JPH0161142B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0161142B2
JPH0161142B2 JP5154082A JP5154082A JPH0161142B2 JP H0161142 B2 JPH0161142 B2 JP H0161142B2 JP 5154082 A JP5154082 A JP 5154082A JP 5154082 A JP5154082 A JP 5154082A JP H0161142 B2 JPH0161142 B2 JP H0161142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
stage
erected
string
winch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5154082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58168758A (ja
Inventor
Hiroyuki Araki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP5154082A priority Critical patent/JPS58168758A/ja
Publication of JPS58168758A publication Critical patent/JPS58168758A/ja
Publication of JPH0161142B2 publication Critical patent/JPH0161142B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はツーバイフオー工法における壁体の建
て起し工法に関する。
ツーバイフオー工法とは2インチ×4インチの
断面を有する木材を用いる枠組壁構法のことであ
る。本発明の目的は、壁の表面仕上げ材や窓サツ
シ等をあらかじめ組み込んだ枠組壁体を、隣家と
密接したいかなる狭少地であつても、クレーン等
を用いることなく少人数で建て起すことができる
と共に、壁体に捻れや歪みを生じさせることなく
スムーズに、しかも正確に建て起すことができる
工法の提供にある。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す
ると、ステージ2の端部の所定位置に壁体3を建
て起すにおいて、内面を下にしてステージ2上に
倒伏した壁体3の下端部とステージ2の端部とを
複数の帯体6……で連結し、この倒伏している壁
体3の上端部と対向して、紐体11を巻き掛ける
滑車12を上端部にこの紐体11を巻き上げるウ
インチ13を中程にそれぞれ取り付けた長尺な支
柱14からなる2つ以上の建て起し装置A……の
下端部をそれぞれ壁体3側に回動できるようにス
テージ2上に固定し、それぞれの建て起し装置の
滑車12から垂れ下がつている各紐体11の端部
をステージ2上に倒伏している上記の壁体3の上
端部に連結してウインチ13にて巻き上げるツー
バイフオー工法における壁体の建て起し工法であ
る。
図中1はコンクリート基礎、8は床梁、2はこ
の床梁上に張設した建物の床となるステージであ
る。ツーバイフオー工法では、施工性をよくする
ため、ステージの端部における所定位置に、木材
にてあらかじめ構成された壁体3を建て起して立
設固定する。壁体3は、2インチ×4インチの断
面を有する木材4……で木枠をつくり、この木枠
に表面仕上げ材9や窓枠サツシ(図示せず)等を
あらかじめ組み込んだものである。
ステージ2は建物の床面となるもので、全面に
木板を張設して形成する。図面は床梁上に形成し
た1階のステージのみを示しているが、2階ある
いは3階のステージの立設固定する壁体の建て起
し工法にも本発明が適用できることは云うまでも
ない。
壁体3はステージの端部に立設固定するが、ス
テージの端辺に沿つて正確に建て起す必要があ
る。また、木材にてあらかじめ構成している壁体
は、建て起しの際に捻れたりするとせつかく打つ
た釘等が援んだりする虞れがある。
そこで本発明工法では、内面を下にしてステー
ジ2上に倒伏した壁体3の下端部とステージ2の
端部とを複数の帯体6……で連結する。帯体6…
…はステージの端辺2aに対して直角に向けてス
テージの端部に配置する。各帯体6……間は適当
な間隔をおいている。ステージ上に配置した各帯
体6……の内端部6a……は釘打ちによつてステ
ージ2上に固定する。7……が釘である。ステー
ジ上に倒伏した壁体3の下端部はこのようにステ
ージ端部に配置固定した帯体6……上に載置す
る。しかる後、各帯体6……の外端部6b……を
壁体の下端面3aに釘打ち固定する(第1図参
照)。10……が釘である。壁体の下端面3aと
帯体の外端部6bとを固定する位置は、壁体3を
建て起したとき、壁体3の端部がステージの端辺
2aからやや外方に突出する(第2図、第4図参
照)くらいがよい。帯体外端部6bの固定場所は
壁体の下端面3aに限らない。帯体6……は金属
薄板や合成樹脂板等がよい。
次に、壁体3の建て起し装置Aについて説明す
る。この装置Aは、紐体11を巻き掛ける滑車1
2を上端部にこの紐体を巻き上げるウインチ13
を中程それぞれ取り付けた長尺な支柱14からな
る。支柱14は一方向にのみ回動する必要があ
る。従つて、支柱14はベースプレート15上に
載置し、このベースプレートの前端部と支柱14
の下端前部とを枢着している。16が枢着部であ
る。ベースプレート15は支柱14を載置してい
る部分から後方に長いことが必要である。これ
は、建て起し装置Aをステージ2上に固定し易く
するためと、支え易くするためである。ビス等を
用いてベースプレート15をステージ2上に固定
してもよいが、第5図に示すように、作業者が足
でベースプレート15を踏みつけていても固定す
ることができる。17はウインチの操作杆であ
る。図面ではウインチとしてたて引きの手動ウイ
ンチを示しているが、回転式のウインチであつて
もよい。また、ウインチの他、紐体を引き上げる
機構を有する装置であればよい。このようになる
建て起し装置Aは、倒伏している壁体3の上端部
と対向してステージ上に固定するが、適当な間隔
をおいて少なくとも2つ以上用いることが望まし
い。
第7図は吊り金具5を示したものである。この
吊り金具5は、L字形の基板18の背面に2枚の
腕片19a,19bを突設し、この腕片19a,
19b間にローラー20を軸支すると共に、この
基板の上部に紐体11の連結杆21を設けたもの
である。
このようになる吊り金具5を壁体3の上端部適
所に取り付ける。建て起し装置Aと対向する位置
に取り付けるのである。図面の実施例では、この
吊り金具5を壁体3の上端部から上方に突設した
補助枠22に取る付けている。壁体3の外面に表
面仕上げ材9を装着している場合、このような補
助枠22を用いるとよい。表面仕上げ材等がなけ
れば、吊り金具5は壁体3の上端部に直接取り付
けてもよい。
上記腕片19a,19bの対向間隔は建て起し
装置Aの支柱14が入り込むことができるように
とつている。ローラー20は腕片19a,19b
の先端部から奥に入つた位置に軸支している。従
つて、建て起し装置Aで壁体3を起す際に、支柱
14の前側部が腕片19a,19b間に嵌め込ま
れる(第8図参照)と共に、ローラー20の転動
によつてスムーズにして正確に壁体3が起こされ
る。
図中23は吊り金具5がこの位置より上昇しな
いように規制するストツパーである。
上記の如く本発明工法は、内面を下にしてステ
ージ2の上に倒伏した壁体3の下端部とステージ
2の端部とを複数の帯体6……で連結し、この倒
伏している壁体3の上端部と対向して、紐体11
を巻き掛ける滑車12を上端部にこの紐体11を
巻き上げるウインチ13を中程にそれぞれ取り付
けた長尺な支柱14からなる2つ以上の建て起し
装置A……の下端部をそれぞれ壁体側に回動でき
るようにステージ上に固定し、それぞれの建て起
し装置A……の滑車12から垂れ下がつている各
紐体端部をステージ上に倒伏している上記の壁体
上端部に連結してウインチ13にて巻き上げるこ
とにより、壁体3をステージ端部に建て起すので
ある。
ステージ端部に建て起した壁体3は、第2図に
示す如く、ステージの端辺2aより外方にやや突
出している。そこで第3図に示す如く、各帯体6
……の下部にバールのような工具を差し込みて、
壁体3を内方に引き寄せることにより正しい位置
に立設する。正しい位置に立設した後、壁体3と
ステージとを固定する。
上記の如くなる本発明は次の各効果を奏する。
帯体を用いるから、壁体を所望の位置に正し
く建て起すことができる。
あらかじめ構成した壁体をステージの上に倒
伏してから建て起す工法であるから、全く隣地
との間に隙間のない狭少地であつても壁体を建
て起すことができる。床面積の範囲内のみで壁
体の建て起しができるのである。
簡単な構成の建て起し装置を用いるのみでよ
いから、クレーン車等を出動しての建て起しに
比して安価な工法である。路地奥の現場にはク
レーン車は入らない。このような場所でもこの
工法は有効に用いることができる。
壁体い捻れや歪みを生じさせることなくスム
ーズに少人数で壁体を建て起すことができる。
壁の表面仕上げ材や窓サツシ等をあらかじめ
組み込んだ壁体を建て起すことによつてステー
ジ上に固定する工法であるから、工事が合理化
でき工事日数の短縮が図れる。
建て起しの際、作業員が壁体の下に入らなく
てよいから安全に作業することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図及
び第2図は建て起す壁体の下端部の動きを示す側
面図、第3図は建て起した壁体を正位置に引き寄
せる要領を示す側面図、第4図は壁体を建て起し
た斜視図、第5図は建て起し装置を用いて壁体を
建て起している状態の側面図、第6図は建て起し
装置を用いて壁体を建て起している状態の斜視
図、第7図は吊り金具の斜視図、第8図は支柱が
吊り金具にガイドされている状態の断面図。 2……ステージ、3……壁体、6……帯体、1
1……紐体、12……滑車、13……ウインチ、
14……支柱、A……建て起し装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステージ端部の所定位置に壁体を建て起すに
    おいて、内面を下にしてステージ上に倒伏した壁
    体の下端部とステージの端部とを複数の帯体で連
    結し、この倒伏している壁体の上端部と対向し
    て、紐体を巻き掛ける滑車を上端部にこの紐体を
    巻き上げるウインチを中程にそれぞれ取り付けた
    長尺な支柱からなる2つ以上の建て起し装置の下
    端部をそれぞれ壁体側に回動できるようにステー
    ジ上に固定し、それぞれの建て起し装置の滑車か
    ら垂れ下がつている各紐体端部をステージ上に倒
    伏している上記の壁体上端部に連結してウインチ
    にて巻き上げることを特徴とするツーバイフオー
    工法における壁体の建て起し工法。
JP5154082A 1982-03-29 1982-03-29 ツ−バイフオ−工法における壁体の建て起し工法 Granted JPS58168758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5154082A JPS58168758A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 ツ−バイフオ−工法における壁体の建て起し工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5154082A JPS58168758A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 ツ−バイフオ−工法における壁体の建て起し工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58168758A JPS58168758A (ja) 1983-10-05
JPH0161142B2 true JPH0161142B2 (ja) 1989-12-27

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JP5154082A Granted JPS58168758A (ja) 1982-03-29 1982-03-29 ツ−バイフオ−工法における壁体の建て起し工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6908811B2 (ja) * 2016-10-26 2021-07-28 株式会社高橋監理 ツーバイフォー建物のアンカーガイド工法

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JPS58168758A (ja) 1983-10-05

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