JPH018303Y2 - - Google Patents
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- JPH018303Y2 JPH018303Y2 JP13787484U JP13787484U JPH018303Y2 JP H018303 Y2 JPH018303 Y2 JP H018303Y2 JP 13787484 U JP13787484 U JP 13787484U JP 13787484 U JP13787484 U JP 13787484U JP H018303 Y2 JPH018303 Y2 JP H018303Y2
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- JP
- Japan
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- fitting
- bolt
- main pipe
- disk
- procedure
- Prior art date
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 8
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 23
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、内圧を降下させずに分岐工事等が
可能なホツトタツプ工法に用いるフイツテイング
の芯出し治具に関する。
可能なホツトタツプ工法に用いるフイツテイング
の芯出し治具に関する。
分岐工事等を行なう場合、通常管内の圧力を降
下させず、且つ管内の流体の流れを止めないよう
にするため、以下のようなホツトタツプ工法が行
なわれている。
下させず、且つ管内の流体の流れを止めないよう
にするため、以下のようなホツトタツプ工法が行
なわれている。
例えば、分岐工事の場合、先ず本管100から
分岐を取り出したい部分に第2図a,bに示すフ
イツテイング110を本管100に溶接する。こ
のフイツテイング110は上部フイツテイング1
11と下部フイツテイング112より構成され、
そのうち上部フイツテイング111には、管体穿
孔用開口113が穿設されたフランジ部114が
設けられ、又、下部フイツテイング112には分
岐管接続用の分岐取出し部115が設置されてい
る。
分岐を取り出したい部分に第2図a,bに示すフ
イツテイング110を本管100に溶接する。こ
のフイツテイング110は上部フイツテイング1
11と下部フイツテイング112より構成され、
そのうち上部フイツテイング111には、管体穿
孔用開口113が穿設されたフランジ部114が
設けられ、又、下部フイツテイング112には分
岐管接続用の分岐取出し部115が設置されてい
る。
このようなフイツテイング110を第2図bに
示すように本管100に溶接した後、下部フイツ
テイング112の分岐取出し部113に分岐管1
01を溶接し、分岐ラインを完成する。そして第
2図cに示すように上部フイツテイング111の
フランジ部114にゲートバルブ120と穿孔機
121を取付け、穿孔機121のカツタ122と
ドリル123により本管100を穿孔すれば本管
100の流体は分岐取出し部115を経て分岐管
へ流れる。
示すように本管100に溶接した後、下部フイツ
テイング112の分岐取出し部113に分岐管1
01を溶接し、分岐ラインを完成する。そして第
2図cに示すように上部フイツテイング111の
フランジ部114にゲートバルブ120と穿孔機
121を取付け、穿孔機121のカツタ122と
ドリル123により本管100を穿孔すれば本管
100の流体は分岐取出し部115を経て分岐管
へ流れる。
その後、穿孔機121を取除いて、プラグ締め
機械を用いて第2図dに示すように上部フイツテ
イング111の管体穿孔用開口113内面に加工
してあるメネジ116にプラグ124を嵌合させ
た後、プラグ締め機械を取除けば分岐工事は完了
する。
機械を用いて第2図dに示すように上部フイツテ
イング111の管体穿孔用開口113内面に加工
してあるメネジ116にプラグ124を嵌合させ
た後、プラグ締め機械を取除けば分岐工事は完了
する。
尚、各種機械のフイツテイング110上への取
付け、取外しは前記ゲートバルブ120の開閉を
もつて行なう。
付け、取外しは前記ゲートバルブ120の開閉を
もつて行なう。
以上の如きホツトタツプ工法にて本管100の
所定の位置にフイツテイング110を取付ける場
合、次のような手順が採られていた。
所定の位置にフイツテイング110を取付ける場
合、次のような手順が採られていた。
手順
まずフイツテイング110を取付けようとする
位置の本管100の天場にポンチを打つ。このポ
ンチの打刻点は本管100の頂点に打つ必要があ
り、そのために第3図に示すような工具130を
用いる。これは傾斜計131を磁石を有する2本
の脚132,132で支え、かつ傾斜計131の
中心にポンチ133が備えられている。そして、
その工具130を本管100に乗せて傾斜計13
1を見て垂直度を出した時点にてポンチ133を
打つと本管100の天場に打刻印100aが残
る。
位置の本管100の天場にポンチを打つ。このポ
ンチの打刻点は本管100の頂点に打つ必要があ
り、そのために第3図に示すような工具130を
用いる。これは傾斜計131を磁石を有する2本
の脚132,132で支え、かつ傾斜計131の
中心にポンチ133が備えられている。そして、
その工具130を本管100に乗せて傾斜計13
1を見て垂直度を出した時点にてポンチ133を
打つと本管100の天場に打刻印100aが残
る。
手順
次に第4図a,bに示すように、上部フイツテ
イング111のフランジ部114の中心点を出
し、その中心点を通るように下げ振り141を取
付けた水準器140を置く。そして下げ振り14
1の先端とポンチ打刻印100aとが合うように
上部フイツテイング111を本管100の軸方向
と周方向にずらして芯合わせを行なう。このよう
な芯合わせを行なう理由は、既に埋設されている
分岐管101の端末と、下部フイツテイング11
2の分岐取出し部115との間の芯ずれを防止
し、これらの突合わせ溶接のギヤツプを均一にと
るためである。従つてフイツテイング110の管
軸直角水平方向の水平度を保ちながら、しかも所
定の位置にフイツテイング110を取付けること
ができる。
イング111のフランジ部114の中心点を出
し、その中心点を通るように下げ振り141を取
付けた水準器140を置く。そして下げ振り14
1の先端とポンチ打刻印100aとが合うように
上部フイツテイング111を本管100の軸方向
と周方向にずらして芯合わせを行なう。このよう
な芯合わせを行なう理由は、既に埋設されている
分岐管101の端末と、下部フイツテイング11
2の分岐取出し部115との間の芯ずれを防止
し、これらの突合わせ溶接のギヤツプを均一にと
るためである。従つてフイツテイング110の管
軸直角水平方向の水平度を保ちながら、しかも所
定の位置にフイツテイング110を取付けること
ができる。
手順
そして上記手順を行なう(芯合わせ)と同時
に、本管100とフイツテイング110の隅肉溶
接部の隙間(ギヤツプ)が均一になるように楔1
50を隙間に打ち込む。もしこのギヤツプが不均
一であると溶接するときに、ギヤツプの大きすぎ
る部分のみ溶接パス数を多くする必要が生じ、施
工上また強度上問題が生ずる。
に、本管100とフイツテイング110の隅肉溶
接部の隙間(ギヤツプ)が均一になるように楔1
50を隙間に打ち込む。もしこのギヤツプが不均
一であると溶接するときに、ギヤツプの大きすぎ
る部分のみ溶接パス数を多くする必要が生じ、施
工上また強度上問題が生ずる。
手順
これらの手順及びを繰り返し行ない、フイ
ツテイング110が本管100の軸方向(手順
)、周方向(手順)、半径方向(手順)で適
切な所に位置した時点で、フイツテイング110
を本管100に仮付け溶接した後、本溶接に移
る。
ツテイング110が本管100の軸方向(手順
)、周方向(手順)、半径方向(手順)で適
切な所に位置した時点で、フイツテイング110
を本管100に仮付け溶接した後、本溶接に移
る。
ところが以上の手順では、フイツテイング11
0を本管100の軸方向(手順)、周方向(手
順)、半径方向(手順)というように夫々異
なつた方向に移動させる必要が生じ、更にその移
動も微調整が必要であつた。
0を本管100の軸方向(手順)、周方向(手
順)、半径方向(手順)というように夫々異
なつた方向に移動させる必要が生じ、更にその移
動も微調整が必要であつた。
そしてギヤツプを均一に調整すると、その調整
によつて今度は水平が悪くなるという如く、各々
一つの調整が既に調整の完了した部分に影響を与
えるので、必然と調整に時間が多くかかり、また
調整に要する時間は個人差が大きく、問題となつ
ていた。
によつて今度は水平が悪くなるという如く、各々
一つの調整が既に調整の完了した部分に影響を与
えるので、必然と調整に時間が多くかかり、また
調整に要する時間は個人差が大きく、問題となつ
ていた。
更に、下げ振り141を用いているためフイツ
テイング110を周方向に調整するのに振り子を
静止させながら行なうため、より調整に時間が必
要であつた。
テイング110を周方向に調整するのに振り子を
静止させながら行なうため、より調整に時間が必
要であつた。
また本管100が水平に設置されていれば、時
間を要しながらも上記の方法は適用可能であつた
が、本管100が傾いている場合には下げ振り1
41を用いているために適用は不都合であつた。
間を要しながらも上記の方法は適用可能であつた
が、本管100が傾いている場合には下げ振り1
41を用いているために適用は不都合であつた。
本考案は以上の問題を解決するためになされた
もので、所定の位置に効率良くフイツテイングを
取付けることを目的とするものである。
もので、所定の位置に効率良くフイツテイングを
取付けることを目的とするものである。
以下本考案を詳細に説明する。
第1図aは本考案の構成を示すもので、本考案
は円盤1と、ボルト2と水準器3とから構成され
るものである。
は円盤1と、ボルト2と水準器3とから構成され
るものである。
円盤1は外周部にオネジ1aが設けられてい
て、前記上部フイツテイング111の管体穿孔用
開口113のメネジ116に嵌合しその中に螺入
可能な状態になつている。更に中心部にボルト螺
入孔1bが穿孔され、ボルトメネジ1cが刻設さ
れている。
て、前記上部フイツテイング111の管体穿孔用
開口113のメネジ116に嵌合しその中に螺入
可能な状態になつている。更に中心部にボルト螺
入孔1bが穿孔され、ボルトメネジ1cが刻設さ
れている。
ボルト2は、その周囲にオネジ2aが設けられ
ていて、上記ボルト螺入孔1bのボルトメネジ1
cに嵌合し、その中に螺入されるものであり、先
鋭な先端2bを有している。
ていて、上記ボルト螺入孔1bのボルトメネジ1
cに嵌合し、その中に螺入されるものであり、先
鋭な先端2bを有している。
水準器3は、上記円盤1上面に装着されてい
る。
る。
第1図bに示すように上部フイツテイング11
1の管体穿孔用開口113に円盤1を螺入せし
め、それと共にその中心部にあるボルト螺入孔1
bにボルト2を螺入せしめ、その先端2bを前記
本管100のポンチ打刻点に螺着せしめることに
より、上部フイツテイング111の本管100軸
方向への移動及び周方向の移動を拘束する(この
時、半径方向の移動も或る程度拘束する)。それ
と共に上部フイツテイング111を本管100か
ら多少浮上させ、その時ボルト2の螺着点を中心
に前後左右に微動させることにより、その間のギ
ヤツプを均一に調整する。以上のようにフイツテ
イング110を本管100にセツテイングする
際、まず管軸直角水平方向の水平度を保ちながら
本管100の適正な場所に、円盤1及びボルト2
により上部フイツテイング111を取付け、そこ
で一旦管軸方向及び周方向の動きを拘束し、次に
上部フイツテイング111と本管100との間の
ギヤツプが総て等しくなるよう管軸半径方向の長
さの微調整を行なう。従つて管軸半径方向の微調
整中に管軸方向及び周方向の動きが拘束されてい
るため、その位置がずれることなく、上部フイツ
テイング111のセツテイングが容易になる。
1の管体穿孔用開口113に円盤1を螺入せし
め、それと共にその中心部にあるボルト螺入孔1
bにボルト2を螺入せしめ、その先端2bを前記
本管100のポンチ打刻点に螺着せしめることに
より、上部フイツテイング111の本管100軸
方向への移動及び周方向の移動を拘束する(この
時、半径方向の移動も或る程度拘束する)。それ
と共に上部フイツテイング111を本管100か
ら多少浮上させ、その時ボルト2の螺着点を中心
に前後左右に微動させることにより、その間のギ
ヤツプを均一に調整する。以上のようにフイツテ
イング110を本管100にセツテイングする
際、まず管軸直角水平方向の水平度を保ちながら
本管100の適正な場所に、円盤1及びボルト2
により上部フイツテイング111を取付け、そこ
で一旦管軸方向及び周方向の動きを拘束し、次に
上部フイツテイング111と本管100との間の
ギヤツプが総て等しくなるよう管軸半径方向の長
さの微調整を行なう。従つて管軸半径方向の微調
整中に管軸方向及び周方向の動きが拘束されてい
るため、その位置がずれることなく、上部フイツ
テイング111のセツテイングが容易になる。
以下本考案の実施例について説明する。
第5図は本考案の一実施例を示しており、本考
案は円盤10と、ボルト20と、水準器30とを
有している。
案は円盤10と、ボルト20と、水準器30とを
有している。
円盤10は、第6図に示すようにその側面外周
にオネジ11が設けられており、このオネジ11
は後述するように上部フイツテイング111フラ
ンジ部114の管体穿孔用開口113内面に設け
られたメネジ116と嵌合することができる。
又、その中心部垂直方向に、ボルトメネジ12が
刻設されたボルト螺入孔10bが設けられてい
る。尚、この円盤10には重量軽減のほか前記管
体穿孔用開口113に螺着する際これを簡単に回
動せしめるため、第7図に示すように中心部より
外周側にずれた二つの位置に断面三ケ月状の垂直
孔13,13が設けられている。
にオネジ11が設けられており、このオネジ11
は後述するように上部フイツテイング111フラ
ンジ部114の管体穿孔用開口113内面に設け
られたメネジ116と嵌合することができる。
又、その中心部垂直方向に、ボルトメネジ12が
刻設されたボルト螺入孔10bが設けられてい
る。尚、この円盤10には重量軽減のほか前記管
体穿孔用開口113に螺着する際これを簡単に回
動せしめるため、第7図に示すように中心部より
外周側にずれた二つの位置に断面三ケ月状の垂直
孔13,13が設けられている。
ボルト20は、第8図に示すようにその側面部
に前記ボルト螺入孔10bのボルトメネジ12に
嵌合するオネジ21が刻設されており、又、その
先端は先鋭な円錐状突起部22を有している。
に前記ボルト螺入孔10bのボルトメネジ12に
嵌合するオネジ21が刻設されており、又、その
先端は先鋭な円錐状突起部22を有している。
水準器30は、第6図及び第7図に示すよう
に、円盤10上面の垂直孔13,13の間に、前
記ボルト螺入孔10b方向に向けて設置されてい
る。
に、円盤10上面の垂直孔13,13の間に、前
記ボルト螺入孔10b方向に向けて設置されてい
る。
そして本実施例のフイツテイング芯出し治具は
第5図に示すように、ボルト20を円盤10のボ
ルト螺入孔10bに途中までねじ込んだ状態で使
用する。
第5図に示すように、ボルト20を円盤10のボ
ルト螺入孔10bに途中までねじ込んだ状態で使
用する。
このような治具を使用して次の手順により上部
フイツテイング111を本管100上にセツトす
る。
フイツテイング111を本管100上にセツトす
る。
手順 ○イ
本管100上に、ポンチ133を備えた上記工
具130を用いてポンチ打刻する。
具130を用いてポンチ打刻する。
手順 ○ロ
治具の円盤10に切つたオネジ11と上部フイ
ツテイング111フランジ部114の管体穿孔用
開口113内面に設けられたメネジ116とを嵌
合させ、一体化させる。そして第9図aに示すよ
うに本管100上に打つたポンチ打刻印100a
と円盤10のボルト螺入孔10bに螺入されたボ
ルト20の先端の円錐状突起部22が結合するよ
うにボルト20を右回転させる。又、同図bに示
すように水準器30が管軸直角水平方向にくるよ
うに円盤10を回転後、固定する。
ツテイング111フランジ部114の管体穿孔用
開口113内面に設けられたメネジ116とを嵌
合させ、一体化させる。そして第9図aに示すよ
うに本管100上に打つたポンチ打刻印100a
と円盤10のボルト螺入孔10bに螺入されたボ
ルト20の先端の円錐状突起部22が結合するよ
うにボルト20を右回転させる。又、同図bに示
すように水準器30が管軸直角水平方向にくるよ
うに円盤10を回転後、固定する。
手順 ○ハ
ボルト20を更に回転し続けると、前図cに示
すように上部フイツテイング111は本管100
上から離れる。ここで、上部フイツテイング11
1はボルト20を中心にしてやじろべえの如く動
く。即ち、この状況にて上部フイツテイング11
1が本管100の軸方向へ移動するのを完全に拘
束しており、更に周方向、半径方向への移動はほ
ぼ拘束している。尚、この時に上部フイツテイン
グ111の重量はボルト20に作用することとな
る。
すように上部フイツテイング111は本管100
上から離れる。ここで、上部フイツテイング11
1はボルト20を中心にしてやじろべえの如く動
く。即ち、この状況にて上部フイツテイング11
1が本管100の軸方向へ移動するのを完全に拘
束しており、更に周方向、半径方向への移動はほ
ぼ拘束している。尚、この時に上部フイツテイン
グ111の重量はボルト20に作用することとな
る。
手順 ○ニ
本管100と上部フイツテイング111のギヤ
ツプを均一にした後、溶接にて仮付けする。即
ち、上部フイツテイング111両サイドの12時の
ギヤツプ値が等しくなるように12時の位置に楔1
50を入れる。そして管軸直角水平方向に設置し
た水準器30をみて、水平になつたときの3時
(又は9時)方向のギヤツプ値を計測して、その
値と12時のギヤツプ値が等しければ溶接にて仮付
けすればよい。また等しくない場合にはボルト2
0を回転してギヤツプ値が等しくなるよう調整す
ればよい。
ツプを均一にした後、溶接にて仮付けする。即
ち、上部フイツテイング111両サイドの12時の
ギヤツプ値が等しくなるように12時の位置に楔1
50を入れる。そして管軸直角水平方向に設置し
た水準器30をみて、水平になつたときの3時
(又は9時)方向のギヤツプ値を計測して、その
値と12時のギヤツプ値が等しければ溶接にて仮付
けすればよい。また等しくない場合にはボルト2
0を回転してギヤツプ値が等しくなるよう調整す
ればよい。
以上のような構成を有する本考案の治具によれ
ば、上部フイツテイングの取付けが容易にできる
ため、ギヤツプ調整に要する時間が短くなり、セ
ツテイングに熟練が必要でなくなるという優れた
効果を有している。又、本管が傾いている場合で
も所定の位置にフイツテイングが容易にセツトで
きるという利点も有している。
ば、上部フイツテイングの取付けが容易にできる
ため、ギヤツプ調整に要する時間が短くなり、セ
ツテイングに熟練が必要でなくなるという優れた
効果を有している。又、本管が傾いている場合で
も所定の位置にフイツテイングが容易にセツトで
きるという利点も有している。
第1図aは本考案の構成を示す説明図、同図b
は本考案の治具の使用方法を示す断面図、第2図
aはフイツテイングを表わす斜視図、同図bはこ
のフイツテイングを本管に溶接した状態を示す斜
視図、同図cはフイツテイング溶接後本管の穿孔
の仕方を示す断面図、同図dは分岐工事完了後の
状態を示す断面図、第3図は本管の天場にポンチ
を打つ時に使用する工具の説明図、第4図a,b
は従来のフイツテイング芯出し方法を示す説明
図、第5図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
6図は本実施例に用いられる円盤の正面図、第7
図は該円盤の側面図、第8図は本実施例で用いら
れるボルトの正面図、第9図a,b,cは本実施
例の治具により上部フイツテイングを本管に据え
付ける時の手順を示す説明図である。 図中、1,10は円盤、1b,10bはボルト
螺入孔、2,20はボルト、3,30,140は
水準器、100は本管、100aは打刻印、10
1は分岐管、110はフイツテイング、11は上
部フイツテイング、112は下部フイツテイン
グ、113は管体穿孔用開口、114はフランジ
部、115は分岐取出し部を各示す。
は本考案の治具の使用方法を示す断面図、第2図
aはフイツテイングを表わす斜視図、同図bはこ
のフイツテイングを本管に溶接した状態を示す斜
視図、同図cはフイツテイング溶接後本管の穿孔
の仕方を示す断面図、同図dは分岐工事完了後の
状態を示す断面図、第3図は本管の天場にポンチ
を打つ時に使用する工具の説明図、第4図a,b
は従来のフイツテイング芯出し方法を示す説明
図、第5図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
6図は本実施例に用いられる円盤の正面図、第7
図は該円盤の側面図、第8図は本実施例で用いら
れるボルトの正面図、第9図a,b,cは本実施
例の治具により上部フイツテイングを本管に据え
付ける時の手順を示す説明図である。 図中、1,10は円盤、1b,10bはボルト
螺入孔、2,20はボルト、3,30,140は
水準器、100は本管、100aは打刻印、10
1は分岐管、110はフイツテイング、11は上
部フイツテイング、112は下部フイツテイン
グ、113は管体穿孔用開口、114はフランジ
部、115は分岐取出し部を各示す。
Claims (1)
- 管体穿孔用開口が穿設されたフランジ部を有す
る上部フイツテイングと、分岐管接続用の分岐取
出し部を有する下部フイツテイングとを管体に固
着する場合、その芯出しに使用するフイツテイン
グ芯出し治具において、前記管体穿孔用開口に螺
入可能な外周部を有し、中心部にボルト螺入孔が
穿孔された円盤と、該ボルト螺入孔に螺入する先
端先鋭なボルトと、上記円盤上面に装着された水
準器とを有することを特徴とするフイツテイング
芯出し治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13787484U JPH018303Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13787484U JPH018303Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154484U JPS6154484U (ja) | 1986-04-12 |
JPH018303Y2 true JPH018303Y2 (ja) | 1989-03-06 |
Family
ID=30696277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13787484U Expired JPH018303Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH018303Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118998A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 被覆管に対するサドル付分水栓の着装方法 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP13787484U patent/JPH018303Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118998A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 被覆管に対するサドル付分水栓の着装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6154484U (ja) | 1986-04-12 |
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