JPH0160299B2 - - Google Patents

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JPH0160299B2
JPH0160299B2 JP877882A JP877882A JPH0160299B2 JP H0160299 B2 JPH0160299 B2 JP H0160299B2 JP 877882 A JP877882 A JP 877882A JP 877882 A JP877882 A JP 877882A JP H0160299 B2 JPH0160299 B2 JP H0160299B2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
rotating drum
annular partition
partition plate
blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP877882A
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English (en)
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JPS57159557A (en
Inventor
Taku Sugimoto
Hiromi Matsui
Osami Okada
Kensho Oota
Mamoru Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Koki KK
Original Assignee
Ebara Koki KK
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Publication date
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、川底等より採掘した土砂を骨材分級
機で水洗選別したとき生じる、砂が混入した混合
水から、沈殿砂を水や泥と分級して採取するため
等に使用するロータリ分級機に関する。
本出願人は、実願昭55−31318号(実開昭56−
151658号)明細書において、脱水状態良好な砂を
得ることができる分級機として、回転ドラムの胴
部の一部を弾性材料により構成すると共に該胴部
内面に砂の掻上羽根(邪魔板)を放射状に設けた
ロータリ分級機について開示したが、本発明は、
上記胴部を極めて合理的に構成したロータリ分級
機を提供することを目的とするものであり、具体
的には、(1)板状体を容易に筒状に成形できるよう
にすること、(2)板状体が損傷したときの板状体の
交換、組立を簡便なものとすること、(3)肉厚の薄
い板状体を使用して胴部を構成しても充分な分級
作用が得られるようにすること、などの目的が達
成できるロータリ分級機を提供するものである。
すなわち本発明は、前記掻上羽根を放射状に配
設した回転ドラム胴部を、複数の弾性材料による
板状体を組み合わせて構成したことを特徴とする
ものである。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
水平に架設された回転ドラム11の一端に、排
水側鏡板12及びこれに連接して第1環状仕切板
13を設けて原水投入シユート14の挿入口を形
成し、他端には排出側鏡板としての第3環状仕切
板15と、これに近接して第2環状仕切板16を
設け、前記第1環状仕切板13側から第3環状仕
切板15を向けて砂を移送するためのらせん羽根
(スクリユーリボン)17を回転ドラム11の内
面に突設し、第2環状仕切板16と第3環状仕切
板15との間に、透水性材料で構成された第1掻
上羽根18をらせん羽根17の内側に放射状に配
設すると共に第1掻上羽根18により天井部まで
移送されたのち落下する沈殿砂を受けて第2掻上
羽根22上部へ排出するための一次側排出シユー
ト19を配設してある。なお、第3環状仕切板1
5の開口部の内径は第1環状仕切板13の開口部
の内径よりも小さくしてある。
さらに、前記第3環状仕切板15と連接して回
転ドラム11の一部を形成する弾性リング20を
備え、該弾性リング20の両端部を第3環状仕切
板15及び第4環状仕切板21に連結し、弾性リ
ング20の内周に放射状に第2掻上羽根22を突
設すると共に第3環状仕切板15と第4環状仕切
板21とにより形成される空間A内に、第2掻上
羽根22により天井部まで移送されたのち落下す
る沈殿砂を受けて回転ドラム11外に排出するた
めの二次側排出シユート23が、第4環状仕切板
21の開口部を貫通して配備してある。
一方、前記弾性リング20の直上部及び直下部
には弾性リング20に繰返し衝撃を与えるための
振動装置24,24′がそれぞれ配設されている。
なお、振動装置24,24′は発振機24aから
の振動をロール24bを介して弾性リング20に
伝える構造となつており、ロール24bは回転ド
ラム11の回転に従動して回転するようになつて
いる。
また、回転ドラム11内の、第1環状仕切板1
3近辺の底部には傾斜板沈降装置25が、原水投
入シユート14の先端開口部近辺の第1環状仕切
板13側に整流板26がそれぞれ配設され、前記
一次側排出シユート19には沈殿砂を洗浄するた
めの洗浄水散水管27が配設されている。
なお、前記空間A内には、第6図に示すように
第2掻上羽根22により掻き上げられた沈殿砂が
その掻上げ途中にドラム底部に落下するのを防止
するためのガードプレート28が配設されてい
る。第1図〜第6図中27′は給水管、29は原
水投入口、30は架台、31は排出シユート、3
2は排出口、33はタイヤ、34は支持ロール、
35は軸受、36はチエン、37は駆動装置、3
8は梯子、39は吊架台、40は鎖車、41は支
持具、42は架台、43は支片である。
次に、前記弾性リング20の構成要領について
第6図乃至第9図を参照して説明すると、断面が
円弧状(半リング状)で、両端部をこの円の中心
側に折り曲げた弾性材料からなる2枚の板状体2
0a,20bが、鋼板製で断面がリング状の枠板
51bを介して結合され、全体としてリング状に
形成されている。なお、この枠板51bは、その
一部が山形鋼51b′になつている。
すなわち、回転ドラム11の中心側から外側に
向かつて順に前記枠板51b、ゴム板製で半リン
グ状に彎曲せしめたパツキン52b,52b′、前
記板状体20a,20b、鋼板製で半リング状の
押え板53b,53b′、鋼板製で直線状の押え板
54b,54b′が複数のボルト・ナツト55によ
り締結されている。
これら枠板51b等は第7図に示すように前記
第4環状仕切板21側に設けられたものである
が、第3環状仕切板15側にも、同様に枠板51
a,パツキン52a、押え板53a,53a′等が
設けられている。
本発明においては次のような種々の実施態様を
採用することができる。すなわち、傾斜板沈降装
置25よりも第1環状仕切板13側に降流板を水
中に浸漬配備したり、原水投入シユート14の先
端開口部近辺から第3環状仕切板15までの空間
Bを2枚以上の環状仕切板で区画すると共にこれ
ら複数の区画室内のそれぞれに第1掻上羽根1
8、一次側排出シユート19及び洗浄水散水管2
7と類似の部材を配設したり、前記空間Aを1枚
又は2枚以上の環状仕切板で区画すると共にこれ
ら複数の区画室内のそれぞれに第2掻上羽根2
2、二次側排出シユート23及び振動装置24,
24′と同様の部材を配設したり、さらには振動
装置24の代わりに槌打装置又は押圧部材を配設
したり、さらに振動装置24′の代わりに槌打装
置を配設することもできる。
また、二次側排出シユート23に洗浄水散水管
を配設したり、第2掻上羽根22を透水性材料で
構成したり、前記空間A又はB内の下方に洗浄水
散水管を配設することもできる。
さらに、一次側排出シユート19、二次側排出
シユート23の代わりにベルトコンベヤ等の排出
コンベヤを使用することもできる。
しかして、原水は原水投入口29に供給され、
原水投入シユート14を経て回転ドラム11内に
供給される。沈殿砂は、らせん羽根17により第
1掻上羽根18まで移送され、次いで第1掻上羽
根18により天井部に移送されたのち一次側排出
シユート19に落下し、前記空間A内に供給され
る。第2掻上羽根22,22間に堆積する沈殿砂
は弾性リング20の底部下方から繰返し衝撃を受
け、砂に付着している不純物を離脱しながらしま
り状態となる。
この場合、沈殿砂は一次側排出シユート19に
おいて洗浄水散水管27からの洗浄水により洗浄
されたのち、空間Aには沈殿砂と洗浄水が一緒に
なつて流入するが、上記のようにして沈殿砂は効
果的に脱水処理され、空間Aにおいては洗浄水層
(上層)と脱水砂層(下層)への層分離が行なわ
れる。この洗浄水層の層高は前記空間Bの水位よ
りも高いため洗浄水層内の水は空間B内に流入
し、空間A内の沈殿砂が洗浄される。
前記しまり状態となつた沈殿砂は第2掻上羽根
22により天井部まで移送される。この沈殿砂は
第2掻上羽根22,22間でしつかり保持されて
にるので通常は天井部へ来ても落下しないが、こ
こで振動装置24により弾性リング20を介して
与えられる繰返し衝撃により効果的な落下作用を
受け、二次側排出シユート23内に落下したのち
回転ドラム11外に排出される。
この場合、上記繰返し衝撃は弾性リング20の
回転に従動して回転する前記ロール24bから伝
えられるが、板状体20a,20bはそれらの端
部が回転ドラム11の中心側に折り曲げてあり、
弾性リング20には凸部がないため、上記衝撃付
与作用は極めて円滑に行なわれる。
以上述べたように本発明のロータリ分級機は、
回転ドラムの胴部を、複数の弾性材料によりなる
板状体であつてその端部を回転ドラム中心側に彎
曲せしめて締結して構成すると共に、この胴部に
固形物粒子の掻上羽根を放射状に設けたものであ
り、本発明によれば分級機の製作、歩守管理が簡
便で安価に行なえると共に、前記弾性材料からな
る胴部に繰返し衝撃部材を配備すれば分級度、洗
浄度及び脱水度の良好な砂を容易に且つ安定的に
得ることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図はその右側面図、第3図はその左側面
図、第4図は正面断面図、第5図は第4図−
線による断面図、第6図は第4図−線による
断面図、第7図は第4図弾性リングまわりの拡大
図、第8図は第1図弾性リングまわりの拡大図、
第9図は第8図−線による断面図である。 11……回転ドラム、12……排水側鏡板、1
3……第1環状仕切板、14……原水投入シユー
ト、15……第3環状仕切板、16……第2環状
仕切板、17……らせん羽根、18……第1掻上
羽根、19……一次側排出シユート、20……弾
性リング、20a,20b……板状体、21……
第4環状仕切板、22……第2掻上羽根、23…
…二次側排出シユート、24,24′……振動装
置、51a,51b……枠板、52a,52b,
52b′……パツキン、53a,53a′,53b,
53b′,54b,54b′……押え板、55……ボ
ルト・ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転ドラム内で固形物粒子を分級するロータ
    リ分級機において、両端部が中央部に対し同じ側
    に彎曲した弾性材料からなる複数の板状体を、前
    記彎曲部同士を硬質材料を介して締結部材により
    締結して前記回転ドラムの胴部を構成すると共
    に、該胴部の内面に固形物粒子の掻上羽根を放射
    状に配備したことを特徴とするロータリ分級機。 2 前記弾性材料からなる回転ドラムの胴部が、
    その頂部及び底部に、該胴部に繰返し衝撃を与え
    る衝撃部材を配備されたものである特許請求の範
    囲第1項記載のロータリ分級機。
JP877882A 1982-01-25 1982-01-25 Rotary classifier Granted JPS57159557A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5963192U (ja) * 1982-10-21 1984-04-25 田中 三男 伸縮扉
US6453505B1 (en) 1997-04-28 2002-09-24 Asmo Co., Ltd. Windshield wiper for automobile
DE50011626D1 (de) * 1999-06-26 2005-12-22 Bosch Gmbh Robert Scheibenwischer

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