JPH0191867A - 使用済注射針の廃棄箱 - Google Patents
使用済注射針の廃棄箱Info
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- JPH0191867A JPH0191867A JP62249345A JP24934587A JPH0191867A JP H0191867 A JPH0191867 A JP H0191867A JP 62249345 A JP62249345 A JP 62249345A JP 24934587 A JP24934587 A JP 24934587A JP H0191867 A JPH0191867 A JP H0191867A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は使用済注射針の廃棄箱に関する。さらに詳しく
は、使用済注射針を指などを傷つけることなく、簡易か
つ確実に注射器から取り外すことができるとともに箱ご
と安全かつ衛生的に廃棄することができ、特に歯科用注
射針などのねじ式の両頭針タイプの注射針に好適に用い
ることのできる使用済注射針の廃棄箱に関する。
は、使用済注射針を指などを傷つけることなく、簡易か
つ確実に注射器から取り外すことができるとともに箱ご
と安全かつ衛生的に廃棄することができ、特に歯科用注
射針などのねじ式の両頭針タイプの注射針に好適に用い
ることのできる使用済注射針の廃棄箱に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点]
従来より、歯科用の麻酔針などではねじ式の両頭針タイ
プの注射針(ねじにより針基を注射器に固定するタイプ
の注射針であって、人体側と薬液側の両方に針を有する
ものをいう)が多用されている。このタイプの注射針は
、最近はほとんどのものが使い捨てであって、現状にあ
っては、使用後に注射針をキャップもしくはコンテナ(
以下、「キャップ」という)でカバーし、注射器とのね
じによる接続をゆるめたのちに、注射針をキャップごと
注射器から取り外し、そののち注射針が収納されたキャ
ップを適当な容器や袋に入れて廃棄するようにしている
。
プの注射針(ねじにより針基を注射器に固定するタイプ
の注射針であって、人体側と薬液側の両方に針を有する
ものをいう)が多用されている。このタイプの注射針は
、最近はほとんどのものが使い捨てであって、現状にあ
っては、使用後に注射針をキャップもしくはコンテナ(
以下、「キャップ」という)でカバーし、注射器とのね
じによる接続をゆるめたのちに、注射針をキャップごと
注射器から取り外し、そののち注射針が収納されたキャ
ップを適当な容器や袋に入れて廃棄するようにしている
。
しかしながら、注射針をキャップ内に挿入する操作は、
−見簡単なようであるが、−日に何十回となく注射針を
処理する間には、つい手がすべるなどして注射針で指を
傷つけてしまうという事故が起こり易かった。このよう
なミスは、単に指が傷ついて痛い思いをするというにと
どまらず、注射針は患者の体内に挿入されるものだけに
、場合によっては注射針を処理する者にB型肝炎やエイ
ズなどのウィルスが感染してしまうという極めて重大な
危険性すら内包するものである。
−見簡単なようであるが、−日に何十回となく注射針を
処理する間には、つい手がすべるなどして注射針で指を
傷つけてしまうという事故が起こり易かった。このよう
なミスは、単に指が傷ついて痛い思いをするというにと
どまらず、注射針は患者の体内に挿入されるものだけに
、場合によっては注射針を処理する者にB型肝炎やエイ
ズなどのウィルスが感染してしまうという極めて重大な
危険性すら内包するものである。
さらに、使用済の注射針はキャップが一応被せられてい
るものの、ちょっとしたはずみでキャップが外れてしま
い、例えば袋に収納された使用済注射針を持ち運ぶ際に
、袋を突き破った注射針によって手や脚を傷つけてしま
うといった危険性もあった。
るものの、ちょっとしたはずみでキャップが外れてしま
い、例えば袋に収納された使用済注射針を持ち運ぶ際に
、袋を突き破った注射針によって手や脚を傷つけてしま
うといった危険性もあった。
本発明は、前記の点に鑑み、使用済の注射針、特に歯科
用注射針などの両頭針タイプの注射針を安全かつ容易に
注射器から取り外して収納することのできる、使用済注
射針の廃棄箱を提供することを目的とする。
用注射針などの両頭針タイプの注射針を安全かつ容易に
注射器から取り外して収納することのできる、使用済注
射針の廃棄箱を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明の使用済注射針の廃棄箱は、上面または側面に注
射器の先端部分を挿入し得る挿入口を有する箱体と、該
箱体の内部に配置され、前記挿入口から挿入された注射
器から注射針を取り外して前記箱体内に落下させる注射
針脱落手段とからなり、 該注射針脱落手段が、注射針の針基を挟持するための一
方の挟持面が形成された可動部材と、該可動部材と協働
して注射針の針基を挟持するための他方の挟持面を有し
、前記箱体に固定された固定部材と、 その付勢力が前記可動部材の移動方向と平行になるよう
に配置され、一端が該可動部材に固着もしくは当接され
た弾性手段と、 その一部が前記箱体の外部に突設され、前記可動部材を
弾性手段の付勢力に抗して移動させるためのロッドとか
ら構成されてなり、 前記可動部材と固定部材とで形成される挟持面が針基の
形状に適合しかつ該針基の断面よりわずかに小となるよ
うに形成されてなり、かつ、注射器から取り外され前記
挟持面に挟持された針基が可動部材と共に移動し得るよ
う、固定部材に前記他方の挟持面に連続した切り欠きが
形成されてなることを特徴としている。
射器の先端部分を挿入し得る挿入口を有する箱体と、該
箱体の内部に配置され、前記挿入口から挿入された注射
器から注射針を取り外して前記箱体内に落下させる注射
針脱落手段とからなり、 該注射針脱落手段が、注射針の針基を挟持するための一
方の挟持面が形成された可動部材と、該可動部材と協働
して注射針の針基を挟持するための他方の挟持面を有し
、前記箱体に固定された固定部材と、 その付勢力が前記可動部材の移動方向と平行になるよう
に配置され、一端が該可動部材に固着もしくは当接され
た弾性手段と、 その一部が前記箱体の外部に突設され、前記可動部材を
弾性手段の付勢力に抗して移動させるためのロッドとか
ら構成されてなり、 前記可動部材と固定部材とで形成される挟持面が針基の
形状に適合しかつ該針基の断面よりわずかに小となるよ
うに形成されてなり、かつ、注射器から取り外され前記
挟持面に挟持された針基が可動部材と共に移動し得るよ
う、固定部材に前記他方の挟持面に連続した切り欠きが
形成されてなることを特徴としている。
[作 用]
本発明の使用済注射針の廃棄箱にあっては、箱体内に設
けられた注射針脱落手段に注射針の針基の形状に適合す
る形状の挟持面が形成されており、箱体に穿設された挿
入口を通して箱体内に挿入された注射針は、前記挟持面
の大きさが針基の断面の大きさよりわずかに小さく構成
されており、かつ針基自身が弾性を有しているので前記
挟持面にしっかりと把持される。そして、注射器を回転
させることで注射針と注射器との接続が解放される。注
射器から取り外された注射針は、前記挟持面に把持され
たままであるが、弾性手段の付勢力に抗して前記挟持面
の一部を構成する可動部材を移動させることで該可動部
材と共に固定部材に当接しつつ該固定部材に形成された
切り欠きを移動し、やがて固定部材と当接しなくなり箱
体内に落下する。
けられた注射針脱落手段に注射針の針基の形状に適合す
る形状の挟持面が形成されており、箱体に穿設された挿
入口を通して箱体内に挿入された注射針は、前記挟持面
の大きさが針基の断面の大きさよりわずかに小さく構成
されており、かつ針基自身が弾性を有しているので前記
挟持面にしっかりと把持される。そして、注射器を回転
させることで注射針と注射器との接続が解放される。注
射器から取り外された注射針は、前記挟持面に把持され
たままであるが、弾性手段の付勢力に抗して前記挟持面
の一部を構成する可動部材を移動させることで該可動部
材と共に固定部材に当接しつつ該固定部材に形成された
切り欠きを移動し、やがて固定部材と当接しなくなり箱
体内に落下する。
[実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の使用済注射針の廃棄箱を
説明する。
説明する。
第1図は本発明の使用済注射針の廃棄箱の一実施例の片
側であって可動部材が固定部材に取り付けられた状態を
示す一部切欠き概略斜視図、第2図は第1図に示される
実施例において可動部材がない状態を示す一部切欠き概
略斜視図、第3図は第1図に示される廃棄箱の他方の側
の一部切欠き概略斜視図、第4図は本発明における可動
部材の一実施例の概略斜視図、第5図は本発明の使用済
注射針の廃棄箱の一実施例の使用状態説明図である。
側であって可動部材が固定部材に取り付けられた状態を
示す一部切欠き概略斜視図、第2図は第1図に示される
実施例において可動部材がない状態を示す一部切欠き概
略斜視図、第3図は第1図に示される廃棄箱の他方の側
の一部切欠き概略斜視図、第4図は本発明における可動
部材の一実施例の概略斜視図、第5図は本発明の使用済
注射針の廃棄箱の一実施例の使用状態説明図である。
本発明の使用済注射針の廃棄箱は、箱体(1)と該箱体
(1)内に配置される注射針脱落手段とから構成されて
いる。また、注射針脱落手段は、弾性手段(6)、可動
部材(3)、ロッド(刀および固定部材(4)から構成
されている。
(1)内に配置される注射針脱落手段とから構成されて
いる。また、注射針脱落手段は、弾性手段(6)、可動
部材(3)、ロッド(刀および固定部材(4)から構成
されている。
以下、各要素につき詳細に説明する。
箱体(1)は注射器から取り外された使用済注射針を収
納する部分であり、本発明においてその大きさおよび形
状に特に限定はないが、片方の手で箱体(1)を持ち、
もう一方の手で注射針を箱体(1)に形成された挿入口
(2)に挿入し、後述する方法で注射針を取り外す場合
には、箱体(1)は片手で持つに適した大きさおよび形
状であるのが好ましい。しかしながら、実際の使用に際
しては、片方の手で取り外し操作をしなければならない
場合の方が多く、この場合は箱体(1)は部屋の適当な
場所に固定して用いられるので、その大きさ、形状は前
記した片手で持つに適した大きさおよび形状に関係なく
任意に選定すればよい。
納する部分であり、本発明においてその大きさおよび形
状に特に限定はないが、片方の手で箱体(1)を持ち、
もう一方の手で注射針を箱体(1)に形成された挿入口
(2)に挿入し、後述する方法で注射針を取り外す場合
には、箱体(1)は片手で持つに適した大きさおよび形
状であるのが好ましい。しかしながら、実際の使用に際
しては、片方の手で取り外し操作をしなければならない
場合の方が多く、この場合は箱体(1)は部屋の適当な
場所に固定して用いられるので、その大きさ、形状は前
記した片手で持つに適した大きさおよび形状に関係なく
任意に選定すればよい。
箱体(1)の上面または側面には使用済の注射針を挿入
するための挿入口(′2Jが形成されている。
するための挿入口(′2Jが形成されている。
挿入口(2)の位置は、特に限定はなく、注射針を挿入
しやすい位置に形成すればよい。第1〜3図では、その
上面(第1〜3図において(p)で示す面)に形成され
ている。また、挿入口(2)の大きさは、注射器■(第
5図参照)の先端部分の太さを考慮して適宜選定すれば
よい。要は、注射針の針基のが、後に詳述する可動部材
(3)と固定部材(4)により形成される開口部(12
1内にしっかりと納まって把持され得る位置まで注射器
力を挿入し得るような大きさであればよい。
しやすい位置に形成すればよい。第1〜3図では、その
上面(第1〜3図において(p)で示す面)に形成され
ている。また、挿入口(2)の大きさは、注射器■(第
5図参照)の先端部分の太さを考慮して適宜選定すれば
よい。要は、注射針の針基のが、後に詳述する可動部材
(3)と固定部材(4)により形成される開口部(12
1内にしっかりと納まって把持され得る位置まで注射器
力を挿入し得るような大きさであればよい。
箱体(1)の材質としては、ABS 、ポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リアセタール、ナイロン、塩化ビニル樹脂などを好適に
用いることができる。箱体(1)は二つもしくはそれ以
上の部分から構成されており、可動部材(3)、弾性手
段(6)、ロッド(7)および固定部材(4)を箱体(
1)内の所定の場所に配置したのちに熱接着、超音波、
接着剤など箱体(1)の材質に応じた適宜の結合もしく
は接続方法により組み立てればよい。
、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リアセタール、ナイロン、塩化ビニル樹脂などを好適に
用いることができる。箱体(1)は二つもしくはそれ以
上の部分から構成されており、可動部材(3)、弾性手
段(6)、ロッド(7)および固定部材(4)を箱体(
1)内の所定の場所に配置したのちに熱接着、超音波、
接着剤など箱体(1)の材質に応じた適宜の結合もしく
は接続方法により組み立てればよい。
第1〜3図に示される実施例では二つの部分で箱体(1
)が構成されており、第1図に示される部分と第3図に
示される部分とを組み合わせることで廃棄箱(A)が完
成される。
)が構成されており、第1図に示される部分と第3図に
示される部分とを組み合わせることで廃棄箱(A)が完
成される。
箱体(1)の内部には、注射針脱落手段が配置されてい
る。この脱落手段の機能は、挿入口(2Jより挿入され
た注射器■の針基のを把持し、所定の操作により注射針
(2I)を注射器■から取り外し、かつ、取り外された
状態で把持されている注射針のを箱体(1)内に落下せ
しめることである。注射針脱落手段は、前記したごとく
、弾性手段(6)、可動部材(3)、ウッド(′7)お
よび固定部材(4)とで構成されている(第1図〜第4
図参照)。
る。この脱落手段の機能は、挿入口(2Jより挿入され
た注射器■の針基のを把持し、所定の操作により注射針
(2I)を注射器■から取り外し、かつ、取り外された
状態で把持されている注射針のを箱体(1)内に落下せ
しめることである。注射針脱落手段は、前記したごとく
、弾性手段(6)、可動部材(3)、ウッド(′7)お
よび固定部材(4)とで構成されている(第1図〜第4
図参照)。
可動部材(3)を箱体(1)内の所定の場所に配置する
固定部材(4)は、箱体(1)の挿入口(′2Jの下方
に固定して設けられている。この固定部材(4)には、
第2図に示すように針基のの横断面形状の一部分(略4
分の1である)に対応する形状の挟持面(5)が形成さ
れている。この挟持面(5)は可動部材(3)に形成さ
れた挟持面(9)と協働して、針基■を把持する機能を
果たす部分である。したがって、挟持面(5)、(9)
の形状は廃棄すべき注射針(2つの針基nの横断面形状
により種々のものが考えられる。第2〜3図において、
旧)は可動部材(3)が挿入されるガイドである。固定
部材(4)にはさらに前記挟持面(5)に連続して切り
欠きOeが形成されている。この切り欠きOeは、注射
器■から取り外された注射針(21+を可動部材(3)
と共に移動させるときの前記注射針(21)の通路とな
る部分である。第1図に示されるように、切り欠きOa
によって、可動部材(3)と固定部材(4)との間にで
きる間隔は、開口部a′2Jの直径の略2分の1である
。
固定部材(4)は、箱体(1)の挿入口(′2Jの下方
に固定して設けられている。この固定部材(4)には、
第2図に示すように針基のの横断面形状の一部分(略4
分の1である)に対応する形状の挟持面(5)が形成さ
れている。この挟持面(5)は可動部材(3)に形成さ
れた挟持面(9)と協働して、針基■を把持する機能を
果たす部分である。したがって、挟持面(5)、(9)
の形状は廃棄すべき注射針(2つの針基nの横断面形状
により種々のものが考えられる。第2〜3図において、
旧)は可動部材(3)が挿入されるガイドである。固定
部材(4)にはさらに前記挟持面(5)に連続して切り
欠きOeが形成されている。この切り欠きOeは、注射
器■から取り外された注射針(21+を可動部材(3)
と共に移動させるときの前記注射針(21)の通路とな
る部分である。第1図に示されるように、切り欠きOa
によって、可動部材(3)と固定部材(4)との間にで
きる間隔は、開口部a′2Jの直径の略2分の1である
。
なお、第1〜3図に示される実施例においては、固定部
材(4)は二つの部分から構成されており、これらの部
分を、固定部材(4)に形成された突起部08を対応す
る穴η内にはめることで結合一体化するようになってい
るが、この固定部材(4)は一つの部品で構成せしめて
もよい。
材(4)は二つの部分から構成されており、これらの部
分を、固定部材(4)に形成された突起部08を対応す
る穴η内にはめることで結合一体化するようになってい
るが、この固定部材(4)は一つの部品で構成せしめて
もよい。
可動部材(3)には針基nの横断面形状の一部(略2分
の1である)に対応した挟持面(9)が形成されている
。この挟持面(9)と固定部材(4)に形成された挟持
面(5)とによって針バーはしっかりと把持される。こ
の場合に、開口部02)の大きさは針基のの断面よりも
わずかに小さくなるよう形成されており、針基n自身の
弾性(針基nが軸方向へ多少縮み得ること)ゆえに、こ
の開口部02)に針基nを挿入すると、針基のは挟持面
(5)、(9)にしっかりと把持される。可動部材(3
)は、ガイドaD内にあり、弾性手段(6)の付勢力の
方向と平行な方向にのみ移動可能である。
の1である)に対応した挟持面(9)が形成されている
。この挟持面(9)と固定部材(4)に形成された挟持
面(5)とによって針バーはしっかりと把持される。こ
の場合に、開口部02)の大きさは針基のの断面よりも
わずかに小さくなるよう形成されており、針基n自身の
弾性(針基nが軸方向へ多少縮み得ること)ゆえに、こ
の開口部02)に針基nを挿入すると、針基のは挟持面
(5)、(9)にしっかりと把持される。可動部材(3
)は、ガイドaD内にあり、弾性手段(6)の付勢力の
方向と平行な方向にのみ移動可能である。
可動部材(3)の一端には弾性手段(6)が固着もしく
は当接されている。第1図に示される実施例では、可動
部材(3)に形成された穴f14)の中に弾性手段であ
るばねの一端がはまるよう構成されている。そして、ば
ねの他端は箱体(1)に固着してもよいし、箱体(1)
に形成された突起部にばねをはめるようにしてもよい。
は当接されている。第1図に示される実施例では、可動
部材(3)に形成された穴f14)の中に弾性手段であ
るばねの一端がはまるよう構成されている。そして、ば
ねの他端は箱体(1)に固着してもよいし、箱体(1)
に形成された突起部にばねをはめるようにしてもよい。
弾性手段(6)は、可動部材(3)、の挟持面(9)と
固定部材(4)の挟持面(5)とが協働して針基のの断
面形状に対応する挟持面を形成する位置に、その付勢力
によって可動部材(3)を位置せしめる機能を有するも
のである。
固定部材(4)の挟持面(5)とが協働して針基のの断
面形状に対応する挟持面を形成する位置に、その付勢力
によって可動部材(3)を位置せしめる機能を有するも
のである。
なお、第3図に示されるように、略台形の邪魔板6をそ
の斜辺が可動部材(3)と共に移動される針基nに当た
るよう設けておくと、固定部材(4)との接触から解放
されて箱体(1)内に落下すべき注射針(21)が、万
一可動部材(3)の挟持面(9)にくっついたままで落
下しないようなときでも、確実に注射針Qυを箱体(1
)内に落下させることができる。
の斜辺が可動部材(3)と共に移動される針基nに当た
るよう設けておくと、固定部材(4)との接触から解放
されて箱体(1)内に落下すべき注射針(21)が、万
一可動部材(3)の挟持面(9)にくっついたままで落
下しないようなときでも、確実に注射針Qυを箱体(1
)内に落下させることができる。
第5図に示されるように、可動部材(3)の弾性手段(
6)が当接もしくは固着される側と反対側の端部には、
弾性手段(6)の付勢力に抗して前記可動部材(3)を
移動させるためのロッド(7)が固定してもしくは当接
するよう設けられている。
6)が当接もしくは固着される側と反対側の端部には、
弾性手段(6)の付勢力に抗して前記可動部材(3)を
移動させるためのロッド(7)が固定してもしくは当接
するよう設けられている。
なお、本明細書においてロッド(7)とは、棒状部材の
みならず板状部材などをも含む広い概念であり、いずれ
の部材を用いる場合であっても本発明におけるロッドの
機能を果たし得るものであればよい。このロッド(刀は
、箱体(1)に形成された孔(17)(第5図参照)を
貫通してその一部が箱体(1)の外部に突設しており、
箱体(1)の外部における端部には、好ましくは指で押
しやすいように湾曲した略長方形の抑圧板(101が設
けられている。二の押圧板(10)は、ロッド(7′I
を箱体(1)内にセットしたのちに、別途箱体(1)よ
り突設しているロッド(7′)の端部に接着、ねじなど
により取り付けることができる。
みならず板状部材などをも含む広い概念であり、いずれ
の部材を用いる場合であっても本発明におけるロッドの
機能を果たし得るものであればよい。このロッド(刀は
、箱体(1)に形成された孔(17)(第5図参照)を
貫通してその一部が箱体(1)の外部に突設しており、
箱体(1)の外部における端部には、好ましくは指で押
しやすいように湾曲した略長方形の抑圧板(101が設
けられている。二の押圧板(10)は、ロッド(7′I
を箱体(1)内にセットしたのちに、別途箱体(1)よ
り突設しているロッド(7′)の端部に接着、ねじなど
により取り付けることができる。
次に本実施例の廃棄箱(A)を用いて、使用済の注射針
を注射器から取り外し、しかるのちにケース内に収納す
る方法を説明する。
を注射器から取り外し、しかるのちにケース内に収納す
る方法を説明する。
まず注射器囚を箱体(1)に穿設された挿入口(2)内
に挿入し、針基nを可動部材(3)の挟持面(9)と固
定部材(4)の挟持面(5)とにより形成される開口部
(12)にはめる(第5図参照)。そして、注射器■を
回転させて、注射針(2rJと注射器■とのねじによる
接続を解放する。そののち、注射器■を挿入口(′2J
から引き抜くと、注射針(2Dが可動部材(3)および
固定部材(4)に把持されて箱体(1)内に取り残され
る。この場合、注射針のは主として針基n自身の弾性に
よって可動部材(3)および固定部材(4)にしっかり
と把持されているので、例えば両頭針タイプの注射針の
ように注射針の一端(薬液側の端部)が注射器側のゴム
栓などに刺し込まれているときでも、このゴム栓などの
保持力により注射針(21)が注射器から離れずに注射
器と共に、挿入口(2)から抜は出るというようなこと
はない。
に挿入し、針基nを可動部材(3)の挟持面(9)と固
定部材(4)の挟持面(5)とにより形成される開口部
(12)にはめる(第5図参照)。そして、注射器■を
回転させて、注射針(2rJと注射器■とのねじによる
接続を解放する。そののち、注射器■を挿入口(′2J
から引き抜くと、注射針(2Dが可動部材(3)および
固定部材(4)に把持されて箱体(1)内に取り残され
る。この場合、注射針のは主として針基n自身の弾性に
よって可動部材(3)および固定部材(4)にしっかり
と把持されているので、例えば両頭針タイプの注射針の
ように注射針の一端(薬液側の端部)が注射器側のゴム
栓などに刺し込まれているときでも、このゴム栓などの
保持力により注射針(21)が注射器から離れずに注射
器と共に、挿入口(2)から抜は出るというようなこと
はない。
注射器■から取り外され、可動部材(3)および固定部
材(4)に把持されている注射針のは、弾性手段(6)
の付勢力に抗して押圧板Mを押すことで箱体(1)内に
落下させて収納することができる。
材(4)に把持されている注射針のは、弾性手段(6)
の付勢力に抗して押圧板Mを押すことで箱体(1)内に
落下させて収納することができる。
この場合に、邪魔根圏を固定部材(4)に取り付けてお
くと、確実に注射針(2rJを箱体(1)内に落下させ
ることができる。このようにして、注射針を収納してい
き、箱が注射針で一杯になったときは、箱ごと廃棄すれ
ばよい。
くと、確実に注射針(2rJを箱体(1)内に落下させ
ることができる。このようにして、注射針を収納してい
き、箱が注射針で一杯になったときは、箱ごと廃棄すれ
ばよい。
本発明の使用済注射針の廃棄箱は、ねじタイプもしくは
ルアロックタイプ(注射針を注射器の接続部分に差し込
んだのちに一方へ若干回転させることで両者の接続が行
なわれるタイプのもの)の注射針に好適に用いることが
できるが、これらのうち特に両頭針タイプの注射針(歯
科用の麻酔針などの注射針のように人体側と薬液側の両
方に針を有するもの)や採血針に用いるときは挟持面に
よる把持効果ゆえにその利便性が特に顕著に発揮される
ものである。
ルアロックタイプ(注射針を注射器の接続部分に差し込
んだのちに一方へ若干回転させることで両者の接続が行
なわれるタイプのもの)の注射針に好適に用いることが
できるが、これらのうち特に両頭針タイプの注射針(歯
科用の麻酔針などの注射針のように人体側と薬液側の両
方に針を有するもの)や採血針に用いるときは挟持面に
よる把持効果ゆえにその利便性が特に顕著に発揮される
ものである。
[発明の効果]
以上説明したとおり、本発明の使用済注射針の廃棄箱に
よれば以下のごとき効果を奏することができる。
よれば以下のごとき効果を奏することができる。
■ 従来のようにキャップ内に使用済の注射針を挿入す
る場合に比較して、注射針を挿入すべき目標が大きいの
で、箱を手で持って注射針を挿入する場合でも挿入時に
誤って指などを刺して傷つける惧れかない。まして、箱
体を適当な場所に固定して注射針を挿入するときは、指
などを傷つける惧れは全くない。
る場合に比較して、注射針を挿入すべき目標が大きいの
で、箱を手で持って注射針を挿入する場合でも挿入時に
誤って指などを刺して傷つける惧れかない。まして、箱
体を適当な場所に固定して注射針を挿入するときは、指
などを傷つける惧れは全くない。
■ 使用済の注射針を箱体ごと処分することができるの
で、極めて安全かつ衛生的であり、取り外した注射針を
処分する作業中にキャップの外れた注射針で怪我をする
心配が全くない。
で、極めて安全かつ衛生的であり、取り外した注射針を
処分する作業中にキャップの外れた注射針で怪我をする
心配が全くない。
■ 廃棄箱の挿入口に注射針を挿入し、注射器を回転さ
せるだけで使用済注射針を取り外すことができ、従来の
キャップを用いていた方法に比べ簡単に使用済注射針の
処分をすることができる。
せるだけで使用済注射針を取り外すことができ、従来の
キャップを用いていた方法に比べ簡単に使用済注射針の
処分をすることができる。
■ 両頭針タイプの注射針のように、針の一方が注射器
側のゴム栓などに刺されている場合であっても、挟持面
による注射針の把持効果ゆえに、せっかく注射器から取
り外された注射針が注射器を箱体内から引き抜くときに
、該注射器と共に箱体内から抜は出るということがなく
、確実に注射針を取り外すことができる。
側のゴム栓などに刺されている場合であっても、挟持面
による注射針の把持効果ゆえに、せっかく注射器から取
り外された注射針が注射器を箱体内から引き抜くときに
、該注射器と共に箱体内から抜は出るということがなく
、確実に注射針を取り外すことができる。
第1図は本発明の使用済注射針の廃棄箱の一実施例の片
側であって可動部材が固定部材に取り付けられた状態を
示す一部切欠き概略斜視図、第2図は第1図に示される
実施例において可動部材がない状態を示す一部切欠き概
略斜視図、第3図は第1図に示される廃棄箱の他方の側
の一部切欠き概略斜視図、第4図は本発明における可動
部祠の一実施例の概略斜視図、第5図は本発明の使用済
注射針の廃棄箱の一実施例の使用状態説明図である。 (図面の主要符号) (A)二側用済注射針の廃棄箱 (1)二箱 体 (3):可動部材 (4):固定部材 (6):弾性手段 (7)二ロッド 特許出願人 株式会社 ニラショー はか1名 才1 図 才2回 23回 第4 口 3:可動部材
側であって可動部材が固定部材に取り付けられた状態を
示す一部切欠き概略斜視図、第2図は第1図に示される
実施例において可動部材がない状態を示す一部切欠き概
略斜視図、第3図は第1図に示される廃棄箱の他方の側
の一部切欠き概略斜視図、第4図は本発明における可動
部祠の一実施例の概略斜視図、第5図は本発明の使用済
注射針の廃棄箱の一実施例の使用状態説明図である。 (図面の主要符号) (A)二側用済注射針の廃棄箱 (1)二箱 体 (3):可動部材 (4):固定部材 (6):弾性手段 (7)二ロッド 特許出願人 株式会社 ニラショー はか1名 才1 図 才2回 23回 第4 口 3:可動部材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上面または側面に注射器の先端部分を挿入し得る挿
入口を有する箱体と、該箱体の内部に配置され、前記挿
入口から挿入された注射器から注射針を取り外して前記
箱体内に落下させる注射針脱落手段とからなり、 該注射針脱落手段が、注射針の針基を挟持するための一
方の挾持面が形成された可動部材と、 該可動部材と協働して注射針の針基を挟持するための他
方の挟持面を有し、前記箱体に固定された固定部材と、 その付勢力が前記可動部材の移動方向と平行になるよう
に配置され、一端が該可動部材に固着もしくは当接され
た弾性手段と、 その一部が前記箱体の外部に突設され、前記可動部材を
弾性手段の付勢力に抗して移動させるためのロッドとか
ら構成されてなり、 前記可動部材と固定部材とで形成される挟持面が針基の
形状に適合しかつ該針基の断面よりわずかに小となるよ
うに形成されてなり、かつ、注射器から取り外され前記
挟持面に挟持された針基が可動部材と共に移動し得るよ
う、固定部材に前記他方の挟持面に連続した切り欠きが
形成されてなることを特徴とする使用済注射針の廃棄箱
。 2 前記弾性手段がばねである特許請求の範囲第1項記
載の廃棄箱。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62249345A JPH0191867A (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 使用済注射針の廃棄箱 |
DE8888115826T DE3871477D1 (de) | 1987-10-01 | 1988-09-26 | Behaelter zur aufnahme verbrauchter injektionsnadeln. |
EP88115826A EP0309965B1 (en) | 1987-10-01 | 1988-09-26 | Box for disposing of used injection needles |
CA000578865A CA1291914C (en) | 1987-10-01 | 1988-09-29 | Box for disposing of used injection needles |
US07/251,460 US4922597A (en) | 1987-10-01 | 1988-09-30 | Box for disposing of used injection needles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62249345A JPH0191867A (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 使用済注射針の廃棄箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0191867A true JPH0191867A (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=17191643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62249345A Pending JPH0191867A (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 使用済注射針の廃棄箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0191867A (ja) |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP62249345A patent/JPH0191867A/ja active Pending
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