JPH0155767B2 - - Google Patents

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JPH0155767B2
JPH0155767B2 JP58178788A JP17878883A JPH0155767B2 JP H0155767 B2 JPH0155767 B2 JP H0155767B2 JP 58178788 A JP58178788 A JP 58178788A JP 17878883 A JP17878883 A JP 17878883A JP H0155767 B2 JPH0155767 B2 JP H0155767B2
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JP
Japan
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voltage
power supply
circuit
transistor
resistor
Prior art date
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JP58178788A
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English (en)
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JPS6070805A (ja
Inventor
Yoshinori Ookuma
Kazuo Yamane
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6070805A publication Critical patent/JPS6070805A/ja
Publication of JPH0155767B2 publication Critical patent/JPH0155767B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は所定ベース電圧によつてエミツタ電流
を定め、その電流値によつて負荷回路を制御する
トランジスタ回路の電源電圧が変動してもエミツ
タ電流を一定に保つようにした電源の変動による
出力変動の防止回路に関するものである。
(2) 従来技術と問題点 従来、第1図に示すようなコレクタ側を負荷回
路2を介して接地し、エミツタ側に抵抗(R1)
3を介して電源電圧−Vを供給するトランジスタ
1において、ベース電圧Eによつてエミツタ電流
を定め、その電流値によつて負荷回路2を制御
し、コレクタから出力を取出すトランジスタ回路
が多用される。
この場合の問題点は、電源電圧−Vが電源変動
により−V+△vだけ変動した時、Eは固定する
と、トランジスタ1のエミツタに流れる電流は無
変動時よりも−△v/R1〔A〕増えることになり、 負荷回路2の出力が変動する。
これに対し、第2図に示すように、ベースから
抵抗(r1)4を介して電源電圧−Vと接地間の分
圧抵抗(r2)5と(r3)6の分圧点に接続し、こ
の点がベース電圧Eとなるように設定する。この
場合の変動は△v×r2/r3+r2となり、軽減はでき るが不充分である。また第3図に示すように、エ
ミツタ回路に抵抗(R1)3と直列に抵抗(R4)
7を接続し、その接続点に定電圧ダイオード8を
接続し、所定電位を保持する。しかし、とくにト
ランジスタに流れる電流が大きい場合には消費電
力の増大を招き好ましくない。
(3) 発明の目的 本発明の目的はトランジスタ回路の電源電圧が
変動してもエミツタ電流を高精度に一定に保つよ
うにした電源による出力変動の防止回路を提供す
ることである。
(4) 発明の構成 前記目的を達成するため、本発明の電源による
出力変動の防止回路はトランジスタのコレクタ側
に負荷回路を設け、エミツタ側にバイアス抵抗を
介して電源電圧を印加し、ベースに所定ベース電
圧を与えてコレクタより一定出力を取出すトラン
ジスタ回路において、 該トランジスタのベースに、出力より帰還抵抗
を介し一方の入力に帰還させた演算増幅器を接続
し、該演算増幅器の一方の入力に入力抵抗を介し
て前記所定ベース電圧を与え、他方の入力に前記
電源電圧を分圧抵抗により分圧した点の電圧を与
え、 前記帰還抵抗と入力抵抗の比を、電源電圧の前
記分圧抵抗の比に等しくすることにより、電源電
圧の変動に拘らず前記トランジスタ回路のエミツ
タ電流を一定に保つようにしたことを特徴とする
ものである。
(5) 発明の実施例 本発明の原理は、第2図の電源電圧−Vと接地
間の分圧抵抗の分圧点に接続する方式を改善し、
演算増幅器を用いて電源電圧の変動分△vだけE
を変化させ、エミツタ電流を一定に保つことを考
えたものである。
第4図は本発明の実施例の構成説明図である。
同図において、トランジスタ1のベースに対し、
負帰還抵抗(R2)11を設けた演算増幅器10
の出力を与え、その負端子入力として抵抗(R3)
12を介し固定電圧Eを、正端子入力として抵抗
(R4)13を介して、電源電圧−Vと接地間に設
けた分圧抵抗(R5)14と(R6)15の分圧点
の電圧V0を加えるようにする。
この回路において、演算増幅器10の正端子入
力としては電源変動時、無変動時よりも
R5/R5+R6・△v〔V〕だけ増加した電圧が入力さ れることになる。演算増幅器の出力、すなわちト
ランジスタ1のベースに加える電圧をEbとすれ
ば、演算増幅器の使用時特性から、 Eb=R2/R3(V0−E)+V0 (1) いま、電源変動時、V0がV0+△Vとなつた時、
EbがEb+△Ebとなつたものとすれば、 Eb+△Eb=R2/R3(V0+△V0−E)+V0+△V0 (2) 従つて △Eb=△V0(1+R2/R3) (3) 前述により △V0=R5/R5+R6△v (4) 式(3)と(4)から △Eb=(R5/R5+R6△v)(1+R2/R3) (5) 式(5)においてR5/R5+R6=R3/R2+R3とおけば △Eb=△v (6) となり、トランジスタ1のベースの変動△Eb
電源電圧−Vの変動△vと等しくすることができ
る。よつてこの回路によれば、−Vの変動による
エミツタ電流の変化、すなわち負荷回路2の出力
の変化は生じない。
第5図は、従来例の第1図、第2図、本発明の
第4図に対応して各抵抗等を設定した実験用回路
1,2,3を示す。すなわち、これらの回路につ
き、電源電圧を−10Vを中心として±1V変化し
た場合のトランジスタ1のコレクタ電圧およびベ
ース・エミツタ(B・E)電圧の値をプロツトし
た特性図を第6図と第7図に示したものである。
第6図は電源電圧−コレクタ電圧特性、第7図
は電源電圧−B・E電圧特性を示し、各回路毎に
これら両特性から次の結果が得られる。
(i) 回路1(●印)では、電源変動に対して、第
7図のB・E電圧は一定で変化したいため、第
6図に示すようなコレクタ電圧の変化を生じ、
従つて負荷電流に変化を生じる。
すなわち−9V側に動くと電源とエミツタと
の差が小さくなるため、エミツタ電源が減りコ
レクタ電圧が上る。
逆に、−11V側に動くと電源とエミツタとの
差が大きくなるため、エミツタ電流が増えコレ
クタ電圧が下る。
(ii) 回路2(△印)では、電源変動に対して、分
圧抵抗回路の付加により、第7図のB・E電圧
が変化するが、第6図に示す特性では、コレク
タ電圧の変化の補償が不十分のため、電源変動
によるエミツタ電流の変化が若干残る。
(iii) 以上の従来回路に対し、本発明の回路3(〇
印)では、分圧抵抗回路を演算増幅器を付加し
た上、前掲の式(1)〜(6)に示したように設定し、
第7図のB・E電圧のように変化させることに
より、第6図に示すように、コレクタ電圧はほ
ぼ一定となり変動しない。従つて電源電圧の変
動に拘らず負荷電流が変化しないものとなる。
(6) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、トラン
ジスタのベースに演算増幅器を接続し、この一方
の入力に固定のベース電圧Eを、他方の入力に電
源電圧と接地間の分圧抵抗の分圧点の電圧を与え
ることにより、定数を適当に設定すればベース変
動を電源電圧変動に等しくすることができ、エミ
ツタ電流を高精度に一定に保持し、従つて負荷回
路の出力を常に一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ従来例の構成説明
図、第4図は本発明の実施例の構成説明図、第5
図1〜3は実験用回路、第6図、第7図は実験結
果の特性図であり、図中、1はトランジスタ、2
は負荷回路、10は演算増幅器、3,11,1
2,13,14,15は抵抗を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランジスタのコレクタ側に負荷回路を設
    け、エミツタ側にバイアス抵抗を介して電源電圧
    を印加し、ベースに所定ベース電圧を与えてコレ
    クタより一定出力を取出すトランジスタ回路にお
    いて、 該トランジスタのベースに、出力より帰還抵抗
    を介し一方の入力に帰還させた演算増幅器を接続
    し、該演算増幅器の一方の入力に入力抵抗を介し
    て前記所定ベース電圧を与え、他方の入力に前記
    電源電圧を分圧抵抗により分圧した点の電圧を与
    え、 前記帰還抵抗と入力抵抗の比を、電源電圧の前
    記分圧抵抗の比に等しくすることにより、電源電
    圧の変動に拘らず前記トランジスタ回路のエミツ
    タ電流を一定に保つようにしたことを特徴とする
    トランジスタ回路の電源による出力変動の防止回
    路。
JP58178788A 1983-09-27 1983-09-27 トランジスタ回路の電源による出力変動の防止回路 Granted JPS6070805A (ja)

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JP58178788A JPS6070805A (ja) 1983-09-27 1983-09-27 トランジスタ回路の電源による出力変動の防止回路

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JPS6070805A JPS6070805A (ja) 1985-04-22
JPH0155767B2 true JPH0155767B2 (ja) 1989-11-27

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JP58178788A Granted JPS6070805A (ja) 1983-09-27 1983-09-27 トランジスタ回路の電源による出力変動の防止回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4532041A (en) * 1983-05-13 1985-07-30 Exxon Research And Engineering Co. Asymmetric polyimide reverse osmosis membrane, method for preparation of same and use thereof for organic liquid separations

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JPS6070805A (ja) 1985-04-22

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