JPH0158529B2 - - Google Patents

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JPH0158529B2
JPH0158529B2 JP56196240A JP19624081A JPH0158529B2 JP H0158529 B2 JPH0158529 B2 JP H0158529B2 JP 56196240 A JP56196240 A JP 56196240A JP 19624081 A JP19624081 A JP 19624081A JP H0158529 B2 JPH0158529 B2 JP H0158529B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/018Input/output arrangements for oriental characters

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は日本語文に適した文字入力装置に関
し、特に各種の日本語文入力方式を複合化した文
字入力装置に関する。 従来から存在する代表的な日本語文入力方式と
して次の4つを挙げることができる。 (イ) 全文字配列ペンタツチタブレツト方式(以下
ペンタツチ方式という) (ロ) 全文字配列多数シフトフルキーボード方式
(以下漢テレ方式という) (ハ) 仮名漢字変換方式 (ニ) 連想コード直接入力方式 これらの各入力方式には周知のように夫々一長
一短があり、入力方式として望ましい条件のすべ
てを一方式で満足させることはできない。従つ
て、上記4方式のうちでどれが最も秀れているか
の定説はなく、使用目的やオペレータの性質(プ
ロであるか素人であるか等)などに応じて上記4
方式を夫々使い分けていくのがより好ましいとさ
れている。 上述のような事情を反映して、現在市販されて
いるワードプロセツサ、オフイスコンピユータ、
パーソナルコンピユータ等日本語文入力機能を具
備する各種機器の入力装置には、上述の4方式の
いずれか1方式だけが任意に採用されているのが
実状である。そのため次のような問題が生じてい
る。 (1) その装置の入力方式を得意とするオペレータ
を選ばなければならない。あるいはその逆に、
そのオペレータの得意とする入力方式に装置を
改変しなければならない。 (2) 製造段階では、1つの機器に対応して幾種類
かの異なる入力方式による入力装置を準備しな
ければならず、そのため各入力方式に対応する
入力装置のロツトサイズが小さくなり、その分
コストダウンが困難となる。 (3) 素人向きの入力方式(例えばペンタツチ方
式)を採用すると、その機器はプロ用には不向
きとなり、反対に、プロ向きの入力方式(例え
ば連想コード直接入力方式)を採用するとその
機器は素人には不向きとなり、販売対象が限界
づけられてしまう。 (4) 「タツチメソツド」と「サイトメソツド」は
入力方式の2大方向であり、英文タイプライタ
のようにそのどちらにも向いているのが好まし
いが、上述の4方式はいずれも「タツチメソツ
ド」または「サイトメソツド」のどちらかであ
り、両方を兼ねることはできない。従つて、上
記4方式はいずれもそれ単独では日本語文の普
遍的な入力装置たり得ていない。 この発明の目的は、異なる複数の日本語文入力
方式を選択的に採用し得る単一の文字入力装置を
提供し、上述の問題を一挙に解決することにあ
る。この目的の達成のために、本発明では、ま
ず、漢テレ方式のためのフルキーボード部(全文
字配列文字キー群)とペンタツチ方式のための全
文字配列タブレツト式キーボード部とを重合的に
構成することにより文字配列を共通化し、かつ漢
テレ方式における多数シフトキー部と仮名漢字変
換方式あるいは連想コード方式におけるキー群の
一部とを重合的に構成して共通使用可能とした重
合型文字盤(フルマルチキーボード)が提示され
る。そして更に、各入力方式によつて著しく異な
るキー入力操作それ自体に応じてその都度の入力
モード(入力方式)を自動的に判定し、その都度
の入力モードに応じた文字コードを文字盤におけ
るキー操作に応じて出力し得るようにした入力モ
ード自動判定型の文字入力装置が提示される。す
なわち、この発明に係る文字入力装置は、指先で
操作するのに適した大きさのキーを複数具える第
1のセクシヨンと、前記第1のセクシヨンのキー
よりも小さい多数のキーを配列した第2のセクシ
ヨンとを含む文字盤を具備しており、前記第2の
セクシヨンは前記キーを所定数毎に区分した複数
の区画を含み、前記第1のセクシヨンは前記第2
のセクシヨンの前記1区画内のキー数に対応する
数の前記キーから成る所定のキーグループエリア
を含んでいる。更に、前記各セクシヨンにおける
前記キーの操作を検出するキー操作検出手段と、
操作キー検出出力にもとづき、前記第1のセクシ
ヨンのキーだけを使用して文字入力を行なう第1
モード、前記第2のセクシヨンのキーだけを使用
して文字入力を行なう第2モード、前記第2のセ
クシヨンの前記各区画毎のキー集合と前記第1の
セクシヨンの前記キーグループエリア内の各キー
との組合せにより文字入力を行なう第3モード、
のうちいずれのモードで入力が行なわれたかを判
定する入力モード判定手段と、判定されたモード
と前記操作キー検出出力とにもとづき入力された
文字を示すコード信号を発生する文字コード発生
手段とを具備している。上記第1のセクシヨンと
はタツチメソツド入力に適したキーボードセクシ
ヨンであり、第2のセクシヨンとはサイトメソツ
ド入力に適したキーボードセクシヨン(ペンタツ
チ入力用タブレツト文字盤)である。上記第1モ
ードとは仮名漢字変換方式あるいは連想コード直
接入力方式によつてタツチメソツドセクシヨンの
みを使用して文字入力を行なう入力方式に相当す
る。上記第2モードとは「ペンタツチ方式」に相
当し、上記第3モードとは「漢テレ方式」に相当
する。 以下添付図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明しよう。 まず第1図を参照して文字盤の配列につき説明
する。文字盤は大別して1点鎖線で囲んだ2つの
セクシヨンすなわちタツチメソツドセクシヨン1
とサイトメソツドセクシヨン2とから成る。タツ
チメソツドセクシヨン1は通常の英文タイプライ
タキーボードあるいは仮名タイプライタキーボー
ドあるいは仮名漢字変換入力用キーボード等と類
似のキー配列のプツシユ式キーボードであり、通
常30乃至40前後のキーがタツチメソツドに適した
配列で並んでいる。図の例ではセクシヨン1では
横10列たて3段で合計30キーが配列され、更にバ
ーキーが設けられている。サイトメソツドセクシ
ヨン2はタツチメソツドセクシヨン1の右側から
上側を囲むようにして設定されている。このサイ
トメソツドセクシヨン2では、個々の文字に対応
するキースイツチがペンタツチ操作可能な状態で
多数配列されている。いわば、サイトメソツドセ
クシヨン2は、周知のペンタツチ式入力装置の文
字盤と同様のものであり、セクシヨン1のキート
ツプの大きさよりもセクシヨン2のキートツプの
方が小さく、セクシヨン1の1キーは指で操作す
るのに適しており、2の1キーはペン先で操作す
るのに適している。1つの文字選択キースイツチ
部分に関してサイトメソツドセクシヨン2の断面
を概略的に示せば第2図のようである。セクシヨ
ン2の上面は1枚の文字盤シート2aに蓋われて
おり、このシート2aに関連して所定の文字を表
示した文字表示部(文字選択キー部)2bが設け
られている。文字表示部2bの下方にプツシユ式
(もしくは感圧式もしくは接触感知式)スイツチ
2cが設けられており、表示部2bの箇所をペン
先または指先等で押し下げると該スイツチ2cが
オンし、離すとオフするようになつている。プツ
シユ式スイツチ2cの機構は如何なるものでもよ
く、例えば導電ゴムシートとプリント配線とを組
合せたもの等を用いるとよい。このような文字表
示部2bとプツシユ式スイツチ2cとの組合せが
選択可能な文字数だけセクシヨン2に設けられて
いる。 サイトメソツドセクシヨン2で選択可能な文字
数を例えば1500とすると、1500個の文字選択キー
(文字表示部2b)がセクシヨン2に配列されて
おり、その各々の文字選択キー(文字表示部2
b)に対応して上述のようなプツシユ式スイツチ
2cが設けられている。一例として、セクシヨン
2における各文字表示は約4mm角の大きさであ
り、約5mmピツチで並んでいる。また、通常、セ
クシヨン2の各文字選択キー2bは物理的に分離
されていず1シート状になつているが、これに限
定されるわけではない。 上述から明らかなように、サイトメソツドセク
シヨン2を使用することによりペンタツチ方式に
よる入力が可能である。しかし、このセクシヨン
2は、ペンタツチ方式に限らず漢テレ方式による
入力のためのフルキーボード部としても使用可能
である。ペンタツチ方式のために表示されている
文字がそのまま漢テレ方式によつて選択可能な文
字を表わしている。第1図に示すように、セクシ
ヨン2のシート面は複数区画(この例では100)
MK1〜MK100に区切られており、各区画が
漢テレ方式のためのフルキーに相当する。この区
画MK1〜MK100は概念的にかつシート面上
で目に見えるように線引きされて区分られている
だけであり、物理的に分離されているわけでな
く、また、それ専用のスイツチが設けられている
わけでもない。勿論、それ専用のスイツチを設け
ることも可能である。 1つの区画MK1における文字表示部(文字選
択キー部)の配列の一例を第3図aに示す。同図
に示すように、各区画MK1〜MK100には5
列3段で合計15個の文字表示(キー)が夫々配列
されている。第2図を参照して前述した通り、こ
れらの文字表示の各々に対応してプツシユ式スイ
ツチ2cが夫々設けられている。区画数は合計
100なので、文字表示の数(セクシヨン2で選択
可能な文字数)は合計1500である。1500個の各文
字を絶対番地式にコード番号付けしたものをPK
1乃至PK1500で示す。これらのコード番号
のうち任意の1つをPKnで示す。第3図aにお
いて、区画MK1で選択可能な15個の文字には
PK1乃至PK15のコード番号が夫々割当てられ
ている。 セクシヨン2における各文字に対応する絶対番
地式のコード番号PKnはペンタツチ入力方式の
ときに有効である。漢テレ方式の場合は、1区画
(1フルキー)内の15個の文字の相対番地が問題
にされる。周知のように、漢テレ方式ではこの相
対番地を選択するために多数シフトキーが用いら
れる。この文字盤を漢テレ方式で利用する場合、
多数シフトキーとして、タツチメソツドセクシヨ
ン1におけるキー群の一部分、この例では左半分
の15個のキーから成るキーグループETKを使用
する。サイトメソツドセクシヨン2における各区
画MK1〜MK100の任意の1つをMKnで示
し、そこにおける各文字の相対番地1乃至15を示
せば、第3図bのようである。5列3段に並んだ
キーグループETKの各キーは各区画MKnの相対
番地1乃至15に相似的に対応している。 第1図に示す文字盤を用いて「ペンタツチ方
式」で入力を行なう場合は、前述の通りサイトメ
ソツドセクシヨン2のみを使用する。サイトメソ
ツドセクシヨン2に配列された文字表示のうち所
望の文字に対応するものを選び、ペン先で押圧す
る。この場合、区画MKnは無関係であり、選択
された文字の絶対番地コードPKnだけが問題に
される。 「漢テレ方式」で入力を行なう場合は、サイト
メソツドセクシヨン2において所望の文字が配列
されている1区画MKnを右手指で押圧する。こ
の区画選択押圧は、その区画MKn内のいずれか
の文字表示に対応するスイツチ(第2図の2c)
がオンすることによつて検知される。同時にタツ
チメソツドセクシヨン1のキーグループETKに
おいて前記選択押圧した区画MKn内の所望文字
の相対番地に対応する1キーを押圧する。キーグ
ループETKの15個の各キーにETK1乃至ETK1
5なるコード番号を割当て、そのうちの任意の1
つをETKnで示す。キーグループETKにおいて
押圧されたキーのコード番号ETKnとサイトメソ
ツドセクシヨン2で選択押圧された区画のコード
番号MKnとによつて、1つの文字が特定される。 サイトメソツドセクシヨン2における押圧操作
が「ペンタツチ方式」のためのものかまたは「漢
テレ方式」のためのものかは、自動的に区別する
ことが可能である。「漢テレ方式」の場合、所望
の区画MKnを指で押圧すれば、必然的にその区
画内の複数の文字に対応するスイツチ2cが同時
にオンする。従つて、セクシヨン2で、単独の文
字選択スイツチがオンしているか、または複数が
オンしているかによつて「ペンタツチ方式」と
「漢テレ方式」を区別することができる。また、
別の方法によつて、例えば、キーグループETK
とセクシヨン2が同時押圧されたときは「漢テレ
方式」とし、セクシヨン2が単独押圧のときは
「ペンタツチ方式」として区別することも可能で
ある。 「仮名漢字変換方式」及び「連想コード直接入
力方式」はタツチメソツドセクシヨン1のみを使
用して入力を行なう。両方式は、キーボードにお
ける各キーの意味づけが異なるだけであり、使用
するキーボードは同じである。タツチメソツドセ
クシヨン1は前述のキーグループETKと残りの
キーグループEKとから成る。キーグループETK
が「漢テレ方式」のために使用されているのか否
かは、このキーグループETKのキー押圧と同時
にサイトメソツドセクシヨン2が押圧操作されて
いるか否かに応じて区別することが可能である。 「仮名漢字変換方式」における仮名文字入力法
の代表例には1ストローク仮名入力漢字変換方式
と2ストロークローマ字仮名入力漢字変換方式と
がある。前者はキートツプに仮名文字表示を含み
(1キーが1仮名に対応している)、所望の仮名キ
ーを1回押圧することにより1つの仮名文字を入
力する。後者はキートツプにローマンアルフアベ
ツト文字表示を含み(1キーが1アルフアベツト
文字に対応している)、所望の1仮名文字に対応
するアルフアベツト文字キー(通常は母音字キー
と子音字キーの対)を2回押圧することにより1
仮名文字を入力する。また、「連想コード直接入
力方式」では、入力可能なすべての文字に対して
キートツプ上の仮名文字、数字、ローマンアルフ
アベツト文字等の2文字コードを割当て、1文字
につき2キー押圧で入力するのが一般的である。
タツチメソツドセクシヨン1のみを使用する入力
方式においては、キースイツチ出力処理の面で
は、それが「仮名漢字変換方式」であるか「連想
コード直接入力方式」であるかは問題にならず、
むしろ1ストローク入力方式かあるいは2ストロ
ーク入力方式かが問題となる。そこで、キースイ
ツチ出力処理の面では1ストローク入力方式か2
ストローク入力方式かの別に応じて以下では説明
する。1ストローク入力方式と2ストローク入力
方式の切換えのために特別の切換スイツチ(図示
せず)を準備しておき、この切換スイツチの操作
に応じてどちらか一方を選択し得るようにしても
よく、また、どちらか一方のみに固定してもよ
い。尚、この例では「仮名漢字変換方式」と「連
想コード方式」を同時に混合使用することは不可
能であり、どちらか一方に決めて使用するものと
する。 次に、第1図の文字盤における各キースイツチ
出力を処理するための回路構成の一例につき第4
図を参照して説明する。 タツチメソツドセクシヨン1におけるキースイ
ツチマトリクスETK−SMはキーグループETK
の各キーに対応するスイツチのマトリクスであ
り、キースイツチマトリクスEK−SMはキーグ
ループEKの各キーに対応するスイツチのマトリ
クスである。走査及びエンコーダ3はキースイツ
チマトリクスETK−SM,EK−SMの各キース
イツチを順次走査し、押圧キーに対応するコード
信号ETKn,EKnを出力する。サイトメソツドセ
クシヨン2におけるキースイツチマトリクスPK
−SMは、1500個の各文字表示部2bに対応する
各スイツチ2cのマトリクスである。走査及び
PK/MKの判別及びエンコーダ4はマトリクス
PK−SMの各スイツチを順次走査し、押圧スイ
ツチを検出し、それが「ペンタツチ方式」による
ものか「漢テレ方式」によるものかを判別して、
判別結果に応じて個別文字に対応するコード信号
PKnまたは区画(フルキー部)に対応するコー
ド信号MKnを出力する。 第4図の装置では、「ペンタツチ方式」、「漢テ
レ方式」及びタツチメソツドセクシヨン1のみを
使用する入力方式(仮名漢字変換方式または連想
コード直接入力方式)の3方式を特別の切換スイ
ツチ操作なしに使い分けることが可能であり、キ
ー操作のパターンから自動的にどの入力方式(入
力モード)かを判別するようになつている。その
ために、第1の判別機能として、サイトメソツド
セクシヨン2での押圧操作が「ペンタツチ方式」
のためか「漢テレ方式」のためかを判別する機能
を有し、第2の判別機能としてタツチメソツドセ
クシヨン1のキーグループETKでのキー押圧操
作が「漢テレ方式」のためか否かを判別する機能
を有している。 第1の判別機能は、次の要求に応え得るように
PK/MK判別及びエンコーダ4を構成すること
により実現している。 要求1…サイトメソツドセクシヨン2の1区画内
で押圧されている文字表示部2bが1つだけの
区画が1つだけしかない場合、その押圧文字表
示部2bに対応するコード信号PKnを出力す
る。すなわち「ペンタツチ方式」と判定する。 要求2…サイトメソツドセクシヨン2の1区画内
で同時押圧されている文字表示部2bが複数あ
り、その他の区画では全く押圧されていない場
合、複数押圧に対応する1区画を示すコード信
号MKnを出力する。すなわち「漢テレ方式」
のフルキー操作と判定する。 このような要求を実現する走査及びPK/MK
判別及びエンコーダ4では、第5図に示すような
手順で処理を行なう。まず、ステツプ5でセクシ
ヨン2の全スイツチ2cをスキヤンし、押圧スイ
ツチに対応するコード信号PKnを全部レジスタ
に記憶する。同時に各押圧スイツチが所属する区
画のコード信号MKnを各々レジスタに記憶する。
1以上のスイツチがオンされている場合はステツ
プ6に進み、オンスイツチが1個だけか否かを判
断する。YESならばステツプ7に進み、そのオ
ンスイツチのコード信号PKnを出力レジスタに
ロードし出力する。ステツプ6がNOならば(す
なわち複数スイツチ同時オンならば)、ステツプ
8に進み、すべてのオンスイツチが同じ区画
MKnか否かを判断する。YESならば、ステツプ
9に進みその区画のコード信号MKnを出力レジ
スタにロードし出力する。ステツプ8がNOなら
ば、ステツプ10に進み、オンスイツチが1個だ
けの区画が1個だけか否かを判断する。YESな
らば、ステツプ11に進み、そのオンスイツチに
対応するコード信号PKnを出力レジスタにロー
ドし出力する。ステツプ10がNOならばステツ
プ12で出力レジスタをクリアする。また、ステ
ツプ5でセクシヨン2のすべてのスイツチのオフ
が検出されたときもステツプ12に進み、出力レ
ジスタをクリアする。出力レジスタに記憶された
コード信号PKnまたはMKnがライン14(第4
図)に出力される。 ステツプ6がYESの場合は、セクシヨン2に
おいてペン先によつて単一のスイツチだけが押圧
されている場合である。ステツプ10がYESの
場合は、ペン先によつて単一の区画の単一のスイ
ツチが押圧されており、かつそのときペンを持つ
ている手が別の区画の複数スイツチをオンしてい
る場合である。そのような場合、1区画内で1個
だけオンしているスイツチ(すなわちペン先で押
しているスイツチ)のコード信号PKnがステツ
プ11で出力レジスタにロードされるので、ペン
を持つた手が押圧した複数スイツチは無視され
る。従つて、ペンを持つた手をセクシヨン2のシ
ート面上に置いても支障なく入力を行なうことが
できる。漢テレ方式と判定されるのはステツプ8
がYESの場合である。これは唯一つの区画でだ
け複数スイツチが押圧され、他の区画では全くス
イツチが押圧されていない場合である。従つて漢
テレ方式のフルキー操作を行なう場合は、所望の
1区画MKnのみを指で幅広に(複数スイツチオ
ンするように)押圧する必要がある。これは何ら
むずかしい操作ではなく、通常のフルキー操作と
同じである。尚、PK/MK判別方法は第5図を
参照して上述した方法に限定されない。例えば隣
合う区画で1乃至複数キーが押圧されたときは押
圧キー数の多い方の区画を選択してMKnを出力
するようにしてもよい。また、押圧キーが1キー
か複数キーかによつてPK/MK判別を行なうの
ではなく、セクシヨン2のキーとキーグループ
ETKのキーが同時打鍵されたか否かによつて
PK/MK判別を行なうことも可能である。 タツチメソツドセクシヨン1の走査及びエンコ
ーダ3は各キーの押圧をロールオーバー可能に検
出し(先の押圧キーが完全に離される前に次のキ
ーが押圧されたときは次のキーのキーコードを出
力する)、1つの押圧キーを示すコード信号
ETKnまたはEKnをそのキーの押圧中持続的にラ
イン13に出力する。周知のようにバーキー等を
シフトキーとして用い、シフトキーと他のキーと
の同時押圧によつて各キーの意味を切換える機能
があるが、エンコーダ3ではそのような切換機能
も含んでいるものとする(しかしこの点では重要
でないので詳しく説明しない)。その場合、シフ
トキーによつて切換えられたキーのコード信号を
EKnで表わすものとする。従つて、コード信号
ETKnはキーグループETKのいずれか1つのキ
ーの単独押圧(ロールオーバー可能ではあるが)
に対応する出力であり、具体的にはETK1乃至
ETK15のうちいずれかのコードを示す。コー
ド信号EKnはエンコーダ3から出力されるETKn
以外のコード信号の総称である。従つて、コード
信号EKnの総数はキーグループEKのキー数16よ
り多く、グループEKの単独キー押圧による16個
とバーキー同時併用よる30個の合計46個は少くと
もある。そのようなエンコーダの一例は特願昭56
−20841号明細書に示されている。尚、エンコー
ダ3及び4はスイツチのチヤタリング除去機能も
含んでいるものであることはいうまでもない。 前記第2の判別機能は、ライン14にコード信
号MKnが出力されるのと同時にライン13にコ
ード信号ETKnが出力されるか否かを調べること
により判別することができる。ライン13及び1
4のコード信号が与えられる諸回路は、このよう
な第2の判別機能及びその他の機能を実行する。 ライン13及び14のコード信号はセレクタ1
5に与えられ、一方が選択される。また、ライン
13のコード信号の全ビツトがオア回路16に与
えられ、その出力がワンシヨツト回路17に与え
られる。同様にライン14のコード信号の全ビツ
トがオア回路18に与えられ、その出力がワンシ
ヨツト回路19に与えられる。オア回路16,1
8はいずれかのキーが押圧されたことを検出する
ためのもので、ライン13,14に何らかのコー
ド信号が与えられるとその出力が“1”となる。
ワンシヨツト回路17,19は入力信号が“1”
に立上つたとき一定時間幅のパルスPa1,Pb1
を出力する。このパルスPa1,Pb1は遅延回路
20,21で所定時間(例えばPa1,Pb1のパ
ルス幅と等しいかそれよりも幾分長い時間)遅延
される。遅延パルスを符号Pa2,Pb2で示す。
この遅延パルスPa2,Pb2はセレクタ15の選
択制御入力に与えられる。パルスPa2が発生し
たときは、セレクタ15のA入力に与えられるラ
イン13のコード信号ETKnまたはEKnがセレク
トされる。パルスPb2が発生したときは、ライ
ン14のコード信号PKnまたはMKnがセレクト
される。 セレクタ15の出力はキー集合検出テーブル2
2に与えられると共に後入力キーコードレジスタ
23に与えられる。キー集合検出テーブル22は
第1表に従つて集合コードを出力する。
【表】
【表】 テーブル22にはタツチメソツドセクシヨン1
のみを用いて入力するとき1ストローク入力方式
1Sとするか2ストローク入力方式2Sとするか
の選択を行なう信号1S/2Sが入力されてい
る。1Sか2Sかに応じてETKn、EKnに対応す
る集合コードが異なる。集合コードPkは、「ペン
タツチ方式」による文字入力のときのサイトメソ
ツドセクシヨン2の全スイツチ集合を表わす。集
合コードMkは「漢テレ方式」による文字入力の
ときのサイトメソツドセクシヨン2の全区画集合
を表わす。ETk,E′Tkはタツチメソツドセクシ
ヨン1のキーグループETKの集合を表わす。
Ek,E′kはタツチメソツドセクシヨン1のキーグ
ループETK以外の集合を表わす。そして、ETk,
Ekは1ストローク入力方式のときの集合コード
であり、E′Tk,E′kは2ストローク入力方式のと
きの集合コードである。1ストロークと2ストロ
ークの選択はフアクトリーセツト(製造段階でも
しくは内部スイツチにより一方に半固定するこ
と)でもよいし、またコンシユーマセレクト(外
部スイツチにより自由に選択できるようにするこ
と)であつてもよい。 テーブル22の出力は後入力集合コードレジス
タ24に入力される。後入力キーコードレジスタ
23の出力は先入力キーコードレジスタ25に入
力され、後入力集合コードレジスタ24の出力は
先入力集合コードレジスタ26に入力される。先
入力レジスタ25,26のロード制御入力には、
ワンシヨツト回路17,19の出力パルスPa1,
Pb1をオア回路27でまとめたパルスP1が与
えられる。後入力レジスタ23,24のロード制
御入力には、遅延回路20,21の出力パルス
Pa2,Pb2をオア回路28でまとめたパルスP
2が与えられる。 セレクタ15から選択出力されたキーコード
(PKn,MKn,ETKn,EKnのいずれか1つ)と
そのキーコードに対応する集合コード(Pk,
Mk,ETk,E′Tk,Ek,E′kのいずれか1つ)
は、初めは後入力レジスタ23,24に夫々記憶
される。次に、新たなキーが押圧されたとき、パ
ルスP1にもとづきレジスタ23,24のコード
が先入力レジスタ25,26に夫々記憶され、そ
の直後に発生するパルスP2にもとづき新たなキ
ーコードとその集合コードが後入力レジスタ2
3,24に夫々記憶される。こうして、押圧され
た順序で順送りにキーコード及び集合コードが後
入力レジスタ23,24及び先入力レジスタ2
5,26に記憶される。尚、後述のクリア信号発
生ロジツク29からクリア信号CLRが与えられ
たときレジスタ23,24,25,26がクリア
される。先後判断を行なう必要がないときクリア
信号CLRが発生される。 ライン13及び14のキーコードが全く同時に
立上つたときに、パルスPa1,Pb1,Pa2,Pb
2をずらして発生するようにするためには、第6
図aのようなクロツクパルスφ1,φ22に従つ
てワンシヨツト回路17,19及び遅延回路2
0,21を制御すればよい。すなわち、ワンシヨ
ツト回路17はパルスφ1とφ2とのアンド論理が
成立するタイミングでパルスφ1と同じ幅のパル
スPa1を出力し、ワンシヨツト回路19はパル
スφ12のアンド論理が成立するタイミングで
パルスφ1と同じ幅のパルスPb1を出力する。そ
うすれば、例えば第6図bのようにライン13と
14のコード信号が全く同時に立上つたとき、初
めはパルスPa1,Pa2が発生し、次にパルスPb
1,Pb2が発生し、ライン13と14のキーコ
ード及びそれに対応する集合コードを先入力レジ
スタ25,26と後入力レジスタ23,24に
夫々記憶することができる。 同時打鍵検出回路30はライン13と14にコ
ード信号が同時に与えられているか否かを検出す
るためのものである。ここで同時打鍵とは、ライ
ン13と14のコード信号が全く同時に立上ると
きのみならず、どちらか一方のライン13または
14に先にコード信号が立上り、そのコード信号
が立下る前に他方のライン14または13にコー
ド信号が立上る状態をも含む。すなわち、タツチ
メソツドセクシヨン1とサイトメソツドセクシヨ
ン2の打鍵操作が時間的に重なつているか否かを
検出するのである。 オア回路16,18の出力を遅延回路31,3
2でクロツクパルスφ1の1周期時間遅延した信
号がアンド回路33,34に与えられる。アンド
回路33の他の入力にはワンシヨツト回路19の
出力が加わり、アンド回路34の他の入力にはワ
ンシヨツト回路17の出力が加わる。遅延回路3
1,32はワンシヨツト回路17と19の動作時
間のずれに同期させるためのものである。アンド
回路33,34の出力はオア回路35を介してフ
リツプフロツプ36のセツト端子Sに加わる。こ
の構成によつて、ライン13または14の一方に
コード信号が立上がつたとき他方のライン14ま
たは13に既にコード信号が与えられていればア
ンド回路33または34の条件が成立し、フリツ
プフロツプ36に“1”がセツトされる。このフ
リツプフロツプ36の出力は同時打鍵検出信号
BSとして利用される。信号BSが“1”のとき同
時打鍵を示す。 後入力集合コードレジスタ24の出力は入力モ
ード決定テーブル37の第1アドレス入力AD1
に入力され、先入力集合コードレジスタ26の出
力はROM37の第2アドレス入力AD2に入力
される。また、同時打鍵検出信号BSがテーブル
37に入力される。入力モード決定テーブル37
は、先後入力の集合コード及び同時打鍵検出信号
BSにもとづき、現在の入力モードが「ペンタツ
チ方式」か「漢テレ方式」か「1ストローク入力
方式」または「2ストローク入力方式」によるタ
ツチメソツド入力方式(仮名漢字変換のための仮
名入力または連想コード入力)かを決定するもの
で、第2表のような判定テーブルが予じめ記憶さ
れている。第2表aは同時打鍵検出信号BSが
“0”のときつまり先入力レジスタ25,26と
後入力レジスタ23,24のキーが同時打鍵でな
いときのテーブルであり、第2表bは信号BSが
“1”のときつまり同時打鍵のときのテーブルで
ある。尚、特に図示していないが、パルスP1に
よつてレジスタ23,24の内容が25,26に
シフトされる過渡期には誤動作を防ぐためにテー
ブル37の動作を一時禁止するようにするのがよ
い。
【表】 (尚、先後入力組合せが上記表以外のときはエラ
ーを示す信号Nを出力する。但し、AD2,AD
1が共に空のときを除く。)
【表】 (尚、先後入力組合せが上記表以外のときはエラ
ーを示す信号Nを出力する。但し、AD2,AD
1が共に空のときを除く。) 出力信号Pはペンタツチ方式による入力である
ことを示すもので、後入力キーコードレジスタ2
3にペンタツチ方式によつて選択された文字を示
すコード信号PKnが記憶されていることを示す。 出力信号Eは1ストローク入力方式による入力
であることを示すもので、後入力キーコードレジ
スタ23に1ストローク入力方式によつて押圧さ
れたキーのコード信号EKnが記憶されているこ
とを意味する。 出力信号ESは1ストローク入力方式による入
力であることを示すもので、先入力キーコードレ
ジスタ25に1ストローク入力方式によつて押圧
されたキーのコード信号EKnが記憶されている
ことを意味する。 出力信号E′は2ストローク入力方式による入力
であることを示すもので、後入力及び先入力キー
コードレジスタ23,25の両方に1文字を特定
する2つのコード信号ETKn及びEKnが記憶され
ていることを意味する。 出力信号MTは「漢テレ方式」による入力であ
ることを示すもので、後入力及び先入力キーコー
ドレジスタ23,25の両方に1文字を特定する
2つのコード信号MKn及びETKnが記憶されて
いることを意味する。 出力信号Sは入力モードの決定を保留する信号
であり、次のキー入力があるまで判断を保留する
ことを意味する。信号S′も同様である。 出力信号Nは通常起り得ない組合せで先後入力
レジスタ23〜26にコード信号が記憶されてい
ることを示し、この場合はエラー処理を行なう。 テーブル37の出力信号のうちP,MT,E,
ES,E′は文字コード発生部38に与えられる。
文字コード発生部38には後入力キーコードレジ
スタ23と先入力キーコードレジスタ25の出力
が与えられており、これらレジスタ23,25の
キーコードにもとづき信号P,MT,E,ES,
E′によつて示された入力方式にふさわしい文字コ
ードを発生する。また、信号P,MT,E,E′,
Nはクリア信号発生ロジツク29のオア回路39
に入力される。オア回路39の出力は遅延回路4
0で適当な時間遅延された後、クリア信号CLR
としてオア回路48を介して出力される。クリア
信号CLRによつてレジスタ23,24,25,
26の内容がすべてクリアされ、かつフリツプフ
ロツプ36がリセツトされる。また、信号ESは
クリア信号発生ロジツク29の遅延回路45で適
当な時間遅延された後、第2のクリア信号CLと
して出力され、オア回路46,47を介して先入
力レジスタ25,26のみをクリアする。尚、遅
延回路40,45の遅延時間は文字コード発生部
38で文字コード発生処理を行なうのに必要な時
間だけ少くともあればよく、あまり長い時間では
ない。また、信号Sは持続検出回路49に入力さ
れ、S′は持続検出回路50に入力される。両回路
49,50は信号S,S′が所定の長時間(例えば
30秒位)持続して発生した場合出力“1”を生じ
るもので、回路49の出力“1”はオア回路48
を介してクリア信号CLRとなり、回路50の出
力“1”はオア回路51を介して信号Eに変換さ
れる。これは、信号Sの状態(判断保留状態)が
余りにも長く続いたときはエラーと見なしてレジ
スタ23〜26をクリアするためである。また、
信号S′の状態が長く続いたときは1ストローク入
力と判定して信号Eを発生するためである。 第7図は文字コード発生部38の一例を示すも
のである。入力モード決定テーブル37から出力
された各信号P,MT,E,ES,E′はゲート3
9,漢テレ用文字コードROM40、ゲート4
1,42、2ストローク仮名文字ROM43、2
ストローク文字コードROM44のイネーブル入
力に夫々加えられる。後入力キーコードレジスタ
23に記憶されているキーコードはゲート39,
41及びROM40,43,44の一方のアドレ
ス入力に夫々入力される。先入力キーコードレジ
スタ25に記憶されているキーコードはゲート4
2及びROM40,43,44の他方のアドレス
入力に夫々入力される。 信号Pによつてゲート39がイネーブルされた
とき、すなわち「ペンタツチ方式」による入力と
判定したとき、後入力キーコードレジスタ23に
記憶されているキーコードがゲート39を通過し
て出力される。前記第2表aに示すように信号P
が発生するのは後入力レジスタ24に「ペンタツ
チ方式」を示す集合コードPkが記憶されている
ときであり、このとき後入力キーコードレジスタ
23にはサイトメソツドセクシヨン2で「ペンタ
ツチ方式」によつて選択された文字を示すコード
信号PKnが記憶されている。従つて、ゲート3
9からは選択された1つの文字を特定する1つの
コード信号PKnが出力される。 漢テレ用文字コードROM40は、サイトメソ
ツドセクシヨン2における各区画MKnとキーグ
ループETKにおける各キーとの組合せに対応し
てサイトメソツドセクシヨン2で表示配列されて
いる各文字を特定するコード信号を予じめ記憶し
ているもので、一例としてこのROM40に記憶
している文字コードの内容はコード信号PKnと
同内容であるとする。信号MTによつてROM4
0がイネーブルされたとき、すなわち「漢テレ方
式」による入力と判定されたとき、レジスタ2
3,25に記憶されている2つのキーコードにも
とづきROM40から1つの文字を特定する文字
コードPKnが読み出される。前記第2表bに示
すように信号MTが発生するのは先入力集合コー
ドレジスタ26と後入力集合コードレジスタ24
の一方に区画を示す集合コードMkが記憶され、
他方にキーグループETKを示す集合コードETk
またはE′Tkが記憶されているときである。従つ
て、先入力キーコードレジスタ25と後入力キー
コードレジスタ23の一方にはセクシヨン2で選
択された1つの区画(フルキー)を示すコード信
号Mknが記憶され、他方にはキーグループETK
で選択された1つのキー(多数シフトキー)を示
すコード信号ETKnが記憶されている。そして、
ROM40からは、アドレス入力された2つのコ
ード信号MKn,ETKnに対応する1つの文字コ
ード信号PKnが読み出される。ROM40から読
み出したコード信号PKnはゲート39の出力と
同質の信号であるので両者を同一ラインにのせ、
文字発生部(図示せず)に与える。文字発生部で
は、与えられた文字コードPKnに対応する文字
を発生する(印字あるいは光学的デイスプレイ等
の形で可視的に、もしくは文字選択情報という形
で概念的に、発生する)。 1ストローク入力方式による入力と判定された
ときは信号EまたはESが出力される。信号Eに
よつてゲート41をイネーブルし、後入力キーコ
ードレジスタ23に記憶されているキーコードを
選択して出力する。第2表aに示すように、信号
Eが発生するのは先入力レジスタ25,26が空
で、後入力レジスタ23,24に集合コードEk
及びコード信号EKnが記憶されているときであ
る。このコード信号EKnは漢テレ方式に無関係
であるので、このコード信号EKnが後入力レジ
スタ23に記憶されたときは直ちに1ストローク
方式と判定するのである。従つて、ゲート41で
後入力レジスタ23のコード信号EKnを選択し、
これを1ストローク方式における仮名文字コード
として出力する。 また、第2表aに示すように、信号ESが発生
するのは先入力レジスタ25,26にキーグルー
プETKのキーコードETKn及び集合コードETk
が記憶されているときである。このコード
ETKn,ETkが後入力レジスタ23,24にあつ
たときは信号Sが発生されて、判断が保留されて
いた。そして、次のキー入力があつたときこのコ
ードETKn,ETkが先入力レジスタ25,26に
移され、次の入力コードが後入力レジスタ23,
24に記憶される。この後入力コードがPk,
Mk,ETkまたはEkのとき信号ESが発生され、
判断保留していた先入力コードETk,ETKnを1
ストローク入力方式によるものと判定する。従つ
て、信号ESによつてゲート42をイネーブルし、
先入力キーコードレジスタ25に記憶されている
コード信号ETKnを選択出力する。 2ストローク入力方式による入力と判定された
ときは信号E′が発生される。ROM43は、仮名
漢字変換方式における2ストローク仮名文字入力
の各組合せに対応して仮名文字コードを予じめ記
憶したもので、レジスタ23及び25のキーコー
ドの組合せに応じて読み出される。ROM44
は、2ストローク入力による連想コード直接入力
方式における各2ストロークキー組合せに対応し
て所定の文字コードを予じめ記憶したもので、レ
ジスタ23及び25のキーコード組合せに応じて
読み出される。信号E′によつてROM43,44
が両方共イネーブルされるが、フアクトリーセツ
トまたはコンシユーマセレクトによつてどちらか
一方のROM43または44のみを有効利用する
ものとする。第2表aに示すように、信号E′が発
生されるのは先後入力レジスタ23〜26に記憶
されているコードがタツチメソツドセクシヨン1
のコードのみ(集合コードETk,Ek,E′Tk,
E′k)のときである。 ゲート41及び42から出力された1ストロー
ク文字コードEKn,ETKnは共通ラインを通つて
仮名漢字変換部(図示せず)へ与えられる。また
ROM43から読み出された2ストローク入力に
よる仮名文字コードも仮名漢字変換部に与えられ
る。仮名漢字変換部では入力された仮名文字列に
もとづき仮名漢字変換を実行するが、この点は本
発明の要旨ではないので特に説明しない。また、
ROM44から読み出された文字コードは文字発
生部(図示せず)に与えられ、その文字コードに
対応する文字(または文字情報)を発生する。 尚、特公昭55−40887号あるいは特開昭55−
95133号に示されたような部分形入力方式をこの
発明の入力装置に一部採用すれば、文字盤サイズ
(収納文字数)の縮小及び外字入力操作等の点で
有利である。その場合、サイトメソツドセクシヨ
ン2における選択可能な文字(1500個)の一部が
前記公報に示されような部分形に相当する。ま
た、2ストローク連想コードによつて入力する文
字の一部にも部分形を割当てるのもよい。そうす
ると、ゲート39及びROM40から出力される
文字コードPKnには部分形を示すものも含まれ
る。また、ROM44から出力される文字コード
にも部分形を示すものが含れる。その場合、これ
ら39,40,44から出力された文字コードに
もとづき具体的に文字(または文字情報)を発生
する文字発生部では、上記公報に示されたような
部分形入力にもとづき1字1字を判断する処理装
置を具備することはいうまでもないが、その詳細
は公知であるためここでは特に説明しない。 次に、実際の文字入力例を特に入力方式決定テ
ーブル37(第2表)周辺の動作に関連して説明
する。説明の都合上、テーブル22(第4図)に
与えられるストローク選択信号1S/2Sは1ス
トローク1Sを指示しているものとする。 当初、レジスタ23〜26はクリアされてお
り、フリツプフロツプ36もリセツトされてい
る。まず、サイトメソツドセクシヨン2で所望の
1文字をペン先等で押圧したとすると、ライン1
4にコード信号PKnが供給される。ワンシヨツ
ト回路19及び遅延回路21を介してパルスPb
2が出力され、セレクタ15でライン14のコー
ド信号PKnが選択され、このPKnが後入力キー
コードレジスタ23に記憶されると共にこの
PKnに対応する集合コードPkが後入力集合コー
ドレジスタ24に記憶される。このとき先入力レ
ジスタ25,26は空である。また、ライン13
にコード信号はないので、アンド回路33の条件
は成立せず、フリツプフロツプ36はセツトされ
ない。この状態で、入力モード決定テーブル37
の入力信号BSは“0”、AD2は空、AD1はPk
であり、第2表aに示すように信号Pが出力され
る。従つて、文字コード発生部38では、ペンタ
ツチ方式によつて選択された1つの文字のコード
信号PKnを出力する。その後、信号Pにもとづ
きクリア信号CLRが発生され、レジスタ23〜
26がすべてクリアされる。 次に、サイトメソツドセクシヨン2で所望の区
画を指で押圧したとすると、ライン14にその区
画を示すコード信号MKnが供給される。前述と
同様に、このMKnが後入力キーコードレジスタ
23に記憶され、それに対応する集合コードMk
が後入力集合コードレジスタ24に記憶される。
このときライン13に信号はないので、フリツプ
フロツプ36はセツトされない。従つて、テーブ
ル37の入力は、BS=“0”、AD2=空、AD1
=Mkであり、第2表aに示すように信号Sが出
力される。この場合、文字コード発生部38は何
のコードも発生めず、次の入力を待つ。 MKnの押圧を持続したままキーグループETK
で所望のキーを押圧すると、ライン13に押圧キ
ーのコード信号ETKnが供給される。これにもと
づき、ワンシヨツト回路17からパルスPa1が
発生し、次いでパルスPa2が発生する。従つて、
レジスタ23,24のコードMKn,Mkがレジス
タ25,26にシフトされ、23,24には
ETKn,ETkが入る。また、ライン14にはコー
ド信号MKnが与えられているのでアンド回路3
4の条件が成立し、フリツプフロツプ36がセツ
トされる。従つて、テーブル37の入力は、BS
=“1”、AD2=Mk、AD1=ETkとなり、第2
表bに示すように信号MTが出力される。これに
より、第7図のROM40がイネーブルされ、レ
ジスタ23,25に記憶されているコード信号
MKnとETKnの組合せに対応する文字コード
PKnが発生される。その後、信号MTにもとづき
クリア信号CLRが発生され、レジスタ23〜2
6及びフリツプフロツプ36がクリアされる。 上記の例で、もし、MKnの押圧後何もキー操
作しなかつたとすると、信号Sが持続して発生
し、やがて持続検出回路49から“1”が出力さ
れてクリア信号CLRが生じ、レジスタ23〜2
6がクリアされる。また、もし、MKnの押圧を
持続したままキーグループEKのキーを押圧した
とすると、テーブル37の入力は、BS=“1”、
AD2=Mk、AD1=Ekとなり、第2表bには
示されていない組合せであるのでエラー信号Nが
出力される。このエラー信号Nにもとづきクリア
信号CLRが発生し、レジスタ23〜26及びフ
リツプフロツプ36がクリアされる。 次に、タツチメソツドセクシヨン1のキーグル
ープETKで所望のキーを押圧したとすると、ラ
イン13にそのコード信号ETKnが与えられる。
これにもとづき、後入力レジスタ23,24に
ETKn,ETkが記憶される。このとき、テーブル
37の入力は、BS=“0”、AD2=空、AD1=
ETkであり、第2表aに示すように信号S′を出
力する。従つて、文字コード発生部38は何のコ
ードも発生せず、次の入力があるまで待機する。
この押圧キーETKnは、「漢テレ方式」の多数シ
フトキーである可能性があり、また1ストローク
入力方式による文字入力キーである可能性もある
ので、次の入力を待つて判断するのである。 キーグループETKのキー押圧を持続したまま
サイトメソツドセクシヨン2の所望区画を押圧す
ると、区画コードMKnの立上りに対応してパル
スPb1が発生したときアンド回路33の条件が
成立し、フリツプフロツプ36がセツトされる。
また、後入力レジスタ23,24にMKn,Mkが
記憶され、先入力レジスタ25,26にETKn,
ETkがシフトされる。従つて、テーブル37の
入力は、BS=“1”、AD2=ETk、AD1=Mk
となり、第2表bに示すように信号MTが出力さ
れる。この信号MTにもとづき前述と同様に漢テ
レ文字コードROM40がイネーブルされ、レジ
スタ23,25のコード信号ETKn,MKnにも
とづき文字コードが発生される。その後、クリア
信号CLRが発生してレジスタ23〜26、フリ
ツプフロツプ36がクリアされる。 キーグループETKのキー押圧を解除した後に、
集合コードPkまたはMk,ETk,Ekが発生する
ようなキー操作を行なうと、第2表aに示すよう
に信号ESがテーブル37から出力される。この
場合、先のキーグループETKのキー押圧は1ス
トローク方式による入力であつたと判定する。こ
の信号ESにもとづき第7図のゲート42で先入
力レジスタ25のキーコードETKnが選択され出
力される。信号ESが発生すると、所定時間後に
遅延回路45から第2クリア信号CLが出力され、
これにもとづき先入力レジスタ25,26のコー
ドETKn,ETkのみがクリアされる。後から押圧
されたキーに係るコードPKnまたはMKn,
ETKn,EKn及びPkまたはMk,ETk,Ekは後
入力レジスタ23,24で保持される。このよう
に、信号ESが発生した場合は先入力キーに関す
る処理のみ行ない後入力キーの処理は保留する。
第2クリア信号CLによつて先入力レジスタ25,
26が空になることにより、テーブル37の入力
が変化し、BS=“0”、AD2=空、AD1=後入
力キーの集合コード(Pk,Mk,ETkまたはEk)
となる。これにより、後入力キーに関する判定が
直ちに開始され、その判定結果に対応する出力信
号PまたはS,S′,Eがテーブル37から出力さ
れ、それ相応の処理が行なわれる。 ところで、キーグループETKのキー押圧の後、
所定の長時間の間何のキー操作も行なわなかつた
場合は、テーブル37から信号S′が該所定の長時
間の間持続的に出力されることにより、持続検出
回路50から信号“1”が出力される。これによ
り信号S′がEに変換され、第7図のゲート41が
イネーブルされる。従つて、後入力レジスタ23
に記憶されているコード信号ETKnが1ストロー
ク入力による文字コードとして出力される。すな
わち、この場合は信号S′がEに変換されることに
より1ストローク入力方式と判定される。その
後、信号Eにもとづきクリア信号CLRが発生し、
レジスタ23〜26がクリアされる。 尚、図面を参照して上述した実施例は本発明の
一態様にすぎず、如何ようにも設計変更すること
が可能である。例えば、文字盤の配置様式、キー
数等は第1図に限定されず、また、処理回路の構
成も様々に変更することが可能である。勿論、処
理回路はハードロジツクに限らず、マイクロプロ
セツサ等を用いてソフトウエアによつて本発明を
実施することも可能であり、更に既述のように部
分形入力方式のための処理回路を組合せることも
可能である。また、テーブル37の構成も第2表
に示したものに限らず適宜設計変更することが可
能である。例えば、サイトメソツドセクシヨン2
で漢テレ方式のフルキー操作(区画MKnの選択)
を行なうときタツチメソツドセクシヨン1の右側
のキーグループEKが誤まつて同時にオンされて
もこれを無視することができるように構成するこ
とも可能である。 また、第1図に示すような文字盤を用いて切換
スイツチよつて入力方式を予じめ切換えておくこ
とも可能であるが、そうすると各入力方式を混用
する場合その都度スイツチの切換操作をしなけれ
ばならず面倒であるので、上述の実施例のように
入力方式の自動判定機能を具備している方が好ま
しい。 尚、本発明で文字とは、漢字、仮名文字、アル
フアベツト文字等の通常の意味のみならず、数
字、記号、役物、フアンクシヨンキーワード、等
を含むのは勿論である。 以上説明したようにこの発明によれば、複数の
入力方式の各々に適した文字盤またはキーボード
を重合的に構成したコンパクトな文字盤を用いる
ことにより、1台の文字入力装置を複数の入力方
式で共用できるようになるという優れた効果があ
る。また、文字選択キーの操作に応じて入力モー
ドを自動的に判定する機能を具備したことによ
り、入力方式を切換えるための切換スイツチ操作
が不要となり、複数入力方式のランダムな混用が
可能となり、文字入力効率の向上及び文字入力操
作の容易性に寄与する。従つて、本発明装置は、
各入力方式を得意とする多くの専門オペレータと
素人の区別なく万人が使用することができる。例
えば、初めは素人であつたオペレータが熟練を要
しないペンタツチ入力方式から始めて徐々に入力
速度を増しながらより速い入力の可能な漢テレ方
式へと移行することができ(サイトメソツドセク
シヨンの文字配列が共通であるのでこの移行は容
易である)、更に高速入力を求めてタツチメソツ
ド入力に移行することが、同じ文字入力装置で可
能となる。また、本発明装置によれば、連想コー
ド入力方式で入力している最中に所望文字に対応
するコードをど忘れしたときは、すかさずサイト
メソツド(ペンタツチ方式あるいは漢テレ方式)
によつてその文字を入力することができるので、
入力操作の流れが途切れることなく効率的に行な
える。尚、その場合、ペンタツチ方式あるいは漢
テレ方式で入力された文字に対応する連想コード
名を適宜の表示装置で表示するようにすれば、連
想コードの学習にも役立てることができる。同様
のことは仮名漢字変換方式についても応用でき
る。また、前述の部分形方式を採用すれば文字盤
構成をより一層コンパクトにすることができるの
で有利である。以上のような本発明装置の汎用性
の故に、本発明文字入力装置は普遍的な日本語文
入力装置たり得ることができ、従つて、ロツトサ
イズの飛躍的増大、製造販売コストの大幅な低減
が期待できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る文字入力装置の文字盤
の構成例を示す略図、第2図は第1図の文字盤に
おけるサイトメソツドセクシヨンのキースイツチ
の構成例を略示する断面図、第3図aは上記サイ
トメソツドセクシヨンの1区画における文字配列
の一例を示す図、第3図bは同じく1区画におけ
る各文字の相対番地を示す説明図、第4図は第1
図に示す文字盤を用いた本発明の一実施例を示す
電気的ブロツク図、第5図は同実施例におけるサ
イトメソツドセクシヨン用のキー操作検出用回路
の動作例を示すフローチヤート、第6図は第4図
の回路におけるパルス信号の発生例を示すタイミ
ングチヤート、第7図は第4図の文字コード発生
部の一例を示すブロツク図、である。 1……タツチメソツドセクシヨン、2……サイ
トメソツドセクシヨン、MK1〜MK100……
区画、ETK……多数シフトキーとしても機能し
得るタツチメソツドセクシヨンの一部キーグルー
プ、2a……サイトメソツドセクシヨンにおける
文字盤タブレツトシート、2b……サイトメソツ
ドセクシヨンにおける1つの文字表示部(文字キ
ー部)、2c……スイツチ部、ETK−SM,EK−
SM……タツチメソツドセクシヨンのキースイツ
チマトリクス、PK−SM……サイトメソツドセ
クシヨンのキースイツチマトリクス、3……走査
及びエンコーダ、4……走査及びPK/MK判別
及びエンコーダ、30……同時打鍵検出回路、3
7……入力モード決定テーブル、38……文字コ
ード発生部、23……後入力キーコードレジシ
タ、25……先入力キーコードレジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 指先で操作するのに適した大きさの第1のキ
    ーを複数具える第1のセクシヨンと、前記第1の
    セクシヨンのキーよりも小さい多数の第2のキー
    を配列した第2のセクシヨンとを含む文字盤を具
    備し、前記第2のセクシヨンは前記第2のキーを
    所定数毎に区分した複数の区画を含み、前記第1
    のセクシヨンは前記第2のセクシヨンの前記1区
    画内のキー数に対応する数の前記第1のキーから
    成る所定のキーグループエリアを含み、更に、前
    記各セクシヨンにおける前記キーの操作を検出す
    るキー操作検出手段と、前記キー操作検出手段の
    出力にもとづき、前記第1のセクシヨンのキーだ
    けを使用して文字入力を行なう第1モード、前記
    第2のセクシヨンのキーだけを使用して文字入力
    を行なう第2モード、前記第2のセクシヨンの前
    記各区画毎のキー集合と前記第1のセクシヨンの
    前記キーグループエリア内の各キーとの組合せに
    より文字入力を行なう第3モード、のうちいずれ
    のモードで入力が行なわれたかを判定する入力モ
    ード判定手段と、判定されたモードと前記キー操
    作検出手段の出力とにもとづき入力された文字を
    示すコード信号を発生する文字コード発生手段と
    を具備する文字入力装置。 2 前記入力モード判定手段は、前記第2のセク
    シヨンのいずれか1つの区画のキー操作と前記第
    1のセクシヨンの前記キーグループエリア内のい
    ずれか1つのキー操作とが時間的に重なり合うと
    き前記第3モードと判定し、前記第1のセクシヨ
    ンだけでキー操作がなされたときは前記第1モー
    ドと判定し、前記第2のセクシヨンだけでキー操
    作がなされたときは前記第2モードと判定するも
    のである特許請求の範囲第1項記載の文字入力装
    置。 3 前記入力モード判定手段は、前記第2のセク
    シヨンの1区画だけで1キーが単独操作されてい
    るか1区画内で複数キーが同時操作されているか
    を判別する手段と、前記1区画内の複数キー同時
    操作と前記第1のセクシヨンの前記キーグループ
    エリア内のいずれか1つのキー操作とが時間的に
    重なり合うとき前記第3モードと判定する手段
    と、前記第2のセクシヨンの1区画だけで1キー
    が単独操作されたとき前記第2モードと判定する
    手段と、前記第1のセクシヨンのキーが操作され
    たとき前記第2のセクシヨンではどのキーも操作
    されないことを条件に前記第1モードと判定する
    手段とを含むものである特許請求の範囲第2項記
    載の文字入力装置。 4 前記キー操作検出手段は、前記第1のセクシ
    ヨンにおけるキー操作を検出し、前記キーグルー
    プエリアで1キーが単独操作されているときはそ
    の操作キーを特定する第1のコード信号を出力
    し、それ以外のときは夫々のキー操作に対応して
    第2のコード信号を出力する第1の回路と、前記
    第2のセクシヨンにおけるキー操作を検出し、1
    区画だけで1キーが単独操作されているときはそ
    の操作キーを特定する第3のコード信号を出力
    し、1区画内で複数キーが同時操作されていると
    きはその区画を特定する第4のコード信号を出力
    する第2の回路とを具えるものであり、 前記入力モード判定手段は、前記第1の回路と
    第2の回路の出力にもとづき、前記第1のセクシ
    ヨンのキー操作と第2のセクシヨンのキー操作が
    時間的に重なり合うか含かを検出する同時打鍵検
    出回路と、前記第1及び第2の回路から出力され
    る前記コード信号を発生順に順送りに記憶する後
    入力レジスタ及び先入力レジスタと、前記同時打
    鍵検出回路の出力及び前記後入力レジスタと先入
    力レジスタの内容にもとづき前記モードを決定す
    るモード決定回路とを具えるものである特許請求
    の範囲第2項記載の文字入力装置。 5 前記モード決定回路は、前記同時打鍵検出回
    路によつて同時打鍵が検出されたとき前記後入力
    レジスタ及び先入力レジスタの各々に前記第1の
    コード信号と第4のコード信号が別々に記憶され
    ているならば前記第3モードと判定し、同時打鍵
    が検出されないときに前記後入力レジスタに前記
    第3のコード信号が記憶されているならば前記第
    2モードと判定し、同時打鍵が検出されないとき
    に前記後入力レジスタに前記第2のコード信号が
    記憶されているならば前記第1モードと判定し、
    同時打鍵が検出されないときに前記後入力レジス
    タに前記第1のコード信号が記憶されているなら
    ばその第1のコード信号に関してモード判断を一
    時保留しその後同時打鍵が検出されないまま該第
    1のコード信号が前記先入力レジスタに移つたと
    き該第1のコード信号に関して前記第1モードと
    判定し、同時打鍵が検出されないとき前記後入力
    レジスタに前記第4のコード信号が記憶されてい
    るならばその第4のコード信号に関してモード判
    断を一時保留しその後同時打鍵が検出されないま
    ま該第4のコード信号が前記先入力レジスタに移
    つたとき該第4のコード信号に関して誤入力と判
    断するものである特許請求の範囲第4項記載の文
    字入力装置。 6 前記第1のセクシヨンは英文タイプライタも
    しくは仮名文字タイプライタのキーボード並みの
    キー構成を有するものであり、前記第2のセクシ
    ヨンは押圧式または感圧式または接触感知式のペ
    ンタツチ式文字入力タブレツトと同等のキー構成
    を有するものであり、前記第1のセクシヨンの両
    側または片側から上側を囲むように前記第2のセ
    クシヨンが配されている特許請求の範囲第1項乃
    至第5項のいずれかに記載の文字入力装置。 7 指先で操作するのに適した大きさのキーを複
    数具える第1のセクシヨンと、前記第1のセクシ
    ヨンのキーよりも小さい多数のキーを配列した第
    2のセクシヨンとを含む文字盤を具備し、前記第
    2のセクシヨンは前記キーを所定数毎に区分した
    複数の区画を含み、前記第1のセクシヨンは前記
    第2のセクシヨンの前記1区画内のキー数に対応
    する数の前記キーから成る所定のキーグループエ
    リアを含み、更に、前記各セクシヨンにおける前
    記キーの操作を検出するキー操作検出手段と、前
    記第1のセクシヨンのキーだけを使用して文字入
    力を行なう第1モード、前記第2のセクシヨンの
    キーだけを使用して文字入力を行なう第2モー
    ド、前記第2のセクシヨンの前記各区画毎のキー
    集合と前記第1のセクシヨンの前記キーグループ
    エリア内の各キーとの組合せにより文字入力を行
    なう第3モード、のうちいずれかのモードを選択
    するモード選択手段と、選択されたモードと前記
    キー操作検出手段の出力とにもとづき入力された
    文字を示すコード信号を発生する文字コード発生
    手段とを具備する文字入力装置。
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