JPH019154Y2 - - Google Patents

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JPH019154Y2
JPH019154Y2 JP6454581U JP6454581U JPH019154Y2 JP H019154 Y2 JPH019154 Y2 JP H019154Y2 JP 6454581 U JP6454581 U JP 6454581U JP 6454581 U JP6454581 U JP 6454581U JP H019154 Y2 JPH019154 Y2 JP H019154Y2
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JP
Japan
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caulking
punch
mold
width
die
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JP6454581U
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JPS57178437U (ja
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パワーICトランジスタ等の電気部
品用部材相互間のかしめに用いる金型に関する。
一般に、この種電気部品用部材相互間の結合に
はかしめが広く用いられているが、このかしめ作
業は面倒であり、1個1個のかしめに多くの時間
を要していた。またかしめによる結合状態につい
ても、まだ改良の余地が残されている。
本考案の目的は、取扱い作業が簡単で、かしめ
による良好な結合状態を得ることが可能なかしめ
用金型を提供することにある。
そして、本考案は、電気部品用の一方の部材に
形成した溝内に、他方の部材に形成した耳片を挿
入し、これら両者間を一体的にかしめるための金
型において、上記金型にダイには上記両部材を、
上記かしめ用の所定の位置関係に位置決めするガ
イドを設け、またポンチはその加工端部の幅寸法
を、前記一方の部材に形成した溝の幅寸法より大
きく設定し、かつこの両側端部から幅方向中心部
に向かう一対の傾斜部による山形の凹部を形成し
て成るものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。ここで、電気部品用の部材としては、
パワーICトランジスタを構成するヒートシンク
付きリードフレームを例示する。すなわち、第1
図で示すように、1枚のリードフレーム11に複
数のヒートシンク12をかしめにより固定する場
合につき説明する。この場合の固定方法は、上記
各ヒートシンク12の長手方向両端部の4個所に
形成した第2図で示す溝13内に、リードフレー
ム11の対応部分に形成された耳片14を挿入
し、その後、ヒートシンク12の上記溝13の両
側の側肉を図示のように強制的に耳片14上に移
動させて盛肉部15を形成し、機械的にかしめ固
定するものである。
次に、上記かしめ加工を行なう金型を第3図に
より説明する。図において、17はダイで、ベー
ス18上に固定されており、その上面には前記1
個のヒートシンク12当り4個の階段状加工部1
9(図では片側の2個のみが示されている)を設
けている。21はピン状のガイドで、ダイ17上
に設けられ、ヒートシンク12を所定のかしめ加
工用位置、すなわち第2図で示した溝13を有す
るかしめ部12aが、第4図で示す如く、上記各
階段状加工部19の肩部上に位置するよう位置決
めする。22はリードフレーム11用のガイド
で、リードフレーム11を、その耳片14が上記
かしめ部12aの溝13内に挿入されるよう位置
決めする。
24はポンチで、ストリツパー25と共にポン
チホルダ26によつて保持される。またこのポン
チホルダ26はバツキングプレート27を介して
作動子28に取付けられており、図示しないプレ
ス機械による作動子28の加工に連動しかしめを
行なう。尚、上記ストリツパー25はその長手方
向に沿つて移動可能に取付けられており、更にば
ね30により常時図示下向きの力を受ける。31
はかしめ深さ位置決めピンで、ポンチホルダ26
に固定され、その下降時、下端面がダイ17上に
当接し、かしめ深さを所定直に保持する。
上記ポンチ24は、第5図で示すように1個当
り2組の加工部を有するものであり、この加工部
の先端は第5図及び第6図で示す如く形成する。
すなわち、この先端の幅寸法は、前記ヒートシン
ク12に形成した溝13の幅寸法より大きく設定
する。またその両側端部から幅方向中心に向かう
傾斜部33を設け山形の凹部を形成する。ここ
で、上記傾斜部33の図示水平面に対する角度α
は鋭角(例えば15゜)に設定する。また傾斜部3
3の下端と、ポンチ24の両側辺までの間(寸法
a)に僅かではあるが水平部分を設けると補強効
果が生じる。上記寸法aとしては、例えば0.05程
度でよい。
上記構成において、かしめを行なう場合は、先
ずヒートシンク12をガイド21によりダイ17
上に位置決めし、溝13を有するかしめ部12a
を第4図のように階段状加工部19の肩部上に位
置させる。次にリードフレーム11をガイド22
によりダイ17上に位置決めし、その耳片14を
第7図aで示すように、前記溝13内に位置させ
る。この状態で、図示しないプレス機構を動作さ
せ、作動子28を下降させる。このためポンチ2
4及びストリツパー25も共に下降し、先ずスト
リツパー25の下端がリードフレーム11の上面
に当接し、これを押圧保持する。次にポンチ24
の加工部先端がヒートシンク12の溝13の両側
上面に当接し、溝13の側肉を第7図bで示すよ
うに強制的に耳片14上を移動させ盛内部15を
形成してかしめを行なう。
この場合、ポンチの先端に、傾斜部33による
浅い山形凹部を形成したので、盛肉部15による
良好なかしめ状態を得ることができる。また、ポ
ンチ24及びダイ17を対応する個数用意すれ
ば、1個のリードフレーム11に対し複数のヒー
トシンク12を固定する場合でも、全てのかしめ
を1動作で行なうことが可能となり、作業時間を
大幅に短縮できる。
以上のように本考案によれば、電気部品用の一
方の部材に他方の部材をかしめにより固定させる
に当り、これら両部材を所定のかしめ用の位置関
係に位置決めするガイドを設けたダイと、加工用
端面に浅い山形の凹部を形成したポンチとによる
金型を用いたので、取扱い操作が容易で、作業時
間を短縮でき、しかもかしめによる良好な結合状
態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは電気部品用部材相互の固定関係
を表わす平面図及び正面図、第2図は第1図にお
けるかしめ部を示す拡大斜視図、第3図は本考案
によるかしめ用金型の一実施例を示す一部を切り
欠いた正面図、第4図は第3図で示したかしめ加
工部を示す拡大部分図、第5図は本考案に用いる
ポンチを示す斜視図、第6図は第5図のポンチの
先端形状を示す部分図、第7図a,bはポンチに
よるかしめ過程を示す断面図である。 11,12…電気部品用の部材、13…溝、1
4…耳片、17…ダイ、21,22…ガイド、2
4…ポンチ、33…傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気部品用の一方の部材に形成した溝内に、他
    方の部材に形成した耳片を挿入し、これら両者間
    を一体的にかしめるための金型において、上記金
    型のダイには上記両部材を、上記かしめ用の所定
    の位置関係に位置決めするガイドを設け、またポ
    ンチはその加工端部の幅寸法を、前記一方の部材
    に形成した溝の幅寸法より大きく設定し、かつこ
    の両側端部から幅方向中心部に向かう一対の傾斜
    部による山形の凹部を形成して成ることを特徴と
    するかしめ用金型。
JP6454581U 1981-05-01 1981-05-01 Expired JPH019154Y2 (ja)

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JPS57178437U JPS57178437U (ja) 1982-11-11
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