JPH0159043B2 - - Google Patents
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- JPH0159043B2 JPH0159043B2 JP57218138A JP21813882A JPH0159043B2 JP H0159043 B2 JPH0159043 B2 JP H0159043B2 JP 57218138 A JP57218138 A JP 57218138A JP 21813882 A JP21813882 A JP 21813882A JP H0159043 B2 JPH0159043 B2 JP H0159043B2
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- JP
- Japan
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- rolling
- lubricating oil
- temperature
- oil emulsion
- width direction
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000839 emulsion Substances 0.000 claims description 24
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 22
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/44—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using heating, lubricating or water-spray cooling of the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0239—Lubricating
- B21B45/0245—Lubricating devices
- B21B45/0248—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0251—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属ストリツプの圧延における圧延材
の幅方向の温度調整方法に関し、特に圧延潤滑油
エマルジヨンを循環使用するストリツプ圧延にお
ける、ロール入側または出側の圧延材上に形成さ
れる上記圧延潤滑油エマルジヨンの液溜の分布を
調整することによつて、金属ストリツプの幅方向
の温度分布を制御する方法についての提案を目的
とする。
の幅方向の温度調整方法に関し、特に圧延潤滑油
エマルジヨンを循環使用するストリツプ圧延にお
ける、ロール入側または出側の圧延材上に形成さ
れる上記圧延潤滑油エマルジヨンの液溜の分布を
調整することによつて、金属ストリツプの幅方向
の温度分布を制御する方法についての提案を目的
とする。
従来から、金属ストリツプ圧延に際し、潤滑お
よびロールの冷却を目的として、圧延潤滑油の水
エマルジヨンがワークロールに供給され、潤滑、
冷却の目的を果した後の使用済みの圧延潤滑エマ
ルジヨンは、金属ストリツプの両側端から圧延機
外に排出され、集められて循環使用されている。
よびロールの冷却を目的として、圧延潤滑油の水
エマルジヨンがワークロールに供給され、潤滑、
冷却の目的を果した後の使用済みの圧延潤滑エマ
ルジヨンは、金属ストリツプの両側端から圧延機
外に排出され、集められて循環使用されている。
この場合、金属ストリツプの幅方向の温度分布
は一様でなく、中央部と両端部では温度差が生じ
るのが通例である。このような温度差は、珪素鋼
板にあつては電磁特性に悪影響があり、また薄板
の場合には後続圧延の際にしわ発生の原因となる
などの問題がある。従つてこの金属ストリツプの
幅方向の温度分布を調整するために、従来からロ
ール出側上方の幅方向に設置した多数のエアーノ
ズルから、ストリツプ冷却のために吹付けるゾー
ンコントロール方式の噴射気体流量を調整して、
幅方向の温度差を管理範囲内におさめるような方
法が一般に採用されている。しかしこの種の従来
方法ではその効果は充分でなく、この幅方向の温
度調整に一層効果的な手段の提案が望まれている
現状である。
は一様でなく、中央部と両端部では温度差が生じ
るのが通例である。このような温度差は、珪素鋼
板にあつては電磁特性に悪影響があり、また薄板
の場合には後続圧延の際にしわ発生の原因となる
などの問題がある。従つてこの金属ストリツプの
幅方向の温度分布を調整するために、従来からロ
ール出側上方の幅方向に設置した多数のエアーノ
ズルから、ストリツプ冷却のために吹付けるゾー
ンコントロール方式の噴射気体流量を調整して、
幅方向の温度差を管理範囲内におさめるような方
法が一般に採用されている。しかしこの種の従来
方法ではその効果は充分でなく、この幅方向の温
度調整に一層効果的な手段の提案が望まれている
現状である。
本発明は上記要望にこたえ、従来方法にまさる
金属ストリツプの幅方向の温度差を少なくする管
理方法の提供を目的とするものであつて、圧延潤
滑油エマルジヨンを循環使用する金属ストリツプ
の圧延において、ロールの入側または出側の金属
ストリツプ上に形成される上記圧延潤滑油エマル
ジヨンの液溜によるストリツプ温度分布の調整方
法を提供することによつて、上記目的を達成する
に至つたのである。
金属ストリツプの幅方向の温度差を少なくする管
理方法の提供を目的とするものであつて、圧延潤
滑油エマルジヨンを循環使用する金属ストリツプ
の圧延において、ロールの入側または出側の金属
ストリツプ上に形成される上記圧延潤滑油エマル
ジヨンの液溜によるストリツプ温度分布の調整方
法を提供することによつて、上記目的を達成する
に至つたのである。
一般に圧延油には潤滑油を水エマルジヨンとし
たものを使用し、この潤滑油のエマルジヨンはロ
ールと圧延材との潤滑剤であると共に、ロールの
冷却を目的として使用される。そして、この圧延
潤滑油エマルジヨンの使用に当つては、ロールの
冷却については充分な考慮がなされているが、圧
延材の冷却については殆んど考慮されていなかつ
た。本発明者らは、この圧延潤滑油エマルジヨン
が圧延材の温度におよぼす影響に着目し、種々研
究・実験を積んだ結果、圧延材の冷却はストリツ
プ上に形成される圧延潤滑油エマルジヨンの液溜
によつて支配されていることを見出した。
たものを使用し、この潤滑油のエマルジヨンはロ
ールと圧延材との潤滑剤であると共に、ロールの
冷却を目的として使用される。そして、この圧延
潤滑油エマルジヨンの使用に当つては、ロールの
冷却については充分な考慮がなされているが、圧
延材の冷却については殆んど考慮されていなかつ
た。本発明者らは、この圧延潤滑油エマルジヨン
が圧延材の温度におよぼす影響に着目し、種々研
究・実験を積んだ結果、圧延材の冷却はストリツ
プ上に形成される圧延潤滑油エマルジヨンの液溜
によつて支配されていることを見出した。
本発明はこの知見に基づくものであつて、ロー
ルの入側または出側のストリツプ上に形成される
上記圧延潤滑油エマルジヨンの液溜に対し、スト
リツプ幅をほぼ３等分する両端部と中央部に対応
し、その上方にそれぞれノズルからの噴射気体流
量の調節可能なヘツダーを設け、これを使い分け
ることによつて、ストリツプの幅方向の温度分布
に対応して、高温部に液溜が形成されるように気
体ジエツトを吹きつける。すなわち、ストリツプ
の中央部が高温の場合は、両端部のヘツダーが噴
射され、ストリツプの両端部の圧延潤滑油エマル
ジヨン膜の圧延方向への流れを阻止して、圧延潤
滑油エマルジヨンの液溜が中央部へ集められるよ
うにし、中央部のみに液溜が形成されてストリツ
プが冷却されて端部温度に近付き、幅方向の温度
分布は平均化される。逆にストリツプの両端部の
温度が高い場合は、中央のヘツダーを作動させ
て、ストリツプ上の中央部の液溜の流れを阻止し
て、その区域の圧延潤滑油エマルジヨンは両端部
へ流されるようにし、両端部の温度を低下させて
幅方向の温度分布を平均化して、ストリツプ幅方
向の温度調整の目的を達成する。
ルの入側または出側のストリツプ上に形成される
上記圧延潤滑油エマルジヨンの液溜に対し、スト
リツプ幅をほぼ３等分する両端部と中央部に対応
し、その上方にそれぞれノズルからの噴射気体流
量の調節可能なヘツダーを設け、これを使い分け
ることによつて、ストリツプの幅方向の温度分布
に対応して、高温部に液溜が形成されるように気
体ジエツトを吹きつける。すなわち、ストリツプ
の中央部が高温の場合は、両端部のヘツダーが噴
射され、ストリツプの両端部の圧延潤滑油エマル
ジヨン膜の圧延方向への流れを阻止して、圧延潤
滑油エマルジヨンの液溜が中央部へ集められるよ
うにし、中央部のみに液溜が形成されてストリツ
プが冷却されて端部温度に近付き、幅方向の温度
分布は平均化される。逆にストリツプの両端部の
温度が高い場合は、中央のヘツダーを作動させ
て、ストリツプ上の中央部の液溜の流れを阻止し
て、その区域の圧延潤滑油エマルジヨンは両端部
へ流されるようにし、両端部の温度を低下させて
幅方向の温度分布を平均化して、ストリツプ幅方
向の温度調整の目的を達成する。
次に本発明方法の実施態様の具体例を図面につ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本発明の構成を示す図面で、ワークロ
ールａに噴射供給された圧延潤滑油エマルジヨン
が、ロール出側の圧延材ｂ上に液溜ｃを形成して
いる状態を示す説明図である。ｇは制御装置で、
非接触式温度計ｆで検出したストリツプの温度は
制御装置ｇに入力し、高温度を示す中央部または
端部に対応するヘツダーｄまたはｅに作動指令を
出す。作動指令を受けたヘツダーは圧縮空気をス
トリツプ表面上に射出して、その部分の液溜の流
れを阻止して、他の部分へ押しやるようにして、
必要な液溜形状を形成させる。なおヘツダーは圧
延材の幅寸法の変化に対応して、幅方向に移動可
能とする。
ールａに噴射供給された圧延潤滑油エマルジヨン
が、ロール出側の圧延材ｂ上に液溜ｃを形成して
いる状態を示す説明図である。ｇは制御装置で、
非接触式温度計ｆで検出したストリツプの温度は
制御装置ｇに入力し、高温度を示す中央部または
端部に対応するヘツダーｄまたはｅに作動指令を
出す。作動指令を受けたヘツダーは圧縮空気をス
トリツプ表面上に射出して、その部分の液溜の流
れを阻止して、他の部分へ押しやるようにして、
必要な液溜形状を形成させる。なおヘツダーは圧
延材の幅寸法の変化に対応して、幅方向に移動可
能とする。
次に第２図および第３図に従つて温度調整方法
を説明する。
を説明する。
温度計ｆによつて、幅方向の温度分布を測定
し、中央部の温度fcが高い場合は、制御装置ｇか
らの指令によつて、第２図に示すように端部用ヘ
ツダーｅ，e′が作動し、圧延潤滑油エマルジヨン
の液溜ｃを中央部に集中するようにする。逆に端
部の温度fe，fe′が高い場合は、第３図に示すよ
うに中央部用ヘツダーｄを駆動して圧延潤滑油エ
マルジヨンの液溜ｃを端部に集中させるようにし
て、高温の端部を冷却する。
し、中央部の温度fcが高い場合は、制御装置ｇか
らの指令によつて、第２図に示すように端部用ヘ
ツダーｅ，e′が作動し、圧延潤滑油エマルジヨン
の液溜ｃを中央部に集中するようにする。逆に端
部の温度fe，fe′が高い場合は、第３図に示すよ
うに中央部用ヘツダーｄを駆動して圧延潤滑油エ
マルジヨンの液溜ｃを端部に集中させるようにし
て、高温の端部を冷却する。
なお、以上の説明は圧延出側の場合であるが、
本発明方法は圧延入側においても同様にして可能
である。
本発明方法は圧延入側においても同様にして可能
である。
次に本発明方法の実施例について説明する。ロ
ール出力側のストリツプの温度が200〜300℃であ
つた。鉱物油10％、水90％の圧延潤滑油エマルジ
ヨンを循環使用した。エアーヘツダーから噴射す
る空気は約５Kg／cm2以内で、第２図のように中央
部が高温であつた場合に本発明の方法を適用した
結果は次の通りであつた。
ール出力側のストリツプの温度が200〜300℃であ
つた。鉱物油10％、水90％の圧延潤滑油エマルジ
ヨンを循環使用した。エアーヘツダーから噴射す
る空気は約５Kg／cm2以内で、第２図のように中央
部が高温であつた場合に本発明の方法を適用した
結果は次の通りであつた。
従来の、圧延潤滑油エマルジヨンの液溜につい
て全然考慮しない、エアーノズルでの空気冷却の
方法によるストリツプ幅方向の温度分布の管理で
は、中央部と両端部との温度差が50〜70℃であつ
たものが、本発明方法では10℃以内にまで改善さ
れると云う効果が得られた。
て全然考慮しない、エアーノズルでの空気冷却の
方法によるストリツプ幅方向の温度分布の管理で
は、中央部と両端部との温度差が50〜70℃であつ
たものが、本発明方法では10℃以内にまで改善さ
れると云う効果が得られた。
以上説明したように、本発明は圧延潤滑油エマ
ルジヨンを循環使用する圧延においては、必然的
にロール入側および出側に発生する液溜の形状を
変えるだけで、圧延板の幅方向の温度分布を極め
て有効に調整可能な方法を提供するものであつ
て、設備費・経費ともに僅少で、しかも従来方法
に比して飛躍的な効果を示すものである。
ルジヨンを循環使用する圧延においては、必然的
にロール入側および出側に発生する液溜の形状を
変えるだけで、圧延板の幅方向の温度分布を極め
て有効に調整可能な方法を提供するものであつ
て、設備費・経費ともに僅少で、しかも従来方法
に比して飛躍的な効果を示すものである。
第１図は本発明方法の構成を示す説明図、第２
図は中央部が高温な場合の本発明方法の適用例を
示す説明図、第３図は端部の温度が高い場合の適
用例を示す説明図面である。 ａ……ワークロール、ｂ……ストリツプ圧延
材、ｃ……圧延潤滑油エマルジヨン液溜、ｄ……
中央部ヘツダー、ｅ，e′……端部ヘツダー、ｆ…
…温度計、ｇ……制御装置。
図は中央部が高温な場合の本発明方法の適用例を
示す説明図、第３図は端部の温度が高い場合の適
用例を示す説明図面である。 ａ……ワークロール、ｂ……ストリツプ圧延
材、ｃ……圧延潤滑油エマルジヨン液溜、ｄ……
中央部ヘツダー、ｅ，e′……端部ヘツダー、ｆ…
…温度計、ｇ……制御装置。
Claims (1)
- １ 圧延潤滑油エマルジヨンを循環使用する金属
ストリツプの圧延において、ロールの入側または
出側の金属ストリツプ上に形成される上記圧延潤
滑油エマルジヨンの液溜に対し、上記金属ストリ
ツプの両端部および中央部にそれぞれ別個に配設
した気体吹付け量調整の可能なヘツダーを介して
板幅方向における気体吹付け量の調整により前記
金属ストリツプ上に形成されている前記圧延潤滑
油エマルジヨンの液溜分布を調整することを特徴
とする金属ストリツプ圧延における圧延材の幅方
向の温度調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57218138A JPS59107714A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 金属ストリツプ圧延における圧延材の幅方向温度調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57218138A JPS59107714A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 金属ストリツプ圧延における圧延材の幅方向温度調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107714A JPS59107714A (ja) | 1984-06-22 |
| JPH0159043B2 true JPH0159043B2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=16715228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57218138A Granted JPS59107714A (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 金属ストリツプ圧延における圧延材の幅方向温度調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107714A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5723727B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-05-27 | 株式会社日立製作所 | 圧延機の制御装置および圧延機の制御方法 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP57218138A patent/JPS59107714A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107714A (ja) | 1984-06-22 |
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