JPH0161043B2 - - Google Patents

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JPH0161043B2
JPH0161043B2 JP21693486A JP21693486A JPH0161043B2 JP H0161043 B2 JPH0161043 B2 JP H0161043B2 JP 21693486 A JP21693486 A JP 21693486A JP 21693486 A JP21693486 A JP 21693486A JP H0161043 B2 JPH0161043 B2 JP H0161043B2
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JP
Japan
Prior art keywords
bone
umbrella
handle
bobbin
tip
Prior art date
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JP21693486A
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English (en)
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JPS6371207A (ja
Inventor
Tomoo Aragai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Ltd
Original Assignee
Nissei Ltd
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Publication date
Application filed by Nissei Ltd filed Critical Nissei Ltd
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Publication of JPH0161043B2 publication Critical patent/JPH0161043B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は傘に係り、特に骨が伸縮自在の構造を
有し、携帯時に超小型になる携帯用傘に関する。
[従来の技術] 従来から携帯用傘としては、各骨がその中間の
結節部で折れる構造になつており、携帯時には各
骨を折畳むとともに、布や樹脂からなるシートも
所定の折目で畳み、更に柄軸を短縮することによ
り携帯するようになつているものが普及してい
る。
携帯用の傘においては、使用時に通常の傘とし
ての機能を有しなければならないことは当然であ
るが、非使用時、即ち携帯時にはできるだけ小型
になることが要望されている。
従つて、更に携帯時の小型化を図るために、前
記のタイプのものの他に、各骨が伸縮自在の構造
を有したものや、その途中で分離されるタイプの
もの等種々の提案がなされている。
また、骨のない、即ち空気を注入することによ
り骨の機能をもたせるような傘の構造も提案され
ているが、何れにしても種々の問題点があり、具
体的に採用されるに至つていないのが現状であ
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来技術における各骨が伸縮自在の
構造を有したものについてみると、使用時から携
帯時に移行するときに、各骨を短縮させるため、
一本づつその骨の先端部を軸方向に押し、同時に
シートを折畳むという非常に面倒な作業を行なわ
なければならず、しかもシートを適切に折畳まな
ければ径が大きくなり、携帯に支障がでるという
問題がある。
また、伸縮自在にすることはよいが、使用時に
おいてシートに風圧がかかつたり、骨の先端に短
縮方向への力が作用したような場合に、骨が短縮
してしまい、使用時の機能に支障をきたすという
問題がある。
そこで、本発明は伸縮自在の骨を有しながら上
記の問題点を解消した傘を提供し、また傘の携帯
時の大きさを一層小型化することを目的として創
作された。
[問題点を解決するための手段] 本願発明は次の二発明からなる。
第一の発明は、骨がテレスコープ形に構成され
ており、その骨の中を貫通して先端の骨と連結さ
れた線材を供給・巻戻しする機構を骨の根元部に
設けたことを特徴とする伸縮自在の骨を有した傘
に係る。
また第二の発明は第一の発明の全部をその主要
部とし、これを拡張するものである。即ち、骨が
テレスコープ形に構成されており、その骨の中を
貫通して先端の骨と連結された線材を供給・巻戻
しする機構を骨の根元部に設けた傘において、傘
の柄と柄軸との結合部に、柄と一体で回転し、各
骨の先端の掛止部が貫通し得る孔を形成した板体
と、柄軸と一体で回転し、各骨の先端の掛止部が
貫通し得る孔を形成した板体とを両板体の孔が重
合できるように同軸状に設けたことを特徴とする
伸縮自在の骨を有した傘に係る。
[作用] 第一の発明の基本的概念は第1図及び第2図に
示される。
第1図において、1は骨であり、テレスコープ
形の構造を有し、その根元部1aはロクロ等(図
示せず)に回動自在に取付けられている。
2は線材の供給・巻戻し機構であり、ロクロに
近接して設けられている。
そして、先端の骨1bには線材3が連結され、
更にその線材3は前記の供給・巻戻し機構2へ接
続されている。
この機構において、骨1が短縮されており、線
材3が供給・巻戻し機構2内に巻回されている状
態から先端の骨1bを矢印()の方向へ引き出
すと、その巻回されている線材3が供給・巻戻し
機構2から供給され、テレスコープ形の骨1は伸
長する。
この伸長した状態は傘を使用する場合の状態で
あり、テレスコープ形の骨1は各部が引き出され
てゆくとともに、線材3は骨1の中を先端の骨1
bに引かれて先端方向へ繰出される。
骨1が完全に伸長した状態においては、線材3
は供給・巻戻し機構2内から殆ど骨1側へ供給さ
れ、骨1の中で伸長した状態になる。
従つて、第2図に示すように、先端の骨1bに
骨1を短縮する方向(矢印(→)の方向)へ力が
かかつた場合に、線材3は撓む傾向を生じること
になるが、線材3の撓みが骨1の内壁により阻止
されるため、線材3が骨1の内部で座屈すること
はない。また、供給・巻戻し機構2と骨1の根元
1aが近接しておりその距離が短いと同部分でも
線材3が座屈する現象は起らず、その結果、骨1
の短縮は妨げられる。
このようなことから、線材3としては座屈に対
して一定の強度を有していることが望ましく、ま
た巻回されるものであることから曲率半径を小さ
くとれるものであることが必要であり、スチール
コードや樹脂製のコードが好適であるといえる。
一方、傘の使用時から携帯時に移行する場合に
は骨1を短縮する必要があるが、このときには供
給・巻戻し機構2により線材3を巻戻すと自動的
に骨は一括して短縮されることになる。
この巻戻し機構としては線材3を巻回するボビ
ンを設けておき、これを柄軸4や石突き部(図示
せず)を回して巻戻すような手段が考えられる。
第1図では柄軸4を回転させて巻戻す手段を概略
的に示した。
このように巻戻し機構2により線材3を巻戻す
こととすると、簡単な操作により各骨1を一括し
て短縮できるため、シート(図示せず)の折畳み
を行なうことが容易になる。
第2の発明は、上記の第1の発明の傘の骨1を
一括して伸長せしめるための装置を付加したもの
であるが、説明の便宜上、次の実施例の項にて説
明することとする。
[実施例] 本発明の実施例を第3図及び第4図を用いて説
明する。
第3図は傘の石突き部分、ロクロ部分及び骨の
構造を断面で示すとともに柄軸との関係を示した
ものである。
ここに、石突き11とロクロ12の間にケース
13が設けられ、該ケース13の中央を柄軸14
が貫通しており、ケース13内には柄軸14と一
体で回転する板体15と柄軸14が貫通している
ボビン16が格納されている。
そして、板体15とボビン16と当接面はラン
ニングフエースラチエツト機構で構成されてお
り、柄軸14の回転による板体15の回転に伴な
い、その一方向の回転についてはボビン16が回
転するが、逆方向の回転についてはボビン16は
回転しないようになつている。即ち、第4図に示
すように、板体15とボビン16の対向面にはそ
れぞれ一方向の回転(実線の矢印方向の回転)に
ついてのみ係合し、逆方向の回転(点線の矢印方
向の回転)については回転力が伝達されないよう
に爪15a,16aが形成されており、前記の作
用が実現される。
ところで、ロクロ12には骨17の根元が回動
自在に取付けられており、且つその骨17は三段
のテレスコープ形になつており伸縮自在の構成を
有している。
そして、三段になつている骨の内、先端の骨1
7aの根元側端面には細いスチールコード18が
連結されており、そのコード18は他の二段の骨
のチユーブ内を貫通して、ケース13の側周面に
穿設されている孔13aを通じてボビン16の巻
取り部16aに接続されている。
従つて、柄軸14を回転させてボビン16を回
転させるとスチールコード18が巻取り部16a
に巻取られ、骨17は短縮することになり、逆に
その状態から各骨17を軸方向に引いて伸長させ
ると巻回状態のボビン16からスチールコード1
8が引出される。この場合、板体15とボビン1
6はランニングフエースラチエツト機構に基づき
カラ回りするため、柄軸14に回転力は及ばな
い。尚、ボビン16とケース13との間には、ボ
ビン16と板体12の当接面に一定のスラスト方
向の圧力を与えておくためにバネを入れておくこ
とが望ましい。
このように、ボビン16は骨17の伸長時にお
けるスチールコード18の供給作用と、柄軸14
の回転力をスチールコード18の引張力に変換
し、骨17を短縮する役割を果たす。
また、骨17の伸長時において、スチールコー
ド18は骨17のチユーブ内で座屈が妨げられる
ため骨17に短縮方向の力が作用したときにも伸
長状態を維持する役割を果たす。
ところで、第3図及び第4図においてはボビン
16の巻取り部16aが単に筒状になつているも
のを示したが、各骨17が一本づつ別々に伸長さ
れてゆくときにはスチールコード18が絡まり、
ボビン16が円滑に回転しなくなるような場合を
生じる。
そこで、第5図及び第6図に示すようにボビン
16における巻取部16aを、各骨17について
の線材18の巻取区間毎に壁板19で分割した構
造にしておくと、そのような事態を回避させるこ
とができる。
本願発明の第二の発明は、上記の巻取り部にお
ける線材の絡まりの問題と密接に関連したもので
ある。
第一の発明のようにテレスコープ形の骨に線材
を供給し、また逆に線材を巻戻しながらその骨を
伸縮させる構造を採用すると、各骨を一括して伸
長させなければ円滑に骨を伸長させることができ
ない。
そこで第二の発明はこの問題点を解消するため
に各骨を一括して引伸ばす手段を提供することを
目的として創作された。
この発明の構成は、第7図及び第8図に示され
るように、傘の柄20と柄軸14との結合部に、
柄20と一体で回転し、各骨17の先端の掛止部
17bが貫通する孔21aを形成した板体21
と、柄軸14と一体で回転し、各骨17の先端の
掛止部17bが貫通する孔22aを形成した板体
22とを両板体の孔が重合できるように同軸状に
設けたものである。
このように構成しておくことにより、柄軸14
及び各骨17が短縮された状態から両者を同時に
伸長せしめることができるとともに、各骨17も
一括して伸長せしめることが可能となる。
即ち、先ず、柄軸14と両板体21,22の各
孔21a,22aの位置を重合させておき、各骨
17の各掛止部17bをその重合した各孔21
a,22aに嵌挿し、柄軸14または柄20を回
転させることにより各骨17を狭持し、柄20を
引くことにより掛止部17bを引掛けて各骨17
を一括して伸長せしめることができ、同時に柄軸
14も伸長せしめることができる。そして、伸長
せしめた段階で柄軸14または柄20を回転させ
ると各骨17は挟持状態から開放され、各骨17
は各孔21a,22aから外されて、骨17及び
シートを使用状態に拡げることができるようにな
る。
従つて、前記の第一の発明と併用することによ
り、使用状態から収納状態への移行、またはその
逆への移行のための操作を極めて円滑に行なうこ
とが可能となる。更に、柄20を中空筒体として
構成しておき、柄軸14及び各骨17が短縮さ
れ、その際に折畳まれたシート23と共に柄20
の中空部に収納できるようにしておくと、使用・
収納が容易になり、収納状態での超小型化を合理
的に実現できるという利点がある。
[発明の効果] 以上のように本願発明は、伸縮自在の骨であり
ながら使用時において外力の作用により骨が短縮
してしまうことを防止でき、傘の使用・収納のた
めの操作が極めて簡単に行なえる傘を実現する。
また、収納状態における超小型化を可能とし、携
帯に非常に便利な傘を提供するものでもある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は第一の発明の基本的概念を
示す図であり、それぞれ傘及び骨の構成を示す。
第3図は実施例に係る傘の要部断面図、第4図は
ランニングフエースラチエツト構造を示すボビン
と板体の斜視図、第5図はボビンの斜視図、第6
図はボビンの断面図、第7図は第二の発明の基本
的構成を示す斜視図、第8図は柄と柄軸との結合
部を示す平面図である。 1……骨、1a……骨の根元部、1b……先端
の骨、2……線材の供給・巻戻し機構、3……線
材、4……柄軸、14……柄軸、17……骨、1
7b……骨の先端の掛止部、21……板体、21
a……孔、22……板体、22a……孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 骨がテレスコープ形に構成されており、その
    骨の中を貫通して先端の骨と連結された線材を供
    給・巻戻しする機構を骨の根元部に設けたことを
    特徴とする伸縮自在の骨を有した傘。 2 線材を供給・巻戻しする機構が、各骨の根元
    を支持するロクロの上部または下部にボビンを設
    け、柄軸と一体で回転する板体と該ボビンとの当
    接面をランニングフエースラチエツト機構で構成
    するとともに、テレスコープ形の各骨の先端ロツ
    ドとボビンの巻取部とを線材で連結したものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の伸縮自在の骨を有
    した傘。 3 ボビンにおける巻取部が、各骨に対する線材
    の巻取区間毎に壁板で分割されたものである特許
    請求の範囲第2項記載の伸縮自在の骨を有した
    傘。 4 骨がテレスコープ形に構成されており、その
    骨の中を貫通して先端の骨と連結された線材を供
    給・巻戻しする機構を骨の根元部に設けた傘にお
    いて、 傘の柄と柄軸との結合部に、柄と一体で回転
    し、各骨の先端の掛止部が貫通し得る孔を形成し
    た板体と、柄軸と一体で回転し、各骨の先端の掛
    止部が貫通し得る孔を形成した板体とを両板体の
    孔が重合できるように同軸状に設けたことを特徴
    とする伸縮自在の骨を有した傘。 5 柄を中空筒体とし、柄軸及び各骨が短縮され
    て折畳まれたシートと共に柄の中に収納されるも
    のである特許請求の範囲第4項記載の伸縮自在の
    骨を有した傘。
JP21693486A 1986-09-13 1986-09-13 伸縮自在の骨を有した傘 Granted JPS6371207A (ja)

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JP21693486A JPS6371207A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 伸縮自在の骨を有した傘

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JP21693486A JPS6371207A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 伸縮自在の骨を有した傘

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JPS6371207A JPS6371207A (ja) 1988-03-31
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JP21693486A Granted JPS6371207A (ja) 1986-09-13 1986-09-13 伸縮自在の骨を有した傘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015068617A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 大喜 内田 伸縮式傘

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202011003388U1 (de) * 2011-03-01 2011-05-26 BRAIN Promotion GmbH & Co. KG, 42651 Taschenschirm mit Griffhülle, Abstützung und dreh-und feststellbarem Hauptgestänge

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WO2015068617A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 大喜 内田 伸縮式傘

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JPS6371207A (ja) 1988-03-31

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