JPH018367Y2 - - Google Patents

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JPH018367Y2
JPH018367Y2 JP19310783U JP19310783U JPH018367Y2 JP H018367 Y2 JPH018367 Y2 JP H018367Y2 JP 19310783 U JP19310783 U JP 19310783U JP 19310783 U JP19310783 U JP 19310783U JP H018367 Y2 JPH018367 Y2 JP H018367Y2
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JP
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solenoid
feed
feeding
vertical
operating rod
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JP19310783U
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JPS60101164U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、和文タイプライタの縦、横送りの
変換作動装置における送り用ソレノイドの揺動停
止装置に関する。
送り用ソレノイドを用いたタイプライタの縦又
は横送りの変換作動装置の好ましい一例として
は、この出願の考案者等によつて考案され、実公
昭57−20356号として公告されかつ登録された装
置を挙げることができる。この考案は、前記の
縦、横送りの変換作動装置を更に改良したもので
ある。前記の従来装置にあつては、縦又は横送り
において印字しあるいはスペース送りを行う毎に
送り用ソレノイドを中立位置と縦又は横送りの傾
動位置との間を揺動させることになり、送り動作
がやや緩慢である他、切換え用ソレノイドを一動
作毎に変位させなければならないために該ソレノ
イドに大きな負荷を掛けることにもなるなどなお
解決すべき問題も残されている。
この考案の送り用ソレノイドの揺動停止装置
は、前記の問題点を解決することを目的として提
案されたもので、左右に傾動するように設けた送
り用ソレノイドの昇降する作動杆の下端に、縦又
は横送りの作動連杆に係合する係合子を設け、前
記送り用ソレノイドの傾動時に前記係合子に設け
た突片が選択的に当接されて該係合子を上下に案
内する縦又は横送り用のカム面を備えたカム板を
適当な固定部材に取り付けて成る和文タイプライ
タの縦、横送りの変換作動装置において、前記送
り用ソレノイドの作動杆の停止時に前記係合子の
突片に係合しその突片の上方への移動は許容する
係止部材を、任意の固定部材に対し水平方向に移
動可能に取り付けたことを特徴とするものであ
る。
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明
する。
1は送り用ソレノイドで、第1図及び第2図で
左右に傾動するように、適当な支枠21で枢支さ
れている。第1図及び第2図では、送り用ソレノ
イド1は横送りのため右方へ傾動した状態を示し
ている。2は前記ソレノイド1の作動杆、3はそ
の作動杆2の下端に上下位置を調整可能に取り付
けたコ字状をなす係合子、4は係合子3の背部中
央に突設されたピンその他の突片である。
5は送り用ソレノイド1の適当個所に固定され
た支片で、この支片5には切換え用ソレノイド6
1,62の共通の作動杆7に結合された作用杆8
が長孔5aをもつて係合されている。前記切換え
用ソレノイド61,62は送り用ソレノイド1の
側方の前後に対設されたものである。切換え用ソ
レノイド61又は62が作動されると、その作動
杆7は右又は左に変位し、作用杆8を介して送り
用ソレノイド1が右又は左に傾動される。そし
て、前記作用杆8の変位などに伴つて送り用ソレ
ノイド1が動作されてその作動杆2が吸引され引
き上げられるようになつている。9は縦送り用の
作動連杆、10は横送り用の作動連杆である。送
り用ソレノイド1が左に傾動された時は前記縦送
り用作動連杆9がその先端の転子を介して上記の
係合子3に係合し、逆に、右に傾動された時は前
記横送り用作動連杆10がその先端の転子を介し
て係合子3に係合する。
11は、送り用ソレノイド1の支持台22その
他の固定部材に上部を取り付けたカム板で、両側
の縦又は横送り用のカム面a,bは、送り用ソレ
ノイド1の傾動状態において作動杆2の上下動に
伴つて昇降する係合子3が作動杆2の軸線に沿つ
て変位できるように末広がりに形成してある。な
お、切換え用ソレノイド61,62と電源との間
にはそれぞれ押釦スイツチが配され、また、送り
用ソレノイド1と電源との間には作用杆8の外端
8aなどで動作されるマイクロスイツチが配さ
れ、前記のスイツチの閉成により各ソレノイド6
1,62,1が動作するようにしてある。
上記した構成の縦、横送りの変換作動装置は、
上述の実公昭57−20356号公報に記載され公知の
ところである。
この考案にあつては、前記送り用ソレノイド1
の作動杆2の停止時に、すなわち、印字中の送り
またはスペース送りにおける一動作が終り作動杆
2が下位位置に達した時点で、前記係合子3の突
片4に係合しその突片4(換言すれば、係合子3
並びに作動杆2)の上方への移動については許容
する係止部材12が備えられている。その係止部
材12は、縦又は横送り用の作動連杆9,10の
枢軸その他任意の固定部材13に対し水平方向に
移動可能に取り付けられる。図示例の係止部材1
2は、T字状をなす基片12aとその下片12c
に枢支された係止片12bとから成る。前記の基
片12aは、その後方部に設けられた長孔12d
が前記の枢軸13に遊嵌され、また、その前方部
が適当な固定支片14に固設された案内片15に
摺動自在に支持されている。一方、係止片12b
の先端には、作動杆2の係合子3上の突片4が選
択的に係合する上向きの溝12eを備え、送り用
ソレノイド1の作動杆2が下位位置にある時は、
前記の溝12eに係合子3上の突片4が常に係合
している。但し、前記の溝12eは、上向きであ
るから、突片4、作動杆2並びに係合子3の上方
への移動、換言すれば、送り用ソレノイド1の吸
引動作は許容する。基片12aの下片12cに枢
支された係止片12bの基端部には、ねじりばね
16が施され、前記係止片12bの先端側が常に
上方へ向うように付勢されている。第1図の状態
では、係止片12bの先端は、送り用ソレノイド
1の作動杆2の突片4によつて上方への付勢は拘
束されるが、第2図に示すように、送り用ソレノ
イド1が吸引動作された時は、上述の基片12a
の案内片15に設けたストツパ部15aによつて
係止片12bの上動が停止される。係止部材12
を基片12aと係止片12bとに分割し、かつ枢
支部にばね16を施した理由は、送り用ソレノイ
ド1の作動杆2が降下してその突片4が係止片1
2bの溝12eに嵌まり合う際に、緩衝作用と嵌
挿の隔通性を付与するためである。
次に、この考案の作用について説明する。
横送りの場合、横送り用の押釦スイツチを押す
と、切換え用ソレノイド61が動作され、作動杆
7が右方へ吸引されて第1図に示す状態に変位す
る。この変位により送り用ソレノイド1も右方へ
傾動するので、横送りの作動連杆10の先端が係
合子3に嵌合係止されると共に、係合子3上の突
片4はカム板11の一側のカム面aに接する位置
を占めるところとなる。この際、前記突片4に係
合している係止部材12は、固定部材13に対し
て水平方向に移動可能であるから、送り用ソレノ
イド1の傾動に伴つて長さ方向に引き出され第1
図に示す位置を占めるところとなる。ここで、送
り用ソレノイド1に通電され作動杆2が上方へ吸
引されるので、前記の突片4は、係止部材12の
溝12eから離れ、カム板11の一方のカム面a
に沿つて引き上げられて第2図に示す状態とな
り、横送りの作動連杆10の先端を起動させて横
送りを行う。
送り用ソレノイド1の作動杆2が下位位置に復
帰すると、第1図に示すように、作動杆2上の突
片4が係止部材12の溝12eに再び嵌まり込む
ため、送り用ソレノイド1は該係止部材12によ
つて拘束されて揺動が阻止され、右方への傾斜位
置を保つたままとなる。ここに、印字釦又はスペ
ース送り釦(いずれも図示しない)を引き続いて
押すと、送り用ソレノイド1は、その傾斜位置を
保持したままで、換言すれば、係止部材12の存
在により右又は左への傾動の中立位置に一旦戻る
ことなく、作動杆2の上下動の動作だけで横送り
が達成されることになる。
縦送りの場合は、縦送り用の押釦スイツチを押
すことにより、切換え用ソレノイド62の作動杆
7が左方へ吸引され、また、送り用ソレノイド1
が左方へ傾動するが、送り用ソレノイド1はその
突片4に係合している係止部材12を左方へ水平
移動させることになる。従つて、縦送りの場合
も、上記に準じて一動作毎に送り用ソレノイド1
を揺動させずに送りを達成することになる。
以上に説明したこの考案の送り用ソレノイドの
揺動停止装置によれば、送り用ソレノイド1は、
その作動杆2の停止時、すなわち係止杆2が降下
した時に、水平方向に移動可能に設けた係止部材
12が係合子3上の突片4に係合し、中立位置と
縦又は横送りの傾動位置との間の揺動が拘束され
るので、印字時の送りあるいはスペース送りにお
いて、送り用ソレノイド1の揺動が省略され、送
り動作のスピードアツプが計れるものである。ま
た、切換え用ソレノイド61,62も一動作毎に
変位させることを要しないので、それらに対する
負荷も大巾に減少させることができるなどの効果
を奏するところとする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を示す側面図、第2
図はその横送りにおける作動状態を示す側面図、
第3図は第2図の状態における正面図である。 1……送り用ソレノイド、2……作動杆、3…
…係合子、4……突片、9,10……作動連杆、
11……カム板、a,b……カム面、12……係
止部材、13,22……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に傾動するように設けた送り用ソレノイド
    1の昇降する作動杆2の下端に、縦又は横送りの
    作動連杆9又は10に係合する係合子3を設け、
    前記送り用ソレノイド1の傾動時に前記係合子3
    に設けた突片4が選択的に当接されて該係合子3
    を上下に案内する縦又は横送り用のカム面a,b
    を備えたカム板11を適当な固定部材22に取り
    付けて成る和文タイプライタの縦、横送りの変換
    作動装置において、前記送り用ソレノイド1の作
    動杆2の停止時に前記係合子3の突片4に係合し
    その突片4の上方への移動は許容する係止部材1
    2を、任意の固定部材13に対し水平方向に移動
    可能に取り付けたことを特徴とする送り用ソレノ
    イドの揺動停止装置。
JP19310783U 1983-12-15 1983-12-15 和文タイプライタの縦、横送りの変換作動装置における送り用ソレノイドの揺動停止装置 Granted JPS60101164U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19310783U JPS60101164U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 和文タイプライタの縦、横送りの変換作動装置における送り用ソレノイドの揺動停止装置

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JP19310783U JPS60101164U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 和文タイプライタの縦、横送りの変換作動装置における送り用ソレノイドの揺動停止装置

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Publication Number Publication Date
JPS60101164U JPS60101164U (ja) 1985-07-10
JPH018367Y2 true JPH018367Y2 (ja) 1989-03-06

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