JPH017903Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH017903Y2 JPH017903Y2 JP1984177155U JP17715584U JPH017903Y2 JP H017903 Y2 JPH017903 Y2 JP H017903Y2 JP 1984177155 U JP1984177155 U JP 1984177155U JP 17715584 U JP17715584 U JP 17715584U JP H017903 Y2 JPH017903 Y2 JP H017903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic body
- valve
- operating member
- magnetic
- valve box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 48
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は弁開度表示装置に関する。
ハンドル等の操作部材を1回転以上回転するこ
とにより開閉されるような弁装置の弁開度表示手
段としては、歯車機構等を有するものが知られて
いるが構造が複雑で高価につくため、特に小容量
で低コストな小形弁装置には不適当である。その
ために、操作部材の回転角度が360度未満となる
ように構成して操作部材の回動位置により弁開度
を表示するようにしたものもあるが、このものは
変速装置が必要となり、かえつて構造が複雑で高
価になつたり、あるいは充分な弁開度が得られな
いため弁機能が犠性になるなどの不具合がある。
とにより開閉されるような弁装置の弁開度表示手
段としては、歯車機構等を有するものが知られて
いるが構造が複雑で高価につくため、特に小容量
で低コストな小形弁装置には不適当である。その
ために、操作部材の回転角度が360度未満となる
ように構成して操作部材の回動位置により弁開度
を表示するようにしたものもあるが、このものは
変速装置が必要となり、かえつて構造が複雑で高
価になつたり、あるいは充分な弁開度が得られな
いため弁機能が犠性になるなどの不具合がある。
このため、従来、「実公昭44−467号公報」に記
載されているように、磁石の吸引力を利用して弁
軸の高さ変動により磁性表示体を作動させて弁の
開閉を表示するものが提案されている。
載されているように、磁石の吸引力を利用して弁
軸の高さ変動により磁性表示体を作動させて弁の
開閉を表示するものが提案されている。
しかしながら、上記公報に記載された従来の場
合、弁軸が上昇すると磁気吸引力で表示体を引き
下げるようになつているが、弁軸が下降するとス
プリングの力で表示体を上昇復帰させるようにな
つており、このため格別な復帰用スプリングが必
要となるから部品点数が増し、構造が複雑となつ
て組立てに手間を要し、コストアツプとなつてし
まう不具合がある。
合、弁軸が上昇すると磁気吸引力で表示体を引き
下げるようになつているが、弁軸が下降するとス
プリングの力で表示体を上昇復帰させるようにな
つており、このため格別な復帰用スプリングが必
要となるから部品点数が増し、構造が複雑となつ
て組立てに手間を要し、コストアツプとなつてし
まう不具合がある。
本考案は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、構造が簡単で低コストと
なる弁開度表示装置を提供することにある。
の目的とするところは、構造が簡単で低コストと
なる弁開度表示装置を提供することにある。
本考案は、弁箱と、この弁箱に取着された操作
部材と、上記弁箱に収容され上記操作部材の操作
に伴つて軸方向へ移動されることにより弁開度を
調節する弁軸と、この弁軸に設けられた第1の磁
性体と、上記弁箱もしくは操作部材に設けられ外
部から透視可能な透明部を有するカバーと、この
カバーに対向して上記弁箱もしくは操作部材に設
けられ重心位置から偏位した位置で水平軸の回り
に回動自在に支持されるとともに、上記第1の磁
性体が接近された場合に磁力変化により上記水平
軸の回りに回動されかつ第1の磁性体が離間され
た場合には上記偏心した重心により自動的に回動
復帰する第2の磁性体と、この第2の磁性体に設
けられた表示部とを具備することを特徴とする。
部材と、上記弁箱に収容され上記操作部材の操作
に伴つて軸方向へ移動されることにより弁開度を
調節する弁軸と、この弁軸に設けられた第1の磁
性体と、上記弁箱もしくは操作部材に設けられ外
部から透視可能な透明部を有するカバーと、この
カバーに対向して上記弁箱もしくは操作部材に設
けられ重心位置から偏位した位置で水平軸の回り
に回動自在に支持されるとともに、上記第1の磁
性体が接近された場合に磁力変化により上記水平
軸の回りに回動されかつ第1の磁性体が離間され
た場合には上記偏心した重心により自動的に回動
復帰する第2の磁性体と、この第2の磁性体に設
けられた表示部とを具備することを特徴とする。
本考案によれば、表示部を設けた第2の磁性体
が水平軸の回りに重心位置から偏位して回転自在
に支持されているので、弁軸に設けた第1の磁性
体が接近されると、両者の磁力により第2の磁性
体が水平軸の回りに回動され、また第1の磁性体
が離間されると第2の磁性体は偏心している重心
のため自動的に回動復帰する。したがつて、第2
の磁性体を復帰させるための格別なスプリング等
の部品を必要としなくなる。
が水平軸の回りに重心位置から偏位して回転自在
に支持されているので、弁軸に設けた第1の磁性
体が接近されると、両者の磁力により第2の磁性
体が水平軸の回りに回動され、また第1の磁性体
が離間されると第2の磁性体は偏心している重心
のため自動的に回動復帰する。したがつて、第2
の磁性体を復帰させるための格別なスプリング等
の部品を必要としなくなる。
以下本考案について、図面に示す一実施例にも
とづき説明する。
とづき説明する。
第1図において、弁箱1には弁軸2が軸方向に
往復動自在に、かつ回転不能に挿入されている。
弁軸2と螺合するハンドル3は把手3aを有し、
上記弁箱1に対し回転自在に、しかしながら軸方
向には移動不能に支持されている。弁軸2の内端
部には、弁箱1に設けられた弁孔(図示略)を開
閉自在に対向する弁体(図示略)が設けられてい
る。以上の一般的構成は通常の弁装置におけると
同様であつてよく、ハンドル3を回転操作すると
弁軸2が軸方向に移動され、この移動位置を適宜
に設定することにより弁開度を調節し得るように
なつている。
往復動自在に、かつ回転不能に挿入されている。
弁軸2と螺合するハンドル3は把手3aを有し、
上記弁箱1に対し回転自在に、しかしながら軸方
向には移動不能に支持されている。弁軸2の内端
部には、弁箱1に設けられた弁孔(図示略)を開
閉自在に対向する弁体(図示略)が設けられてい
る。以上の一般的構成は通常の弁装置におけると
同様であつてよく、ハンドル3を回転操作すると
弁軸2が軸方向に移動され、この移動位置を適宜
に設定することにより弁開度を調節し得るように
なつている。
上記弁軸2の上端部には第1の磁性体4が設け
られている。第1の磁性体4は適宜の強磁性材料
からほぼ円板状に形成されるとともに、弁軸2の
軸方向に着磁されて磁石となつている。上記ハン
ドル3の凹所5には、中心軸線が弁軸2とほぼ直
交する水平支持軸6を介して回動自在に支持され
た第2の磁性体7が設けられている。第2の磁性
体7は強磁性材料からほぼ円板状に形成されてお
り、上下方向に着磁されて磁石を構成しており、
かつ重心位置8が水平支持軸6から偏心して位置
するように形成されている。ハンドル3には、上
記第2の磁性体7を覆うカバー9が取付けられて
いる。カバー9は、少なくとも第2の磁性体7と
対向する所望領域(図示例においては頂角θの円
錐に対応する領域)がほぼ透明に形成されてい
る。第2の磁性体7には外周面に、上記所望領域
を通して視認可能な適宜の標識たとえば文字や色
分け(図示略)が表示されている。
られている。第1の磁性体4は適宜の強磁性材料
からほぼ円板状に形成されるとともに、弁軸2の
軸方向に着磁されて磁石となつている。上記ハン
ドル3の凹所5には、中心軸線が弁軸2とほぼ直
交する水平支持軸6を介して回動自在に支持され
た第2の磁性体7が設けられている。第2の磁性
体7は強磁性材料からほぼ円板状に形成されてお
り、上下方向に着磁されて磁石を構成しており、
かつ重心位置8が水平支持軸6から偏心して位置
するように形成されている。ハンドル3には、上
記第2の磁性体7を覆うカバー9が取付けられて
いる。カバー9は、少なくとも第2の磁性体7と
対向する所望領域(図示例においては頂角θの円
錐に対応する領域)がほぼ透明に形成されてい
る。第2の磁性体7には外周面に、上記所望領域
を通して視認可能な適宜の標識たとえば文字や色
分け(図示略)が表示されている。
上記構成によれば、ハンドル3を回転操作する
ことにより弁軸2が軸方向に移動されこれにより
弁開度が調節される。この場合ハンドル3は軸方
向に移動されることがなく、弁軸2が軸方向へ移
動するものであるから弁軸2とハンドル3との相
対的回転角度に応じて第1の磁性体4と第2の磁
性体7との距離が変化する。第2の磁性体7は重
心8が支持軸6から偏心しているので、両磁性体
4と7との距離が大きい状態(第1図)では主と
して重力の作用によつて回動位置が定まり、ま
た、第2図に示すように、距離が小さくなれば両
磁性体4と7との間における磁力の影響で異極が
相互に近ずく方向に回動変位される。
ことにより弁軸2が軸方向に移動されこれにより
弁開度が調節される。この場合ハンドル3は軸方
向に移動されることがなく、弁軸2が軸方向へ移
動するものであるから弁軸2とハンドル3との相
対的回転角度に応じて第1の磁性体4と第2の磁
性体7との距離が変化する。第2の磁性体7は重
心8が支持軸6から偏心しているので、両磁性体
4と7との距離が大きい状態(第1図)では主と
して重力の作用によつて回動位置が定まり、ま
た、第2図に示すように、距離が小さくなれば両
磁性体4と7との間における磁力の影響で異極が
相互に近ずく方向に回動変位される。
すなわち弁軸2が上昇されて弁が開かれた場合
は、第2の磁性体7が第2図に示されるように回
動され、このためこの第2の磁性体7の外表面に
形成した「開」表示がカバー9の透明領域θに対
向し、したがつてカバー9の外から開表示を見る
ことができる。
は、第2の磁性体7が第2図に示されるように回
動され、このためこの第2の磁性体7の外表面に
形成した「開」表示がカバー9の透明領域θに対
向し、したがつてカバー9の外から開表示を見る
ことができる。
また弁軸2が下降されて弁が閉じると、第2の
磁性体7は偏心した重心によつて自動的に回動復
帰し、これによりこの第2の磁性体7の外表面に
形成した「閉」表示がカバー9に対向し、よつて
これを外部から見ることができる。
磁性体7は偏心した重心によつて自動的に回動復
帰し、これによりこの第2の磁性体7の外表面に
形成した「閉」表示がカバー9に対向し、よつて
これを外部から見ることができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば、上記第1の磁性体4と第
2の磁性体7とは、これらのいずれか一方のみに
着磁するようにしてもよい。その他、本考案の要
旨とするところの範囲内で種々の変更ないし応用
が可能である。
のではなく、たとえば、上記第1の磁性体4と第
2の磁性体7とは、これらのいずれか一方のみに
着磁するようにしてもよい。その他、本考案の要
旨とするところの範囲内で種々の変更ないし応用
が可能である。
本考案は上述のようになるので、上記第1の磁
性体と、上記第2の磁性体とを設ければよく、構
造が簡単であるから低コストで製造することがで
きる。しかも第1の磁性体と第2の磁性体との距
離が近づくと第2の磁性体が回動され、また両者
が離れると第2の磁性体が水平軸から偏位してい
る重心の作用により自動的に回動復帰し、したが
つて復帰のための格別な部品が不要であり、構成
が簡単で組立ても容易となりコストダウンも可能
になる。
性体と、上記第2の磁性体とを設ければよく、構
造が簡単であるから低コストで製造することがで
きる。しかも第1の磁性体と第2の磁性体との距
離が近づくと第2の磁性体が回動され、また両者
が離れると第2の磁性体が水平軸から偏位してい
る重心の作用により自動的に回動復帰し、したが
つて復帰のための格別な部品が不要であり、構成
が簡単で組立ても容易となりコストダウンも可能
になる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同例の動作説明図、第3図は異なる方向の断
面図である。 1…弁箱、2…弁軸、3…ハンドル、4…第1
の磁性体、6…水平支持軸、7…第2の磁性体。
図は同例の動作説明図、第3図は異なる方向の断
面図である。 1…弁箱、2…弁軸、3…ハンドル、4…第1
の磁性体、6…水平支持軸、7…第2の磁性体。
Claims (1)
- 弁箱と、この弁箱に取着された操作部材と、上
記弁箱に収容され上記操作部材の操作に伴つて軸
方向へ移動されることにより弁開度を調節する弁
軸と、この弁軸に設けられた第1の磁性体と、上
記弁箱もしくは操作部材に設けられ外部から透視
可能な透明部を有するカバーと、このカバーに対
向して上記弁箱もしくは操作部材に設けられ重心
位置から偏位した位置で水平軸の回りに回動自在
に支持されるとともに、上記第1の磁性体が接近
された場合に磁力変化により上記水平軸の回りに
回動されかつ第1の磁性体が離間された場合には
上記偏心した重心により自動的に回動復帰する第
2の磁性体と、この第2の磁性体に設けられた表
示部とを具備することを特徴とする弁開度表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177155U JPH017903Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984177155U JPH017903Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191682U JPS6191682U (ja) | 1986-06-13 |
JPH017903Y2 true JPH017903Y2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=30734726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984177155U Expired JPH017903Y2 (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH017903Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS44467Y1 (ja) * | 1965-04-13 | 1969-01-10 | ||
JPS5712312U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP1984177155U patent/JPH017903Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS44467Y1 (ja) * | 1965-04-13 | 1969-01-10 | ||
JPS5712312U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6191682U (ja) | 1986-06-13 |
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