソレノイドバルブを制御してサーボバルブ
を作動させる電気−油圧式の装置のみならず、スロット
ル開度に対応した油圧力を発生させて、この油圧力によ
りサーボバルブを作動させるような装置を用いても良い
ハ0発明の詳細 な説明したように、本発明の制御方法によれば、変速比
変化速度lを、予測加速度9oに対応する成分1m  
(=  CI X1/VXNo )と、エンジン回転数
の目標変化速度Noに対応する成分IN  (=C2X
1/VXNo ) と、走行負荷f)変動等に対応して
予測加速度に対応する成分を補正する成分Δl (=C
3X (N/V2)X (Q。
−9))との和から演算し、このようにして算出した変
速比変化速度lを制御値として変速制御するようにした
ので、低速時における変速比「大」側への変速遅れおよ
びそれに伴う違和感の発生と、エンジン回転数のハンチ
ング発生とを防止し、且つ変速比「小」側への変速制御
時の燃費の悪化および不快感の防止および減速時の燃費
の悪化の防止が図れるばかりでなく、登・降板路走行等
に伴う走行負荷の変動が生じた場合でも、エンジン回転
数を目標回転数近傍に維持させることができ、変速制御
時にエンジンが吹き上がったり、エンジン回転が低下し
たりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により変速制御される無段変速機
の油圧回路図、 第2図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第3図は上記変速制御の内容を示すフローチヤード、 第4図および第5図はそれぞれエンジン出力を求めるた
めのマツプおよびエンジン回転数目標変化速度を求める
ためのマツプを示すグラフ、第6図は上記変速制御にお
ける補正成分Δlを求めるためのサブルーチンを示すフ
ローチャートである。 4・・・シャトルバルブ  5・・・クラッチ弁10・
・・チャージポンプ 30.50・・・変速用サーボバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)エンジンの余裕馬力から演算される予測加速度■_
    0と、運転者の加、減速意志を示す指標から得られるエ
    ンジン回転数の目標変化速度■_0と、実車速Vと、実
    加速度■と、実エンジン回転数Nとに基づいて、下記式
    から変速比変化速度■を算出し、 ■=−C_1×N/V^2×■_0+C_2×1/V×
    ■_0+C_3×N/V^2(■_0−■)C_1、C
    _2、C_3:定数 その算出した変速比変化速度■を制御値として変速制御
    するようにしたことを特徴とする車両用無段変速機の変
    速制御方法。
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