JPH0191609A - 電線の皮剥工具 - Google Patents

電線の皮剥工具

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JPH0191609A
JPH0191609A JP62246535A JP24653587A JPH0191609A JP H0191609 A JPH0191609 A JP H0191609A JP 62246535 A JP62246535 A JP 62246535A JP 24653587 A JP24653587 A JP 24653587A JP H0191609 A JPH0191609 A JP H0191609A
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wire
rotor
cutter
electric wire
spline shaft
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Yoji Kaminaga
神永 洋司
Kiyoshi Takeuchi
浄 竹内
Yoshiaki Abe
阿部 好秋
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電線特に、活線状態にある電線の皮を自動的に
剥ぎ取る電線の皮?、り工具に関する。
(従来の技術とその問題点) 電子計算機、情報m器等の各種の電子機等が高度に発達
した今日、僅かの間の停電も需要者にとって重大な問題
となり、電力を供給する側にとっては一時も停電をする
ことを許されない事態になりつつある。このため電柱に
配線された電線の工事は需要者に電力を供給しつつ行わ
なければならず、従って、活線作業となることが多く、
また、止むを得ず停電させる場合も夜間に、且つ短時間
に行うことが要求される。電柱に配線された電線は高所
であり作業性が悪いばかりでなく、特に高圧電線(60
00V)の活線作業は極めて危険であり、最善の注意を
払うことが必要である。しかも、作業は安全に、迅速、
確実に、且つ短時間に行うことを要求される。
そこで、特に、活線の作業に対しては第12図に示すよ
うに間接工法型を使用し、工法型lに旋回及び伸縮自在
に搭載されたブーム2の上端に設けられ各種の工具及び
部品等を具備するパケット3内に作業者が搭乗し、当該
パケット3に配設したマスクアーム4を操作してスレー
ブアーム5を制御し、当該スレーブアーム5の先端のグ
リッパ5aに装着された動力化工具6の先端に着脱可能
に装着した工具7を駆動し、且つ作業に応じて当該工具
7を適宜交換して電線8に対する各種の作業行うように
して安全性を確保すると共に作業性及び生産性の向上を
図るようにしている。
しかしながら、このような自動工具は未だその種類が少
なく、特に上述した活線作業の自動化を更に促進するた
めにより多くの種類の自動工具が要望されている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、間接工法車
のマスクアームにより操作されるスレーブアームに装着
されて駆動され、自動的に電線の皮を剥ぐようにした電
線の皮ff1l+工具を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、フレームに
軸支される入力軸と、前記フレームに回転可能且つ軸方
向に摺動可能に軸支され前記入力軸にギヤ系を介して連
結されて回転駆動される一L軸と、前記フレームと前記
主軸の一端との間に介在されて当該主軸のストロークを
調整するス)・ローフ調整手段と、前記主軸の他端に取
付られたケーシング内に収納されて当該主軸により回転
され、電線を着脱可能に挟持し且つ当該電線に対して回
転可能なロータと、該ロータに取り付けられ当該ロータ
の回転に伴い前記電線の皮を、/、+1ぎ取る切刃を固
設されたカッタとを備えた構成したものである。
(作用) 間接工法車のスレーブアームの動力化工具に皮剥工具を
装着し、当該皮剥工具のロータにより電線を挟持させて
主軸を回転させる。この主軸の回転に伴い前記ロータが
電線の回りを回転し、当該ロータと一体に回転するカッ
タが前記電線の皮を剥ぎ取る。主軸はその回転と共に軸
方向に所定のストローク摺動し、この主軸の摺動に伴い
カッタが電線の皮を螺旋伏に連続的にストローク分の長
さに亘り剥ぎ取る。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明を適用した電線の皮剥主具を示し、皮剥
工具10は、フレーム11と、該フレーム11に装着さ
れて駆動力を入力する入力部12と、前記フレーム11
に回転しながら移動可能とされて電線の皮を連続的に剥
ぎ取る皮ff111部13とにより構成されている。フ
レーム11は2枚の端板15.16と底板17とにより
略コ字状に形成され、対向する端板15.16の一側寄
りの略中夫に対向して軸孔15a、16aを、上下両端
に対向して軸孔15b、15c、16b、16cを穿設
されている。また、底板17に孔17aを穿設されてい
る。
人力部12のソケット20は一端を前記フレーム11の
底板17の孔17aに嵌合固定され、入力軸21は一端
を当該ソケット20の軸心に軸受22を介して回転可能
に軸支貫通されてヘベルギャ23を装着されている。こ
の入力軸21゛の他端は当該ソケット20内に位置して
いる。スプライン軸24はブツシュ25を介してフレー
ム11の端板15の軸孔15aに回転可能に軸支され、
当該スプライン軸24の一端には人力軸21に装着され
たヘベルギア23と噛合するヘベルギヤ26が固設され
ている。ストローク調整ナンド27は当該フレーム11
の端板16の軸孔16aに一端を内嵌され、且つ当該端
板16に固設されている。
このストローク調整ナツト27は皮剥の長さを設定する
ためのもので、所定の長さの筒体の内面に雌ねじ27a
を刻設され、他端27bの内面はねじを除去されて僅か
に大径とされている。
スプライン軸(主軸)30はフレーム11の・端板15
のスプライン軸24に慴動可能且つ回転不能に内嵌され
、雄ねじを形成された一端30aはへヘルギャ26の軸
心の孔を遊貫してストローク調整ナンド27に螺嵌され
ている。復帰スプリング31はスプライン軸30に外嵌
されへヘルギャ26に当接するばね座32と、当該スプ
ライン軸30の段差部30bに回転可能に外嵌され端板
16の軸孔16aよりも僅かに小径のばね座33との間
に11h没されている。また、軸35.36は各一端を
夫々フレー1411の端板15.16の答礼15b、1
6b及び15c、16cにスプライン軸3oと平行に摺
動可能に嵌挿されている。
皮?、り部13は前記スプライン軸30と、2木のI+
”、b35.36の各他端に取り付けられており、第1
図乃至第5図に示すようにケーシング4oと、当該ケー
シング40内に回転可能に収納される駆動ギヤ4I、ア
イドルギヤ42.43及び被駆動ギヤ44からなるギヤ
系と、ロータ45.46と、ロータ46の一端面にスペ
ーサ47を介して取付られ、且つ当該ケーシング40の
一側外方に配置されるカッタ48及びカバー60.61
.62等により構成されている。ケーシング4oはロー
タ45.46を収納する収納部40 ’a ’(第2図
)の−1!!II 40 bを側方に切り欠かれて後述
するように電線の出入口とされている。
駆動ギヤ41(第3図)はスプライン軸3oの一◇:]
iに回転不能に装着され、各アイドルギヤ42.43は
夫々前記各軸35.36の各一端に回転可能に取り付け
られている。被駆動ギヤ44は一部を切り欠かれた切欠
ギヤで、外方から軸心位置に電線100(2点鎖線で示
す)を僅かなギャップで受は入れるための切欠44aを
形成されている。
2つのアイドルギヤ42.43は夫々前記駆動ギヤ41
と被駆動ギヤ44との間に介在されて当該駆動ギヤ41
から被駆動ギヤ44に動力を伝達するためのもので、何
れか一方のアイドルギヤが被駆動ギヤ44の切欠44a
と対向して噛合し得ないときに何れか他方のアイドルギ
ヤが当該被駆動ギヤ44の切欠44aを除く他の部分と
噛合し得るようになっている。これにより、駆動ギヤ4
1から被駆動ギヤ44に常に動力の伝達を可能とされる
第5図はケーシング40内に収納される2個のロータ4
5.46と、これらのロータ45.46に取り付けられ
るスペーサ47、カッタ48を示し、ロータ45はケー
シング4oの収納部40a内に回転可能に嵌合され、被
駆動ギヤ44の切欠44aと同様に周面から軸心に至る
電線取り入れ用の切欠45aを形成され、一端面に被駆
動ギヤ44の一端面が僅かに嵌合する穴45bを穿設さ
れ、他端面45cを僅かに小径に形成されている。
また、当BE 6’U面45cには同一円周上の所定位
置に2木のビン51.52が軸方向に平行に植設されて
いる。そして、被駆動ギヤ44はロータ45の穴45b
内に僅かに嵌合され、且つ切欠44aを切欠45aに合
致されてボルト50により甥着固定される。
ロータ46はケーソング40の収納部40a内に回転可
能に嵌合され、周面から軸心に至る電線取り入れ用の切
欠46aを形成され、一端面にロータ45の端面45c
が嵌合する穴46bを穿設され、他端面46cを僅かに
小径に形成されている。そして、この端面46cには同
一円周上の所定位置にロータ45の各ビン51.52が
夫々貫通し、且つ摺動可能な円弧状の孔46d、46e
と、これらの孔4]dと46eとの間の所定位置にねし
穴d6fを穿設されている。そして、ロータ45の端面
45cはロータ46の対向する端面の穴/16b内に回
転可能に嵌合し、各ビン51.52は夫々当該ロータ4
6の対応する答礼46d、46e内を貫通する。
スペーサ47はロータ46の端面46cと同径に設定さ
れ、ケーブル取り入れ用の切欠47aを形成され、ロー
タ45の各ビン51.52と対応する位置に孔47b、
47cを、これらの孔の間のロータ46の孔46fと対
応する所定位置に円弧状の孔47dを穿設されている。
カッタ48はスペーサ47よりも大径、且っ略円弧状を
なし、中央部にTL線を受は入れるための切欠48aを
形成され、一端に刃物台55を介して電線の皮剥ぎ用切
刃56を装着され、略中央にロータ46のねじ穴46f
と対応する孔48′bを穿設され、端面48cにスペー
サ47の孔47cと対応する円弧状の溝486を穿設さ
れている。
刃物台55はばね57により切削方向に所定の押圧力を
付与され、切刃56を7FL線の皮に食い込ませるよう
にしである。また、ロータ45の一方のビン51はロー
タ46の孔46dを貫通してスペーサ47の孔47b内
に嵌合する長さに設定され、他方のビン52はロータ4
6及びスペーサ47の答礼46e及び47cを貫通して
カッタ48の溝48d内に嵌合する長さに設定されてい
る。このカッタ4Bはボルト58により後述するように
スペーサ47を介してロータ46に)ヱ動可能に装着さ
れる。
カッタ48の端面48cに形成されるif448 dは
第6図に示すように、中心0から当該溝48dの一端の
中心O1までの半径r、よりも、他端の中心0□までの
半径r!をΔrだけ小さく設定されている。これにより
、カッタ48は後述するように当該溝48d内をビン5
2が矢印りで示す方向に一端01から他端0□まで摺動
した際に当該他端0□位置において、当該溝4’8dが
半径方向外方にボルト58を支点として前記61分だけ
回動され、これに伴い他端に装着された切刃5Gが実線
で示す位置56aから2点鎖線56a゛で示す位置まで
中心0の方向に向かって所定寸法dだけ回動する。この
結果、切刃56は当該寸法dだけ電線!00の皮(被覆
)に食い込むことが可能となる。面、この切刃56の?
、jdi 100の皮への食い込みはカッタ48の回転
に伴い行われる。また、食い込み寸法dは電線100の
皮の17−:iに応して設定される。
ロータ45のビン51.52は夫々ロータ・16の孔4
6d1,16eを挿通してスペーサ47の孔47d、4
7eに嵌合され、これら両者は一体的に連結されて一体
に回転可能とされる。二の取付状態において各切欠45
aと47aとは合致している。カッタ48はスペーサ4
7の孔47dを挿通してロータ46のねし孔46fに甥
合するボルト58を介して当該ロータ46の端面46c
に揺動可能に支持され、これら両者は一体的に回転可能
とされる。この取付状態において各切欠46aと48a
とは合致している。
そして、ロータ45のビン51.52はa−タ46の円
弧状の孔46d、46eを挿通ずることにより、これら
の各ビン51.52が答礼46d、46eの一端から他
端に至まで摺動する所定の回転角の間、ロータ45と4
6とは相対回転を可能とされる。ロータ45の各ビン5
1.52が答礼46d、46eの一端、又は他端に到達
した後はロータ46はロータ45により当該ロータ45
と一体的に回転される。
ケーシング40は第1図に示すように一端面にカバー6
0を装着され、他端面の収納部40aの開口端の周縁に
円弧状のカバー61.62(第4図)を装着されて、前
記各ギヤ41〜44、ロータ45.46を回転可能に且
つ逸脱不能に収納する。これらの円弧状の各カバー61
.62はロータ46の段差部の周面46hと対向する内
面に板バネ63.64を取り付けられており、当該周面
46hに摺接してロータ46に制動力を付与し、当該ロ
ータ46の惰性による回転を防止するようになっている
。そして、スペーサ47及びカッタ48はケーシング4
0の外側に配置される。
このようにして構成された電線の皮剥工具10は人力部
12のソケント20を介して前述した第12図に示す間
接工法車lのグリツパ5aに取付られた動力化工具6の
先端に着脱可能に装着される。そして、当該皮剥工具1
0は装着された状態において入力軸21を動力化工具6
の駆動用油圧モータ(図示せず)の出力軸に接続される
以下に作用を説明する。
皮剥工具10は電線の皮剥作業開始前、第1図に示すよ
うに皮′lX11部13を左に移動されており、且つ第
7図に示すようにロータ45.46、スペーサ47及び
カッタ48の各切欠45a、46a、47a及び48a
をケーシング40の切欠40b(第3図)と合致されて
いる。この状態で作業者は電線100の横に、且つ当該
電線100に沿ってスプライン軸30を平行にして皮〃
11工具10を配置し、ケーシング40を切欠40bの
中心位置まで前記電線100に嵌挿(第7図〜第9図)
する、この時カッタ48の切刃56の刃先56aは電線
100の皮102の表面から僅かに離隔している。
次いで、作業者が前記油圧モータを正回転させると、皮
711工具10の入力軸21が回転し、へヘルギャ23
.26を介してスプライン軸30が回転する。このスプ
ライン軸30の回転によりケーシング40内のギヤ41
(第2図)が回転し、アイドルギヤ42.43を介して
切欠ギヤ44が回転し、′5該切欠ギA−、14と一体
にロータ45が第9図の矢り方向に回転する。ロータ4
5の回転に伴い各ビン51.52がロータ46の終礼4
6d、=16e<第5図)内を一端から他端に向かって
摺動する。そして、この時にはまだロータ46は停止し
た状態にある。
ロータ45の回転が進み、各ビン51.52が第11図
に示すようにロータ46の終礼46d、46eの他端に
達すると、これらの終礼46d、46eの他端に当接係
止され、以後ロータ46はロータ45と一体に回転可能
とされる。この時第10図及び第11図に示すように切
欠ギヤ44、ロータ45、スペーサ47と、ロータ46
とにより電線100を両側から回転可能に挟み込み、当
該電線100から逸脱不能とする。
また、ロータ45のビン52の先端は当該ロータ45の
回転と共にカッタ48の溝48d内を一端から他端に向
かって摺動(第8図)し 当該カッタ4Bをロータ46
に支持するポル1−58はスペーサ47の孔47d内を
一端から他端に向かって摺動する。カッタ48の溝48
dは前】ホした第6図に示すように一端から他・瑞に向
かうに伴いその半径を小さくされているためにロータ4
5の回転に伴いボルト58を支点として当該i1448
 dの設けられた一端を半径方向外方に拡げられ、これ
に応じて他端即ち、切刃56の刀先56aが半径方向内
方に移動して電線100の皮102に徐々に食い込み始
める。
そして、第10図に示すようにロータ45のビン52が
カッタ48の講48dの他端に達した時に切刃56の刃
先56aが電線100の皮102の厚み分だけ食い込む
。勿論、刃先56aは電線100の心線101から僅か
に離隔しており、当該心線+01への接触を防止される
。尚、第10図と第11図とは反対方向から見ているた
めに回転方向は反対となっている。
ロータ45.46、スペーサ47、カッタ48はケーシ
ング40内でスプライン軸30の回転により電線100
をその中心にして回転し、カッタ48は切刃56により
当該電線100の皮102を!、11ぎ始める。一方、
第1図に示すようにスプライン軸30の一端に形成され
た雄ねじ30aは当該スプライン軸30の回転に伴いス
トローク調整す、ト27内を矢印A方向に進行し、これ
に伴いスプライン軸30が矢印A方向に摺動する。この
スプライン軸30の摺動と共にケーシング40が第1図
中右方に移動し、当該ケーシング40をフレーム11に
支持すると共にアイドルギヤ42.43の回転軸である
2本の軸35.36が当該ケーシング40と共にフレー
ム11の各71. I 5 b、16b、15c、16
c内を摺動する。
ケーシング40の矢印A方向への移動に伴いカッタ48
の切刃56は電線100の皮102を螺旋状に且つ連続
的に切り剥ぐ。スプライン軸30のねじ部30a(第1
図)がストローク調整ナツト27の開口端27bに達す
るとその進行を停止され、当該スプライン軸30の摺動
が停止する。
これ番こ伴いケーシング40が当該位置に停止し、電線
100の皮剥が終了する。即ち、電線100の皮102
はスプライン軸30のストロークの長さだけ剥ぎ取られ
る。
スプライン軸30は前記矢印A方向への摺動に伴い一方
のばね座32を押圧し、一方、当該スプライン軸30に
装着されている他方のばね座33はフレーム1】の端板
16の軸孔16aを遊具してストローク調整ナツト27
の端面に当接係止される。この結果、復帰スプリング3
1はスプライン軸30の矢印入方向への摺動に伴い圧縮
される。
この復帰スプリング31はスプライン軸30のねじ部3
0aがストローク調整ナツト27の開口端27b内に達
してねし27aから外れた状態にあり、次にスプライン
軸30が逆回転した時にばね力により再びねし27aに
螺合させるためのものである。
作業者は電線100の皮剥作業を終了した後前記駆動用
油圧モータを逆回転させると、スプライン軸30が前述
と反対方向に回転する。このとき前記復帰スプリング3
1(第1図)のばね力によりねじ部30aがストローク
調整ナツト27のねし27aに螺合し、これにより当該
スプライン軸30は第1図に矢印Bで示す左方向に摺動
を開始する。
スプライン軸30の前記回転に伴いロータ45が回転し
、各ビン51.52がロータ46の名花46d、46e
の他端から一端に移動して係止される。この係止された
位置においてロータ45.46の各切欠45a、4Ga
は一致し、これらのロータ45及び46に連結する切欠
ギヤ44、スペーサ47及びカッタ48の切欠44a、
47a及び48aも一致し、電線100がらの取り出し
を可能な状態とされる。また、カッタ48の切刃56の
刃先56aは第6図に実線で示す位置に戻る。この状態
でロータ45.46等がケーシング40内で前記皮剥時
とは反対に回転しっつケーシング40が第1図に示す元
の位置に復帰する。
この元の位置に復帰した状態において、スプライン軸3
0のねじ部30aはストローク調整ナンド27のねし2
7aから外れて開口端27cに至り、矢印B方向への移
動を停止される。同時に当該スプライン軸30は前記矢
印B方向への移動に伴いばね座33により復帰スプリン
グ31を圧縮する。この圧縮された復帰スプリング31
はストローク調整ナツト27の開口端27cに達してね
し27aから外れた状態にある前記スプライン軸30の
ねじ部30aをねし27aの方向に押圧して、次にスプ
ライン軸30が正回転した時に再び当該ねし27aに螺
合可能とさせる。
作業者は当該ケーシング40が第1図に示す元の位置に
復帰した後、前記駆動用油圧モーフを停止させて皮剥工
具10を電線100から外す。これにより電線100の
皮剥作業が終了する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、フレームに軸支さ
れる入力軸と、前記フレームに回転可能且つ軸方向に摺
動可能に軸支され前記入力軸にギヤ系を介して連結され
て回転駆動される主軸と、前記フレームと前記主軸の一
端との間に介在されて当8亥主軸のストロークを317
1整するストローク8周整手段と、前記主軸の他端に取
付られたケーシング内に収納されて当該主軸により回転
され、電線を着脱可能に挟持し且つ当該電線に対して回
転可能なロータと、該ロータに取り付けられ当該ロータ
の回転に伴い前記電線の皮を剥ぎ取る切刃を固設された
カッタとを備えたので、活線状態のまま′i′i2線の
皮剥を安全、且つ容易に行うことができると共に、作業
時間を大幅に短縮することが可能となり、これに伴い生
産性の向上を図ることが可能となる等の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電線の皮剥工具の一実施例を示す
一部切欠正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第
1図の矢線■−■に沿う端面図、第4図は第1図の矢線
IV−IVに沿う端面図、第5図は第1図の皮工i1部
の内部の組立斜視図、第6図は第5図のカッタの■面図
、第7図は第1図の皮剥部を電線に装着した状態を示す
要部断面図、第8図は第7図の矢線■方向端面図、第9
図は第7図の矢線■方向端面図、第1O図は第8図の作
動状態を示す図、第11図は第9図の作動状態を示す図
、第12図は電線の活線作業を行う間接工法車の一例を
示す図である。 1・・・間接工法車、2・・・ブーム、3・・・バケッ
ト、4・・・マスクアーム、5・・・スレーブアーム、
6・・・動力化工具、10・・・電線皮剥工具、11・
・・フレーム、12・・・入力部、13・・・皮9.1
1部、21・・・入力軸、23.26・・・ヘベルギヤ
、24.30・・・スプライン軸、27・・・ストロー
ク調整ナツト、35.36・・・軸、40・・・ケーシ
ング、41〜43・・・ギヤ、44・・・切欠ギヤ、4
5.46・・・ロータ、47・・・スペーサ、48・・
・カッタ、56・・・切刃、100・・・電線、101
・・・心線、102・・・皮。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フレームに軸支される入力軸と、前記フレームに回転可
    能且つ軸方向に摺動可能に軸支され前記入力軸にギヤ系
    を介して連結されて回転駆動される主軸と、前記フレー
    ムと前記主軸の一端との間に介在されて当該主軸のスト
    ロークを調整するストローク調整手段と、前記主軸の他
    端に取付られたケーシング内に収納されて当該主軸によ
    り回転され、電線を着脱可能に挟持し且つ当該電線に対
    して回転可能なロータと、該ロータに取り付けられ当該
    ロータの回転に伴い前記電線の皮を剥ぎ取る切刃を固設
    されたカッタとを備えたことを特徴とする電線の皮剥工
    具。
JP62246535A 1987-09-30 1987-09-30 電線の皮剥工具 Expired - Lifetime JPH07118856B2 (ja)

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