JPH0157538B2 - - Google Patents

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JPH0157538B2
JPH0157538B2 JP55175265A JP17526580A JPH0157538B2 JP H0157538 B2 JPH0157538 B2 JP H0157538B2 JP 55175265 A JP55175265 A JP 55175265A JP 17526580 A JP17526580 A JP 17526580A JP H0157538 B2 JPH0157538 B2 JP H0157538B2
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JP55175265A
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Kazumasa Kumakura
Hiroshi Hishida
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5799840A publication Critical patent/JPS5799840A/ja
Publication of JPH0157538B2 publication Critical patent/JPH0157538B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/1607Details of the supervisory signal
    • H04L1/1692Physical properties of the supervisory signal, e.g. acknowledgement by energy bursts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データ通信方式に係り、特にフアク
シミリ、計算機等のデータ伝送を行う場合に好適
な自動再送による誤字訂正方式に関する。
一般に、データ通信方式においては、伝送途中
でエラーが生じた場合にも、送信側から受信側に
データを確実に転送するため、例えば、送信側で
は端末装置からの入力情報に誤り検出のための
CRCチエツクピツトを付加して符号化し、一定
字数を1ブロツクとして送出し、受信側では受信
信号の誤り検出を該ブロツクごとに行い、誤りを
検出した場合にだけ、その誤りを生じたブロツク
の再送を要求する、いわゆる、ARQ方式が知ら
れている。
しかしながら、このARQ方式においては、受
信側から送信側に再送を要求するための信号を送
らなければならない。
しかして、この再送要求信号のための伝送系を
データの伝送系とは独立にした四線式全二重方式
によつてARQ方式を具体化した場合には、デー
タの伝送を妨げずにバツクワード信号を返送する
ことができ、またバツクワード信号をコード形式
で返送すれば、バツクワード信号の返送のタイミ
ングをフオワード信号と非同期にすることができ
る等の利点があるが、伝送系を四線式としたので
はコストの面で極めて不利になる上、一般公衆回
線などの二線式の回線に適用することがきないた
め利用範囲が著しく限定されてしまうという欠点
がある。
一方、この欠点を除くためには、二線式全二重
方式を採用することが考えられる。しかしなが
ら、この方式も、適用すべきデータ伝送系が低速
のデータ伝送系の場合はとも角、近年広く採用さ
れるようになつてきている。例えば9600bpsモデ
ム位の高速データ伝送系においては、フオワード
チヤンネルの周波数帯域幅が許容占有周波数帯域
幅一杯に近くまで広がつてしまい。上記の再送を
要求するための信号の伝送に必要なバツクワード
チヤンネルが確保できなくなるので適用が不可能
になつてしまうという欠点がある。
そこで、従来は止むを得ず半二重方式を採用し
てARQ方式を実現していた。
例えば、この半二重方式を採用したARQ方式
の1つにハンドシエイキング方式がある。この方
式は、半二重方式により送信側では受信側から送
出されるバツクワード信号に基づいて、次の1ブ
ロツクの新しいデータを送出するかあるいは前回
送出したデータを再送するか決定する一方、受信
側では送信側から送られて来た1ブロツクのデー
タが誤りなく受信出来たか否かを調べ、その結果
に基づいてバツクワード信号を送出する方式であ
る。
この方式によれば、回路構成が割合に簡単でし
かも確実なデータ転送が行われる利点はあるが、
1ブロツク転送毎に肯定応答キヤラクタ信号を半
二重形式で返送しなければならないため、その都
度フオワード信号の中断を余儀無くされ伝送処理
時間が長くなる欠点があつた。
そこで、その伝送処理時間を短縮するために送
信側では、複数ブロツクをまとめて連続的に伝送
する一方、受信側では、その複数ブロツクを一旦
受信し各ブロツク毎の誤り検出を行つた後、誤り
のあつたブロツク番号を返送する方式もある。
この方式によれば、複数ブロツクまとめて伝送
処理が行われるので、前記方式に比べれば、伝送
処理時間は確かに短縮されるが、誤りブロツクが
検出された場合には、そのブロツク番号を半二重
形式で返送しなければならないため、前記方式同
様フオワード信号の中断を余儀なくされやはり伝
送処理時間が長くなる。その上、この方式を採用
した場合には、送受信側にその複数ブロツク分の
データを一時記憶するバツフアメモリを設けなけ
ればならず、回路構成も複雑になる等の欠点があ
つた。
このように従来のARQ方式は、半二重方式で
行つていたために上記のような種々の欠点が生じ
た訳で、これをもし二線式全二重方式で行うこと
ができれば、それらの欠点は一拠に解消できる。
そこで、本発明者は、ARQ方式を二線式全二
重方式によつて具体化し得るようにしたデータ通
信方式を特願昭53−145282号として提案した。
この方式において、受信側では、次々と連続し
て受信されるデータブロツクに誤りが検出されな
い間は、その都度、単一周波数の応答信号を返送
し、一方、送信側では、上記応答信号を受信した
とき次の新しいデータブロツクを送信し、上記応
答信号が受信されなかつたときだけ前回送信した
データブロツクを再送するようにしたもので、バ
ツクワード信号は単に1ブロツク分のデータが誤
りなく受信されたことを示すだけの単一周波数成
分の応答信号となるので、その伝送に必要な帯域
幅は極めて狭くて済み、その為フオワードチヤン
ネルの帯域幅がかなり広がつても充分バツクワー
ドチヤンネルを確保でき、従つて、例えば
9600bpsモデム位の高速データ伝送でも二線式全
二重方式でARQ方式を実現することができ、前
述の如き欠点のないデータ通信方式を得ることが
できる。
ところで、上記した二線式全二重方式のデータ
通信方式においては、ホワードチヤンネルとバツ
クワードチヤンネルとの分離にハイブリツドトラ
ンスとバンドエリミネーシヨンフイルタ(BEF)
を使用しており、これにより上記単一周波数の肯
定応答信号(以下、これをACK信号という)が
データチヤンネル中に入り込まないようにしてい
るが、各データブロツクが受信されエラー検出が
行われて誤りが検出されなかつたときには、その
都度、ACK信号が送出されるため、このACK信
号の断続に伴なつてデータ帯域内にまで広がつた
スプリアス成分が現われてしまう。
このようなスプリアス成分は、当然のことなが
ら上記したハイブリツドトランスやBEFでは充
分に除去することができないから、データチヤン
ネルに入り込み、データのS/Nを低下させて誤
りの発生を増加させてしまう。
そのため、上記した従来のデータ通信方式で
は、ACK信号に対して充分にQの高いフイルタ
を使用し、上記した断続に伴なうスプリアス成分
の発生を抑制したり、受信側からのACK信号の
送出レベルを受信データに影響を与えることのな
いレベルにまで下げなければ充分なS/Nが得ら
れず、従つて、上記したQの高いフイルタの使用
や、ACK信号のレベル調整のためコストアツプ
となつたり、減衰の大きな回線に適用した場合に
は送信側でのACK信号の検出が困難になつて動
作不能になるなどの欠点があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、再送要求のためのバツクワード信号によつて
フオワードチヤンネルのデータに影響を与えるこ
とのない二線式全二重方式のARQ方式によるデ
ータ伝送方式を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、単一周波
数の肯定応答信号を、受信したデータブロツクに
誤りが検出されない限り連続的に受信側から送出
し、誤りが検出されたときだけ短時間、上記肯定
応答信号の送出を停止させるようにした点を特徴
とする。
以下、本発明によるデータ伝送方式をフアクシ
ミリに適用した場合の一実施例を第1図乃至第3
図を参照して説明する。
第1図はフアクシミリの送信側ブロツク構成図
で、1,2,3はバツフアメモリ、4はバツフア
書き込み制御回路、5はバツフア読み出し制御回
路、6は後述するACK信号の検出器、7は送信
データ形成回路である。
そして、バツフアメモリ1〜3は図示していな
いデータ圧縮器から供給される圧縮された画情
報、つまり入力データの1ブロツク分(例えば
2048bit)を一時記憶し、書き込み制御回路4は
各バツフアメモリ1〜3をB0,B1,B2の順
に切り換えつつ順次空のバツフアに入力データを
入力し、バツフアに1ブロツク分のデータが入力
されたとき、その状態を監視してバツフア読み出
し制御回路5に知らせる。
バツフア読み出し制御回路5は、バツフア書き
込み制御回路4からの信号と、ACK信号検出器
6からの信号に基づいて、ACK信号が検出され
ている間は、バツフアメモリ1〜3を順次切り換
えてそこにすでに記憶されている1ブロツクのデ
ータを次々と送信データ形成回路7に出力する。
送信データ形成回路7は、バツフアメモリ1〜
3から出力された1ブロツクのデータに必要なフ
ラグ、ブロツク番号、CRCビツト等を付加して
1ブロツクの送信データを構成する。この送信デ
ータは図示せぬモデムを介して受信側に送出され
る。
送信側を上記のように構成する一方、受信側は
第2図に示すように構成する。
即ち、図において、11は送信側から送られて
くるデータを図示せぬモデムを介して受け入れる
ためのシフトレジスタ、12は、この受信データ
中のフラグコードをとらえ、受信時のスタート信
号の発生する同期回路、13はブロツク番号レジ
スタ、14はゲート回路、15は期待ブロツク番
号レジスタ、16は比較器、17はアンドゲー
ト、18は誤り検出回路、19は肯定応答
(ACK)信号発生回路である。なお、10,2
0,30はそれぞれバツフアメモリ、40はその
書き込み制御回路、50は読み取り制御回路で、
これらは送信側での1〜5と同じである。
シフトレジスタ11から出力されるデータは、
ブロツク番号レジスタ15、誤り検出回路18、
各バツフアメモリ10〜30に加えられる。
ブロツク番号レジスタ13は、受信された1ブ
ロツクのデータから送信側で付加したブロツク番
号を取り出し、比較器16に出力すると共に、ゲ
ート回路14を介して期待ブロツク番号レジスタ
15に次のブロツク番号、即ち次の期待ブロツク
番号の指示をする。
期待ブロツク番号レジスタ15には、受信スタ
ート時、あらかじめ取り決められたブロツク番号
がセツトされ、このセツトされた期待ブロツク番
号と、受信された1ブロツクのブロツク番号とが
一致し、且つそのデータブロツクに誤りが検出さ
れなかつたとき、比較器16と誤り検出回路18
の出力、即ちアンドゲート17の出力により、当
該ブロツクの入力エンドの時点でその次にバツフ
アに取り込むべきデータの期待ブロツク番号がセ
ツトされる。
誤り検出回路18は、受信したデータの1ブロ
ツクごとに誤りの検出を行ない、その都度、誤り
が検出されなかつたときの信号をアンドゲート1
7とNACK信号発生回路19に送り、誤りが検
出されたときの信号をNACK信号発生回路19
に供給する。
ACK信号発生回路19は、誤り検出回路18
と同期回路からの信号によつて制御され、データ
受信動作が行なわれている間は単一周波数成分か
らなる肯定応答信号、つまりACK信号を連続的
にバツクワードチヤンネルを介して送出している
が、データ受信動作開始時から誤り検出回路18
によつて誤りが検出されなかつたときの信号が最
初に供給されるまでの期間と、誤り検出回路18
によつて誤りが検出されたときの信号が供給され
たときのそれぞれの場合にだけACK信号の送出
を停止するように動作する。
バツフア書き込み制御回路40は、アンドゲー
ト17からの出力に基づき、受信データが次の所
定のバツフアメモリに書き込まれるようにバツフ
アメモリの切り換え制御を行うと共に、所定のバ
ツフアメモリに対して所定のデータの書き込みが
完了したことをバツフア読み出し制御回路50に
知らせる。
バツフア読み出し制御回路50は、その指示に
基づいて、順次バツフアメモリを切換え、1ブロ
ツク分のデータを図示せぬデータ再生装置に出力
し、記録を行なう。
次に、その動作を第3図a〜dのタイムチヤー
トを用い、 () 受信側で誤りが検出されず、従つてACK信
号の送出が停止されなかつた場合、 () 受信側で誤りが検出され、送信側に対する
ACK信号の伝送が途切れた場合、 () 受信側では誤りが検出されず、従つてACK
信号は連続して送出されていたが、伝送系の瞬
断故障などにより送信側に対するACK信号の
供給が途切れてしまつた場合、 () 受信側でデータブロツクのスタートフラ
グが検出できなかつた場合、 のそれぞれに分けて説明する。
まず、()の場合、即ち正常な動作状態にあ
るときの動作を第3図aによつて説明する。
図示せぬデータ圧縮装置から出力される圧縮さ
れた画情報の入力データBF0がバツフア書き込
み制御回路4の制御の下にB0バツフア1に書き
込まれ、このB0バツフア1に1ブロツク分のデ
ータBF0の書き込みが終了すると、バツフア制
御回路4はバツフアを切り換え、今度はB1バツ
フア2に、続いて入力されるデータBF1の書き
込みを開始すると共に、B0バツフア1に1ブロ
ツク分のデータBF0が記憶されたことをバツフ
ア読み出し制御回路5に知らせる。
これに基づき、バツフア読み出し制御回路5は
B0バツフア1のデータBF0を、B1バツフア
2にデータBF1の書き込み動作中に読み出し、
送信データ形成回路7でデータブロツク番号
「0」、必要なフラグ、CRCチエツクビツト等を
付加して送信データBL0を形成し、図示せぬモ
デムから受信側に送出する。
受信側では、このデータBL0をモデムを介し
てシフトレジスタ11に取り出し、その受信デー
タBL0のフラグコードを同期回路12が検出し
てその受信データブロツクの処理を開始する。
受信データBL0は受信側バツフア書き込み制
御回路40によりB0バツフア10に書き込まれ
ると同時に、それ以前にB2バツフア30に記憶
されていたデータBF2がバツフア読み出し制御
回路50により図示せぬデータ再生装置に読み出
される。
また、このデータBL0のブロツク番号「0」
はブロツク番号レジスタ13に取り出される。
このブロツク番号「0」は次いで比較器16に
取り出され、期待ブロツク番号レジスタ15から
取り出された期待ブロツク番号と比較される。
このとき期待ブロツク番号レジスタ15には、
先にB2バツフア30にデータBL2が取り出さ
れたので、次のデータBL1をB0バツフア10
に取り出すべく、データBL0に対応する番号
「0」がセツトされている。
従つて、比較器16は一致信号を出力し、アン
ゲート17の一方の入力に供給する。
一方、受信データBL0は誤り検出回路18に
も入力される。このとき、データBL0には誤り
がないので、誤り検出回路18からも信号が出力
され、アンゲート17の他方の入力に供給され
る。従つて、このアンゲート17からのバツフア
書き込み制御回路40と期待ブロツク番号レジス
タ15に信号が与えられ、次の受信データBL1
をB1バツフア2に書き込むために、バツフアを
切り換え制御する一方、期待ブロツク番号レジス
タ15の値を「1」にする。
このとき、送信側では、入力データBF2をB
2バツフア3に書き込むと共にB1バツフア2か
らデータBF1を送信データ形成回路7に読み出
し、ブロツク番号「1」等を付加して形成した送
信データBL1の送出を行つている。
同時にACK信号検出器6は受信側からのACK
信号の監視を行なつているが、このときには受信
側で誤りが検出されていないのであるから、
ACK信号は連続的に入力されている。
そこで、送信側バツフア読み出し制御回路5は
検出器6の信号により次のデータBF2を読み出
すべく準備を行い、データBF1の読み出し終了
後直ちにB2バツフア3からデータBF2の読み
出しを行うと同時に、バツフア書き込み制御回路
4は次の入力データBF0をB0バツフア1へ書
き込む。
このデータBF2はデータBF1の場合と同様、
送信データ形成回路7でブロツク番号「2」等が
付加されて送信データBL2として送出される。
受信側では、受信データBL1に誤りががなけ
ればそのままACK信号を連続的に送出し続け、
受信データBL1をB1バツフア20に書き込む
と同時に、B0バツフア10からその記憶された
データBF0をデータ再生装置に読み出す。
一方、送信側では、ACK信号が途切れない限
り続いて入力データBF0をB0バツフア1に書
き込むと同時に、B2バツフア3に記憶されたデ
ータBF2を読み出し、ブロツク番号等を付加し
て送信データBL2として送出する。
以下同様にして送信側では順次送信データBL
0,BL1……を送出する一方、受信側では受信
データBL2,BL0……を受信し、その間、誤り
が検出されない限りACK信号を連続的に送出し
続ける。
従つて、正常な動作が行なわれている状態では
ACK信号の断続が生じないから、スブリアス成
分を発生してフオワードチヤンネルに入り込み、
データのS/Nを低下させてしまう恐れは生じな
い。
次に、()の場合、即ち、送信側では()
の場合と同様にして送信データBL0に続いてBL
1の送出を行い、受信側では、そのデータBL0
を受信した際、データBL0に誤りが検出された
場合を第3図bを参照して説明する。
受信側で、受信データBL0に誤りが検出され
ると、誤り検出回路18からはアンドゲート17
に対する信号が出力されず、従つて、期待ブロツ
ク番号レジスタ15の期待ブロツク番号「0」は
変えられず、バツフアも切り換えられない。代り
にACK信号発生回路19に信号が与えられ、こ
の回路から連続的に送出されていたACK信号を
所定期間の間だけ停止させる。
このACK信号の途切れは送信側に伝送され、
ACK信号検出器6がこれを検知して、バツフア
読み出し制御回路5に知らせる。
この結果、バツフア読み出し制御回路5は、デ
ータBL1の送出後、再びB0バツフア1に切り
換え、データBL0を再送する。送信側は、この
データBL0を再送中は、ACK信号が途切れても
途切れなくても、データBL0送出後は再びデー
タBL1を送出する。また、データ再送中は入力
データの書き込みが停止される。
このとき、受信側にはデータBL1が入力され
ているが、このデータBL1のブロツク番号「1」
は期待ブロツク番号レジスタ15にセツトされて
いる期待ブロツク番号「0」と一致しないので、
アンゲート17からの出力は無く、従つて、期待
ブロツク番号レジスタ15は「0」、また、バツ
フア書き込み制御回路40はバツフアB0への書
き込みを指示したままの状態を維持する。
続いて、受信側にデータBL0が送られてくる
と、このデータBL0は、再びB0バツフア10
に書き込まれるが、今度は、そのデータBL0の
ブロツク番号「0」と期待ブロツク番号「0」と
が一致し、そのデータBL0にエラーが無ければ
期待ブロツク番号を「1」とし、次に入力される
データBL1をB1バツフア20に格納すべく、
バツフアを切り換える。
このとき受信側から送出されているACK信号
は、送信側が次のデータBL1を送出中の期間に
断続される。
従つて、ACK信号の断続に伴なうスブリアス
成分が発生し、これがフオワードチヤンネルに漏
れ込んでデータBL1のS/Nが低下し、スブリ
アス成分のレベルが高い場合にはデータBL1を
破壊してしまうことも考えられる。しかしなが
ら、第3図bから明らかなように、このときのデ
ータBL1は期待ブロツク番号とは一致せず、ど
うせ棄てられてしまつてその前のデータBL0と
一緒に再送されてくるデータであるから、ACK
信号が断続されたことによる障害は全く生じな
い。
その後、再び送信側にACK信号が連続的に送
出され、データがBL0から再送された後の動作
は、()の場合と全く同様で、送信側はデータ
BL1に続いてデータBL2の送信を行なうと同時
にB0バツフア1に入力データBF0の書き込み
を行い、受信側はデータBL1をB1バツフア2
0に格納すると同時にB0バツフア10からデー
タBF0を取り出す。
また、()の場合、即ち、送信側がデータBL
0を送出する一方、受信側がこのデータBL0を
受信し、このデータBL0の誤り検出を行い、そ
の結果、誤りがなく、従つてACK信号の停止は
行なわなかつたにもかかわらず、伝送系の瞬断故
障などによつて送信側が次のデータBL1を送信
中にACK信号が断続されてしまつた場合につい
て第3図cを参照して説明する。
受信側は、データBL0をB0バツフア10に
格納した後、そのデータBL0には誤りがなかつ
たので、期待ブロツク番号「1」とし、書き込み
側をB1バツフア20に、また、読み出し側をB
0バツフア10に切り換える。この結果、続いて
入力するデータBL1はB1バツフア20に書き
込まれ、また、B0バツフア10からデータBF
0が読み出される。このデータBL1にも誤りが
なければ、期待ブロツク番号を「2」に進め、書
き込み側をB2バツフア30に、また、読ひ出し
側をB1バツフア20に切り換える。
一方、送信側は、データBL0に続いてデータ
BL1を送出中、ACK信号が断続されたので
()の場合と同様に、再びデータBL0からの再
送動作を行う。
従つて受信側には、データBL0及びそれに続
いてデータBL1が再度送られてくるが、これら
のデータブロツク番号「0」、「1」は期待ブロツ
ク番号「2」と一致しないので、期待ブロツク番
号及びバツフアへの書き込み指示は変らずACK
信号の停止も行わない。
従つて、送信側はデータBL1送出中にACK信
号の断続が生じない限りデータBL1を送出後、
データBL2の送出を行う。
このデータBL2が受信側に送られてくると、
そのブロツク番号「2」が期待ブロツク番号
「2」と一致するので、このデータに誤りがなけ
ればB2バツフア30に格納後、期待ブロツク番
号及びバツフアを次に進め、以後、()の場合
と同様に正常な動作を行う。
従つて、伝送系に瞬断故障を生じた場合でもデ
ータの伝送漏れを起こすことなく、常に確実にデ
ータを伝送することができる。
最後に、()の場合、即ちスタートフラグ
が検出できなかつたときの動作を第3図dによつ
て説明する。
受信側は、データBL0を受信した際、そのス
タートフラグが検出できなかつたので、同期回路
12からの信号により直ちにACK信号の送出が
停止される。送信側はACK信号が入力されなく
なるとデータBL2に誤りが検出されたものとし、
データBL2,BL0を繰り返し再送する。
受信側ではACK信号の送出を停止したままで
再送されたデータBL2,BL0を受信し、誤り検
出を行なつた結果、図のように最初のデータBL
2が誤りなく受信できたとすると、このデータ
BL2の受信が完了した時点でACK信号の送信を
開始する。このとき送信側ではデータBL0が送
出されているから、このデータBL0まで誤りが
検出されたものとしてその前のデータBL2から
再送する。
その後、受信側で受信されたデータBL0に誤
りが検出されなければ、このデータBL0は期待
ブロツク番号と一致するので、B0バツフア10
に格納し、期待ブロツク番号を「1」に進める。
そのあとは受信したデータのブロツク番号と期
待ブロツク番号とが一致するまで受信したデータ
を棄て、データBL1が受信されたときから()
で説明した正常な動作に戻る。
従つて、スタートフラグに誤りを生じても誤動
作を生じることは無い。
このように、本発明の実施例によれば、バツク
ワードチヤンネルに送出される信号が単一周波数
からなり、かつ受信したデータに誤りが検出され
たときだけ断続されるACK信号だけであり、し
かも、その断続されるタイミングは誤りが検出さ
れて再送されるデータブロツクに続いて同じく再
送されるデータブロツクが伝送されている期間内
に現定されているから、ACK信号の断続に伴な
うスブリアスがどのように発生しても全く妨害と
なることはなく、従つてACK信号のレベルを充
分に大きくして確実な動作を期待できる。
また、以上の実施例では、ACK信号発生回路
19に同期回路12からの信号と、誤り検出回路
18からアンゲート17に送られる信号が供給さ
れ、既に説明したように、データ受信動作スター
ト時から最初のデータが誤りなく受信されるまで
の期間中はACK信号の送出が開始されないよう
になつており、これにより送信側でバツフアメモ
リ1〜3に書き込まれたデータが誤りなく受信さ
れる前に書き替えられてしまうのを防止するよう
になつており、この結果、常に確実な動作が行わ
れるようにしてある。
以上説明したように、本発明によれば、フオワ
ードチヤンネルに対するバツクワードチヤンネル
に対するバツクワードチヤンネルからの妨害を防
ぐためにQの高いフイルタを使用したり、バツク
ワード信号であるACK信号のレベルを調整しな
くても済むから、従来技術の欠点を除いてコスト
アツプが少なく、しかも減衰の大きい回線にも適
用が可能な二線式全二重方式のARQ方式による
ータ伝送方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明によるデータ伝送方式の一
実施例を示したもので、第1図は送信側ブロツク
構成図、第2図は受信側ブロツク構成図、第3図
a〜dは動作説明用のタイムチヤートである。 1〜3,10〜30……バツフアメモリ、4,
40……バツフア書き込み制御回路、5,50…
…バツフア読み出し制御回路、6……ACK信号
検出器、7……送信データ形成回路、11……シ
フトレジスタ、12……同期回路、13……ブロ
ツク番号レジスタ、14……ゲート回路、15…
…期待ブロツク番号レジスタ、16……比較器、
17……アンドゲート、18……誤り検出回路、
19……ACK信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝送すべきデータを、順次、ブロツク単位に
    区分し、伝送されたデータのブロツク単位での誤
    り検出によりブロツク毎に再送要求を行なうよう
    にした二線式全二重方式の伝送方式による自動再
    送要求方式のデータ伝送方式において、上記ブロ
    ツク単位に区分したデータを順次連続して送信す
    ると共に、上記再送要求が現われたときには、伝
    送済みのデータブロツクの所定のブロツク数前の
    データブロツクから順次連続して送信する送信装
    置と、単一周波数の肯定応答信号を、データ受信
    中、連続的に送出すると共に、受信したデータブ
    ロツクに誤りが検出されたときだけ、この肯定応
    答信号の送出を所定時間にわたつて停止させる受
    信装置とを設け、上記肯定応答信号の所定時間に
    わたる送出停止により上記再送要求がおこなわれ
    るように構成したことを特徴とする自動再送要求
    方式のデータ伝送方式。 2 特許請求の範囲第1項において、上記受信装
    置は、順次連続的に受信した上記データブロツク
    を各ブロツク単位で誤りの検出と該ブロツクに付
    加されているブロツク番号の検出とを行ない、各
    データブロツクに誤りが検出されず、且つ該デー
    タブロツクの番号と受信側に記憶されている期待
    データブロツク番号とが一致したときだけ該デー
    タブロツクをバツフアメモリに格納すると共に上
    記期待ブロツク番号の更新を行ない、上記データ
    ブロツクに誤りが検出されたときには上記単一周
    波数の肯定応答信号の送出を所定時間停止させる
    ように構成され、且つ、上記送信装置は、上記肯
    定応答信号が入力されている間は順次新たなデー
    タブロツクをバツフアメモリから読み取りブロツ
    ク番号を付加して送出し、上記肯定応答信号の入
    力が途切れたときにはそのとき送出中のデータブ
    ロツクの前のデータブロツクからの再送を行なう
    ように構成されていることを特徴とする自動再送
    要求方式のデータ伝送方式。 3 特許請求の範囲第2項において、上記受信装
    置は、伝送されたデータブロツクの受信動作開始
    時から誤りが検出されなかつたデータブロツクが
    最初に受信完了されるまでの期間は上記肯定応答
    信号の送出を開始しないように構成されているこ
    とを特徴とする自動再送要求方式のデータ伝送方
    式。 4 特許請求の範囲第2項において、上記受信装
    置は、受信したデータブロツクのスタートフラグ
    が検出できなかつたときには直ちに上記肯定応答
    信号の送出を停止し、その後の誤りが検出されな
    かつたデータブロツクの受信完了時点で再び上記
    肯定応答信号の送信を開始するように構成されて
    いることを特徴とする自動再送要求方式のデータ
    伝送方式。 5 特許請求の範囲第2項において、上記受信装
    置による上記肯定応答信号の送出停止期間が、上
    記誤りが検出されたデータブロツクの直ぐ後に続
    くデータブロツクの伝送期間内に含まれるように
    構成されていることを特徴とする自動再送要求方
    式のデータ伝送方式。
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