JPH0193540A - 癌転移と増殖の予防および治療用組成物 - Google Patents

癌転移と増殖の予防および治療用組成物

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JPH0193540A
JPH0193540A JP62245712A JP24571287A JPH0193540A JP H0193540 A JPH0193540 A JP H0193540A JP 62245712 A JP62245712 A JP 62245712A JP 24571287 A JP24571287 A JP 24571287A JP H0193540 A JPH0193540 A JP H0193540A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は増殖障害、ウィルス性感染および新生物形成お
よび転移のような病気を予防し治療するための組成物と
、この組成物を用いた予防および治療法に関する。
(従来の技術) 腫瘍細胞の継続的な増殖は癌にとって本来必要なことで
ある。大抵の癌は結局、第二の部位に転移し腫瘍を形成
する能力のため致命的であるにコルソン・ジー争エル、
 Biochem、 Blopys、Acta、095
:113.1982;ポスト・ジーおよびフィドラー・
アイ・ジェ+、 Nature283;139,198
0.およびワイス・エル、 Sem1n、0nc1.4
:5〜19.1977 ) o従って、転移と腫瘍細胞
増殖を共に抑制できる医薬または生物学的応答変更遺伝
子が必要である。この点で、腫瘍細胞表面に見出される
一定の複合糖質構造が転移現象の表示に対し直接寄与し
ていることが開示されたにコルソン・ジー争エル、 B
iochem、Biophy、 Acta 695:1
13.1982 )。
本発明者や他の者によって行われた先行的な研究では、
癌細胞のAsn−結合炭水化物の変化が転移の可能性を
減らす(デニス・ジェー・ダブリュらNature 2
92:242.1981;デニス・ジエー争ダブリュら
、J、 Ce1l Biol、99:1034,198
4;デニスΦジェー・ダブリュ、  J、 Natl、
Cancer In5t、74:1111.1985:
 タカサイOニスら、Biochem、Biophys
、Res、C。
mmun、92ニア35〜742.1980) 。多く
のネズミ癌細胞系に対し、入手できる細胞表面のガラク
トースとN−アセチルガラクトサミンのシアリル化は転
移の可能性を増す(ヨゲスワレン・ジー、およびサルク
・ビー舎エル、サイエンス(Wash、DC) 、 1
514〜1516.1981 )。またBIB黒色腫と
MDAY−D2癌細胞系のレクチン抵抗変異体において
シア゛ル化したAsn−結合オリゴ糖の損失が転移の可
能性を減らすことが見出された(フィンφジェーら、C
ancer Res、、40 : 2580〜2587
.1980.デニスら、J。
Ce1l、Blol、99:1034〜1044.19
84 ) 、さらに、本発明者は、これらの構造の損失
がそのまま癌細胞の成長速度を減らすことを示した(ケ
ルベル・アール・ニス、デニスージエー・ダブリュら、
Caneer Metastasis Reviews
 1,99.1982 )。
ネズミとヒトの細胞の悪性の転移はAsn−結合オリゴ
糖の分枝を増加することが多い(ヤマシタ・ケイら、J
、 Blol、Chem、259.10834.19g
4.ピアス・エムおよびアランゴ・ジエ+、 J、 B
iol、Chem、261.10772.198B、デ
ブレイ・エイチら、Int、 j、 Canear 8
7,807.1988) 、また、これは複合糖質中の
シアル酸のレベルを増加する。本発明者の最近の研究で
は、分枝の増加は転移した表現型に直接関係しないが、
二次的に遺伝子表現の二次的変化として生ずることがで
きることを示した。重要なことは、Asn−結合オリゴ
糖の分枝の増加は、直接癌細胞の転移の可能性に関係し
ていることを、本発明者は示した(デニス・ジエー・ダ
ブリュら、サイエンス、 1987)。また、生体中の
選択的成長の利点を癌細胞に与えることができる(ケル
ベル・アール・ニスら、Proc、 Natl、 Ac
ad、 Sc1. U、S、A、、84.1263.1
987)。
スワインソニン(SW)は、斑入りロコ草中に見られ、
家畜が摂取すると、この化合物はりソソームマンノシダ
ーゼとゴルジα−マンノシダーゼ■を抑制する(モリノ
ー・アール・ジエーおよびジェイムス・エル・エフ、サ
イエンス(Wash、DC)218:190〜191.
1981;ツリサニ・デイ−・アール・ビーら、J、 
Blol、 Chew、257:7936〜7919.
1982 )。脳組織は遺伝性のりソソーム貯蔵病に見
られるものと同じオリゴマンノース構造を含むリソソー
ム小胞を蓄積する。多くの組織特定化マンノシダーゼが
あり、ネズミはスワインソニンによって抑制されない脳
酵素を有することが見出された(ツルシアニ・デイ−・
アール・ビー、およびトウスター−オー、 J、 Bl
ot、 Chem、260:13081〜13087゜
191115)。さらに、ラットの脳はオリゴマンノー
ス構造を蓄積せず、この化合物を与えても神経°病の徴
候を示さない(ツルシアニ・デイ−・アール・ビーら、
  Arch、 Biochem Blophys、2
32  : 7B 〜85.1984)。最も顕著なこ
とは、スワインソニンがゴルジ処理酵素α−マンノシダ
ーゼ■を拮抗的に阻害することによって、Asn−結合
オリゴ糖の分枝を抑えることが見出されたことである(
ツルシア二・デイーΦアールφピー、 J、 Blol
、 Chem、258゜7578.1983 )。
ハンフリーら(Proc、 Natl、 Acad、 
Set、 U、S、Ag3:1752〜2758.19
88 )は、818FlOネズミ黒色腫細胞をスワイン
ソニンで治療すると、818FIO細胞の静脈内注射後
にC57BL/6マウスの肺にコロニーをつくる能力を
阻害することを見出した。
しかし、この治療は皮下移植後の816F10の生存力
や腫瘍形成に影響しなかった。
ツニカマイシンはストレプトミセス争すゾスペルフィク
スによって生成される抗生物質であり、Asn−結合オ
リゴ糖鎖の形成の第一段階を阻害することが見出された
(ケラ−・アール・ケイら、Biochem、18:3
94B 〜3952.1979 ) 、ツニカマイシン
中で終夜成長したBlB黒色腫細胞は肺のコロニー化に
あまり有効でなかった(イリムラら、Caneer R
es、41.3411〜3418.1981 ) 、し
かし、ツニカマイシンは糖蛋白の局在化の著しい機能不
全と細胞中の機能を生じさせる(ギブソン・アールら、
Trends  in  Biochem、  Sc1
.  NOv、290 〜293.1980)  。
従って多くの細胞に対して毒性があることが見出された
(クリスオド・ビー・エイ、およびニス・ニス・フラグ
、 J、 Ce1l BIol、、94:58B 〜5
91 、 1982)。
インターフェロンはウィルスおよび成長因子に応答する
動物細胞によって選択される蛋白質である(ズロ・ゼッ
ト・エフら、Ce1l 43ニア93.1985)。
インターフェロンは細胞表面のりセプターに結合し、多
数の抗ウィルス効果および細胞成長の抑制を含む生物学
的応答を現わす(ニス・エル・リンら、サイエンス23
3:35B〜358.1986)。
インターフェロンはヒトの細胞系のC−ミック腫瘍遺伝
子の表現を減らすことが示された(エイナト・エムら、
 Nature 313.597.1985 ) 、 
C−ミックは細胞質遺伝子のひとつであり、増殖するよ
うに刺激された細胞中で活発に転写しくラウ・エル・エ
フおよびナサンズ・デイ−、Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 tlsA 84.1182,1
987 ) 、細胞の増殖に必要であると考えられてい
る(ホワイトフィールド・ジエー譬エフら、 Canc
er and MetastatlsisReview
s 5,205.1987) 、このように、細胞中の
C−ミックmRNAの水準は、細胞成長段階のインジケ
ーターとして使用できる。
インターフェロンは大抵の癌の治療に臨床的に試用され
てきた(ゴールドシュタイン・デイ−1およびラスグロ
ージエ−,Can、 Res、 46:4315,19
86)。インターフェロンに対する重要な応答速度は、
毛細胞白血病およびリンパ腫で観察されたが、他の腫瘍
タイプはあまり応答しなかった。高濃度のインターフェ
ロンが必要な場合が多く、これは例えば低血圧や腎疾患
のような生命が危機に直面する副作用がある(レビン・
エイ・エスラ、 Can。
res、39:1645〜1650.1979 )。
多数のインターフェロン誘導物質が開示された。
ポリイノシニック・ポリシチジル酸(ポリ(I.C,)
)、合成二重鎖RNAは生体外と生体内のインターフェ
ロンの有効な誘導物質である。ポリ(I.C,)−リシ
ン(ポリ(I.C,)、LC)はポリ(I.C,)より
もヒトにおいて安定であり、臨床研究に使用された(レ
ビン・エイ・ニスら、 Cancer Re5J9:1
B45〜1850) 、ティー・ハンター(Natur
e 322 : 14〜16.1988)は、他のイン
ターフェロン誘導物質、すなわち形質転換成長因子(T
GF−β)および腫瘍壊死因子(TNF)を発表した。
ツニカマイシンはエンベロープウィルスにインターフェ
ロンの抗ウィルス性効果を促進させ、3T3繊維芽細胞
のインターフェロンの抗増殖性効果を促進する(モヘシ
ュワリ・アール・ケイら。
サイエンス219:1339〜1341.1983 )
。ツニカマイシンは毒性があるので臨床的には用いられ
なかった(モリンーzム・ジエーら、 Can 、 R
es、 43:1B69〜1674.1983 )。
(問題点を解決するための手段) 本発明はゴルフα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質
を有する組成物であり、インターフェロンまたはインタ
ーフェロン誘導物質を含む。ゴルフα−マンノシダーゼ
IIの酵素阻害物質を有する組成物は、製薬的配合にお
いて、癌転移と細胞増殖を阻害する。以下、促進組成物
と呼ぶこの組成物は、ゴルジ酵索α−マンノシダーゼI
Iの酵素阻害物質とインターフェロンまたはインターフ
ェロン誘導物質を含有し、インターフェロンまたはイン
ターフェロン誘導物質の抗増殖性効果と抗ウィルス性効
果を促進し、新生物形成と転移を阻害する。
本発明はゴルフα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質
と製薬的に許容できるキャリヤの有効量を患者に投与す
る増殖障害と癌転移の予防および治療方法である。本発
明はまた、有効量のゴルフα−マンノシダーゼIIの酵
素阻害物質と有効量のインターフェロンまたはインター
フェロン誘導物質を患者に投与する増殖障害とウィルス
性感染と新生物形成と転移の予防および治療方法である
先の研究では、スワインソニンを用いたBIBF10ネ
ズミ黒色腫細胞の治療は6匹のネズミに対しC57BL
の肺をコロニー化する能力を阻害することを示した(ハ
ンフリーら、 Proc、 Natl、 Acad。
Sc1. U、S、A:83;1752〜293.19
80)。しかし、これまで、スワインソニンは腫瘍に関
係している動物には投与されてなく、先にも、スワイン
ソニンは癌転移の予防や治療の治療剤として使用できる
ことは示唆がなかった。
本発明によれば、スワインソニン単独の投与後に転移を
減らした。スワインソニンをマウスのグループに経口投
与し、続いて、スワインソニン処理のBlBF10黒色
腫細胞を静脈注射した。これらのマウスは、未処理のコ
ントロールマウススワインソニン処理のB18FlO黒
色腫細胞を投与したコントロールマウスよりも、かなり
肺の結節が少なくなっていた。ハツカネズミのリンパ性
網状腫瘍系MDAY−D2およびヒトの結腸癌細胞を用
いて、同様の結果が得られた。
ヌードマウスの飲料水に投与したスワインソニン単独で
は、続いてマウスに移植したヒトの結腸癌細胞系の成長
速度を減らした。同様に生体外でのヒトの癌細胞の倍に
なる時間は、培養基にスワインソニンを添加すると増加
した。スワインソニンを加えて培養したHT29mヒト
結晶癌細胞は、さらに低い増殖状態で細胞に対し期待さ
れるようなC−ミック表現が減少していた。
本発明による促進組成物は、投与されるインターフェロ
ンおよびインターフェロン誘導物質を少量投与でき毒性
の問題を減らすので、増殖障害とウィルス性感染と新生
物形成と転移の予防と治療に対して、インターフェロン
またはインターフェロン誘導物質単独よりも優れている
充実性腫瘍成長の重要な抑制は、インターフェロン誘導
物質のポリ(I.C,)と組み合わせたスワインソニン
を、リンパ性網状腫瘍系MDAY−D2を注射したマウ
スに投与した場合に認められた。スワインソニンとイン
ターフェロン誘導物質ポリ(I.C,)の作用は付加的
でなく、反対に共同的であることは意外である。またス
ワインソニンは生体外でMDAY−D2a瘍細胞にマウ
スα/βインターフェロンの抗増殖性効果を促進するこ
とが見出された。これは、スワインソニンとインターフ
ェロンの阻害効果が腫瘍細胞増殖の阻害によることを示
している。
また転移はBlBF1011m瘍細胞を注射したマウス
群にスワインソニンとポリ(I.C,)を投与した後、
減少した。
ヒトのα2−インターフェロンの規則正しい投与と組合
わせたスワインソニンの経口投与は、ヌードマウスでの
HT 29mヒト結腸癌細胞の成長を阻害するように共
同して作用した。またスワインソニンはヒトHT 29
m結腸癌細胞および組織培養で成長するヒト腎臓癌細胞
5N12CL1に対するインターフェロンの抗増殖性効
果を促進する。ヒト癌細胞成長に対するスワインソニン
とα2−インターフェロンの共同作用の効果は、ハッカ
ネズミのリンパ性網状腫瘍系に認められたものと同じで
ある。
本発明はゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質
を有する組成物に関し、インターフェロンまたはインタ
ーフェロン誘導物質を含有する。
ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質を有する
組成物は製薬的配合において癌転移と細胞増殖を阻害す
る。ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質とイ
ンターフェロンまたはインターフェロン誘導物質を含有
する促進組成物は、インターフェロンまたはインターフ
ェロン誘導物質の抗増殖性効果と抗ウィルス性効果を促
進し、新生物形成と転移を阻害する。
ゴルジα−マンノシダーゼIIの適当な酵素阻害物質は
、スワインソニンと、これの活性類似物質である。
本発明の促進組成物に対し適当なインターフェロンとイ
ンターフェロン誘導物質はα−インターフェロン、β−
インターフェロン、γ−インターフェロン、ポリ(I.
C,)、ポリL−リシンとコンプレックスしたポリ(I
.C,)(ポリ(I。
C,)−LC)、!i瘍キネクローシス因子TNF)、
形質転換成長因子であり、α−インターフェロンおよび
β−インターフェロンが好ましい。
酵素阻害物質は、例えば充填剤、乳化剤、潤滑剤または
緩衝物質のような製薬的に許容できるキャリヤと組み合
わせる。成分は、例えば経口投与用の錠剤とカプセル、
または経口投与、静脈注射、筋肉内注射または腹膜内投
与に適した懸濁液または溶液のような適当な処方形態の
慣習的方法を用いて構成される。
ゴルジα−マンノシダーゼHの酵素阻害物質と製薬的に
許容できるキャリヤの投与は、転移と細胞増殖を減らす
効果があり、従って、種々の形の癌の治療に使用できる
。さらに特に、種々の形の腫瘍形成、例えば白血病、リ
ンパ腫、肉腫、黒色腫、アデノーマ、充実性組織の癌腫
、および乳頭腫のような良性の病変を治療するために用
いられる。組成物はヒトや種々の他の咄乳動物の治療に
用いられる。
本発明による好適な促進組成物は、スワインソニンとα
−2β−またはγ−インターフェロンまたはポリ(I.
C,)またはポリ(I.C,) −LC,またはTNF
、またはTGFを含み、α−またはβ−インターフェロ
ンが好ましい。
α−マンノシダーゼ■酵素阻害物質とインターフェロン
またはインターフェロン誘導物質の組み合わせは、抗増
殖性効果を高める効果があり、新生物形成と転移を阻害
し、従って、種々のタイプの治療、例えば種々の形の癌
の治療に使用できる。
本発明による促進組成物は、治療は次の化学療法または
放射線療法を用いる。さらに特に、促進組成物は種々の
形の腫瘍形成、例えば白血病、リンパ腫、黒色腫、アデ
ノーマ、肉腫、充実性組織の癌腫、神経系の腫瘍および
乳頭腫のような良性の病変を治療するために用いられる
。促進組成物は関節硬変症やウィルス性の感染のような
他の増殖性の状態に使用できる。促進組成物はヒトや種
々の他の補乳動物を治療するために用いることができる
本発明の組成物の成分の濃度は、成分の活性度に依存し
て変わる。酵素阻害物質に対して、濃度は0.03〜3
00μg/gである。インターフェロンまたはインター
フェロン誘導物質に対して、例えば、ポリ (I.C,
)およびポリ(I.C,)−LCの濃度は0.1 mg
 〜100 mg/m2であり、α−またはβ−インタ
ーフェロンに対して、濃度は、102〜5X107単位
/rrfである。
本発明はまた、ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻
害物質と製薬的に許容できるキャリヤの有効量を患者に
投与する癌転移と細胞増殖の予防と治療のための方法に
関する。
さらに本発明は、有効量のゴルジ酵素α−マンノシダー
ゼIIの酵素阻害物質と有効量のインターフェロンまた
はインターフェロン誘導物質を患者に投与する増殖障害
とウィルス性感染と新生物形成と転移の予防および治療
方法である。
酵素阻害物質とインターフェロンまたはインターフェロ
ン誘導物質を同時に、別々にまたは逐次的に投与できる
。スワインソニンとα−またはβ−インターフェロンに
対して、例えば、スワインソニンは毎日1回α−または
β−インターフェロンの投与と共に1日1回または数回
投与できる。
適当な製薬的処方における酵素阻害物質は経口、静脈内
、腹膜内に投与でき、経口投与が好ましい。
経口投与の形態に対して、酵素障害物質は適当な投与形
態、例えば水溶液、錠剤、およびカプセルに慣習的方法
によって変えられる。静脈内、筋肉内または腹膜内投与
に対して、酵素阻害物質と製薬的に許容できるキャリヤ
を慣習的方法を用いて溶液、懸濁液または乳濁液にする
適当な製薬処方におけるインターフェロンまたはインタ
ーフェロン誘導物質は、静脈内、筋肉内または腹膜内ま
たは経口で腫瘍に投与できる。静脈内、筋肉内、腹膜内
または局所投与に対して、インターフェロンまたはイン
ターフェロン誘導物質は、希望するときはこの目的のた
めの慣習的物質、例えば可溶剤、乳化剤または他の補助
剤と共に、溶液、懸濁液または乳濁液に変える。適当な
溶媒の例は水、生理的食塩水溶液、アルブミン、カルボ
キシメチルセルロース溶液、および蛋白質安定剤である
ゴルジ酵素α−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質と製
薬的に許容できるキャリヤの有効量を患者に投与する癌
転移と細胞増殖の予防と治療のための本発明方法によれ
ば、酵素阻害物質の十分な投与は、転移を減らしおよび
/または抗増殖性効果を示すために十分な最小の投与量
である。また、この投与量は患者の体重と体格に依存す
る。
有効量のゴルジ酵素α−マンノシダーゼIIの酵素阻害
物質の有効量のインターフェロンまたはインターフェロ
ン誘導物質を患者に投与する増殖障害、ウィルス性感染
および新生物形成、および転移の予防と治療のための本
発明方法によれば、酵素阻害物質とインターフェロンま
たはインターフェロン誘導物質の投与量は、酵素阻害物
質とインターフェロンまたはインターフェロン誘導物質
単独では十分な効果を示さないような量をそれぞれ選択
する。酵素阻害物質とインターフェロンまたはインター
フェロン誘導物質の十分な投与量は、抗増殖性または抗
ウィルス性効果を促進し、あるいは新生物形成および転
移を阻害するために十分な最小量である。成分の投与量
は患者の体重と体格に依存する。
ヒトおよび他の哺乳動物において本発明による方法は、
例えば酵素阻害物質の投与量は体重1gにつき0.03
〜300μgであり、1〜lOμgが好ましい。ポリ(
I.C,)とポリ(I、C,)−LCの投与量は060
1〜100 mg/ryfであり、α−またはβ−イン
ターフェロンは102〜5×107単位/Mである。
(実 施 例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例I 818F 10黒色腫細胞による肺臓コロニー化818
F101hli瘍細胞をスワインソニン(0,3μg/
d)の存在または不存在下で48時間培養し、105個
の細胞を最初の日にC57BLマウスの側部尾静脈に注
射した。マウスに2.5μg / mlのスワインソニ
ンを含む飲料水を与え、2日後に腫瘍細胞を注射し、ス
ワインソニンを17日間維持した。ポリ(I.C,)を
注射したマウスに、その前日に100μgの腫瘍細胞を
腹膜内注射した。
肺臓結節を24日目に数え、それぞれ5匹ずつのマウス
群にした。
第1表の結果は、C57BLのマウスの飲料水に2.5
μg/+!i!のスワインソニンを添加するトB te
FlO黒色腫細胞による器官のコロニー化が減少した。
実施例2 ハツカネズミMDAY−D2M瘍細胞の実験的転移 MDAY−D21kl!瘍細胞を48時間スワインソニ
ン(0,3μg/m)の存在または不存在下に培養し、
104個の細胞を最初の日にマウスの側部尾静脈に注射
した。マウスにスワインソニン(2,5μg/mりを含
む飲料水を与え、2日後に腫瘍細胞を注射し、スワイン
ソニンを17日間保持した。ポリ(I.C,)を注射し
たマウスに前日に100μgの腫瘍細胞を腹膜内注射し
、再び3日目に注射した。100日以上生きたものは腫
瘍がなく長期生存したものとして数えた。
スワインソニン処理した細胞を注射したマウス(第2表
)は、未処理の細胞を注射したものに比べて、長期生存
する率がかなり高い。また長期生存する率の高いものは
スワインソニンを投与したマウスにも見られた。
実施例3 スワインソニンとポリC1,C,)−阻害充実性腫瘍成
長 マウスとスワインソニン(2,5μg/m)を含む飲料
水を与え、2日後に105個のMDAY−D2腫瘍細胞
を注射した。1日前にポリ(I.C,)を投入し、2日
後に腫瘍細胞を注射した。腫瘍を15日目に除き体重を
計った。飲料水に追加したスワインソニンおよび/また
は2回のポリ(I.C。
)の腹幕内注射を与えたマウスのMDAY−D2腫瘍の
成長を第1図に示す。飲料水に加えたスワインソニンと
2回のポリ(I.C,)の腹膜内注射の組み合わせは、
MDAY−D2腫瘍の成長速度を減少した。ポリ(I、
  C,)とスワインソニンが作用し、MDAY−D2
腫瘍成長をそのまま阻害した。
実施例4 スワインソニンによるインターフェロンの抗増殖性効果
の促進 MDAY−D2腫瘍細胞を103 /dで組織培養プレ
ートに接種し、一連の希釈したマウスα/β−インター
フェロン(シグマ)を添加した。細胞をスワインソニン
(1μg/mlりの存在および不存在に培養し、コウル
ターカウンタを用いて5日目に細胞数を測定した。第2
図の結果は、スワインソニンがα/β−インターフェロ
ンの抗増殖性効果を高めることを示した。
実施例5 確立したMDAY−D2転移を受けるマウスの生存に対
するスワインソニンとポリ(I.C,)の効果 MDAY−D28!細胞をS、C,注射し、得られた腫
瘍を12日後に外科的に切除した。マウスを4つの治療
群に分けた。ポリ(I.C,)を12日目と15日目に
投与し、スワインソニン追加飲料水を12〜30日の間
に与えた。生存時間を90日まで測定し、90日以上生
存したマウスを長期生存とした。
第3図は確立したMDAY−D2転移を受けるマウスの
生存にスワインソニンとポリ(I.C,)の効果を示す
。スワインソニンとポリ(I.C,)の組み合わせはマ
ウスの生存時間を長くした。
実施例6 ヒト結腸癌細胞()IT29m)をスワインソニンの存
在または不存在下で48時間培養し、106個の細胞を
マウスに静脈注射した。第3表の結果は、スワインソニ
ンがヒト結腸癌細胞(HT29m)の転移を減らしたこ
とを示している。
第3表 HT29M処理  転移した  マウスの病変マウス 
 平均数 無         475      2.4スワイ
ンソニン   215    0.6実施例7 ヒト結腸癌細胞(HT29m)とヒト腎臓癌細胞(S 
N12CL I )を、無添加(C)、1μg / m
lのスワインソニン(SW) 、1000単位のヒトα
2−インターフェロン(α2);またはスワインソ二ン
とC2−インターフェロンの組み合わせ(SW+α2)
、および7%胎児牛血清を含む借地で成長させた。細胞
を1日目に1057dで培養し4日後に数えた。スワイ
ンソニン中の細胞は実験開示日0日前の48時間スワイ
ンソニン中で予じめ成長させた。
第4図の結果は、スワインソニン単独は組織培養基中で
成長するヒト癌細胞の増殖性を減らしたことを示してい
る。またスワインソニンは組織培養基中で成長するヒト
癌細胞に対するヒトα2−インターフェロンの抗増殖性
効果を促進した。抗増殖性効果は、ここでは実施例8と
9で述べるヌードマウス中で成長する腫瘍細胞に見られ
るものと類似であることを示した。
実施例8 Bat b/cヌードマウスに10’ ヒト結腸癌細胞
(HT29m)を皮下注射し、腫瘍の成長をモニターし
た。マウスを、飲料水に含む2.5μg / aj!の
スワインソニンを与えたもの(SW)、週に二度10’
単位のヒトα2−インターフェロンを静脈注射したもの
(C2)、飲料水に含む2.5μ、g/dのスワインソ
ニンを与え、さらに週に二度104単位のヒトα2−イ
ンターフェロンを静脈注射したもの(SW+α2)、ま
たは処理しなかったもの(無)のそれぞれの群に分けた
。1日目に処理を開始し、マウスが47日目に犠牲とな
るまで続けた。
第5図の結果は、スワインソニン単独でヌードマウスに
植え付けたヒト癌細胞の成長速度が減ることを示してい
る。ヒトα2−インターフェロンと組み合わせたスワイ
ンソニンはヌードマウス中のヒト癌細胞の成長を阻害す
るように作用した。
実施例9 Bal b/cヌードマウスに、105 ヒト結腸癌細
胞(HT29m)を皮下脈注射し、腫瘍の成長をモニタ
ーした。マウスを、飲料水に含む2.5μg/afのス
ワインソニンを与えたもの(SW)、週に二度100μ
gのポリ1. C,を静脈注射したもの(ポリ1.C,
)、飲料水に含む2.5μg/adのスワインソニンを
与え、さらに週に二度100μgのポリ1.  C,を
静脈注射したもの(SW+ポリ1、C,)、または処理
しなかったもの(無)のそれぞれの群に分けた。1日目
に処理を開始し、マウスが39日目に犠牲となるまで続
けた。
第6図の結果は、スワインソニン単独でヌードマウスに
植え付けたヒト癌細胞の成長速度が減ることを示してい
る。ポリI、C,と組み合わせたスワインソニンはヌー
ドマウス中のヒト癌細胞の成長を阻害するように作用し
た。この協同作用の効果は、実施例8で見られたものと
は大きさが同じでなかった。これは多分、マウスをヒト
タフェロンの非交差反応性に依るのであろう。ポリl。
C1の投与は、そのままヒト癌細胞に活性でないマウス
インターフェロンを生じる。
実施例10 全RNAは、1μg / IId!のスワインソニンの
存在または不存在下で48時間、または1000単位/
7!のインターフェロンA/D中で成長したH T 2
9mヒト結腸癌細胞から抽出した。全RNA (10μ
g)を電気泳動で分離し、ニトロセルロースにトランス
フエクションした。C−ミックmRNA写しを、ベクタ
ーpS V−c −myc −1に運ばれたMOPC3
15マウスプラズマサイトマから誘導したマウスC−ミ
ックのエクソン■フラグメントを用いる標準ノジンブロ
ッティング法で消した。
スワインソニンの存在下(B)に培養したHT29ヒト
結腸癌細胞は、C−ミック発現が減った(第7図)。
【図面の簡単な説明】
第1図はスワインソニン(SW)追加飲料水および2回
のポリ(I.C,)の腹膜内投与の片方または両方を与
えたマウスにおいて、MDAY−D211m瘍の成長を
示すグラフであり、第2図は、組織培養におけるスワイ
ンソニンによるインターフェロンの抗増殖性効果の促進
を示すグラフであり、 第3図は確立したMDAY−D2転移を受けるマウスの
生存に対するスワインソニンとポリ(I。 C6)の効果を示すグラフであり、 第4図はヒトHT29m結腸癌および5N12LC■腎
臓癌細胞を用いる組織培養におけるC2−インターフエ
ロンおよび/またはスワインソニンの抗増殖性効果を示
す棒グラフであり、 第5図はSW−追加飲料水および週2回のヒトα2−イ
ンターフェロン静脈注射の片方または両方で治療したヌ
ードマウスのヒトHT29m結Ai3癌細胞の成長を示
すグラフであり、 第6図はSW−追加飲料水および週2回のポリ1、  
C,の静脈注射の片方または両方で治療したヌードマウ
スのヒトHT29m結腸癌細胞の成長を示すグラフであ
り、 第7図は未処理(A)、スワインソニン処理(B)、イ
ンターフェロン処理(C) 、HT29m細胞における
C−ミックmRNAの水準を比較するため、C−ミック
に対し調べたノジンプロットのオートラジオダラムであ
る。 Fig、 I CSW Pb1y’LC5W Poly1.C 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書く方式) %式% 1、 事件の表示 昭和62年 特許願  第245.712号2、 発明
の名称 ゴルジα−マンノシダーゼ■酵素阻書物質を含有事件と
の関係     特許出願人 名 称 マウント シナイ ホスピタル4、代理人 住 所 東京都港区六本木5−2−1      はう
らいやビル7階昭和63年 10月 25 日 (発送
臼)6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄および図面7、補正
の内容 l)明細書第35頁最終行「オートラジオグラム」をr
X線写真」に補正する。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質を有
    し、インターフェロンまたはインターフェロン誘導物質
    を含有する組成物。
  2. (2)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質の有
    効量と製薬的に許容できるキャリヤを有する癌転移と増
    殖障害の予防および治療用組成物。
  3. (3)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質がス
    ワインソニンである特許請求の範囲第2項記載の組成物
  4. (4)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質の有
    効量とインターフェロンまたはインターフェロン誘導物
    質の有効量を有し、インターフェロンまたはインターフ
    ェロン誘導物質の抗増殖性と抗ウィルス効果を促進し、
    新生物形成と転移を阻害する組成物。
  5. (5)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質がス
    ワインソニンである特許請求の範囲第4項記載の組成物
  6. (6)インターフェロンまたはインターフェロン誘導物
    質がα−またはβ−インターフェロンである特許請求の
    範囲第5項記載の組成物。
  7. (7)インターフェロンまたはインターフェロン誘導物
    質がポリ(I.C.)である特許請求の範囲第5項記載
    の組成物。
  8. (8)インターフェロンまたはインターフェロン誘導物
    質がポリ(I.C.)−LCである特許請求の範囲第5
    項記載の組成物。
  9. (9)スワインソニンの濃度が0.03〜300μg/
    gである特許請求の範囲第3、5または6項記載の組成
    物。
  10. (10)スワインソニンの濃度が0.03〜300μg
    /gである特許請求の範囲第7または8項記載の組成物
  11. (11)α−またはβ−インターフェロンの濃度が10
    ^2〜5×10^7単位/m^2である特許請求の範囲
    第6項記載の組成物。
  12. (12)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質の
    有効量と製薬時に許容できるキャリヤを患者に投与する
    癌転移と増殖障害の予防と治療方法。
  13. (13)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質が
    スワインソニンである特許請求の範囲第12項記載の方
    法。
  14. (14)スワインソニンと製薬時に許容できるキャリヤ
    を経口投与する特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)スワインソニンと製薬時に許容できるキャリヤ
    の投与量が0.03〜300μg/gである特許請求の
    範囲第13項または第14項記載の方法。
  16. (16)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質の
    有効量とインターフェロンまたはインターフェロンの有
    効量を患者に投与する増殖障害、ウィルス性感染および
    新生物形成および転移の予防および治療方法。
  17. (17)ゴルジα−マンノシダーゼIIの酵素阻害物質が
    スワインソニンである特許請求の範囲第16項記載の方
    法。
  18. (18)インターフェロンまたはインターフェロン誘導
    物質がα−またはβ−インターフェロンである特許請求
    の範囲第17項記載の方法。
  19. (19)インターフェロンまたはインターフェロン誘導
    物質がポリ(I.C.)である特許請求の範囲第17項
    記載の方法。
  20. (20)インターフェロンまたはインターフェロン誘導
    物質がポリ(I.C.)−LCである特許請求の範囲第
    17項記載の方法。
  21. (21)スワインソニンの投与量が0.03〜300μ
    g/gである特許請求の範囲第17、18または19項
    記載の方法。
  22. (22)スワインソニンの投与量が0.03〜300μ
    g/gである特許請求の範囲第20項記載の方法。
  23. (23)α−またはβ−インターフェロンの投与量が1
    0^2〜5×10^7単位/m^2である特許請求の範
    囲第18項記載の方法。
  24. (24)ポリ(I.C.)の投与量が0.01〜100
    μg/m^2である特許請求の範囲第19項記載の方法
  25. (25)ポリ(I.C.)の投与量が0.01〜100
    μg/m^2である特許請求の範囲第20項記載の方法
  26. (26)酵素阻害物質を経口投与し、インターフェロン
    またはインターフェロン誘導物質を静脈内、筋肉内、腹
    膜内または局所に投与する特許請求の範囲第16項記載
    の方法。
  27. (27)スワインソニンを経口投与し、α−またはβ−
    インターフェロンを静脈内投与する特許請求の範囲第1
    8項記載の方法。
  28. (28)スワインソニンを経口投与し、ポリ(I.C.
    )を静脈内投与する特許請求の範囲第19項記載の方法
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