JPS6287516A - 悪性腫瘍の生体外での処置法 - Google Patents

悪性腫瘍の生体外での処置法

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JPS6287516A
JPS6287516A JP61241199A JP24119986A JPS6287516A JP S6287516 A JPS6287516 A JP S6287516A JP 61241199 A JP61241199 A JP 61241199A JP 24119986 A JP24119986 A JP 24119986A JP S6287516 A JPS6287516 A JP S6287516A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は白金配位化合物とジヒドロピリジン級のカル
シウム径路遮断性化合物とを投与する悪性腫瘍の処置法
、及び上記の白金配位化合物とカルシウム径路遮断性化
合物とを含む悪性腫瘍治療剤に関する。より特別にはこ
の発明は上述の2種の化合物としてシス−ジアンミンジ
クロロ白金([)とニフェジピンを備える悪性腫瘍の処
置法と治療剤に関する。
mとU忙 シス−ジアンミンジクロロ白金(CDDP、シスプラチ
ン)は臨床上で癌の治療に用いられた最初の無機抗腫瘍
剤である。ローゼンバーグ(Rosen −berg)
等によって述べられているように(N ature20
5 +’ 69 B (1965) 、Nature 
222.385(1969))シスプラチンは、最初に
利用されたように胚新生物に対し有効である( E 1
nhorn等。
Int、Med、87. 293 (1977) ) 
c7)みならず肪胱及び卵巣癌、そして頭部及び頚部の
癌に対しても有効な抗腫瘍剤である。シスプラチン単独
またはシスプラチンと他の抗腫瘍剤(例えばアドリアマ
イシン、ビンクリスチン等)との組合せによって、例え
ばエストロゲン耐性の両立腺癌のような通常、化学療法
に応じないと考えられるものを含む多数種の悪性腫瘍を
化学療法で治療するための受容されうる標準的な治療剤
が附与される(MarrirlC−E、 e Canc
erTreat、Rep、  63. 1579(19
79))。この、そして他の白金配位化合物は例えば米
国特許Nα4.140,7071.Nα4J77.26
3及びNα4,419,351 に示されている。
不幸なことに、当初はシスプラチンに対し感応していた
悪性腫瘍にシスプラチン耐性が発生ずることによって問
題が起きている(Lee等、CanccxTreat、
Rev、10. 39 (1983) )o他の化学療
法用の薬剤についてと同様に一次腫瘍及び再発性の転移
のシスプラチン耐性によってシスプラチンを用いる化学
療法におき、部分的或は完全な緩解度を達成する上で1
5%から70%を越える緩解度の低下が翠丸癌(Sto
ter等、(:ancer 54 。
1521、(1984))及び卵巣癌(Be1inso
n等、Cancer54,1983 (1984))に
ついて、また30−40%の緩解度の低下が頭部及び頚
部の癌について(\Vittes等、Cancer T
reat、 Rep、 63 。
1533 (1979))、生じている。
癌の化学療法的な処置で遭遇する最も重大な問題は、−
次腫瘍の細胞による薬剤耐性の存在及び/または発達に
ある。患者が転移癌により死亡すると転移癌の病巣も普
通、利用可能である化学療法用の薬剤の単一のもの或は
組合せられたものに対する極度の耐性によって特徴付け
られる。一般に薬剤耐性の腫瘍細胞は、化学療法剤に屈
服する細胞が蓄積するよりも少量(致死量以下の量)の
薬剤を蓄積するのみである。薬剤耐性の腫瘍は一時的な
ものか永久的なものかに分級できる(DeVi ta 
V、T、、Cancer51,1209 (1983)
)。
一時的薬剤耐性の腫瘍は、例えば循環系から遠い腫瘍細
胞の薬剤に対する致死下の接触(すなわち漂流関門によ
るもの)のような生理学的要因の結果として耐性を有す
ると考えられる( S utherland 。
R,M、等、J 、 Nat 、 0.ancer I
nt、 46 、113(1971) 、West、 
G、 W、等、Cancer Re5゜工瓜、3665
 (1980))。また腫瘍の全体的す成長動態(5h
ackney、 S 、 E−等、Ann −I nt
Med、89,107 (1978))が腫瘍細胞の一
時的な耐性において重要な要因であると示唆されている
(すなわち、ゆっくり或は非同時的に成長している腫瘍
細胞は注入された抗癌剤に対しより接触し難いと考えら
れる。)。永久的な薬剤耐性の腫瘍細胞は自然発生的に
生じると考えられ、その生存確率は腫瘍量及び/または
腫瘍量と関係がある。薬剤耐性の新生物の自然発生の遺
伝学的起源(Goldie及びColdma、n 、 
Caneer Res、 44 。
3643 (1984))、転移性からみての突然発生
(lF’1dler、  I 、 J 、 、(:an
cer Res、人8゜2651 (1978))、及
び薬剤感性からみての突然発生(Tanigawa 、
 N、等、Cancer Res、 44゜2309 
(1984))の概念は、腫瘍細胞の永久的耐性の機序
として広く認められるに至っている。永久的な薬剤耐性
のこれらの2つの主要な機序は、薬剤を「不活性化する
」耐性細胞中の酵素の濃度或は活性度の変化により(3
akka 、 A−等、或は薬剤流入の阻止及びまたは
薬剤流出速度の増大によって細胞への薬剤蓄積を減少さ
せる耐性細胞のプラスマ膜の変化により(Giavaz
zi 、 R−等、Caneer Re5−±3. 2
216 (1983) 、YanovichS8等、C
ancerRes、 44.4265 (1984))
、仲介されることが見出されている。
薬剤耐性を回避するための当初の試みは、単一の化学療
法剤を使用しその投与計画、用量及び/または使用法を
変更することに集中されていた( Benz、 C、等
、Cancer Res、42 、’ 2081(19
82)、Qzols 、 R,F−等、Cancer 
Res、 42 、4265(1982))。しかしな
がら異なった活動機序を有する細胞毒性の薬剤を使用す
る複合剤による治療の方が、ずっと見込みがあるように
考えられる。本型式の治療法はい(つかの癌の治癒率を
改善はするが、この戦略の結果としての失敗も数多く報
告されている(Ling、 V、等、Cancer T
reat。
Rep、67、 869 (1983) 、C1tri
n、 D、 L。
等、Cencer5旦、201 (1982))。
最近、癌の化学療法的な措置に大いに役立ちうる新たな
方法論が提唱されて来ている。この方法論は、細胞毒性
の薬剤の初期の殺害率を高めるように作用する薬剤及び
/または腫瘍の薬剤耐性を克服するように抗腫瘍剤の能
力を高める薬剤を使用するといったものである。
11hba 、 M−等(Cancer Res、 3
9 、2200(1979))はアドリアマイシン及び
ダウノルビシンに耐性のP388白血病細胞によるアド
リアマイシン及びダウノルビシンの取り込み及び貯留が
、耐性細胞による2つの細胞毒性剤の活発な外部輸送(
運び出し)によって仲介され有為に減少されると、報告
している。かかる発見は耐性腫瘍細胞からの細胞毒性剤
の外部輸送を克服するのに脱活性化合物を利用可能であ
ろうことを、示唆している。Riehm及びBield
er (1972年)はチャイニーズ費ハムスター細胞
のアドリアマイシンD耐性を、洗浄剤TWeen 80
を用いた措置により克服できたと報告している。また■
aleriote等(Valeri6te ’f? 、
等、(:ancer Res、  39 、2041(
1979))は脱活性の抗生アンホテリシンBが、AK
R白血病に対するアドリアマイシン及びビンクリスチン
の効果を高めるのに役立ったと報告している。Tsur
uo等(Cancer Res、 41 。
1967 (1981) )はフェニルアルキルアミン
級のカルシウム径路遮断剤(ベラパミー/リヲ、生体外
(管内)及゛び生体内でP388白血病のビンクリスチ
ン耐性を克服するのに用いている。
Tsuruoの次いでの報告(Cancer Res、
  42.4730(1982)、43.2267 (
1983c)、44.4303 (1984))及び他
の研究者による報告によって、ベラパミール(51at
er等1J−C11n、  Invest、  70.
 1131  (1982))−m−−τ 及び他のカルシウム制御性化合物(Qanapathi
等、(:aneer Res、 4±、5056 (1
984))が薬剤耐性の腫瘍に対する抗癌剤の細胞毒性
効果を高めるのに有用であることが確定されている。
ベラパミールが未処置及び耐性の腫瘍細胞からのアドリ
マイシン、ビンクリスチン及びダウノルビシンの流出を
減少させうることが、実証されて来ている。これからし
て細胞毒性剤の細胞内への有効な蓄積が増し、抗腫瘍剤
のLD50濃度がiL&少する。ダウノルビシン耐性及
び感性のエールリヒ(Ehrl ich )腹水癌細胞
のダウノルビシン蓄積及び貯留能力は、培養培地中のC
a □)6度が高いほど低くなる(Murray等、C
aneer Chemotherap、 Phanna
co113.69 (1984))。耐性のエールリじ
腫瘍細胞中でのダウノルビシンの細胞毒性を増すことと
するベラパミールの能力は、カルシラノ、流入を阻止す
るといったベラバミールの能力に少なくとも部分的には
由来するものであって、細胞外のCa を減少させるこ
とによって得られる効果に類似した効果をもちつる。
° シスプラチンの細胞溶解作用の機序は、白金の半量
が標的細胞の核内にDNA−DNA及びDNA−たんば
く質の架橋を形成する能力をもち、かくして新たなn1
RNAの転写とDNAの複製が阻止されることにあると
知られている( Roberts 、 J 。
J、著rMolecular  Actions an
d Targets for cancerChemo
therapeutic AgentsJ−=ニーヨー
クの)〜cadcmi cP ress肚、1981年
発行の第17頁)。しかしながらシスプラチンに対して
の耐性の正確な機序は知られていない(Curt等、C
ancer Treat、 Rep。
旦8. 87  (1984) ) 。Sigdest
ad等(cancerTreat 、  Rep、  
65. 845  (1981) ) に!*スミの線
維肉腫の細胞が生体内でシスプラチンに対し、01期が
10の因数で最も感性であるも細胞周期の全期(Gl、
S、G2及M)において感性であると、報告している。
この資料は、ゆっくりと成長しつつある細胞或は非同時
的に成長しつつある腫瘍細胞が結局はシスプラチン耐圧
を表すこととなる細胞の母集団であろうことを、示唆し
ている。細胞周期の成長速度或は相が酵素活性或は(シ
スプラチン耐性を基準としての)耐性細胞の膜に影響を
及ぼすかどうかについては知られていない。
シスプラチン耐性の機序についての理解がこのように欠
除していることからして、シスプラチン耐性の腫瘍細胞
の問題をシスプラチン類似化合物の開発により避けて通
ろうとする試みがなされて来ており、そのような類似化
合物は目下、臨床試験に附されている。不幸なことに類
似化合物の多(はシスプラチンはど抗腫゛癌性でなく、
これよりして耐性の腫瘍集団を生き延べさせ増殖させる
ような薬剤療法の可能性が未だ残されている(Rose
等、Canqer Treat、 Rep 、 66 
r  135G982)) 。
シスプラチンの抗新生物効果を1頂めるのに非化学療法
剤を利用することについてはほとんど研究されておらず
、これはおそらくンスブラチン:Ti1J i生の機序
が未知のままに残っていることを理由としていよう。放
射線検査技師であるMisonidazole はネズ
ミの小網細胞癌M 5076に対する試験lll1こ、
シスプラチンではなくシクロホスファミド及びL−フェ
ニルアラニン剤の細胞溶解効果が高められることを発見
している((、Iement等、CancerRes、
40.4165 (1980))。培養He La細胞
及びマウスF M 3 A細胞を用いた早期の研究では
ベラパミールが、ペプロマイシン(peplomyci
n。
抗生物質のブレオマイシン群の一員)の細胞溶解効果を
高めたがシスプラチンの細胞溶解効果を高めることはで
きなかったとされている(Mizuno及びl5hid
a、 Biochem 、 Biophys、 Res
、 Commun−107,1021(1982)) 
 。
Tsuruo等(Cancer Res、  41 、
 1967(1981))、は生体外で、カルシウム径
路遮断剤であるベラパミールが正常及び薬剤耐性のネズ
ミの腫瘍に対する抗腫瘍剤の効果を高めることを示した
( ’I’5urtn等、Cancer Res、42
 、4730 (1982) )。
ベラパミールによるこの抗腫瘍剤効果の向上は、ベラパ
ミールがビンカ赤アルキロイド(vineaalkyl
oid )の細胞溶解効果を高めもしく ’f’ 5u
ru。
等、Cancer Res、 43 、808 (19
83a ) )アントラシフリン(anthraeyc
line )抗生物質の細胞溶解効果を高めもする(1
7suruo等、Cancer Res。
43.2905 (1983b))ことから考えて、や
や不特定であるように見受けられる。ベラパミールが細
胞溶解効果を向上させる能力は、ネズミの腫瘍細胞系に
対するものに限定されない。
ROgall等(3cience 224,994 (
1984)ノはベラパミールが培養されたヒト卵巣癌細
胞系に対するアドリアマイシン耐性を克服することを示
し、またTsuruo等(Cancer Res、  
43 、 2267(1983C)はベラパミールがヒ
ト造血腫瘍細胞系に対するビンクリスチン及びアドリア
マイシンの効果を増強すると報告している。
カルシウム糸路遮断性化合物(CCB)または他の脱活
性化合物により生体内で、正常或は薬剤耐性の腫瘍細胞
系に対する抗腫瘍剤の効果を向上させる問題について述
べている研究者はほとんどいない。Tsuruo等(C
ancer Res、  41 、  i 967(1
981) 、 Cancer Res、  43 、 
2905(1983b))は、P388白血病中でのビ
ンクリスチン及びアドリアマイシン耐性が生体内でベラ
パミールにより克服できると、報告している。不幸なこ
とにP388白血病は固形性腫瘍(5olid tum
or)ではなくて液性腫瘍であり、またヒトにおいて致
命的な悪性腫瘍の大多数は固形性腫瘍及び/またはその
転移腫である。Akagawa 、 S 0等(Kag
aku Nyok。
11.943−7 (1984))はヒトの食道癌の治
療において、二カージピン(口1cardipine 
)をビンデシン(vindesine)の硫酸塩及びジ
クロロ白金Hと共に用いたと述べている。部分的な感応
が得られている。Akazawa 、 S−等は食道癌
の処置に際し、大音投与(血流中で1−当り500ナノ
グラム)によってビンデシン硫酸塩(VDS)及びジア
ンミンジクロロ白金([)(CDDP) の効果が高め
られるらしいことを、発見している。同処置の結果とし
て種々の腫瘍の後退が得られているようであるけれども
、二カージピンの有効な用量が多く、より低い用量では
効果があられれていない。本試験はCDDPではなくV
DSの効果を高めるためのものである。
出願人が特願昭59−62062号(特開昭60−66
13号)で述べているように、ジヒドロピリジン級のC
CBはその抗転移効果がベラパミールよりも強力である
ことが見出されている。Kessel及びWilber
ding  (Biochem、 Pharmacol
、 33 、 1157(1984))i;!ベラパミ
ールと二トシンンピン(n1trendipine、ジ
ヒドロピリジン級のCCB)とが、P2S5及びP38
8/ADRの耐性細胞培養物中でダウノルビシン(da
unorubicin ) +7) ’M 積ヲ仲介す
る上で互に異なった活動型式を示すことを。
発見している。ベラパミールはダウノルビシンの蓄積を
高めるのに、耐性細胞中でよりも正常細胞中でより優れ
た能力を示している。これに対しニトレンジピンによる
ダウノルビシンの蓄積向上は両P388細胞系において
等しかった。また両腫瘍細胞系でのダウノルビシンの蓄
積を高めるニトレンジピンのロヒカは、ベラパミールの
それよりもずっと(マイクロモルのオーダー)優れてい
た。
コレラの個々の研究者による成果は、ジヒドロピリジン
級のカルシウム径路遮断性化合物が抗癌特性においてベ
ラパミールよりも優れているといった、以前に発表され
た)(onn等の業積を支持する。ものとなっている。
しかしながら従来技術には選択されたカルシウム径路遮
断性化合物の低い用B1を、腫瘍の減少或は後退のため
に白金配位化合物と共に用いるようなことについての示
唆がみられない。
目   的 したがってこの発明は、悪性腫瘍の後退或は転移の減少
を生じさせる悪性腫瘍の処置法と薬剤組酸物とを提供す
ることを目的とする。このためには、ジヒドロピリジン
級のカルシウム径路遮断性化合物を白金配位化合物と共
に投与する方法を提案する。さらにこの発明は、単純で
有効な処置法を提供することも目的としている。
一般的な説明 この発明は悪性腫瘍を生体外で処置する方法であって、
一般式 (式中、R2及びR2はメチル基、R3及びR4は1−
8個の炭素原子を含むアルキル基またはアルキルオキシ
アルキレン基、Rs及びR6は水素または1個或は2個
の電子奪取性の置換体である。)で示される群から選択
されたジヒドロピリジン級のカルシウム径路遮断性化合
物を白金配位化合物と共に腫瘍に対し、白金配位化合物
11を独で達成されるよりも高い腫瘍後退の増大もしく
は腫瘍転移の減少もしくは腫瘍後退の増大と腫瘍転移の
減少が得られるような有効量だけ投与することを特徴と
する、悪性腫瘍の生体外での処置法に係る。
この発明はまた、(a)一般式 (式中、R1及びR2はメチル基、R3及び1り、は1
−8個の炭素原子を含むアルキル基またはアルキルオキ
シアルキレン基、R5及びR6は水素または1個或は2
個の電子奪取性の置換体である。)で示される群から選
択されたジヒドロピリジン級のカルシウム径路遮断性化
合物、tb)抗腫瘍性の白金配位化合物を含み、カルシ
ウム径路遮断性化合物と白金配位化合物との重量比がi
:1oooから10:1の範囲にある悪性腫瘍治療剤に
係る。
上記した薬剤組成物は乳糖、ショ糖、でん粉、ゼラチン
、微品質セルローズ、ステアリン酸マグネシウム或はタ
ルクのような固体賦形剤と混合して錠剤、カプセル剤或
は糖剤の形式で径口投与できる。同組成物は矯味シロッ
プ或はチンキを用いて、径口投与に適したものともでき
る。非径口投与は水溶液、水性エタノール溶液或は油性
の形で行なえる。水性溶液は水、生理的食塩水、リンゲ
ル液等で緩衝剤と共に、或は緩衝剤なしに調製すること
ができる。油性形式のものは例えば、天然油(ピーナツ
油とかオリーブ油)或は安息香酸ベンジル中でつくりう
る。カルシウム径路遮断性化合物を径口的に、白金配位
化合物□を注射により、投与することも望ましい。
好ましいカルシウム径路遮断性化合物としてはニフェジ
ピン(n1fedipine)、ニモジピン(nimo
dipine )ニルジピン(n1ludipine入
ニソルジピン(n1soldipine)、ニトレンジ
ピン(nitrendipine) 及びフェロジピン
(felodipinejがある。これらは全て、密接
に関連し合っている同族体或は類似体である。好ましい
電子奪取性の置換体としては周知のように、ニトロ基或
はへ口基(フルオロ基、クロロ基、ブロモ基)がある。
明細な説明 図面に示す試験結果について 第1図はB16a腫瘍細胞の三次培養物にχ・1するシ
スプラチンの細胞毒性効果を示すグラフである。CPR
−0,25及びCP R−5,0で示されている細胞は
、B 16 a細胞の一次培養物を2回、フラスコ中を
通過させたものである。各通過中に細胞を1日1回、4
D間にわたりそれぞれ0.25μMないし5,0μMの
シスプラチ7(CTS)で処理した。5 II Uに細
胞を再び平板培i7した。
「正常」細胞は対照として、2回通過させ食塩水で処理
したものである。CP R−5,0細胞は「正常」細胞
及び低濃度(0,25,μへ1)シスプラチンで処理し
た細胞と比較して、シスプラチンの抗増殖効果に対し有
為に抵抗する。グラフ中の各俸線は5個のフラスコより
成る各群についての結果を表している(平均+/−3E
M)。
第2図はシスプラチンによるB 16 aの増殖阻止効
果の経時変動を示すグラフであるo B16a細胞の二
次培養物を第11.] L1に平板培養した(4.0.
000細胞/′フラスコで)。4F1目にシスプラチン
を加えた(0.5μ■し′フラスコ)。5E]目にIX
で示しているフラスコについての細胞培養を終了した。
培地を捨て、付着細胞をトリプシンで分離した。
残りのフラスコにはシスプラチンをυIIえ、1 ?!
1宛順次、1[1ごとに培養を終了していった。全ての
肝について細胞の生存率は85%より高かった(終了時
において)。対照フラスコは平均で10/6細胞/フラ
スコの細胞を含み、グラフ中では100%に等しいとお
いている。棒線は5個のフラスコより成る各群について
の結果を表している(平均十/−5EM)。
第3図は生体外(管内)でシスプラチンの抗増殖効果に
対しカルシウム径路遮断性化合物としてのニフェジピン
(NP)が与える増強効果を示すグラフである。ニフェ
ジピン(5,0/lkl ) lb−U 同一フラスコ
に加えたシスプラチンよりする増殖1且止効果は、これ
らの何れかのみで処理したフラスコ中で観察された阻止
効果よりも高かった3、j′i1則1q(40,000
/フラスコ)を第1 II L’1.lこ平U・i培(
jし、薬剤添加を4 +−1[lから始めて、81−1
1.、、Iの終j′[Iまで毎l−1、添加を続けた。
付rt in胞の生存率は85%より高かった。対照フ
ラスコ中OJ) kt++ 胞o> 平均個数(1,8
X 10/ 6)を、グラフ中で100%に等しいとお
いた。棒線は5個のフラスコより成る各群についての結
果を表している(平均−罎−・−3EM)。
第4a図及び第4 +)図はそれぞれ、マウスの生体内
での一次B16a腫瘍の重h1及び練性転移の個数に対
しニフェジピン(単独)、シスプラチン(単独)、及び
ニフェジピン プラス シスプラチンの効果を示すグラ
フである。ニフェジピン(単独)は腫瘍重量或は転移個
数にχ・1し有為の効果を持たなかった。シスプラチン
(単独)は腫瘍重量及び転移個数の両者を有為に(p<
、o5)減少させた。ニフェジピンとシスプラチンとの
両者で処理した群は一次腫瘍重量1を著減せしめられ、
また転移が全く無かった。棒線は各群(n=5)につい
ての平均+/−5EMを表している。対照の平均は29
+/−3,5の転移個数、2.5+/−0,3gの一次
腫瘍重量を有していた。
第5a図及び第5 b図はマウスの生体内での一次B1
6a腫瘍の重量及び練性転移の個数に対するニフェジピ
ン(単独)、シスプラチン(単独)、及ヒニフエジピン
 プラス シスプラチンの効果を示すグラフである。ニ
フェジピン(単独)で;3回の処理(3X)は上記何れ
の指標に対しても効果を有しなかった。シスプラチン(
単独)での処理及びシスプラチンとニフェジピンとでの
処理を1回行なったもの(IX)は、−次腫瘍東量及び
転移個数を有為に(p<、05)減少した。しかしなが
らこれらの2群間には差がみられなかった。
シスプラチン(単独)での処理及びシスプラチンとニフ
ェジピンとでの処理を3回行なったもの(3X)は、−
次腫瘍重量と転移個数とをさらに減少した。シスプラチ
ン(単独)での:3回処理の細胞群(3X)は、1回処
理の細胞群(IX)と有為の差を有しなかった。これに
刻しシスプラチンとニフェジピンとの両者で3回処理し
た細胞群(3X)については、対照ノ洋に対してはもと
より処理した群の他の何れに対しても有為の差(<。
01)の減少が得られた。対照(ロー12)についての
平均の転移個数は44 +/ −5、−次腫瘍重量は2
.6 + / −0,49であった。
第6a図及び第6b図はそれぞれ、B 16 a腫瘍細
胞系についての肺1生転移個数及び−次;1・R瘍重量
に対するニフェジピン(単独)、シスプラチン(!1i
flり、及びニフェジピン プラス シスプラチンの3
回投与の効果を示すグラフである。ニフェジピン(単独
、1. Ol1g/’)、a体重の用量の投与)は、転
移個数に対しても腫瘍重量にχ−t (、てらfT 7
.’hの効果を与えなかった。シスプラチン(fit独
、4η、、/’l(g体重の用量の投与)は、転移個数
及びルF瘍重;1℃を有為R: (p <、  01)
減少させた。ニフェジピン及びシスプラチンの両者で処
理され群は、1 (’、) −g7kgのニフェジピン
予処理のみて有為の(p<、001J抗腫瘍効果を現出
した。シスプラチンに先立って与えられた0、 1或は
l、Qmg/kgのニフェジピンは、シスプラチンの抗
腫瘍効果を高めなかった。棒線は11匹のマウスから成
る各[tについての平均十/SEMを表す。
第7a図及び第7b図はそれぞれ、ルイス肺癌腫(3L
L)について−次腫瘍の重量と肺性転移の個数に対する
ニフェジピン(単独)、シスプラチン(単独)、及びニ
フェジピン プラス シスプラチンの2回投与の効果を
示すグラフである。
ニフェジピン(単独)は腫瘍重量に対してモ転移個数に
対しても効果を有しなかった。シスプラチン(単独)も
、腫瘍重量と転移個数の何れに対しても効果を示さなか
った。ニフェジピンとシスプラチンとの両者で処理した
群は、−次腫瘍重量の有為の減少(p〈1.05)を示
し、また転移個数が著減(p<、Of)した。棒線は1
1匹のマウスから成る各群についての平均+、/”−3
EMを表す。
第8図は非処理(対照)、ニフェジピン単独(10u/
hgを径口投与)、シスプラチン単独(4mg/kgを
静脈注射)、及びニフェジピンとシスプラチンとの両者
(シスプラチンの投与20分前にニフェジピンを投与)
の各効果を、マウスの生存日数で比較した結果を示すグ
ラフである。シスプラチン耐性の816a細胞は培養物
からのものであり、第0日に静脈注射(37,000細
胞/マウス)した。上記の薬剤は4目目、140目及び
3611目に投与した。両種の薬剤で処理したグループ
は他の3グループの平均と比較して、T I/2 (1
,/2生存時間)において約100%の増加を示した。
試験計画と試験法 (1)、腫瘍 B16メラニン欠乏黒色腫(B16a)とルイス(Le
wis )肺癌腫とを生体内での試験のために、これら
が自発性起源の2つの組織学的に区別される腫瘍型の代
表であることからして、選択した。
これらの両癌腫は肺に対し自発的に転移し、また同一の
マウス株(C57BL/6 J)に対し同質遺伝子的で
ある。また該両細胞系は同一の方策(プロトコール)を
用いて分散及び水ひでき(次の(2)を参照)ると共に
、培養物中に移しえ、皮下注射及び尾部静脈注射により
マウスに注入できる。
これらの両腫瘍細胞系はアメリカ合衆国、ワシントン州
のナショナル・キャンサー・インスチチュートのディシ
イティ・ヒユーマン・アンドΦアニマル・インベステイ
ゲーションOチューマ・バンク  (i、the  D
CT  Human  and  Animal  I
nvestigationTumor  Bank  
of  the  National  Cancer
  I n5titut、e )  から入手した。同
腫瘍は同質遺伝子的のC57BL/6Jマウス(雄、2
0 229、ジャクソン拳ラボラトリーズ−J ack
son 1aboratories )に移植して保存
した。同種移植組織の個数が大きい(>10)間は、腫
瘍転移能力が安定しなかった。したがって貯蔵腫瘍を各
6回の同種移植後に液体N2凍結細胞(DCTから受領
後の第1同量種移植世代からの腫瘍を表す。)から更新
した。
(2)、腫瘍細胞へ北風 生体内での試験においては先行技術が教示するところに
従い、皮下の一次腫瘍から得られた単分散細胞を利用し
た。皮下の腫瘍を逐次的なコラゲナーゼ消化により分散
させた( S b)ane等、5cience212、
 ]、151−1153 (1981))。次に分散細
胞を汚染宿主リンパ球、大食細胞、RBC(赤血球)等
から、51oane等が述べているように遠心水ひ法で
分離し精製した。腫瘍細胞の水ひ分を等比率で組合せて
汚染宿主細胞が3%より少なく腫瘍細胞生存率が95%
より高い最終の単分散懸濁物を得た。
(3)、シスプラチン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ンラキューズ(5y
racuse )のブリストル・ラボラトリーズ(Br
1stol Laboratories)により市販さ
れているシスプラチンを使用した。このシスプラチン、
つまリソスージアンミンジククロ白金(cis −d 
iamm目1e−diehloroplatinum)
は、シスプラチ71 mg当り10mgのマンニトール
及び9 myのNa(:l を含む白色の凍結乾燥粉と
して入手可能である。調製は殺菌カラスでの蒸留水中に
15 mg、’trJの濃度で懸濁させることで、行な
った。上記の濃度は、生体内に0,1−/マウスで注入
したとき/! ug/kg  のシスプラチンに相当す
る。
+4)、  −一次腫瘍 一次皮下腫瘍はt(onn、 K 、 F、等(CIi
n、 Exp。
Metastasis 2.61 (1984) )が
述べているところに従い、生存水ひ腫瘍細胞のioo、
oo。
個(0月−中)を皮下注射することによって形成した。
(5)、用量と投与及び注入手順 Chahinian、   A  、   P  −等
  (Cancer  Res、4  4 .1688
(1984))に基いて、シスプラチンの用量としテ4
 mg/kgを選択した。(:1lahinian等は
上記の4吋/kgの用量のシスプラチンをヌードマウス
に対し3週間、各週に与えると認容できる死亡率24%
(60E1以上)が得られる旨、報告している。発明者
らはこのシスプラチン用量をC57BL/6Jマウスで
試験し、450以上で0%の死亡率を見出した(腫瘍を
有しないマウスについて)。ニフェジピンの用量として
は発明者らの特願昭59−62062号(’1.7開昭
60−6613′1じ)で洟べているニフェジピンの抗
転移及び抗トロンボゲン形成効果(I(onn、   
K  、   V  、   等、  Proc、  
 Soc、  鱗<pl、  Biol、  AIcd
l 74 、 16  (1983) 、Qno市)、
J、M  等、Thromり、Res、 34 、 3
67 (1984) )についての研究成果からして、
10 my/kqの用量を選択した。ニフェジピンのプ
ラスマ中でのピーク濃度が同薬剤(ポリエチレン・グリ
コール400中)の径口投与後、約20分間で得られ、
1−2時間の期間で減少して行くことを示したヒトの薬
物動態学についての研究(Flaim及びZlis、 
Fed 、 Proc。
40.2881  (1981))に基づき、ニフェジ
ピンはシスプラチンを尾部静脈注射するより20分間前
に径口投与した。ニフェジピンに対する宿主細胞及び腫
瘍細胞の最大の接触は、シスプラチンの尾部静脈注射前
に達成された筈である。シスプラチンは注入直後に腫瘍
細胞中に蓄漬しく B e rna rd 。
P、P、等、(:ancer TreYlt 、 Re
p 、  67 、 457(1983))、投与後に
1時間といった短時間で不活性となるかプラスマから消
失されうる(Robins。
A、B、等、Cancer Treat 、 Rep 
、 67 、 245(1983))。薬剤の投与口は
一次腫瘍の寸法、制圧転移の存在の確率、及びシスプラ
チンの副作用に対するマウスの耐1’J= (Guar
io、 A 、 fvl 、等、CancerRes、
39.2204 (1979))を基準に選択した。発
明者らの以前の研究によって肺(生転移は一次B16a
から腫瘍細胞の移植後14[、il [1までに、そし
てto−140目に発展するといった並足転移型(fo
odpad metastasis ntodel )
で行なわれることが、発見されている。シスプラチンの
抗転移効果、そして−次腫瘍に対抗する効果が観察され
るべきことからして、14111Jを注入計画の最初の
11に選択した。次にマウスに対し、腫瘍細胞の移植後
の17 EI LJと2511目とに注入を行なった。
これはそのような1]に、マウスが物理的な外観、体重
及び活発さから判定してその前のシスプラチン注入の影
響がおさまるように回復及び/または安定したと見受け
られたためである。
したがって薬剤にニフェジピン及びシスプラチン)口口
に1[11回、投与された。試験は、薬剤非投与のマウ
スが一次腫瘍及び制圧転移の効果からして著しく病弱化
し死に近付いたことを主たる理由として、3311目に
終了した。マウスの腫瘍帯f1′群にニフェジピンのみ
を注入し次いで食塩水をId部静脈注射するか、ポリエ
チレン・グリコール400を予め投与した1−でシスプ
ラチンのみを、主人した(単独薬剤によるχ・を照17
jとして)。マパノスをエーテルで1酔させ頚部転移(
ごよって犠牲にした。−次種瘍を取除き評i、a L/
た。肺を切除してホーインス溶、1にで定:’? L/
、可視の肺(トド結     果 1、テ願昭59ー62062号(特開昭60−6613
号)に開示した発明者らによる抗転移剤としてのカルシ
ウム径路遮断性化合物についての研究成果に基づき、シ
スプラチンの塞栓効果、細胞毒性効果及び抗転移効果を
高める能力を生1ド外(管内)及び生体内で調べるため
にニフェジピンを選択した。なおニフェジピンは治療[
−1的に用いられている(心臓血’+’F X k串〕
1!F ::’; 0)f− r 1B 16メラニン
欠乏黒色腫、ネズミの腫瘍細胞系を培養物中で成長させ
るために採用した。増殖試験は薬剤をi t−i i回
添加した対数期の細胞を用いて行なった。第1図はシス
プラチンで処理しなかったBl 6a二次培養物(正常
)、低用量(0,25)1M)のシスプラチンで処理し
たBl 6a二次培養物(CPR−0,25) 、及び
高用量(5,0μM)のシスプラチンで処理したB16
a二次培養物(CP R−5,0)について、シスプラ
チンの塞栓効果を示している。シスプラチンの塞栓効果
は、正常B16a細胞及び低用量のシスプラチン処理の
816a細胞については互に類似していた。高濃度のシ
スプラチンで予め処理した細胞は、シスプラチンによる
3回目の処理による塞栓効果に抵抗した。正常B16a
細胞とCP R−0,25細胞との増殖速度はCP R
−5,0細胞の約2倍であることを、見出した。細胞の
平均個数は対照フラスコ中では9.2X10’細胞/フ
ラスコ、CP R−025(シスプラチン感性群)では
8.3 x 105細胞/ 7ラスコ、モして0.PR
−5,0(シスプラチン耐性群)では:3.7 X 1
05細胞7/′フラスコであった。これらの結果は、培
養1316a腫瘍細胞中でのシスプラチン耐性が耐性細
胞の成長動態ないしK11l胞周期の関数でありうるこ
とを示唆している。この仮説について調べるべ〈発明者
らは、対数期の正常Bl 6a細胞を]、 −411間
、毎Liシスプラチン(0,5,l1M)を投与して処
理し、投Ljの21.−1後に最大の塞栓効果が達成さ
れることを観察した(第2図)。これらの予備実験から
して発明者らは、ンスブラチン感性の条件を極大とする
ために迅速に増殖しつつある正常腫瘍細胞群を用いて、
シスプラチン耐性細胞に対抗する培養物中での正常■3
16a細胞に対する効果を、シスプラチン塞栓促進剤に
ついて試験した。培養B16a細胞の耐性の機序は腫瘍
細胞膜(シスプラチンの細胞内蓄積に影響する。)の関
数であるのみでなく、細胞周期の関数でもありうる。
シスプラチンの塞栓7/細胞毒性(抗増殖)効果を増強
する能力につき、ニフェジピンを試験した。
第3図に示すようにニフェジピンが、シスプラチンの抗
増殖効果を増強することを見出した。発明者らは以前に
、薬剤学的に許容される量のCCBの日々の適用により
培養物中でのBl 6a腫瘍細胞の増殖が阻止されるこ
とを見出した。ニフェジピン単独でもB 16 a増殖
を若干阻止するが、ニフェジピンとシスプラチンとの組
合せの方力W 効である。したがって生体外でニフエジ
ンにより誘発されたシスプラチンの増強された抗増殖効
果はこれらの2つの化合物の相乗作用に山来し、相加作
用にのみ因るものではないと結論された。
生体外での試験に基づいて、ニフェジピンは生体内で皮
下816a腫瘍及びその(練性)転移に対してもシスプ
ラチンの細胞毒性/塞栓効果を向」−させる能力を有し
つると、仮定した。生体外での試験データは、B16a
細胞に対する塞栓効果のためにシスプラチンを複数回投
与することが必要であることを示唆している(第2図)
。そこで生fJs 内での試験方策として、ニフェジピ
ンとシスプラチンとを1211間で3回(3X)投与す
る方法を採択した。B16a腫瘍をもつマウスに対し、
シスプラチンを尾部静脈法則する20分前にニフェジピ
ンを径口投与した。ヒトにおいてはプラスマ中でのニフ
ェジピンのピーク濃度が径口摂取後はぼ20分で得られ
る( F laim及びZelis 、 l?ed。
Proc、  40. 2881  (1981) )
 。ネズミについての薬物動態学的データを有しないた
め、ヒトの動態学的データを利用した。ニフェジピンは
シスプラチンの細胞毒性7/塞閉効果を、(1)−次腫
瘍ノ細胞中でシスプラチンの濃度を、腫瘍への血液流量
を増す(Kae I in 、〜V、 G  等、Ca
necr Res、43.3944 (1982))こ
とにより腫瘍の低酸素領域中での強力な増加(West
等、C旧ICcrRes、40.:3665 (198
0))を含めて増加させることによって、或は(2)シ
スプラチンの最大細胞内濃度を、シスプラチンの輸送/
′透過性に関係する腫瘍細胞膜特性を変更する( Ya
novich及びPreston、 □ancer  
Res 、  44.1743 (1984))ことで
高めることによって、或は(3)腫瘍細胞DNAに対す
るシスプラチン作用を修復するのに必要なCa 依存性
の酵素を阻害する( Chafouleas、  J 
G1等、5cicnce224. 1346 (198
4) )ことによって、増強しうると想定した。
予備の生体内試験(第4a及び4 b図)において、腫
瘍細胞移植後の1411.+ +1.171”+ 11
及び23目口に逐次、ニフェジピンとシスプラチンを投
与した。ニフェジピン単独は一次腫瘍重量に対しても原
性転移の個数に対しても、効果をもたなかった。シスプ
ラチン単独は、−次腫瘍重量と原性転移の個数とを有為
に減少させた。ニフェジピンとシスプラチンとの両者を
投与した群は原性転移が全(無く、またシスプラチン群
の平均の腫瘍重量よりも有為に減少されている著減され
た一次腫瘍重はを有した。第1回目と同一の基本方策で
はあるが2 n’pを追加した第2回目の生体内試験を
実施した。1群当りのマウス数を5匹から12匹へと増
し、追加の2群を加えた。新たな2群には薬剤を1回の
み投与することとし、そのうちの−の群にはシスプラチ
ンのみを、他の1洋にはニフェジピン及びシスプラチン
を、それぞれ投与した。
第5図に示すようにシスプラチンの単−回投与は平均腫
瘍重量及び練性転移を減少させうるも、ニフェジピンが
シスプラチンの効果を高め得ながった。シスプラチンを
3回投与した群とニフェジピン及びシスプラチンを3回
投与したljrとは、予備試験で観察された結果をil
T現した。シスプラチンを3回受取った群(3X)は対
照7!’r、及びシスプラチンを】回受取ったノ1tと
tJ比して、平均の腫瘍重量及び転移個数を有為に減少
された。ニフェジピン及びシスプラチンを3回受取った
群(3X)は平均のル■瘍重量と原性転移の個数を一層
減せしめられ、その減少度は対照Iff 、l!= Z
l比してはもと、J、リシスプラチン3回投与IFT、
(3X)と対比してもずっと大であった。
Bl 6aル■瘍系を用い、前述したのと同一の時期で
の薬剤注入及び試験終了を行なう試験を実施した。試験
方策を、組合された2種の薬剤による措置を受ける群の
数を1から3へと増すように変更した。これらの31!
tについてシスプラチンの用量を4 票g/kg体重と
一定にし、ニフェジピンの用量を変えた。ニフェジピン
を第1の肝にはO,l my 7に9、第2の群には1
.0 mg/kg、第3の群には10.0mg/kg、
それぞれ投与した。第6図に示すようにシスプラチンの
抗腫瘍効果を向上させるニフェジピンの働きは、ニフェ
ジピンの用量と正の相関々係を有した。ニフェジピンの
濃度(用量)が0.111197kgから1. Omy
/kgへと、そして1. Omy/kgから10mg/
kgへと増されると、シスプラチンの抗腫瘍及び抗転移
効果も増した。シスプラチン単独の抗腫瘍効果(第6a
図)は、対照腫瘍の重ffiと対比して有為の(p<、
01)−次腫瘍重量の減少を引起した。シスプラチンに
先立って与えた0、1或は1、0 mg/ki+のニフ
ェジピンは、シスプラチンの抗腫瘍効果を高めえなかっ
た。しかしながら10.0−p/kgニフェジピンでの
予装置は、シスプラチン単独による処置或はニフェジピ
ンによる2低用量での処置と比較して、シスプラチンの
抗腫瘍効果を有為に(1)<、001)高めた。原性転
移に対すルM 似ノ効果が第61)図に示されている。
シスプラチン単独による処置と対比してのニフェジピン
による予装置を行なった場合の効果向上は、ニフエジピ
:/の用量が10 mg/’kgのときにのみ観察され
た。第6a及び6り図に示したように10 mp/′k
wのニフェジピン単独は、対照Rと対比してみて一次腫
瘍重量に対しても原性転移に対してもf”Jら有為の効
果を示さなかった。これらの試験に基づいてニフェジピ
ンの望ましい用量は曲孔動物の体重1 kg当り0.0
1−20隅9であり、静1派内にはより低用量を与えう
る。シスプラチンの望ましい川jIkは曲孔動物の体重
1kg当り0.1−5 mgである。望ましくは曲孔動
物に対し体重1 kg当りシスプラチンは0.4−4−
9、ニフェジピンは10−20−g、径目的に投与する
。対応するII目、1の池のンヒトロピリジンを用いる
ことも可能である。
組織学的に人別のネズミ腫瘍系であるルイス肺癌腫(3
L L、)に対するシスプラチンの効果を向」ニさせる
ニフェジピンの能力について、試験した。
ルイス肺癌ル1i(3LL)細胞を皮下注射したマウス
を、腫瘍細胞の注入後の1.4111’Jと17 F、
I II+とに措置した。対照マウスが呼吸困ff1l
# (Ib1i姓転移に原因)に落人ったことからして
、腫瘍細胞注入後の2301゜1に試験を終了した。第
7図に掲げたデータはしたがって、ニフェジピン単独、
シスプラチン単独、及びニフェジピン及びシスプラチン
による2回の措置の効果を示すものである。ニフェジピ
ン単独1独は一次腫瘍重量に対しても肝性転移に対して
も効果を有しなかった。シスプラチン単独による措置も
、−次腫瘍重量に対しても肝性転移に対しても効果を示
さなかった。これに対し両種の薬剤を受取った群は、−
次腫瘍重はと帥性転移との両者を有為に減少させた(4
/11のマウスは転移なし)。
第8図はシスプラチン+1を独、ニフェジピン単独、こ
れらの2化合物の組合せについての比較結果を、示して
いる。2化合物の組合せによって2分の1生存時間が著
しく増される。
これらの試験結果は、シスプラチンの抗腫瘍及び抗転移
作用を有為に高めることとするカルシウム径路遮断性化
合物ニフェジピンの働きを、如実に実証している。
ニフェジピンとシスプラチンとを混合して混合物を調製
し同時にt、J:、入してもよいことを、見出した。こ
れらの両薬剤とも既にヒトに対し投与して用いられてい
ることから、組合せ剤のヒトに’bfする安全性と汀効
性に問題はないと信じられる。
ニフェジピンの他の同族体或は近似の類似体も、本発明
においてイf効に用い得る。
カルシウム径路遮断性化合物と組合されたシスプラチン
は頭部及び頚部、卵巣、翠丸、膀胱、及び結腸癌に対し
特に有効に用いつる。シスプラチンを5−フルオロウラ
シン或は池の抗癌剤と組合せて使用することも、好まし
い3.
【図面の簡単な説明】
第1図は、B16a腫瘍細胞の三次培養物にχ・jする
シスプラチンの細胞毒性効果を示すグラフである。 第2図は、シスプラチンによる316aの増殖阻止効果
の経時変動を示すグラフである。 第3図は、生体外(管内)でシスプラチンの抗増殖効果
に対しカルシウム径路遮断性化合物としてのニフェジピ
ンが与える増強効果を示すグラフである。 第4a図及び第4b図はそれぞれ、マウス中での一次B
16a腫瘍の重量及び肝性転移の個数にχ、tしニフェ
ジピン単独、シスプラチン単独、及びニフェジピンとシ
スプラチンとの組合せが与える効用を示すグラフである
。 第5a図及び第51)図はそれぞれ、マウス中での一次
F316 a腫瘍の重は及び肝性転移の個数にス1しニ
フェジピン単独、シスプラチン単独、及びニフェジピン
とシスプラチンとの徂かせが与える効果を示すグラフで
ある。 第6a図及び第6b図はそれぞれ、B16a腫瘍細胞系
についての肺性転移個数及び−次腫瘍重量に対しニフェ
ジピン単独、シスプラチン単独、及びニフェジピンとシ
スプラチンとの91[合せが3回の投与で与える効果を
示すグラフである。 第7a図及び第7b図はそれぞれ、ルイス肺癌腫(3L
L)について−次腫J、N、Sの重量と肝性転移の関数
に対しニフエジピンス11.独、シスプラチン単lb−
/&びニブニジピンとシスプラチンJ−n):II O
仕が2回投与により与える効果を示すグラフである。 第8図は非処理(対照)、ニフェジピンII独(10■
/kgを径口投与)、シスプラチン単独(,1mg 7
kgを静脈注射)、及びニフェジピンとシスプラチンと
の両者(シスプラチンの投与2 Q 分前にニフェジピ
ンを投与)の各効果を、マウスの生存11数で比較した
結果を示すグラフである。 ンスフ9ラナン9.5μM〕 シスフo;Fフン、ニフLジヒリン(末M)CNF  
      C−〇耐f (tX)  建)   C3X)   (3X)(IX
)   (IX)   (3X)   OX)0.0 
 10  4      0.I   LO10CFF
    Cis             Cis+)
FCNF  Cis      Cis+NF昨 閏C
日)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、悪性腫瘍を生体外で処置する方法であつて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2メチル基、R_3及びR_4
    は1−8個の炭素原子を含むアルキル基またはアルキル
    オキシアルキレン基、R_5及びR_6は水素または1
    個或は2個の電子奪取性の置換体である。)で示される
    群から選択されたジヒドロピリジン級のカルシウム径路
    遮断性化合物を白金配位化合物と共に腫瘍に対し、白金
    配位化合物単独で達成されるよりも高い腫瘍後退の増大
    もしくは腫瘍転移の減少もしくは腫瘍後退の増大と腫瘍
    転移の減少が得られるような有効量だけ投与することを
    特徴とする、悪性腫瘍の生体外での処置法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の処置法であつて、カ
    ルシウム径路遮断性化合物がニフエジピン、ニモジピン
    、ニルジピン、ニソルジピン、フエロジピン及びニトレ
    ンジピンから成る群から選択されたものであることを特
    徴とする、悪性腫瘍の生体外での処置法。 3、特許請求の範囲第1項に記載の処置法であつて、カ
    ルシウム径路遮断性化合物がニフエジピンであることを
    特徴とする、悪性腫瘍の生体外での処置法。 4、特許請求の範囲第1項に記載の処置法であつて、白
    金配位化合物がシス−ジアンミンジクロロ白金(II)で
    あることを特徴とする、悪性腫瘍の生体外での処置法。 5、(a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2はメチル基、R_3及びR_
    4は1−8個の炭素原子を含むアルキル基またはアルキ
    ルオキシアルキレン基、R_5及びR_6は水素または
    1個或は2個の電子奪取性の置換体である。)で示され
    る群から選択されたジヒドロピリジン級のカルシウム径
    路遮断性化合物、(b)抗腫瘍性の白金配位化合物を含
    み、カルシウム径路遮断性化合物と白金配位化合物との
    重量比が1:1000から10:1の範囲にある悪性腫
    瘍治療剤。 6、特許請求の範囲第5項に記載の治療剤であつて、白
    金配位化合物がシス−ジアンミンジクロロ白金(II)で
    ある悪性腫瘍治療剤。 7、特許請求の範囲第5項に記載の治療剤であつて、カ
    ルシウム径路遮断性化合物がニフエジピンである悪性腫
    瘍治療剤。 8、特許請求の範囲第5項に記載の治療剤であつて、カ
    ルシウム径路遮断性化合物がニフエジピンであり白金配
    位化合物がシス−ジアンミンジクロロ白金である悪性腫
    瘍治療剤。 9、特許請求の範囲第5項に記載の治療剤であつて、注
    入投与可能な形式のものである悪性腫療治療剤。 10、特許請求の範囲第5項に記載の治療剤であつて、
    カルシウム径路遮断性化合物がニフエジピン、ニモジピ
    ン、ニルジピン、ニソルジピン、フエロジピン及びニト
    レンジピンから成る群から選択されたものである悪性腫
    瘍治療剤。
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